JP2000261917A - 電力用機器 - Google Patents

電力用機器

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JP2000261917A
JP2000261917A JP6634699A JP6634699A JP2000261917A JP 2000261917 A JP2000261917 A JP 2000261917A JP 6634699 A JP6634699 A JP 6634699A JP 6634699 A JP6634699 A JP 6634699A JP 2000261917 A JP2000261917 A JP 2000261917A
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transformer
switchgear
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cable
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JP6634699A
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Yasushi Kijima
靖 木嶋
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開閉装置または変圧器の異常が発生した場合で
も、早急に電力が供給可能な開閉装置と変圧器の配置及
び機器構成の電力用機器を提供すること。 【解決手段】3台の分割変圧器から構成される三相変圧
器と、この三相変圧器の3次回路に遮断器、断路器・接
地開閉器及び電力用ケーブル接続容器からなる電力用開
閉装置とが接続される系統が、少なくとも2系統有する
電力用機器において、電力用開閉装置と変圧器を接続す
る母線に接続部を設け、変圧器または電力用開閉装置に
て異常が発生し、少なくとも2系統が同時に運転不能と
なった場合に、接続部に電力用ケーブル接続容器または
電力用ケーブルのいずれかを接続することで少なくとも
1系統は運転可能とするように構成しているので、早急
に電力供給が可能となるため電力供給支障を最小限で防
ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用開閉装置と
変圧器からなる電力用機器に係り、特に、少なくとも2
系統が同時に運転不能となった場合の復旧が容易な電力
用機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の伸び及び電力供給の安
定化のために、電力会社及び一般需要家では、発電所や
変電所等の電気所が増加し続けており、都市近郊及びビ
ルの屋上あるいは地下への据付も増えつつある。また、
大容量化に伴い、電圧・電流も1クラス上の電力用機器
が必要となりつつあるが、用地確保の困難さから限られ
たスペース内で電力用機器を収納こと及び建設費の増加
を抑制することから電力用機器の縮小化が要求されてい
る。
【0003】また、発電所や変電所等の電気所において
は、設備及び運転管理を行うための電力供給も必要であ
る。そのため発電所や変電所等の電気所内には高電圧系
統から変圧器を介して低電圧系統へ電力を変換し、この
電力を所内機器へ供給し、また運転管理に用いている。
【0004】しかし、このような所内機器への電力供給
においても、用地及び建設費並びに機器の縮小化が要求
されている。さらに、変圧器や開閉装置等の電力用機器
の信頼性や機器故障時の対応についての検討も要求され
ている。
【0005】従来の電力用開閉装置と変圧器からなる電
力用機器を備えた電力系統の代表的な例を図17乃至図
21を参照して説明する。図17の側面図及び図18の
平面図に示すように、三相変圧器26は、3台の分割変
圧器26AB、26BC及び26CAから構成されてい
る。開閉装置1は、母線8から着脱母線9を経てさらに
母線23、24及び25と変圧器接続部27A,27
B、28B,28C及び29C,29Aを介して三相変
圧器26を構成する分割変圧器26AB、26BC及び
26CAにそれぞれ二相ずつ接続されている。18は所
内用電源のための開閉装置である。
【0006】図19は図17の開閉装置1の側面図であ
り、遮断器2はその上部口出し部より母線3、一体タン
クに収納された断路器・接地開閉器4を経て、母線5よ
り分岐されて計器用変圧器6及び避雷器7に接続され、
さらに母線8を介して着脱母線9に接続されている。ま
た、遮断器2の下部口出し部より計器用変流器46を経
て,さらに母線10及び母線11を介して隣接回線に接
続されている。
【0007】図20は図18の開閉装置18の側面図で
あり、図示しない母線11より母線12、母線13を介
してT形母線14より発電所または変電所の所内用電源
として、一体タンクに収納された断路器・接地開閉器1
5からケーブルヘッド16を経て電力ケーブル22に接
続されている。また、T形母線14上部より母線17を
介して系統電圧安定化対応用としての調相設備回線へ一
体タンクに収納された断路器・接地開閉器15と2連の
ケーブルヘッド19-1,19-2を介し電力ケーブル22
に接続されている。このケーブルヘッド19-1の内部電
路20は破線で示されている。また、ケーブルヘッド1
9-2端部にはカバー21が設けられている。なお、開閉
装置1及び開閉装置18は三相機器であり、一つのベー
ス上に配置されている。
【0008】電力系統の高電圧、大電流化に伴い変圧器
26は,三相共分割された構成をなしている。すなわ
ち、変圧器26は図21に示す如く1次側星形結線−2
次側星形結線−3次側三角結線をなしている。また、変
圧器26の相順は、図17及び図18に示す如く開閉装
置側より変圧器26CA,変圧器26BC,変圧器26
ABの如く配置されている。
【0009】なお、以上の説明では電力用開閉装置と変
圧器は、1系統分しか示していないが、通常は同一構成
の機器が少なくとも1系統以上(トータル2系統以上)
設置されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電力用開閉
装置と変圧器の両方かまたはいずれか一方の機器が、落
雷または系統特殊現象等により稀に異常が発生し、電力
供給に支障を来たす運転停止となる場合がある。
【0011】したがって、電力系統の供給安定化のため
に、現在では少なくとも同一回線2系統運転を行ってい
るのが一般的となりつつあるが、仮に1系統が運転停止
となった場合(変圧器1台または開閉装置1台が機器異
常)は、残り1系統で問題なく電力供給が可能である。
しかし、同一回線2系統またはそれ以上で同時に機器異
常の発生、運転停止、電力供給不能となった場合、各系
統にて復旧作業を行い、運転再開して電力供給するのが
一般的であるが、長期間にわたり電力供給の支障が発生
する恐れがある。
【0012】特に、現在の変圧器では、1次側高電圧は
500kV級が一般的であり、異常が高電圧の1次側に
おいて発生した場合、多大な混乱を招く恐れがあるた
め、早急な復旧による早急な電力供給が可能な電力用機
器の開発が求められている。
【0013】本発明(請求項1乃至請求項4対応)は、
上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、落雷ま
たは系統特殊現象等により電力用開閉装置または変圧器
の異常が発生し、電力供給が不能となった場合、早急に
復旧させるための電力用開閉装置と変圧器の配置及び機
器構成の電力用機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、3台の分割変圧器から構成さ
れる三相変圧器と、この三相変圧器の3次回路に遮断
器、断路器・接地開閉器及び電力用ケーブル接続容器か
らなる電力用開閉装置とが接続される系統が、少なくと
も2系統有する電力用機器において、前記電力用開閉装
置と前記変圧器を接続する母線に接続部を設け、前記変
圧器または前記電力用開閉装置にて異常が発生し、少な
くとも2系統が同時に運転不能となった場合に、前記接
続部に電力用ケーブル接続容器または電力用ケーブルの
いずれかを接続することで少なくとも1系統は運転可能
とするように構成したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2は、請求項1の電力用機
器において、少なくとも2系統の電力用開閉装置の電力
用ケーブル接続容器の端部に接続部を設け、この接続部
に電力用ケーブル接続容器またはブッシングのいずれか
を接続することで少なくとも1系統は運転可能とするよ
うに構成したことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3は、請求項1の電力用機
器において、少なくとも2系統の変圧器が互いに向い合
った配置をし、電力用開閉装置と変圧器を接続する母線
の長手方向側端部に電力用ケーブル接続部を設け、この
接続部に電力用ケーブルを接続することで少なくとも1
系統は運転可能とするように構成したことを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項4は、請求項1の電力用機
器において、少なくとも2系統の電力用開閉装置が互い
に向い合った配置をし、電力用ケーブル接続容器の端部
も向い合った配置とするように構成したことを特徴とす
る。請求項1乃至請求項4によると、開閉装置と変圧器
の配置と機器構成により運転可能な機器を使用し、早急
に復旧,運転し電力供給を行うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。なお、既に説明した図17乃至図2
1と同一構成部分には同一符号を付して説明する。図1
は本発明の各実施例の電力用機器が適用される単相結線
図である。
【0019】図において、三相変圧器26は3台の分割
変圧器26AB、26BC及び26CAから構成されて
おり、その3次回路はそれぞれ変圧器接続端子29A,
29B,29Cから母線23,24,25を経て所内回
路及び調相設備回路に電力を供給するように構成されて
いる。なお、PTは計器用変圧器、LAは避雷器、ES
は接地開閉器、DSは断路器、GCBは遮断機、CTは
変流器である。
【0020】図2は本発明の第1実施例(請求項1対
応)である電力用機器の側面図である。図において、本
実施例の電力用機器の着脱母線9の先(図の右側)は、
この着脱母線9より水平配置から垂直配置にT形母線3
5と37及び母線36に接続し、寸法調整用母線34を
介してさらに母線30,母線31及び母線32を経て従
来と同様に変圧器26へ接続されている。T形母線35
と37及び母線36は、図2のW−W方向からみた図3
で示すように、緊急時に他の系統と電力ケーブルを用い
ることで接続できる接続端子33A,33B,33Cが
備え付けられている。普段は保護用のカバー(図示しな
い)が取付けられている。また、接続端子33A,33
B,33Cの詳細構造は示していないが、通常は差込み
式構造が採用されている。同一発電所及び変電所におい
て同一回線2系統及び類似回線系統においても接続端子
33A,33B,33Cと同等な接続端子を備えてい
る。
【0021】次に、本実施例において、落雷または系統
特殊現象等による開閉装置または変圧器への異常が発生
し、電力供給不能となった場合の緊急復旧方法について
説明する。
【0022】変圧器の結線は図21で説明したと同一な
結線であるが、仮に1系統側変圧器CAと2系統側変圧
器BCにて異常が発生したと想定した場合は、図4に示
すような結線となる。
【0023】このとき機器の処理は、図5の如く接続端
子33A,33Cに電力ケーブル38にて1系統側と2
系統側を接続する。また図6の如く変圧器接続端子29
C,29Aと母線を切離し、エンドカバー40を取付け
る処理を行い、復旧し運転を再開する。
【0024】このように本実施例によれば、電力用開閉
装置と変圧器接続母線間の一部に電力ケーブル接続用接
続端子を設けることで、落雷または系統特殊現象等によ
る開閉装置または変圧器への異常が発生し、同一回線2
系統またはそれ以上で運転停止,電力供給不能となった
場合に電力ケーブルで接続することで早急に復旧作業が
行えることで運転再開が可能となり、電力を供給するこ
とができるので、供給支障を最小限に防ぐことが可能と
なる。
【0025】図7は本発明の第2実施例(請求項2対
応)の電力用機器の構成図である。図において、開閉装
置41はケーブルヘッド19にさらにケーブルヘッド4
4を取付け、その端部には他の機器が取付けられる接続
部として絶縁スペーサ43が取付けられ、エンドカバー
45が備えられている。このケーブルヘッド19の内部
電路は、破線で示されている電路42で絶縁スペーサ4
3にも接続されている。
【0026】本実施例において、図9に示すように第1
実施例と同様の異常が発生し、電力供給が不能となった
場合の緊急復旧方法を図8を参照して説明する。図に示
すように、開閉装置41の絶縁スペーサ43にはブッシ
ング47を接続し、このブッシング47にて1系統と2
系統の開閉装置間を接続する。相手ブッシングとの接続
ルートは機器配置により異なるので、図示しない開閉装
置と変圧器の接続部切り離し処理は図6と同様に行う。
【0027】このように本実施例によれば、開閉装置の
ケーブルヘッドの端部にブッシングが接続できる接続部
を備えることで、落雷または系統特殊現象等による開閉
装置または変圧器への異常が発生し、同一回線2系統ま
たはそれ以上で運転停止,電力供給不可能となった場合
にブッシングを接続し、両系統間を結線することにより
早急に復旧作業が行えるので、運転再開により電力を早
急に供給することが可能となり、供給支障を最小限で防
ぐことができる。
【0028】図10は本発明の第3実施例(請求項2対
応)の構成図である。図に示すように、本実施例の電力
用開閉装置が図7の第2実施例と異なる構成は、ケーブ
ルヘッド44の端部接続部の絶縁スペーサ43にケーブ
ルヘッド48を接続した点のみであり、その他の構成は
同一であるので、同一部分には同一符号を付して重複説
明は省略する。
【0029】本実施例において、異常が発生し電力供給
不能となった場合の緊急復旧方法について説明する。図
において、開閉装置41の絶縁スペーサ43に接続され
るケーブルヘッド48に電力ケーブル22を接続するこ
とで、1系統と2系統の開閉装置間を接続できる。接続
ルートは機器配置により異なるので、開閉装置と変圧器
の接続部切り離し処理は図6と同様に行う。
【0030】このように本実施例によると、開閉装置の
ケーブルヘッド端部にケーブルヘッドが増設できる接続
部を備えることで、落雷または系統特殊現象等による開
閉装置または変圧器に異常が発生し、同一回線2系統ま
たはそれ以上で運転停止,電力供給不能となった場合に
ケーブルヘッドを接続し、両系統間を結線することによ
り早急に復旧作業が行えるので、運転再開が容易とな
り,電力供給支障を最小限に防ぐことができる機器を提
供できる。
【0031】図11は本発明の第4実施例(請求項1対
応)の構成図であり、図17のY−Y方向からみた1系
統側の図である。本実施例が図17の電力用機器と異な
る構成は、変圧器接続部にケーブルヘッド50が設ける
ことができ、また母線23,25の分岐部分に絶縁スペ
ーサ51を設けている点のみであり、その他の構成は同
一であるので、同一部分には同一符号を付して重複説明
は省略する。
【0032】本実施例の電力用機器において、第1実施
例の場合と同様の異常が発生し、電力供給不能となった
場合の緊急復旧方法について説明する。図に示すよう
に、分割変圧器26CAの変圧器接続部にケーブルヘッ
ド50が設けられ、電力ケーブル54にて2系統側が接
続されている。また、接続されていた母線は取り外され
エンドカバー49が取付けられる。
【0033】このように本実施例によると、両系統間を
結線することにより早急に復旧作業が行えるので、運転
再開が容易となり,電力供給支障を最小限に防ぐことが
できる機器を提供できる。
【0034】図12は本発明の第4実施例の変形例(請
求項1対応)の構成図であり、図17のY−Y方向から
みた2系統側の図である。本変形例では、分割変圧器2
6CAの変圧器接続部は取り外され、母線23,25の
分岐母線にケーブルヘッド53が設けられ、電力ケーブ
ル54にて1系統側と接続される。母線23,25の分
岐部分には絶縁スペーサ51が備えられており、変圧器
接続部はカバー等で保護される。また、復旧時の結線は
図4と同一な接続を行うことで復旧作業が行うことがで
きる。
【0035】このように、本発明によれば、開閉装置の
変圧器接続母線に繋がる部分にケーブルヘッドが増設で
きる絶縁スペーサの接続部を備えることで、落雷または
系統特殊現象等による開閉装置または変圧器に異常が発
生し、同一回線2系統またはそれ以上で運転停止,電力
供給不可能となった場合に電力ケーブルを接続し、両系
統間を結線することにより早急に復旧作業が行えるの
で、運転再開により電力を供給することが可能となり、
電力供給支障を最小限で防ぐことができる機器構成を提
供できる。
【0036】図13は本発明の第5実施例(請求項3対
応)の構成図であり、既に説明した図17と異なる構成
は、変圧器を向い合う配置構成とした点のみであり、そ
の他の構成は同一であるので、同一部分には同一符号を
付して重複説明は省略する。
【0037】図に示すように、本実施例では変圧器60
を同一回線2系統で仮に1系統と2系統は互いに向かい
合った配置をしている。また開閉装置1は母線55,5
6,57の先に存在し、この母線55,56,57の各
最遠相端部には、電力ケーブルが接続できる接続端子5
8A,58B,58Cが設けられている。
【0038】本実施例において、第1実施例と同様の異
常が発生し、電力供給が不能となった場合の緊急復旧方
法を図14を参照して説明する。図に示すように、異常
が発生し、電力供給不能となった場合には、1系統と2
系統の互いの接続端子58A,58Cを電力用ケーブル
59にて両系統間を接続できるようにしたものである。
【0039】このように、本実施例によれば、開閉装置
と変圧器の接続母線の最遠相端部に電力ケーブル接続端
子が互いに向い合っているため、両系統間の接続は電力
用ケーブルにより位置及び高さが同一で最短距離で結線
することが可能となり、早急に復旧作業が行えるので、
運転再開による電力の供給が可能となり、電力供給支障
を最小限で防ぐことができる機器を提供できる。
【0040】図15は本発明の第6実施例(請求項4対
応)の構成図である。図に示すように、本実施例では2
系統の開閉装置41が互いに向い合って並んだ配置構成
をしており、さらに、ケーブルヘッド44、絶縁スペー
サ43、カバー45は同一回線2系統以上が互いに向い
合った配置をしている。図示しない変圧器も同様に互い
に向い合った配置をしている。
【0041】本実施例において、第1実施例と同様の異
常が発生し、電力供給が不能となった場合の緊急復旧方
法を図14を参照して説明する。図に示すように、異常
が発生し、電力供給不能となった場合には、ブッシング
47同士を架線61で接続することで、早急に復旧作業
が行えるので、運転再開が容易となり,電力供給支障を
最小限に防ぐことができる機器を提供できる。
【0042】している。その作用は第2実施例と同じで
ある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項4対応)によれば、開閉装置のケーブルヘッ
ドに端部は互いに向い合っているため、前記両系統での
接続は、同一位置及び高さ及び最短距離での結線をする
ことが可能であるので、早急に復旧作業が行えことで運
転再開が容易となり、電力を供給することが可能となる
ため電力供給支障を最小限で防ぐことができる電力用機
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電力用機器の単線結線
図。
【図2】図1の電力用機器の側面図。
【図3】図1のW−W方向からみた図。
【図4】図1の電力用機器異常時の変圧器結線図。
【図5】図1の電力ケーブルの接続図。
【図6】図1の変圧器接続部の処理図。
【図7】本発明の第2実施例の電力用機器の側面図。
【図8】図7の開閉装置にブッシングを取付けた側面
図。
【図9】図7の電力用機器の異常時の結線図。
【図10】本発明の第3実施例の側面図。
【図11】本発明の第4実施例の変圧器接続部に電力ケ
ーブルを取付けた図。
【図12】図11の母線の接続部に電力ケーブルを取付
けた図。
【図13】本発明の第5実施例の側面図。
【図14】図13の開閉装置にブッシングを取付けた
図。
【図15】本発明の第6実施例の側面図。
【図16】図15の開閉装置に電力ケーブルを接続した
図。
【図17】従来の電力用機器の側面図。
【図18】図17の電力用機器の平面図。
【図19】図17の開閉装置の側面図。
【図20】図17の他の開閉装置の側面図。
【図21】図17の変圧器の結線図。
【符号の説明】
1…開閉装置、2…遮断器、3,5,8,10,11,
12,13,17…母線、4,15…断路器・接地開閉
器、6…計器用変圧器、7…避雷器、9…着脱装置、、
14,35,37…T形母線、16,19,19-1,1
9-2…ケーブルヘッド、18…開閉装置、20…電路、
21…エンドカバー、22…電力ケーブル接続部、2
3,24,25…母線、26…変圧器、26AB.26
BC,26CA…分割変圧器、27A,27B,28
A,28B,29A,29B…変圧器接続部、30,3
1,32,36…母線、33A,33B,33C…接続
端子、34…寸法調整母線、38,54,59…電力ケ
ーブル、40…カバー、41…開閉装置、42…電路、
43…絶縁スペーサ、44,48.50,53…ケーブ
ルヘッド、45,49…エンドカバー、46…計器用変
流器、47…ブッシング、51…絶縁スペーサ、55,
56,57…母線、58A,58B,58C…接続端
子、60…変圧器、61…架線。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月16日(1999.3.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】本実施例において、第1実施例と同様の異
常が発生し、電力供給が不能となった場合の緊急復旧方
法を図14を参照して説明する。図に示すように、異常
が発生し、電力供給不能となった場合には、ブッシング
47同士を架線61で接続することで、早急に復旧作業
が行えるので、運転再開が容易となり,電力供給支障を
最小限に防ぐことができる機器を提供できる。その作用
は第2実施例と同じである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3台の分割変圧器から構成される三相変
    圧器と、この三相変圧器の3次回路に遮断器、断路器・
    接地開閉器及び電力用ケーブル接続容器からなる電力用
    開閉装置とが接続される系統が、少なくとも2系統有す
    る電力用機器において、前記電力用開閉装置と前記変圧
    器を接続する母線に接続部を設け、前記変圧器または前
    記電力用開閉装置にて異常が発生し、少なくとも2系統
    が同時に運転不能となった場合に、前記接続部に電力用
    ケーブル接続容器または電力用ケーブルのいずれかを接
    続することで少なくとも1系統は運転可能とするように
    構成したことを特徴とする電力用機器。
  2. 【請求項2】 少なくとも2系統の電力用開閉装置の電
    力用ケーブル接続容器の端部に接続部を設け、この接続
    部に電力用ケーブル接続容器またはブッシングのいずれ
    かを接続することで少なくとも1系統は運転可能とする
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の電力用
    機器。
  3. 【請求項3】少なくとも2系統の変圧器が互いに向い合
    った配置をし、電力用開閉装置と変圧器を接続する母線
    の長手方向側端部に電力用ケーブル接続部を設け、この
    接続部に電力用ケーブルを接続することで少なくとも1
    系統は運転可能とするように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の電力用機器。
  4. 【請求項4】 少なくとも2系統の電力用開閉装置が互
    いに向い合った配置をし、電力用ケーブル接続容器の端
    部も向い合った配置とするように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の電力用機器。
JP6634699A 1999-03-12 1999-03-12 電力用機器 Pending JP2000261917A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401611C (zh) * 2006-05-23 2008-07-09 仲建忠 一种四路电源均衡切换的变电站接线方法
JP2008271737A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The スイッチギヤ
CN103560401A (zh) * 2013-11-11 2014-02-05 国家电网公司 一种绝缘管母线换相方法

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