JP2000255750A - ベルトクリーナ用散水器 - Google Patents

ベルトクリーナ用散水器

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JP2000255750A
JP2000255750A JP11058112A JP5811299A JP2000255750A JP 2000255750 A JP2000255750 A JP 2000255750A JP 11058112 A JP11058112 A JP 11058112A JP 5811299 A JP5811299 A JP 5811299A JP 2000255750 A JP2000255750 A JP 2000255750A
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JP
Japan
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scraping blade
water
paddle blades
sprinkler
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Withdrawn
Application number
JP11058112A
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Inventor
Toyoshige Mori
豊重 毛利
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HORYO SANGYO KK
Original Assignee
HORYO SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルのように目詰りを生じる心配が無く、
少量の水使用で済み、したがって、ランニンクコストを
安価にする。しかも、イニシャルコスト、メンテナンス
コスト等をも安価にする。 【解決手段】 ベルトクリーナ用散水器は、回転軸33
と、回転軸33に外方突出状に取付けられかつ可撓材料で
形成されている掻き刃34と、回転する掻き刃34の先端移
動経路にそって配置されかつ同掻き刃34の先端が回転方
向上流側を向くように掻き刃34を撓ませかつ撓み解除す
るように同掻き刃34先端を当接させる当接部材35と、当
接部材35上において撓ませられた掻き刃34回転方向下流
側に水を供給する供給手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトクリーナ
用散水器、詳しくは、鉄鉱石、セメント、石炭、コーク
ス等の搬送に用いられるベルトコンベヤのベルト表面に
付着した残存物をスクレーパブレードで掻き取る際に、
掻き取られた残像物をスクレーパブレードに付着し難く
するために、残存物に散水する散水器に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】この種の散水器としては、水
を高圧ノズルを用いて散水するようにしたタイプが知ら
れているが、このタイプのものでは、水を大量に消費す
るため、散水後の水処理費用が嵩さむという問題点があ
る。また、水の量を少なくするために、ノズル孔径を小
さくすると、すぐに目詰りを生じてしまうことになる。
さらに、ノズルの目詰りを防止するためには、工業用水
でなく、上水を使用しなければならず、ランニンクコス
トが高くつく。
【0003】また、ノズルとして、二流体式のものを用
い、空気圧を併用するタイプのものも知られているが、
このタイプのものでは、大量の空気を消費することか
ら、極めてランニンクコストが高くつくし、設備費も高
価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記課題を解決し、ノズルのように目詰りを生じる心配が
無く、少量の水使用で済み、したがって、ランニンクコ
ストが安価で、しかも、イニシャルコスト、メンテナン
スコスト等の安価なベルトクリーナ用散水器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるベルトク
リーナ用散水器は、水平回転軸と、回転軸に外方突出状
に取付けられかつ可撓材料で形成されている掻き刃と、
回転する掻き刃の先端移動経路にそって配置されかつ同
掻き刃の先端が回転方向上流側を向くように掻き刃を撓
ませかつ撓み解除するように同掻き刃先端を当接させる
当接部材と、当接部材上において撓ませられた掻き刃回
転方向下流側に水を供給する供給手段とを備えているも
のである。
【0006】この発明によるベルトクリーナ用散水器で
は、回転軸のまわりに掻き刃を回転させ、回転する掻き
刃を当接部材に当接させて、掻き刃を撓ませ、撓みを解
除する際の掻き刃の反発力によって水を飛ばすようにし
ている。したがって、ノズルのようなものを用いる必要
が無いから、ノズルのように目詰りの心配が無い。さら
に、散水のために、空気が不要であるから、ランニング
コストおよびイニシャルコストが安価である。また、水
の供給量を少なくしても、散水可能であるから、散水後
の水処理の手間が不要である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0008】以下の説明において、前後とは、ベルトコ
ンベヤのリターン側をベルトが進む側(図1矢印A)を
前、これと反対側を後といい、左右とは、前方より見
て、その左右の側を左右というものとする。
【0009】図1を参照すると、ベルトコンベヤのリタ
ーン側のベルト11と、その移動経路途上に配置されてい
るスクレーパブレード12と、スクレーパブレード12の後
方に配置されている散水器13とが配置されている。
【0010】スクレーパブレード12は、左右方向にのび
た垂直帯板状のもので、上端をベルト11に摺接させるよ
うに弾性手段21によって上向きに付勢されている。
【0011】散水器13は、スクレーパブレード12と平行
に左右方向にのびた両端閉鎖水平筒状本体ケース31と、
ケース31の軸線と同心状にケース31両端壁にそれぞれ軸
受32を介して渡されている左右方向水平回転軸33と、回
転軸33を周方向に4等分する位置にそれぞれ4つずつ一
列に並んで放射状に設けられている全部で16枚の板状
掻き刃34と、ケース31の底部に近接してケース31のほぼ
全長に渡って設けられている横断面円弧状当接部材35と
を備えている。
【0012】ケース31の上端から前やや下に上斜め前向
きの散水口41が設けられている。これとは反対に、ケー
ス31の上端から後やや下に、ケース31左端壁に隣接し
て、給水パイプ42の出口端が接続されている。給水パイ
プ42の入口端は、流量調整弁43を介して水源44に接続さ
れている。
【0013】回転軸33の左方突出部にはモータ51の出力
軸が接続されている。掻き刃34は、ゴム板によって方形
板状に形成されたもので、可撓性を有している。当接部
材35は、ナイロン、ポリエチレン、テフロンのような高
分子樹脂によって形成されたもので、良好な潤滑性を有
している。当接部材35の後縁部は、ケース31内面に直接
固定されているが、当接部材35の前縁部は、ケース31内
面にスペーサ52を介して固定されている。回転軸33を周
方向に4等分する位置に4つずつ並んだ掻き刃34の各々
に対応して、当接部材35の下端には4つの通水孔53があ
けられている。さらに、当接部材35の左右両端には円弧
状仕切板54が設けられている。
【0014】図4を参照すると、掻き刃34の回転中心C
1 に対して、当接部材35内面の円弧の中心C2 が後斜め
上に距離Lだけ隔てられている。一方、掻き刃34の回転
半径R1 と当接部材35内面の円弧の半径R2 は等しく設
定されている。したがって、両中心C1 ,C2 が距離L
だけ隔てられていることと、半径R1 ,R2 が等しいこ
とにより、掻き刃34の回転中心C1 から当接部材35内面
後縁部までの距離をR3 とし、掻き刃34の回転中心C1
から当接部材35内面前縁部までの距離をR4 としたとき
に、R3 >R2 =R1 >R4 の関係となる。R3 からR
4 までは、漸次小さくなるように変化している。
【0015】給水パイプ42を通じてケース31内に水Wを
供給すると、供給された水Wはケース31内面の左端部を
伝って流れ、ケース31の底部に溜められる。溜められる
水Wのレベルは、通水孔53の上端まででよい。ケース31
に水Wを溜める際、当接部材35には仕切板54があるた
め、当接部材35の上に水Wが流入することはない。
【0016】上記の通り水Wを溜め、さらに、水Wを一
定量ずつケース31に供給しながら、掻き刃34を回転させ
る。回転方向は、図3中矢印Bで示すように、反時計方
向である。
【0017】回転する掻き刃34の先端が当接部材35内面
の後縁部に差し掛かったときには両者は接触することは
ない。掻き刃35が回転を続けると、やがて、掻き刃34の
先端は、通水孔53に至るまでに当接部材35内面に接触す
る。さらに、掻き刃34が回転すると、掻き刃34の先端が
回転方向上流を向くように掻き刃34が撓まされていく。
撓ませれた掻き刃34が通水孔53付近を通過する際には、
掻き刃34の先端が当接部材35内面を擦りながら、通水孔
53から溢れ出た水Wを拭き取るようにして掻きあげてい
く。掻き刃34の回転とともに掻き刃34の撓みは増大して
いくが、掻き刃34の先端が当接部材35内面前縁部に達す
ると、当接部材35による支えを失って、掻き刃34の撓み
が一気に開放され、その反発力によって掻き刃34でそこ
まで運ばれてきた水Wは前斜め上向きにはね飛ばされ、
小さい水滴となって、散水口41から排出される。排出さ
れた水Wは、ベルト表面に付着している残存物に散水さ
れる。散水された残存物は、このすぐ後で、スクレーパ
ブレード12によってはぎ取られることになるが、散水さ
れた水Wの存在により、はぎ取られた残存物はスクレー
パブレード12に付着することなく、スムースに落下す
る。
【0018】図5に、回転軸33を駆動するためのモータ
51に代わり、他の駆動機構が示されている。ベルト11上
面に押圧されるように摩擦ローラ61が配置されている。
摩擦ローラ61の回転軸には駆動プーリ62が取付けられて
いる。一方、回転軸33の左端部には従動プーリ63が取付
けられている。駆動プーリ62および従動プーリ63にはベ
ルト64が巻き掛けられている。
【0019】上記において、掻き刃34は、必ずしも、ゴ
ムで無くても良く、例えば、可撓性プラスチックでもよ
い。
【0020】さらに、当接部材35は、横断面円弧状で無
くてもよく、例えば、斜め後向きにスロープを形成する
ような傾斜部材のようなものでもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、ノズルのように目詰
りを生じる心配が無く、少量の水使用で済み、したがっ
て、ランニンクコストが安価で、しかも、イニシャルコ
スト、メンテナンスコスト等の安価なベルトクリーナ用
散水器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による散水器を備えたベルトクリーナ
の概略側面図である。
【図2】同散水器の垂直縦断面図である。
【図3】同垂直横断面図である。
【図4】図3に示す部材の位置関係を模式的に示す説明
図である。
【図5】変形例による散水器を備えた図1相当の側面図
である。
【符号の説明】
31 ケース 33 回転軸 34 掻き刃 35 当接部材 42 給水パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平回転軸33と、回転軸33に外方突出状
    に取付けられかつ可撓材料で形成されている掻き刃34
    と、回転する掻き刃34の先端移動経路にそって配置され
    かつ同掻き刃34の先端が回転方向上流側を向くように掻
    き刃34を撓ませかつ撓み解除するように同掻き刃34先端
    を当接させる当接部材35と、当接部材35上において撓ま
    せられた掻き刃34回転方向下流側に水を供給する供給手
    段とを備えているベルトクリーナ用散水器。
JP11058112A 1999-03-05 1999-03-05 ベルトクリーナ用散水器 Withdrawn JP2000255750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11058112A JP2000255750A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 ベルトクリーナ用散水器

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JP11058112A JP2000255750A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 ベルトクリーナ用散水器

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JP2000255750A true JP2000255750A (ja) 2000-09-19

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ID=13074908

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JP11058112A Withdrawn JP2000255750A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 ベルトクリーナ用散水器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111498963A (zh) * 2020-04-15 2020-08-07 杨已颢 一种管道污水预处理用的离旋防堵机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20060509