JP2000261118A - プリント配線基板実装装置 - Google Patents

プリント配線基板実装装置

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JP2000261118A
JP2000261118A JP11059821A JP5982199A JP2000261118A JP 2000261118 A JP2000261118 A JP 2000261118A JP 11059821 A JP11059821 A JP 11059821A JP 5982199 A JP5982199 A JP 5982199A JP 2000261118 A JP2000261118 A JP 2000261118A
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
substrate
board
printed
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JP11059821A
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English (en)
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Takahiko Shimizu
崇彦 清水
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークや反射ノイズの発生を低減し得
るプリント配線基板実装装置を提供する。 【解決手段】 第1のプリント配線基板(メイン基板)
10の主表面には、第1の半導体素子21および第2の
半導体素子22が離間して配置され、各半導体素子2
1、22とメイン基板10とは、突起状電極31、34
等を介して電気的および機械的に接続されている。第1
の半導体素子21から出力された信号は、突起状電極3
1、プリント配線101、突起状電極32、サブ基板4
0Aの表面に形成された迂回用プリント配線103、お
よび突起状電極33を経由してメイン基板10上のプリ
ント配線102へ戻り、さらに突起状電極34を経由し
て第2の半導体素子22に伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
実装装置に係り、特に、プリント配線間のクロストーク
や反射ノイズを低減させたプリント配線基板実装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高集積化に伴って様々な半導
体装置が提案されているが、同一基板上に多数の半導体
素子を搭載すると、スペース上の制約からプリント配線
の間隔が狭まり、プリント配線に流れる信号が相互に緩
衝し合うため、クロストークや反射ノイズが発生して半
導体素子が誤動作するという課題がある。しかも、半導
体素子の高機能・高性能化により信号の動作周波数が年
々高速化され、この問題が深刻化しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クロストークの対策と
して、バス配線の間隔を部分的に広げるなどの工夫が見
られるが、基板上に余分な配線面積が必要となることか
ら、基板の層数が増えたり、基板面積が大きくなるなど
の問題があった。また、基板に対する小型化の要求から
配線の密度が高まり、信号のグランド層に複数のビアホ
ールが発生したり、複数の電源電圧がある場合にはグラ
ンド面がスリットにより分断されてしまうため、これが
信号波形を劣化させる原因となっていた。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、クロストークや反射ノイズの発生を低減し
得るプリント配線基板実装装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、少なくとも第1および第2の回路素
子が搭載された第1のプリント配線基板と、一方の主面
に迂回パターンが形成された第2のプリント配線基板
と、前記第1の回路素子を、前記第2のプリント配線基
板上の迂回パターンを経由して前記第2の回路素子と接
続する接続手段とを設けた。
【0006】上記した構成によれば、第1のプリント配
線基板(メイン基板)に形成すべきプリント配線の一部
を第2のプリント配線基板(サブ基板)上に形成するこ
とができるので、第1のプリント配線基板上に形成する
配線数を減じることができる。したがって、本来であれ
ば多層化せざるを得ない第1のプリント配線を単層化す
ることができる。また、第1のプリント配線を多層化せ
ざるを得ない場合でも、その層数を減じることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明を適用したプリント配線
基板実装装置の第1実施形態の断面図であり、前記と同
一の符号は同一または同等部分を表している。
【0008】第1のプリント配線基板(メイン基板)1
0の主表面には、第1の半導体素子21および第2の半
導体素子22が離間して配置され、各半導体素子21、
22とメイン基板10とは、突起状電極31、34等を
介して電気的および機械的に接続されている。すなわ
ち、メイン基板10と各半導体素子21、22とは、い
わゆるBGA(ボール・グリッド・アレイ)を構成して
いる。
【0009】前記メイン基板10の主表面にはまた、前
記第1および第2の半導体素子21、22の間に第2の
プリント配線基板(サブ基板)40(40A)が、前記
と同様に突起状電極32、33等を介して電気的および
機械的に接続されている。すなわち、対向するプリント
配線基板同士も、一種のBGAを構成している。前記サ
ブ基板40Aでは、メイン基板10の主表面と対向する
表面に、迂回路としての迂回用プリント配線103が形
成されている。
【0010】前記メイン基板10の主表面にはさらに、
第1の半導体素子21の突起状電極31とサブ基板40
Aの一端側の突起状電極32とを電気的に接続するプリ
ント配線101、および第2の半導体素子22の突起状
電極34とサブ基板40Aの他端側の突起状電極33と
を電気的に接続するプリント配線102とが形成されて
いる。したがって、例えば第1の半導体素子21から出
力された信号は、突起状電極31、プリント配線10
1、突起状電極32、サブ基板40A表面の迂回用プリ
ント配線103および突起状電極33を経由してメイン
基板10上のプリント配線102へ戻り、さらに突起状
電極34を経由して第2の半導体素子22に伝送され
る。
【0011】一般的に、第1および第2の半導体素子2
1、22同士を接続する配線数が多い場合や、メイン基
板10の表面に他のプリント配線が多数形成されている
ような場合には、配線スペースを確保するためにメイン
基板10を多相構造化せざるを得ない。しかしながら、
本実施形態によればメイン基板10に形成すべきプリン
ト配線の一部をサブ基板40A上に形成することによ
り、メイン基板10上に形成する配線数を減じることが
できる。したがって、本来であれば多層化せざるを得な
いメイン基板10を単層化することができたり、あるい
は多層化せざるを得ない場合でも、その層数を減じるこ
とができる。
【0012】なお、本実施形態によりサブ基板40Aが
新たに増えるものの、サブ基板用の単層基板は多層基板
に比べて極めて安価であるのみならず、例えば2層基板
と4層基板とを比較した場合、4層基板の単位面積あた
りの単価は2層基板の倍以上となり、層数が増えるほど
割高になる。したがって、本実施形態によれば、メイン
基板10を単層化することができたり、あるいは積層数
を減じることにより、サブ基板40Aの追加コストを上
回るコストダウンが可能となり、総合的なコストダウン
が可能になる。
【0013】図2は、本発明の第2実施形態であるプリ
ント配線基板実装装置の断面図であり、前記と同一の符
号は同一または同等部分を表している。本実施形態で
は、サブ基板40(40B)の裏面に銅箔等の金属薄膜
41を一様に被着して銅ベタ面とした点に特徴がある。
【0014】一般的に、離間配置された第1および第2
の半導体素子を接続する配線の特性インピーダンスを低
く抑えたい場合、基板裏面を銅ベタ面とすれば良い。し
かしながら、プリント配線基板には他の回路素子も搭載
されており、これらのプリント配線が裏面にも形成され
ていることから、裏面を銅ベタ面とすることができない
場合が多い。
【0015】これに対して、本実施形態では、裏面に銅
ベタ面41を有する配線専用のサブ基板40Bをメイン
基板10に隣接配置し、メイン基板10上で離間配置さ
れた素子同士を、前記サブ基板40B上に形成された迂
回用プリント配線103を介して接続するようにしたの
で、同一基板上で離間配置された回路素子同士を結ぶプ
リント配線の特性インピーダンスを低く抑えることがで
きる。したがって、信号波形の劣化を防止でき、高周波
の信号でも正確に伝送することができる。
【0016】なお、迂回用プリント配線103の特性イ
ンピーダンスはサブ基板40Bの厚みに依存するので、
サブ基板40Bの厚みを適宜に選択すれば、迂回用プリ
ント配線103の特性インピーダンスを任意に制御する
ことができる。
【0017】図3は、本発明の第3実施形態であるプリ
ント配線基板実装装置の断面図であり、前記と同一の符
号は同一または同等部分を表している。本実施形態で
は、サブ基板40(40C)に形成したプリント配線の
途中に、ドライブ回路としてのドライバ素子を設けた点
に特徴がある。
【0018】サブ基板40Cには、メイン基板10との
対向面から裏面に貫通するビア51、52が形成され、
メイン基板10のプリント配線101(102)とサブ
基板40Cの裏面に形成されたプリント配線55(5
6)とは、電極32、ランド53およびビア51(電極
33、ランド54およびビア52)を介して電気的に接
続されている。プリント配線55、56同士は、サブ基
板40Cの裏面に載置されたドライバ素子60を介して
接続されている。
【0019】本実施形態によれば、例えば半導体素子2
1によって半導体素子22をドライブする場合、半導体
素子21のドライブ能力が不足していても、この不足分
をドライバ素子60で補うことができる。したがって、
半導体素子21のドライブ能力が十分であれば、前記第
1実施形態のサブ基板40Aあるいは第2実施形態のサ
ブ基板40Bを利用し、ドライブ能力が不足した場合
に、その代わりに本実施形態のサブ基板40Cを利用で
きるようにすれば、拡張性が向上する。
【0020】図4は、本発明の第4実施形態であるプリ
ント配線基板実装装置の平面図であり、前記と同一の符
号は同一または同等部分を表している。本実施形態で
は、メイン基板10上で離間配置された半導体素子2
1、22同士がバスライン等の多数のプリント配線で接
続される場合に、各配線間でのクロストークを防止して
いる。
【0021】メイン基板10上には、半導体素子21、
22の対応する端子同士を直接接続する直通パターンと
してのプリント配線104a、104c、104eが形
成されている。これとは別に、半導体素子21、22同
士は、前記第1ないし第2実施形態の場合と同様に、メ
イン基板10上のプリント配線101(101b、10
1d、101f)、電極31(31b、31d、31
f)、サブ基板40D上のプリント配線103(103
b、103d、103f)、電極32(32b、32
d、32f)およびメイン基板10上のプリント配線1
02(102b、102d、102f)といった迂回ル
ートによっても同様に接続されている。
【0022】ここで、本実施形態では、上記したプリン
ト配線104a、104c、104eによる直接ルート
と、前記サブ基板40Dを経由する迂回ルートとが投影
的に交互に形成される。したがって、本実施形態によれ
ば、隣接する配線同士の間隔を十分に確保することがで
き、各配線間でのクロストークや反射ノイズを防止する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、第1のプリント配線基
板(メイン基板10)に形成すべきプリント配線の一部
を第2のプリント配線基板(サブ基板40)上に形成す
ることにより、第1のプリント配線基板上に形成する配
線数を減じることができるので、本来であれば多層化せ
ざるを得ない第1のプリント配線を単層化することがで
きる。また、第1のプリント配線を多層化せざるを得な
い場合でも、その層数を減じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態の断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態の平面図である。
【符号の説明】
10…第1のプリント配線基板(メイン基板)、21、
22…半導体素子、31、32、33、34…突起状電
極、40…第2のプリント配線基板(サブ基板)、10
1、102…プリント配線、103…迂回用プリント配

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2の回路素子が
    搭載された第1のプリント配線基板と、 一方の主面に迂回パターンが形成された第2のプリント
    配線基板と、 前記第1の回路素子を、前記第2のプリント配線基板上
    の迂回パターンを経由して前記第2の回路素子と接続す
    る接続手段とを含むことを特徴とするプリント配線基板
    実装装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、 前記第1の回路素子と前記第2のプリント配線基板上の
    迂回パターンとを接続する第1の接続手段と、 前記第2の回路素子と前記第2のプリント配線基板上の
    迂回パターンとを接続するの第2の接続手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板実装
    装置。
  3. 【請求項3】 第2のプリント配線基板の他方の主面に
    金属薄膜が形成されたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のプリント配線基板実装装置。
  4. 【請求項4】 第2のプリント配線基板には、迂回パタ
    ーン上の信号のドライブ能力を高めるドライブ回路が搭
    載されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のプリント配線基板実装装置。
  5. 【請求項5】 第1のプリント配線基板には、第1およ
    び第2の回路素子を直接接続する直通パターンが形成さ
    れ、前記迂回パターンと直通パターンとは投影的に交互
    に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載
    のプリント配線基板実装装置。
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