JP2000257335A - 自動ドアの扉開閉用部品取付構造 - Google Patents

自動ドアの扉開閉用部品取付構造

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JP2000257335A
JP2000257335A JP11066511A JP6651199A JP2000257335A JP 2000257335 A JP2000257335 A JP 2000257335A JP 11066511 A JP11066511 A JP 11066511A JP 6651199 A JP6651199 A JP 6651199A JP 2000257335 A JP2000257335 A JP 2000257335A
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JP
Japan
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plate
fixing plate
mounting
thick portion
engine case
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JP11066511A
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English (en)
Inventor
Yutaka Echizen
裕 越前
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付板に設けた固着板をエンジンケースに強
固に取付けて扉開閉用部品をしっかりと取付けできるよ
うにする。 【解決手段】 エンジンケース10に上の突出片32と
下の突出片33を設ける。開閉用モータ14等の扉開閉
用部品を取付けた取付板13に固着板16を設ける。こ
の固着板16に裏板40を取付ボルト41で取付けて上
の突出片32と下の突出片33を固着板16と裏板40
で挟持する。前記裏板40を上厚肉部42、中間薄肉部
43、下厚肉部44、上保持突起46、下保持突起47
を有する形状とし、取付ボルト41の締付力で上下保持
突起46,47が固着板16の裏面に当接して上厚肉部
42、下厚肉部44が固着板16側に変形して強固に挟
持するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動ドアの開閉用
モータ、駆動プーリ、従動プーリ、制御機器、スイッチ
等の扉開閉用部品をエンジンケースに取付ける構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアの開閉用モータ、駆動プーリ、
従動プーリなどの扉開閉部品をエンジンケースに取付け
る構造は種々知られている。例えば実開昭62−110
482号公報に示すように、開閉用モータ、従動プーリ
等が取付けられた取付板に固着板を取付け、その固着板
に裏板を取付ボルトで取付け、この裏板と固着板でエン
ジンケースの突出片を挟持して取付けた取付構造が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の取付構造の裏板
部分を図示すると図7に示すようになり、取付ボルト1
の締付力で裏板2と固着板3がエンジンケース4の突出
片5を挟持する構造である。このために、取付ボルト1
の締付力で裏板2を突出片5に押しつけた時に裏板2が
仮想線で示すように変形し、裏板2と突出片5の接触面
積が小さくなって固着板3の固定が弱くなる恐れがあ
る。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自動ドアの扉開閉用部品取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、扉開閉用部品
が取付けられ固着板16を有する取付板13と、前記固
着板16に取付ボルト41で取付けた裏板40と、下向
きの上の突出片32と上向きの下の突出片33を上下方
向に間隔を置いて相対向して有するエンジンケース10
を備え、前記取付ボルト41の締付力で固着板16の裏
面上下と裏板40の表面上下で上下の突出片32,33
をそれぞれ挟持して取付板13をエンジンケース10に
取付ける取付構造であって、前記裏板40は、上厚肉部
42と中間薄肉部43と下厚肉部44で表面が平坦面で
ある板状本体45と、前記中間薄肉部43の表面上厚肉
部42寄りに一体的に設けた上保持突起46と、前記中
間薄肉部43の表面下厚肉部44寄りに一体的に設けた
下保持突起47を有する形状で、取付ボルト41の締付
力で上保持突起46、下保持突起47が固着板16の裏
面に当接するようにしたことを特徴とする自動ドアの扉
開閉用部品取付構造である。
【0006】
【作 用】本発明によれば、取付ボルト41の締付力
で固着板16の上下と裏板40の上下が上下の突出片3
2,33をそれぞれ挟持する。上の取付ボルト41の締
付力で上保持突起46が固着板16の裏面上部寄りに当
接し、裏板40の上厚肉部42がボルト締付力で固着板
16側に向けて変形して上の突出片32を強く挟持す
る。下の取付ボルト41の締付力で下の保持突起47が
固着板16の裏面下部寄りに当接し、裏板40の下厚肉
部44がボルト締付力で固着板16側に向けて変形して
下の突出片33を強く挟持する。上下の取付ボルト41
は裏板40の上厚肉部42、下厚肉部44に螺合し、そ
の螺合代を長くしてボルト締付力を大きくできる。これ
らが相俟って固着板16がエンジンケース10に強固に
取付けられ、扉開閉用部品がエンジンケース10にしっ
かりと取付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示すように、エンジンケー
ス10の長手方向一端寄りに駆動ユニット11が取付け
てあり、そのエンジンケース10の長手方向他端寄りに
従動プーリ12が取付けてある。前記駆動ユニット11
は取付板13に開閉用モータ14と駆動プーリ15等を
取付けたものである。この取付板13に固着板16を取
付け、その固着板16をエンジンケース10に取付けて
ある。前記駆動プーリ15と従動プーリ12に扉用ベル
ト17が巻掛けてあり、この扉用ベルト17に扉18が
連結してある。この扉18に取付けた吊り戸車19がエ
ンジンケース10のレール20に接している。これによ
って、開閉用モータ14を駆動することで扉18が開閉
動作する自動ドアを形成している。
【0008】図2と図3に示すように、駆動ユニット1
1の取付板13には減速用大径プーリ21と減速用小径
プーリ22が取付けてあり、その減速用大径プーリ21
とモータ用小径プーリ23に第1減速用ベルト24が巻
掛けてある。減速用小径プーリ22と駆動プーリ15に
第2減速用ベルト25が巻掛けてある。これによって、
開閉用モータ14の回転は2段減速されて駆動プーリ1
5に伝動する。
【0009】前記取付板13の長手方向一端部とL字状
に折曲した長手方向他端部に固着板16が防振ゴム26
を介してボルト27でそれぞれ取付けてある。この一方
の固着板16は平板状で、他方の固着板16はL字状
で、その一側片16aが取付板13に取付けてあり、他
側片16bは一方の固着板16と同一位置となってい
る。
【0010】前記エンジンケース10は図4に示すよう
に、上横壁30と縦壁31で略断面鉤形の長尺材で、そ
の縦壁31の下部にレール20が一体的に設けてある。
前記上横壁30の縦壁31寄りに下向きの突出片32を
長手方向に連続して有し、縦壁31の上下中間部に上向
きの突出片33を長手方向に連続して有し、この両方の
突出片32,33は相対向している。前記下向きの突出
片32と縦壁31で下向き凹部34を形成し、前記上向
きの突出片33と縦壁31で上向き凹部35を形成して
いる。36はカバーである。前記取付板13は後述する
ようにエンジンケース10内に取付けられ、減速用大径
プーリ21が2つの突出片32,33間に突出する。
【0011】図2と図3に示すように前記一方の固着板
16と他方の固着板16の他側片16bに裏板40が上
下の取付ボルト41でそれぞれ取付けてあり、図5に示
すようにこの固着板16と裏板40で前記突出片32,
33を挟持して取付板13をエンジンケース10に取付
けている。
【0012】前記裏板40は図6に示すように上厚肉部
42と中間薄肉部43と下厚肉部44を有し、表面が平
坦面で裏面が凹凸面である板状本体45と、この板状本
体45の中間薄肉部43表面における上部、下部寄りに
それぞれ一体的に設けた上保持突起46、下保持突起4
7を備えている。この上保持突起46、下保持突起47
の突出長さは前記突出片32,33の厚さとほぼ同一で
ある。前記上厚肉部42、下厚肉部43にはボルト穴4
8が形成してある。
【0013】前記裏板40の上下方向寸法は2つの突出
片32,33間の上下寸法よりも大きく、かつ下向凹部
34と上向き凹部35間の上下寸法よりも小さい。裏板
40の左右方向寸法は2つの突出片32,33間の上下
寸法よりも小さい。前記上厚肉部42、下厚肉部44の
厚さは下向凹部34、上向凹部35の開口幅寸法よりも
若干小さい。前記上厚肉部42と下厚肉部44の対角線
方向に相対向したコーナー部はそれぞれ斜めに面取りし
てあり、この2つの面取り部49間の寸法Lは下向凹部
34と上向凹部35間の上下寸法Hより小さい。
【0014】このようであるから、裏板40を横向き姿
勢として2つの突出片32,33間を通して縦壁31側
に押し込み、90度回転して縦向き姿勢とすることで上
厚肉部42を下向凹部34、下厚肉部44を上向凹部3
5にそれぞれ嵌め込んで裏板40を2つの突出片32,
33の裏面側に配設できる。なお、前述の面取り49を
形成せずにエンジンケース10の長手方向一端部から裏
板40を縦向き姿勢として挿入することで2つの突出片
32,33の裏面側に配設するようにしても良い。
【0015】前記固着板16の上下方向寸法は2つの突
出片32,33間の上下寸法よりも大きく、前述の裏板
40の上下方向寸法とほぼ同一である。
【0016】図5に示すように、裏板40を2つの突出
片32,33の裏面側に配設し、取付ボルト41を締付
けると裏板40と固着板16で突出片32,33を挟持
して取付板13をエンジンケース10に取付ける。図5
において、上の取付ボルト41を締付けると上保持突起
46と固着板16裏面が当接し、この当接部分で上の取
付ボルト41の締付力を支持するので、中間薄肉部43
の上保持突起46よりも上方寄り部分43aがボルト締
付力で固着板16側に向けて変形し、上厚肉部42が下
向きの突出片32の裏面に強い力で押しつけられて強固
に固定する。
【0017】図5において、下の取付ボルト41を締付
けると下保持突起47と固着板16裏面が当接し、この
当接部分で下の取付ボルト41の締付力を支持するの
で、中間薄肉部43の下保持突起47よりも下方寄り部
分43bがボルト締付力で固着板16側に向けて変形
し、下厚肉部44が上向きの突出片33の裏面に強い力
で押しつけられて強固に固定する。
【0018】以上の実施の形態では取付板13と固着板
16を別体としたが一体としても良い。また、取付板1
3には従動プーリ、制御機器、スイッチ等を取付けるよ
うにしても良い。つまり取付板13に扉開閉用部品を取
付ければ良い。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、取付ボル
ト41の締付力で固着板16の上下と裏板40の上下が
上下の突出片32,33をそれぞれ挟持する。上の取付
ボルト41の締付力で上保持突起46が固着板16の裏
面上部寄りに当接し、裏板40の上厚肉部42がボルト
締付力で固着板16側に向けて変形して上の突出片32
を強く挟持する。下の取付ボルト41の締付力で下の保
持突起47が固着板16の裏面下部寄りに当接し、裏板
40の下厚肉部44がボルト締付力で固着板16側に向
けて変形して下の突出片33を強く挟持する。上下の取
付ボルト41は裏板40の上厚肉部42、下厚肉部44
に螺合し、その螺合代を長くしてボルト締付力を大きく
できる。これらが相俟って固着板16がエンジンケース
10に強固に取付けられ、扉開閉用部品がエンジンケー
ス10にしっかりと取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動ドアの概略正面図である。
【図2】駆動ユニットの詳細正面図である。
【図3】駆動ユニットの詳細平面図である。
【図4】エンジンケースと駆動ユニットの縦断面図であ
る。
【図5】固着板の取付部縦断面図である。
【図6】固着板の取付部分解斜視図である。
【図7】従来の取付構造の裏板部分の説明図である。
【符号の説明】
10…エンジンケース 13…取付板 16…固着板 32…上の突出片 33…下の突出片 40…裏板 41…取付ボルト 42…上厚肉部 43…中間薄肉部 44…下厚肉部 45…板状本体 46…上保持突起 47…下保持突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉開閉用部品が取付けられ固着板16を
    有する取付板13と、 前記固着板16に取付ボルト41で取付けた裏板40
    と、 下向きの上の突出片32と上向きの下の突出片33を上
    下方向に間隔を置いて相対向して有するエンジンケース
    10を備え、 前記取付ボルト41の締付力で固着板16の裏面上下と
    裏板40の表面上下で上下の突出片32,33をそれぞ
    れ挟持して取付板13をエンジンケース10に取付ける
    取付構造であって、 前記裏板40は、上厚肉部42と中間薄肉部43と下厚
    肉部44で表面が平坦面である板状本体45と、前記中
    間薄肉部43の表面上厚肉部42寄りに一体的に設けた
    上保持突起46と、前記中間薄肉部43の表面下厚肉部
    44寄りに一体的に設けた下保持突起47を有する形状
    で、 取付ボルト41の締付力で上保持突起46、下保持突起
    47が固着板16の裏面に当接するようにしたことを特
    徴とする自動ドアの扉開閉用部品取付構造。
JP11066511A 1999-03-12 1999-03-12 自動ドアの扉開閉用部品取付構造 Pending JP2000257335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011252289A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Howa Corp 自動ドアの開閉装置

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