JP2000261009A - 集積型光起電力装置 - Google Patents

集積型光起電力装置

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JP2000261009A
JP2000261009A JP11063815A JP6381599A JP2000261009A JP 2000261009 A JP2000261009 A JP 2000261009A JP 11063815 A JP11063815 A JP 11063815A JP 6381599 A JP6381599 A JP 6381599A JP 2000261009 A JP2000261009 A JP 2000261009A
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metal electrode
back metal
glass substrate
resin coat
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Shin Matsumi
伸 松見
Toshihiro Kinoshita
敏宏 木下
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ガラス基板が大面積化しても反
りの発生を抑制できる光起電力装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 透光性ガラス基板1の一主面上に、透明
導電膜2、非晶質半導体層3、裏面金属電極膜4をこの
順序で積層した光起電力素子が複数個設けられた集積型
光起電力装置であって、前記裏面金属電極膜4に複数の
孔41が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス基板を支
持体とし、ガラス基板側から光を入射する集積型光起電
力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非晶質シリコン(a−Si)系半導体を
光活性層に用いた光起電力装置が色々な用途に使用され
ている。これは一枚の基板上に多数の光電変換素子をカ
スケード接続することにより、高電圧を取り出すように
した集積型光起電力装置の開発に負うところが大きい。
【0003】一般的なa−Si光起電力装置は、ガラス
基板上に、透明導電膜、内部にpin接合を有するa−
Siからなる非晶質半導体層膜及び裏面金属電極膜をこ
の順序で積層して形成されている。そして、これら光起
電力装置を屋外の屋根などに設置して電力用として用い
るために、裏面金属電極膜上に、防水・防湿のためにエ
ポキシ系樹脂コートが施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電力用a−
Si光起電力装置の低コスト化のためには、高スループ
ット化、大面積化及び高性能化が必要不可欠である。大
面積化においては、近年メートル角級サイズが主流にな
りつつある。しかし、上記したように、a−Si光起電
力装置は、支持基板であるガラス基板の片面に光起電力
素子が形成されるので、サイズが大きくなるにつれて反
りが発生し、場合によってはガラス基板に割れが生じた
りするなどの問題があった。即ち、裏面金属電極を形成
した後、金属とガラスの膨張係数の違いから反りが発生
する。裏面金属電極膜の厚みは約0.3μm程度と非常
に薄膜なため、電極の中心への引っ張り力は小さくガラ
スを元に戻そうとする力との間で釣り合った位置で反り
が安定する。この反りは基板の面積が大きくなるほど大
きくなる。さらに、裏面金属電極膜の上に防水・防湿用
の樹脂コートを形成すると、電極の引っ張り力に樹脂コ
ート膜の引っ張り力が加わるために、反りがさらに大き
くなる。
【0005】従って、電力用に光起電力装置を用いるた
めには、防水・防湿用の樹脂コートを施す必要がある
が、基板の反りが大きいと、モジュール化する際の作業
性が低下するとともに、モジュール化の際に基板に割れ
が発生するなど問題が生じていた。
【0006】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、ガラス基板が大面積化
しても反りの発生を抑制できる集積型光起電力装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、透光性ガラ
ス基板の一主面上に、透明導電膜、非晶質半導体層、裏
面金属電極膜をこの順序で積層した光起電力素子が複数
個設けられた集積型光起電力装置であって、前記裏面金
属電極膜に複数の孔を設けたことを特徴とする。
【0008】前記裏面金属電極膜に設けた孔の開口面積
の総計が全受光面積の5%ないし8%であるように、孔
を形成すればよい。
【0009】また、前記裏面金属電極膜に設ける孔の形
状を、裏面金属電極膜の分離溝の方向と平行な方向に長
径とする楕円にするよい。
【0010】前記裏面金属電極膜上に防湿用樹脂コート
が設けられ、この樹脂コートが700nm以上の波長の
可視光に対して高い反射率を有するように、赤色系又は
白色系にするとよい。
【0011】上記のように構成することで、従来生じて
いたガラス基板と裏面金属電極膜並びに樹脂層との界面
において熱膨張係数差により発生するストレスが裏面金
属電極膜に形成される複数の孔により緩和され、反りの
低減が図れる。その結果、反りによるガラス基板の割れ
の発生や作業性の低下によるスループット低下を防止で
きる。
【0012】また、孔の総トータルの開口面積を全受光
面積の5%から8%にし、裏面金属電極膜上に防水、防
湿のために形成する防湿用樹脂コートを700nm以上
の波長の可視光に対して高い反射率を有する赤色系のも
のかさらに好ましくは白色のものを使用することによ
り、裏面金属電極膜の孔部分に照射した光が防湿用樹脂
コートにより反射しこの界面で乱反射され、非晶質半導
体層に吸収され、発電に再利用される。このため裏面金
属電極膜に設けた孔が原因となる反射の低下を抑制する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図1は、この発明の集積
型光起電力装置の要部を示す断面図、図2は、樹脂コー
トを施す前の集積型光起電力装置を示す斜視図、図3は
裏面金属電極膜を示す平面図である。
【0014】図に示すように、支持体である100cm
×100cmサイズの透光性ガラス基板1の一主面上に
膜厚0.2〜1μm程度のSnO2 、ITO、ZnO等
からなる透明導電膜2が設けられている。この透明導電
膜2は、スパッタ法、CVD法等によりガラス基板1上
に設けられ、例えば、レーザービームの照射によりパタ
ーニングされ、任意の段数に短冊状に分割されている。
【0015】この透明導電膜2上に内部にpin接合を
有するa−Si半導体からなる膜厚0.3μm程度の非
晶質半導体層3がプラズマCVD法などにより形成され
ている。この非晶質半導体層3も透明導電膜2の分割ラ
インに重ならないようにして例えば、レーザービームの
照射により分割されている。
【0016】この非晶質半導体層3上にアルミニウム等
からなる膜厚0.3μm程度の裏面金属電極膜がスパッ
タ法、蒸着法等により形成され、隣接する境界部分で透
明導電膜2と裏面金属電極膜4とが接続され、各光電変
換素子が直列に接続されている。
【0017】ところで、この裏面金属電極膜4を非晶質
半導体層3の全面に形成した後、室温の状態に戻すと、
金属とガラスの膨張係数の違いからガラス基板1に反り
が発生する。この反りは、金属電極膜の厚みが約0.3
μm程度と非常に薄膜なため、電極の中心への引っ張り
力は小さく、ガラスを元に戻そうとする力により釣り合
った位置で安定する。
【0018】そして、図2及び図3に示すように、裏面
金属電極膜4は透明導電膜2及び非晶質半導体層3の分
割ラインに沿って金属膜が除去された分離溝7により、
隣接する光電変換素子間が分離されている。この金属膜
の除去された分離溝7は基板サイズが大きくなるにつ
れ、隣接する光電変換素子間の分離を確実にするため
に、その幅を大きくとらざるを得ない。このため、無効
部分が多くなる。この分離溝7により、分離溝7と直交
する方向の裏面金属電極膜4の引っ張り力は緩和され、
分離溝7と直交する方向のガラス基板1の反りは減少す
る。
【0019】さらに、この発明では、ガラス基板1の反
りを減少させるために、裏面金属電極膜4に金属膜を貫
通する複数の孔41…を形成している。この複数の孔4
1…により、裏面金属電極膜4の引っ張り力が緩和され
反りが減少する。上述したように、分離溝7と直交する
方向の裏面金属電極膜4の引っ張り力は、分離溝7によ
り緩和されているので、この発明では、分離溝7と平行
方向の金属電極膜4の引っ張り力をより緩和するため、
開口する孔41…の形状を分離溝7と平行な方向を長径
とする楕円形状にしている。この楕円形状は、長径:短
径=1.5:1となるようにに加工している。このよう
に楕円形状の孔41…を設けることで、分離溝7と直交
する方向並びに平行な方向の引っ張り力が緩和され、ガ
ラス基板1の反りが減少する。尚、孔41…による引っ
張り力の緩和は、分離溝7と平行な方向の方が大きく作
用すると考えられる。
【0020】上記した分離溝7と孔41…の形成は、非
晶質半導体層3上に裏面金属電極膜4を全面に形成した
後に、エッチング法により形成するか、或いはレーザー
パターニング法により形成すればよい。
【0021】続いて、この裏面金属電極膜4上に、防水
・防湿を目的として、樹脂コート5を形成する。この発
明では、樹脂コート5に700nm以上の波長の可視光
に対して高い反射率を有した赤色系のものか、さらに好
ましくは白色のものを使用している。この実施の形態に
おいては、赤色系のものを用いた。
【0022】この樹脂コート5は、裏面金属電極膜4上
にエポキシ系樹脂ペースト、例えば日本ペルノックス社
製「ぺルコートXC−2045−7」をスクリーン印刷
法により塗布し、その後130〜150℃で焼成して、
10〜20μm程度の緻密で防湿・防水効果に優れた樹
脂コート5が設けられる。この樹脂コート5は、エポキ
シ樹脂中に赤色の染料を混入させて赤色に形成してい
る。尚、白色にするときには、白色の染料を混入させれ
ばよい。
【0023】この樹脂コート5の焼成時の熱により、ガ
ラス基板1、裏面金属電極膜4と樹脂コート5との界面
において熱膨張係数の差によりストレスが発生する。こ
の発明では、裏面金属電極膜4に設けた孔41…が中心
に向かう引っ張り力を緩和する作用をし、熱膨張係数の
差によるストレスを緩衝し、ガラス基板1の反りが抑制
される。
【0024】このようにして形成された、この発明に係
る集積型光起電力装置は、ガラス基板1の反りが抑制さ
れる。そして、樹脂コート5が赤色系又は白色に形成さ
れているので、700nm以上の可視光に対して80%
以上の高い反射率を有する。このため、図1に示すよう
に、ガラス基板1側から入射し、分離溝7及び孔部41
の無効部分から樹脂コート5に照射される光はこの界面
で乱反射され、非晶質半導体層3に戻されることによ
り、発電に再利用できる。
【0025】次に、この発明の集積型光電変換装置と裏
面金属電極膜4に孔を設けない以外はこの発明と同様に
形成した従来の集積型光起電力装置を用意し、それぞれ
の反り及び特性等を測定した。サンプルは100cm×
100cmサイズのガラス基板上にa−Si光起電力装
置を形成した。これらサンプルの反り、太陽電池最大出
力Pmax及びその短絡電流Iscとを測定した結果を
表1に示す。ここで、反りに関しては、平坦な台上に集
積型光起電力装置をおき、隙間ゲージにより測定した。
また、太陽電池最大出力とその短絡電流については、孔
を設けていない従来構造の集積型光起電力装置の値で規
格化している。また、開口率は、孔を設けていない集積
型光起電力装置の全受光面積に対する孔41…の総トー
タルの開口面積との比率である。
【0026】
【表1】
【0027】表1より、孔41の形状が円よりも楕円の
方が反りの低減に効果的であり、結果的にトータルの孔
41…の開口面積が全受光面積の5〜8%において、太
陽電池出力特性が大きく低下することなく、反りのない
良好な集積型光起電力装置を得ることができる。
【0028】上記した実施の形態においては、樹脂コー
ト5の形成時、樹脂コート5の引っ張り力がガラス基板
1を反る方向に働く。そこで、この樹脂コート5の引っ
張り力をさらに低減した実施の形態を以下に説明する。
裏面金属電極膜4までは、上述した実施の形態と同じ構
成なので、同じ部分には同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0029】この実施の形態においては、裏面金属電極
膜4上に、防水・防湿を目的として形成する樹脂コート
5を第1の樹脂コート5aと防湿用の第2の樹脂コート
5bで形成している。
【0030】まず、裏面金属電極膜4上に内部に粒状物
を有する膜厚10〜20μm程度の第1の樹脂コート5
aが設けられる。第1の樹脂コート5aは、裏面金属電
極膜4上に樹脂ペーストを塗布した後、焼成して形成さ
れる。この実施の形態では、第1の樹脂コート5aの内
部に分散される粒状物として、粒径1〜5μm程度のシ
リカ粒を用いている。第1の樹脂コート5aを形成する
ための樹脂ペーストは、エポキシ系樹脂ペースト、例え
ば日本ペルノックス社製「ペルコートXC−2045−
7」の中にシリカ粒を混入し、溶剤とメチルエチルケト
ンとトルエンの混合物を樹脂ペーストに対して重量比で
1/2〜1/3混ぜ合わせたものである。
【0031】このようにして形成された樹脂ペーストを
裏面金属電極膜4上にスクリーン印刷法により塗布し、
その後130〜150℃で焼成して、10〜20μm程
度の第1の樹脂層5が形成される。この焼成時に、ペー
スト中の溶剤が蒸発されることにより、内部にシリカ粒
を有する多孔質の第1の樹脂コート5aが形成される。
この実施の形態では、第1の樹脂コート5aとして、赤
色又は白色のものを用いている。赤色又は白色の樹脂は
エポキシ系樹脂中に赤色又は白色の染料を混入して形成
される。
【0032】この第1の樹脂コート5aは、内部にシリ
カ粒が分散されているので、第1の樹脂コート5a5は
ガラス基板1の熱膨張係数と近くなり、焼成時から室温
に戻るまでの温度変化による熱ストレスは小さく、ガラ
ス基板1の反りを抑制できる。また、第1の樹脂コート
5a5は多孔質に形成されているため、中空状態の部分
が存在することによって、その空間部が中心への引っ張
り力を緩和して、反りを抑制する。この第1の樹脂コー
ト5a上にエポキシ系樹脂ペースト、例えば日本ペルノ
ックス社製「ペルコートXC−2045−7」をスクリ
ーン印刷法により塗布し、その後130〜150℃で焼
成して、10〜20μm程度の緻密で防湿・防水効果に
優れた第2の樹脂コート5bが設けられる。
【0033】この第2の樹脂コート5bの焼成時の熱に
より、ガラス基板1、裏面金属電極膜4、第1の樹脂層
5aと第2の樹脂コート6との界面において熱膨張係数
の差によりストレスが発生する。この実施の形態ではで
は、第1の樹脂コート5aの内部には、シリカ粒が分散
されているので、このシリカ粒により第1の樹脂コート
5aは、ガラス基板1の膨張係数に近く第2の樹脂コー
ト5bとガラス基板1との間の緩和層として樹脂コート
5a、5b間でそのストレスを緩和する。また、第1の
樹脂コート5aは、多孔質に形成されているため、第1
樹脂コート5aが中空状態になっていることにより、そ
の空間部が中心への引っ張り力を緩和する作用をし、上
部の樹脂コート5b6との熱膨張係数の差によるストレ
スを緩衝し、ガラス基板1の反りがさらに抑制される。
【0034】このようにして形成された、この実施の形
態に係る集積型光起電力装置は、ガラス基板1の反りが
さらに抑制される。そして、第1の樹脂コート5aが赤
色系又は白色に形成されているので、700nm以上の
可視光に対して80%以上の高い反射率を有する。この
ため、図4に示すように、ガラス基板1側から入射し、
分離溝7及び孔部41の無効部分から第1の樹脂コート
5aに照射される光は界面で乱反射され、非晶質半導体
層3に戻されることにより、発電に再利用できる。
【0035】尚、上記した実施の形態においては、粒状
物として、シリカ粒を用いた場合につき説明したが、シ
リカ粒以外にガラス短繊維、炭酸カルシウム等の無機充
填材を用いてもよい。また、樹脂層としては、上記した
エポキシ系樹脂以外にポリウレタン樹脂やポリブタジエ
ン樹脂等を用いることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来生じていたガラス基板と金属電極並びに樹脂層
との界面における熱膨張係数差により生じていたストレ
スが金属電極膜に設けた孔部により緩和でき、反りの低
減が図れ、反りによるガラス基板の割れの発生や作業性
の低下によるスループット低下を防止することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる集積型光起電力
装置の要部を示す断面図である。
【図2】樹脂コートを施す前の集積型光起電力装置を示
す斜視図である。
【図3】裏面金属電極膜を示す平面図である。
【図4】この発明の他の実施の形態にかかる集積型光起
電力装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 透明導電膜 3 非晶質半導体層 4 裏面金属電極膜 41 孔 5 樹脂コート 5a 第1の樹脂コート 5b 第2の樹脂コート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性ガラス基板の一主面上に、透明導
    電膜、非晶質半導体層、裏面金属電極膜をこの順序で積
    層した光起電力素子が複数個設けられた集積型光起電力
    装置であって、前記裏面金属電極膜に複数の孔を設けた
    ことを特徴とする集積型光起電力装置。
  2. 【請求項2】 前記裏面金属電極膜に設けた孔の開口面
    積の総計が全受光面積の5%ないし8%であることを特
    徴とする請求項1に記載の集積型光起電力装置。
  3. 【請求項3】 前記裏面金属電極膜に設ける孔の形状
    が、裏面金属電極膜の分離溝の方向と平行な方向に長径
    とする楕円であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の集積型光起電力装置。
  4. 【請求項4】 前記裏面金属電極膜上に防湿用樹脂コー
    トが設けられ、この樹脂コートが700nm以上の波長
    の可視光に対して高い反射率を有することを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の集積型光起電力装
    置。
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