JP2000258574A - 燃料集合体 - Google Patents

燃料集合体

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JP2000258574A
JP2000258574A JP11059732A JP5973299A JP2000258574A JP 2000258574 A JP2000258574 A JP 2000258574A JP 11059732 A JP11059732 A JP 11059732A JP 5973299 A JP5973299 A JP 5973299A JP 2000258574 A JP2000258574 A JP 2000258574A
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fuel
uranium
rod
rods
assembly
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JP11059732A
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English (en)
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Takehiko Kokubu
毅彦 國分
Sadayuki Izutsu
定幸 井筒
Masaru Sasagawa
勝 笹川
Shingo Fujimaki
真吾 藤巻
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、平均プルトニウム富化度が増
加したMOX燃料集合体において、天然ウランを濃縮す
る課程および使用済み核燃料再処理により生ずる、ウラ
ン235の同位体存在比が天然ウランよりも低い劣化ウ
ランの燃料集合体内の使用割合を高めた燃料集合体を提
供することである。 【解決手段】ウラン235の同位体存在比が天然ウラン
よりも低い劣化ウランを使用し、劣化ウランを母材とし
たガドリニア燃料棒を、中性子減速棒に隣接する位置以
外、燃料棒配列の最外層に隣接する位置以外、及び部分
長燃料棒に隣接する位置以外に配置することにより、ウ
ラン235の同位体存在比が天然ウランよりも低い劣化
ウランの燃料集合体内の使用割合を最高100%まで高
めることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プルトニウムを混
入した燃料棒を有する原子炉用燃料集合体に係わり、特
に天然ウランを濃縮する課程および使用済み核燃料再処
理により生ずる、ウラン235の同位体存在比が天然ウ
ランよりも低い劣化ウランを用いた燃料集合体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉、例えば沸騰水型原子炉で
は、濃縮ウラン及びガドリニア等の可燃性毒物を有する
燃料集合体を使用している。
【0003】従来の燃料集合体の例を図1に示す。燃料
集合体13は、複数燃料棒11及びチャンネルボックス
12から構成される。チャンネルボックス12の外部に
は制御棒14あるいは中性子検出器計装管15を配置す
るようにしているため、各燃料集合体13の間隔は、制
御棒14等の装置が挿入されるだけ広げられ、周囲は冷
却水で満たされている。燃料棒11の上下端は、図示さ
れていない上部および下部タイプレートに支持されてい
る。チャンネルボックス12は、上部タイプレートに固
定され、燃料棒11の束を取り囲んでいる。16はウォ
ータロッド、17は燃料棒間の冷却材の流れる冷却材領
域である。冷却材はチャンネルボックス12内を下方よ
り上方に向かって流れる。
【0004】燃焼に伴って炉心内では、主に次のような
現象が起こる。
【0005】(1)核分裂性物質(ウラン235,プル
トニウム239,プルトニウム241)の消耗。
【0006】(2)燃料親物質(ウラン238,プルト
ニウム240)の核分裂性物質への変換。
【0007】(3)核分裂生成物の蓄積。
【0008】ウラン及びプルトニウムの核分裂寄与割合
の燃焼変化の一例を図2に示す。図2に示すように燃料
親物質であるウラン238は核分裂に直接寄与しない
が、核分裂性物質であるプルトニウム239に転換する
ことにより、燃焼末期に大きな核分裂寄与割合を持つよ
うになる。したがって、天然ウラン資源を有効に活用す
るため、沸騰水型原子炉において、天然ウランを濃縮す
る課程および使用済み核燃料再処理により生ずる、ウラ
ン238の同位体存在比が天然ウランよりも高く、ウラ
ン235の同位体存在比が天然ウランよりも低いウラン
(以下、劣化ウランと称する)を原子炉内に装荷し、利
用することが考えられる。
【0009】既に、沸騰水型原子炉において劣化ウラン
を使用する特許はいくつか出願されているが、特開平7
−92288号公報に見られる中性子遮蔽への利用,特開平9
− 90077 号に見られる初装荷炉心の制御棒挿入位置へ
の利用等、原子炉内あるいは燃料集合体内に対して一部
の利用を提供するものである。
【0010】また、沸騰水型原子炉では、中性子が核分
裂性物質に吸収されて核分裂が起こり、この際にエネル
ギーとともに放出される中性子が次の核分裂を引き起こ
す連鎖反応によりエネルギーを出し続ける。原子炉を構
成する燃料集合体には、燃焼初期からある量の核分裂性
物質が装荷されており、燃料集合体が炉心に装荷されて
からその燃焼期間を終えて炉心から取り出されるまでの
燃料集合体の寿命は、その燃料集合体に含まれる核分裂
性物質によってほぼ定められている。
【0011】燃料集合体の燃焼の指標として、燃焼度と
いうものが用いられるが、これは燃料集合体に含まれる
燃料単位重量当たり発生する熱量で定められている。原
子炉に装荷される燃料の経済性を向上させるためには、
できるだけ原子炉内に装荷される期間を長くして燃焼度
を増加させることが必要となる。燃料集合体に含まれる
核燃料物質が多いほど、燃料集合体の燃焼度は増加する
ことになるので、燃料の燃焼度を高めて経済性を向上さ
せるためには、燃料集合体に含まれる核分裂性物質を増
加させること、すなわち、燃料物質の平均濃度を増加す
ることが行われてきた。
【0012】高燃焼度化に伴う、燃料集合体平均取出燃
焼度に対する、燃料集合体におけるガドリニア燃料棒の
体積割合の推移を図3に示す。同図に示すように、燃料
集合体のウラン235の平均濃縮度の増加に伴い、燃焼
初期における反応度が増加するため、炉停止余裕及び熱
的余裕を確保するために、可燃性毒物であるガドリニア
を含有する燃料棒(以下、ガドリニア燃料棒と称する)
の装荷割合も増加する傾向となる。
【0013】一方、原子力発電所の核燃料リサイクルと
して、再処理によって取り出されたプルトニウムをウラ
ンと混合したウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(以
下、MOX燃料と呼ぶ)の利用がある。本燃料の経済性
の向上を図るため、MOX燃料の高燃焼度化やMOX燃
料の装荷率を高めるニーズがある。
【0014】燃料集合体にMOX燃料を装荷すると、核
分裂物質であるプルトニウム239やプルトニウム24
1の熱中性子吸収断面積がウラン235より大きいこ
と、プルトニウム240による中性子吸収がウラン23
8より大きいこと等により、ウラン燃料集合体よりも、
中性子のエネルギスペクトルが硬くなる。
【0015】燃料の高燃焼度化を図るためには、燃料の
持つ反応度を高める必要があることから、MOX燃料の
プルトニウム富化度を増加させることによって、中性子
エネルギスペクトルの硬化が増す。
【0016】このように中性子エネルギスペクトルが硬
くなると、燃料親物質であるウラン238の核分裂性物
質であるプルトニウム239への転換が促進される一
方、ボイド反応度係数絶対値の増大による過渡時の熱的
余裕の低下、制御棒価値の反応度抑制効果の低下等が生
じる。ボイド反応度係数絶対値の増大を防ぐ手段の公知
例としては、特開平5−232273 号公報に記されているよ
うに、燃料棒有効長の短い燃料棒(以下部分長燃料棒と
呼ぶ。)を水ギャップ部に近い燃料集合体の最外周に配
置することにより、燃料集合体上部(部分長燃料棒の位
置には燃料がない部分)での実効的な中性子減速効果を
向上さることによりボイド反応度係数絶対値を低減する
例がある。
【0017】原子炉における反応度制御は、制御棒によ
る反応度抑制効果に加えて、燃料棒にガドリニア等の可
燃性毒物を混入することによる反応度抑制効果が使用さ
れている。
【0018】従って、高燃焼度化に伴い、燃料のウラン
濃縮度やプルトニウム富化度が増加すると燃料の反応度
が増大するため、反応度を抑制するために可燃性毒物を
混入する燃料棒の本数や可燃性毒物量が増加する傾向に
なる。
【0019】可燃性毒物の反応度抑制の様子を図4を用
いて示す。図4は可燃性毒物の一種であるガドリニアを
混入した燃料集合体の無限増倍率の燃焼変化例を示して
いる。一般に、可燃性毒物を混入する燃料棒の本数を増
加させれば、燃焼初期での無限増倍率が低下する。ま
た、混入する可燃性毒物の濃度を増加させれば、ガドリ
ニアの燃え尽きる時期を遅らせることが可能になり、そ
の結果、無限増倍率の最大値を抑えることが可能とな
る。これらの効果を用いることで、可燃性毒物が混入し
た燃料棒の本数とその混入濃度の組み合わせにより、炉
心の余剰反応度や軸方向出力分布を適切に制御すること
が可能となる。
【0020】MOX燃料集合体の場合、MOX燃料棒に
おいてガドリニア等の可燃性毒物を混入することは、燃
料の成型が複雑になるため、濃縮ウラン燃料棒にのみガ
ドリニア等の可燃性毒物を混入することを考えると、高
燃焼度化に伴い可燃性毒物を混入した燃料棒本数が増加
するとウラン使用量が増加することになる。このため、
燃料集合体あたりのウラン使用量を少なくする観点か
ら、ガドリニア燃料棒のウラン濃縮度はできるだけ小さ
くすることが望まれる。
【0021】また、MOX燃料棒においてプルトニウム
富化度を軸方向に分布させることによっても、燃料の成
型が複雑になるため、MOX燃料棒のプルトニウム富化
度は軸方向一様とすることが望ましい。このように、M
OX燃料集合体の反応度や軸方向出力分布の制御のため
には、ウラン燃料棒にガドリニアを含有させ、必要に応
じ、ウラン燃料棒において軸方向にガドリニア濃度を分
布させた設計が用いられる。
【0022】以上のような、MOX燃料集合体でガドリ
ニアを含有したウラン燃料棒において軸方向のガドリニ
ア濃度分布を使用した例としては、特開昭63−108294号
公報に燃料集合体が記載されている。
【0023】これらのMOX特有のニーズを踏まえて、
MOX燃料集合体に対する、可燃性毒物入りウラン燃料
棒の配置について最適化を図る必要がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、MOX
燃料の経済性を向上させるために、取出燃焼度を高めよ
うとすると、燃料集合体の平均プルトニウム富化度が増
加し、中性子スペクトルが硬化する。本発明の目的は、
平均プルトニウム富化度が増加したMOX燃料集合体に
おいて、天然ウランを濃縮する課程および使用済み核燃
料再処理により生ずる、ウラン235の同位体存在比が
天然ウランよりも低い劣化ウランの使用割合を高める燃
料集合体を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の特徴を備える。
【0026】(1)燃料集合体において、燃料集合体内
のガドリニア等の可燃性毒物を含有する燃料ペレット
に、天然ウランを濃縮する課程および使用済み核燃料再
処理により生ずる、ウラン235の同位体存在比が天然
ウランよりも低い劣化ウランを使用する。
【0027】(2)可燃性毒物入りウラン燃料棒のウラ
ン濃度が劣化ウランのように低い場合、ガドリニアが燃
え尽きた後の燃料棒の反応度が小さくなるため、燃焼末
期の燃料反応度が小さくなる。このため、劣化ウランに
大量に含まれるウラン238のプルトニウム239への
転換を促進する。このために中性子スペクトルの比較的
柔らかい領域にはMOX燃料棒を装荷し、中性子スペク
トルの硬い領域に劣化ウランを母材としたガドリニア棒
を装荷する。
【0028】(3)中性子スペクトルが比較的柔らか
い、燃料棒配列の最外層に隣接する燃料棒にはMOX燃
料棒を装荷する。
【0029】(4)減速材横断面が単位燃料格子の横断
面より大きな中性子減速棒が存在する場合、MOX燃料
棒を中性子スペクトルが比較的柔らかい中性子減速棒に
隣接するように配置する。
【0030】(5)燃料有効長が短い部分長燃料棒が存
在する場合、MOX燃料棒を中性子スペクトルが比較的
柔らかい部分長燃料棒に隣接するように配置する。
【0031】(6)可燃性毒物入りウラン燃料棒のウラ
ン濃度が劣化ウランのように低い場合、燃料集合体内の
各燃料棒の反応度差が比較的大きいため、燃料棒の出力
差が大きくなり局所出力ピーキングが増大するため、一
定の局所出力ピーキングに対応した富化度種類数が設定
される。図5に、ガドリニア入り燃料棒のウラン濃縮度
をパラメータとした局所出力ピーキングと富化度種類数
の関係例を示す。図5において、はガドリニア入りウ
ランが濃縮ウランの場合(235Uの濃縮度が%のオー
ダ)、はガドリニア入りウランが劣化ウランの場合
(235Uの濃縮度が0.7% 程度以下)、はガドリ
ニア入りウランが劣化ウランの場合(235Uの濃縮度
が0.3% 程度以下)であり、同程度の局所出力ピーキ
ングを実現するのに必要なPu富化度種類数が、の場
合に2、の場合に3、の場合に3以上であることを
示している。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を記載す
る。
【0033】(実施例1)本発明による実施例の燃料集
合体を図7に示す。また、垂直方向の外観図を図6に示
す。本実施例の燃料集合体13は、燃料棒11,チャン
ネルボックス12,水ロッド16,上部タイプレート1
9,下部タイプレート20及び燃料スペーサ18等から
なっている。燃料棒11及び水ロッド16の上下端部
は、上部タイプレート及び下部タイプレートで保持され
る。スペーサ16は、燃料棒11の軸方向に幾つか配置
され、燃料棒11及び水ロッド16の相互間の間隙を適
切な状態に保持している。チャンネルボックス12は、
上部タイプレート19に取り付けられ、スペーサ18で
保持された燃料棒11の束の外周を取り囲んでいる。十
字型の制御棒14は、チャンネルボックス12に隣接す
る。燃料棒11a及び11bは、上部端栓及び下部端栓
により両端を密封された被覆管内に多数の燃料ペレット
を充填したものである。このうち燃料棒11は部分長
(短尺)燃料棒であり、通常長さの(長尺)燃料棒11aに
比べ燃料の有効長が短い。
【0034】MOX燃料ペレットは、燃料物質であるP
uO2 及び燃料母材であるUO2 にて構成され、核分裂
物質である239Pu,241Pu及び235Uを含ん
でいる。また、ガドリニア入りウラン燃料ペレットは、
燃料物質であるUO2 及びこれに含有した可燃性毒物で
あるガドリニアにて構成され、核分裂物質である235Uを
含んでいる。スプリングが被覆管内のガスプレナム領域
に配置され、燃料ペレットを上下に押圧している。水ロ
ッド16は、燃料物質を充填せず、内部を沸騰しない冷
却水が通過するようになっている。
【0035】部分長燃料棒の軸方向位置は、ガドリニア
入りウラン燃料棒の長さである燃料有効長の下端から、
燃料有効長の1/24〜14/24の範囲に設けられ
る。また、部分長燃料棒の水平方向位置は、中心の水ロ
ッドに隣接して2本、燃料棒配列における外層から2層
目にコーナ部を含む12本が設けられている。
【0036】燃料集合体13を構成する燃料棒11は、
図7に示すように、燃料棒番号1〜7の7種類のものが
ある。これらの燃料棒番号1〜7が図7に示されるよう
に、チャンネルボックス12の内で、燃料集合体横断面
に配置されている。正方格子状の燃料棒配列は、10行
×10列である。燃料棒1〜6がガドリニアを含有しな
いMOX燃料棒であり、この内、燃料棒番号1〜4が長
尺燃料棒、燃料棒番号5,6が短尺燃料棒である。燃料
棒番号7がガドリニアを含有したウラン燃料棒である。
【0037】ここで、MOX燃料の富化度の大小関係
は、Pu富化度の大きい方から、A,B,C,D重量%
であり、軸方向に一様なPu富化度となっている。本実
施例では、全体の富化度種類数を4種類とし、短尺燃料
棒のPu富化度を長尺燃料棒の1番目と2番目に大きい
Pu富化度に一致させている。また、ガドリニア入りウ
ラン燃料棒は、ウラン235の同位体存在比が天然ウラ
ンよりも低い劣化ウランを燃料物質として、ウラン濃縮
度がF重量%(劣化ウラン)、ガドリニア濃度がG重量
%であり、軸方向に一様なウラン濃縮度,ガドリニア濃
度となっている。ガドリニア入りウラン燃料棒は、全部
で10本であり、MOX燃料棒に隣接した位置に配置す
る。
【0038】本発明では、減速材領域近傍の中性子スペ
クトルの柔らかい領域にMOX燃料棒を配置し、さらに
ガドリニア入り劣化ウラン燃料棒をMOX燃料に隣接す
ることにより、劣化ウラン中のウラン238のプルトニ
ウム239への転換を促進している。
【0039】本発明により、全てのMOX燃料ペレット
に劣化ウランを使用することにより、全燃料棒の母材を
劣化ウランとし劣化ウラン使用割合を100%にでき
る。
【0040】(実施例2)本発明による実施例の燃料集
合体を図8に示す。
【0041】燃料集合体13を構成する燃料棒11は、
図8に示すように、燃料棒番号1〜6の6種類のものが
ある。これらの燃料棒番号1〜6が図8に示されるよう
に、チャンネルボックス12の内で、燃料集合体横断面
に配置されている。正方格子状の燃料棒配列は、9行×
9列である。燃料棒1〜5がガドリニアを含有しないM
OX燃料棒であり、この内、燃料棒番号1〜4が長尺燃
料棒、燃料棒番号5が短尺燃料棒である。燃料棒番号6
がガドリニアを含有したウラン燃料棒である。また、短
尺燃料棒の水平方向位置は、外周部の中央に4本が設け
られている。
【0042】ここで、MOX燃料の富化度の大小関係
は、Pu富化度の大きい方から、A,B,C,D重量%
であり、軸方向に一様なPu富化度となっている。本実
施例では、全体の富化度種類数を4種類とし、短尺燃料
棒のPu富化度を長尺燃料棒の2番目に大きいPu富化
度に一致させている。また、ガドリニア入りウラン燃料
棒は、ウラン235の同位体存在比が天然ウランよりも
低い劣化ウランを燃料物質として、ウラン濃縮度がF重
量%(劣化ウラン)、ガドリニア濃度がG重量%であ
り、軸方向に一様なウラン濃縮度,ガドリニア濃度とな
っている。
【0043】ガドリニア入りウラン燃料棒は、全部で1
6本であり、MOX燃料棒に隣接した位置に配置する。
【0044】本発明では、減速材領域近傍の中性子スペ
クトルの柔らかい領域にMOX燃料棒を配置し、さらに
ガドリニア入り劣化ウラン燃料棒をMOX燃料に隣接す
ることにより、劣化ウラン中のウラン238のプルトニ
ウム239への転換を促進している。
【0045】本発明により、全てのMOX燃料ペレット
に劣化ウランを使用することにより、全燃料棒の母材を
劣化ウランとし劣化ウラン使用割合を100%にでき
る。
【0046】(実施例3)本発明による実施例の燃料集
合体を図9に示す。
【0047】燃料集合体13を構成する燃料棒11は、
図9に示すように、燃料棒番号1〜6の6種類のものが
ある。これらの燃料棒番号1〜6が図9に示されるよう
に、チャンネルボックス12の内で、燃料集合体横断面
に配置されている。正方格子状の燃料棒配列は、9行×
9列である。燃料棒1〜5がガドリニアを含有しないM
OX燃料棒であり、この内、燃料棒番号1〜4が長尺燃
料棒、燃料棒番号5が短尺燃料棒である。燃料棒番号6
がガドリニアを含有したウラン燃料棒である。また、短
尺燃料棒の水平方向位置は、燃料棒配列における外層か
ら2層目にコーナ部を含む8本が設けられている。
【0048】ここで、MOX燃料の富化度の大小関係
は、Pu富化度の大きい方から、A,B,C,D重量%
であり、軸方向に一様なPu富化度となっている。本実
施例では、全体の富化度種類数を4種類とし、短尺燃料
棒のPu富化度を長尺燃料棒の2番目に大きいPu富化
度に一致させている。また、ガドリニア入りウラン燃料
棒は、ウラン235の同位体存在比が天然ウランよりも
低い劣化ウランを燃料物質として、ウラン濃縮度がF重
量%(劣化ウラン)、ガドリニア濃度がG重量%であ
り、軸方向に一様なウラン濃縮度,ガドリニア濃度とな
っている。
【0049】ガドリニア入りウラン燃料棒は、全部で8
本であり、MOX燃料棒に隣接した位置に配置する。
【0050】本発明では、減速材領域近傍の中性子スペ
クトルの柔らかい領域にMOX燃料棒を配置し、さらに
ガドリニア入り劣化ウラン燃料棒の周囲にMOX燃料を
配置することにより、劣化ウラン中のウラン238のプ
ルトニウム239への転換を促進している。
【0051】本発明により、全てのMOX燃料ペレット
に劣化ウランを使用することにより、全燃料棒の母材を
劣化ウランとし劣化ウラン使用割合を100%にでき
る。
【0052】(実施例4)本発明による実施例の燃料集
合体を図10に示す。
【0053】燃料集合体13を構成する燃料棒11は、
図10に示すように、燃料棒番号1〜5の5種類のもの
がある。これらの燃料棒番号1〜5が図10に示される
ように、チャンネルボックス12の内で、燃料集合体横
断面に配置されている。正方格子状の燃料棒配列は、9
行×9列である。燃料棒1〜4がガドリニアを含有しな
いMOX燃料棒である。燃料棒番号5がガドリニアを含
有したウラン燃料棒である。また、21はウオータボッ
クスである。
【0054】ここで、MOX燃料の富化度の大小関係
は、Pu富化度の大きい方から、A,B,C,D重量%
であり、軸方向に一様なPu富化度となっている。本実
施例では、全体の富化度種類数を4種類としている。ま
た、ガドリニア入りウラン燃料棒は、ウラン235の同
位体存在比が天然ウランよりも低い劣化ウランを燃料物
質として、ウラン濃縮度がF重量%(劣化ウラン)、ガ
ドリニア濃度がG重量%であり、軸方向に一様なウラン
濃縮度,ガドリニア濃度となっている。
【0055】ガドリニア入りウラン燃料棒は、全部で1
6本であり、MOX燃料棒に隣接した位置に配置する。
【0056】本発明では、減速材領域近傍の中性子スペ
クトルの柔らかい領域にMOX燃料棒を配置し、さらに
ガドリニア入り劣化ウラン燃料棒をMOX燃料に隣接す
ることにより、劣化ウラン中のウラン238のプルトニ
ウム239への転換を促進している。
【0057】本発明により、全てのMOX燃料ペレット
に劣化ウランを使用することにより、全燃料棒の母材を
劣化ウランとし劣化ウラン使用割合を100%にでき
る。
【0058】(実施例5)本発明による圧力管型原子炉
における実施例の燃料集合体を図11に示す。
【0059】燃料集合体13は、重水減速材22と、そ
れを隔てるカランドリア管23,エアギャップ24,圧
力管25の中に装荷される。燃料集合体13を構成する
燃料棒11は、図11に示すように、燃料棒番号1〜4
の4種類のものがある。これらの燃料棒番号1〜4が図
11に示されるように、燃料集合体横断面に配置されて
いる。燃料棒は同心円状に配列され、同心円上の燃料棒
本数は内側から6本,12本,18本,24本である。
燃料棒1〜3がガドリニアを含有しないMOX燃料棒で
ある。燃料棒番号4がガドリニアを含有したウラン燃料
棒である。また、26は燃料棒と同等の直径を持つスペ
ーサタイロッドであり、内部を沸騰しない冷却水が通過
するが、中性子減速効果はほとんどない。
【0060】ここで、MOX燃料の富化度の大小関係
は、Pu富化度の大きい方から、A,B,C重量%であ
り、軸方向に一様なPu富化度となっている。本実施例
では、全体の富化度種類数を3種類としている。また、
ガドリニア入りウラン燃料棒は、ウラン235の同位体
存在比が天然ウランよりも低い劣化ウランを燃料物質と
して、ウラン濃縮度がF重量%(劣化ウラン)、ガドリ
ニア濃度がG重量%であり、軸方向に一様なウラン濃縮
度,ガドリニア濃度となっている。
【0061】ガドリニア入りウラン燃料棒は、全部で1
2本であり、燃料集合体中心から1層目の燃料棒層に6
本、3層目の燃料棒に6本配置する。
【0062】本発明では、減速材領域に近い外層領域に
MOX燃料棒を配置し、さらにガドリニア入り劣化ウラ
ン燃料棒をMOX燃料に隣接することにより、劣化ウラ
ン中のウラン238のプルトニウム239への転換を促
進している。
【0063】本発明により、全てのMOX燃料ペレット
に劣化ウランを使用することにより、全燃料棒の母材を
劣化ウランとし劣化ウラン使用割合を100%にでき
る。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、高燃焼度化にともない
平均プルトニウム富化度が増加し、中性子スペクトルが
硬化したMOX燃料集合体において、天然ウランを濃縮
する課程および使用済み核燃料再処理により生ずる劣化
ウラン母材としたガドリニア燃料棒を、中性子減速棒に
隣接する位置以外に配置すること、前記正方格子状の燃
料棒配列の最外層に隣接する位置以外に配置すること、
及び前記第2燃料棒に隣接する位置以外に配置すること
の組み合わせにより、天然ウランを濃縮する課程および
使用済み核燃料再処理により生ずる、ウラン235の同
位体存在比が天然ウランよりも低い劣化ウランの燃料集
合体内の使用割合を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の燃料集合体の横断面図。
【図2】ウラン及びプルトニウムの核分裂寄与割合の燃
焼変化例を示す特性図。
【図3】燃料集合体平均取出燃焼度に対する燃料集合体
におけるガドリニア燃料棒の体積割合の例を示す特性
図。
【図4】可燃性毒物の反応度抑制の様子を示す特性図。
【図5】局所出力ピーキングと富化度種類の関係を示す
特性図。
【図6】燃料集合体の外観断面図。
【図7】第1の実施例による燃料濃縮度及びガドリニア
分布の例を示す構成図。
【図8】第2の実施例による燃料濃縮度及びガドリニア
分布の例を示す構成図。
【図9】第3の実施例による燃料濃縮度及びガドリニア
分布の例を示す構成図。
【図10】第4の実施例による燃料濃縮度及びガドリニ
ア分布の例を示す構成図。
【図11】第5の実施例による燃料濃縮度及びガドリニ
ア分布の例を示す構成図。
【符号の説明】
1〜7…燃料棒タイプ、11…燃料棒、12…チャンネ
ルボックス、13…燃料集合体、14…制御棒、15…
中性子検出器計装管、16…ウォータロッド、17…冷
却材領域、18…スペーサ、19…上部タイプレート、
20…下部タイプレート、21…ウォータボックス、2
2…重水減速材、23…カランドリア管、24…エアギ
ャップ、25…圧力管、26…スペーサタイロッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井筒 定幸 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 笹川 勝 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 藤巻 真吾 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉の炉心部に装荷される、核燃料物質
    を内蔵し、複数の燃料棒を有する燃料集合体において、
    複数の燃料棒のうち少なくとも1本は可燃性毒物である
    ガドリニア等を含有する燃料物質を充填した燃料棒を含
    み、燃料集合体内の可燃性毒物であるガドリニア等を含
    有する燃料物質を充填した燃料棒の燃料ペレットに、天
    然ウランを濃縮する課程および使用済み核燃料再処理に
    より生ずる、ウラン235の同位体存在比が天然ウラン
    よりも低い劣化ウランを使用することを特徴とする燃料
    集合体。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記燃料集合体はウラ
    ン及びプルトニウムを含む燃料物質が充填された燃料棒
    と、燃料集合体内の可燃性毒物であるガドリニア等を含
    有する燃料物質が充填された燃料棒からなり、ウラン及
    びプルトニウムを含む燃料ペレット全数に、天然ウラン
    を濃縮する課程および使用済み核燃料再処理により生ず
    る劣化ウランを使用することを特徴とする燃料集合体。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記燃料集合体
    は複数本の燃料棒の配列からなり、前記燃料棒配列の最
    外層に隣接する燃料棒にはウラン及びプルトニウムを含
    む燃料物質が充填され、他の燃料棒の少なくとも1本に
    は燃料集合体内の可燃性毒物であるガドリニア等を含有
    する燃料物質が充填されていることを特徴とする燃料集
    合体。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項において、
    前記燃料集合体は正方格子状に配列された多数の燃料棒
    と、減速材横断面が単位燃料格子の横断面より大きな少
    なくとも1本の中性子減速棒とを有し、前記中性子減速
    棒に隣接する燃料棒、及び前記正方格子状の燃料棒配列
    の最外層に隣接する燃料棒にはウラン及びプルトニウム
    を含む燃料物質が充填され、他の燃料棒の少なくとも1
    本には燃料集合体内の可燃性毒物であるガドリニア等を
    含有する燃料物質が充填されていることを特徴とする燃
    料集合体。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項において、
    前記燃料棒は、複数の第1燃料棒と、燃料有効長が第1
    燃料棒より短い第2燃料棒とを含み、前記中性子減速棒
    に隣接する燃料棒、前記正方格子状の燃料棒配列の最外
    層に隣接する燃料棒、及び前記第2燃料棒に隣接する燃
    料棒にはウラン及びプルトニウムを含む燃料物質が充填
    され、他の燃料棒の少なくとも1本には燃料集合体内の
    可燃性毒物であるガドリニア等を含有する燃料物質が充
    填されていることを特徴とする燃料集合体。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか1項において、
    前記燃料集合体を構成する燃料棒が、9行9列の格子状
    に配置され、その中央部の燃料7本が配置可能な領域
    に、2本の中性子減速棒が配置されていることを特徴と
    する燃料集合体。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか1項において、
    前記第2燃料棒は燃料棒配列の最外層に隣接した1層に
    配置されることを特徴とする燃料集合体。
  8. 【請求項8】請求項1から6のいずれか1項において、
    前記第2燃料棒は燃料棒配列の最外周の中央に配置する
    ことを特徴とする燃料集合体。
  9. 【請求項9】請求項1から4のいずれか1項において、
    前記燃料集合体を構成する燃料棒が、9行9列の格子状
    に配置されその中央部の燃料9本が配置可能な領域に、
    1本の中性子減速棒が配置されていることを特徴とする
    燃料集合体。
  10. 【請求項10】請求項1から5のいずれか1項におい
    て、前記燃料集合体を構成する燃料棒が、10行10列
    の格子状に配置されていることを特徴とする燃料集合
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112768A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd 原子燃料集合体およびそれを用いた炉心
TWI685855B (zh) * 2015-02-20 2020-02-21 瑞典商西屋電器瑞典股份有限公司 用於核沸水反應器的燃料組件

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JP2012112768A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd 原子燃料集合体およびそれを用いた炉心
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