JP2000260180A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JP2000260180A
JP2000260180A JP11059532A JP5953299A JP2000260180A JP 2000260180 A JP2000260180 A JP 2000260180A JP 11059532 A JP11059532 A JP 11059532A JP 5953299 A JP5953299 A JP 5953299A JP 2000260180 A JP2000260180 A JP 2000260180A
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refresh
circuit
memory
semiconductor memory
memory circuit
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Yutaka Hiraga
裕 平賀
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルのリフレッシュのための回路を内
部に備え、しかもアクセスタイミングを外部装置側で容
易に確認できる半導体メモリを得ること。 【解決手段】 リフレッシュの必要なメモリ回路12を
内部に備えたS−DRAM等の半導体メモリは、自身を
リフレッシュするためのリフレッシュコントローラ10
2をデバイス内に備えており、外部からの指示なしにメ
モリ回路12をリフレッシュするオートリフレッシュ機
能を有する。リフレッシュ時には外部からのアクセスを
禁止するためのホールド信号106がリフレッシュコン
トローラ102から外部に出力されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリに係わ
り、特にメモリセルをデバイス内部でリフレッシュする
機能を備えた半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)は、RAMの一種であり、低価格で大
容量のメモリを実現することができるので、パーソナル
コンピュータ等に大量に使用されている。DRAMはコ
ンデンサを有する集積回路で構成されている。コンデン
サは、充電された電荷が時間の経過とともに放電するの
で、DRAMを放置すると格納されているデータが消失
する。このため、DRAMにはこれを継続的にリフレッ
シュ(再書き込み)する回路が備えられている。DRA
Mがリフレッシュされている間、CPU(中央処理装
置)はDRAMからデータを読み出すことができない。
【0003】S−DRAM(シンクロナスDRAM)
は、外部クロックに同期して入出力を行うメモリであ
り、データ転送速度を高めたメモリであるが、通常のD
RAMと同様にリフレッシュを行う必要がある。リフレ
ッシュを行う必要のあるこのような半導体メモリに対し
ては、従来から外部にリフレッシュ用のコントローラを
配置するようになっている。
【0004】図4は従来のこのような半導体メモリの一
例を表わしたものである。この半導体メモリ11は、S
−DRAMで構成されており、リフレッシュを必要とす
るメモリセルからなるメモリ回路12のカラムアドレス
デコーダ13にはカラムアドレスカウンタ・バッファ1
4を介してアドレス信号15が供給されるようになって
いる。また、ロウアドレスデコーダ16にはロウアドレ
スバッファ17を介してアドレス信号15とロウアドレ
ス18が供給されるようになっている。コントロールイ
ンタフェース回路19には、このロウアドレス18と、
S−DRAMの同期用のクロック信号21と、メモリ回
路12のリフレッシュやアクセスに使用するためのコン
トロール信号22とが入力されるようになっている。コ
ントロール信号22を構成する複数の信号の中のアクセ
ス用の信号を基にして、データバス23に接続された双
方向バス24を介してデータ25が外部に読み出された
り、外部からメモリ回路12に書き込まれるようになっ
ている。
【0005】この半導体メモリ11では、外部の図示し
ないクロック発生回路からクロック信号21を得て、こ
れをS−DRAMのアクセスのタイミングとして使用す
る。また、同じく外部に設けられた図示しないリフレッ
シュコントローラから得られるロウアドレス18を用い
て、該当するロウアドレスごとにリフレッシュのための
制御を行うようにしている。この図4に示した回路でロ
ウアドレス18を外部から半導体メモリ11に供給する
ようにしているのは、図示しないCPU等の外部装置が
メモリ回路12をアクセスしてデータ25を取り出す際
にそのアクセス可能なタイミングを外部装置側で簡単に
把握できるからである。
【0006】しかしながら、図4に示した半導体メモリ
11ではリフレッシュ周期を設定するためのコントロー
ラを半導体メモリ11の外部に配置することにしたの
で、クロック信号からリフレッシュ周期を求めるための
分周回路あるいはタイマも外部側で用意することになっ
ていた。たとえば半導体メモリ11がS−DRAMで構
成されているような場合、S−DRAMの同期用のクロ
ック信号として66メガヘルツ以上の高速信号(周期1
5ナノ秒以下)が用いられている。したがって、このよ
うなクロック信号を基にリフレッシュ周期であるマイク
ロ秒のタイマを作成するためには分周比を大きくするた
めに多段のフリップフロップ回路を必要とする。このた
めに、外部に設けられるリフレッシュ用のコントローラ
を十分小型化することができず、半導体メモリを使用し
た装置全体の小型化に障害となる。
【0007】このようなことから、メモリデバイス内部
でリフレッシュを行うセルフリフレッシュ機能あるいは
オートリフレッシュ機能(以下この明細書ではこれらを
特に区別せずオートリフレッシュ機能と総称する。)を
持たせた半導体メモリが従来から提案されている。
【0008】図5は、PSRAM(疑似スタティックR
AM)を使用し内部リフレッシュ機能を持たせた半導体
メモリの従来例を示したものである。特開昭59−16
0889号公報に開示されたこの半導体メモリ(PSR
AM)は、メモリセル31、行アドレスデコーダ32、
列アドレスデコーダ33、内部クロック発生器34およ
び内部リフレッシュ・コントロール回路35とによって
構成されている。このうち、内部リフレッシュ・コント
ロール回路35は、外部から供給される外部リフレッシ
ュ・コントロール・クロック36が所定時間以上活性化
されたときにオートリフレッシュ信号37を発生するオ
ートリフレッシュ・タイマ38と、オートリフレッシュ
信号37を入力してリフレッシュクロック39を出力す
るリフレッシュクロック発生器41と、リフレッシュク
ロック39を入力して行アドレスデコーダ32にリフレ
ッシュアドレス42を供給するリフレッシュアドレスカ
ウンタ43から構成されている。
【0009】この半導体メモリでは、オートリフレッシ
ュモードで外部リフレッシュ・コントロール・クロック
36がある一定時間以上活性化(ローレベル)される
と、オートリフレッシュ・タイマ38が動作を開始し、
オートリフレッシュ信号37が出力される。これによ
り、リフレッシュクロック発生器41がリフレッシュク
ロック39を発生してリフレッシュアドレスカウンタ4
3を介してメモリセル31の内部リフレッシュが行われ
る。
【0010】内部リフレッシュ動作が終了して自動的に
プリチャージ状態に戻ると、オートリフレッシュ・タイ
マ38が全メモリセルを自動的にリフレッシュするのに
必要な時間間隔をカウントして、この時間が経過した時
点で再びオートリフレッシュ信号37を出力する。これ
により次の内部リフレッシュが始動する。このようにし
て外部リフレッシュ・コントロール・クロック36が活
性化されている状態で全メモリセルのリフレッシュが逐
次自動的に繰り返されることになる。
【0011】なお、PSRAMを使用した半導体メモリ
のリフレッシュについては、特公平3−11033号公
報等にも開示がある。
【0012】図6は、S−DRAMを使用しセルフリフ
レッシュあるいはオートリフレッシュ機能を持たせた半
導体メモリの従来例を示したものである。特開平8−3
15569号公報に開示されたこの半導体メモリは、第
1のメモリアレイ51と第2のメモリアレイ52の2つ
のメモリバンクを備えている。これらのメモリアレイ5
1、52には、それぞれロウデコーダ53、54、カラ
ムデコーダ55、56およびセンスアンプ・カラム選択
回路57、58が配置されている。アドレス入力端子5
9には、ロウアドレス信号とカラムアドレス信号が入力
されるようになっている。これらはカラムアドレスバッ
ファ61あるいはロウアドレスバッファ62にアドレス
マルチプレクス形式で取り込まれる。
【0013】ロウアドレスバッファ62は、リフレッシ
ュ動作モードでリフレッシュ制御回路63からのアドレ
ス切替信号64に従ってリフレッシュカウンタ65から
出力されるリフレッシュアドレス信号66をロウアドレ
ス信号として取り込む。カラムアドレスバッファ61の
出力67はカラムアドレスカウンタ68のプリセットデ
ータとして供給される。カラムアドレスカウンタ68
は、動作モードに応じてプリセットデータとしてのカラ
ムアドレス信号そのもの、あるいはこのカラムアドレス
信号を順次インクリメントした値をカラムデコーダ5
5、56に出力する。
【0014】この半導体メモリでは、コントローラ71
内のモードレジスタ72にタイマ周期情報が設定されて
いる。リフレッシュタイマ73は、このタイマ周期情報
に従ってダイナミック型のメモリセルのリフレッシュ周
期を制御するようになっている。セルフリフレッシュモ
ードに入ると、コントローラ71によってセルフリフレ
ッシュ信号74がアサートされる。この信号を受けて、
リフレッシュ制御回路63はアドレス切替信号64によ
ってロウアドレスバッファ62に取り込まれるアドレス
の経路の切り替えが制御される。また、リフレッシュ制
御回路63はリフレッシュ動作起動信号76をコントロ
ーラ71に出力する。これにより、コントローラ71の
制御データリフレッシュ動作が開始される。さらにこの
リフレッシュモードの場合には、リフレッシュ制御回路
63によってリフレッシュカウンタ65のカウントアッ
プが指示される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように図5および
図6に示した半導体メモリでは、その内部にカウンタを
用意することで、外部のCPU等からメモリのリフレッ
シュの指示がある場合には、その期間だけ内部のメモリ
セルのリフレッシュを行うようにしている。CPUのよ
うな半導体メモリをアクセスする側では、外部リフレッ
シュ・コントロール・クロック36(図5)あるいは外
部からコントローラ51に入力する各種信号(図6)に
よってリフレッシュを行う期間を管理しているので、半
導体メモリをアクセスすることのできない期間を特に知
る必要がない。
【0016】ところで、一般に電子機器で省電力設計を
推し進めていくと、リフレッシュが必ず必要な半導体メ
モリ自体には電力を供給するものの、それ以外の回路部
分については、不使用時にはなるべく電力の供給を絶つ
ようにしなければならない。この観点に立った場合に
は、データの処理を行っていない状態のCPUについて
も電力の供給を絶つことが好ましい。ところが、従来の
半導体メモリではCPU側がメモリアクセスを行うタイ
ミングを把握しておくという要請からCPUあるいは外
部コントローラ側にそのリフレッシュ管理の権限を残し
ておくといった形態をとっていた。このため、外部コン
トローラを完全に撤廃することができないという問題が
あった。
【0017】そこで本発明の目的は、メモリセルのリフ
レッシュのための回路を内部に備え、しかもアクセスタ
イミングを外部装置側で容易に確認することができる半
導体メモリを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)記憶内容を保持するためのリフレッシュ動作
を必要とするメモリ回路と、(ロ)このメモリ回路と同
一のデバイス内に配置され、このメモリ回路を所定の周
期でリフレッシュするリフレッシュ回路と、(ハ)この
リフレッシュ回路がメモリ回路をリフレッシュしている
間、外部に対してリフレッシュ状態であることを示す状
態信号を出力する状態信号出力手段とを半導体メモリに
具備させる。
【0019】すなわち請求項1記載の発明では、半導体
メモリ内にリフレッシュ回路を用意してメモリ回路のリ
フレッシュを外部の指示を必要とすることなく行えるよ
うにすると共に、メモリ回路がリフレッシュされている
ときにはこれを示す状態信号を外部に出力することにし
て、半導体メモリのアクセスのタイミングが分かるよう
にした。
【0020】請求項2記載の発明では、(イ)記憶内容
を保持するためのリフレッシュ動作を必要とすると共に
外部クロックに同期して入出力動作を行うメモリ回路
と、(ロ)このメモリ回路と同一のデバイス内に配置さ
れ、外部クロックを基準としてこのメモリ回路を所定の
周期でリフレッシュするリフレッシュ回路と、(ハ)こ
のリフレッシュ回路がメモリ回路をリフレッシュしてい
る間、外部に対してリフレッシュ状態であることを示す
状態信号を出力する状態信号出力手段とを半導体メモリ
に具備させる。
【0021】すなわち請求項2記載の発明では、半導体
メモリ内にリフレッシュ回路を用意してメモリ回路のリ
フレッシュを外部の指示を必要とすることなく行えるよ
うにすると共に、メモリ回路がリフレッシュされている
ときにはこれを示す状態信号を外部に出力することにし
て、半導体メモリのアクセスのタイミングが分かるよう
にした。この請求項2記載の発明はメモリ回路が外部ク
ロックに同期して入出力動作を行うタイプのものである
ことを特徴としている。したがって、リフレッシュ回路
は、外部クロックを基準としてメモリ回路を所定の周期
でリフレッシュするような回路構成となっており、独自
のクロック発生回路を不要としている。
【0022】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の半導体メモリに電源監視回路を設けるこ
とにした。電源監視回路は、外部電源の投入を監視し電
源の投入時にメモリ回路をプリチャージするための信号
を発生する回路である。これによって、外部電源の投入
時に必要とされるプリチャージについての動作も半導体
メモリが自主的に行えるようになる。
【0023】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
半導体メモリにリフレッシュ周期を設定するためのクロ
ックを発生するクロック発生回路を内蔵させている。こ
れにより、外部からクロックの供給を受けることなくメ
モリ回路のリフレッシュが可能になる。なお、請求項2
記載の発明の半導体メモリにもクロック発生回路を内蔵
させることは可能であるが、S−DRAMの場合にはそ
の同期用のクロック信号が外部から供給されるので、こ
れを兼用することができる。
【0024】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の半導体メモリが備えるリフレッシュ回路
は、クロックをカウントするカウンタと、このカウンタ
の出力と予め設定された設定値とを比較してリフレッシ
ュ周期を設定するための比較器とを具備することを特徴
としている。リフレッシュ周期をリフレッシュが可能な
できるだけ長い周期に設定することで、メモリ回路の消
費電力を節約することができる。
【0025】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
半導体メモリの設定値は、外部から設定することができ
るようにしている。これにより設定値の設定や変更が容
易になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
【0027】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の一実施例における半導体メ
モリの構成を表わしたものである。この図1で、図4と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。
【0029】本実施例の半導体メモリ101は、その内
部にリフレッシュコントローラ102を備えたコントロ
ールインタフェース回路103を配置している。このコ
ントロールインタフェース回路103には半導体メモリ
101内のリフレッシュを必要とするメモリセルからな
るメモリ回路12をアクセスするためのコントロール信
号105と、S−DRAMの同期用のクロック信号21
とが入力されるようになっている。リフレッシュコント
ローラ102は、メモリ回路12のリフレッシュを行っ
ている状態ではこれを示す2値のホールド信号106を
外部に対して出力するようになっている。
【0030】図2は、リフレッシュコントローラの構成
を具体的に表わしたものである。リフレッシュコントロ
ーラ102は、クロック信号21を入力するカウンタ1
11を備えている。カウンタ111は、S−DRAMの
同期用のクロック信号21をカウントしてそのカウント
値112を比較器113に出力する。このカウンタ11
1はそのカウント値112が所定の値まで到達した時点
で再びリセットされて同様のカウント動作を繰り返す一
種のリングカウンタである。
【0031】比較器113はカウンタ111から出力さ
れるカウント値112と予め設定しておいた設定値11
4を比較する。そして、これらの値が一致した時点でロ
ウアドレスカウンタ116に一致信号117を出力する
と共に、これを基にしてメモリ回路12のリフレッシュ
が行われるタイミングでこの半導体メモリ101の外部
に位置するCPU(図示せず)がメモリ回路12にアク
セスするのを禁止するためのホールド信号118を外部
に対して出力する。
【0032】ロウアドレスカウンタ116は、一致信号
117を入力するたびに内蔵の図示しないカウンタをカ
ウントアップして、メモリ回路12内のリフレッシュに
該当するデータを指定するロウアドレス18を出力す
る。このロウアドレス18は図1に示したロウアドレス
バッファ17に入力されることになる。
【0033】このような本実施例の半導体メモリ101
では、これ自体が自立的にメモリ回路12をリフレッシ
ュするので、たとえ外部のCPUが動作を停止していて
もメモリ回路12に格納されたデータが消失することは
ない。言い換えれば、メモリ回路12の記憶内容を保持
するためにクロック発生回路以外のCPU等の外部回路
を動作状態にしておく必要がなく、電子機器全体の消費
電力の節約を図ることができる。
【0034】以上説明した実施例では半導体メモリ10
1としてS−DRAMを使用したものを説明したが、同
期用のクロック信号21を必要としない通常のDRAM
を使用した半導体メモリにも本発明を適用することがで
きる。この場合には、外部からクロック信号21を供給
する必要がないので、半導体メモリのデバイス内にオー
トリフレッシュ時のリフレッシュ周期を設定するための
クロック発生回路を設けておけば、外部回路をすべてス
リープ状態にすることも可能になる。
【0035】また、実施例では比較器113の設定値1
14の変更について特に説明しなかったが、設定値11
4をたとえば変更することでリフレッシュ周期を多少長
くし、メモリ回路12の消費電力の節約を図ることも可
能である。メモリ回路12のデータ消失に対する安全性
を考慮しながら設定値114を設定するためには、外部
にディップスイッチ等の設定手段を配置しその内容を自
在に変更できるようにすることも有効である。
【0036】図3は本発明の変形例におけるリフレッシ
ュコントローラの構成を表わしたものである。図2と同
一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適
宜省略する。
【0037】この変形例のリフレッシュコントローラ1
21は外部電源122と接続された電源監視回路123
を備えている。電源監視回路123は、電源の投入を監
視しており、電源投入後におけるメモリ回路12(図1
参照)をプリチャージするための信号124をロウアド
レスカウンタ126に供給するようになっている。
【0038】すなわち、DRAMは電源の投入後あるい
はメモリ回路12のリードやライト後にデータの保持の
ためにプリチャージが必要であり、CPU等がメモリ回
路12をアクしたときには通常のリフレッシュ動作と同
様に外部からコマンドとして入力されている。アクセス
後のプリチャージはすでに自動化されているが、この変
形例ではリフレッシュコントローラ121の内部に電源
監視回路123を配置することで電源投入後のプリチャ
ージの自動化も可能にしている。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2記載の発明によれば、半導体メモリ内にリフレッシ
ュ回路を用意してメモリ回路のリフレッシュを外部の指
示を必要とすることなく行えるようにすると共に、メモ
リ回路がリフレッシュされているときにはこれを示す状
態信号を外部に出力することにしたので、外部回路をス
リープ状態にしても半導体メモリのデータを消失させる
ことがなく、半導体メモリを使用した装置全体の電力消
費の節減を図ることができる。また、外部のCPU等の
回路は状態信号によってメモリ回路のアクセスの可否を
いつでも確認することができる。
【0040】しかも請求項2記載の発明によれば、リフ
レッシュ回路は、外部クロックを基準としてメモリ回路
を所定の周期でリフレッシュするような回路構成となっ
ているので、独自のクロック発生回路を不要とすること
ができる。
【0041】また、請求項3記載の発明によれば半導体
メモリに電源監視回路を設けることにしたので、外部電
源の投入時に必要とされるプリチャージについての動作
も半導体メモリが自主的に行うことができる。
【0042】更に請求項4記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の半導体メモリにリフレッシュ周期を設定
するためのクロックを発生するクロック発生回路を内蔵
させることにしたので、外部回路がすべてスリープ状態
となっても単独半導体メモリ内に蓄積されたデータを保
持することができる。
【0043】また請求項5記載の発明では、メモリ回路
のリフレッシュ周期をリフレッシュが可能なできるだけ
長い周期に設定することができ、メモリ回路の消費電力
を節約することができる。
【0044】更に請求項6記載の発明では、請求項5記
載の半導体メモリの設定値を外部から設定できるように
したので、設定値の設定や変更が容易になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体メモリの構成
を表わしたブロック図である。
【図2】本実施例のリフレッシュコントローラの構成を
具体的に表わしたブロック図である。
【図3】本発明の変形例におけるリフレッシュコントロ
ーラの構成を表わしたブロック図である。
【図4】従来の半導体メモリの一例を表わしたブロック
図である。
【図5】PSRAMを使用し内部リフレッシュ機能を持
たせた半導体メモリの従来例を示したブロック図であ
る。
【図6】S−DRAMを使用しセルフリフレッシュある
いはオートリフレッシュ機能を持たせた半導体メモリの
従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
12 メモリ回路 13 カラムアドレスデコーダ 14 カラムアドレスカウンタ・バッファ 16 ロウアドレスデコーダ 17 ロウアドレスバッファ 18 ロウアドレス 21 クロック信号 101 半導体メモリ 102 リフレッシュコントローラ 103 コントロールインタフェース回路 106、118 ホールド信号 111 カウンタ 113 比較器 114 設定値 116、126 ロウアドレスカウンタ 123 電源監視回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶内容を保持するためのリフレッシュ
    動作を必要とするメモリ回路と、 このメモリ回路と同一のデバイス内に配置され、このメ
    モリ回路を所定の周期でリフレッシュするリフレッシュ
    回路と、 このリフレッシュ回路が前記メモリ回路をリフレッシュ
    している間、外部に対してリフレッシュ状態であること
    を示す状態信号を出力する状態信号出力手段とを具備す
    ることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 記憶内容を保持するためのリフレッシュ
    動作を必要とすると共に外部クロックに同期して入出力
    動作を行うメモリ回路と、 このメモリ回路と同一のデバイス内に配置され、前記外
    部クロックを基準としてこのメモリ回路を所定の周期で
    リフレッシュするリフレッシュ回路と、 このリフレッシュ回路が前記メモリ回路をリフレッシュ
    している間、外部に対してリフレッシュ状態であること
    を示す状態信号を出力する状態信号出力手段とを具備す
    ることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 外部電源の投入を監視し電源の投入時に
    前記メモリ回路をプリチャージするための信号を発生す
    る電源監視回路を具備することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 リフレッシュ周期を設定するためのクロ
    ックを発生するクロック発生回路を内蔵していることを
    特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記リフレッシュ回路はクロックをカウ
    ントするカウンタと、このカウンタの出力と予め設定さ
    れた設定値とを比較してリフレッシュ周期を設定するた
    めの比較器とを具備することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記設定値は外部から設定可能であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ。
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