JP2000258413A - 試験片保持部材およびこれを用いた余剰試料液除去装置 - Google Patents

試験片保持部材およびこれを用いた余剰試料液除去装置

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JP2000258413A JP11056580A JP5658099A JP2000258413A JP 2000258413 A JP2000258413 A JP 2000258413A JP 11056580 A JP11056580 A JP 11056580A JP 5658099 A JP5658099 A JP 5658099A JP 2000258413 A JP2000258413 A JP 2000258413A
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秀成 山形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上面に複数の試薬パッドs1,2,s3 …を備え
た短冊板状の試験片Sを用いる検査装置において、吸引
ポンプ等の付属物を必要とすることなく、試験片Sに付
着する余剰の試料液を効果的に除去することができ、し
かもメインテナンスが容易な余剰試料液除去機能を付与
する。 【解決手段】長手方向に延びる上面部と、幅方向両側の
側面部24とを備えており、上面部には、その長手方向
に延び、かつ試験片Sの幅と対応する幅を有する底面2
1と、この底面21の両側縁から立ち上がる左右の起立
壁22,22とから構成される試験片保持溝20が形成
されているとともに、この試験片保持溝20の左右の起
立壁22,22のそれぞれの内面には、上下方向に延び
る複数の溝41が形成されており、かつ、この複数の溝
41の下端は、各溝41と対応するようにして試験片保
持溝20の底面21の側縁部に開口させた孔42を介し
て左右の側面部24,24に連通させられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、試験片に付着し
た余剰の試料液を除去するように構成された試験片保持
部材およびこれを用いた余剰試料液除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、尿検査において、尿に含まれ
るグルコース、タンパク質、潜血、ケトン体、ビリルビ
リンの濃度、あるいは尿のpHなどの複数の項目を一括
して簡易に測定する方法として、短冊板状の基材の上面
に複数の試薬パッドを並設してなる試験片を試料液とし
ての尿に浸漬させ、各試薬パッドの呈色度合いを測定す
る方法がある。
【0003】このような方法を採用する自動または半自
動の検査装置は、尿に浸漬した試験片を自動または手動
で所定の試験片保持部上に載置し、各試薬パッドが一定
の呈色反応を終えた時点で各試薬パッドの呈色度合いが
光学的に検出されるようになっている。この場合、尿に
浸漬した後の試験片を試験片保持部に載置した段階で、
試験片に付着した余剰の尿をすみやかに除去する必要が
ある。
【0004】その理由の第1は、検査項目によっては、
試薬パッドに付着した尿の量によって反応の進行速度が
異なることから、検査の精度を確保するためには、常に
一定量の尿を試薬パッドに付着させるのが好ましいから
である。とくに、グルコースの濃度検査の場合、余剰尿
の量によって測定結果が大きく異なってしまう。これ
は、試薬との反応に酸素が必要なため、試薬パッドの水
分量により反応の進行が大きく左右されるためと考えら
れる。
【0005】その理由の第2は、通常、1枚の試験片に
複数の検査項目を測定するための複数の試薬パッドが設
けられているため、余剰尿に溶出した試薬が隣接する試
薬パッドに付着する可能性があり、このような場合、正
確な検査結果が得られないからである。
【0006】その理由の第3は、複数枚の試験片を連続
的に検査装置で検査をする場合、1の試験片に付着して
いた余剰尿がこの試験片を取り除いた後にも試験片保持
部に残存し、この残存尿が次に試験片保持部に載置され
た新たな試験片ないしこの試験片に付着させられていた
尿を汚染することがあり、この場合にもやはり、正確な
検査結果が得られないからである。
【0007】そこで、自動または半自動の尿検査装置
は、通常、試験片に付着した余剰尿を除去するための装
置を具備している。
【0008】図10は、従来の余剰尿除去装置aの一例
を示している。試験片保持部材bの上面には、試験片S
の幅と対応した幅の溝cが形成されている。この溝c
は、底面c1 と、この底面の両側縁から立ち上がる側壁
2 ,c2 とによって形成されており、底面c1 が試験
片載置面を構成するとともに、側壁c2 ,c2 は試験片
Sを試験片載置面に載置する際のガイドの役割と、試験
片Sが幅方向にずれ動かないように規制する役割とを果
たす。そして、溝cの底面c1 には、その幅方向両側部
位に、スリットまたは孔dが開口させられており、この
スリットまたは孔dは、試験片保持部材bの底部に接続
した可撓性のチューブeを介して図示しない吸引ポンプ
に連通させられている。
【0009】尿中に浸漬されて全体が尿で濡れた試験片
Sが試験片保持部材b上に載置されると、吸引ポンプが
作動し、溝cの底面c1 から余剰尿を吸い出す。このと
き、溝cの幅方向両側部位に開口させられたスリットま
たは孔dから余剰尿が吸い出されるので、試験片Sの上
面に付着している余剰尿が速やかに試験片Sの両側縁と
側壁c2 ,c2 とのすきまを通って吸い出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の余剰尿除
去装置は、吸引ポンプによる強制的なものであるので、
試験片Sに付着する余剰尿は確実に除去されるし、ま
た、試験片保持部材b上に前回検査の試験片に付着して
いた尿が残留する程度が減じられる。
【0011】しかしながら、上記従来の余剰尿除去装置
aは、吸引ポンプないしこの吸引ポンプと試験片保持部
材bをつなぐ可撓性チューブe、さらには、吸引された
余剰尿を貯留する容器等の付属物が必要となるので、こ
のことが検査装置のコスト上昇の要因となる。また、吸
引ポンプ、可撓性チューブ、ないしは余剰尿貯留容器を
一定期間ごとに洗浄する等のメインテナンスが面倒であ
る。
【0012】本願発明は、上記したような事情のもとで
考え出されたものであって、上面に複数の試薬パッドを
備えた短冊板状の試験片を用いる検査装置において、吸
引ポンプ等の付属物を必要とすることなく、試験片に付
着する余剰の試料液を効果的に除去することができ、し
かもメインテナンスが容易な余剰試料液除去機能を付与
することをその課題としている。
【0013】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0014】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、試験片保持部材が提供される。この試験片保持部材
は、長手方向に延びる上面部と、幅方向両側の側面部と
を備えており、上面部には、その長手方向に延び、かつ
試験片の幅と対応する幅を有する底面と、この底面の両
側縁から立ち上がる左右の起立壁とから構成される試験
片保持溝が形成されているとともに、この試験片保持溝
の左右の起立壁のそれぞれの内面には、上下方向に延び
る複数の溝が形成されており、かつ、この複数の溝の下
端は、各溝と対応するようにして試験片保持溝の底面の
側縁部に開口させた孔を介して左右の側面部に連通させ
られていることを特徴としている。この試験片保持部材
は、好ましくはABS樹脂等を用いた樹脂成形によって
得られ、その表面は、成形直後に表面に付着する離型材
を除去して一定の親水性が与えられる。
【0015】この試験片保持部材は、後記する外套部材
と組み合わせて余剰試料液除去装置を構成し、尿検査装
置等に組み込まれる。試験片保持部材の試験片保持溝に
は、試料液としての尿に浸漬した試験片が一定のタイミ
ングで載置される。この時点での試験片は、各試薬パッ
ドの適正な呈色反応に必要な量を超える余剰の尿が付着
して濡れた状態にある。しかしながら、試験片保持溝の
左右の起立壁の内面には上下方向の複数の溝が形成され
ており、しかも、この溝は試験片保持溝の底面に開口さ
せられている孔を介してこの試験片保持部材の側面部に
連通させられているので、上記の余剰の尿は、まず、毛
管現象によって左右の起立壁の溝に吸い取られ、かつ、
こうして吸い取られた余剰の尿は、試験片保持溝の底面
の孔を介して保持部材の側面部に伝って重力によって流
れ落ちる。試験片保持溝の底面の孔は、底面の側縁部に
形成されており、しかも、起立壁の内面の各溝と対応さ
せられた複数の孔であるので、この孔もまた毛管現象に
よる吸い取り作用を発揮する。したがって、余剰尿は、
試験片と起立壁との間のすきまに溜まろうとすることな
く、すみやかに試験片保持部材の側壁部に導出され、ま
た、測定済の試験片を取り除いた後においても、不要な
尿が試験片保持溝の底面に残ることがなくなる。このよ
うなことから、本願発明に係る試験片保持部材は、吸引
ポンプやホース等の付属物を必要とすることなく、試験
片に付着した余剰の試料液を効果的に除去することがで
きる。しかも、この試験片保持部材は、樹脂成形によっ
て形成しうる簡単な構造であるので、たとえば丸洗いに
よる洗浄をすることも可能であり、メインテナンスがき
わめて容易である。
【0016】好ましい実施の形態においては、試験片保
持部材の左右の側面部には、それぞれ上下方向に延びる
複数の側面溝が形成されており、各側面溝の上端は、試
験片保持溝の底面の側縁部に開口させた上記孔にそれぞ
れ連通させられている。
【0017】好ましい実施の形態においてはさらに、試
験片保持溝の左右の起立壁の内面に形成された上記複数
の溝、試験片保持溝の底面の側縁部に開口させた上記複
数の孔、および、左右の側面部に形成された上記複数の
側面溝は、それぞれ同一ピッチで形成されている。
【0018】好ましい実施の形態においてはさらに、試
験片保持溝の左右の起立壁の内面に形成された上記複数
の溝の幅、試験片保持溝の底面の側縁部に開口させた上
記複数の孔の幅、および左右の側面部に形成された上記
複数の側面溝の幅は、互いに等しく、かつ、 0.4〜 1.0
mm、好ましくは 0.6〜 0.8mmに設定されている。
【0019】このような実施形態に係る試験片保持部材
は、上記のように試験片保持溝の起立壁内面の複数の
溝、および各溝と対応するように試験片保持溝の底面に
開口させられた孔が毛管現象によって試験片の余剰試料
液を吸い取るだけではなく、側面部に形成した側面溝も
また毛管現象による吸い出し作用を発揮する。側面溝は
上下方向にある程度の長さを持たせることができるの
で、毛管現象による余剰試料液吸い出し容量が大きくな
る。したがって、試験片保持溝に載置された試験片に対
する余剰試料液除去効果がさらに高まるとともに、この
試験片を用いた測定を繰り返し行なっても、余剰試料液
除去効果が低下することはない。
【0020】好ましい実施の形態においてはまた、試験
片保持部材の側面視形態は、下方に向かうほど長手方向
幅が縮小している。
【0021】このように構成すれば、試験片保持部材の
側面部を伝い落ちる余剰の試料液を試験片保持部材の下
部の一定箇所に導くことができるので、その排出を容易
に行なえる。
【0022】本願発明の第2の側面によれば、上記試験
片保持部材を用いた余剰試料液除去装置が提供され、こ
の余剰試料液除去装置は、上記試験片保持部材をその上
面部を臨ませるようにして収納する外套体をさらに備
え、この外套体の底部には余剰試料液排出孔が開口させ
られていることを特徴としている。
【0023】このような余剰試料液除去装置によれば、
上記したように試験片保持部材による優れた余剰試料液
除去作用を期待できるほか、試験片保持部材のとくに側
面部に付着する余剰試料液が周囲に飛散して尿検査装置
等の内部機構を汚すといったことがなく、余剰試料液を
適正に排出することができる。また、外套体は、試験片
保持部材を入れ子状に収容する単純な容器の形態とする
ことができるので、樹脂成形によって容易に形成するこ
とができ、試験片保持部材と同様、丸洗いによる洗浄も
可能であるので、メインテナンスがすこぶる容易であ
る。
【0024】本願発明のその他の特徴および利点は、図
面を参照して以下に行なう詳細な説明から、より明らか
となろう。
【0025】
【好ましい実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施
の形態を、添付図面を参照しつつ具体的に説明する。図
1は本願発明に係る余剰試料液除去装置1の一実施形態
の分解斜視図、図2は分解側面図、図3は平面図、図4
は試験片保持部材の一部拡大平面図、図5は図4のV−
V線断面図、図6は図4のVI−VI線断面図である。
【0026】これらの図に示されるように、本願発明に
係る余剰試料液除去装置1は、試験片保持部材2と、こ
の試験片保持部材2をその上面部の試験片保持溝20を
臨ませるようにして収容する外套体3とによって構成さ
れる。
【0027】試験片保持部材2は、図1および図2によ
く表れているように、上面部に長手方向に延びる試験片
保持溝20が形成された、全体として所定の幅方向厚み
をもった板状の部材であり、たとえばABS樹脂等を用
いた樹脂成形によって得ることができる。上面に形成さ
れた試験片保持溝20は、試験片Sの平面的な形状と対
応してこれを収容保持できる形態となっている。試験片
Sは、通常、プラスチックの短冊板Sbの上面に、試料
液に接触して所定の呈色反応を行なう複数の試薬パッド
1,2,s3 …が並設されたものであり、たとえば、尿
検査用の試験片Sの場合、グルコース、タンパク質、潜
血、ケトン体、ビリルビリンの濃度、あるいは尿のpH
などの項目を各別に測定しうる複数の試薬パッドs1,
2,s3 …が設けられる。
【0028】図1、図4ないし図6に良く表れているよ
うに、試験片保持溝20は、試験片Sの幅と対応した幅
と、長さとをもつ底面21と、この底面の両側端縁から
立ち上がる左右の起立壁22,22とで構成される。本
実施形態においてこの起立壁22,22の上面は、内方
に傾斜するガイド面22a,22aとなっており、この
ガイド面22a,22aは、試験片Sを保持溝20内に
落とし込む機能を果たす。
【0029】さて、本願発明においては、まず、上記試
験片保持溝20を形成する左右の起立壁22,22の内
面に、上下方向に延びる複数の溝41が形成される。こ
の溝41の幅は、たとえば、 0.4〜 1.0mm、好ましくは
0.6〜 0.8mmとされ、図に示す実施形態においては、こ
れらの溝41は、図5に良く表れているように、起立壁
22の厚み方向にその外面まで貫通させられている。こ
の溝の幅が上記より狭いと、樹脂成形による溝41の形
成が困難となる。また、上記より広いと、後記する毛管
現象による余剰試料液吸引作用を効果的に発揮すること
ができなくなる。また、溝41と溝41との間の突条の
幅は、樹脂成形を問題なくなしうる限りにおいて、でき
るだけ細幅とされる。なお、毛管現象をより効率よく発
揮させるには、溝41は、その深さ寸法を幅寸法より大
とすることにより、その断面積を高めることが望まし
い。この点は、後記する保持部材側面部の側面溝43に
ついても同様である。
【0030】次に、本願発明においては、上記試験片保
持溝20を形成する底面21に、上記左右の起立壁2
2,22に形成した複数の溝41のそれぞれと対応して
これらに連通する複数の孔42が設けられる。これらの
孔42はまた、試験片保持部材2の側面部24,24に
連通させられている。これらの孔42の幅は、上記起立
壁22,22の溝41の幅と同じである。本願発明にお
いて特徴的な点は、この孔42は、上記起立壁22,2
2の溝41と連通しつつ、試験片保持溝20の底面21
の側縁部に開口している点である。
【0031】そして、図に示す実施形態では、この試験
片保持部材2の両側面部24,24にも、上下方向に延
びる複数の側面溝43が形成されている。この側面溝4
3の溝幅は、上記起立壁22,22の溝41、および試
験片保持溝20の底面21に形成された孔42の幅と同
じであり、この孔42と連通させられている。そして、
この側面溝43の深さは、樹脂成形を行ない得る範囲に
おいて、適正な深さに設定される。
【0032】したがって、本実施形態においては、試験
片保持部材2の上面部における試験片保持溝20の左右
の起立壁22,22の内面に形成された溝41、保持溝
20の底面21に形成された孔42、ないしこの試験片
保持部材2の両側面部24,24に形成された側面溝4
3は、上下方向に一連につながった格好となる。
【0033】また、この試験片保持部材2は、図1およ
び図2に表れているように、側面視において、下方に向
かうほど長手方向幅が縮小する形態となっている。
【0034】一方、上記構成の試験片保持部材2をその
上面部を臨ませて収容する外套体3は、図1に良く表れ
ているように、上記試験片保持部材2の外形と対応した
収容空間を持った上に開放する容器の形態をもち、底部
の最もすぼまった部位には、余剰試料液を外部に排出す
るための排出孔31が形成されている。この外套体3も
また、ABS樹脂等を用いた樹脂成形によって容易に形
成することができる。
【0035】上記のような試験片保持部材2およびこれ
を収容する外套体3からなる余剰試料液除去装置1は、
図7に略示的に示すように、たとえば、尿検査装置5の
試験片搬送機構51上に設置される。試験片搬送機構5
1は、試験片保持部材2の上面部を外部に露出させる進
出位置と、試験片保持部材2の上面部を完全に装置内部
に引き込む退動位置との間を適宜往復移動する。図7に
おいて符号52は、検査装置5の内部において、試験片
S上の各試薬パッドs1,2,s3 …の呈色度合いを計測
する光学センサを示す。
【0036】次に、上記構成の尿検査装置5の動作およ
び余剰試料液除去装置1の作用を説明する。
【0037】余剰試料液除去装置1ないしその試験片保
持部材2は、尿検査装置5の搬送機構51によって進出
位置をとる。この状態において、試料液としての尿検体
に浸漬した試験片Sを所定のタイミングで試験片保持部
材上に載置する。この動作は、自動または手動によって
行なわれる。このとき、試験片保持溝20を形成する左
右の起立壁22,22の上面が内側に傾斜するガイド面
22a,22aとなっているので、容易に試験片Sを保
持溝20内に収容することができる。
【0038】試験片Sが保持溝20内に載置された刹那
においては、この試験片Sは、各試薬パッドs1,2,s
3 …が所定の呈色反応をするに必要十分な量を超えた余
剰尿で濡れた状態にある。しかしながら、試験片保持溝
20の左右の起立壁22,22の内面に上下方向に延び
る溝41が形成されているので、この溝41が毛管現象
によって試験片Sの両側縁付近からこの試験片Sに付着
する余剰尿を吸い取る。こうして吸い取られた余剰尿
は、試験片保持溝20の底面21に開口する孔42通じ
て試験片保持部材2の両側面部24,24に伝い落ちる
が、保持溝20の底面21に開口する孔42もまた、起
立壁22,22に設けた溝41と同程度の幅の孔である
ので、この孔42もまた毛管現象を発揮し、試験片Sの
裏面両側部付近からも、この試験片Sに付着する余剰尿
を吸い取る。さらに、この試験片保持部材2の両側面部
24,24には、上記した起立壁22,22の溝41、
試験片保持溝20の底面21の孔42と同等の幅をもっ
た側面溝43が形成されているので、この側面溝43そ
れ自体も毛管現象による余剰尿吸引力を助成する。これ
らのことが総合して、上記のように試験片保持溝20に
載置された試験片Sの余剰尿は、速やかに除去される。
しかも、側面溝43は、起立壁22,22の溝41や保
持溝20の底面21の孔42に比較して上下方向に十分
に長いので、毛管現象による余剰尿吸引容量が大きく、
したがって、繰り返し検査を継続しても、余剰尿除去能
力が経時的に低下するといったこともない。
【0039】上記のようにして試験片保持部材2の側面
溝24を伝い落ちる余剰尿は、この保持部材2の下縁に
至るが、この保持部材2は側面視においてその長手方向
幅が縮小するように構成されているから、余剰尿は、保
持部材2の下縁を伝って最も低位となる一定部位に導か
れる。一方、この試験片保持部材2は、これをすっぽり
覆う外套体3に収容されているので、上記のように試験
片保持部材2の側面溝43を伝い落ちる余剰尿が周囲に
飛散して尿検査装置5の内部機構を汚すといったことは
ない。上記のようにして試験片保持部材2の最も低位と
なる一定部位に集められた余剰尿は、外套体3の下部排
出孔31から排出され、尿検査装置5の底部に設置され
た受け皿(図示略)に落下させられる。
【0040】このようにして余剰尿が除去された試験片
Sは、試験片保持部材2上に載置されたまま搬送機構5
1によって尿検査装置5の内部に引き込まれ、試験片S
上の各試薬パッドs1,2,s3 …の呈色度合いが光学セ
ンサ52によって順次測定される。測定を終えた試験片
Sは、試験片保持部材2に載置されたまま搬送機構51
によって進出させられ、オペレータにより、または自動
的に次に測定するべき尿浸漬後の試験片Sと交換され
る。
【0041】このように、試験片保持部材2に載置され
た試験片Sに付着する余剰の尿は比較的短時間のうちに
効果的に除去されるので、試薬パッドs1,2,s3 …中
の試薬が余剰尿に溶出して隣接する試薬パッドを汚染す
るといったことがなくなる。また、測定を終えた試験片
Sを試験片保持部材2上から除去した後に試験片保持部
材2上、とくに試験片保持溝20上に前回測定に係る余
剰尿が残留するということも回避ないしは著しく軽減さ
れるので、前回検査の尿によって次回検査の試験片Sが
汚染されるといったことも回避ないしは著しく軽減され
る。
【0042】図8は、上記実施形態に係る余剰試料液除
去装置の余剰試料液除去機能の従来例との比較を表して
いる。すなわち、図8に示すグラフは、尿中グルコース
濃度の測定において、同じ試験片保持部材2を用い、低
濃度検体(陰性検体)と高濃度検体(陽性検体)を数サ
ンプルずつ交互に測定して得られた結果を示しており、
第1〜第3番目に陰性検体を、第4〜第6番目に陽性検
体を、第7〜第11番目に再び陰性検体を、第12〜第
14番目に再び陽性検体を、第15〜第19番目に再度
陰性検体を測定した結果を示している。グラフ中、符号
Aは上記実施形態に係る余剰試料液除去装置を用いた場
合の測定結果を、符号Bは図10に示した吸引式の余剰
試料液除去装置を用いた場合の測定結果を、符号Cは従
来の構造の試験片保持部材を用い、吸引を行なわなかっ
た場合の測定結果を、それぞれ示している。
【0043】符号Cのグラフにおいては、陽性検体の測
定後、陰性検体を測定した場合、反射率があきらかに陰
性を示す値よりも陽性側に低下している。これは、陽性
検体の測定時に試験片保持部材2上に残る陽性検体が陰
性検体の測定に影響を及ぼしていることを示している。
これに対し、グラフAおよびBでは、陽性検体の測定
後、引き続いて陰性検体の測定をしても、反射率の目立
った低下はなく、陽性検体の残留ないしはその影響がほ
んどないことを示している。このことはすなわち、上記
実施形態に係る余剰試料液除去装置1は、図10に示し
たポンプ吸引式の余剰試料液除去装置と同等の前液除去
機能を発揮していることを示している。
【0044】図9は、グルコース濃度の測定において、
サンプル毎の測定のバラツキを上記実施形態に係る余剰
試料液除去装置を用いた場合(図9(a) )と、図10に
示した従来の余剰試料液除去装置を用いた場合 (図9
(b))とで比較したものである。ここで特筆するべきは、
高濃度サンプル(グルコース濃度1500mg/dl)の測定結果
(反射率)のばらつきが、従来の装置では3.27であるの
に対し、本願発明の上記実施形態に係る装置では、1.98
と著しく改善されている点である。高濃度サンプルの場
合、酵素反応に多量の酸素が必要なため、余剰尿の残留
程度によって大きな測定ばらつきが生じるのであるが、
上記実施形態に係る余剰試料液除去装置の場合、余剰尿
の除去が、測定バラツキの面からみても、適正に行なわ
れていることになる。
【0045】そして、上記実施形態に係る余剰試料液除
去装置1は、樹脂成形によって形成しうる簡単な構成の
試験片保持部材2および外套体3とによって構成され、
吸引ポンプ等の付属物が不要であるので、コスト的に有
利である。また、試験片保持部材2および外套体3は、
丸洗い洗浄が可能であるので、メインテナンスもきわめ
て容易である。
【0046】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
形態に限定されるものではない。上記の説明では、尿検
査に関して説明したが、試料液に試験片を浸漬して試薬
パッドに所定の反応を行なわせ、この反応結果をなんら
かの手段で検出するあらゆる検査装置の試験片保持部に
本願発明を適用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る余剰試料液除去装置の一実施形
態の分解斜視図である。
【図2】上記余剰試料液除去装置の分解側面図である。
【図3】上記余剰試料液除去装置の平面図である。
【図4】上記余剰試料液除去装置を構成する試験片保持
部材の一部拡大平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】上記余剰試料液除去装置が装備される尿検査装
置の一例の模式的説明図である。
【図8】本願発明の作用を従来例と比較するために行な
った測定結果を示すグラフである。
【図9】本願発明の作用を従来例と比較するために行な
った測定結果を示す表である。
【図10】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 余剰試料液除去装置 2 試験片保持部材 20 試験片保持溝 21(試験片保持溝の)底面 22(試験片保持溝の)起立壁 24 側面部 3 外套体 31 排出孔 41 溝(起立壁の内面) 42 孔(試験片保持溝の底面) 43 側面溝(側面部) 5 尿検査装置 51 試験片搬送機構 52 光学センサ S 試験片 s1,2,s3 … (試験片の)試薬パッド
フロントページの続き (72)発明者 平山 浩二 京都府京都市南区東九条西明田町57 株式 会社京都第一科学内 Fターム(参考) 2G045 AA16 AA21 CB03 DA28 DA31 DA53 FB17 HA10 HA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる上面部と、幅方向両側
    の側面部とを備えており、上面部には、その長手方向に
    延び、かつ試験片の幅と対応する幅を有する底面と、こ
    の底面の両側縁から立ち上がる左右の起立壁とから構成
    される試験片保持溝が形成されているとともに、この試
    験片保持溝の左右の起立壁のそれぞれの内面には、上下
    方向に延びる複数の溝が形成されており、かつ、この複
    数の溝の下端は、各溝と対応するようにして試験片保持
    溝の底面の側縁部に開口させた孔を介して左右の側面部
    に連通させられていることを特徴とする、試験片保持部
    材。
  2. 【請求項2】 左右の側面部には、それぞれ上下方向に
    延びる複数の側面溝が形成されており、各側面溝の上端
    は、試験片保持溝の底面の側縁部に開口させた上記孔に
    それぞれ連通させられている、請求項1に記載の試験片
    保持部材。
  3. 【請求項3】 試験片保持溝の左右の起立壁の内面に形
    成された上記複数の溝、試験片保持溝の底面の側縁部に
    開口させた上記複数の孔、および、左右の側面部に形成
    された上記複数の側面溝は、それぞれ同一ピッチで形成
    されている、請求項2に記載の試験片保持部材。
  4. 【請求項4】 試験片保持溝の左右の起立壁の内面に形
    成された上記複数の溝の幅、試験片保持溝の底面の側縁
    部に開口させた上記複数の孔の幅、および左右の側面部
    に形成された上記複数の側面溝の幅は、互いに等しく、
    かつ、 0.4〜1.0mm、好ましくは 0.6〜 0.8mmである、
    請求項3に記載の試験片保持部材。
  5. 【請求項5】 側面視において、下方に向かうほど長手
    方向幅が縮小している、請求項1ないし4のいずれかに
    記載の試験片保持部材。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の試
    験片保持部材をその上面部を臨ませるようにして収納す
    る外套体をさらに備え、この外套体の底部には余剰試料
    液排出孔が開口させられていることを特徴とする、余剰
    試料液除去装置。
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