JP2000254055A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000254055A
JP2000254055A JP11065688A JP6568899A JP2000254055A JP 2000254055 A JP2000254055 A JP 2000254055A JP 11065688 A JP11065688 A JP 11065688A JP 6568899 A JP6568899 A JP 6568899A JP 2000254055 A JP2000254055 A JP 2000254055A
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transistor
hoses
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JP11065688A
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English (en)
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Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のホースが接続されて同時に掃除する状
態を容易に報知できる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機3の負圧側に集塵室を区画す
る掃除機本体を建造物の屋内外に設置する。掃除機本体
に一端が集塵室に連通して配管した連通管の分岐した他
端に複数の吸込部を設ける。吸込部に接続するホースに
延長管差込口を開閉する蓋体を設けた把持部20を設け
る。吸込部に接続したホースの蓋体に連動する操作手段
27に一対の信号線を介して一方向で電流を流し、蓋体を
開口操作したホースの数に対応する電圧値を読み取る。
ホースの数に対応した所定の電圧値の電流を逆方向で流
し、表示手段の発光ダイオードを、ホースの数に対応し
て適宜発光させる。簡単な構造で容易に同時に掃除する
数を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機を収容
する掃除機本体に複数の吸込部を備えた電気掃除機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動送風機を収容しこの電動送風
機の負圧側にホースが接続される吸込部を複数設けた電
気掃除機であるいわゆるセントラルクリーナとして、例
えば電動送風機を収容する掃除機本体を屋内あるいは屋
外に設置し、この掃除機本体の電動送風機の負圧側に連
通して接続された配管を途中分岐して屋内の各部屋の壁
面にそれぞれ他端を開口して配設している。さらに、こ
の配管の他端の開口にはホースが接続され配管の端部を
開閉する蓋体を設けた吸込部が設けられている。
【0003】そして、ホースの一端側を吸込部に接続
し、ホースの他端に設けた操作手段の操作により、電動
送風機の駆動を適宜操作して部屋内を掃除する。また、
他の部屋を掃除する場合には、吸込部からホースを取り
外し、掃除する部屋にホースを運び込んで、再び掃除す
る部屋に設けられた吸込部にホースの他端を接続して掃
除する。
【0004】なお、掃除している部屋以外の他の部屋の
吸込部の蓋体が開いている場合には、吸込部に接続され
たホースの操作手段の操作を認識せず、他の部屋の吸込
部が開いている状態では掃除できない構成が採られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セントラルクリーナにおいて、例えば複数の部屋を同時
に掃除するために複数の吸込部に複数のホースを接続す
る場合、吸込部が開いていると認識して、電動送風機を
駆動できない状態となり、吸込部の開閉を認識する従来
の構成では、複数の部屋を同時に掃除できない。
【0006】そこで、複数のホースを接続しても同時に
掃除できるように制御することも考えられるが、例えば
掃除する箇所が互いに確認できない場合では、掃除する
ホースの数や隙間ノズルを使用するなどの異なる掃除形
態、ホースは接続されていても掃除に関与していないホ
ースが吸込部に接続されているか否かなどにより、吸込
風量が可変してしまう。このため、掃除作業者に同時に
掃除している旨を報知する必要がある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、複数のホースが接続されて同時に掃除する状態を容
易に報知できる電気掃除機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機およびこの電動送風機の負圧側に外部
に連通して開口する複数の吸込部を備えた掃除機本体
と、前記各吸込部に一端が着脱自在に接続される複数の
ホースと、前記ホースに設けられ前記電動送風機の駆動
状態を設定する操作手段と、前記ホースに設けられ前記
吸込部に接続されて前記操作手段が設定操作されている
前記ホースの数を表示する表示手段とを具備したもので
ある。
【0009】そして、電動送風機の負圧側に外部に連通
して開口する複数の吸込部に一端が着脱自在に接続され
る複数のホースに、吸込部に接続されたホースのうち電
動送風機の駆動状態を設定する操作手段による設定操作
されているホースの数を表示する表示手段を設けたた
め、掃除作業者が表示手段の表示を確認することにより
同時に行われる掃除作業の数が認識可能となり、例えば
吸込力などの電動送風機の状態が認識可能となる。
【0010】請求項2記載の電気掃除機は、電動送風
機、この電動送風機の負圧側に設けられた集塵部および
この集塵部に外部に連通して開口する複数の吸込部を備
えた掃除機本体と、前記各吸込部に一端が着脱自在に接
続される複数のホースと、前記ホースに設けられ前記電
動送風機の駆動状態を設定する操作手段と、前記集塵部
に捕捉する塵埃量を検出する塵埃量検出手段と、前記ホ
ースに設けられ前記塵埃量検出手段にて検出した塵埃量
を表示する表示手段とを具備したものである。
【0011】そして、電動送風機の負圧側の集塵部に外
部に連通して開口する複数の吸込部に一端が着脱自在に
接続される複数のホースに、塵埃量検出手段にて検出し
た集塵部に捕捉した塵埃量を表示する表示手段を設けた
ため、同時に掃除作業が行われることにより捕捉した塵
埃量の増大割合が可変しても、掃除作業者は集塵量が容
易に認識可能にとなる。
【0012】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、操作手段が設定操作
されたホースに設けられた表示手段のみ表示するもので
ある。
【0013】そして、操作手段が設定操作されたホース
の表示手段のみ表示させるため、掃除に寄与するホース
の表示手段のみ表示されて掃除に寄与しないホースの表
示手段は無用に表示されないので、小電力化が図れる。
【0014】請求項4記載の電気掃除機は、請求項1な
いし3いずれか一記載の電気掃除機において、表示手段
は、操作手段が設定操作されたホースを表示するもので
ある。
【0015】そして、操作手段が設定操作されたホース
を表示手段にて表示するため、掃除作業者はいずれの吸
込部に接続されたホースが掃除に寄与しているか容易に
認識可能となる。
【0016】請求項5記載の電気掃除機は、請求項1な
いし4いずれか一記載の電気掃除機において、ホース
は、操作手段および表示手段に接続する一対の信号線を
備え、前記信号線に電流方向を適宜切り換えて前記信号
線に電流を流す電流方向切換手段を具備し、前記操作手
段および前記表示手段は、それぞれ逆極性の電流のみを
導通可能とするものである。
【0017】そして、それぞれ逆極性の電流のみを導通
可能な操作手段および表示手段に接続されるホースの一
対の信号線に、電流方向切換手段にて電流方向を適宜切
り換えて電流を流すため、一対の信号線で容易に操作手
段による設定操作の認識および表示手段による表示が可
能となり、構造が簡略化し製造性が向上するとともに、
ホースの軽量化が図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0019】図4および図5において、1は掃除機本体
で、この掃除機本体1は建造物2の屋内あるいは屋外に
設置され、内部に電動送風機3を収容する図示しない電
動送風機室が区画形成されている。また、この電動送風
機室の負圧側には、図示しない集塵袋が着脱可能に装着
される集塵部としての集塵室が区画形成されている。さ
らに、この掃除機本体1には、集塵室に一端が連通し壁
内や床下、天井上などに適宜分岐して配管された連通管
4が接続されている。そして、この連通管4の枝別れし
た他端には、建造物2の美容院などの部屋5を区画する
壁部や床面に部屋5に向けてホース差込口6を開口する
吸込部7がそれぞれ、例えば3カ所設けられ、これら複
数の吸込部7,7は、連通管4および集塵室を介してそ
れぞれ電動送風機3の負圧側に連通している。また、連
通管4には掃除機本体1に接続された図示しない一対の
リード線が配設され、これらリード線には吸込部7に配
設された図示しない雌コネクタの一対の端子に接続され
ている。さらに、吸込部7には、ホース差込口6を開閉
する図示しないシャッタが設けられている。
【0020】一方、10はホースで、このホース10は、可
撓性を有した細長管状のホース体11の一端にクランプ12
が配設され吸込部7のホース差込口6に着脱可能かつ回
転可能に装着される接続管13を有している。そして、こ
の接続管13には、吸込部7の雌コネクタに接続され吸込
部7の端子に電気的に接続される図示しない端子片を備
えた雄コネクタが設けられている。また、ホース10は、
図4ないし図8に示すように、ホース体11の他端に複数
例えば3個の発光ダイオードにて発光する表示部15〜17
を備えた表示手段19が配設された把持部20を備えてい
る。
【0021】なお、表示手段19は、各表示部15〜17に対
応して掃除中のホース10の本数や掃除中の数などを表示
する図示しない表示が把持部20の上面に臨んで設けられ
ている。例えば表示部15が点灯する場合には掃除中のホ
ース10が1本、表示部16が点灯する場合には掃除中のホ
ース10が2本、表示部17が点灯する場合には掃除中のホ
ース10が3本を意味する表示をするようになっている。
【0022】そして、把持部20の表示手段19は、ホース
体11に設けられた図示しない信号線を介して雄コネクタ
の端子片に接続されている。また、ホース10の把持部20
には、床面上の塵埃を吸い込む図示しない吸込口を下面
に開口した吸込口体22を着脱可能に接続する延長管23が
着脱可能に嵌挿される延長管差込口24が開口形成され、
ホース10が延長管23を介して吸込口体22の吸込口に連通
する。
【0023】そして、把持部20には、延長管差込口24を
開閉可能に着脱自在に取り付けられる蓋体25が設けられ
ている。また、延長管差込口24の近傍には、蓋体25が延
長管差込口24を閉塞して取り付けられた際に開成し常時
は閉成状態である常閉の蓋体検出手段としての蓋体検出
スイッチ26が配設され、蓋体25と蓋体検出スイッチ26と
にて操作手段27が構成されている。そして、蓋体検出ス
イッチ26は、表示手段19と並列にホース体11の電線に接
続されている。
【0024】また、蓋体25は、周縁近傍に一体的に設け
たシャフト30が把持部20に回転可能に軸支されて蓋体25
の回転により延長管差込口24を開閉可能となっている。
さらに、シャフト30には径方向に一体的に膨出するカム
32が設けられ、このカム32が接離することにより蓋体検
出スイッチ26のスイッチが開閉する。なお、このカム32
は、蓋体25が少しでも延長管差込口24を開口する状態に
回転されると蓋体検出スイッチ26のスイッチが閉成し、
蓋体25が完全に延長管差込口24を閉成する状態のみで蓋
体検出スイッチ26のスイッチが開成するように設けられ
る。
【0025】また、シャフト30には、把持部20に設けた
突出部34に係脱可能に係合しクリック感を付与する係合
凹部35を有した係脱カム36が一体に設けられ、係脱カム
36が突出部34に係合した際に延長管差込口24が完全に開
口された状態となるとともに、掃除中に蓋体25が移動し
ないように延長管差込口24の開口状態を維持するように
なっている。なお、蓋体25には、蓋体25を回動させるつ
まみ37が突設されている。
【0026】次に、上記実施の形態の回路構成を図面を
参照して説明する。
【0027】図1に示すように、掃除機本体1の電動送
風機3は、掃除機本体1内に配設された回路基板上に搭
載された電力制御用のトライアックTrおよび電源線を介
して商用交流電源eに接続される。そして、トライアッ
クTrのゲートには、回路基板に搭載された制御手段40が
接続されている。また、制御手段40には電圧を読み取る
電圧読取手段41、電流方向を切り換える電流方向切換手
段42および電圧切換手段43が設けられ、電圧読取手段41
および電流方向切換手段42は連通管4の図示しないリー
ド線を介して吸込部7に接続されるホース10の表示手段
19および操作手段27の並列回路が接続される。
【0028】そして、制御手段40の一部の具体的な回路
構成は、図2に示すようになっている。すなわち、制御
手段40は、各種回路に定電圧を供給する定電圧源Vcc
接続されたマイクロコンピュータ44を有している。この
マイクロコンピュータ44は、電流方向を切り換える電流
方向切換手段42を構成する電流方向切換ポートPa 、操
作手段27からの電圧を読み取る電圧読取手段41を構成す
る電圧読取ポートPb、電圧切換手段43を構成する3つ
の電圧切換ポートPA ,PB ,PC を備えている。
【0029】このマイクロコンピュータ44の電流方向切
換ポートPa には、抵抗R1 を介してトランジスタQ1
のベースが接続されているとともに、抵抗R2 を介して
トランジスタQ2 のベースが接続され、トランジスタQ
1 のエミッタは接地され、トランジスタQ1 のコレクタ
はホース10を電気的に接続する端子Aに接続されてい
る。一方、トランジスタQ2 のコレクタはトランジスタ
1 のコレクタに接続され、トランジスタQ2 のエミッ
タは抵抗R3 を介して定電圧源Vccに接続されている。
【0030】また、電流方向切換ポートPa には、抵抗
4 を介してトランジスタQ3 のベースが接続されると
ともに、抵抗R5 を介してトランジスタQ4 のベースが
接続されている。そして、トランジスタQ3 のコレクタ
はマイクロコンピュータ44の電圧読取ポートPb に接続
されている。さらに、トランジスタQ3 のコレクタに
は、抵抗R6 およびコンデンサC1 の並列回路が接続さ
れ、これら抵抗R6 およびコンデンサC1 は接地されて
いる。また、トランジスタQ3 のエミッタはホース10を
電気的に接続する端子Bに接続されている。
【0031】さらに、トランジスタQ4 のエミッタは接
地され、トランジスタQ4 のコレクタには、抵抗R7
介してトランジスタQ5 のベースが接続されている。そ
して、このトランジスタQ5 のコレクタはトランジスタ
3 のエミッタに接続され、トランジスタQ5 のベース
およびエミッタ間には抵抗R8 が接続されている。さら
に、トランジスタQ5 のエミッタには、電圧切換手段43
に接続される端子Cに接続されている。
【0032】そして、端子Cには、ホース10が接続され
る吸込部7,7,7の数である3つに対応して3つのト
ランジスタQ11,Q12,Q13のコレクタがそれぞれ接続
されている。これらトランジスタQ11,Q12,Q13のベ
ースには、抵抗R11,R12,R13を介してトランジスタ
14,Q15,Q16のコレクタがそれぞれ接続されてい
る。また、トランジスタQ11,Q12,Q13のベースおよ
びエミッタ間には、抵抗R14,R15,R16がそれぞれ接
続されている。さらに、トランジスタQ11のエミッタに
は定電圧源VA が接続され、トランジスタQ12のエミッ
タには抵抗R17を介して定電圧源VA が接続され、トラ
ンジスタQ13のエミッタには抵抗R17,R18の直列回路
を介して定電圧源VA が接続されるとともに、ツェナダ
イオードZD1 を介して接地されている。
【0033】また、トランジスタQ11,Q12,Q13のエ
ミッタはそれぞれ接地され、各トランジスタQ11
12,Q13のベースは抵抗R19,R20,R21を介してマ
イクロコンピュータ44の各電圧切換ポートPA ,PB
C にそれぞれ接続されている。
【0034】なお、これらトランジスタQ11,Q12,Q
13のオンオフにより端子Cに印加される電圧値は、抵抗
17,R18により電圧値の大きさがVA >VB >VC
なる電圧値の異なるVA ,VB ,VC が印加される。
【0035】一方、端子Aおよび端子Bには、図3に示
すように、これら端子Aおよび端子Bにそれぞれ接続す
る連通管4に配設した一対のリード線45,46および吸込
部7,7に接続されるホース10の各信号線47,48を介し
た把持部20に配設された各表示手段19および各操作手段
27がそれぞれ接続される。
【0036】そして、表示手段19は、信号線47,48間
に、ダイオードD1 、抵抗R21およびツェナダイオード
ZD2 の直列回路を有している。また、ダイオードD1
介した信号線47,48間には、抵抗R21およびツェナダイ
オードZD2 の直列回路に対して並列に、ダイオード
2 、抵抗R22、トランジスタQ21のエミッタ、コレク
タ、表示部17を構成する発光部である発光素子としての
発光ダイオードLED 1 の直列回路が設けられている。さ
らに、抵抗R24を介したトランジスタQ21のベースと、
発光ダイオードLED 1 を介したトランジスタQ21のコレ
クタとの間には、抵抗R23、ダイオードD3 、表示部16
を構成する発光部である発光素子としての発光ダイオー
ドLED 2 の直列回路が接続されている。また、この抵抗
23はトランジスタQ22のコレクタに接続され、このト
ランジスタQ22のエミッタはダイオードD2 および抵抗
22の接続点に接続されている。そして、ダイオードD
1 を介した信号線47,48間には、抵抗R25およびツェナ
ダイオードZD3 の直列回路が接続され、これら抵抗R25
およびツェナダイオードZD3 の接続点にトランジスタQ
22のベースが抵抗R26を介して接続されている。
【0037】また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD4 、トランジスタQ
23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列回
路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベー
スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の接続点に接続される。また、抵抗R27および抵
抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジスタQ
24のベースが接続され、このトランジスタQ24のエミッ
タは信号線48側に接続されている。そして、トランジス
タQ24のコレクタには表示部15を構成する発光部である
発光素子としての発光ダイオードLED 3が接続され、こ
の発光ダイオードLED 3 は抵抗R23およびダイオードD
3 の接続点に接続されている。
【0038】なお、表示手段19は、表1に示すように、
ツェナダイオードZD3 の設定電圧の電圧値より低い電
圧、例えば電圧値VC では、ツェナダイオードZD2 およ
びツェナダイオードZD3 が逆阻止状態となってトランジ
スタQ23およびトランジスタQ22のベース電流が流れず
トランジスタQ23およびトランジスタQ22がそれぞれオ
フ状態となり発光ダイオードLED 2 ,LED 3 が消灯し、
トランジスタQ21がオンして発光ダイオードLED 1 が点
灯し、表示部17のみが発光する。
【0039】また、ツェナダイオードZD3 の設定電圧の
電圧値より高くかつツェナダイオードZD2 の設定電圧の
電圧値より低い電圧、例えば電圧値VB では、ツェナダ
イオードZD3 がオンするととも、ツェナダイオードZD2
が逆阻止状態でトランジスタQ22のベース電流が流れて
トランジスタQ22がオンしてトランジスタQ21およびト
ランジスタQ23にベース電流が流れずトランジスタQ21
およびトランジスタQ23がオフし、発光ダイオードLED
2 が点灯して表示部16のみが発光する。
【0040】さらに、ツェナダイオードZD2 の設定電圧
の電圧値より高い電圧、例えば電圧値VA では、ツェナ
ダイオードZD3 がオンし、トランジスタQ23がオンして
トランジスタQ24がオンするとともにトランジスタQ22
がオンしてトランジスタQ21にベース電流が流れずトラ
ンジスタQ21がオフし、ダイオードD2 による電圧抑制
効果により発光ダイオードLED 2 は点灯せずに発光ダイ
オードLED 3 が点灯して表示部15のみが発光する。
【0041】
【表1】 さらに、ダイオードD1 を介した信号線47,48間には、
操作手段27を構成する蓋体検出スイッチ26のスイッチSW
1 、抵抗R31およびダイオードD5 の直列回路が表示手
段19に並列に接続され、複数のホース10の各把持部20に
それぞれ設けられている。
【0042】次に、上記実施の形態の動作を図面を参照
して説明する。
【0043】まず、掃除に際して、壁部に設けられた吸
込部7の図示しないシャッタを操作してホース差込口6
を開口させ、このホース差込口6にホース10の接続管13
を接続しておく。
【0044】そして、あらかじめ吸込部7に接続管13が
接続されたホース10の把持部20から蓋体25を回動して延
長管差込口24を開口し、吸込口体22を接続した延長管23
を把持部20の延長管差込口24に接続する。この蓋体25を
回動して延長管差込口24を開口させることにより、蓋体
検出スイッチ26のスイッチSW1 が閉成し、制御手段40と
ホース10の操作手段27とが電気的に接続された状態とな
る。そして、このホース10の接続状態を、制御手段40の
電圧読取手段41にて読み取る電圧値により判断する。
【0045】すなわち、図9のフローチャートに示すよ
うに、まず制御手段40の電圧読取手段31が、図2に示す
回路図の矢印Iの方向に流れる電流の電圧Vを検出する
(ステップ1)。すなわち、制御手段40を構成するマイ
クロコンピュータ44は、電流方向切換ポートPa から例
えば10msのパルス出力する。そして、この電流方向
切換ポートPa からのLレベル出力により、トランジス
タQ2 およびトランジスタQ3 はオンし、図2に示す回
路図の矢印Iの方向に定電圧Vccの電流が流れ、電気的
に接続された状態となる操作手段27に電流が流れる。
【0046】ここで、ホース10が吸込部7,7に複数接
続される状態では、端子A,B間に操作手段27が並列に
接続される状態となることから、吸込部7,7へ接続さ
れるホース10の数により、図10に示すように、端子
A,B間の電圧値が変動する。このため、図2に示す回
路図の矢印Iの方向に電流が流れることにより、電圧読
取手段41を構成する電圧読取ポートPb にて、パルス的
なタイミングで電流の電圧値を検知する。
【0047】そして、制御手段40は読取電圧値がホース
10が1本接続された状態の電圧値V1 以上か否かを判断
し(ステップ2)、電圧読取ポートPb で検知する電流
値がV1 以上であると判断した場合にはホース10が1本
接続された状態と判断し、端子A,B間に電流方向切換
手段42にて流れる電流方向を切り換えて電圧値VA の電
流を流す(ステップ3)。
【0048】すなわち、マイクロコンピュータ44の電圧
読取ポートPb にて読み取った電圧値がV1 以上であっ
た場合に、電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞ
れHレベル、Lレベル、Lレベル出力する。この電圧切
換ポートPA ,PB ,PC からのHレベル、Lレベル、
Lレベル出力により、トランジスタQ14はオンしてトラ
ンジスタQ11がオンし、トランジスタQ15およびトラン
ジスタQ16にベース電流が流れずトランジスタQ15およ
びトランジスタQ16はそれぞれオフしてトランジスタQ
12およびトランジスタQ13にベース電流が流れずトラン
ジスタQ12およびトランジスタQ13がそれぞれオフし、
端子Cに定電圧源の電圧VA が印加される。
【0049】そして、この端子Cに定電圧源の電圧VA
が印加された状態で、電流方向切換ポートPa からHレ
ベル出力されることにより、トランジスタQ4 はオンし
てトランジスタQ5 がオンするとともにトランジスタQ
1 がオンし、図2に示す回路図の矢印IIの方向に端子C
に印加される電圧VA の電流が流れる。
【0050】この電圧VA の電流が図3に示す回路図の
矢印IIの方向でホース10の把持部20に流れることによ
り、ツェナダイオードZD3 がオンし、トランジスタQ23
がオンしてトランジスタQ24がオンするとともにトラン
ジスタQ22がオンし、トランジスタQ21にベース電流が
流れずトランジスタQ21がオフし、発光ダイオードLED
1 は点灯しないとともにダイオードD3 による電圧抑制
効果により発光ダイオードLED 2 は点灯せず、発光ダイ
オードLED 3 のみが点灯し、掃除中のホース10が1本で
ある表示をする表示部15が発光する。
【0051】また、制御手段40は、ステップ3で端子
A,B間に電流方向切換手段42にて流れる電流方向を切
り換えて電圧値VA の電流を流すとともに、トライアッ
クTrを位相制御して電動送風機3を所定の入力、例えば
入力P1 の駆動状態に駆動制御する(ステップ4)。
【0052】一方、ステップ2において、マイクロコン
ピュータ44の電圧読取ポートPb にて読み取った電圧値
がV1 以上でないと判断した場合には、電圧読取ポート
bで検知する電流値が電圧値V1 より小さい電圧値V
2 以上か否かを判断する(ステップ5)。そして、電圧
読取ポートPb で検知する電流値がV2 以上であると判
断した場合にはホース10が2本接続された状態と判断
し、端子A,B間に電流方向切換手段42にて流れる電流
方向を切り換えて電圧値VB の電流を流す(ステップ
6)。
【0053】すなわち、マイクロコンピュータ44の電圧
読取ポートPb にて読み取った電圧値がV2 以上であっ
た場合に、電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞ
れLレベル、Hレベル、Lレベル出力する。この電圧切
換ポートPA ,PB ,PC からのLレベル、Hレベル、
Lレベル出力により、トランジスタQ15はオンしてトラ
ンジスタQ12がオンし、トランジスタQ14およびトラン
ジスタQ16にベース電流が流れずトランジスタQ14およ
びトランジスタQ16はそれぞれオフしてトランジスタQ
11およびトランジスタQ13にそれぞれベース電流が流れ
ずトランジスタQ11およびトランジスタQ13がそれぞれ
オフし、端子Cに抵抗R17を介した定電圧源VA である
電圧VB が印加される。
【0054】そして、この端子Cに定電圧源の電圧VB
が印加された状態で、電流方向切換ポートPa からHレ
ベル出力されて図2に示す回路図の矢印IIの方向に端子
Cに印加される電圧VB の電流が流れ、この電圧VB
電流が図3に示す回路図の矢印IIの方向でホース10の把
持部20に流れることにより、ツェナダイオードZD3 がオ
ンするとともに、ツェナダイオードZD2 が逆阻止状態で
トランジスタQ22がオンするとともにトランジスタQ21
およびトランジスタQ23にそれぞれベース電流が流れず
トランジスタQ21およびトランジスタQ23がそれぞれオ
フし、発光ダイオードLED 1 ,LED 3 は点灯せずに発光
ダイオードLED 2 のみが点灯し、掃除中のホース10が2
本である表示をする表示部16が発光する。
【0055】また、制御手段40は、ステップ6で端子
A,B間に電流方向切換手段42にて流れる電流方向を切
り換えて電圧値VB の電流を流すとともに、トライアッ
クTrを位相制御して電動送風機3を所定の入力、例えば
入力P1 より大きい入力となる入力P2 の駆動状態に駆
動制御する(ステップ7)。すなわち、複数のホース1
0,10が接続されて同時に掃除しても、1本のみで掃除
する場合と吸込効率が変わらないように大きい入力で駆
動制御する。
【0056】さらに、ステップ5において、マイクロコ
ンピュータ44の電圧読取ポートPbにて読み取った電圧
値がV2 以上でないと判断した場合には、電圧読取ポー
トPb で検知する電流値が電圧値V2 より小さいV3
上か否かを判断する(ステップ8)。そして、電圧読取
ポートPb で検知する電流値がV3 以上であると判断し
た場合にはホース10が3本接続された状態と判断し、端
子A,B間に電流方向切換手段42にて流れる電流方向を
切り換えて電圧値VC の電流を流す(ステップ9)。
【0057】すなわち、マイクロコンピュータ44の電圧
読取ポートPb にて読み取った電圧値がV3 以上であっ
た場合に、電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞ
れLレベル、Lレベル、Hレベル出力する。この電圧切
換ポートPA ,PB ,PC からのLレベル、Lレベル、
Hレベル出力により、トランジスタQ16はオンしてトラ
ンジスタQ13がオンし、トランジスタQ14およびトラン
ジスタQ15にそれぞれベース電流が流れずトランジスタ
14およびトランジスタQ15はそれぞれオフしてトラン
ジスタQ11およびトランジスタQ12にそれぞれベース電
流が流れずトランジスタQ11およびトランジスタQ12
それぞれオフし、端子Cに抵抗R17および抵抗R18を介
した定電圧源VA である電圧VC が印加される。
【0058】そして、この端子Cに定電圧源の電圧VC
が印加された状態で、電流方向切換ポートPa からHレ
ベル出力されて図2に示す回路図の矢印IIの方向に端子
Cに印加される電圧VC の電流が流れ、この電圧VC
電流が図3に示す回路図の矢印IIの方向でホース10の把
持部20に流れることにより、ツェナダイオードZD2 およ
びツェナダイオードZD3 が逆阻止状態で、トランジスタ
23およびトランジスタQ22にそれぞれベース電流が流
れずトランジスタQ23およびトランジスタQ22がそれぞ
れオフして発光ダイオードLED 2 ,LED 3 は点灯せず、
トランジスタQ21がオンして発光ダイオードLED 1 のみ
点灯し、掃除中のホース10が3本である表示をする表示
部17が発光する。
【0059】また、制御手段40は、ステップ9で端子
A,B間に電流方向切換手段42にて流れる電流方向を切
り換えて電圧値VC の電流を流すとともに、トライアッ
クTrを位相制御して電動送風機3を所定の入力、例えば
入力P2 より大きい入力となる入力P3 の駆動状態に駆
動制御する(ステップ10)。
【0060】さらに、ステップ5において、マイクロコ
ンピュータ44の電圧読取ポートPbにて読み取った電圧
値がV3 以上でないと判断した場合には、ホース10が吸
込部7に接続されていないあるいは例えばホース10は接
続されているが蓋体25が回動されておらず蓋体検出スイ
ッチ26のスイッチSW1 が開放している、ホース10の信号
線47,48が断線するなどにて電気的に接続されていない
など、掃除の状態になっていないと判断し、電圧値が0
の電圧を端子Cに印加、すなわち電圧切換ポートPA
B ,PC からそれぞれLレベル出力し、トランジスタ
16はオンしてトランジスタQ13がオンし、トランジス
タQ14,Q15,Q16にそれぞれベース電流が流れずトラ
ンジスタQ14,Q15,Q16がそれぞれオフして端子Cに
電圧を印加させない制御をする(ステップ11)。このた
め、図2に示す回路図の矢印IIの方向に電流が流れる際
には端子A,B間には電流が流れず、表示手段19の各発
光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 は点灯せずに表示
しない、すなわち掃除中のホースの数が0である旨が表
示されることとなる。
【0061】そしてさらに、制御手段40は、トライアッ
クTrを位相制御して電動送風機3を停止させる制御をす
る(ステップ12)。
【0062】このように、読み取った電圧に対応して制
御手段40がトライアックTrを位相制御し、電動送風機3
を所定の入力の駆動状態に駆動制御して掃除する。
【0063】この掃除により、吸込口体22の図示しない
吸込口から空気とともに吸い込まれた塵埃は、延長管2
3、ホース10、接続管13および連通管4を介して掃除機
本体1の集塵室に導かれ、集塵室内の集塵袋にて塵埃を
捕捉し、濾過した空気は、排気風として外部に排気す
る。
【0064】そして、掃除後は、吸込口体22および延長
管23を取り外し、蓋体25にて把持部20の延長管差込口24
を閉塞する。この状態で、蓋体検出スイッチ26が開放
し、他に延長管差込口24が開口するホース10が接続され
ていなければ電動送風機3を停止させ、ホース10が接続
されている場合には適宜駆動状態を可変制御、例えば入
力を低減させる制御をする。
【0065】上述したように、上記実施の形態では、電
動送風機3の負圧側に連通する複数の吸込部7,7に一
端が接続される複数のホース10に、ホース10の他端の延
長管差込口24を開閉可能に閉塞する操作手段27を構成す
る蓋体25が開口操作されたホース10の本数を表示させる
表示手段19を設けたため、掃除作業者が表示手段19の表
示を確認することにより同時に行われる掃除作業の数を
認識できる。
【0066】また、吸込部7にホース10が接続されてい
ても、操作手段27を構成する蓋体25の開口操作が行われ
ておらず、掃除する状態となっていないホースの表示手
段19は、操作手段27が制御手段40に接続された状態とな
っていないので、接続されたホース10の数に含めないで
表示させるため、実際に同時に掃除する数が異なること
による電動送風機3の駆動状態の違いなどに影響がな
く、電動送風機3を適切に駆動制御できるとともに、掃
除する数に対応した適切な表示ができる。
【0067】さらに、それぞれ逆極性の電流を流す操作
手段27および表示手段19に接続されるホース10の一対の
信号線47,48に、電流方向切換手段42にて電流方向を適
宜切り換えて電流を流し、表示手段19の表示および接続
されたホース10の操作手段27のオンオフ設定操作の認識
を適宜切り換えて行うので、2本の信号線47,48で容易
にでき、構造が簡略化して製造性を向上できるととも
に、ホース10の軽量化が容易に図れる。
【0068】また、ホース10の他端の延長管差込口24を
開閉可能に閉塞する操作手段27を構成する蓋体25を、掃
除する状態であるホース10が開口した状態に開口操作す
ることにより、電動送風機3を所定の駆動状態で駆動制
御するため、例えば吸込部7に複数のホース10が接続さ
れている際にその内の一つのホース10を用いて掃除する
場合や、接続された複数のホース10,10を用いて掃除す
る場合でも、ホース10の延長管差込口24を開口操作する
のみで直ちに掃除できる状態となり、掃除作業性を向上
できる。
【0069】なお、上記実施の形態において、延長管差
込口24の近傍にこの延長管差込口24を閉塞して取り付け
られた場合に開成し、蓋体25が取り外されて延長管差込
口24が開口した状態では閉成して電動送風機3を適宜駆
動させて説明したが、例えば把持部20に電動送風機3を
所定の駆動状態で駆動させる操作手段を構成する操作ボ
タンを設け、延長管差込口24が開口した状態で操作ボタ
ンの設定操作が認識されるようにするなどしてもよく、
また延長管差込口24の開閉状態の検出は、スイッチによ
る他に、磁気センサや光センサなどにて検出するなど、
いずれの構成でもできる。
【0070】また、一対の信号線47,48のみで信号を検
出して説明したが、例えば電流方向切換手段を設けず、
複数本の信号線にて掃除状態となったホース10の数を認
識するとともに、電動送風機3を駆動制御させる操作手
段の設定操作の内容を認識するようにするなどしてもよ
い。
【0071】一方、吸込部7に接続するホース10で延長
管差込口24が開口しない、すなわち掃除状態となってい
ないホース10の表示手段19は表示させないようにしても
よい。この構成によれば、掃除に寄与しないホース10の
表示手段19が無用に表示されないので、小電力化が図れ
る。
【0072】また、表示手段19の表示方法として、所定
の発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を適宜点灯さ
せることにより掃除状態のホース10の数を表示して説明
したが、例えば掃除状態のホース10の数に対応して積算
状に発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を点灯させ
たり、液晶表示装置などを用いるなど、いずれの表示方
法でもよい。
【0073】次に、本発明の他の実施の形態を図11な
いし図14を参照して説明する。
【0074】この図11ないし図14に示す実施の形態
は、上記図1ないし図10に示す実施の形態の掃除状態
のホース10の数を表示する代わりに、集塵室内に捕捉し
た塵埃量を表示するものである。
【0075】すなわち、図11に示すように、掃除機本
体1の電動送風機3は、掃除機本体1内に配設された回
路基板上に搭載された電力制御用のトライアックTrおよ
び電源線を介して商用交流電源eに接続される。そし
て、トライアックTrのゲートには、回路基板に搭載され
た制御手段50が接続されている。また、制御手段50には
電圧を読み取る電圧読取手段51および電流方向を切り換
える電流方向切換手段52が設けられ、電圧読取手段51お
よび電流方向切換手段52は連通管4の図示しないリード
線を介して吸込部7に接続されるホース10の表示手段53
および操作手段27の並列回路が接続される。そして、表
示手段53は、図13に示すように、把持部20に配設され
た例えば1つの発光ダイオードにて発光する表示部54を
備えている。さらに、制御手段50には、電動送風機3の
負圧側に位置して配設され電動送風機3の駆動による負
圧を検出する塵埃量検出手段としての圧力センサ55が接
続されている。
【0076】そして、制御手段50は、図12に示すよう
に、各種回路に定電圧を供給する定電圧源Vccが接続さ
れたマイクロコンピュータ44を有し、このマイクロコン
ピュータ44の電流方向を切り換える電流方向切換手段52
を構成する電流方向切換ポートPa には、抵抗R1 を介
してトランジスタQ1 のベースに接続されるとともに、
抵抗R2 を介してトランジスタQ2 のベースが接続さ
れ、トランジスタQ1 のエミッタは接地され、トランジ
スタQ1 のコレクタはホース10を電気的に接続する端子
Aに接続されている。一方、トランジスタQ2 のコレク
タはトランジスタQ1 のコレクタに接続され、トランジ
スタQ2 のエミッタは抵抗R3 を介して定電圧源Vcc
接続されている。
【0077】また、電流方向切換ポートPa には、抵抗
4 を介してトランジスタQ3 のベースに接続されると
ともに、抵抗R5 を介してトランジスタQ4 のベースが
接続されている。そして、トランジスタQ3 のコレクタ
はマイクロコンピュータ44の操作手段27からの電圧を読
み取る電圧読取手段51を構成する電圧読取ポートPb
接続されている。さらに、トランジスタQ3 のコレクタ
には、抵抗R6 およびコンデンサC1 の並列回路が接続
され、これら抵抗R6 およびコンデンサC1 は接地され
ている。また、トランジスタQ3 のエミッタはホース10
を電気的に接続する端子Bに接続されている。
【0078】さらに、トランジスタQ4 のエミッタは接
地され、トランジスタQ4 のコレクタには、抵抗R7
介してトランジスタQ5 のベースが接続されている。そ
して、このトランジスタQ5 のコレクタはトランジスタ
3 のエミッタに接続され、トランジスタQ5 のベース
およびエミッタ間には抵抗R8 が接続されている。さら
に、トランジスタQ5 のエミッタは、定電圧源Vccに接
続されている。
【0079】一方、端子Aおよび端子Bには、これら端
子Aおよび端子Bにそれぞれ接続する連通管4に配設し
た一対のリード線45,46および吸込部7,7に接続され
るホース10の各信号線47,48を介した把持部20に配設さ
れた各表示手段53および各操作手段27がそれぞれ接続さ
れる。
【0080】そして、表示手段53は、信号線47,48間
に、ダイオードD11、抵抗R35および表示部54を構成す
る発光部である発光素子としての発光ダイオードLED 4
の直列回路を備えている。
【0081】また、信号線47,48間には、操作手段27を
構成する蓋体検出スイッチ26のスイッチSW1 、抵抗R31
およびダイオードD5 の直列回路が表示手段19に並列に
接続され、複数のホース10の各把持部20にそれぞれ設け
られている。
【0082】次に、上記図11ないし図14に示す実施
の形態の動作を図面を参照して説明する。
【0083】まず、図1ないし図10に示す実施の形態
と同様に、掃除に際して、壁部に設けられた吸込部7の
図示しないシャッタを操作してホース差込口6を開口さ
せ、このホース差込口6にホース10の接続管13を接続し
ておく。
【0084】そして、あらかじめ吸込部7に接続管13が
接続されたホース10の把持部20から蓋体25を回動して延
長管差込口24を開口し、吸込口体22を接続した延長管23
を把持部20の延長管差込口24に接続する。この蓋体25を
回動して延長管差込口24を開口させることにより、蓋体
検出スイッチ26のスイッチSW1 が閉成し、制御手段50と
ホース10の操作手段27とが電気的に接続された状態とな
る。そして、このホース10の接続状態を、制御手段50の
電圧読取手段51にて読み取る電圧値により判断する。
【0085】すなわち、図14のフローチャートに示す
ように、まず制御手段50の電圧読取手段51が、図12に
示す回路図の矢印Iの方向に流れる電流の電圧Vを検出
する(ステップ21)。すなわち、制御手段50を構成する
マイクロコンピュータ44は、電流方向切換ポートPa
ら例えば10msのパルス出力する。そして、この電流
方向切換ポートPa からのLレベル出力により、トラン
ジスタQ2 およびトランジスタQ3 はオンし、図12に
示す回路図の矢印Iの方向に定電圧Vccの電流が流れ、
電気的に接続された状態となる操作手段27に電流が流れ
る。
【0086】ここで、ホース10が吸込部7,7に複数接
続される状態では、端子A,B間に操作手段27が並列に
接続される状態となることから、図1ないし図10に示
す実施の形態と同様に、吸込部7,7へ接続されるホー
ス10の数により端子A,B間の電圧値が変動する。この
ため、図12に示す回路図の矢印Iの方向に電流が流れ
ることにより、電圧読取手段51を構成する電圧読取ポー
トPb にて、パルス的なタイミングで電流の電圧値を検
知する。
【0087】そして、制御手段50は読取電圧値がホース
10が1本接続された状態の電圧値V1 以上か否かを判断
し(ステップ22)、電圧読取ポートPb で検知する電流
値がV1 以上であると判断した場合にはホース10が1本
接続された状態と判断し、トライアックTrを位相制御し
て電動送風機3を所定の入力、例えば入力P1 の駆動状
態に駆動制御する(ステップ23)。
【0088】この後、制御手段50は、圧力センサ55から
の信号が所定の閾値以上、すなわち圧力センサ55にて検
出する圧力である負圧Hが所定の負圧値H1 以上に大き
いか否かを判断する(ステップ24)。そして、検出した
負圧Hが所定の負圧値H1 以上に大きいと判断した場
合、集塵袋に捕捉した塵埃が一杯となったものと判断
し、表示手段53の表示部54を点灯させる(ステップ2
5)。
【0089】すなわち、電流方向切換ポートPa からH
レベル出力し、トランジスタQ4 をオンさせてトランジ
スタQ5 をオンさせるとともにトランジスタQ1 をオン
させ、端子A,B間に電流方向切換手段52にて流れる電
流方向を図12に示す回路図の矢印IIの方向に切り換え
て定電圧値Vccの電流を流す。この定電圧値Vccの電流
が連通管4のリード線45,46およびホース10の信号線4
7,48を介して把持部20に流れ、発光ダイオードLED 4
が点灯し、集塵袋が一杯になった旨の表示を表示部54の
点灯により表示する。
【0090】また、ステップ24で検出した負圧Hが所定
の負圧値H1 より大きくない、すなわち負圧Hが所定の
負圧値H1 より小さいと判断した場合、集塵袋はまだ捕
捉した塵埃で一杯となっていないと判断し、表示手段53
の表示部54を点灯させずに消灯する(ステップ25)。す
なわち、電流方向切換ポートPa からHレベル出力せず
に、Lレベル出力のままとして図12に示す回路図の矢
印Iの方向に電流を流す状態で維持し、表示手段53に電
流を流さない。
【0091】一方、ステップ22で、マイクロコンピュー
タ44の電圧読取ポートPb にて読み取った電圧値がV1
以上でないと判断した場合には、電圧読取ポートPb
検知する電圧値が電圧値V1 より小さい電圧値V2 以上
か否かを判断する(ステップ27)。そして、電圧読取ポ
ートPb で検知する電圧値がV2 以上であると判断した
場合にはホース10が2本接続された状態と判断し、トラ
イアックTrを位相制御して電動送風機3を所定の入力、
例えば入力P1 より大きい入力となる入力P2の駆動状
態に駆動制御し(ステップ28)、ステップ24に進む。
【0092】また、ステップ27で、マイクロコンピュー
タ44の電圧読取ポートPb にて読み取った電圧値がV2
以上でないと判断した場合には、電圧読取ポートPb
検知する電圧値が電圧値V2 より小さいV3 以上か否か
を判断する(ステップ29)。そして、電圧読取ポートP
b で検知する電圧値がV3 以上であると判断した場合に
はホース10が3本接続された状態と判断し、トライアッ
クTrを位相制御して電動送風機3を所定の入力、例えば
入力P2 より大きい入力となる入力P3 の駆動状態に駆
動制御する(ステップ30)。
【0093】さらに、ステップ29で、マイクロコンピュ
ータ44の電圧読取ポートPb にて読み取った電圧値がV
3 以上でないと判断した場合には、ホース10が吸込部7
に接続されていないあるいは例えばホース10は接続され
ているが蓋体25が回動されておらず蓋体検出スイッチ26
のスイッチSW1 が開放している、ホース10の信号線47,
48が断線するなどにて電気的に接続されていないなど、
掃除の状態になっていないと判断し、トライアックTrを
位相制御して電動送風機3を停止させる制御をする(ス
テップ31)。
【0094】このように、電動送風機3の負圧側の集塵
室に連通して接続される複数のホース10に、圧力センサ
55にて検出した負圧に基づいて認識した集塵室に捕捉し
た塵埃量を表示する表示手段53を設けたため、同時に掃
除作業が行われることにより捕捉した塵埃量の増大割合
が可変しても、掃除作業者は集塵量、例えば集塵袋が一
杯か否かを簡単な構成で容易に認識できる。
【0095】そして、図1ないし図10に示す実施の形
態と同様に、それぞれ逆極性の電流を流す操作手段27お
よび表示手段53に接続されるホース10の一対の信号線4
7,48に、電流方向切換手段52にて電流方向を適宜切り
換えて電流を流し、表示手段53の表示および接続された
ホース10の操作手段27のオンオフ設定操作の認識を適宜
切り換えて行うので、2本の信号線47,48で容易にで
き、構造が簡略化して製造性を向上できるとともに、ホ
ース10の軽量化が容易に図れる。
【0096】また、ホース10の他端の延長管差込口24を
開閉可能に閉塞する操作手段27を構成する蓋体25を、掃
除する状態であるホース10が開口した状態に開口操作す
ることにより、電動送風機3を所定の駆動状態で駆動制
御するため、例えば吸込部7に複数のホース10が接続さ
れている際にその内の一つのホース10を用いて掃除する
場合や、接続された複数のホース10,10を用いて掃除す
る場合でも、ホース10の延長管差込口24を開口操作する
のみで直ちに掃除できる状態となり、掃除作業性を向上
できる。
【0097】なお、上記図11ないし図14に示す実施
の形態において、塵埃量検出手段として圧力センサ55を
用いて説明したが、捕捉した塵埃量を検知できるいずれ
の構成を用いてもよい。
【0098】そして、図1ないし図10に示す実施の形
態と同様に、延長管差込口24の近傍にこの延長管差込口
24を閉塞して取り付けられた場合に開成し、蓋体25が取
り外されて延長管差込口24が開口した状態では閉成して
電動送風機3を適宜駆動させて説明したが、例えば把持
部20に電動送風機3を所定の駆動状態で駆動させる操作
手段を構成する操作ボタンを設け、延長管差込口24が開
口した状態で操作ボタンの設定操作が認識されるように
するなどしてもよく、また延長管差込口24の開閉状態の
検出は、スイッチによる他に、磁気センサや光センサな
どにて検出するなど、いずれの構成でもできる。
【0099】また、一対の信号線47,48のみで信号を検
出して説明したが、例えば電流方向切換手段を設けず、
複数本の信号線にて掃除状態となったホース10の数を認
識するとともに、電動送風機3を駆動制御させる操作手
段の設定操作の内容を認識するようにするなどしてもよ
い。
【0100】一方、吸込部7に接続するホース10で延長
管差込口24が開口しない、すなわち掃除状態となってい
ないホース10の表示手段19は表示させないようにしても
よい。この構成によれば、掃除に寄与しないホース10の
表示手段19が無用に表示されないので、小電力化が図れ
る。
【0101】また、表示手段19の表示方法として、所定
の発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を適宜点灯さ
せることにより掃除状態のホース10の数を表示して説明
したが、例えば掃除状態のホース10の数に対応して積算
状に発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を点灯させ
たり、液晶表示装置などを用いるなど、いずれの表示方
法でもよい。
【0102】次に、本発明のさらに他の実施の形態を図
15ないし図21を参照して説明する。
【0103】この図15ないし図21に示す実施の形態
は、上記図1ないし図10に示す実施の形態の表示手段
53による掃除状態のホースの本数の表示を、掃除中のホ
ース10である旨の表示としたものである。
【0104】すなわち、複数のホース10は、外観的には
図11ないし図14に示す実施の形態と同様ではある
が、図15の回路図で示すように、各回路構成が異なる
表示手段61a ,61b ,61c および操作手段62a ,62b ,
62c がそれぞれ並列に接続されて配設され、図示しない
表示部を1つ備えた把持部63a ,63b ,63c をそれぞれ
備えている。また、これら表示手段61a ,61b ,61c お
よび操作手段62a ,62b,62c は、図1ないし図10に
示す実施の形態と同様の制御手段40に連通管4のリード
線45,46および信号線47,48を介して接続される。
【0105】そして、把持部63a を備えたホース10の表
示手段61a は、図1ないし図10に示す実施の形態の表
示手段19の発光ダイオードLED 2 ,LED 3 の代わりにダ
イオードD12,D13,D14,D15の直列回路およびダイ
オードD17,D18,D19の直列回路を設けたものであ
る。
【0106】すなわち、表示手段61a は、ダイオードD
1 、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列回路を
有している。また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、表示部を構成する発光部である発
光素子としてのダイオードD2 、抵抗R22、トランジス
タQ21のエミッタ、コレクタ、発光ダイオードLED 11
直列回路が設けられている。さらに、抵抗R24を介した
トランジスタQ21のベースと、発光ダイオードLED 1
介したトランジスタQ21のコレクタとの間には、抵抗R
23およびダイオードD12,D13,D14,D15の直列回路
が接続されている。また、この抵抗R23はトランジスタ
22のコレクタに接続され、このトランジスタQ22のエ
ミッタはダイオードD2 および抵抗R22の接続点に接続
されている。そして、ダイオードD1 を介した信号線4
7,48間には、抵抗R25およびツェナダイオードZD3
直列回路が接続され、これら抵抗R25およびツェナダイ
オードZD3 の接続点にトランジスタQ22のベースが抵抗
26を介して接続されている。
【0107】また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD4 、トランジスタQ
23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列回
路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベー
スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の接続点に接続される。また、抵抗R27および抵
抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジスタQ
24のベースが接続され、このトランジスタQ24のエミッ
タは信号線48側に接続されている。そして、トランジス
タQ24のコレクタにはダイオードD17,D18,D19の直
列回路が接続され、このダイオードD17,D18,D19
直列回路は抵抗R23およびダイオードD15の接続点に接
続されている。
【0108】一方、把持部63b を備えたホース10の表示
手段61b は、図1ないし図10に示す実施の形態の表示
手段19の発光ダイオードLED 1 ,LED 3 の代わりにダイ
オードの直列回路D21,D22,D23およびダイオードD
17,D18,D19の直列回路を設けたものである。すなわ
ち、表示手段61b は、信号線47,48間に、ダイオードD
1 、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列回路を
有している。また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD2 、抵抗R22、トラ
ンジスタQ21のエミッタ、コレクタ、ダイオードD23
ダイオードD22、ダイオードD21の直列回路が設けられ
ている。さらに、抵抗R24を介したトランジスタQ21
ベースと、ダイオードD23、ダイオードD22、ダイオー
ドD21の直列回路を介したトランジスタQ21のコレクタ
との間には、抵抗R23、ダイオードD3 、表示部16を構
成する発光部である発光素子としての発光ダイオードLE
D 2 の直列回路が接続されている。また、この抵抗R23
はトランジスタQ22のコレクタに接続され、このトラン
ジスタQ22のエミッタはダイオードD2 および抵抗R22
の接続点に接続されている。そして、ダイオードD1
介した信号線47,48間には、抵抗R25およびツェナダイ
オードZD3 の直列回路が接続され、これら抵抗R25およ
びツェナダイオードZD3 の接続点にトランジスタQ22
ベースが抵抗R26を介して接続されている。
【0109】また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD4 、トランジスタQ
23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列回
路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベー
スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の接続点に接続される。また、抵抗R27および抵
抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジスタQ
24のベースが接続され、このトランジスタQ24のエミッ
タは信号線48に接続されている。そして、トランジスタ
24のコレクタにはダイオードD17,D18,D19の直列
回路が接続され、このダイオードD17,D18,D19の直
列回路は抵抗R23およびダイオードD15の接続点に接続
されている。
【0110】さらに、把持部63c を備えたホース10の表
示手段61c は、図1ないし図10に示す実施の形態の表
示手段19の発光ダイオードLED 1 ,LED 2 の代わりにダ
イオードD21,D22,D23の直列回路およびダイオード
12,D13,D14,D15の直列回路を設けたものであ
る。
【0111】すなわち、表示手段61c は、信号線47,48
間に、ダイオードD1 、抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の直列回路を有している。また、ダイオードD1
を介した信号線47,48間には、抵抗R21およびツェナダ
イオードZD2 の直列回路に対して並列に、ダイオードD
2 、抵抗R22、トランジスタQ21のエミッタ、コレク
タ、ダイオードD23、ダイオードD22、ダイオードD21
の直列回路が設けられている。さらに、抵抗R24を介し
たトランジスタQ21のベースと、ダイオードD23、ダイ
オードD22、ダイオードD21の直列回路を介したトラン
ジスタQ21のコレクタとの間には、抵抗R23、ダイオー
ドD3 、表示部16を構成する発光部である発光素子とし
ての発光ダイオードLED 2 の直列回路が接続されてい
る。また、この抵抗R23はトランジスタQ22のコレクタ
に接続され、このトランジスタQ22のエミッタはダイオ
ードD2 および抵抗R22の接続点に接続されている。そ
して、ダイオードD1 を介した信号線47,48間には、抵
抗R25およびツェナダイオードZD3の直列回路が接続さ
れ、これら抵抗R25およびツェナダイオードZD3の接続
点にトランジスタQ22のベースが抵抗R26を介して接続
されている。
【0112】また、ダイオードD1 を介した信号線47,
48間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2 の直列
回路に対して並列に、ダイオードD4 、トランジスタQ
23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列回
路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベー
スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオー
ドZD2 の接続点に接続される。また、抵抗R27および抵
抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジスタQ
24のベースが接続され、このトランジスタQ24のエミッ
タは信号線48に接続されている。そして、トランジスタ
24のコレクタには表示部を構成する発光部である発光
素子としての発光ダイオードLED 13が接続され、この発
光ダイオードLED 13は抵抗R23およびダイオードD15
接続点に接続されている。
【0113】一方、把持部63a を備えたホース10の操作
手段62a は、蓋体25と蓋体検出スイッチ68とにて構成さ
れている。そして、図16に示すように、蓋体25は、周
縁近傍に一体的に設けたシャフト30が把持部20に回転可
能に軸支されて蓋体25の回転により延長管差込口24を開
閉可能となっている。さらに、シャフト30には径方向に
一体的に膨出するカム32が設けられ、このカム32の外周
の一部にはさらに膨出する突起部69が突設され、シャフ
ト30とともに回転するカム32の突起部69が接離すること
により蓋体検出スイッチ68のスイッチSW2 が開閉する。
なお、突起部69を設けたカム32は、延長管吸込部24を完
全に閉塞する状態で蓋体検出スイッチ68のスイッチが開
成し、少しでも延長管差込口24を開口する状態に回転さ
れると蓋体検出スイッチ26のスイッチSW2 が閉成し、さ
らに延長管差込口24を開口する状態に回転させると蓋体
検出スイッチ26のスイッチSW2 が再び開成するようにな
っている。
【0114】そして、図15に示すように、信号線47,
48間には、操作手段62a を構成するダイオードD5 と、
抵抗R41および抵抗R42の並列回路と、蓋体検出スイッ
チ68のスイッチSW2 との直列回路が表示手段61a に並列
に接続され、複数のホース10の各把持部63a に設けられ
ている。
【0115】また、把持部63b を備えたホース10の操作
手段62b は、把持部63a を備えたホース10の操作手段62
a の抵抗R42の代わりに異なる、例えば小さい抵抗値の
抵抗R43を設けたものである。
【0116】さらに、把持部63c を備えたホース10の操
作手段62c は、把持部63a を備えたホース10の操作手段
62a の抵抗R42の代わりに異なる、例えば抵抗R43より
も抵抗値の小さい抵抗R44を設けたものである。
【0117】次に、上記図15ないし図21に示す実施
の形態の動作を図面を参照して説明する。
【0118】まず、掃除に際して、図1ないし図10に
示す実施の形態と同様に、壁部に設けられた吸込部7の
図示しないシャッタを操作してホース差込口6を開口さ
せ、このホース差込口6にホース10の接続管13を接続し
ておく。
【0119】そして、あらかじめ吸込部7に接続管13が
接続されたホース10の把持部20から蓋体25を回動して延
長管差込口24を開口し、吸込口体22を接続した延長管23
を把持部20の延長管差込口24に接続する。この蓋体25を
回動して延長管差込口24を開口させることにより、蓋体
検出スイッチ26のスイッチSW2 がオフからオンしてさら
にオフするパルス状にオンオフする。このスイッチSW2
のパルス状のオンの際に、制御手段40とホース10の操作
手段64とが電気的に接続された状態となる。そして、こ
のホース10の接続状態を、制御手段40の電圧読取手段41
にて読み取る電圧値により判断する。
【0120】すなわち、図17のフローチャートに示す
ように、制御手段40は、まず、把持部65,66,67を備え
た各ホース10の蓋体25が開口操作されずに延長管差込口
24が閉塞した状態である旨のx=0、y=0、c=0、
電動送風機3が停止した状態である旨の入力P=0、制
御手段40に設けられた図示しない計時手段により計時し
ていない旨の時間t=0を設定する(ステップ35)。
【0121】この後、供給される電源のゼロクロスを検
出する(ステップ36)。次に、図15に示す回路図の矢
印Iの方向に電流を流す処理である制御手段40の電圧読
取手段41にて読み取る電圧値によりホース10の接続状態
を判断する。そして、ホース10の接続状態の認識後、図
15に示す回路図の矢印IIの方向に電流を流す処理であ
る掃除状態となったホース10の表示手段61,62,63の表
示部を適宜点灯させて掃除中の旨の表示をさせる。
【0122】すなわち、各ホース10,10の操作手段62a
,62b ,62c は、それぞれ異なる抵抗値の抵抗R42
43,R44を備えているため、図18に示すように、各
ホース10,10の蓋体25,25を開口操作することにより、
各操作手段62a ,62b ,62c にパルス状に流れる電流の
電圧値が異なる。このため、図15に示す回路図の矢印
Iの方向にパルス状に電流が流れることにより、電圧読
取手段51を構成する電圧読取ポートPb にて、パルス的
なタイミングで電流の電圧値を検知する。なお、蓋体25
の開口操作によりパルス状にオンオフする操作手段62a
,62b ,62c は、掃除作業者により操作されるもので
あり、マイクロコンピュータ44にてパルス的に電流方向
を切り換える時間に比して、遙かに長い時間となること
から、電流の電圧値は十分に検知される。
【0123】そして、制御手段40は、図19のフローチ
ャートで示すように、読取電圧値が各ホース10のいずれ
かの蓋体25が開口操作された状態の電圧値V3 以上か否
かを判断し(ステップ41)、電圧読取ポートPb で検知
する電圧値がV3 以上でない、すなわち電圧値がV3
り小さいと判断した場合には、各ホース10,10のいずれ
の蓋体25も開口操作されていないと判断し、次の制御に
移行する。
【0124】また、ステップ41で電圧読取ポートPb
検知する電圧値がV3 以上であると判断した場合には、
読取電圧値が把持部63b ,63c を備えたホース10,10の
いずれかの蓋体25が開口操作された状態の電圧値V2
上か否かを判断する(ステップ42)。そして、電圧読取
ポートPb で検知する電圧値がV2 以上でない、すなわ
ち電圧値がV2 より小さいと判断した場合には、把持部
63a を備えたホース10の蓋体25が開口操作され延長管差
込口24が開口した状態である旨のx=1か否かを判断す
る(ステップ43)。また、x=1でないと判断した場合
には、蓋体25が開口操作されず延長管差込口24が閉塞し
た状態である旨のx=0と判断し、x=1に設定する
(ステップ44)。そして、ステップ43でx=1であると
判断した場合には、x=0に設定する(ステップ45)。
【0125】一方、ステップ42で電圧読取ポートPb
検知する電圧値がV2 以上であると判断した場合には、
読取電圧値が把持部63c を備えたホース10の蓋体25が開
口操作された状態の電圧値V1 以上か否かを判断する
(ステップ46)。そして、電圧読取ポートPb で検知す
る電圧値がV1 以上でない、すなわち電圧値がV1 より
小さいと判断した場合には、把持部63b を備えたホース
10の蓋体25が開口操作され延長管差込口24が開口した状
態である旨のy=1か否かを判断する(ステップ47)。
また、y=1でないと判断した場合には、蓋体25が開口
操作されず延長管差込口24が閉塞した状態である旨のy
=0と判断し、y=1に設定する(ステップ48)。そし
て、ステップ47でy=1であると判断した場合には、y
=0に設定する(ステップ49)。
【0126】さらに、ステップ46で電圧読取ポートPb
で検知する電圧値がV1 以上であると判断した場合に
は、把持部63c を備えたホース10の蓋体25が開口操作さ
れ延長管差込口24が開口した状態である旨のz=1か否
かを判断する(ステップ50)。また、z=1でないと判
断した場合には、蓋体25が開口操作されず延長管差込口
24が閉塞した状態である旨のz=0と判断し、z=1に
設定する(ステップ51)。そして、ステップ50でz=1
であると判断した場合には、z=0に設定する(ステッ
プ52)。
【0127】この後、把持部63a を備えたホース10の蓋
体25のみが開口操作された旨のz=0、y=0、x=1
である「001」か否かを判断する(ステップ53)。そ
して、把持部63a を備えたホース10の蓋体25のみが開口
操作された旨の「001」であると判断した場合には、
掃除中のホース10は1本のみと判断し、トライアックTr
を位相制御して電動送風機3を所定の入力、例えば入力
1 の駆動状態に駆動制御し(ステップ54)、次の制御
である電流方向の切換制御に進む。
【0128】また、ステップ53で把持部63a を備えたホ
ース10の蓋体25のみが開口操作された旨の「001」で
ないと判断した場合には、把持部63b を備えたホース10
の蓋体25のみが開口操作された旨のz=0、y=1、x
=0である「010」か否かを判断する(ステップ5
5)。そして、把持部63b を備えたホース10の蓋体25の
みが開口操作された旨の「010」であると判断した場
合には、掃除中のホース10は1本のみと判断し、ステッ
プ54に進む。
【0129】さらに、ステップ55で把持部63b を備えた
ホース10の蓋体25のみが開口操作された旨の「010」
でないと判断した場合には、把持部63c を備えたホース
10の蓋体25のみが開口操作された旨のz=1、y=0、
x=0である「100」か否かを判断する(ステップ5
6)。そして、把持部63c を備えたホース10の蓋体25の
みが開口操作された旨の「100」であると判断した場
合には、掃除中のホース10は1本のみと判断し、ステッ
プ54に進む。
【0130】また、ステップ56で、把持部63c を備えた
ホース10の蓋体25のみが開口操作された旨の「100」
でないと判断した場合には、把持部63a を備えたホース
10および把持部63b を備えたホース10の蓋体25のみが開
口操作された旨のz=0、y=1、x=1である「01
1」か否かを判断する(ステップ57)。そして、把持部
63a を備えたホース10および把持部63b を備えたホース
10の蓋体25のみが開口操作された旨の「011」である
と判断した場合には、掃除中のホース10は2本のみと判
断し、トライアックTrを位相制御して電動送風機3を所
定の入力、例えば入力P1 より大きい入力となる入力P
2 の駆動状態に駆動制御し(ステップ58)、次の制御で
ある電流方向の切換制御に進む。
【0131】さらに、ステップ57で把持部63a を備えた
ホース10および把持部63b を備えたホース10の蓋体25の
みが開口操作された旨の「011」でないと判断した場
合には、把持部63a を備えたホース10および把持部63c
を備えたホース10の蓋体25のみが開口操作された旨のz
=1、y=0、x=1である「101」か否かを判断す
る(ステップ59)。そして、把持部63a を備えたホース
10および把持部63c を備えたホース10の蓋体25のみが開
口操作された旨の「101」であると判断した場合に
は、掃除中のホース10は2本のみと判断し、ステップ58
に進む。
【0132】また、ステップ59で把持部63a を備えたホ
ース10および把持部63c を備えたホース10の蓋体25のみ
が開口操作された旨の「101」でないと判断した場合
には、把持部63b を備えたホース10および把持部63c を
備えたホース10の蓋体25のみが開口操作された旨のz=
1、y=1、x=0である「110」か否かを判断する
(ステップ60)。そして、把持部63b を備えたホース10
および把持部63c を備えたホース10の蓋体25のみが開口
操作された旨の「110」であると判断した場合には、
掃除中のホース10は2本のみと判断し、ステップ58に進
む。
【0133】さらに、ステップ53で把持部63b を備えた
ホース10および把持部63c を備えたホース10の蓋体25の
みが開口操作された旨の「110」でないと判断した場
合には、ホース10,10のすべての把持部63a ,63b ,63
c の蓋体25が開口操作された旨のz=1、y=1、x=
1である「111」か否かを判断する(ステップ61)。
そして、すべての把持部63a ,63b ,63c の蓋体25が開
口操作された旨の「111」であると判断した場合に
は、掃除中のホース10は3本すべてであると判断し、ト
ライアックTrを位相制御して電動送風機3を所定の入
力、例えば入力P2より大きい入力となる入力P3 の駆
動状態に駆動制御し(ステップ62)、次の制御である電
流方向の切換制御に進む。
【0134】そしてさらに、ステップ61ですべての把持
部63a ,63b ,63c の蓋体25が開口操作された旨の「1
11」でないと判断した場合には、いずれの把持部63a
,63b ,63c の蓋体25も開口操作されていないと判断
し、トライアックTrを位相制御して電動送風機3を停止
させる制御し(ステップ63)、次の制御である電流方向
の切換制御に進む。
【0135】そして、制御手段40は、マイクロコンピュ
ータ44の電流方向切換ポートPa からの例えば図21
(a)に示すような10msでのパルス的なLレベル出
力の後にHレベル出力し、電流方向を図15に示す回路
図の矢印IIの方向で端子Cに印加されている所定の電圧
値の電流を流す。
【0136】すなわち、図20のフローチャートに示す
ように、制御手段40は、電流方向切換ポートPa からの
Hレベル出力とともに、図示しない計時手段にて計時し
(ステップ71)、計時手段にて計時した時間tが次のパ
ルス的なLレベル出力までの時間である10ms以下か
否かを判断する(ステップ72)。そして、時間tが10
ms以下であると判断した場合には、電流方向切換ポー
トPa からのHレベル出力の際に、一旦電流方向を図1
5に示す回路図の矢印IIの方向で端子Cに印加されてい
る電流値を0にする、すなわち操作手段62a ,62b ,62
c に電流を流さないで、表示手段61a ,61b ,61c の表
示部を点灯させずに消灯する(ステップ73)。
【0137】この後、把持部63a を備えたホース10の蓋
体25が開口操作され延長管差込口24が開口した状態であ
る旨のx=1か否かを判断する(ステップ74)。そし
て、把持部63a を備えたホース10の蓋体25が開口操作さ
れた旨のx=1であると判断した場合には、端子Cに電
圧VC を印加する。すなわち、マイクロコンピュータ44
の電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれLレベ
ル、Lレベル、Hレベル出力し、トランジスタQ16をオ
ンさせてトランジスタQ13をオンさせ、トランジスタQ
14およびトランジスタQ15にそれぞれベース電流が流れ
ずトランジスタQ14およびトランジスタQ15はそれぞれ
オフしてトランジスタQ11およびトランジスタQ12にベ
ース電流が流れずトランジスタQ11およびトランジスタ
12がそれぞれオフし、端子Cに抵抗R17および抵抗R
18を介した定電圧源VA である電圧VC を印加する(ス
テップ75)。
【0138】この電圧VC が各把持部63a ,63b ,63c
の表示手段61a ,61b ,61c に流れることにより、把持
部63a の表示手段61a のツェナダイオードZD2 およびツ
ェナダイオードZD3 が逆阻止状態で、トランジスタQ23
およびトランジスタQ22にそれぞれベース電流が流れず
トランジスタQ23およびトランジスタQ22がそれぞれオ
フ状態となって発光ダイオードLED 12,LED 13が点灯し
ないとともに、トランジスタQ21がオンし、図21の
(c)で示すように発光ダイオードLED 11が点灯し、掃
除中のホース10の把持部63a の表示部が、パルス的に点
灯して掃除中である旨を表示する。なお、このパルス的
な点灯は、図21(c)で示すように30ms毎に点灯
する状態となることから、掃除作業者には表示部が点灯
し続けているように見える。
【0139】また、把持部63b ,63c の表示手段61b ,
61c もツェナダイオードZD2 およびツェナダイオードZD
3 がそれぞれ逆阻止状態で、トランジスタQ23およびト
ランジスタQ22にそれぞれベース電流が流れずトランジ
スタQ23およびトランジスタQ22がそれぞれオフ状態と
なるとともにトランジスタQ21がオンし、ダイオードD
21,D22,D23の直列回路に電流が流れ、図21(c)
で示すように発光ダイオードLED 12,LED 13は点灯せ
ず、掃除に寄与していないホース10,10の把持部63b ,
63c の表示部は消灯する。
【0140】一方、ステップ72で計時手段にて計時した
時間tが次のパルス的なLレベル出力までの時間である
10ms以下でないと判断した場合には、計時手段にて
計時した時間tが次の次であるパルス的なLレベル出力
までの時間である20ms以下か否かを判断する(ステ
ップ76)。そして、時間tが20ms以下であると判断
した場合には、電流方向切換ポートPa からのHレベル
出力の際に、一旦電流方向を図15に示す回路図の矢印
IIの方向で端子Cに印加されている電流値を0にする、
すなわち操作手段62a ,62b ,62c に電流を流さない
で、表示手段61a,61b ,61c の表示部を点灯させずに
消灯する(ステップ77)。
【0141】この後、把持部63b を備えたホース10の蓋
体25が開口操作され延長管差込口24が開口した状態であ
る旨のy=1か否かを判断する(ステップ78)。そし
て、把持部63b を備えたホース10の蓋体25が開口操作さ
れた旨のy=1であると判断した場合には、端子Cに電
圧VB を印加する。すなわち、マイクロコンピュータ44
の電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれLレベ
ル、Hレベル、Lレベル出力し、トランジスタQ15をオ
ンしてトランジスタQ12をオンし、トランジスタQ14
よびトランジスタQ16にそれぞれベース電流が流れずト
ランジスタQ14およびトランジスタQ16がそれぞれオフ
してトランジスタQ11およびトランジスタQ13にそれぞ
れベース電流が流れずトランジスタQ11およびトランジ
スタQ13がをそれぞれオフし、端子Cに抵抗R17を介し
た定電圧源VA である電圧VB を印加する(ステップ7
9)。
【0142】この電圧VB が各把持部63a ,63b ,63c
の表示手段61a ,61b ,61c に流れることにより、把持
部63b の表示手段61b のツェナダイオードZD3 がオンす
るととも、ツェナダイオードZD2 が逆阻止状態でトラン
ジスタQ22がオンするとともにトランジスタQ21および
トランジスタQ23にベース電流が流れずトランジスタQ
21およびトランジスタQ23がオフし、図21(d)で示
すように発光ダイオードLED 12が点灯し、掃除中のホー
ス10の把持部63b の表示部が点灯して掃除中である旨を
表示する。
【0143】また、把持部63a ,63c の表示手段61a ,
61c もツェナダイオードZD2 が逆阻止状態でトランジス
タQ22がオンするとともにトランジスタQ21およびトラ
ンジスタQ23にベース電流が流れずトランジスタQ21
よびトランジスタQ23がオフし、ダイオードD12
13,D14,D15の直列回路に電流が流れ、図21
(d)で示すように発光ダイオードLED 11,LED 13は点
灯せず、掃除に寄与していないホース10,10の把持部63
b ,63c の表示部は消灯する。
【0144】さらに、ステップ76で計時手段にて計時し
た時間tが次の次のパルス的なLレベル出力までの時間
である20ms以下でないと判断した場合には、計時手
段にて計時した時間tが次の次の次であるパルス的なL
レベル出力までの時間である30ms以下か否かを判断
する(ステップ80)。そして、時間tが30ms以下で
あると判断した場合には、電流方向切換ポートPa から
のHレベル出力の際に、一旦電流方向を図15に示す回
路図の矢印IIの方向で端子Cに印加されている電流値を
0にする、すなわち操作手段62a ,62b ,62c に電流を
流さないで、表示手段61a ,61b ,61c の表示部を点灯
させずに消灯する(ステップ81)。
【0145】この後、把持部63c を備えたホース10の蓋
体25が開口操作され延長管差込口24が開口した状態であ
る旨のz=1か否かを判断する(ステップ82)。そし
て、把持部63c を備えたホース10の蓋体25が開口操作さ
れた旨のz=1であると判断した場合には、端子Cに電
圧VA を印加する。すなわち、マイクロコンピュータ44
の電圧切換ポートPA ,PB ,PC からそれぞれHレベ
ル、Lレベル、Lレベル出力し、トランジスタQ14をオ
ンしてトランジスタQ11をオンし、トランジスタQ15
よびトランジスタQ16にそれぞれベース電流が流れずト
ランジスタQ15およびトランジスタQ16がそれぞれオフ
してトランジスタQ12およびトランジスタQ13にそれぞ
れベース電流が流れずトランジスタQ12およびトランジ
スタQ13がそれぞれオフし、端子Cに定電圧源の電圧V
A を印加する(ステップ83)。
【0146】この電圧VA が各把持部63a ,63b ,63c
の表示手段61a ,61b ,61c に流れることにより、把持
部63c の表示手段61b のツェナダイオードZD3 がオン
し、トランジスタQ23がオンしてトランジスタQ24がオ
ンするとともにトランジスタQ22がオンしてトランジス
タQ21にベース電流が流れずトランジスタQ21がオフ
し、図21(f)で示すように発光ダイオードLED 13
点灯し、掃除中のホース10の把持部63c の表示部が点灯
して掃除中である旨を表示する。
【0147】また、把持部63a ,63b の表示手段61a ,
61b もツェナダイオードZD3 がオンし、トランジスタQ
23がオンしてトランジスタQ24がオンするとともにトラ
ンジスタQ22がオンしてトランジスタQ21にベース電流
が流れずトランジスタQ21がオフし、ダイオードD17
18,D19の直列回路に電流が流れ、ダイオードD3
よる電圧抑制効果により図21(f)で示すように発光
ダイオードLED 12,LED 11は点灯せず、掃除に寄与して
いないホース10,10の把持部63a ,63b の表示部は消灯
する。
【0148】そして、ステップ80で計時手段にて計時し
た時間tが次の次の次であるパルス的なHレベル出力ま
での時間である30ms以下でない、すなわち30ms
が経過したと判断した場合には、計時手段をリセットし
(ステップ84)、次の操作の待機状態となる。
【0149】ここで、例えば把持部63a を備えたホース
10が掃除中である状態で、他のホース10である把持部63
b の蓋体25が開口操作されて掃除の状態となると、図2
1(e)で示すように、電流方向切換ポートPa からの
次のパルス的なLレベル出力までの時間である10ms
以内では把持部63a の表示部が点灯し、10msから2
0ms以内で把持部63b の表示部が点灯する。そして、
この状態でさらに他のホース10である把持部63c の蓋体
25が開口操作されて掃除の状態となると、図21(i)
で示すように、電流方向切換ポートPa からの次のパル
ス的なLレベル出力までの時間である10ms以内では
把持部63a の表示部が点灯し、10msから20ms以
内で把持部63b の表示部が点灯し、20msから30m
s以内で把持部63c の表示部が点灯する。
【0150】すなわち、10ms以内、10msから2
0ms以内、20msから30ms以内で区分し、各ホ
ース10,10の数に対応した3の区分でそれぞれ独立に把
持部63a ,63b ,63c に対応して電圧切換ポートPA
B ,PC から適宜Lレベル出力およびHレベル出力
し、各区分毎に適宜電圧VA ,VB ,VC の電流が流
れ、3つの区分で1つの発光サイクルとなっている。
【0151】このように、上記図15ないし図21に示
す実施の形態によれば、操作手段62a ,62b ,62c がの
蓋体25が開口操作されて掃除する状態となったホース10
の表示手段61a ,61b ,61c のみ表示させるため、掃除
に寄与しないホース10の表示手段61a ,61b ,61c は無
用に表示しないので、小電力化が図れる。
【0152】また、読み取った電圧値に基づいて掃除中
のホース10,10を認識し、ホース10,10の数に対応して
区分した発光サイクルのうち、掃除中のホース10,10に
対応した時間区分でホース10,10に対応した電圧を出力
するため、2線の信号線47,48でも容易に簡単な構成で
掃除状態のホース10,10を表示でき、構造が簡略化して
製造性を向上できるとともに、ホース10の軽量化も容易
に図れる。
【0153】なお、上記図15ないし図21に示す実施
の形態において、例えば図22に示すように、区分する
時間tの間隔を1s毎にするなど、時間区分は適宜設定
すればよい。
【0154】そして、上記図1ないし図10に示す実施
の形態、および、図11ないし図14に示す実施の形態
と同様に、例えば把持部20に電動送風機3を所定の駆動
状態で駆動させる操作手段を構成する操作ボタンを設
け、延長管差込口24が開口した状態で操作ボタンの設定
操作が認識されるようにするなどしてもよく、また延長
管差込口24の開閉状態の検出は、スイッチによる他に、
磁気センサや光センサなどにて検出するなど、いずれの
構成でもできる。
【0155】また、一対の信号線47,48のみで信号を検
出して説明したが、例えば電流方向切換手段を設けず、
複数本の信号線にて掃除状態となったホース10の数を認
識するとともに、電動送風機3を駆動制御させる操作手
段の設定操作の内容を認識するようにするなどしてもよ
い。
【0156】さらに、表示手段19の表示方法として、所
定の発光ダイオードLED 1 ,LED 2,LED 3 を適宜点灯
させることにより掃除状態のホース10の数を表示して説
明したが、例えば掃除状態のホース10の数に対応して積
算状に発光ダイオードLED 1,LED 2 ,LED 3 を点灯さ
せたり、液晶表示装置などを用いるなど、いずれの表示
方法でもよい。
【0157】次に、本発明のさらに他の実施の形態を図
23および図24を参照して説明する。
【0158】この図23および図24に示す実施の形態
は、上記図15ないし図21に示す実施の形態の掃除中
のホース10の表示手段61a ,61b ,61c のみ表示させる
構成の代わりに、各ホース10に掃除中のホース10を表示
させるものである。
【0159】すなわち、各ホース10の把持部71a ,71b
,71c は、図24に示すように、各ホース10の把持部7
1a ,71b ,71c の種類を示す表示部材72a ,72b ,72c
が設けられている。さらに、複数例えば3つの表示部7
3a ,73b ,73c が設けられ、これら表示部73a ,73b
,73c に対応して3本のホース10を表す表示である表
示シール74a ,74b ,74c がそれぞれ設けられている。
【0160】そして、各把持部71a ,71b ,71c は、図
23に示すように、図1ないし図10に示す実施の形態
と同様の表示手段19,19をそれぞれ有しているととも
に、この表示手段19,19に並列に接続される図15ない
し図21に示す実施の形態と同様の操作手段62a ,62b
,62c をそれぞれ有している。また、これら表示手段1
9,19および操作手段62a ,62b ,62c は、図1ないし
図10に示す実施の形態と同様の制御手段40に連通管4
のリード線45,46および信号線47,48を介して接続され
る。
【0161】すなわち、把持部71a の操作手段62a は、
信号線47,48間に、蓋体検出スイッチ68のスイッチSW2
と抵抗R41および抵抗R42の並列回路とダイオードD5
との直列回路を有し、表示手段19に並列に接続されてい
る。また、把持部71b の操作手段62b は、信号線47,48
間に、蓋体検出スイッチ68のスイッチSW2 と抵抗R41
よび抵抗R43の並列回路とダイオードD5 との直列回路
を有し、表示手段19に並列に接続されている。さらに、
把持部71c の操作手段62c は、信号線47,48間に、蓋体
検出スイッチ68のスイッチSW2 と抵抗R41および抵抗R
44の並列回路とダイオードD5 との直列回路を有し、表
示手段19に並列に接続されている。
【0162】そして、次に、上記図15ないし図21に
示す実施の形態の動作を図面を参照して説明する。
【0163】まず、掃除に際して、図1ないし図10に
示す実施の形態と同様に、壁部に設けられた吸込部7の
図示しないシャッタを操作してホース差込口6を開口さ
せ、このホース差込口6にホース10の接続管13を接続し
ておく。
【0164】そして、あらかじめ吸込部7に接続管13が
接続されたホース10の把持部71a ,71b ,71c から蓋体
25を回動して延長管差込口24を開口し、吸込口体22を接
続した延長管23を把持部71a ,71b ,71c の延長管差込
口24に接続する。この蓋体25を回動して延長管差込口24
を開口させることにより、蓋体検出スイッチ26のスイッ
チSW2 がオフからオンしてさらにオフするパルス状にオ
ンオフする。このスイッチSW2 のパルス状のオンの際
に、制御手段40とホース10の操作手段64とが電気的に接
続された状態となり、このホース10の接続状態を制御手
段40の電圧読取手段41にて読み取る電圧値により判断す
る。
【0165】すなわち、図15ないし図21に示す実施
の形態と同様に、制御手段40のマイクロコンピュータ44
の電流方向切換ポートPa から出力されるLレベル出力
により、図23に示す回路図の矢印Iの方向にパルス状
に流れる電流を電圧読取ポートPb にて検知し、いずれ
のホース10の把持部71a ,71b ,71c の蓋体25が開口操
作されたか判断する。
【0166】この後、制御手段40は、マイクロコンピュ
ータ44の電流方向切換ポートPa からの例えば10ms
でのパルス的なLレベル出力の後にHレベル出力し、電
流方向を図23に示す回路図の矢印IIの方向で端子Cに
印加されている所定の電圧値の電流を流す。すなわち、
電圧読取ポートPb にて検知した電圧値に対応して、マ
イクロコンピュータ44の電圧切換ポートPA ,PB ,P
C からそれぞれ適宜LレベルおよびHレベル出力し、端
子Cに電圧VA ,VB ,VC を適宜印加し、電流方向切
換ポートPa からHレベル出力する際に電圧VA
B ,VC の電流を各ホース10の把持部71a ,71b ,71
c の表示手段19,19に流す。
【0167】この所定の電圧値の電流を表示手段に流す
際には、図15ないし図21に示す実施の形態と同様
に、例えばホース10,10の数に対応した10ms以内、
10msから20ms以内、20msから30ms以内
の3つの区分で1つの発光サイクルとする。そして、把
持部71a の蓋体25が開口操作された場合には、10ms
以内で電流方向切換ポートPa からHレベル出力する際
に、電圧切換ポートPA,PB ,PC からそれぞれHレ
ベル出力、Lレベル出力、Lレベル出力して電圧VA
電流を流す。また、把持部71b の蓋体25が開口操作され
た場合には、10msから20ms以内で電流方向切換
ポートPa からHレベル出力する際に、電圧切換ポート
A ,PB ,PC からそれぞれLレベル出力、Hレベル
出力、Lレベル出力して電圧VB の電流を流す。さら
に、把持部71b の蓋体25が開口操作された場合には、2
0msから30ms以内で電流方向切換ポートPa から
Hレベル出力する際に、電圧切換ポートPA ,PB ,P
C からそれぞれLレベル出力、Lレベル出力、Hレベル
出力して電圧VC の電流を流す。
【0168】このように、適宜所定の電圧VA ,VB
C の電流を流すことにより、各把持部71a ,71b ,71
c の表示手段19,19の発光ダイオードLED 11,LED 12
LED11が適宜発光、すなわち発光サイクルの内の10m
s以内で電圧VA の電流が流れることにより発光ダイオ
ードLED 11が10ms以内で発光し、各表示手段19,19
の表示部74a が10ms以内で点灯する。また、発光サ
イクルの内の10msから20ms以内で電圧VB の電
流が流れることにより発光ダイオードLED 12が10ms
から20ms以内で発光し、各表示手段19,19の表示部
74b が10msから20ms以内で点灯する。発光サイ
クルの内の20msから30ms以内で電圧VC の電流
が流れることにより発光ダイオードLED 13が20msか
ら30ms以内で発光し、各表示手段19,19の表示部74
c が20msから30ms以内で点灯する。
【0169】したがって、上記図23および図24に示
す実施の形態によれば、吸込部7,7に接続され操作手
段62a ,62b ,62c の蓋体25が開口操作されたホース1
0,10を、各掃除中のホース10,10の表示手段19,19に
表示するため、掃除作業者はいずれのホースが掃除中で
あるかを容易に認識できる。
【0170】また、図15ないし図21に示す実施の形
態と同様に、読み取った電圧値に基づいて掃除中のホー
ス10,10を認識し、ホース10,10の数に対応して区分し
た発光サイクルのうち、掃除中のホース10,10に対応し
た時間区分でホース10,10に対応した電圧を出力するた
め、2線の信号線47,48でも容易に簡単な構成で掃除状
態のホース10,10を表示でき、構造が簡略化して製造性
を向上できるとともに、ホース10の軽量化も容易に図れ
る。
【0171】なお、上記図23および図24に示す実施
の形態において、例えば把持部20に電動送風機3を所定
の駆動状態で駆動させる操作手段を構成する操作ボタン
を設け、延長管差込口24が開口した状態で操作ボタンの
設定操作が認識されるようにするなどしてもよく、また
延長管差込口24の開閉状態の検出は、スイッチによる他
に、磁気センサや光センサなどにて検出するなど、いず
れの構成でもできる。
【0172】また、一対の信号線47,48のみで信号を検
出して説明したが、例えば電流方向切換手段を設けず、
複数本の信号線にて掃除状態となったホース10の数を認
識するとともに、電動送風機3を駆動制御させる操作手
段の設定操作の内容を認識するようにするなどしてもよ
い。
【0173】一方、吸込部7に接続するホース10で延長
管差込口24が開口しない、すなわち掃除状態となってい
ないホース10の表示手段19は表示させないようにしても
よい。この構成によれば、掃除に寄与しないホース10の
表示手段19が無用に表示されないので、小電力化が図れ
る。
【0174】また、表示手段19の表示方法として、所定
の発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を適宜点灯さ
せることにより掃除状態のホース10の数を表示して説明
したが、例えば掃除状態のホース10の数に対応して積算
状に発光ダイオードLED 1 ,LED 2 ,LED 3 を点灯させ
たり、液晶表示装置などを用いるなど、いずれの表示方
法でもよい。
【0175】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、複
数の吸込部に接続される複数のホースに、吸込部に接続
されたホースのうち電動送風機の駆動状態が操作手段に
て設定操作されたホースの数を表示する表示手段を設け
たため、掃除作業者が表示手段の表示を確認することに
より同時に行われる掃除作業の数を認識できる。
【0176】請求項2記載の電気掃除機によれば、複数
の吸込部に接続される複数のホースに、塵埃量検出手段
にて検出した集塵部に捕捉した塵埃量を表示する表示手
段を設けたため、同時に掃除作業が行われることにより
捕捉した塵埃量の増大割合が可変しても、掃除作業者は
集塵量を容易に認識できる。
【0177】請求項3記載の電気掃除機によれば、請求
項1または2記載の電気掃除機の効果に加え、操作手段
が設定操作されたホースの表示手段のみ表示させるた
め、掃除に寄与しないホースの表示手段は無用に表示さ
れないので、小電力化を容易に図ることができる。
【0178】請求項4記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、操作手段が設定操作されたホースを表示手段にて表
示するため、掃除作業者はいずれの吸込部に接続された
ホースが掃除に寄与しているか容易に認識できる。
【0179】請求項5記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし4いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、それぞれ逆極性の電流のみを導通する操作手段およ
び表示手段に接続されるホースの一対の信号線に、電流
方向切換手段にて電流方向を適宜切り換えて電流を流す
ため、一対の信号線で容易に操作手段による設定操作の
認識および表示手段による表示ができ、構造を簡略化で
き製造性を向上できるとともに、ホースの軽量化を容易
に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示すブロ
ック図である。
【図2】同上制御手段を示す回路図である。
【図3】同上把持部に配設された表示手段および操作手
段を示す回路図である。
【図4】同上掃除機本体に連通管を介して接続される複
数のホースを示す斜視図である。
【図5】同上美容院に適用した状態を示す斜視図であ
る。
【図6】同上把持部の蓋体が延長管差込口を閉塞した状
態を示す斜視図である。
【図7】同上把持部の蓋体が開口操作された状態を示す
斜視図である。
【図8】同上操作手段を構成する蓋体および蓋体検出ス
イッチの関係を説明する斜視図である。
【図9】同上動作を説明するフローチャートである。
【図10】同上蓋体が開口操作された状態でのホースの
数と電圧値との関係を示すグラフである。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図12】同上回路構成を示す回路図である。
【図13】同上蓋体が開口操作された状態の把持部を示
す斜視図である。
【図14】同上動作を説明するフローチャートである。
【図15】本発明のさらに他の実施の形態を示す表示手
段および操作手段の回路構成を示す回路図である。
【図16】同上操作手段を構成する蓋体および蓋体検出
スイッチの関係を説明する斜視図である。
【図17】同上動作を説明するフローチャートである。
【図18】同上蓋体が開口操作された状態でのホースの
数と電圧値との関係を示すグラフである。
【図19】同上動作を説明するフローチャートである。
【図20】同上動作を説明するフローチャートである。
【図21】同上表示手段の発光ダイオードが点灯する状
況を示す波形図である。 (a)電流方向切換ポートの出力を示す波形図 (b)各ホースの表示手段の表示部が点灯しない状況の
波形図 (c)把持部63a の表示手段の表示部が点灯した状況を
示す波形図 (d)把持部63b の表示手段の表示部が点灯した状況を
示す波形図 (e)把持部63a ,63b の表示手段の表示部が点灯した
状況を示す波形図 (f)把持部63c の表示手段の表示部が点灯した状況を
示す波形図 (g)把持部63a ,63c の表示手段の表示部が点灯した
状況を示す波形図 (h)把持部63b ,63c の表示手段の表示部が点灯した
状況を示す波形図 (i)全ホースの表示手段の表示部が点灯した状況を示
す波形図
【図22】本発明のさらに他の実施の形態を示す動作を
説明するフローチャートである。
【図23】本発明のさらに他の実施の形態を示す表示手
段および操作手段の回路図である。
【図24】同上蓋体が開口操作された状況の把持部を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 3 電動送風機 7 吸込部 10 ホース 19,53,61a ,61b ,61c 表示手段 27,62a ,62b ,62c 操作手段 40,50 制御手段 47,48 信号線 55 塵埃量検出手段としての圧力センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機およびこの電動送風機の負圧
    側に外部に連通して開口する複数の吸込部を備えた掃除
    機本体と、 前記各吸込部に一端が着脱自在に接続される複数のホー
    スと、 前記ホースに設けられ前記電動送風機の駆動状態を設定
    する操作手段と、 前記ホースに設けられ前記吸込部に接続されて前記操作
    手段が設定操作されている前記ホースの数を表示する表
    示手段とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機、この電動送風機の負圧側に
    設けられた集塵部およびこの集塵部に外部に連通して開
    口する複数の吸込部を備えた掃除機本体と、 前記各吸込部に一端が着脱自在に接続される複数のホー
    スと、 前記ホースに設けられ前記電動送風機の駆動状態を設定
    する操作手段と、 前記集塵部に捕捉する塵埃量を検出する塵埃量検出手段
    と、 前記ホースに設けられ前記塵埃量検出手段にて検出した
    塵埃量を表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
    る電気掃除機。
  3. 【請求項3】 操作手段が設定操作されたホースに設け
    られた表示手段のみ表示することを特徴とする請求項1
    または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 表示手段は、操作手段が設定操作された
    ホースを表示することを特徴とする請求項1ないし3い
    ずれか一記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 ホースは、操作手段および表示手段に接
    続する一対の信号線を備え、 前記信号線に電流方向を適宜切り換えて前記信号線に電
    流を流す電流方向切換手段を具備し、 前記操作手段および前記表示手段は、それぞれ逆極性の
    電流のみを導通可能とすることを特徴とする請求項1な
    いし4いずれか一記載の電気掃除機。
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