JP2000261131A - 分割フットパターン - Google Patents

分割フットパターン

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JP2000261131A
JP2000261131A JP11059721A JP5972199A JP2000261131A JP 2000261131 A JP2000261131 A JP 2000261131A JP 11059721 A JP11059721 A JP 11059721A JP 5972199 A JP5972199 A JP 5972199A JP 2000261131 A JP2000261131 A JP 2000261131A
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JP
Japan
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solder
foot pattern
lead
electronic component
soldered
Prior art date
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Pending
Application number
JP11059721A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumichi Nishino
輝道 西野
Koji Kurosawa
広次 黒沢
Koji Kaminaga
恒治 神長
Takeshi Naeshiro
毅 苗代
Junichi Asano
順一 浅野
Koichi Morita
浩市 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フットパターンの全部と部品リードの全部が剛
性の強い鉛フリーはんだによりはんだ付けすると応力緩
和ができにくくなり電子部品内部の接続部でクラックが
発生することが懸念される。 【解決手段】フットパターンを分割するあるいは、フッ
トパターンの中央及び近傍にはんだ付け防止剤のフッ素
やシリコーンやレジスト等を塗布するあるいは、はんだ
が付かないめっきを施して、フットパターンを分割す
る。その後にはんだ付けをする。はんだが付かない所で
ストレスを緩和することで達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品を実装する
プリント配線板全般に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を実装するプリント配線
板の表面実装用のフットパターンは接続強度の比較的弱
い鉛錫共晶はんだを使用していたこともありフットパタ
ーンは部品電極や部品リード毎に部品電極や部品リード
より大きい寸法としていた。また、鉛が応力緩和の役目
を行っていた。しかし、従来のフットパターンと鉛を含
有しないはんだを使用した場合にははんだ付け部に加わ
る応力の緩和ができにくく、電子部品内部やはんだ接続
部にクラックが発生しやすく破断につながりやすいこと
が懸念される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】生物や地球環境に良く
ない鉛含有はんだは世界的に使用しない方向で検討され
ている。代替はんだとして錫銀銅はんだがもっとも有力
であるが錫銀銅はんだは鉛錫はんだと異なり、鉛が入ら
ないことにより疲労強度は約10倍強くなる一方、熱ス
トレスの軽減ができにくくなる。このため錫銀銅はんだ
ではんだ付けする電子部品のリードとプリント配線板の
フットパターンの所がもっとも接続が強くなり、部品内
との接続部が破壊されることが懸念される。
【0004】
【課題を解決するための手段】部品内接続部に熱ストレ
スがかからないようにすることと部品リードとプリント
配線板をはんだ付けするはんだ付け接続部を必要以上に
強くしないように調整することで達成できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のプリント配線板フットパ
ターンへの部分はんだ付け概要図を示す。従来は、図4
に示されるように、プリント配線板1の一体フットパタ
ーン5と電子部品3のリード4をはんだ付け時には錫鉛
共晶はんだが使われてきた。しかし、鉛は生物や地球環
境に良くないことが分かり、世界的規模で鉛の含有しな
い鉛フリーはんだを使用する方向にある。鉛フリーはん
だの代表には錫銀銅はんだと錫銀銅ビスマスはんだ等が
ある。本発明はこれらの鉛フリーはんだを使用して電子
部品3のリード4をはんだ付けする方法に関するもので
ある。
【0006】プリント配線板1に設ける本発明の分割フ
ットパターン2は電子部品3のリード4より小さくなる
ように、一体フットパターン2を分割する。一体フット
パターン5を2つに分割した事例にて説明する。
【0007】はんだ接続部の強度はリード4の裏側フィ
レットの大きさで決まる。また、はんだ接続部の裏側は
検査が難しいためはんだ接続の先端フィレットで検査が
行われる。裏側フィレットと先端フィレットにはきちん
とはんだ付けを行う。これら2箇所のフィレット形成箇
所を除いた所にはんだが付かない所を設定する。はんだ
を付けない方法として、図1に示すように、リード4底
中央部に当たる所で一体フットパターン5を分割し、分
割フットパターン2とする。
【0008】図2にフットパターンの一部除去によるプ
リント配線板のフットパターン分割方法を示す。
【0009】一体フットパターン5において電子部品3
のリード4底の中央に当たる所から2つに分割する。一
体フットパターン5は横に分割することも縦に分割する
ことも斜めに分割することもできる。この分割フットパ
ターン2を使用してはんだ付けを行うことではんだが付
いていない所でストレスの緩和ができる。このためはん
だ付け部でのストレス緩和が可能となり電子部品3内部
の接続部にはストレスが加わりにくくなりはんだ接続製
品の長寿命が図れる。
【0010】図3にはんだ付け防止作用によるはんだ付
け分割方法を示す。
【0011】プリント配線板の一体フットパターン5全
体や電子部品3のリード4底部全体をはんだ付けしない
ために電子部品3のリード4底中央部及びその近傍には
んだが付かないように電子部品3のリード4底中央部や
電子部品3の電極の1部にはんだ付け防止剤であるフッ
素やシリコーンやレジストを塗布するあるいは、はんだ
が付かないめっきやチタンやステンレスコートを施す。
【0012】一体フットパターン5において、電子部品
3のリード4底の中央に当たる所にはんだ付け防止剤7
であるフッ素やシリコーンやレジストを塗布し一体フッ
トパターン2を分割する。はんだ付け防止剤7を塗布し
た所にははんだが付かない。この電子部品3のリード4
の底において、はんだが付かない所でストレスの緩和が
できる。このためはんだ付け部でのストレス緩和が可能
となり電子部品3内部の接続部にもストレスが加わりに
くくなりはんだ接続部品の長寿命が図れる。
【0013】図4に従来方法で表面実装電子部品をはん
だ付けした状態を示す。
【0014】
【発明の効果】本発明の分割フットパターンを使用する
と、鉛フリーはんだ接続部での応力緩和が可能となり、
はんだ付け部品の長寿命化が可能となる。また、鉛を含
有しないはんだを使用するため、地球環境に優しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板フットパターンへの部
分はんだ付け概要斜視図を示す。
【図2】フットパターンの一部除去によるフットパター
ン分割方法概要斜視図を示す。
【図3】はんだ付け防止作用によるはんだ付け分割方法
概要斜視図を示す。
【図4】従来方法で表面実装電子部品をはんだ付けした
状態概要斜視図を示す。
【符号の説明】
1…プリント配線板、2…分割フットパターン、3…電
子部品、4…リード、5…一体フットパターン、7…は
んだ付け防止剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神長 恒治 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 苗代 毅 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 浅野 順一 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 森田 浩市 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 5E085 BB08 CC01 DD01 EE15 GG26 HH01 JJ38 5E319 AA03 AB01 AC12 CC22 GG11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品とプリント配線板をはんだ接続す
    る箇所のフットパターンにおいて、電子部品電極や電子
    部品リード毎に対応するフットパターンで少なくとも2
    つ以上にフットパターンを分割して、フットパターン内
    にはんだが付かない所を設けることにより、はんだ接続
    部に加わる熱ストレスを緩和し、はんだ接続部の接続強
    度を最適にすることを特徴とする分割フットパターン。
  2. 【請求項2】請求項1に記載において、表面実装電子部
    品接続用のフットパターン及び電子部品のリード底には
    んだが付かない所を設ける方法として、フットパターン
    の両端は、はんだフィレット形成のために残し、電子部
    品のリード底に当たるフットパターンの一部にはんだが
    付かない所を設け、電子部品のリード底ではんだが付か
    ない面積とはんだが付く面積を調整することで、はんだ
    接続部の強度確保とはんだ付け部に加わる熱ストレスを
    緩和し、はんだ接続部の接続強度を最適調整することを
    特徴とする分割フットパターン。
  3. 【請求項3】請求項2に記載において、フットパターン
    を分割して、フットパターンの一部や電子部品のリード
    の一部や部品電極の一部にはんだが付かない所を設ける
    方法としてフットパターンを2つ以上にする事あるいは
    フットパターンの1部にフッ素やシリコーンやレジスト
    を塗布するあるいははんだが付かないめっきを行い、は
    んだが付かないところを設け、はんだ接続強度の最適化
    と熱ストレス緩和をする事を特徴とする分割フットパタ
    ーン。
JP11059721A 1999-03-08 1999-03-08 分割フットパターン Pending JP2000261131A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740822B2 (en) 2001-03-23 2004-05-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Printed circuit board having footprints, circuit module having a printed circuit board, and method of manufacturing a printed circuit board
WO2010008033A1 (ja) * 2008-07-16 2010-01-21 日本電気株式会社 配線基板及びチップ部品実装構造並びにチップ部品実装方法
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