JP2000259775A - カード型記憶媒体の複製方法 - Google Patents
カード型記憶媒体の複製方法Info
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- JP2000259775A JP2000259775A JP11061037A JP6103799A JP2000259775A JP 2000259775 A JP2000259775 A JP 2000259775A JP 11061037 A JP11061037 A JP 11061037A JP 6103799 A JP6103799 A JP 6103799A JP 2000259775 A JP2000259775 A JP 2000259775A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は簡易な方法で、複数枚のカード型記
録媒体にコピー元のカード型記録媒体のデータを早い処
理時間にてコピーすることを目的とする。 【構成】 複数枚のコピー先カード型記録媒体10,1
1,12,13各々を個別読出し装置1,2,3,4に
より時間的に順次カード状態を読出し、全てのコピー先
カード型記録媒体10,11,12,13のカード状態
を検出し終えてから、複数枚のコピー先カード型記録媒
体10,11,12,13の全てにアクセス可能な共通
書込み装置5により予め読出し、保存しておいたコピー
元のカード型記録媒体のデータを同時に全てのコピー先
カード型記録媒体10,11,12,13に書込みする
ことを特徴とする。
録媒体にコピー元のカード型記録媒体のデータを早い処
理時間にてコピーすることを目的とする。 【構成】 複数枚のコピー先カード型記録媒体10,1
1,12,13各々を個別読出し装置1,2,3,4に
より時間的に順次カード状態を読出し、全てのコピー先
カード型記録媒体10,11,12,13のカード状態
を検出し終えてから、複数枚のコピー先カード型記録媒
体10,11,12,13の全てにアクセス可能な共通
書込み装置5により予め読出し、保存しておいたコピー
元のカード型記録媒体のデータを同時に全てのコピー先
カード型記録媒体10,11,12,13に書込みする
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード型記憶媒体の複製
方法に係わり、更に詳しくは簡単な方法でコピー元のカ
ード型記憶媒体のデータをコピー先の複数枚のカード型
記憶媒体に早い処理時間でコピーできるようにした発明
に関するものである。
方法に係わり、更に詳しくは簡単な方法でコピー元のカ
ード型記憶媒体のデータをコピー先の複数枚のカード型
記憶媒体に早い処理時間でコピーできるようにした発明
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通りカード型記憶媒体が多々用い
られ、且つそのカード型記憶媒体にデータを複製する事
も多々実施されている。上記データの複製は、コピー元
カード型記憶媒体内のデータを所定枚数のコピー先カー
ド型記憶媒体内へ書込む場合もあるし、複数のコピー先
カード型記憶媒体自体を予め定めた形式にフォーマット
化する等例を上げることができる。
られ、且つそのカード型記憶媒体にデータを複製する事
も多々実施されている。上記データの複製は、コピー元
カード型記憶媒体内のデータを所定枚数のコピー先カー
ド型記憶媒体内へ書込む場合もあるし、複数のコピー先
カード型記憶媒体自体を予め定めた形式にフォーマット
化する等例を上げることができる。
【0003】この為に用いられていた従来の複製方法の
一例を図4,図5,図7に従い、且つもう一つの他例を
図6,図8に従い説明すると、先ず図4,図5,図7の
一例は、図4に示すように個別読出し/書込み装置2
0,21,22,23をカード型記憶媒体30,31,
32,33の所定枚数分配設し、図5に示すようにステ
ップ1'でコピー元カード型記憶媒体を読出し/書込み
装置にセットし、ステップ2'でn枚数(この例では4
枚)のコピー先カード型記憶媒体30,31,32,3
3を各個別読出し/書込み装置20,21,22,23
にセットし、ステップ3'でコピー開始の命令をする。
一例を図4,図5,図7に従い、且つもう一つの他例を
図6,図8に従い説明すると、先ず図4,図5,図7の
一例は、図4に示すように個別読出し/書込み装置2
0,21,22,23をカード型記憶媒体30,31,
32,33の所定枚数分配設し、図5に示すようにステ
ップ1'でコピー元カード型記憶媒体を読出し/書込み
装置にセットし、ステップ2'でn枚数(この例では4
枚)のコピー先カード型記憶媒体30,31,32,3
3を各個別読出し/書込み装置20,21,22,23
にセットし、ステップ3'でコピー開始の命令をする。
【0004】すると、ステップ5'で先ず複数枚のカー
ド型記憶媒体の内、コピー処理の指定された1番目の個
別読出し/書込み装置20により、そこにセットされた
カード型記憶媒体30内のデータ書込み状態が図7に示
すように時間t1の間に検出(読出し)される。(A'
1)データを書込むことができると検出されれば、次の
ステップ6'で時間t2−t1の間に当該カード型記憶
媒体30にデータが書込まれる。(B'1)次いでステ
ップ7'で次の2番目のコピー処理すべき個別読出し/
書込み装置の指定変更が行われる。(C'1)以上を所
定枚数、この例ではA'1からC'1の処理を4枚分順次
繰り返す。即ちカード型記憶媒体各の個別読出し/書込
み装置によって1つづつ複製する方法である。
ド型記憶媒体の内、コピー処理の指定された1番目の個
別読出し/書込み装置20により、そこにセットされた
カード型記憶媒体30内のデータ書込み状態が図7に示
すように時間t1の間に検出(読出し)される。(A'
1)データを書込むことができると検出されれば、次の
ステップ6'で時間t2−t1の間に当該カード型記憶
媒体30にデータが書込まれる。(B'1)次いでステ
ップ7'で次の2番目のコピー処理すべき個別読出し/
書込み装置の指定変更が行われる。(C'1)以上を所
定枚数、この例ではA'1からC'1の処理を4枚分順次
繰り返す。即ちカード型記憶媒体各の個別読出し/書込
み装置によって1つづつ複製する方法である。
【0005】もう1つの従来の他例は、図6に示すよう
に複数枚(この例では4枚)のカード型記憶媒体を同時
に読出し且つそこへデータ書込みできる専用読出し/書
込み装置40を配設し、カード型記憶媒体50,51,
52,53の全てについて同時に先ずカード状態の検出
(読出し)(A"1)を図7に示すように時間t'2の間
に行い、次いで時間t'2−t'1の間にデータ書込み
(B"1)を行うものである。
に複数枚(この例では4枚)のカード型記憶媒体を同時
に読出し且つそこへデータ書込みできる専用読出し/書
込み装置40を配設し、カード型記憶媒体50,51,
52,53の全てについて同時に先ずカード状態の検出
(読出し)(A"1)を図7に示すように時間t'2の間
に行い、次いで時間t'2−t'1の間にデータ書込み
(B"1)を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図4,図5,図7
に示す従来技術の一例の場合には、図7に示すように1
枚目のカード型記憶媒体30について個別読出し/書込
み装置20により、カードの書込み状態の検出(読出
し)(A'1)をして、データの書込みができる状態を
確認した後に、当該カード型記憶媒体30にデータの書
込み(B'1)を行い、それが終った後に次のカード型
記憶媒体の指定変更(C'1)を行い、以後順ぐり2枚
目のカード型記憶媒体31、3枚目のカード型記憶媒体
32、4枚目のカード型記憶媒体33、n枚目のカード
型記憶媒体について上記の動作を反復するので、1枚目
のカード型記憶媒体30の動作(A'1)、(B'1)
(C'1)までの時間をt3とすると、例えば4枚のカ
ード型記憶媒体の場合4t3の時間(時間t3の4倍の
時間)を要し、即ちコピーすべきカード型記憶媒体の枚
数分に時間が比例し、カード型記憶媒体へのデータコピ
ー時間の短縮化に大きな限界を与えていた。
に示す従来技術の一例の場合には、図7に示すように1
枚目のカード型記憶媒体30について個別読出し/書込
み装置20により、カードの書込み状態の検出(読出
し)(A'1)をして、データの書込みができる状態を
確認した後に、当該カード型記憶媒体30にデータの書
込み(B'1)を行い、それが終った後に次のカード型
記憶媒体の指定変更(C'1)を行い、以後順ぐり2枚
目のカード型記憶媒体31、3枚目のカード型記憶媒体
32、4枚目のカード型記憶媒体33、n枚目のカード
型記憶媒体について上記の動作を反復するので、1枚目
のカード型記憶媒体30の動作(A'1)、(B'1)
(C'1)までの時間をt3とすると、例えば4枚のカ
ード型記憶媒体の場合4t3の時間(時間t3の4倍の
時間)を要し、即ちコピーすべきカード型記憶媒体の枚
数分に時間が比例し、カード型記憶媒体へのデータコピ
ー時間の短縮化に大きな限界を与えていた。
【0007】これに対し、図6,図8に示した従来技術
の他例の場合には、n枚数、この例では4枚のカード型
記憶媒体50,51,52,53の全てについて同時に
専用読出し/書込み装置によりいっぺんにカード型記憶
媒体状態の検出(A"1)を行い、次いでデータ書込み
(B"1)を行うので、カード型記憶媒体の枚数にデー
タコピー時間が制限されることがなくカード型記憶媒体
へのデータコピー時間が早い。然しながらこの専用読出
し/書込み装置40の場合には、1回のカード型記憶媒
体への読出し及びデータ書込みサイクルを各コピー先カ
ード型記憶媒体へのコピーサイクルに変換する専用回路
を必要とする為回路部品の点数が多く、設計、組立も複
雑で製造コストが大になると共に保守も大変となるもの
であった。加えて、カード型記憶媒体にも種々の形式が
あるところであるが、この専用読出し/書込み装置によ
ると一つの形式のカード型記憶媒体に適用できたとして
も他の形式のカード型記憶媒体にも適用できるようにす
ると、更に変換回路等が必要であり複雑になるおそれが
あった。
の他例の場合には、n枚数、この例では4枚のカード型
記憶媒体50,51,52,53の全てについて同時に
専用読出し/書込み装置によりいっぺんにカード型記憶
媒体状態の検出(A"1)を行い、次いでデータ書込み
(B"1)を行うので、カード型記憶媒体の枚数にデー
タコピー時間が制限されることがなくカード型記憶媒体
へのデータコピー時間が早い。然しながらこの専用読出
し/書込み装置40の場合には、1回のカード型記憶媒
体への読出し及びデータ書込みサイクルを各コピー先カ
ード型記憶媒体へのコピーサイクルに変換する専用回路
を必要とする為回路部品の点数が多く、設計、組立も複
雑で製造コストが大になると共に保守も大変となるもの
であった。加えて、カード型記憶媒体にも種々の形式が
あるところであるが、この専用読出し/書込み装置によ
ると一つの形式のカード型記憶媒体に適用できたとして
も他の形式のカード型記憶媒体にも適用できるようにす
ると、更に変換回路等が必要であり複雑になるおそれが
あった。
【0008】従って本発明の目的とするところは、複数
枚のカード型記憶媒体にデータをコピーする場合、その
コピーに要する時間を大幅に短縮可能とするカード型記
憶媒体の複製方法を提供するものであるが、とりわけ読
出し/書込み装置の中に上述したような各コピー先カー
ド型記憶媒体へのコピーサイクルに変換する専用回路如
きの特殊な回路部品を組み込むことなく、従来技術の一
例で使用される回路をそのまま使用するため、製造を容
易とし、低コスト化を図ると共に保守も容易とした上で
複数枚のカード型記憶媒体にデータをコピーする為の時
間を大幅に短縮できるカード型記憶媒体の複製方法を提
供するにある。
枚のカード型記憶媒体にデータをコピーする場合、その
コピーに要する時間を大幅に短縮可能とするカード型記
憶媒体の複製方法を提供するものであるが、とりわけ読
出し/書込み装置の中に上述したような各コピー先カー
ド型記憶媒体へのコピーサイクルに変換する専用回路如
きの特殊な回路部品を組み込むことなく、従来技術の一
例で使用される回路をそのまま使用するため、製造を容
易とし、低コスト化を図ると共に保守も容易とした上で
複数枚のカード型記憶媒体にデータをコピーする為の時
間を大幅に短縮できるカード型記憶媒体の複製方法を提
供するにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は上記目的を達成す
る為に次の技術的手段を有する。即ち本発明を示す添付
図面図1〜図3中の符号を用いてこれを説明すると、本
発明は、複数のカード型記憶媒体10,11,12,1
3の個々にアクセスできる個々のカード型記憶媒体状態
検出装置、即ち読出し装置1,2,3,4を設ける。こ
の場合、読出し機能を有しさえすればよいので、特別の
専用回路とすることなく汎用の読出し/書込み装置を用
い、その読出し機能を用いることによって対応できる。
更にカード型記憶媒体10,11,12,13に対し、
同時にいっぺんにコピーデータを書込むことのできる共
通書込み装置5を設ける。複数のカード型記憶媒体全部
について同時に、いっぺんにデータを読出す必要がない
ので、即ち単にコピーデータを複数のカード型記憶媒体
全部について、同時にいっぺんにコピーデータを書込め
る機能があればよいので汎用の部品を用いることができ
る。例えば、カード型記録媒体の一種である、PCカー
ドの場合、汎用のPCカード制御用LSIを使用するこ
とが出来る。
る為に次の技術的手段を有する。即ち本発明を示す添付
図面図1〜図3中の符号を用いてこれを説明すると、本
発明は、複数のカード型記憶媒体10,11,12,1
3の個々にアクセスできる個々のカード型記憶媒体状態
検出装置、即ち読出し装置1,2,3,4を設ける。こ
の場合、読出し機能を有しさえすればよいので、特別の
専用回路とすることなく汎用の読出し/書込み装置を用
い、その読出し機能を用いることによって対応できる。
更にカード型記憶媒体10,11,12,13に対し、
同時にいっぺんにコピーデータを書込むことのできる共
通書込み装置5を設ける。複数のカード型記憶媒体全部
について同時に、いっぺんにデータを読出す必要がない
ので、即ち単にコピーデータを複数のカード型記憶媒体
全部について、同時にいっぺんにコピーデータを書込め
る機能があればよいので汎用の部品を用いることができ
る。例えば、カード型記録媒体の一種である、PCカー
ドの場合、汎用のPCカード制御用LSIを使用するこ
とが出来る。
【0010】このように構成すると、ステップ1でコピ
ー元カード型記憶媒体をセットすると共に、ステップ2
でn枚数のコピー先カード型記憶媒体10,11,1
2,13を共通書込み装置5及び個別読出し装置1,
2,3,4にセットし、ステップ3でコピー開始の指示
を与えると、ステップ4でコピー元カード型記憶媒体か
らコピーデータの読出し、保存が実施され、次いでステ
ップ5でn枚数のコピー先カード型記憶媒体の内、コピ
ー処理の指定された個別読出し装置1によりその中のカ
ード型記憶媒体10のコピー状態の検出(A)が行わ
れ、即ち、読出され、次いでステップ6によりn枚のカ
ード型記憶媒体の内2番目のカード型記憶媒体状態を検
出すべく、2番目の個別読出し装置2に指定が変更
(C)され、以後同じ動作を繰り返してn枚のカード型
記憶媒体10,11,12,13の全部のカード状態が
検出される。1枚のカード型記憶媒体についてカード状
態の検出(A)と上記指定変更(C)の所要時間をT1
とすると、n枚のカード型記憶媒体がある場合、n枚の
カード型記憶媒体の読出しの為の所要時間はT1×nと
なる。その後ステップ7によりn枚数のコピー先カード
型記憶媒体10,11,12,13全部に共通の書込み
装置5により同時にコピーデータを書込む。(B)これ
により全てのカード型記憶媒体に所定のデータがコピー
される。このデータ書込みが1枚のカード型記憶媒体へ
のデータ書込みの為の所要時間T2−4T1の時間で行
われるので、全カード型記憶媒体へのデータコピーの時
間が極めて早くなる。それを示したのが図3である。而
して上記に於ける個別読出し装置又は共通書込み装置は
読出し又は書込み回路あるいはインターフェイス更には
I/Oポートとして考えることができる。
ー元カード型記憶媒体をセットすると共に、ステップ2
でn枚数のコピー先カード型記憶媒体10,11,1
2,13を共通書込み装置5及び個別読出し装置1,
2,3,4にセットし、ステップ3でコピー開始の指示
を与えると、ステップ4でコピー元カード型記憶媒体か
らコピーデータの読出し、保存が実施され、次いでステ
ップ5でn枚数のコピー先カード型記憶媒体の内、コピ
ー処理の指定された個別読出し装置1によりその中のカ
ード型記憶媒体10のコピー状態の検出(A)が行わ
れ、即ち、読出され、次いでステップ6によりn枚のカ
ード型記憶媒体の内2番目のカード型記憶媒体状態を検
出すべく、2番目の個別読出し装置2に指定が変更
(C)され、以後同じ動作を繰り返してn枚のカード型
記憶媒体10,11,12,13の全部のカード状態が
検出される。1枚のカード型記憶媒体についてカード状
態の検出(A)と上記指定変更(C)の所要時間をT1
とすると、n枚のカード型記憶媒体がある場合、n枚の
カード型記憶媒体の読出しの為の所要時間はT1×nと
なる。その後ステップ7によりn枚数のコピー先カード
型記憶媒体10,11,12,13全部に共通の書込み
装置5により同時にコピーデータを書込む。(B)これ
により全てのカード型記憶媒体に所定のデータがコピー
される。このデータ書込みが1枚のカード型記憶媒体へ
のデータ書込みの為の所要時間T2−4T1の時間で行
われるので、全カード型記憶媒体へのデータコピーの時
間が極めて早くなる。それを示したのが図3である。而
して上記に於ける個別読出し装置又は共通書込み装置は
読出し又は書込み回路あるいはインターフェイス更には
I/Oポートとして考えることができる。
【0011】
【実施例】発明の好ましい実施例として、個別読出し装
置1,2,3,4の各々に関し、株式会社アドテックシ
ステムサイエンス社製の汎用のPCカードコントローラ
LSIを使用したPCカード複製装置AMI−306を
用いた.他方共通書き込み装置5はAMI−306内の
PCカードコントローラLSIを設定変更して共通書き
込み装置として使用できるように設定し用いた。而もこ
の実施例ではSanDisk株式会社製のATA方式の
4Mバイト容量のPCカードSDP3B−4をカード型
記憶媒体10,11,12,13として4枚用い、コピ
ー元のカード型記憶媒体の内容を各々に複製することを
試みた。尚、ここで用いたAMI−306は本発明の検
証のために制御プログラムを変更したものである。この
結果、4枚のカード型記憶媒体10,11,12,13
を上記AMI−306にてコピー元のカード型記憶媒体
を同じ内容にするために要した時間は23秒であった。
尚、この時間にはコピー元のカード型記憶媒体からのデ
ータ読み出しに要する時間11秒が含まれている。従っ
て実際に4枚のカード型記憶媒体10,11,12,1
3に対して同時に書き込みを行うために要した時間は2
3秒−11秒で12秒となる。
置1,2,3,4の各々に関し、株式会社アドテックシ
ステムサイエンス社製の汎用のPCカードコントローラ
LSIを使用したPCカード複製装置AMI−306を
用いた.他方共通書き込み装置5はAMI−306内の
PCカードコントローラLSIを設定変更して共通書き
込み装置として使用できるように設定し用いた。而もこ
の実施例ではSanDisk株式会社製のATA方式の
4Mバイト容量のPCカードSDP3B−4をカード型
記憶媒体10,11,12,13として4枚用い、コピ
ー元のカード型記憶媒体の内容を各々に複製することを
試みた。尚、ここで用いたAMI−306は本発明の検
証のために制御プログラムを変更したものである。この
結果、4枚のカード型記憶媒体10,11,12,13
を上記AMI−306にてコピー元のカード型記憶媒体
を同じ内容にするために要した時間は23秒であった。
尚、この時間にはコピー元のカード型記憶媒体からのデ
ータ読み出しに要する時間11秒が含まれている。従っ
て実際に4枚のカード型記憶媒体10,11,12,1
3に対して同時に書き込みを行うために要した時間は2
3秒−11秒で12秒となる。
【0012】
【比較例】これに対して、図4に示す従来例の場合、各
カード型記憶媒体30,31,32,33各の個別読出
し/書込み装置20,21,22,23として株式会社
アドテックシステムサイエンス社製のインターフェイス
商品名AMI−306を用い、これにより実施例と同じ
処理を試みた所、1枚のカード型記憶媒体30へのカー
ド書き込み時間として約22秒、合計4枚のカード型記
憶媒体の複製に計約55秒かかった。この時間には、実
施例と同様にコピー元のカード型記憶媒体からのデータ
読み出しに要する時間11秒が含まれるため、実際の4
枚の複製時間は、55秒−11秒で44秒となり、1枚
当たり11秒要していることになる。結果、上記実施例
と比較してカード型記憶媒体全部のコピーの為に約4倍
の処理時間を要した。
カード型記憶媒体30,31,32,33各の個別読出
し/書込み装置20,21,22,23として株式会社
アドテックシステムサイエンス社製のインターフェイス
商品名AMI−306を用い、これにより実施例と同じ
処理を試みた所、1枚のカード型記憶媒体30へのカー
ド書き込み時間として約22秒、合計4枚のカード型記
憶媒体の複製に計約55秒かかった。この時間には、実
施例と同様にコピー元のカード型記憶媒体からのデータ
読み出しに要する時間11秒が含まれるため、実際の4
枚の複製時間は、55秒−11秒で44秒となり、1枚
当たり11秒要していることになる。結果、上記実施例
と比較してカード型記憶媒体全部のコピーの為に約4倍
の処理時間を要した。
【0013】
【効果】以上詳述した如く本発明によると、複数枚のカ
ード型記憶媒体にデータをコピーする場合、そのコピー
に要する時間を大幅に短縮できた。特に特別専用部品、
回路を用いることなく、既存製品に何らハードウェアの
変更を行わずにコピー処理時間を大幅に短縮できた。従
って設計、製作が容易で低コスト化を実現すると共に保
守も容易となったものである。
ード型記憶媒体にデータをコピーする場合、そのコピー
に要する時間を大幅に短縮できた。特に特別専用部品、
回路を用いることなく、既存製品に何らハードウェアの
変更を行わずにコピー処理時間を大幅に短縮できた。従
って設計、製作が容易で低コスト化を実現すると共に保
守も容易となったものである。
【図1】本発明のカード型記憶媒体の複製方法を示す機
能ブロック線図である。
能ブロック線図である。
【図2】本発明のコピー先カード型記憶媒体へのデータ
コピーのステップチャート図である。
コピーのステップチャート図である。
【図3】本発明によるコピー先カード型記憶媒体へのデ
ータコピーの処理時間を示す図である。
ータコピーの処理時間を示す図である。
【図4】従来技術1のカード型記憶媒体の複製方法を示
す機能ブロック線図である。
す機能ブロック線図である。
【図5】従来技術1のコピー先カード型記憶媒体へのデ
ータコピーのステップチャート図である。
ータコピーのステップチャート図である。
【図6】従来技術2のカード型記憶媒体の複製方法を示
す機能ブロック線図である。
す機能ブロック線図である。
【図7】従来技術1のコピー先カード型記憶媒体へのデ
ータコピーの処理時間を示す図である。
ータコピーの処理時間を示す図である。
【図8】従来技術2のコピー先カード型記憶媒体へのデ
ータコピーの処理時間を示す図である。
ータコピーの処理時間を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コピー元のカード型記憶媒体のデータを
複数枚のコピー先カード型記憶媒体へコピーする方法に
於いて、複数枚のコピー先カード型記憶媒体10,1
1,12,13各々を個別読出し装置1,2,3,4に
より時間的に順次カード状態を読出し、全てのコピー先
カード型記憶媒体10,11,12,13のカード状態
を検出し終えてから、複数枚のコピー先カード型記憶媒
体10,11,12,13の全てにアクセス可能な共通
書込み装置5により予め読出し、保存しておいたコピー
元のカード型記憶媒体のデータ又は、コンピュータ上の
データを同時に全てのコピー先カード型記憶媒体10,
11,12,13に書込みすることを特徴とするカード
型記憶媒体の複製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103799A JP3196112B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | カード型記憶媒体の複製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103799A JP3196112B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | カード型記憶媒体の複製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000259775A true JP2000259775A (ja) | 2000-09-22 |
JP3196112B2 JP3196112B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=13159686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06103799A Expired - Fee Related JP3196112B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | カード型記憶媒体の複製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196112B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001080171A1 (fr) * | 2000-04-18 | 2001-10-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Installateur de carte de memoire |
JP2006004332A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sony Corp | コンテンツ記憶方法 |
US7869595B2 (en) | 2005-01-20 | 2011-01-11 | Panasonic Corporation | Content copying device and content copying method |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP06103799A patent/JP3196112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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