JP2000259101A - 表示装置および電気掃除機 - Google Patents

表示装置および電気掃除機

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JP2000259101A JP6568999A JP6568999A JP2000259101A JP 2000259101 A JP2000259101 A JP 2000259101A JP 6568999 A JP6568999 A JP 6568999A JP 6568999 A JP6568999 A JP 6568999A JP 2000259101 A JP2000259101 A JP 2000259101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が複雑とならず発光部の発光による表示
形態が増大し、制御が煩雑とならず表示性が向上する表
示装置を備えた電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機21を収容する電気掃除機本体
1に接続するホースの2線信号線23,24を介して、手許
操作部3の操作手段30および発光手段31を制御手段22に
接続する。電源供給手段25からの定電圧を操作手段30に
よる電動送風機21の駆動状態を設定する設定操作に伴っ
て電流値を可変し、電流検知手段28にて読み取る。設定
操作に対応して電動送風機21の駆動を制御する。操作手
段30の自動設定用のボタン13である場合、電源供給手段
25からの電源の電圧値を電圧切換手段26にて切り換え
る。電流方向切換手段27にて電流方向を切り換え、所定
の時間区分で所定の電圧値の電流を発光手段31に流し、
複数の発光素子を適宜発光させる。2線の簡単な構造で
も複数の発光素子を独立して発光でき、表示性を向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作手段の設定操
作に対応して発光手段が発光する表示装置およびその表
示装置を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動送風機の駆動状態や操作手段
による駆動状態の設定に伴って発光手段が発光する電気
掃除機としては、例えば特開平9−140643号公報
に記載の構成が知られている。
【0003】この特開平9−140643号公報に記載
の電気掃除機は、電動送風機の入力を制御する制御手段
を収納した電気掃除機本体に接続するホースの手許に、
電動送風機の駆動状態を設定しその設定内容に対応して
制御手段からの一極性の電流の電流値を可変する操作手
段と、この操作手段にて可変された電流値に対応して適
宜発光する複数の発光部を備え操作手段の一極性とは逆
極性の発光手段とを備えている。また、制御手段は、操
作手段に電源を供給する電源供給手段と、操作手段から
の電流値を検知する電流検知手段と、この電流検知手段
にて電流値を検知することにより電源供給手段からの電
流方向を切り換える電流方向切換手段と、この電流方向
切換手段にて逆極性の電流方向に切り換えられた際に電
源供給手段からの電源の電圧値を複数の異なる電圧値に
可変する電圧切換手段とを備えている。
【0004】そして、制御手段の電流方向切換手段にて
電源供給手段から操作手段に供給される電源の電流方向
を切り換えて、電流方向が操作手段の一極性である順極
性のとき、操作手段による電動送風機の駆動状態の設定
状態に対応して、可変した電源供給手段からの電源の電
流値に則して電動送風機の入力を制御する。また、極性
が発光手段の順極性であるとき、電圧切換手段により電
源供給手段からの電圧値を可変させて複数の発光部を適
宜発光させる。このように制御することにより、2線の
信号線でもホースの手許にマイクロコンピュータやメモ
リなどの記憶手段を配設することなく複数の発光部を適
宜発光でき、操作手段による設定内容を簡単な構成で容
易に表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−140643号公報に記載の電気掃除機では、
発光手段の発光部を適宜複数点灯させる場合、別途同時
に点灯するための発光部を設けるとともに、その発光部
を発光させるための電圧制御を行わなければならず、部
品点数が増大して構造が複雑となるとともに、制御が煩
雑となる問題があるおそれがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、構造が複雑となることなく発光部が単独あるいは同
時に発光する表示形態が増大し、制御が煩雑となること
なく表示性が向上する表示装置およびその表示装置を備
えた電気掃除機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の表示装置
は、操作手段の設定操作にて制御手段により制御される
駆動手段を備えた本体の状態を表示する表示装置におい
て、複数の発光部を有し一極性の電流のみを流してこの
一極性の電流でのみ発光する発光手段を有し、前記操作
手段は、前記発光手段の一極性とは逆極性の電流を流し
所定の設定操作に従って電流値を可変し、前記制御手段
は、前記操作手段に電源を供給する電源供給手段と、前
記操作手段からの電流値を検知する電流検知手段と、こ
の電流検知手段にて電流値を検知することにより前記電
源供給手段からの電流方向を切り換える電流方向切換手
段と、この電流方向切換手段にて前記発光手段に電流が
流れる一極性の電流方向に切り換えられた際に前記電源
供給手段からの前記電源の電圧値を所定時間内で複数の
異なる電圧値に可変する電圧切換手段とを備えたもので
ある。
【0008】そして、駆動手段の駆動状態を設定する操
作手段の設定操作にて、制御手段は電源供給手段から供
給された電源の可変された電流値を電流検知手段にて検
知するとともに電流方向切換手段にて電源供給手段から
の電流方向を切り換え、この電流方向が切り換えられた
電源供給手段からの電源の電圧値を電圧切換手段にて所
定時間内で複数の異なる電圧値に可変し、操作手段とは
逆極性の電流を流す発光手段に電源を供給し、発光手段
の複数の発光部を適宜発光させるので、発光手段の発光
部を発光させるための構成を複雑化することなく発光部
が点灯および消灯する表示形態が増大し、簡単な制御に
て表示性が向上する。
【0009】請求項2記載の表示装置は、請求項1記載
の表示装置において、電圧切換手段は、電源の電圧値を
電流検知手段にて検知した異なる電流値に対応して異な
る電圧値に可変するものである。
【0010】そして、電流検知手段にて検知した操作手
段の設定操作による可変された電流値に対応して電圧切
換手段にて可変する異なる電圧値に可変するため、操作
手段の設定操作に対応して発光手段の発光部が適宜点灯
および消灯し、表示性が向上する。
【0011】請求項3記載の表示装置は、請求項1また
は2記載の表示装置において、発光手段は、定電圧手
段、トランジスタおよび複数の発光素子を備えたもので
ある。
【0012】そして、定電圧手段およびトランジスタに
より、電流検知手段で検知した電流値に対応して電源供
給手段から供給される電源の電圧切換手段にて可変され
た電圧値を複数の発光素子のうちの所定の発光素子に供
給して発光させ、操作手段の設定操作の内容を表示させ
る。
【0013】請求項4記載の表示装置は、請求項1ない
し3いずれか一記載の表示装置において、電圧切換手段
は、所定時間内で可変される異なる電圧値の時間をそれ
ぞれ略同じ割合とするものである。
【0014】そして、電圧切換手段にて所定時間内で可
変する電源の異なる電圧値の時間をそれぞれ略同じ割合
にするため、複数の発光部の点灯および消灯状態が同等
となる。
【0015】請求項5記載の電気掃除機は、電動送風機
と、請求項1ないし4いずれか一記載の表示装置とを備
え、前記請求項1ないし4いずれか一記載の表示装置の
操作手段は、前記電動送風機の駆動状態を設定するもの
である。
【0016】そして、請求項1ないし4いずれか一記載
の表示装置の操作手段による設定操作にて電動送風機の
駆動状態を設定することにより、構造が複雑となること
なく発光手段が設定操作に対応した電動送風機の駆動状
態を表示する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0018】図4において、1は電気掃除機本体で、こ
の電気掃除機本体1には、ホース2の基端が着脱自在に
接続され、このホース2の先端には後方に向けて分岐さ
れた形状の手許操作部3が設けられている。また、この
手許操作部3の先端には、連結および切り離しにより長
さが調節される延長管4を介して吸込口体5が取り付け
られている。
【0019】そして、手許操作部3は、図5に示すよう
に、後方に向けて分岐され先端が自由端の部分が握り部
11となり、手許操作部3の上面は握り部11から延長管4
の方向に向けて停止設定用のボタン12、自動設定用のボ
タン13および弱/強設定用のボタン14が1列に順次並ん
で配設されている。
【0020】さらに、手許操作部3の上面には、自動設
定用のボタン13の位置に発光部としての発光ダイオード
などの発光素子LED 1 が配設されているとともに、弱/
強設定用のボタン14に並ぶ位置に発光部としての2個の
発光ダイオードなどの発光素子LED 2 ,LED 3 が配設さ
れている。なお、発光素子LED 2 は、点灯による表示の
大きさが発光素子LED 3 より小さい。
【0021】次に、上記実施の形態の回路構成を図面を
参照して説明する。
【0022】図1に示すように、電気掃除機本体1の駆
動手段である電動送風機21は、電気掃除機本体1内に配
設された回路基板上に搭載された電力制御用のトライア
ックTrおよび電源線を介して商用交流電源eに接続され
る。そして、トライアックTrのゲートには、回路基板に
搭載された制御手段22が接続されている。また、制御手
段22には、ホース2に設けられた一対の信号線23,24を
介して手許操作部3に例えば定電圧源VA や定電圧源V
ccの電源を供給する電源供給手段25、この電源供給手段
25から供給する電源の電圧値を可変する電圧切換手段2
6、電源供給手段25から供給する電源の電流方向の極性
を切り換える電流方向切換手段27、信号線23,24を介し
て手許操作部3からの電流値を読み取る電流検知手段28
を備えている。
【0023】そして、制御手段22の電流検知手段28およ
び電流方向切換手段27には、信号線23,24を介して接続
される手許操作部3の停止設定用のボタン12、自動設定
用のボタン13および弱/強設定用のボタン14を備えた操
作手段30と、発光素子LED 1,LED 2 ,LED 3 を備えた
発光手段31の並列回路が接続される。これら制御手段22
の電源供給手段25、電圧切換手段26、電流方向切換手段
27および電流検知手段28と、操作手段30と、発光手段31
とにて表示装置33が構成される。
【0024】さらに、制御手段22には、電動送風機21の
負圧側に位置して電気掃除機本体1内に配設され電動送
風機21の駆動による負圧を検出する図示しない塵埃量検
出手段としての例えば圧力センサが接続されている。な
お、制御手段22は、圧力センサにて検出する負圧があら
かじめ設定されているH1 ,H2 より高いか低いかによ
り、集塵室内に装着される集塵袋に捕捉した塵埃量を認
識、例えばH1 より低い場合にはあまり塵埃が溜まって
いない状態、H1 より高くH2 より低い場合にはある程
度塵埃が溜まった状態、H2 より高い場合には集塵袋が
塵埃でほとんど一杯となった状態と判断する。
【0025】そして、制御手段22の一部の具体的な回路
構成は、図2に示すようになっている。すなわち、制御
手段22は、各種回路に定電圧を供給する定電圧源Vcc
接続されたマイクロコンピュータ34を有している。この
マイクロコンピュータ34は、電流方向を切り換える電流
方向切換手段27を構成する電流方向切換ポートPa 、操
作手段30からの電圧を読み取る電流検知手段28を構成す
る電圧読取ポートPb、電圧切換手段26を構成する3つ
の電圧切換ポートPA ,PB ,PC を備えている。
【0026】このマイクロコンピュータ34の電流方向切
換ポートPa には、抵抗R1 を介してトランジスタQ1
のベースが接続されているとともに、抵抗R2 を介して
トランジスタQ2 のベースが接続され、トランジスタQ
1 のエミッタは接地され、トランジスタQ1 のコレクタ
はホース2の信号線23,24を電気的に接続する端子Aに
接続されている。一方、トランジスタQ2 のコレクタは
トランジスタQ1 のコレクタに接続され、トランジスタ
2 のエミッタは抵抗R3 を介して電源供給手段25の定
電圧源Vccに接続されている。
【0027】また、電流方向切換ポートPa には、抵抗
4 を介してトランジスタQ3 のベースが接続されると
ともに、抵抗R5 を介してトランジスタQ4 のベースが
接続されている。そして、トランジスタQ3 のコレクタ
はマイクロコンピュータ34の電圧読取ポートPb に接続
されている。さらに、トランジスタQ3 のコレクタに
は、抵抗R6 およびコンデンサC1 の並列回路が接続さ
れ、これら抵抗R6 およびコンデンサC1 は接地されて
いる。また、トランジスタQ3 のエミッタはホース2の
信号線23,24を電気的に接続する端子Bに接続されてい
る。
【0028】さらに、トランジスタQ4 のエミッタは接
地され、トランジスタQ4 のコレクタには、抵抗R7
介してトランジスタQ5 のベースが接続されている。そ
して、このトランジスタQ5 のコレクタはトランジスタ
3 のエミッタに接続され、トランジスタQ5 のベース
およびエミッタ間には抵抗R8 が接続されている。さら
に、トランジスタQ5 のエミッタには、電圧切換手段26
に接続される端子Cに接続されている。
【0029】そして、端子Cには、発光手段31の発光素
子LED 1 ,LED 2 ,LED 3 の数である3つに対応して3
つのトランジスタQ11,Q12,Q13のコレクタがそれぞ
れ接続されている。これらトランジスタQ11,Q12,Q
13のベースには、抵抗R11,R12,R13を介してトラン
ジスタQ14,Q15,Q16のコレクタがそれぞれ接続され
ている。また、トランジスタQ11,Q12,Q13のベース
およびエミッタ間には、抵抗R14,R15,R16がそれぞ
れ接続されている。さらに、トランジスタQ11のエミッ
タには電源供給手段25の定電圧源VA が接続され、トラ
ンジスタQ12のエミッタには抵抗R17を介して定電圧源
A が接続され、トランジスタQ13のエミッタには抵抗
17,R18の直列回路を介して定電圧源VA が接続され
るとともに、ツェナダイオードZD1 を介して接地されて
いる。
【0030】また、トランジスタQ11,Q12,Q13のエ
ミッタはそれぞれ接地され、各トランジスタQ11
12,Q13のベースは抵抗R19,R20,R21を介してマ
イクロコンピュータ34の各電圧切換ポートPA ,PB
C にそれぞれ接続されている。
【0031】なお、これらトランジスタQ11,Q12,Q
13のオンオフにより端子Cに印加される電圧値は、抵抗
17,R18により電圧値の大きさがVA >VB >VC
なる電圧値の異なるVA ,VB ,VC が印加される。
【0032】一方、端子Aおよび端子Bには、図3に示
すように、これら端子Aおよび端子Bにそれぞれ接続す
るホース2の各信号線23,24を介した手許操作部3に配
設された発光手段31および操作手段30がそれぞれ接続さ
れる。
【0033】そして、表示手段19は、信号線47,48間
に、ダイオードD1 、抵抗R21および定電圧手段である
ツェナダイオードZD2 の直列回路を有している。また、
ダイオードD1 を介した信号線23,24間には、抵抗R21
およびツェナダイオードZD2 の直列回路に対して並列
に、ダイオードD2 、抵抗R22、トランジスタQ21のエ
ミッタ、コレクタ、発光部である発光素子としての発光
ダイオードLED 1 の直列回路が設けられている。さら
に、抵抗R24を介したトランジスタQ21のベースと、発
光ダイオードLED 1 を介したトランジスタQ21のコレク
タとの間には、抵抗R23、ダイオードD3 、発光部であ
る発光素子としての発光ダイオードLED 2 の直列回路が
接続されている。また、この抵抗R23はトランジスタQ
22のコレクタに接続され、このトランジスタQ22のエミ
ッタはダイオードD2 および抵抗R22の接続点に接続さ
れている。そして、ダイオードD1 を介した信号線23,
24間には、抵抗R25および定電圧手段であるツェナダイ
オードZD3 の直列回路が接続され、これら抵抗R25およ
びツェナダイオードZD3 の接続点にトランジスタQ22
ベースが抵抗R26を介して接続されている。
【0034】また、ダイオードD1 を介した信号線23,
24間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD4 、トランジスタQ
23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列回
路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベー
スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の接続点に接続される。また、抵抗R27および抵
抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジスタQ
24のベースが接続され、このトランジスタQ24のエミッ
タは信号線24に接続されている。そして、トランジスタ
24のコレクタには発光部である発光素子としての発光
ダイオードLED 3 が接続され、この発光ダイオードLED
3 は抵抗R23およびダイオードD3 の接続点に接続され
ている。
【0035】なお、発光手段31は、ツェナダイオードZD
3 の設定電圧の電圧値より低い電圧、例えば電圧値VC
では、ツェナダイオードZD2 およびツェナダイオードZD
3 が逆阻止状態となってトランジスタQ23およびトラン
ジスタQ22のベース電流が流れずトランジスタQ23およ
びトランジスタQ22がそれぞれオフ状態となり発光ダイ
オードLED 2 ,LED 3 が消灯し、トランジスタQ21がオ
ンして、自動設定用のボタン13に位置する発光ダイオー
ドLED 1 が点灯する。
【0036】また、ツェナダイオードZD3 の設定電圧の
電圧値より高くかつツェナダイオードZD2 の設定電圧の
電圧値より低い電圧、例えば電圧値VB では、ツェナダ
イオードZD3 がオンするとともに、ツェナダイオードZD
2 が逆阻止状態でトランジスタQ22のベース電流が流れ
てトランジスタQ22がオンしてトランジスタQ21および
トランジスタQ23にベース電流が流れずトランジスタQ
21およびトランジスタQ23がオフし、発光ダイオードLE
D 1 ,LED 3 が消灯し、表示の小さい発光ダイオードLE
D 2 が点灯する。
【0037】さらに、ツェナダイオードZD2 の設定電圧
の電圧値より高い電圧、例えば電圧値VA では、ツェナ
ダイオードZD3 がオンし、トランジスタQ23がオンして
トランジスタQ24がオンするとともにトランジスタQ22
がオンしてトランジスタQ21にベース電流が流れずトラ
ンジスタQ21がオフし、発光ダイオードLED 1 が点灯し
ないとともにダイオードD2 による電圧抑制効果により
発光ダイオードLED 2は点灯せず、表示の大きい発光ダ
イオードLED 3 が点灯する。
【0038】一方、信号線23,24間には、操作手段30を
構成する電流制限用の抵抗R35およびダイオードD1
直列に接続されている。そして、抵抗R35に対して並列
に、停止設定用のボタン12により操作される常開のスイ
ッチ36および抵抗R36の直列回路、自動設定用のボタン
13により操作される常開のスイッチ37および抵抗R37
直列回路、弱/強設定用のボタン14により操作される常
開のスイッチ38および抵抗R38の直列回路が接続されて
いる。なお、各ボタン12,13,14に対応する各抵抗
36,R37,R38の抵抗値は、それぞれ異なる抵抗値に
設定されている。
【0039】次に、上記実施の形態の動作を図面を参照
して説明する。
【0040】まず、掃除に際して、電気掃除機本体1に
ホース2を接続するとともに図示しない電源線を介して
商用交流電源eが供給されると、制御手段22とホース2
の操作手段30および発光手段31とが電気的に接続された
状態となる。そして、このホース2の接続状態を、制御
手段22の電流検知手段28にて読み取る電圧値により判断
する。
【0041】すなわち、図6のフローチャートに示すよ
うに、制御手段22は、まず、操作手段30のいずれのボタ
ン12,13,14も操作されていない旨のx=0、y=0、
c=0、電動送風機21が停止した状態である旨の入力P
=0、制御手段22に設けられた図示しない計時手段によ
り計時していない旨の時間t=0を設定する(ステップ
1)。
【0042】この後、図9(a)に示すように、供給さ
れる商用交流電源eのゼロクロスを検出する(ステップ
2)。次に、図2および図3に示す回路図の矢印Iの方
向に電流を流す処理である制御手段22の電流検知手段28
にて読み取る電圧値によりホース2の接続状態を判断す
る(ステップ3)。そして、ホース2の接続状態の認識
後、図2および図3に示す回路図の矢印IIの方向に電流
を流す処理である発光手段の適宜点灯による所定の表示
をさせる(ステップ4)。
【0043】すなわち、図7のフローチャートに示すよ
うに、まず制御手段22の電流検知手段28が、図2および
図3に示す回路図の矢印Iの方向に流れる電流の電流値
を検知する(ステップ11)する。すなわち、マイクロコ
ンピュータ34は電流方向切換ポートPa から例えば10
msのパルス出力をするもので、マイクロコンピュータ
34の電流方向切換ポートPa からLレベル出力する。そ
して、この電流方向切換ポートPa からのLレベル出力
により、トランジスタQ2 およびトランジスタQ3 はオ
ンし、図2および図3に示す回路図の矢印Iの方向に定
電圧Vccの電流が流れ、電気的に接続された状態となる
操作手段30に電流が流れる。
【0044】ここで、操作手段30には、端子A,Bに接
続する信号線23,24間に電流制限用の抵抗R35およびダ
イオードD1 の直列回路を有していることから、図2お
よび図3に示す回路図の矢印Iの方向に定電圧Vccの電
流が流れることにより、所定の電流値に可変される。こ
の電流値が可変された電流が、図2および図3に示す回
路図の矢印Iの方向に流れることにより、図9(g)に
示すように、電流検知手段28を構成する電圧読取ポート
b にて、パルス的なタイミングで電流の電流値を検知
する。
【0045】そして、制御手段22は、図7のフローチャ
ートで示すように、読取電流値が、ホース2が接続され
た待機状態で操作手段30の各ボタン12,13,14が操作さ
れていない状態の閾値i1 より大きいか否かを判断し
(ステップ12)、読み取った電流値が閾値i1 より大き
くないと判断した場合には、ホース2が接続されていな
い、すなわち端子A,Bに制御手段22が電気的に接続さ
れていないと判断し、次の制御に進む。
【0046】また、ステップ12で、読取電流値が閾値i
1 より大きいと判断した場合には、読取電流値が閾値i
2 より大きいか否かを判断する(ステップ13)。そし
て、読取電流値が閾値i2 より大きくない、すなわち読
取電流値が閾値i1 より大きく閾値i2 より小さいと判
断してホース2が接続されていると判断し、次の制御に
進む。
【0047】さらに、ステップ13で、読取電流値が閾値
2 より大きいと判断した場合には、読取電流値が閾値
3 より大きいか否かを判断する(ステップ14)。そし
て、読取電流値が閾値i3 より大きくない、すなわち読
取電流値が閾値i2 より大きく閾値i2 より小さいと判
断して操作手段30の停止設定用のボタン12が操作された
と判断し、トライアックTrを適宜位相制御し、電動送風
機21の入力が0となる駆動を停止させる制御である切処
理する(ステップ15)。
【0048】そしてさらに、ステップ14で、読取電流値
が閾値i3 より大きいと判断した場合には、読取電流値
が閾値i4 より大きいか否かを判断する(ステップ1
6)。そして、読取電流値が閾値i4 より大きくない、
すなわち読取電流値が閾値i3 より大きく閾値i4 より
小さいと判断して操作手段30の自動設定用のボタン13が
操作されたと判断し、圧力センサにて検知する負圧状態
などに基づいて、トライアックTrを適宜位相制御し、電
動送風機21の入力を適宜可変させる駆動制御である自動
処理をする(ステップ17)。
【0049】また、ステップ16で、読取電流値が閾値i
4 より大きいと判断した場合には、操作手段30の弱/強
設定用のボタン14が操作されたと判断し、トライアック
Trを適宜位相制御し、電動送風機21の入力を弱あるいは
強の駆動状態にする手動処理をする(ステップ18)。
【0050】一方、制御手段22は、マイクロコンピュー
タ34の電流方向切換ポートPa から10msでのパルス
的なLレベル出力の後にHレベル出力し、図9(b)に
示すように、電流方向を図2および図3に示す回路図の
矢印IIの方向で端子Cに印加されている所定の電圧値の
電流を流す。
【0051】すなわち、図8に示すように、制御手段22
は、電流方向切換ポートPa からのHレベル出力ととと
もに、図示しない計時手段にて計時するとともに(ステ
ップ21)、一旦電流方向を図2および図3に示す回路図
の矢印IIの方向で端子Cに印加されている電圧の電流値
を0にする(ステップ22)。
【0052】そして、計時手段にて計時した時間tが次
のパルス的なLレベル出力までの時間である10ms以
下か否かを判断し(ステップ23)、時間tが10ms以
下であると判断した場合には、自動処理、すなわち操作
手段30の自動設定用のボタン13が操作されて制御手段22
が電動送風機21の駆動状態を自動制御しているか否かを
判断する(ステップ24)。そして、自動処理されていな
いと判断した場合には、ホース2が接続されただけの待
機状態、停止設定用のボタン12が操作されて切処理中、
あるいは、弱/強設定用のボタン14が操作されて手動処
理中であると判断し、次の処理に進み、自動処理させて
いると判断した場合には端子Cに電圧VC を印加する
(ステップ25)。
【0053】すなわち、マイクロコンピュータ34の電圧
切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれLレベル、L
レベル、Hレベル出力し、トランジスタQ16をオンさせ
てトランジスタQ13をオンさせ、トランジスタQ14およ
びトランジスタQ15にベース電流がそれぞれ流れずにト
ランジスタQ14およびトランジスタQ15がそれぞれオフ
してトランジスタQ11およびトランジスタQ12にベース
電流がそれぞれ流れずにトランジスタQ11およびトラン
ジスタQ12がそれぞれオフし、図9(e)および図10
(b)で示すように端子Cに抵抗R17および抵抗R18
介した定電圧源VA である電圧VC が印加される。
【0054】この電圧VC がホース2の信号線23,24を
介して発光手段31に流れることにより、発光手段31のツ
ェナダイオードZD2 およびツェナダイオードZD3 が逆阻
止状態で、トランジスタQ23およびトランジスタQ22
それぞれベース電流が流れずトランジスタQ23およびト
ランジスタQ22がそれぞれオフ状態となるとともにトラ
ンジスタQ21がオンし、図9(f)および図10(c)
に示すように自動設定用のボタン13に位置する発光ダイ
オードLED 1 が点灯し、自動処理中である旨を表示す
る。なお、この発光ダイオードLED 1 のパルス的な点灯
は、図9および図10で示すように、30ms毎に点灯
する状態となることから、掃除作業者には発光ダイオー
ドLED 1 が連続して点灯し続けているように見える。
【0055】また、ステップ23で、計時手段にて計時し
た時間tが次のパルス的なLレベル出力までの時間であ
る10ms以下でないと判断した場合には、計時手段に
て計時した時間tが次の次である2つ目のパルス的なL
レベル出力までの時間である20ms以下か否かを判断
する(ステップ26)。そして、時間tが20ms以下、
すなわち計時開始から10msを経過し20msになっ
ていない時間であると判断した場合には、図10(a)
に示すように、制御手段22が圧力センサにて検出する負
圧状態が圧力H1 より高いか否かを判断する(ステップ
27)。このステップ27で、圧力センサにて検出した負圧
がH1 より高くないと判断した場合には塵埃がほとんど
溜まっていまいと判断し次の制御に進み、検出した負圧
がH1 より高いと判断した場合には吸い込んだ塵埃があ
る程度溜まったと判断して端子Cに電圧VB を印加する
(ステップ28)。
【0056】すなわち、マイクロコンピュータ34の電圧
切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれLレベル、H
レベル、Lレベル出力し、トランジスタQ15をオンして
トランジスタQ12をオンするとともに、トランジスタQ
14およびトランジスタQ16にそれぞれベース電流が流れ
ずトランジスタQ14およびトランジスタQ16がそれぞれ
オフし、トランジスタQ11およびトランジスタQ13にそ
れぞれベース電流が流れずトランジスタQ11およびトラ
ンジスタQ13がそれぞれオフし、図10(d)に示すよ
うに端子Cに抵抗R17を介した定電圧源VA である電圧
B を印加する。
【0057】この電圧VB がホース2の信号線23,24を
介して発光手段31に流れることにより、発光手段31のツ
ェナダイオードZD3 がオンするとともにツェナダイオー
ドZD2 が逆阻止状態となり、トランジスタQ22がオンす
るとともに、トランジスタQ21およびトランジスタQ23
にそれぞれベース電流が流れずトランジスタQ21および
トランジスタQ23がそれぞれオフし、図10(c),
(e)で示すように、小さい表示の発光ダイオードLED
2 が点灯し、塵埃がある程度溜まった旨を表示する。
【0058】さらに、ステップ26で、計時手段にて計時
した時間tが次の次のパルス的なLレベル出力までの時
間である20ms以下でないと判断した場合には、計時
手段にて計時した時間tが次の次の次である3つ目のパ
ルス的なLレベル出力までの時間である30ms以下か
否かを判断する(ステップ29)。そして、時間tが30
ms以下、すなわち計時開始から20msを経過し30
msになっていない時間であると判断した場合には、制
御手段22が圧力センサにて検出する負圧状態が圧力H1
より高い圧力である圧力H2 より高いか否かを判断する
(ステップ30)。このステップ30で、圧力センサにて検
出した負圧がH2 より高くないと判断した場合には塵埃
がまだ一杯になっていないと判断し次の制御に進み、検
出した負圧がH2 より高いと判断した場合には吸い込ん
だ塵埃で集塵袋が一杯となったと判断して端子Cに電圧
A を印加する(ステップ31)。
【0059】すなわち、マイクロコンピュータ34の電圧
切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれHレベル、L
レベル、Lレベル出力し、トランジスタQ14をオンして
トランジスタQ11をオンし、トランジスタQ15およびト
ランジスタQ16にそれぞれベース電流が流れずトランジ
スタQ15およびトランジスタQ16がそれぞれオフし、ト
ランジスタQ12およびトランジスタQ13にそれぞれベー
ス電流が流れずトランジスタQ12およびトランジスタQ
13がそれぞれオフし、端子Cに定電圧源の電圧VA が印
加される。
【0060】この電圧VA がホース2の信号線23,24を
介して発光手段31に流れることにより、発光手段31のツ
ェナダイオードZD3 がオンし、トランジスタQ23がオン
してトランジスタQ24がオンするとともにトランジスタ
22がオンしてトランジスタQ21にベース電流が流れず
トランジスタQ21がオフし、ダイオードD3 による電圧
抑制効果により、発光ダイオードLED 2 は点灯せずに大
きい表示の発光ダイオードLED 3 が点灯し、塵埃が一杯
となった旨を表示する。
【0061】そして、ステップ80で計時手段にて計時し
た時間tが次の次の次であるパルス的なHレベル出力ま
での時間である30ms以下でない、すなわち30ms
が経過したと判断した場合には、計時手段をリセットし
(ステップ32)、次の操作の待機状態となる。
【0062】また、図9(c)に示すように、自動によ
る掃除中に操作手段30の弱/強設定用のボタン14が設定
操作されると、制御手段22は発光ダイオードLED 1 を消
灯させるとともに、電動送風機21を強の駆動状態で駆動
制御する。
【0063】すなわち、パルス状にマイクロコンピュー
タ34の電流方向切換ポートPa からのLレベル出力によ
り、図2および図3に示す回路図の矢印Iの方向に定電
圧Vccの電流が流れ、弱/強設定用のボタン14の設定操
作に対応した電流値に変換された電流の電流値を図9
(d)に示すように電圧読取ポートPb にてパルス的な
タイミングで検知する。
【0064】そして、制御手段22は、図7のフローチャ
ートで示すステップ16で読取電流値が閾値i4 より大き
いと判断し、手動処理、すなわちトライアックTrを適宜
位相制御し、電動送風機21を強の駆動状態に制御する。
また、制御手段22は、この手動処理とともに、マイクロ
コンピュータ34の電圧切換ポートPA ,PB ,PC から
それぞれLレベル、Lレベル、Lレベル出力し、電圧切
換手段26を構成する各トランジスタQ14,Q15,Q16
ベース電流が流れなくなり各トランジスタQ14,Q15
16をオフさせて、各トランジスタQ11,Q12,Q13
ベース電流が流れなくなり各トランジスタQ11,Q12
13をオフさせ、端子Cに印加する電圧値を0にする。
そして、制御手段22は、電流方向切換ポートPa からパ
ルス的なLレベル出力の後にHレベル出力して電流方向
を図2および図3に示す回路図の矢印IIの方向に切り換
える。このため、発光手段31に電圧値が0の電流が流
れ、すなわち発光手段31に電流が流れず、各発光ダイオ
ードLED 1 ,LED 2 ,LED 3は点灯しない。
【0065】さらに、図9(c)に示すように、この操
作手段30の弱/強設定用のボタン14が設定操作されて強
の状態で電動送風機21を駆動制御している際、再び弱/
強設定用のボタン14が設定操作されると、図9(d)に
示すように電流方向切換ポートPa からのLレベル出力
の際に電圧読取ポートPb にて弱/強設定用のボタン14
の設定操作に対応した電流値を検知し、制御手段22は強
の駆動状態の際に再び弱/強設定用のボタン14が設定操
作されたと認識して電動送風機21を弱の駆動状態に制御
する手動処理する。また、この手動処理とともに、上述
の強での駆動制御の場合と同様に端子Cに印加する電圧
値を0とし、発光手段31に電流を流さず、各発光ダイオ
ードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を点灯させない制御をす
る。
【0066】そして、これら手動処理の際に圧力センサ
にて検知する負圧状態が所定の負圧より高くなったこと
を制御手段22が認識すると、上述したように、端子Cに
電圧VB および電圧VA を適宜印加し、電流方向を切り
換えて発光手段31に電圧VBおよび電圧VA の電流を流
し、図10(e)で示すように、発光手段31の各発光ダ
イオードLED 2 ,LED 3 を適宜点灯させ、負圧の状態す
なわち塵埃量を表示する。
【0067】このように、図10に示すように、自動設
定用のボタン13が操作された場合には電流方向切換ポー
トPa からの次のパルス的なLレベル出力までの時間で
ある10ms以内で自動設定用のボタン13に位置する発
光ダイオードLED 1 を点灯させ、圧力が所定の負圧H1
より高くなる場合には10msから20ms以内で発光
ダイオードLED 2 を点灯させ、圧力が所定の負圧H2
り高くなる場合には20msから30ms以内で発光ダ
イオードLED 3 を点灯させる。すなわち、10ms以
内、10msから20ms以内、20msから30ms
以内で時間区分し、操作手段の設定操作や負圧状態など
の電気掃除機本体1の状態に対応して、発光ダイオード
LED 1 ,LED 2 ,LED 3 の数に対応した3つの時間区分
でそれぞれ独立に電圧切換ポートPA ,PB ,PC から
適宜Lレベル出力およびHレベル出力し、各時間区分毎
に適宜電圧VA ,VB ,VC の電流が流れ、3つの時間
区分で発光手段31の1つの発光サイクルとなっている。
【0068】このため、発光ダイオードLED 1 ,LED
2 ,LED 3 をそれぞれ独立して点灯および消灯でき、
例えば従来のような1つの表示状態を複数の発光ダイオ
ードの点灯および消灯により表示する場合に比して、限
られた発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 の数で表
示可能な表示形態を増大でき、表示性を向上できる。
【0069】そして、表示形態を増大できるため、発光
ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3を点灯および消灯さ
せる構造、例えば電機部品や発光ダイオード自体の数も
減少できて回路構成を簡略化でき、軽量小型化できると
ともに製造性も向上できる。
【0070】さらに、回路構成を簡略化できることによ
り、制御方法が簡単となり、簡単な構造のマイクロコン
ピュータ34を利用できるとともに、電気掃除機本体1と
手許操作部3とを接続する一対の信号線23,24で制御で
き、構造を簡略化できる。
【0071】なお、上記図1ないし図10に示す実施の
形態において、操作手段30の自動設定用のボタン13およ
び圧力センサにて検出した負圧の状態により発光手段31
の発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を適宜点灯さ
せて説明、すなわち操作手段30の自動設定用のボタン13
が操作された場合には発光ダイオードLED 1 を点灯さ
せ、他のボタン12,14が操作された場合には点灯させな
い制御をしたが、操作手段30の各ボタン12,13,14の操
作により発光手段31の発光ダイオードLED 1 ,LED 2
LED 3 を適宜点灯させてもよい。
【0072】また、電気掃除機に適用して説明したが、
例えば炊飯器や洗濯機、調理器、空調装置あるいは自動
車のコントロールパネルなど、操作手段の設定操作によ
り適宜発光手段を適宜点灯および消灯させるいずれの電
気機器に適用できる。
【0073】そして、発光手段30として、定電圧手段で
あるツェナダイオードZD2 ,ZD3 、各種トランジスタQ
21,Q22,Q23,Q24および複数の発光素子である発光
ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 にて構成して説明し
たが、例えば発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3
どの発光素子の代わりにランプなどを用いてランプを点
灯させる回路構成とするなどしてもよい。なお、定電圧
手段、トランジスタおよび複数の発光素子にて発光手段
を構成することにより、2線の信号線23,24などの簡単
な構成でも複数の発光素子を独立して適宜点灯および消
灯でき、構造が簡略化して製造性を向上できるととも
に、ホース2の軽量化が容易に図れる。
【0074】また、塵埃量検出手段として圧力センサを
用いて説明したが、捕捉した塵埃量を検知できるいずれ
の構成を用いてもよい。さらに、圧力センサにて検知す
る負圧状態を表示するようにしてもよい。そしてさらに
は、塵埃量や負圧状態の表示に限らず、電動送風機の駆
動状態など他の内容を表示してもよい。
【0075】次に、他の実施の形態を図11および図1
2を参照して説明する。
【0076】この図11および図12に示す実施の形態
は、上記図1ないし図10に示す実施の形態の圧力セン
サにて検知する負圧がH1 を越えた際にある程度塵埃が
溜まった旨を表示する発光ダイオードLED 2 の点灯に代
えて、負圧の圧力変化ΔHを認識し、圧力変化ΔHが所
定の値を超えた場合には、発光ダイオードLED 2 を点灯
させて掃除する被掃除面が絨毯である旨を表示するもの
である。
【0077】すなわち、図11に示すように、手許操作
部41は、後方に向けて分岐され先端が自由端の部分が握
り部11となり、手許操作部41の上面は握り部11から延長
管4の方向に向けて停止設定用のボタン12、自動設定用
のボタン13および弱/強設定用のボタン14が1列に順次
並んで配設されている。また、手許操作部41の上面に
は、自動設定用のボタン13の位置に発光部としての発光
ダイオードなどの発光素子LED 1 が配設されているとと
もに、弱/強設定用のボタン14に並ぶ位置に発光部とし
ての2個の発光ダイオードなどの発光素子LED 2 ,LED
3 が配設されている。なお、発光素子LED 2 は、点灯に
よる表示の大きさが発光素子LED 3 より小さい。なお、
回路構成は、上記図1ないし図10に示す実施の形態と
同様である。
【0078】次に、上記図11および図12に示す実施
の形態の動作を説明する。
【0079】まず、図1ないし図10に示す実施の形態
と同様に、マイクロコンピュータ34の電流方向切換ポー
トPa からパルス状にLレベル出力し、図2および図3
に示す回路図の矢印Iの方向に流れる電流の電流値を検
知する。そして、操作手段30の自動設定用のボタン13が
設定操作されると、検知する電流値が所定の閾値i3
り大きく閾値i4 より小さくなり、制御手段22が自動設
定用のボタン13が設定操作されたと判断し、トライアッ
クTrを適宜位相制御し、電動送風機21の入力を適宜可変
させる駆動制御である自動処理をする。
【0080】また、制御手段22は、マイクロコンピュー
タ34の電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれL
レベル、Lレベル、Hレベル出力し、トランジスタQ16
をオンさせてトランジスタQ13をオンさせ、トランジス
タQ14およびトランジスタQ15にベース電流がそれぞれ
流れずにトランジスタQ14およびトランジスタQ15がそ
れぞれオフしてトランジスタQ11およびトランジスタQ
12にベース電流がそれぞれ流れずにトランジスタQ11
よびトランジスタQ12がそれぞれオフし、端子Cに抵抗
17および抵抗R18を介した定電圧源VA である電圧V
C を印加する。そして、制御手段22は、電流方向切換ポ
ートPa からのパルス的なLレベル出力の後にHレベル
出力し、図12(c)に示すように電圧VC の電流を計
時手段にて計時した時間tが次のパルス的なLレベル出
力までの時間である10ms以下の時間範囲で図2およ
び図3に示す回路図の矢印IIの方向に流す。この電圧V
Cの電流が流れることにより、図12(d)に示すよう
に自動設定用のボタン13に位置する発光ダイオードLED
1 が点灯し、自動処理中である旨を表示する。
【0081】ところで、掃除する場所を絨毯とすると、
吸込口体の下面に開口する吸込口に絨毯の毛が入り込む
状態となって、吸込口体の下面の負圧が増大する状態と
なる。また、吸込口体を絨毯上で走行させることによ
り、吸込口に絨毯の毛が入り込む状態が変化するため、
圧力センサにて検知する負圧の状態が大きく変化する。
すなわち、図12(a)に示すように、絨毯上を掃除す
ると、負圧の圧力変化ΔHがあらかじめ設定されたΔH
1 より大きくなる。
【0082】そして、制御手段22が圧力センサにて検知
する負圧の圧力変化ΔHが設定値のΔH1 より大きくな
ったと判断すると、図1ないし図10に示す実施の形態
と同様に、マイクロコンピュータ34の電圧切換ポートP
A ,PB ,PC からそれぞれLレベル、Hレベル、Lレ
ベル出力して端子Cに電圧VB を印加する。さらに、制
御手段22は、電流方向切換ポートPa からのパルス的な
Lレベル出力の後にHレベル出力し、図12(c)に示
すように計時手段にて計時した時間tが計時開始から1
0msを経過し20msになっていない時間の範囲で図
2および図3に示す回路図の矢印IIの方向に電圧VB
電流を流し、図12(d)に示すように小さい方の発光
ダイオードLED 2 を点灯させ、絨毯を掃除中である旨を
表示する。そして、再び絨毯でない例えば畳や板のみな
どを掃除する場合には、圧力センサにて検知する負圧の
圧力変化ΔHが設定値のΔH1 を下回るので、計時した
時間が10msから20msの間で発光手段31に電圧V
B の電流を流さず、発光ダイオードLED 2 を消灯させ
る。
【0083】さらに、掃除の継続により吸塵した塵埃量
がほぼ一杯となる、すなわち圧力センサにて検知する負
圧が設定値の圧力H2 より大きくなると、図1ないし図
10に示す実施の形態と同様に、制御手段22はマイクロ
コンピュータ34の電圧切換ポートPA ,PB ,PC から
それぞれHレベル、Lレベル、Lレベル出力して端子C
に電圧VA を印加する。さらに、制御手段22は、電流方
向切換ポートPa からのパルス的なLレベル出力の後に
Hレベル出力し、図12(c)に示すように計時手段に
て計時した時間tが計時開始から20msを経過し30
msになっていない時間の範囲で図2および図3に示す
回路図の矢印IIの方向に電圧VA の電流を流し、図12
(d)に示すように大きい方の発光ダイオードLED 3
点灯させ、塵埃が一杯となった旨を表示する。
【0084】一方、操作手段30の弱/強設定用のボタン
14が設定操作されると、図1ないし図10に示す実施の
形態と同様に、制御手段22は図2および図3に示す回路
図の矢印Iの方向に電流を流して読み取った電流値か
ら、弱/強設定用のボタン14が設定操作されたことを認
識して電動送風機21の駆動状態を手動処理にて制御する
とともに端子Cに印加する電圧値を0にし、電流方向が
図2および図3に示す回路図の矢印IIの方向に切り換わ
った際に発光手段31に電流を流さずに、各発光ダイオー
ドLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を消灯させる。
【0085】さらに、圧力センサにて検知する負圧によ
り、上述した自動処理と同様に、所定の時間範囲で端子
Cに適宜電圧VB ,VC を印加させ、この印加された電
圧を発光手段31に流して各発光ダイオードLED 2 ,LED
3 を適宜点灯させる。
【0086】そして、10msずつの等間隔で30ms
を1つの発光サイクルとして説明したが、各発光ダイオ
ードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を点灯させるための時間区
分の時間は、異なる長さでもよく、また、10msに限
らず例えば1sずつとしてもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の表示装置によれば、制御
手段により、操作手段の設定操作にて電源供給手段から
供給されて変換された電源の電流値を検知して電流方向
切換手段にて電源供給手段からの電流方向を切り換え、
電流方向が切り換えられた電源供給手段からの電源の電
圧値を電圧切換手段にて所定時間内で複数の異なる電圧
値に可変し、操作手段とは逆極性の電流を流す発光手段
に流して複数の発光部を適宜発光させるので、発光手段
の発光部を発光させるための構成を複雑化することなく
発光部が点灯および消灯する表示形態を増大でき、簡単
な制御にて表示性を向上できる。
【0088】請求項2記載の表示装置によれば、請求項
1記載の表示装置の効果に加え、電流検知手段にて検知
した操作手段の設定操作による可変された電流値に対応
して電圧切換手段にて可変する異なる電圧値に可変する
ため、操作手段の設定操作に対応して発光手段の発光部
を適宜点灯および消灯でき、表示性を向上できる。
【0089】請求項3記載の表示装置によれば、請求項
1または2記載の表示装置の効果に加え、定電圧手段お
よびトランジスタにより、電流検知手段で検知した電流
値に対応して電源供給手段から供給される電源の電圧切
換手段にて可変された電圧値を複数の発光素子のうちの
所定の発光素子に供給して発光させ、操作手段の設定操
作の内容を表示させるため、例えば2線の信号線などの
簡単な構造でも複数の発光素子をそれぞれ独立して点灯
および消灯できる。
【0090】請求項4記載の表示装置によれば、請求項
1ないし3いずれか一記載の表示装置の効果に加え、電
圧切換手段にて所定時間内で可変する電源の異なる電圧
値の時間をそれぞれ略同じ割合にするため、複数の発光
部を同等に発光できる。
【0091】請求項5記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし4いずれか一記載の表示装置の操作手段によ
る設定操作にて電動送風機の駆動状態を設定することに
より、構造が複雑となることなく発光手段が設定操作に
対応した電動送風機の駆動状態を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示すブロ
ック図である。
【図2】同上制御手段を示す回路図である。
【図3】同上手許操作部に配設された表示手段および操
作手段を示す回路図である。
【図4】同上電気掃除機本体を示す斜視図である。
【図5】同上手許操作部を示す斜視図である。
【図6】同上動作を説明するフローチャートである。
【図7】同上電流値を読み取る動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】同上発光手段を発光させる動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】同上動作を説明するタイミングチャートであ
る。 (a)ゼロクロスを示す波形図 (b)電流方向を示す波形図 (c)操作手段の操作状況を示す波形図 (d)電圧切換手段から出力される電圧を示す波形図 (e)発光手段の発光状況を示す波形図 (f)電動送風機の駆動状態を示す波形図
【図10】同上動作を説明するタイミングチャートであ
る。 (a)圧力センサにて検知する負圧の状態を示す波形図 (b)自動処理における電流方向を示す波形図 (c)自動処理における発光手段の発光状況を示す波形
図 (d)手動処理における電流方向を示す波形図 (e)手動処理における発光手段の発光状況を示す波形
【図11】本発明の他の実施の形態の手許操作部を示す
斜視図である。
【図12】同上動作を説明するタイミングチャートであ
る。 (a)圧力センサにて検知する負圧の状態を示す波形図 (b)ゼロクロスを示す波形図 (c)自動処理における電流方向を示す波形図 (d)自動処理における発光手段の発光状況を示す波形
図 (e)手動処理における電流方向を示す波形図 (f)手動処理における発光手段の発光状況を示す波形
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 21 電動送風機 22 制御手段 25 電源供給手段 26 電圧切換手段 27 電流方向切換手段 28 電流検知手段 30 操作手段 31 発光手段 LED 1 ,LED 2 ,LED 3 発光部としての発光素子で
ある発光ダイオード Q21,Q22,Q23,Q24 トランジスタ ZD2 ,ZD3 定電圧手段であるツェナダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作手段の設定操作にて制御手段により
    制御される駆動手段を備えた本体の状態を表示する表示
    装置において、 複数の発光部を有し一極性の電流のみを流してこの一極
    性の電流でのみ発光する発光手段を有し、 前記操作手段は、前記発光手段の一極性とは逆極性の電
    流を流し所定の設定操作に従って電流値を可変し、 前記制御手段は、前記操作手段に電源を供給する電源供
    給手段と、前記操作手段からの電流値を検知する電流検
    知手段と、この電流検知手段にて電流値を検知すること
    により前記電源供給手段からの電流方向を切り換える電
    流方向切換手段と、この電流方向切換手段にて前記発光
    手段に電流が流れる一極性の電流方向に切り換えられた
    際に前記電源供給手段からの前記電源の電圧値を所定時
    間内で複数の異なる電圧値に可変する電圧切換手段とを
    備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 電圧切換手段は、電源の電圧値を電流検
    知手段にて検知した異なる電流値に対応して異なる電圧
    値に可変することを特徴とした請求項1記載の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 発光手段は、定電圧手段、トランジスタ
    および複数の発光素子を備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 電圧切換手段は、所定時間内で可変され
    る異なる電圧値の時間をそれぞれ略同じ割合とすること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 電動送風機と、 請求項1ないし4いずれか一記載の表示装置とを備え、 前記請求項1ないし4いずれか一記載の表示装置の操作
    手段は、前記電動送風機の駆動状態を設定することを特
    徴とした電気掃除機。
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