JP2000258946A - 電子写真用トナー - Google Patents
電子写真用トナーInfo
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- JP2000258946A JP2000258946A JP6559399A JP6559399A JP2000258946A JP 2000258946 A JP2000258946 A JP 2000258946A JP 6559399 A JP6559399 A JP 6559399A JP 6559399 A JP6559399 A JP 6559399A JP 2000258946 A JP2000258946 A JP 2000258946A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、低い定着温度で定着するこ
とができ、オフセット性においても実用上なんら問題を
発生せず、転写紙への定着強度の優れた電子写真用トナ
ーを提供することにある。 【解決手段】 少なくともトナー粒子及び脱離ワックス
からなる電子写真用トナーであって、該トナー粒子が天
然ガス系フィッシャートロプシュワックス及びポリエチ
レンワックスを含有し、該脱離ワックスの内で電子写真
用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有する
ものが、電子写真用トナーの0.5%以下である電子写
真用トナー。
とができ、オフセット性においても実用上なんら問題を
発生せず、転写紙への定着強度の優れた電子写真用トナ
ーを提供することにある。 【解決手段】 少なくともトナー粒子及び脱離ワックス
からなる電子写真用トナーであって、該トナー粒子が天
然ガス系フィッシャートロプシュワックス及びポリエチ
レンワックスを含有し、該脱離ワックスの内で電子写真
用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有する
ものが、電子写真用トナーの0.5%以下である電子写
真用トナー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用トナーに
関し、特に熱ロール定着方式を採用している複写機又は
プリンターに用いられる電子写真用トナーに関する。
関し、特に熱ロール定着方式を採用している複写機又は
プリンターに用いられる電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機及び
プリンターはその普及が広まるにつれて、家庭への普
及、および複写機又はプリンターの多機能化を主な目的
とした低エネルギー化(消費電力の削減)、印刷機と複
写機との境に位置するいわゆるグレイエリアへの普及を
目的とした高速化が望まれ、あるいは複写機の低価格化
をはかるために熱定着ロールの簡素化を図る、例えば低
ロール圧力化が望まれている。また、複写機の高級化に
ともない両面コピー機能や原稿自動送り装置の搭載され
た複写機が広く普及されてきたため、複写機及びプリン
ターに用いられる電子写真用トナーには定着温度が低
く、耐オフセット性に優れ、かつ両面コピー時の汚れや
原稿自動送り装置における汚れの発生を防止するため、
転写紙への定着強度の優れた電子写真用トナーが要求さ
れている。
プリンターはその普及が広まるにつれて、家庭への普
及、および複写機又はプリンターの多機能化を主な目的
とした低エネルギー化(消費電力の削減)、印刷機と複
写機との境に位置するいわゆるグレイエリアへの普及を
目的とした高速化が望まれ、あるいは複写機の低価格化
をはかるために熱定着ロールの簡素化を図る、例えば低
ロール圧力化が望まれている。また、複写機の高級化に
ともない両面コピー機能や原稿自動送り装置の搭載され
た複写機が広く普及されてきたため、複写機及びプリン
ターに用いられる電子写真用トナーには定着温度が低
く、耐オフセット性に優れ、かつ両面コピー時の汚れや
原稿自動送り装置における汚れの発生を防止するため、
転写紙への定着強度の優れた電子写真用トナーが要求さ
れている。
【0003】従来、下記のように結着樹脂の分子量や分
子量分布を改良することにより、上記要求を満たす試み
がなされていた。具体的には、結着樹脂として低分子量
を有する樹脂を用い、定着温度を低くしようとする試み
がなされていた。しかしながら、低分子量の結着樹脂を
使用することによりトナーの融点を低くするという目的
を果たすことができたが、同時に溶融粘度も低下し、こ
れにより、熱定着ロールにトナーが付着するという現
象、いわゆるオフセット現象が発生するという問題が新
たに生じた。このオフセット現象の発生を防ぐため、該
結着樹脂の分子量分布の低分子量領域と高分子量領域と
を広くしたり、あるいは高分子部分を架橋させたりする
方法が行なわれていた。しかしながら、これらの方法で
トナーに低温定着性を充分に持たせるためには、転写紙
へのトナーの親和性を期待して、結着樹脂のガラス転移
温度を下げざるを得なかった。しかしながら、結着樹脂
のガラス転移温度を下げただけでは、トナーの溶融開始
温度が下がってしまい、室温付近でトナーが溶融し始
め、保存性が損なわれてしまうという新たな問題が生じ
ていた。また、結着樹脂中の低分子量の樹脂を多く配合
すると、トナー自体が脆くなり、機械的な摩擦等で容易
に粉砕され易くなり、両面コピー時に転写紙が汚れた
り、原稿自動送り装置を汚染するという不都合が生じて
いた。また、上記オフセット現象を防ぐため低分子量ポ
リプロピレン等の離型剤を含有させる方法もある。しか
しながら、従来市販されている低分子量ポリプロピレン
は融点が135〜145℃であり、該低分子量ポリプロ
ピレンをトナー中に含有して低い定着温度で定着させた
場合は、オフセット現象を防ぐ効果が十分に得られずオ
フセットが発生し、かつトナーの融点が高くなるため、
転写紙への十分な定着強度を得ることができないという
問題があった。また、石炭を原料とするフィッシャート
ロプシュワックスをトナーに配合することが特開昭61
−273554号において提案されている。しかしこの
ようなトナーはオフセット防止には有効であったが、高
温雰囲気でのトナーの保存安定性に問題があった。
子量分布を改良することにより、上記要求を満たす試み
がなされていた。具体的には、結着樹脂として低分子量
を有する樹脂を用い、定着温度を低くしようとする試み
がなされていた。しかしながら、低分子量の結着樹脂を
使用することによりトナーの融点を低くするという目的
を果たすことができたが、同時に溶融粘度も低下し、こ
れにより、熱定着ロールにトナーが付着するという現
象、いわゆるオフセット現象が発生するという問題が新
たに生じた。このオフセット現象の発生を防ぐため、該
結着樹脂の分子量分布の低分子量領域と高分子量領域と
を広くしたり、あるいは高分子部分を架橋させたりする
方法が行なわれていた。しかしながら、これらの方法で
トナーに低温定着性を充分に持たせるためには、転写紙
へのトナーの親和性を期待して、結着樹脂のガラス転移
温度を下げざるを得なかった。しかしながら、結着樹脂
のガラス転移温度を下げただけでは、トナーの溶融開始
温度が下がってしまい、室温付近でトナーが溶融し始
め、保存性が損なわれてしまうという新たな問題が生じ
ていた。また、結着樹脂中の低分子量の樹脂を多く配合
すると、トナー自体が脆くなり、機械的な摩擦等で容易
に粉砕され易くなり、両面コピー時に転写紙が汚れた
り、原稿自動送り装置を汚染するという不都合が生じて
いた。また、上記オフセット現象を防ぐため低分子量ポ
リプロピレン等の離型剤を含有させる方法もある。しか
しながら、従来市販されている低分子量ポリプロピレン
は融点が135〜145℃であり、該低分子量ポリプロ
ピレンをトナー中に含有して低い定着温度で定着させた
場合は、オフセット現象を防ぐ効果が十分に得られずオ
フセットが発生し、かつトナーの融点が高くなるため、
転写紙への十分な定着強度を得ることができないという
問題があった。また、石炭を原料とするフィッシャート
ロプシュワックスをトナーに配合することが特開昭61
−273554号において提案されている。しかしこの
ようなトナーはオフセット防止には有効であったが、高
温雰囲気でのトナーの保存安定性に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は低い定
着温度で定着することができ、非オフセット性において
も実用上なんら問題を発生せず、転写紙への定着強度の
優れた電子写真用トナーを提供することにある。
着温度で定着することができ、非オフセット性において
も実用上なんら問題を発生せず、転写紙への定着強度の
優れた電子写真用トナーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともト
ナー粒子及び脱離ワックスからなる電子写真用トナーで
あって、該トナー粒子が天然ガス系フィッシャートロプ
シュワックス及びポリエチレンワックスを含有し、該脱
離ワックスの内で電子写真用トナーの体積平均粒子径の
1/2以上の直径を有するものが、電子写真用トナーの
0.5%以下であることを特徴とする電子写真用トナー
である。
ナー粒子及び脱離ワックスからなる電子写真用トナーで
あって、該トナー粒子が天然ガス系フィッシャートロプ
シュワックス及びポリエチレンワックスを含有し、該脱
離ワックスの内で電子写真用トナーの体積平均粒子径の
1/2以上の直径を有するものが、電子写真用トナーの
0.5%以下であることを特徴とする電子写真用トナー
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の電子写真用トナーは、少なくともトナー粒子及
び脱離ワックスからなるものである。ここでいう脱離ワ
ックスとは、天然ガス系フィッシャートロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス及びその他トナーに製造時に
配合させたワックスであって、トナー粒子に含有してい
ないワックス成分をいう。また、脱離ワックスは、トナ
ー粒子の集合体の中に単独で混合されているか、トナー
粒子の表面に塊状物として付着している。脱離ワックス
は、電子写真用トナーを0.1g秤量してスライドガラ
スにのせ、該電子写真用トナーの上から更にスライドガ
ラスをのせて電子写真用トナーを2枚のスライドガラス
で挟み込む。そして、この2枚のスライドガラスで挟み
込まれた電子写真用トナーを偏光をかけて光学顕微鏡に
より観察することにより、トナー粒子に含有されていな
いワックス成分である脱離ワックスが光沢を有する物質
として確認することができる。
本発明の電子写真用トナーは、少なくともトナー粒子及
び脱離ワックスからなるものである。ここでいう脱離ワ
ックスとは、天然ガス系フィッシャートロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス及びその他トナーに製造時に
配合させたワックスであって、トナー粒子に含有してい
ないワックス成分をいう。また、脱離ワックスは、トナ
ー粒子の集合体の中に単独で混合されているか、トナー
粒子の表面に塊状物として付着している。脱離ワックス
は、電子写真用トナーを0.1g秤量してスライドガラ
スにのせ、該電子写真用トナーの上から更にスライドガ
ラスをのせて電子写真用トナーを2枚のスライドガラス
で挟み込む。そして、この2枚のスライドガラスで挟み
込まれた電子写真用トナーを偏光をかけて光学顕微鏡に
より観察することにより、トナー粒子に含有されていな
いワックス成分である脱離ワックスが光沢を有する物質
として確認することができる。
【0007】本発明の電子写真用トナーに適用するフィ
ッシャートロプシュワックスは天然ガスを原料にフィッ
シャートロプシュ法により製造されたものであって、一
酸化炭素の触媒水素化により合成されたワックス状炭化
水素である。そして構造的にはメチル分岐の少ない直鎖
状のパラフィン系ワックスである。このような天然ガス
系フィッシャートロプシュワックスとしては、シェル・
MDS社製の商品名:FT−100、FT−0030、
FT−0050、FT−0070、FT−0165、F
T−1155、FT−60S等が上市されている。天然
ガス系フィッシャートロプシュワックスは、示差走査熱
量分析計(以下、DSCと略す)による吸熱ピークが8
0〜100℃であるものが好ましい。吸熱ピークが80
℃より低いものは、トナーの保存安定性に問題が生じや
すく、また流動性が悪くなりやすい。一方、100℃よ
り高いとトナーの溶融粘度を下げる効果が少ないためト
ナーの低温定着性が得られにくくなる。天然ガス系フィ
ッシャートロプシュワックスは結着樹脂との相溶性があ
まり良くないため大量に使用するとワックスの分散が悪
化し、粉砕時にワックス単体の脱離等により耐高温オフ
セット性、流動性が悪くなりやすいので好ましくない。
したがって、結着樹脂100重量部に対して2〜10重
量部であることが好ましい。また、本発明でいうDSC
による吸熱ピークは、吸収熱量のピーク温度のことであ
り、セイコー電子工業社SSC−5200を用い20〜
150℃の間を10℃/分の割合で昇温させ、次に15
0℃から20℃に急冷させる過程を2回繰り返し2回目
の吸収熱量を測定したものである。
ッシャートロプシュワックスは天然ガスを原料にフィッ
シャートロプシュ法により製造されたものであって、一
酸化炭素の触媒水素化により合成されたワックス状炭化
水素である。そして構造的にはメチル分岐の少ない直鎖
状のパラフィン系ワックスである。このような天然ガス
系フィッシャートロプシュワックスとしては、シェル・
MDS社製の商品名:FT−100、FT−0030、
FT−0050、FT−0070、FT−0165、F
T−1155、FT−60S等が上市されている。天然
ガス系フィッシャートロプシュワックスは、示差走査熱
量分析計(以下、DSCと略す)による吸熱ピークが8
0〜100℃であるものが好ましい。吸熱ピークが80
℃より低いものは、トナーの保存安定性に問題が生じや
すく、また流動性が悪くなりやすい。一方、100℃よ
り高いとトナーの溶融粘度を下げる効果が少ないためト
ナーの低温定着性が得られにくくなる。天然ガス系フィ
ッシャートロプシュワックスは結着樹脂との相溶性があ
まり良くないため大量に使用するとワックスの分散が悪
化し、粉砕時にワックス単体の脱離等により耐高温オフ
セット性、流動性が悪くなりやすいので好ましくない。
したがって、結着樹脂100重量部に対して2〜10重
量部であることが好ましい。また、本発明でいうDSC
による吸熱ピークは、吸収熱量のピーク温度のことであ
り、セイコー電子工業社SSC−5200を用い20〜
150℃の間を10℃/分の割合で昇温させ、次に15
0℃から20℃に急冷させる過程を2回繰り返し2回目
の吸収熱量を測定したものである。
【0008】本発明の電子写真用トナーに適用するポリ
エチレンワックスは、上記DSCの吸熱ピークが130
〜150℃のものが好ましい。吸熱ピークが130℃よ
り低いものは、脱離ワックスの増加により二成分系現像
剤に使用した場合では、キャリアスペント現象が発生し
画像濃度の低下や地カブリの増加が生じやすく、一成分
現像剤ではスリーブへのトナー融着が発生しやすい。一
方、150℃より高い場合ではトナーの低温定着性が得
られにくい。
エチレンワックスは、上記DSCの吸熱ピークが130
〜150℃のものが好ましい。吸熱ピークが130℃よ
り低いものは、脱離ワックスの増加により二成分系現像
剤に使用した場合では、キャリアスペント現象が発生し
画像濃度の低下や地カブリの増加が生じやすく、一成分
現像剤ではスリーブへのトナー融着が発生しやすい。一
方、150℃より高い場合ではトナーの低温定着性が得
られにくい。
【0009】トナー粒子中における天然ガス系フィッシ
ャートロプシュワックス及びポリエチレンワックスの含
有量は、該ポリエチレンワックス1重量部に対して天然
ガス系フィッシャートロプシュワックスが2〜10重量
部であることが好ましい。ポリエチレンワックスの含有
量が天然ガス系フィッシャートロプシュワックスと同量
か又は多い場合では、多数枚コピー時に画像濃度が低下
しやすく、十分な定着強度を得ることができない場合が
ある。
ャートロプシュワックス及びポリエチレンワックスの含
有量は、該ポリエチレンワックス1重量部に対して天然
ガス系フィッシャートロプシュワックスが2〜10重量
部であることが好ましい。ポリエチレンワックスの含有
量が天然ガス系フィッシャートロプシュワックスと同量
か又は多い場合では、多数枚コピー時に画像濃度が低下
しやすく、十分な定着強度を得ることができない場合が
ある。
【0010】本発明では、前記方法により確認された複
数の脱離ワックスの内で電子写真用トナーの体積平均粒
子径の1/2以上の直径を有するものが、電子写真用ト
ナーの0.5%以下でなければならない。ここでいう直
径とは、前記2枚のスライドガラスで挟み込まれた電子
写真用トナーを観察することにより確認された脱離ワッ
クスの最長径をいう。また、電子写真用トナーの0.5
%以下とは、上記光学顕微鏡によって観察された電子写
真用トナーを写真に撮り、次に該写真を画像解析システ
ムPIAS(日本ピーシーシステムズ社製)にて画像解
析し、トナー粒子、脱離ワックス及びその他の疎水性シ
リカ等の粒子を含む電子写真用トナーの上記写真中の全
面積を求め、該全面積中の脱離ワックスの面積比率をい
うものである。電子写真用トナーの体積平均粒子径の1
/2以上の直径を有する脱離ワックスが、電子写真用ト
ナーの0.5%より多い場合では、二成分系現像剤に使
用した場合キャリアスペント現象が発生し画像濃度の低
下や地カブリの増加が生じ、一成分現像剤ではスリーブ
へのトナー融着が発生するため多数枚コピー時に画像濃
度が低下する。なお、電子写真用トナーの体積平均粒子
径はコールターカウンターを用いて測定することができ
る。電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の
直径を有する脱離ワックスを電子写真用トナーの0.5
%以下にするためには、天然ガス系フィッシャートロプ
シュワックスとポリエチレンワックスとの含有量を調整
したり、トナーの混練条件を調整することにより設定で
きる。
数の脱離ワックスの内で電子写真用トナーの体積平均粒
子径の1/2以上の直径を有するものが、電子写真用ト
ナーの0.5%以下でなければならない。ここでいう直
径とは、前記2枚のスライドガラスで挟み込まれた電子
写真用トナーを観察することにより確認された脱離ワッ
クスの最長径をいう。また、電子写真用トナーの0.5
%以下とは、上記光学顕微鏡によって観察された電子写
真用トナーを写真に撮り、次に該写真を画像解析システ
ムPIAS(日本ピーシーシステムズ社製)にて画像解
析し、トナー粒子、脱離ワックス及びその他の疎水性シ
リカ等の粒子を含む電子写真用トナーの上記写真中の全
面積を求め、該全面積中の脱離ワックスの面積比率をい
うものである。電子写真用トナーの体積平均粒子径の1
/2以上の直径を有する脱離ワックスが、電子写真用ト
ナーの0.5%より多い場合では、二成分系現像剤に使
用した場合キャリアスペント現象が発生し画像濃度の低
下や地カブリの増加が生じ、一成分現像剤ではスリーブ
へのトナー融着が発生するため多数枚コピー時に画像濃
度が低下する。なお、電子写真用トナーの体積平均粒子
径はコールターカウンターを用いて測定することができ
る。電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の
直径を有する脱離ワックスを電子写真用トナーの0.5
%以下にするためには、天然ガス系フィッシャートロプ
シュワックスとポリエチレンワックスとの含有量を調整
したり、トナーの混練条件を調整することにより設定で
きる。
【0011】次に本発明の電子写真用トナーを構成する
天然ガスを原料とするフィッシャートロプシュワックス
及びポリエチレンワックス以外の材料、すなわち結着樹
脂、着色剤等について説明する。本発明に使用される結
着樹脂としては、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、スチレン−アクリル酸エステル共重合体樹
脂、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が
挙げられる。また、着色剤としては、カーボンブラッ
ク、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオイルブ
ルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポ
ンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルーク
ロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーン
オクサレートおよびこれらの混合物、その他を挙げるこ
とができる。これらの着色剤は、十分な濃度の可視像が
形成されるに十分な割合で含有されることが必要であ
り、通常結着樹脂100重量部に対して1〜20重量部
程度の割合とされる。
天然ガスを原料とするフィッシャートロプシュワックス
及びポリエチレンワックス以外の材料、すなわち結着樹
脂、着色剤等について説明する。本発明に使用される結
着樹脂としては、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸エ
ステル樹脂、スチレン−アクリル酸エステル共重合体樹
脂、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が
挙げられる。また、着色剤としては、カーボンブラッ
ク、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオイルブ
ルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポ
ンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルーク
ロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーン
オクサレートおよびこれらの混合物、その他を挙げるこ
とができる。これらの着色剤は、十分な濃度の可視像が
形成されるに十分な割合で含有されることが必要であ
り、通常結着樹脂100重量部に対して1〜20重量部
程度の割合とされる。
【0012】また、本発明の電子写真用トナーを構成す
るトナー粒子には、その他のトナー成分例えば電荷制御
剤、離型剤、磁性体等を適宜分散含有せしめてもよく、
その体積平均粒子径は5〜20μmの範囲である。ま
た、このようにして得られる粒子にシリカ微粉体等より
なる流動性向上剤を添加混合して電子写真用トナーを構
成してもよい。本発明の電子写真用トナーは、鉄粉、フ
ェライト、造粒マグネタイト、磁性粉を含有する樹脂微
粉末等より成るキャリアと混合されて二成分現像剤ある
いはキャリアとの混合をせず、磁性又は非磁性一成分用
現像剤として使用されてもよい。
るトナー粒子には、その他のトナー成分例えば電荷制御
剤、離型剤、磁性体等を適宜分散含有せしめてもよく、
その体積平均粒子径は5〜20μmの範囲である。ま
た、このようにして得られる粒子にシリカ微粉体等より
なる流動性向上剤を添加混合して電子写真用トナーを構
成してもよい。本発明の電子写真用トナーは、鉄粉、フ
ェライト、造粒マグネタイト、磁性粉を含有する樹脂微
粉末等より成るキャリアと混合されて二成分現像剤ある
いはキャリアとの混合をせず、磁性又は非磁性一成分用
現像剤として使用されてもよい。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明する。な
お、実施例において部とは重量部を示す。 <実施例1> スチレン−アクリル酸エステル共重合体樹脂 100部 (モノマー組成 スチレン/ブチルアクリレート、Mn:4.0×103、 Mw:20.5×104) クロム含金属染料 1部 (オリエント化学工業社製 商品名:ボントロンS−34) カーボンブラック 5部 (三菱化学社製 商品名:MA−100) 天然ガス系フィッシャートロプシュワックス 3部 (シェル・MDS社製 商品名:FT−100、吸熱ピーク:92℃) ポリエチレンワックス 1部 (吸熱ピーク:132℃) 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、二軸混練機で熱溶融混練後、ジェットミルで粉砕
し、その後乾式気流分級機で分級して体積平均粒子径が
10μmのトナー粒子を得た。そして、該粒子100部
と疎水性シリカ(日本アエロジル社製 商品名:R97
2)0.4部とをヘンシェルミキサー内で1分間攪拌
し、該粒子の表面に疎水性シリカを付着させ本発明の電
子写真用トナーを得た。この電子写真用トナーの体積平
均粒子径の1/2以上の直径を有する脱離ワックスの含
有量は0.1%であった。
お、実施例において部とは重量部を示す。 <実施例1> スチレン−アクリル酸エステル共重合体樹脂 100部 (モノマー組成 スチレン/ブチルアクリレート、Mn:4.0×103、 Mw:20.5×104) クロム含金属染料 1部 (オリエント化学工業社製 商品名:ボントロンS−34) カーボンブラック 5部 (三菱化学社製 商品名:MA−100) 天然ガス系フィッシャートロプシュワックス 3部 (シェル・MDS社製 商品名:FT−100、吸熱ピーク:92℃) ポリエチレンワックス 1部 (吸熱ピーク:132℃) 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、二軸混練機で熱溶融混練後、ジェットミルで粉砕
し、その後乾式気流分級機で分級して体積平均粒子径が
10μmのトナー粒子を得た。そして、該粒子100部
と疎水性シリカ(日本アエロジル社製 商品名:R97
2)0.4部とをヘンシェルミキサー内で1分間攪拌
し、該粒子の表面に疎水性シリカを付着させ本発明の電
子写真用トナーを得た。この電子写真用トナーの体積平
均粒子径の1/2以上の直径を有する脱離ワックスの含
有量は0.1%であった。
【0014】<実施例2>ポリエチレンワックスを吸熱
ピークが140℃のポリエチレンワックス1部に代えた
以外は実施例1と同様にして本発明の電子写真用トナー
を得た。この電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/
2以上の直径を有する脱離ワックスの含有量は0.1%
であった。
ピークが140℃のポリエチレンワックス1部に代えた
以外は実施例1と同様にして本発明の電子写真用トナー
を得た。この電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/
2以上の直径を有する脱離ワックスの含有量は0.1%
であった。
【0015】<実施例3>天然ガス系フィッシャートロ
プシュワックスの含有量を5部に代えた以外は実施例2
と同様にして本発明の電子写真用トナーを得た。この電
子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を
有する脱離ワックスの含有量は0.2%であった。
プシュワックスの含有量を5部に代えた以外は実施例2
と同様にして本発明の電子写真用トナーを得た。この電
子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を
有する脱離ワックスの含有量は0.2%であった。
【0016】<実施例4>天然ガス系フィッシャートロ
プシュワックスの含有量を7部にし、且つポリエチレン
ワックスの含有量を2部に代えた以外は実施例2と同様
にして本発明の電子写真用トナーを得た。この電子写真
用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有する
脱離ワックスの含有量は0.3%であった。
プシュワックスの含有量を7部にし、且つポリエチレン
ワックスの含有量を2部に代えた以外は実施例2と同様
にして本発明の電子写真用トナーを得た。この電子写真
用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有する
脱離ワックスの含有量は0.3%であった。
【0017】<実施例5>スチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体樹脂をポリエステル樹脂100部に代えた以
外は実施例3と同様にして本発明の電子写真用トナーを
得た。この電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2
以上の直径を有する脱離ワックスの含有量は0.2%で
あった。
ル共重合体樹脂をポリエステル樹脂100部に代えた以
外は実施例3と同様にして本発明の電子写真用トナーを
得た。この電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2
以上の直径を有する脱離ワックスの含有量は0.2%で
あった。
【0018】<比較例1>天然ガス系フィッシャートロ
プシュワックスの含有量を10部にし、且つポリエチレ
ンワックスの含有量を4部に代えた以外は実施例3と同
様にして比較用の電子写真用トナーを得た。この電子写
真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有す
る脱離ワックスの含有量は1.0%であった。
プシュワックスの含有量を10部にし、且つポリエチレ
ンワックスの含有量を4部に代えた以外は実施例3と同
様にして比較用の電子写真用トナーを得た。この電子写
真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有す
る脱離ワックスの含有量は1.0%であった。
【0019】<比較例2>天然ガス系フィッシャートロ
プシュワックスの代わりにポリプロピレンワックス(三
洋化成工業社製 商品名:ビスコール550P)3部を
使用した以外は、実施例1と同様にして比較用の電子写
真用トナーを得た。この電子写真用トナーの体積平均粒
子径の1/2以上の直径を有する脱離ワックスの含有量
は0.2%であった。
プシュワックスの代わりにポリプロピレンワックス(三
洋化成工業社製 商品名:ビスコール550P)3部を
使用した以外は、実施例1と同様にして比較用の電子写
真用トナーを得た。この電子写真用トナーの体積平均粒
子径の1/2以上の直径を有する脱離ワックスの含有量
は0.2%であった。
【0020】<比較例3>ポリエチレンワックスの代わ
りにポリプロピレンワックス(三洋化成工業社製商品
名:ビスコール550P)1部を使用した以外は、実施
例1と同様にして比較用の電子写真用トナーを得た。こ
の電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直
径を有する脱離ワックスの含有量は0.1%であった。
りにポリプロピレンワックス(三洋化成工業社製商品
名:ビスコール550P)1部を使用した以外は、実施
例1と同様にして比較用の電子写真用トナーを得た。こ
の電子写真用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直
径を有する脱離ワックスの含有量は0.1%であった。
【0021】次に前記実施例及び比較例で得られた各電
子写真用トナーについて下記の項目の試験をおこなっ
た。 (1)非オフセット温度領域及び非オフセット温度幅 まず、各電子写真用トナー4部とノンコートフェライト
キャリア(パウダーテック社製 商品名:FL−10
0)96部とを混合して二成分系現像剤を作製した。次
に該現像剤を使用して市販の複写機(シャープ社製 商
品名:SF−9800)によりA4の転写紙に縦2c
m、横5cmの帯状の未定着画像を複数作製した。つい
で、表層がテフロンで形成された熱定着ロールと、表層
がシリコーンゴムで形成された圧力定着ロールが対にな
って回転する定着機をロール圧力が1Kg/cm2及び
ロールスピードが50mm/secになるように調節
し、該熱定着ロールの表面温度を段階的に変化させて、
各表面温度において上記未定着画像を有した転写紙のト
ナー像の定着をおこなった。この時余白部分にトナー汚
れが生じるか否かの観察をおこない、汚れが生じない温
度領域を非オフセット温度領域とした。また、非オフセ
ット温度領域の最大値と最小値の差を非オフセット温度
幅とした。
子写真用トナーについて下記の項目の試験をおこなっ
た。 (1)非オフセット温度領域及び非オフセット温度幅 まず、各電子写真用トナー4部とノンコートフェライト
キャリア(パウダーテック社製 商品名:FL−10
0)96部とを混合して二成分系現像剤を作製した。次
に該現像剤を使用して市販の複写機(シャープ社製 商
品名:SF−9800)によりA4の転写紙に縦2c
m、横5cmの帯状の未定着画像を複数作製した。つい
で、表層がテフロンで形成された熱定着ロールと、表層
がシリコーンゴムで形成された圧力定着ロールが対にな
って回転する定着機をロール圧力が1Kg/cm2及び
ロールスピードが50mm/secになるように調節
し、該熱定着ロールの表面温度を段階的に変化させて、
各表面温度において上記未定着画像を有した転写紙のト
ナー像の定着をおこなった。この時余白部分にトナー汚
れが生じるか否かの観察をおこない、汚れが生じない温
度領域を非オフセット温度領域とした。また、非オフセ
ット温度領域の最大値と最小値の差を非オフセット温度
幅とした。
【0022】(2)定着強度 前記定着機の熱定着ロールの表面温度を160℃に設定
し、前記未定着画像が形成された転写紙のトナー像の定
着をおこなった。そして、形成された定着画像の画像濃
度を反射濃度計(マクベス社製、商品名:RD−91
4)を使用して測定した後、該定着画像に対して消しゴ
ムによる摺擦を施し、ついで同様にして画像濃度を測定
した。得られた測定値から下記式によって定着強度を算
出し低エネルギー定着性の指標とした。
し、前記未定着画像が形成された転写紙のトナー像の定
着をおこなった。そして、形成された定着画像の画像濃
度を反射濃度計(マクベス社製、商品名:RD−91
4)を使用して測定した後、該定着画像に対して消しゴ
ムによる摺擦を施し、ついで同様にして画像濃度を測定
した。得られた測定値から下記式によって定着強度を算
出し低エネルギー定着性の指標とした。
【数1】
【0023】(3)現像特性 また、前項(1)における実施例の各現像剤及び複写機
を用いて100000枚までの連続コピー試験をおこな
った。連続コピーした原稿は黒色部が6%のA4のもの
であり、画像濃度(ID)はマクベス社製の反射濃度計
RD−914を使用し、地カブリ(BG)は日本電色工
業社製のカラーメーターZE2000で測定した値であ
る。上記項目の試験結果を表1に示す。
を用いて100000枚までの連続コピー試験をおこな
った。連続コピーした原稿は黒色部が6%のA4のもの
であり、画像濃度(ID)はマクベス社製の反射濃度計
RD−914を使用し、地カブリ(BG)は日本電色工
業社製のカラーメーターZE2000で測定した値であ
る。上記項目の試験結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1の試験結果から明らかなように、本発
明の実施例1〜5の電子写真用トナーの非オフセット温
度領域は低温度から高温度までオフセットが発生せず、
その温度幅も70〜90℃という実用上十分な範囲を維
持していることが確認された。また、定着強度が80%
以上あり実用上十分な定着強度を有することが確認さ
れ、現像性も全く問題がなかった。これに対して、比較
例1は100000枚後の画像濃度(ID)が低く、地
カブリも多いことが確認された。また、比較例2は低温
側の非オフセット温度が高く、非オフセット温度幅及び
定着強度共に実施例よりも劣るものであった。また、比
較例3は低温側の非オフセット温度が高く、非オフセッ
ト温度幅及び100000枚後の画像濃度(ID)が低
く、地カブリも多いことが確認された。
明の実施例1〜5の電子写真用トナーの非オフセット温
度領域は低温度から高温度までオフセットが発生せず、
その温度幅も70〜90℃という実用上十分な範囲を維
持していることが確認された。また、定着強度が80%
以上あり実用上十分な定着強度を有することが確認さ
れ、現像性も全く問題がなかった。これに対して、比較
例1は100000枚後の画像濃度(ID)が低く、地
カブリも多いことが確認された。また、比較例2は低温
側の非オフセット温度が高く、非オフセット温度幅及び
定着強度共に実施例よりも劣るものであった。また、比
較例3は低温側の非オフセット温度が高く、非オフセッ
ト温度幅及び100000枚後の画像濃度(ID)が低
く、地カブリも多いことが確認された。
【0026】
【発明の効果】本発明の電子写真用トナーは、十分な非
オフセット温度領域を維持し低い温度で定着することが
でき、かつ定着強度に優れていると共に十分な画像濃度
を多数枚得ることができるという効果を奏する。したが
って、本発明の電子写真用トナーを複写機あるいはプリ
ンター等に適用した場合、消費電力が削減することがで
き、低ロール圧力化による機械コストの低減、複写速度
の高速化等の効果を奏する。
オフセット温度領域を維持し低い温度で定着することが
でき、かつ定着強度に優れていると共に十分な画像濃度
を多数枚得ることができるという効果を奏する。したが
って、本発明の電子写真用トナーを複写機あるいはプリ
ンター等に適用した場合、消費電力が削減することがで
き、低ロール圧力化による機械コストの低減、複写速度
の高速化等の効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともトナー粒子及び脱離ワックス
からなる電子写真用トナーであって、該トナー粒子が天
然ガス系フィッシャートロプシュワックス及びポリエチ
レンワックスを含有し、該脱離ワックスの内で電子写真
用トナーの体積平均粒子径の1/2以上の直径を有する
ものが、電子写真用トナーの0.5%以下であることを
特徴とする電子写真用トナー。 - 【請求項2】 天然ガス系フィッシャートロプシュワッ
クスのDSCの吸熱ピークが80〜100℃であること
を特徴とする請求項1記載の電子写真用トナー。 - 【請求項3】 ポリエチレンワックスのDSCの吸熱ピ
ークが130〜150℃であることを特徴とする請求項
1記載の電子写真用トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6559399A JP2000258946A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 電子写真用トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6559399A JP2000258946A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 電子写真用トナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000258946A true JP2000258946A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13291479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6559399A Pending JP2000258946A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 電子写真用トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000258946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011102696A3 (ko) * | 2010-02-22 | 2012-01-19 | 주식회사 엘지화학 | 중합 토너 및 이의 제조 방법 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP6559399A patent/JP2000258946A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011102696A3 (ko) * | 2010-02-22 | 2012-01-19 | 주식회사 엘지화학 | 중합 토너 및 이의 제조 방법 |
RU2524943C2 (ru) * | 2010-02-22 | 2014-08-10 | ЭлДжи КЕМ, ЛТД. | Полимерезированный тонер и способ для его получения |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070821 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080122 |