JP2000255103A - 画像書込み用発光装置 - Google Patents
画像書込み用発光装置Info
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- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
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- H01L2924/301—Electrical effects
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光素子とフレキシブル基板との間の導通構
造の信頼性を高めると同時に製作工程数も少なくて済む
画像書込み用の発光装置を提供すること。 【解決手段】 フレキシブル基板2の先端表面の導体パ
ターンに直に発光素子5を導通搭載してパッケージ4に
よって覆うとともに、アルミニウム等の高熱伝導性のベ
ース3をフレキシブル基板2の裏面に面接触状態に接合
し、パッケージ4とベース3及び発光素子5とから構成
される発光ヘッド1とフレキシブル基板2との間の連結
強度の劣化を防止するとともに、ベース3からの放熱を
利用して発光素子5のジャンクション温度を低下させ
る。
造の信頼性を高めると同時に製作工程数も少なくて済む
画像書込み用の発光装置を提供すること。 【解決手段】 フレキシブル基板2の先端表面の導体パ
ターンに直に発光素子5を導通搭載してパッケージ4に
よって覆うとともに、アルミニウム等の高熱伝導性のベ
ース3をフレキシブル基板2の裏面に面接触状態に接合
し、パッケージ4とベース3及び発光素子5とから構成
される発光ヘッド1とフレキシブル基板2との間の連結
強度の劣化を防止するとともに、ベース3からの放熱を
利用して発光素子5のジャンクション温度を低下させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば光学露光
方式のプリンタにおいて自己現像タイプのインスタント
フィルムに画像を書込むデバイスに適した発光装置に係
り、特にフレキシブル基板とその先端に取り付ける発光
ヘッドとの連結構造に関する。
方式のプリンタにおいて自己現像タイプのインスタント
フィルムに画像を書込むデバイスに適した発光装置に係
り、特にフレキシブル基板とその先端に取り付ける発光
ヘッドとの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、デジタルビデオカメラやパー
ソナルコンピュータ等の画像出力のためのフルカラープ
リンタには、画像形成のための書込みデバイスが備えら
れる。この書込みデバイスとして、感光性のR,G,B
の何れか一つに感応するマイクロカプセルを表面に備え
た記録紙を用い、発光ダイオードを利用したR,G,B
の発光素子による露光によって画像を書込む光学露光方
式のLEDヘッドが既に提案されている。
ソナルコンピュータ等の画像出力のためのフルカラープ
リンタには、画像形成のための書込みデバイスが備えら
れる。この書込みデバイスとして、感光性のR,G,B
の何れか一つに感応するマイクロカプセルを表面に備え
た記録紙を用い、発光ダイオードを利用したR,G,B
の発光素子による露光によって画像を書込む光学露光方
式のLEDヘッドが既に提案されている。
【0003】このLEDヘッドの基本的な構成は、発光
ヘッドの発光素子への通電のための基板をフレキシブル
基板としてこの発光ヘッドに連結し、発光ヘッドをたと
えば記録紙の行方向等に対応させて往復移動させるとい
うものである。このようなフレキシブル基板を用いる構
成は、従来から知られているインクジェットプリンタの
インクジェットヘッド等と同様である。
ヘッドの発光素子への通電のための基板をフレキシブル
基板としてこの発光ヘッドに連結し、発光ヘッドをたと
えば記録紙の行方向等に対応させて往復移動させるとい
うものである。このようなフレキシブル基板を用いる構
成は、従来から知られているインクジェットプリンタの
インクジェットヘッド等と同様である。
【0004】図5は従来の画像書込み用発光装置の発光
ヘッドとフレキシブル基板との連結構造の要部を示す概
略図である。
ヘッドとフレキシブル基板との連結構造の要部を示す概
略図である。
【0005】図5において、発光ヘッド51は絶縁性の
基板52の表面に端子電極52a及びこの端子電極52
aに接続した導体パターンを形成し、この導体パターン
の上に複数の発光素子53を導通搭載し、更に発光素子
53を光透過性のガラス等を利用したパッケージ54で
被覆したものである。発光ヘッド51はガイドレール
(図示せず)等に連接されて記録紙の書込み面に沿って
往復移動するようにアセンブリされ、この移動に追従さ
せるためにフレキシブル基板55を端子電極52aに導
通させて連結している。
基板52の表面に端子電極52a及びこの端子電極52
aに接続した導体パターンを形成し、この導体パターン
の上に複数の発光素子53を導通搭載し、更に発光素子
53を光透過性のガラス等を利用したパッケージ54で
被覆したものである。発光ヘッド51はガイドレール
(図示せず)等に連接されて記録紙の書込み面に沿って
往復移動するようにアセンブリされ、この移動に追従さ
せるためにフレキシブル基板55を端子電極52aに導
通させて連結している。
【0006】フレキシブル基板55は発光装置のコント
ローラ(図示せず)に基端を接続されるもので、発光ヘ
ッド51の発光素子53に通電するための導体パターン
を形成し、このパターンの端末を基板52側の端子電極
52aに接続して発光ヘッド51に連結される。このフ
レキシブル基板55と発光ヘッド51の連結は、図示の
ように、フレキシブル基板55の先端を基板52の端子
電極52a部分に被せるとともに、たとえば異方導電性
のテープ56を貼って熱圧着し接着剤57により補強す
るという工程によって行われる。
ローラ(図示せず)に基端を接続されるもので、発光ヘ
ッド51の発光素子53に通電するための導体パターン
を形成し、このパターンの端末を基板52側の端子電極
52aに接続して発光ヘッド51に連結される。このフ
レキシブル基板55と発光ヘッド51の連結は、図示の
ように、フレキシブル基板55の先端を基板52の端子
電極52a部分に被せるとともに、たとえば異方導電性
のテープ56を貼って熱圧着し接着剤57により補強す
るという工程によって行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】発光ヘッド51が往復
移動するとき、フレキシブル基板55には曲げや引張り
が繰返して作用し、特に発光ヘッド51との接合部には
応力が集中しやすい。このため、接着剤によって補強を
していても、接合部の疲労によって連結が緩んだり破断
したりする恐れがある。
移動するとき、フレキシブル基板55には曲げや引張り
が繰返して作用し、特に発光ヘッド51との接合部には
応力が集中しやすい。このため、接着剤によって補強を
していても、接合部の疲労によって連結が緩んだり破断
したりする恐れがある。
【0008】このような発光ヘッド51とフレキシブル
基板55との連結の劣化を防止するには、熱圧着による
圧着強度を高くしたりすることで或る程度は対応でき
る。しかしながら、フレキシブル基板55の先端は発光
ヘッド51の基板52の一部に部分的に重ね合わせて接
合するので、接合面積が比較的小さく、圧着強度の確保
はむずかしい。
基板55との連結の劣化を防止するには、熱圧着による
圧着強度を高くしたりすることで或る程度は対応でき
る。しかしながら、フレキシブル基板55の先端は発光
ヘッド51の基板52の一部に部分的に重ね合わせて接
合するので、接合面積が比較的小さく、圧着強度の確保
はむずかしい。
【0009】また、アセンブリの面から見ると、基板5
2には端子電極52aと導体パターンを形成しておき、
この導体パターンに発光素子53を導通搭載する工程に
加えて、端子電極52aにフレキシブル基板55を導通
させる2工程が必要になる。すなわち、フレキシブル基
板55と発光素子53までの導通は、基板52の導体パ
ターンを介して間接的に行われるアセンブリであり、組
立て精度を厳しく設定しないと導通不良を招き製品の信
頼性を低下させることになる。
2には端子電極52aと導体パターンを形成しておき、
この導体パターンに発光素子53を導通搭載する工程に
加えて、端子電極52aにフレキシブル基板55を導通
させる2工程が必要になる。すなわち、フレキシブル基
板55と発光素子53までの導通は、基板52の導体パ
ターンを介して間接的に行われるアセンブリであり、組
立て精度を厳しく設定しないと導通不良を招き製品の信
頼性を低下させることになる。
【0010】このように従来の画像書込み用の発光装置
では、発光ヘッド51とフレキシブル基板55との連結
及び導通に関連した信頼性の面で改善すべき点があるほ
か、導通のための工程数が増えるので製品歩留りにも影
響するという問題がある。
では、発光ヘッド51とフレキシブル基板55との連結
及び導通に関連した信頼性の面で改善すべき点があるほ
か、導通のための工程数が増えるので製品歩留りにも影
響するという問題がある。
【0011】本発明において解決すべき課題は、発光素
子とフレキシブル基板との間の導通構造の信頼性を高め
ると同時に製作工程数も少なくて済む画像書込み用の発
光装置を提供することにある。
子とフレキシブル基板との間の導通構造の信頼性を高め
ると同時に製作工程数も少なくて済む画像書込み用の発
光装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体の書
込み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒体に光
を照射して画像を書込むための発光装置であって、基端
から先端まで連続する導体パターンを少なくとも先端側
においては表面側に形成したフレキシブル基板と、前記
フレキシブル基板の先端側において前記導体パターンに
導通搭載される発光素子と、前記フレキシブル基板の先
端の表面側を前記発光素子とともに覆うパッケージと、
前記発光素子の配置位置に対応して前記パッケージに設
けた光透過部と、前記パッケージと対をなして前記フレ
キシブル基板の裏面側に面接触状態に接合した剛体のベ
ースとからなることを特徴とする。
込み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒体に光
を照射して画像を書込むための発光装置であって、基端
から先端まで連続する導体パターンを少なくとも先端側
においては表面側に形成したフレキシブル基板と、前記
フレキシブル基板の先端側において前記導体パターンに
導通搭載される発光素子と、前記フレキシブル基板の先
端の表面側を前記発光素子とともに覆うパッケージと、
前記発光素子の配置位置に対応して前記パッケージに設
けた光透過部と、前記パッケージと対をなして前記フレ
キシブル基板の裏面側に面接触状態に接合した剛体のベ
ースとからなることを特徴とする。
【0013】また、前記導体パターンと干渉しない位置
に孔を開けたフレキシブル基板とし、前記孔から臨んで
いる前記ベースの表面に搭載される絶縁性の基板を持ち
且つ前記フレキシブル基板の導体パターンに導通接続さ
れる発光素子を備える構成としてもよい。
に孔を開けたフレキシブル基板とし、前記孔から臨んで
いる前記ベースの表面に搭載される絶縁性の基板を持ち
且つ前記フレキシブル基板の導体パターンに導通接続さ
れる発光素子を備える構成としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、記録媒
体の書込み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒
体に光を照射して画像を書込むための発光装置であっ
て、基端から先端まで連続する導体パターンを少なくと
も先端側においては表面側に形成したフレキシブル基板
と、前記フレキシブル基板の先端側において前記導体パ
ターンに導通搭載される発光素子と、前記フレキシブル
基板の先端の表面側を前記発光素子とともに覆うパッケ
ージと、前記発光素子の配置位置に対応して前記パッケ
ージに設けた光透過部と、前記パッケージと対をなして
前記フレキシブル基板の裏面側に面接触状態に接合した
剛体のベースとからなるものであり、フレキシブル基板
に発光素子を導通搭載するので製造工程数が低減され、
面接触するベースによってフレキシブル基板の先端が固
定されるので応力集中による連結強度の劣化を抑えると
いう作用を有する。
体の書込み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒
体に光を照射して画像を書込むための発光装置であっ
て、基端から先端まで連続する導体パターンを少なくと
も先端側においては表面側に形成したフレキシブル基板
と、前記フレキシブル基板の先端側において前記導体パ
ターンに導通搭載される発光素子と、前記フレキシブル
基板の先端の表面側を前記発光素子とともに覆うパッケ
ージと、前記発光素子の配置位置に対応して前記パッケ
ージに設けた光透過部と、前記パッケージと対をなして
前記フレキシブル基板の裏面側に面接触状態に接合した
剛体のベースとからなるものであり、フレキシブル基板
に発光素子を導通搭載するので製造工程数が低減され、
面接触するベースによってフレキシブル基板の先端が固
定されるので応力集中による連結強度の劣化を抑えると
いう作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、記録媒体の書込
み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒体に光を
照射して画像を書込むための発光装置であって、基端か
ら先端まで連続する導体パターンを少なくとも先端側に
おいては表面側に形成するとともに前記導体パターンと
干渉しない位置に孔を開けたフレキシブル基板と、前記
フレキシブル基板の先端側の裏面側に面接触状態に接合
され前記孔から表面を臨ませた剛体のベースと、前記孔
から臨んでいる前記ベースの表面に搭載される絶縁性の
基板を持ち且つ前記フレキシブル基板の導体パターンに
導通接続される発光素子と、前記ベースと対をなして前
記フレキシブル基板の先端の表面側を前記発光素子とと
もに覆うパッケージと、前記発光素子の配置位置に対応
して前記パッケージに設けた光透過部とからなる画像書
込み用発光装置であり、面接触するベースによってフレ
キシブル基板の先端が固定されるので応力集中による連
結強度の劣化を抑えるという作用を有する。
み面に対向して移動可能に配置され前記記録媒体に光を
照射して画像を書込むための発光装置であって、基端か
ら先端まで連続する導体パターンを少なくとも先端側に
おいては表面側に形成するとともに前記導体パターンと
干渉しない位置に孔を開けたフレキシブル基板と、前記
フレキシブル基板の先端側の裏面側に面接触状態に接合
され前記孔から表面を臨ませた剛体のベースと、前記孔
から臨んでいる前記ベースの表面に搭載される絶縁性の
基板を持ち且つ前記フレキシブル基板の導体パターンに
導通接続される発光素子と、前記ベースと対をなして前
記フレキシブル基板の先端の表面側を前記発光素子とと
もに覆うパッケージと、前記発光素子の配置位置に対応
して前記パッケージに設けた光透過部とからなる画像書
込み用発光装置であり、面接触するベースによってフレ
キシブル基板の先端が固定されるので応力集中による連
結強度の劣化を抑えるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記ベースを、
熱伝導性の高い金属材料から形成してなる請求項1また
は2記載の画像書込み用発光装置であり、発光素子の発
熱をベースから放熱して発光素子の機能低下を防ぐとい
う作用を有する。
熱伝導性の高い金属材料から形成してなる請求項1また
は2記載の画像書込み用発光装置であり、発光素子の発
熱をベースから放熱して発光素子の機能低下を防ぐとい
う作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態における具体例
を図面を参照しながら説明する。
を図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の発光装置の要部を示す概略
斜視図、図2は要部の縦断面図、図3はフレキシブル基
板の先端部を示す概略斜視図である。
斜視図、図2は要部の縦断面図、図3はフレキシブル基
板の先端部を示す概略斜視図である。
【0019】図1及び図2に示すように、本発明の発光
装置においては、発光ヘッド1の中までフレキシブル基
板2が差し込まれて一体化されている。すなわち、発光
ヘッド1は、図2に示すように、補強用のベース3とパ
ッケージ4とによって外郭を形成したもので、フレキシ
ブル基板2はこれらのベース3とパッケージ4との間に
挟み込まれて連結されている。
装置においては、発光ヘッド1の中までフレキシブル基
板2が差し込まれて一体化されている。すなわち、発光
ヘッド1は、図2に示すように、補強用のベース3とパ
ッケージ4とによって外郭を形成したもので、フレキシ
ブル基板2はこれらのベース3とパッケージ4との間に
挟み込まれて連結されている。
【0020】フレキシブル基板2は従来から使用されて
いる絶縁性の帯状材の表面に導体パターンを形成したも
ので、その基端側には発光装置のコントローラ(図示せ
ず)に接続される接続端子2aを形成している。そし
て、フレキシブル基板2の先端側であってパッケージ4
に含まれる領域には、図3に示すように導体パターン2
bを形成し、この導体パターン2bに合わせて複数のL
EDを利用した発光素子5をワイヤボンディングによっ
て導通搭載している。すなわち、フレキシブル基板2は
これらの発光素子5を予め導通パターン2bに搭載して
一体化した部品であり、表面の導体パターン2bの形成
とこの導体パターン2b上への発光素子5の実装によっ
て得られる。
いる絶縁性の帯状材の表面に導体パターンを形成したも
ので、その基端側には発光装置のコントローラ(図示せ
ず)に接続される接続端子2aを形成している。そし
て、フレキシブル基板2の先端側であってパッケージ4
に含まれる領域には、図3に示すように導体パターン2
bを形成し、この導体パターン2bに合わせて複数のL
EDを利用した発光素子5をワイヤボンディングによっ
て導通搭載している。すなわち、フレキシブル基板2は
これらの発光素子5を予め導通パターン2bに搭載して
一体化した部品であり、表面の導体パターン2bの形成
とこの導体パターン2b上への発光素子5の実装によっ
て得られる。
【0021】ベース3はフレキシブル基板2の先端部に
合わせた平面形状を持ち、発光素子5からの放熱を促す
ためと軽量化の2点からアルミニウムを素材としたもの
である。そして、フレキシブル基板2の底面への固定は
適切な接着剤を利用すればよく、熱伝導性を高めるため
にベース3の上面の全体をフレキシブル基板2の底面に
接触させて固定することが好ましい。
合わせた平面形状を持ち、発光素子5からの放熱を促す
ためと軽量化の2点からアルミニウムを素材としたもの
である。そして、フレキシブル基板2の底面への固定は
適切な接着剤を利用すればよく、熱伝導性を高めるため
にベース3の上面の全体をフレキシブル基板2の底面に
接触させて固定することが好ましい。
【0022】パッケージ4はガラスまたはプラスチック
を素材としたもので、発光素子5と干渉しないように両
端にスペーサブロック4aを形成してフレキシブル基板
2の表面に固定されたものである。そして、フレキシブ
ル基板2の先端部に実装された複数の発光素子5のそれ
ぞれの位置に対応して光透過窓4bを設けている。この
光透過窓4bは、たとえば発光素子5からの光を集光し
て記録紙側に照射できるようにした光ファイバをパッケ
ージ4に組み込んだものとしたり、パッケージ4の表面
にマスクパターンによって遮光膜を形成し、この遮光膜
に開けた開口に臨ませた部分を光路として利用するよう
にしたものである。
を素材としたもので、発光素子5と干渉しないように両
端にスペーサブロック4aを形成してフレキシブル基板
2の表面に固定されたものである。そして、フレキシブ
ル基板2の先端部に実装された複数の発光素子5のそれ
ぞれの位置に対応して光透過窓4bを設けている。この
光透過窓4bは、たとえば発光素子5からの光を集光し
て記録紙側に照射できるようにした光ファイバをパッケ
ージ4に組み込んだものとしたり、パッケージ4の表面
にマスクパターンによって遮光膜を形成し、この遮光膜
に開けた開口に臨ませた部分を光路として利用するよう
にしたものである。
【0023】以上の構成において、発光素子5は予めフ
レキシブル基板2の導体パターン2b上に表面実装され
ているので、従来のように発光素子とフレキシブル基板
との間を間接的に導通させるのに比べると、安定した導
通構造が得られる。そして、フレキシブル基板2に導体
パターン2bを形成する工程の後に発光素子5を実装す
る工程を行えば、発光ヘッド1との間での導通のための
アセンブリは不要となり、製造工程数を減らすことがで
きる。
レキシブル基板2の導体パターン2b上に表面実装され
ているので、従来のように発光素子とフレキシブル基板
との間を間接的に導通させるのに比べると、安定した導
通構造が得られる。そして、フレキシブル基板2に導体
パターン2bを形成する工程の後に発光素子5を実装す
る工程を行えば、発光ヘッド1との間での導通のための
アセンブリは不要となり、製造工程数を減らすことがで
きる。
【0024】また、フレキシブル基板2はベース3の表
面全体に載せられて2本のスペーサブロック4aによっ
て上面を拘束されているので、発光ヘッド1との連結の
基底の面積は従来例に比べて格段に広がる。したがっ
て、フレキシブル基板2の先端とベース3との接着面積
によって応力の集中を緩和することができることと、接
着面積の拡大により接着強度も高くなるので、フレキシ
ブル基板2と発光ヘッド1との間を安定固定できる。
面全体に載せられて2本のスペーサブロック4aによっ
て上面を拘束されているので、発光ヘッド1との連結の
基底の面積は従来例に比べて格段に広がる。したがっ
て、フレキシブル基板2の先端とベース3との接着面積
によって応力の集中を緩和することができることと、接
着面積の拡大により接着強度も高くなるので、フレキシ
ブル基板2と発光ヘッド1との間を安定固定できる。
【0025】また、フレキシブル基板2の下面に接合さ
れたベース3は熱伝導性のよいアルミニウムを素材とし
ているので、ベース3からの放熱が促される。したがっ
て、発光素子5を多数集約していてもベース3への熱伝
導と空気中への放熱によって発光素子5のジャンクショ
ン温度を下げることができ、発光素子5の発光機能を損
なうことがなく、発光パワーの低下を生じることがな
い。
れたベース3は熱伝導性のよいアルミニウムを素材とし
ているので、ベース3からの放熱が促される。したがっ
て、発光素子5を多数集約していてもベース3への熱伝
導と空気中への放熱によって発光素子5のジャンクショ
ン温度を下げることができ、発光素子5の発光機能を損
なうことがなく、発光パワーの低下を生じることがな
い。
【0026】このようなベース3を利用した放熱を更に
促すため、図4に示すように発光素子5を直にベース3
の表面に搭載するようにしてもよい。この場合、発光素
子5はたとえばサファイア等の絶縁性の基板を利用した
GaN系化合物半導体を利用した青色発光のLEDが適
用できる。すなわち、サファイア基板5aの発光素子5
ではp側及びn側の電極5b,5cが同一面側に形成さ
れるので、図示のようにサファイア基板5aをベース3
に搭載し、電極5b,5cをフレキシブル基板2の導体
パターンにワイヤボンディングすればよい。
促すため、図4に示すように発光素子5を直にベース3
の表面に搭載するようにしてもよい。この場合、発光素
子5はたとえばサファイア等の絶縁性の基板を利用した
GaN系化合物半導体を利用した青色発光のLEDが適
用できる。すなわち、サファイア基板5aの発光素子5
ではp側及びn側の電極5b,5cが同一面側に形成さ
れるので、図示のようにサファイア基板5aをベース3
に搭載し、電極5b,5cをフレキシブル基板2の導体
パターンにワイヤボンディングすればよい。
【0027】サファイア基板5aをベース3に搭載する
ため、発光素子5を配置する位置に合わせてフレキシブ
ル基板2に孔2cを開けておき、この孔2cの中にベー
ス3の表面を臨ませる構成とする。この場合、フレキシ
ブル基板2に発光素子5を搭載するアセンブリはできな
いので、フレキシブル基板2とベース3とを予め一体化
して孔2cから表面に臨んでいるベース3の表面に発光
素子5を搭載してワイヤボンディングし、パッケージ4
を被せる製造工程とする。
ため、発光素子5を配置する位置に合わせてフレキシブ
ル基板2に孔2cを開けておき、この孔2cの中にベー
ス3の表面を臨ませる構成とする。この場合、フレキシ
ブル基板2に発光素子5を搭載するアセンブリはできな
いので、フレキシブル基板2とベース3とを予め一体化
して孔2cから表面に臨んでいるベース3の表面に発光
素子5を搭載してワイヤボンディングし、パッケージ4
を被せる製造工程とする。
【0028】このように発光素子5をベース3に直に接
触させることで、熱伝導を更に促進することができ、発
光パワーの低下や発熱による部材の損傷が防止される。
触させることで、熱伝導を更に促進することができ、発
光パワーの低下や発熱による部材の損傷が防止される。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明では、フレキシブル基板
に発光素子を導通搭載するので、従来構造に比べると製
造工程数が低減されるとともに、導通不良のない信頼性
の高い製品が得られる。また、面接触するベースによっ
てフレキシブル基板の先端が固定されるので、応力集中
による連結強度の低下もないアセンブリが得られる。
に発光素子を導通搭載するので、従来構造に比べると製
造工程数が低減されるとともに、導通不良のない信頼性
の高い製品が得られる。また、面接触するベースによっ
てフレキシブル基板の先端が固定されるので、応力集中
による連結強度の低下もないアセンブリが得られる。
【0030】請求項2の発明では、面接触するベースに
よってフレキシブル基板の先端が固定されるので、応力
集中による連結強度の劣化が抑えられる。
よってフレキシブル基板の先端が固定されるので、応力
集中による連結強度の劣化が抑えられる。
【0031】請求項3の発明では、ベースの熱伝導性を
利用して発光素子の発熱を外部に逃がすことができ、発
光素子の機能低下や部材の損傷が防止できる。
利用して発光素子の発熱を外部に逃がすことができ、発
光素子の機能低下や部材の損傷が防止できる。
【図1】本発明の画像書込み用発光装置の概略を示す斜
視図
視図
【図2】図1の発光装置の要部を示す縦断面図
【図3】フレキシブル基板の先端部を示す概略斜視図
【図4】ベースの表面に直に発光素子を搭載して熱伝導
を促す例を示す要部の拡大縦断面図
を促す例を示す要部の拡大縦断面図
【図5】従来の画像書込み用発光装置の要部を示す縦断
面図
面図
1 発光ヘッド 2 フレキシブル基板 2a 接続端子 2b 導体パターン 2c 孔 3 ベース 4 パッケージ 4a スペーサブロック 4b 光透過窓 5 発光素子 5a サファイア基板 5b p側電極 5c n側電極 51 発光ヘッド 52 基板 52a 端子電極 53 発光素子 54 パッケージ 55 フレキシブル基板 56 テープ 57 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 山中 孝史 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 堀内 俊郎 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE96 AG11 FA17 FA23 5F041 AA33 AA43 DA07 DA13 DA20 DA76 FF13
Claims (3)
- 【請求項1】 記録媒体の書込み面に対向して移動可能
に配置され前記記録媒体に光を照射して画像を書込むた
めの発光装置であって、基端から先端まで連続する導体
パターンを少なくとも先端側においては表面側に形成し
たフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の先端側
において前記導体パターンに導通搭載される発光素子
と、前記フレキシブル基板の先端の表面側を前記発光素
子とともに覆うパッケージと、前記発光素子の配置位置
に対応して前記パッケージに設けた光透過部と、前記パ
ッケージと対をなして前記フレキシブル基板の裏面側に
面接触状態に接合した剛体のベースとからなる画像書込
み用発光装置。 - 【請求項2】 記録媒体の書込み面に対向して移動可能
に配置され前記記録媒体に光を照射して画像を書込むた
めの発光装置であって、基端から先端まで連続する導体
パターンを少なくとも先端側においては表面側に形成す
るとともに前記導体パターンと干渉しない位置に孔を開
けたフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の先端
側の裏面側に面接触状態に接合され前記孔から表面を臨
ませた剛体のベースと、前記孔から臨んでいる前記ベー
スの表面に搭載される絶縁性の基板を持ち且つ前記フレ
キシブル基板の導体パターンに導通接続される発光素子
と、前記ベースと対をなして前記フレキシブル基板の先
端の表面側を前記発光素子とともに覆うパッケージと、
前記発光素子の配置位置に対応して前記パッケージに設
けた光透過部とからなる画像書込み用発光装置。 - 【請求項3】 前記ベースを、熱伝導性の高い金属材料
から形成してなる請求項1または2記載の画像書込み用
発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6446399A JP2000255103A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像書込み用発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6446399A JP2000255103A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像書込み用発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255103A true JP2000255103A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13258965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6446399A Pending JP2000255103A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像書込み用発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000255103A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007273972A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 発光装置 |
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WO2021002336A1 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | 株式会社小糸製作所 | 光源ユニット、車両用灯具および光源ユニットの製造方法 |
JP2021012867A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | 株式会社小糸製作所 | 光源ユニットおよび車両用灯具 |
JP2021180112A (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | 株式会社小糸製作所 | 光源ユニットおよびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP6446399A patent/JP2000255103A/ja active Pending
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