JP2000255297A - リヤシート - Google Patents

リヤシート

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JP2000255297A
JP2000255297A JP11062356A JP6235699A JP2000255297A JP 2000255297 A JP2000255297 A JP 2000255297A JP 11062356 A JP11062356 A JP 11062356A JP 6235699 A JP6235699 A JP 6235699A JP 2000255297 A JP2000255297 A JP 2000255297A
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JP
Japan
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rear seat
display
seat back
state
lock
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JP11062356A
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English (en)
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Masahiko Sato
正彦 佐藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤシートのリクライニング調整を迅速且つ
確実に行うことを可能とする。 【解決手段】 車体側にリクライニング可能に支持され
たリヤシートバック39と、リヤシートバック1と車体
35側との間に設けられ、リヤシートバック1のリクラ
イニング位置を複数段階にロック可能なロック機構19
と、ロック機構19に応じて表示を行う表示手段15,
17とを設けたリヤシート1であって、表示手段15,
17は、ロック機構19によるロック状態及びアンロッ
ク状態と所定以上のシートバック後傾状態とを少なくと
も表示可能であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のリクラ
イニング可能なリヤシートに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤシートでは、リヤシートバ
ックが車体側にリクライニング可能に支持されたものが
あり、かかるリヤシートバックは、ロック機構により所
定のリクライニング位置でロックする必要があると共
に、ロック機構によるロック状態とアンロック状態とを
明確に表示し、乗員に適正なリクライニング操作を行わ
せる必要がある。
【0003】ところで、従来、可動のシートバックにお
けるロック機構の表示装置として、例えば実開平7−1
8964号公報に示されたものがある。かかる装置によ
れば、シートバックの車体側へのロック状態とアンロッ
ク状態とを表示し、シートバックを的確にロックさせる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置では、単にシートバックのロック機構のロック状態と
アンロック状態との表示を行うのみであり、かつロック
機構のロック状態と表示装置の表示とが一義的に連動す
るものであるため、例えば車体側にリクライニング可能
に支持され、ロック機構により複数段階にロック可能な
リヤシートバックに適用した場合には、ロック機能によ
りロック状態であるのかアンロック状態であるのかは表
示できるものの、リヤシートバックが所定以上に後傾し
ている状態であることは表示することができず、迅速且
つ的確なリクライニング操作が困難となる恐れがあっ
た。
【0005】本発明は、所定以上のシート後傾位置をも
表示できるようにし、迅速且つ的確なリクライニング操
作を可能にしたリヤシートの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
側にリクライニング可能に支持されたリヤシートバック
と、該リヤシートバックと前記車体側との間に設けら
れ、前記リヤシートバックのリクライニング位置を複数
段階にロック可能なロック機構と、該ロック機構に応じ
て表示を行う表示手段とを設けたリヤシートであって、
前記表示手段は、前記ロック機構によるロック状態及び
アンロック状態と所定以上のシートバック後傾状態とを
少なくとも表示可能であることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のリヤシ
ートであって、前記表示手段は、表示穴と、該表示穴に
収容され前記ロック機構のロック状態及びアンロック状
態に応じて前記表示穴に対して出没する第1の表示部材
と、前記リヤシートバックの所定以上の後傾状態に応じ
て前記表示穴に対して出没する第2の表示部材とよりな
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2記載のリヤシ
ートであって、前記ロック機構及び第1の表示部材の間
に、両者を連動させる第1の連動手段を設け、前記リヤ
シートバック及び第2の表示部材の間にリヤシートバッ
クの所定以上の後傾移動に第2の表示部材を連動させる
第2の連動手段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3記載のリヤシ
ートであって、前記ロック機構は、前記車体側に固定さ
れ複数段階のロック部を有するストライカ及びリヤシー
トバック側に支持され前記ロック状態及びアンロック状
態とに移動可能なロックピンと該ロックピンの前記ロッ
ク状態への移動を付勢するロック付勢部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項4記載のリヤシ
ートであって、前記第2の連動手段は、前記リヤシート
バック側に回転自在に支持され前記第2の表示部材に係
合可能な第1カム部、及び前記ストライカ側に係合可能
な第2カム部を備えたカムと、前記第2カム部を係合さ
せる前記ストライカ側のキック部とからなり、前記リヤ
シートバックが前記所定以上の後傾状態になろうとする
とき前記第2カム部を前記キック部に係合させて前記カ
ムを正転させ前記第1カム部を前記第2の表示部材に係
合させて該第2の表示部材を連動させることを特徴とす
る。
【0011】請求項6の発明は、請求項2〜5の何れか
に記載のリヤシートであって、前記第2の表示部材は、
前記第1の表示部材を包囲する筒状を呈すると共に前記
表示穴から突出することにより前記表示を行ない、前記
リヤシートバック側と第2の表示部材との間に、該第2
の表示部材を反突出側へ付勢する表示付勢部材を設けた
ことを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項6記載のリヤシ
ートであって、前記表示穴、第1の表示部材、及び第2
の表示部材は、横断面が矩形を呈していることを特徴と
する。
【0013】請求項8の発明は、請求項6又は7記載の
リヤシートであって、前記第1の表示部材及び第2の表
示部材に前記表示を判別する着色部を設けたことを特徴
とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項4〜8の何れか
に記載のリヤシートであって、前記第1の連動手段は、
前記ロックピンと第1の表示部材とを一体形成したもの
であることを特徴とする。
【0015】請求項10の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載のリヤシートであって、前記表示手段は、前記
リヤシートバックの上部に設けたことを特徴とする。
【0016】請求項11の発明は、請求項1〜10の何
れかに記載のリヤシートであって、前記表示手段は、前
記車体側の運転席に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項12の発明は、請求項1〜11の何
れかに記載のリヤシートであって、前記リヤシートバッ
クは、乗員を拘束するシートベルト装置を備えたことを
特徴とする。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明では、リヤシートバック
のロック機構によるロックを解除し、リヤシートバック
を所定範囲でリクライニング動作させ、再びロック機構
によるロックを行わせることによりリヤシートバックを
所定のリクライニング位置毎に複数段階にロックさせる
ことができる。しかも、表示手段によってロック機構に
よるロック状態及びアンロック状態等を表示することが
できるため、乗員はかかる表示手段を確認することによ
りリヤシートバックを迅速且つ的確にリクライニングさ
せることができる。更に表示手段によって、所定以上の
シートバック後傾状態を表示することができるため、か
かる表示手段を確認することによって所定以上のシート
バック後傾状態をリセットすることが容易となる。
【0019】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、第1の表示部材が表示穴に対し出没すること
により表示を行うことができ、かかる表示によって乗員
はロック機構のロック状態及びアンロック状態を容易に
確認することができ、迅速且つ的確なリクライニング操
作を行わせることができる。しかも所定以上のシートバ
ック後傾状態に応じて第2の表示部材が表示穴に対して
出没するため、乗員はこれを確認することによって所定
以上のシートバック後傾状態を知ることができ、リヤシ
ートバックのリクライニング位置を迅速且つ的確にリセ
ットすることができる。
【0020】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、ロック機構と第1の表示部材とを第1の連動
手段によって連動させ、確実な表示により迅速且つ的確
なリクライニング操作を行わせることができる。又、第
2の連動手段によってリヤシートバックの所定以上の後
傾移動に第2の表示部材を連動させることによって、リ
ヤシートバックの所定以上の後傾移動の確実な表示によ
りリクライニング位置の迅速且つ的確なリセットを行わ
せることができる。
【0021】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、ロックピンがロック状態及びアンロック状態
とに移動可能であるため、かかるロックピンの移動に応
じて表示手段が表示を行い、迅速且つ的確なリクライニ
ング操作を行わせることができる。
【0022】請求項5の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、リヤシートバックが所定以上の後傾状態にな
ろうとするとき第2カム部がキック部に係合してカムを
正転させ第1カム部が第2の表示部材を連動させ、かか
る第2の表示部材によってリヤシートバックの所定以上
の後傾状態を表示することができる。従って、リヤシー
トバックのリクライニング位置を迅速且つ的確にリセッ
トすることができる。
【0023】請求項6の発明では、請求項2〜5の何れ
かの発明の効果に加え、第2の表示部材が第1の表示部
材の周囲で筒状に表示穴から突出することによって表示
を行うことができ、リヤシートバックの所定以上の後傾
状態を迅速且つ的確にリセットすることができる。
【0024】請求項7の発明では、請求項6の発明の効
果に加え、矩形の表示穴、第1の表示部材、第2の表示
部材によって表示を確認することができ、迅速且つ的確
なリクライニング操作と所定以上の後傾状態の迅速且つ
的確なリセットを行うことができる。
【0025】請求項8の発明では、請求項6又は7の発
明の効果に加え、第1,第2の表示部材の着色部と第
1,第2の表示部材の出没との協働によって表示を明確
に判別することができ、迅速且つ的確なリクライニング
操作と所定以上の後傾状態の迅速且つ的確なリセットと
を行わせることができる。
【0026】請求項9の発明では、請求項4〜8の何れ
かの発明の効果に加え、ロックピンと第1の表示部材と
を一体形成することによって簡単な構造により第1の表
示部材をロックピンに連動させることができ、迅速且つ
的確なリクライニング操作を行わせることができる。
【0027】請求項10の発明では、請求項1〜9の何
れかの発明の効果に加え、リヤシートバックの上部の表
示手段によって表示を確認することができ、表示が見や
すく、より迅速且つ的確なリクライニング操作を行わせ
ることができる。
【0028】請求項11の発明では、請求項1〜10の
何れかの発明の効果に加え、運転席の表示手段によって
表示を確認することができ、運転者がリヤシートの迅速
且つ的確なリクライニング操作及び所定以上の後傾状態
の迅速且つ的確なリセットを後席乗員に促すことがで
き、操作に不慣れな後席乗員であっても迅速且つ的確な
リクライニング操作と所定以上の後傾状態の迅速且つ的
確なリセットを行わせることができる。
【0029】請求項12の発明では、請求項1〜11の
何れかの発明の効果に加え、迅速且つ的確なリクライニ
ング操作によってリヤシートバックをロック機構により
所定のリクライニング位置で確実にロックさせることが
でき、また所定以上の後傾状態を迅速にリセットさせる
ことができ、乗員をリヤシートバックに拘束するシート
ベルト装置の機能を有効に発揮させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のリ
ヤシート1に係るリヤシートバック3の斜視図を示して
いる。かかるリヤシートバック3は左右独立の左右シー
トバック5,7からなっており、左シートバック5は二
人掛け、右シートバック7は一人掛けとなっている。リ
ヤシートバック3には、後席乗員を拘束するシートベル
ト装置9,11,13が備えられている。また、リヤシ
ートバック3は、車体側に対し、リクライニング可能に
支持され、後述するロック機構により、リクライニング
位置を所定範囲で複数段階にロック可能となっている。
そしてリヤシートバック3の左右上部に、表示手段1
5,17が設けられている。表示手段15,17は、前
記ロック機構の動きに応じて表示を行うものである。
【0031】図2,図3は、リヤシート1の動きを示
し、図2(a),(b)は所定のリクライニング位置で
ロック機構19により車体側にロックされた状態を示
し、図2(c),(d)はロック機構19を解除し、所
定範囲内でリクライニング調整をしている状態を示して
いる。また、図3(a),(b)は、リヤシートバック
3の所定以上の後傾状態を示し、図3(c),(d)は
所定範囲外のシート前傾位置を示している。かかるロッ
ク機構19は、左シートバック5の左端部及び右シート
バック7の右端部と車体側との間にそれぞれ設けられて
いる。
【0032】前記ロック機構19は車体側に支持された
ストライカ21とシートバック3側に支持されたロック
ピン23とからなっており、図2(a),(b)のロッ
ク状態では、ストライカ21にロックピン23が係合し
てロック状態となり、図2(c),(d)のリクライニ
ング調整時では、ロックピン23がストライカ21上に
乗り上げて上昇位置にある。また、図3(a),(b)
の後傾状態では、ストライカ21にロックピン23が乗
り上げて上昇位置となり、図3(c),(d)のシート
前傾位置では、ロックピン23がストライカ21から外
れ、下降位置となっている。
【0033】すなわち、ロックピン23は、リクライニ
ング可能な所定範囲での図2(a),(c)のようなロ
ック状態及びアンロック状態と、図3(a)の所定以上
の後傾状態でのアンロック状態と、図3(c)のような
所定範囲外のアンロック状態とに移動可能となってい
る。前記表示手段15,17は、かかる前記ロックピン
23の動きに応じて所定の表示を行うようになってお
り、例えば図4,図5のようになっている。
【0034】図4では、(a),(b)において所定の
リクライニング位置でのロック状態を表示し、(c),
(d)においてリクライニング可能な所定範囲でのアン
ロック状態を表示している。また図5(a),(b)に
おいてリヤシートバック3の所定以上の後傾状態を表示
し、図5(c),(d)において所定範囲外でのアンロ
ック状態を表示している。
【0035】この表示手段15,17は、前記リヤシー
トバック3に取付られたエスカッション24の表示穴2
5と第1の表示部材としての表示ブロック27と第2の
表示部材としてのカバー28とからなっている。前記表
示穴25、表示ブロック27、カバー28は、断面が矩
形を呈して、カバー28が表示ブロック27を包囲して
いる。
【0036】前記表示ブロック27は前記ロックピン2
3の動きに連動して、表示穴25に対し出没し、所定範
囲でのロック状態及びアンロック状態と所定範囲外での
アンロック状態とを表示するようになっている。前記カ
バー28は、前記リヤシートバック3の所定以上の後傾
状態に応じて表示穴25に対して出没し、リヤシートバ
ック3の所定以上の後傾状態を表示するようになってい
る。
【0037】また、表示ブロック27の外周面とカバー
28の内周面とには、例えば赤色の着色部27a,28
aが設けられ、前記表示ブロック27、カバー28の出
没と協働し、所定範囲でのロック状態及びアンロック状
態と所定範囲外でアンロック状態と、リヤシートバック
3の所定以上の後傾状態とを判別可能となっている。
【0038】すなわち、着色部27a,28aを設ける
ことにより、図4(a),(b)の所定範囲でのロック
状態においては、着色部27a,28aが見えず、表示
ブロック27、カバー28の上面だけが見え、図4
(c),(d)の所定範囲でのアンロック状態では、表
示ブロック27の着色部27aが見え、図5(a),
(b)の所定以上の後傾状態では、カバー28の突出と
カバー28内周面の着色部28aが見え、図5(c),
(d)の所定範囲外でのアンロック状態では、カバー2
8の着色部28aが見えることによって、各状態を明確
に判別することができる。
【0039】但し、着色部25a,27aは必ずしも設
けなくても表示穴25に対する表示ブロック27、カバ
ー28の突出状態を区別することによって判別すること
ができる。
【0040】従って、図2(a),(c),図3(c)
のように所定範囲でのロック状態及びアンロック状態と
所定範囲外のアンロック状態とにロックピン23が移動
し、これに連動して図4(a),(c),図5(c)の
ように表示ブロック27が出没することにより、リクラ
イニング可能な所定範囲でのロック機構19によるロッ
ク状態及びアンロック状態と、所定範囲外でのアンロッ
ク状態とを明確に判別でき、乗員によるリヤシートバッ
ク3の迅速且つ的確なリクライニング操作を行わせるこ
とができる。
【0041】また、図3(a)のようにリヤシートバッ
ク3が所定以上の後傾状態へ移動したとき、これに連動
して図5(a)のようにカバー28が突出することによ
り、リヤシートバック3の所定以上の後傾状態を明確に
判別でき、リヤシートバック3を走行中の適正位置へ迅
速且つ的確にリセットすることができる。
【0042】なお、表示ブロック27の上面には把持部
29が設けられている。従って、図4の(a),(b)
のロック状態において把持部29を把持して表示ブロッ
ク27を(c),(d)のようにアンロック状態とする
ことにより、図2のロックピン23が連動して(a),
(b)のロック状態から(c),(d)のアンロック状
態へ移動し、ロック機構19によるロックを解除してリ
ヤシートバック3の左シートバック5又は右シートバッ
ク7をリクライニング動作させることができる。
【0043】かかるリクライニング動作後に把持部29
を解放すれば、ロックピン23が後述する付勢部材の付
勢力によって下降し、再びストライカ21に係合して左
シートバック5又は右シートバック7を所定のリクライ
ニング位置で車体側にロックさせることができる。
【0044】図6〜図8は、前記リヤシートバック3の
左右シートバック5,7のシートバックフレーム3
1,、33、車体35側に対するリヤシートバック5,
7のリクライニング構造などを示している。すなわち、
図6は、分解斜視図、図5は、概略断面図、図8は車体
側との関係を示す概略正面図を示している。
【0045】図6〜図8のように、前記リヤシートバッ
ク3の左右シートバック5,7におけるシートバックフ
レーム31,33は、それぞれ車体側にリクライニング
可能に回転自在に支持されている。
【0046】すなわち車体35の左右ホイールハウス3
7,39に、車体側のサイドラケット41,43がスポ
ット溶接などによって固着されている。また、リヤフロ
ア45の車幅方向ほぼ中央に補強部材47が固定され、
該補強部材47に対しセンターブラケット49が、複数
のボルト51によって締結固定されている。
【0047】前記シートバックフレーム31には下部車
幅方向両端側にサイドヒンジ53とセンターヒンジ55
とが複数のボルト57によって取り付けられている。前
記サイドヒンジ53は、車体側のサイドブラケット41
に軸部53aが回転自在に支持され、前記センターヒン
ジ55は、軸部55aがセンターブラケット49に回転
自在に支持されている。従って、シートバックフレーム
3は、軸部53a,55aを介し、車体側に対して回転
自在に支持され、リクライニング可能となっている。
【0048】同様にシートバックフレーム33の下部両
側にもセンターヒンジ59、サイドヒンジ53が取り付
けられ、センターヒンジ59は前記センターブラケット
49に回転自在に支持され、サイドヒンジ53は車体側
のサイドブラケット43に回転自在に支持され、シート
バックフレーム33も同様にリクライニング可能に支持
されている。かかる左右シートバック5,7のリクライ
ニング位置は、前記のようにロック機構19によってロ
ック可能となっている。
【0049】前記ロック機構19は、図9の要部拡大斜
視図、及びロック機構19の部分の拡大断面図である図
10のように、ストライカ21が車体側に取り付けら
れ、ロックピン23がリヤシートバック3側に支持され
ている。ストライカ21はシートバックフレーム31の
リクライニングのための回転に合わせて円弧状に形成さ
れ、一定間隔でロック孔21aが複数設けられている。
かかるストライカ21は、複数のボルト63によって車
体側であるホイールハウス37に締結固定されている。
なお、シートバックフレーム33側のロック機構19の
場合は、ストライカ21がホイールハウス39に同様に
固定されている。図10において65は車体側トリムで
ある。
【0050】一方前記ロックピン23は、リヤシートバ
ック3側のロックピンブラケット67に上下動可能に支
持されている。前記ロックピンブラケット67は複数の
ボルト71によってシートバックフレーム31,33の
左右端部に突設された凸部31a,31b,31cに締
結固定されている。なお、前記ロックピンブラケット6
7の外面側は、シートバッククッション5aに取り付け
られたフィニッシャ73によって覆われている。
【0051】前記ロックピン23は前記ロックピンブラ
ケット67の上板部67a及び下部側の凹部67bを貫
通する構成であり、該ロックピン23の外側には円筒状
の外筒85が同心状に設けられている。前記ロックピン
及び外筒85はロックピンブラケット67の上板部67
aを貫通して上方へ延設され、ロックピン23は前記表
示ブロック27と一体形成され、外筒85は前記カバー
28と一体形成されている。
【0052】外筒85の下端には係合フランジ部85a
が設けられ、中間部には内径側へ突出する凸条部85b
が全周に渡って設けられている。前記ロックピン23の
下部側には鍔部23aが設けられ、該鍔部23aと前記
外筒85の凸条部85bとの間にロックピン23のロッ
ク状態への移動を付勢するロック付勢部材としてのロッ
クスプリング69が介設されている。又、前記外筒85
の係合フランジ部85aと前記ロックピンブラケット6
7の上板部67aとの間には表示付勢部材としての表示
スプリング87が設けられている。表示スプリング87
は後述するように前記カバー28を反突出側へ付勢する
ものである。
【0053】前記表示スプリング87の付勢力は前記ロ
ックスプリング69の付勢力よりも強く設定され、かか
る設定によってロックスプリング69によりロックピン
23はストライカ21側のロック状態へ付勢されてい
る。
【0054】前記ロックピン23は先端部23bがテー
パ状に形成され、該先端部23bがロック孔21aに嵌
合し、ロック状態においてロックピン23のそれ以上の
下降が阻止されるようになっている。
【0055】前記リヤシートバック3側であるロックピ
ンブラケット67にカム89が回転自在に支持されてい
る。すなわちカム89は第1カム部89a及び第2カム
部89bとを備え、前記凹部67b上面に固定されたブ
ラケット91に回転軸93を介して上下方向に回転自在
に支持されている。前記カム89の第2カム部89bは
ロックピンブラケット67のスリット67cから凹部6
7b内に臨まされている。一方、前記ストライカ21に
はその後部側にキック部93が突設されている。従って
前記ロックピン23と表示ブロック27とが一体形成さ
れていることによって、表示ブロック27がロックピン
23に連動し、第1の連動手段94を構成している。
【0056】又、リヤシートバック3が所定以上に後傾
状態へ移動しようとすると、カム89の第2カム部89
bがキック部93に契合し、カム83が回転することに
より第1カム部89aが外筒85の係合フランジ部85
aに係合して外筒85が押し上げられ、上部の一体のカ
バー28が連動するため、本実施形態においてカム8
9、キック部93、外筒85は、リヤシートバック31
の所定以上の後傾移動に第2の表示部材であるカバー2
8を連動させる第2の連動手段95を構成している。
【0057】そして上記構成により、ロックピン23を
上昇させ、先端部23bをロック孔21aから離脱させ
ることによって、例えば左シートバック5を軸部53
a,55aを中心にして回動させることができる。所定
のリクライニング位置でロックスプリング69の付勢力
によってロックピン23を下降させると、先端部23b
が任意のロック孔21aに係合し、ロックさせることが
できる。そして、複数のロック孔21aによって、ロッ
ク機構19によりリヤシートバック3のリクライニング
位置を所定範囲で複数段にロック可能となる。
【0058】かかるロック機構19によるロック状態及
びアンロック状態及び所定範囲外のシート前傾位置での
アンロック状態、所定以上の後傾状態の表示手段15,
17による表示は前記の通りであるが、図12〜図15
により表示手段15,17とロック機構17及びリヤシ
ートバック3との第1,第2連動手段94,95を介し
た連動を説明する。
【0059】図12はロック状態、図13はアンロック
状態、図14は所定範囲外のシート前傾位置でのアンロ
ック状態、図15はリヤシートバック3の所定以上の後
傾状態をそれぞれ示している。
【0060】従って、図12のロック状態においては、
前記図4の(a)で説明したように、表示ブロック27
は表示穴25に丁度嵌まり込んで、その上面がエスカッ
ション24の上面と面一となっている。これにより、乗
員はリヤシートバック3のリクライニング位置が確実に
ロック状態であることを知ることができる。かかる状態
においては、シートベルト装置9,11,13によって
リヤシートバック3に乗員を拘束した場合、車両衝突時
に乗員からの荷重をシートベルト9,10,11を介し
シートバックフレーム31,33から車体側へ確実に伝
達することができ、乗員を確実に拘束することができ
る。
【0061】次に、図13のように表示ブロック27の
把持部29をもって表示ブロック27を上方へ引くとロ
ックピン23がロックスプリング69の付勢力に抗し上
方へ引かれ、ロックピン23の先端部23bがストライ
カ21のロック孔21aから離脱し、リヤシートバック
3の前記のようなリクライニング操作を可能とする。
【0062】所定のリクライニング位置で把持部29を
離すと、ロックスプリング69の付勢力によってロック
ピン23が下降し、先端部23bが所定のロック孔21
aに嵌合し、リクライニング位置がロックされる。この
時の表示ブロック27の状態は図12のようになり、再
びロック状態を表示する。
【0063】ロックピン23がロック孔21aに係合で
きずにストライカ21上面に当接する時は、ロックピン
23が図13の状態から下降することができず、表示ブ
ロック27が表示穴25から突出した状態となり、図4
(c)で説明したように所定範囲内でのアンロック状態
を表示することができる。これによって、乗員がリヤシ
ートバック3を前後させると、ロックピン23の先端部
23bが所定のロック孔21aに対向し、ロックスプリ
ング69の付勢力によってロックピン23の先端部23
bが自動的にロック孔21aに係合することができ、ロ
ック状態となる。
【0064】図14のようにリヤシートバック3を所定
範囲外のシート前傾位置とし、この位置で把持部29を
離すと、ロックピン23はロックスプリング69の付勢
力によって、鍔部23aがロックピンブラケット67の
凹部67b上面に係合するまで下降する。これに連動す
る表示ブロック27は、表示穴25及びカバー28内に
没入し、図3で説明したようにカバー28の着色部28
aが露出することになる。これを乗員が確認することに
よって、リヤシートバック3がリクライニングの所定範
囲外にあると判断することができ、直ちに把持部29を
引き、リヤシートバック3を後方へ戻し、リクライニン
グの所定範囲内で把持部29を離すことによって再びロ
ック状態にすることができる。
【0065】このように、簡単な構造によって、リクラ
イニング可能な所定範囲のロック状態及びアンロック状
態であるか、リクライニングの所定範囲外のアンロック
状態であるのかを、容易に判断することができ、リクラ
イニングの調整を確実且つ迅速に行わせることができ
る。
【0066】更に、本発明の実施形態では特に図15の
ようにカバー28の突出によってリヤシートバック3の
所定以上の後傾状態を表示することができる。即ちこの
所定以上の後傾状態の始点ではロックピン23がロック
孔21aに係合して、ロック機構19によるリヤシート
バック3のロックを行うことができるが、この所定以上
の後傾状態へ移動しようとするとき、前記のようにカム
89の第2カム部89bがストライカ21側のキック部
93に係合し、カム89が回転軸93を中心にして図1
5のように回転する。かかるカム89の回転によって第
1カム部89aが外筒85の下端部の係合フランジ部8
5aに係合し、該外筒85を表示スプリング87の付勢
力に抗して上昇させる。外筒85の上昇によってカバー
28が連動し、エスカッション24の表示穴25から突
出する。これによって図5(a),(b)のようにカバ
ー28が突出し、該カバー28の突出と内周面の着色部
28aの露出とによりリヤシートバック3の所定以上の
後傾状態を表示することができる。
【0067】従って、乗員はリヤシートバック3が所定
以上の後傾状態であると直ちに認識することができ、把
持部29を引いて再びロックを解除し、リヤシートバッ
ク3を前方側へ移動させ、再び図12のようにロック状
態にすることができる。尚、このときカム89は第2カ
ム部89bがキック部93から外れるため、外筒85は
表示スプリング87の付勢力によって下降し、表示手段
15,17は図12の状態に復元する。従って、乗員が
これを確認することによってリヤシートバック3が適正
な範囲でロック機構19によりロックされたと判断する
ことができる。
【0068】このような状態において、シートベルト装
置9,11あるいは13によりリヤシートバック3に乗
員を拘束することによりリヤシートバック3の適正な位
置とシートベルト装置9,11,13とにより乗員を確
実に拘束することができる。このようにカバー28の出
没を確認することにより、リヤシートバック3の所定以
上の後傾状態を適正な位置へ迅速且つ確実にリセットす
ることができる。
【0069】尚、前記シートベルト装置11は、図6及
び図6のXI−XI線矢視における概略断面である図11の
ように、リトラクタ75がボルトナット77a,77b
によってシートバックフレーム31のバックパネル79
に締結固定され、該リトラクタ75からシートベルト8
1がベルトガイド83を介しリヤシートバック3の前方
側へ巻き取り自在に繰り出し可能となっている。従っ
て、リヤシートバック3に着座した乗員はシートベルト
81によって拘束することができる。尚、シートベルト
装置9,13についても略同様の構成となっている。
【0070】図16〜図18は他の実施形態に係り、表
示手段15´,17´を車体側の運転席に設けたもので
ある。本実施形態においては、前記表示手段15´,1
7´は、エスカッション24を備え、それぞれ第1の表
示部材97、第2の表示部材101を備え、各々独立に
出没する構成となっている。一方、前記外筒85の下端
に係合フランジ部85aが設けられると共に下端部側面
にスリット85cが設けられている。又、スリット85
cの上端側において表示スプリング87の下端を支持す
るバネ座85dが設けられている。
【0071】前記ロックピン23には鍔部23aの下側
において連結部23bが設けられている。そして連結部
23cと運転席の表示手段15´,17´の第1の表示
部材97とが第1の連動手段であるワイヤ99によって
連結されている。従ってロック機構19及び第1の表示
部材97が第1の連動手段であるワイヤ99によって連
動構成されている。又、前記カム89の第1カム部89
aと運転席の表示手段15´,17´の第2の表示部材
101とが第2の連動手段であるワイヤ103によって
連結されている。従って、第2の表示部材101が第2
の連動手段であるワイヤ103によってリヤシートバッ
ク3の所定以上の後傾移動に連動構成されている。
【0072】すなわちロック機構19のロックピン23
のロック状態、アンロック状態への移動によりワイヤ9
9を介し第1の表示部材97をエスカッション24に対
し出没させることによって表示することができる。又、
リヤシートバック3の所定以上の後傾状態では下部89
の回転によってワイヤ103を介し表示手段15´,1
7´の第2の表示部材101をエスカッション24に対
し突出させ、リヤシートバック3の所定以上の後傾状態
を表示することができる。
【0073】従って、これを運転者が確認することによ
って、リクライニング調整に慣れていない後席乗員に対
し迅速且つ的確なリクライニング調整を促すことができ
る。又、リヤシートバックの所定以上の後傾状態を運転
者が後席乗員に促すことにより、リヤシートバックを迅
速且つ的確にリセットさせることができる。
【0074】尚、表示手段15,17は運転席及びリヤ
シートバックの上部の双方に設けることも可能である。
又、表示手段15,17はリヤシートバック3の上面に
限らず、その他の箇所に設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリヤシートのリヤシ
ートバックの斜視図である。
【図2】一実施形態に係るリヤシートのリヤシートバッ
クの動作を示し、(a)は所定範囲でのロック状態、
(b)は同ストライカとロックピンとの関係、(c)は
所定範囲でのアンロック状態、(d)は同ストライカと
ロックピンとの関係をそれぞれ示す説明図である。
【図3】一実施形態に係るリヤシートのリヤシートバッ
クの動作を示し、(a)は所定以上の後傾状態、(b)
は同ストライカとロックピンとの関係、(c)は所定範
囲外でのアンロック状態、(d)は同ストライカとロッ
クピンとの関係をそれぞれ示す説明図である。
【図4】一実施形態の表示手段を示し、(a),(b)
は所定範囲でのロック状態、(c),(d)は所定範囲
でのアンロック状態をそれぞれ示す断面図及び斜視図で
ある。
【図5】一実施形態の表示手段を示し、(a),(b)
は所定以上の後傾状態、(c),(d)は所定範囲外で
のアンロック状態をそれぞれ示す断面図及び斜視図であ
る。
【図6】一実施形態に係り、シートバックフレームと車
体との関係を示す分解斜視図である。
【図7】一実施形態に係り、シートバックフレームと車
体との関係を示す概略側面図である。
【図8】一実施形態に係り、シートバックフレームと車
体との関係を示す概略正面図である。
【図9】ロック機構を示す要部拡大斜視図である。
【図10】一実施形態に係り、ロック機構を示す要部拡
大断面図である。
【図11】図6のXI−XI線矢視における概略断面図であ
る。
【図12】一実施形態に係り、所定範囲でのロック状態
を示す作用説明図である。
【図13】一実施形態に係り、所定範囲でのアンロック
状態を示す作用説明図である。
【図14】一実施形態に係り、所定範囲外でのアンロッ
ク状態を示す作用説明図である。
【図15】一実施形態に係り、所定以上の後傾状態を示
す作用説明図である。
【図16】他の実施形態に係る要部斜視図である。
【図17】他の実施形態に係る要部斜視図である。
【図18】他の実施形態に係り、(a)はカムと表示手
段との連動構成及びインストルメントとの関係を示す説
明図、(b)はロックピンと表示手段との連動構成を示
す説明図である。
【符号の説明】 1 リヤシート 3 リヤシートバック 9,11,13 シートベルト装置 15,17 表示手段 19 ロック機構 21 ストライカ 23 ロックピン 23a 鍔部 23b 連結部 25 表示穴 27 表示ブロック(第1の表示部材) 27a 着色部 28 カバー(第2の表示部材) 28a 着色部 69 ロックスプリング(ロック付勢部材) 23b 先端部 21a ロック孔(ロック部) 35 車体 85 外筒 87 表示スプリング(表示付勢部材) 89 カム 89a 第1カム部 89b 第2カム部 93 キック部 94 第1の連動手段 95 第2の連動手段 97 第1の表示部材 99 第1の連動手段 101 第2の表示部材 103 第2の連動手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側にリクライニング可能に支持され
    たリヤシートバックと、 該リヤシートバックと前記車体側との間に設けられ、前
    記リヤシートバックのリクライニング位置を複数段階に
    ロック可能なロック機構と、 該ロック機構に応じて表示を行う表示手段とを設けたリ
    ヤシートであって、 前記表示手段は、前記ロック機構によるロック状態及び
    アンロック状態と所定以上のシートバック後傾状態とを
    少なくとも表示可能であることを特徴とするリヤシー
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリヤシートであって、 前記表示手段は、表示穴と、該表示穴に収容され前記ロ
    ック機構のロック状態及びアンロック状態に応じて前記
    表示穴に対して出没する第1の表示部材と、前記リヤシ
    ートバックの所定以上の後傾状態に応じて前記表示穴に
    対して出没する第2の表示部材とよりなることを特徴と
    するリヤシート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリヤシートであって、 前記ロック機構及び第1の表示部材の間に、両者を連動
    させる第1の連動手段を設け、前記リヤシートバック及
    び第2の表示部材の間にリヤシートバックの所定以上の
    後傾移動に第2の表示部材を連動させる第2の連動手段
    を設けたことを特徴とするリヤシート。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリヤシートであって、 前記ロック機構は、前記車体側に固定され複数段階のロ
    ック部を有するストライカ及びリヤシートバック側に支
    持され前記ロック状態及びアンロック状態とに移動可能
    なロックピンと該ロックピンの前記ロック状態への移動
    を付勢するロック付勢部材とを備えたことを特徴とする
    リヤシート。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のリヤシートであって、 前記第2の連動手段は、前記リヤシートバック側に回転
    自在に支持され前記第2の表示部材に係合可能な第1カ
    ム部、及び前記ストライカ側に係合可能な第2カム部を
    備えたカムと、前記第2カム部を係合させる前記ストラ
    イカ側のキック部とからなり、 前記リヤシートバックが前記所定以上の後傾状態になろ
    うとするとき前記第2カム部を前記キック部に係合させ
    て前記カムを正転させ前記第1カム部を前記第2の表示
    部材に係合させて該第2の表示部材を連動させることを
    特徴とするリヤシート。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の何れかに記載のリヤシー
    トであって、 前記第2の表示部材は、前記第1の表示部材を包囲する
    筒状を呈すると共に前記表示穴から突出することにより
    前記表示を行ない、 前記リヤシートバック側と第2の表示部材との間に、該
    第2の表示部材を反突出側へ付勢する表示付勢部材を設
    けたことを特徴とするリヤシート。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のリヤシートであって、 前記表示穴、第1の表示部材、及び第2の表示部材は、
    横断面が矩形を呈していることを特徴とするリヤシー
    ト。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のリヤシートであっ
    て、 前記第1の表示部材及び第2の表示部材に前記表示を判
    別する着色部を設けたことを特徴とするリヤシート。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8の何れかに記載のリヤシー
    トであって、 前記第1の連動手段は、前記ロックピンと第1の表示部
    材とを一体形成したものであることを特徴とするリヤシ
    ート。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載のリヤシ
    ートであって、 前記表示手段は、前記リヤシートバックの上部に設けた
    ことを特徴とするリヤシート。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載のリヤ
    シートであって、 前記表示手段は、前記車体側の運転席に設けたことを特
    徴とするリヤシート。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかに記載のリヤ
    シートであって、 前記リヤシートバックは、乗員を拘束するシートベルト
    装置を備えたことを特徴とするリヤシート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2837433A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-26 Plasthom S A Dispositif de verrouillage multipositions, notamment d'un dossier de siege arriere rabattable de vehicule automobile
FR2890011A1 (fr) * 2005-08-31 2007-03-02 Plasthom S A Sa Dispositif de verrouillage auto-ajustable et a rattrapage de jeu automatique, notamment d'un dossier de siege rabattable de vehicule automobile.
JP2009526709A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 ビー イー エアロスペイス,インク. 直立シートバックポジション表示具を備えた航空機シート
JP2009255852A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用シートバックフレーム構造
JP2015116982A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 日本発條株式会社 車両用シート

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