JP2000254951A - フッ素樹脂製品用の射出成形機 - Google Patents

フッ素樹脂製品用の射出成形機

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JP2000254951A
JP2000254951A JP11061613A JP6161399A JP2000254951A JP 2000254951 A JP2000254951 A JP 2000254951A JP 11061613 A JP11061613 A JP 11061613A JP 6161399 A JP6161399 A JP 6161399A JP 2000254951 A JP2000254951 A JP 2000254951A
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molding machine
injection molding
mechanical
rod
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Hiroshi Maki
洋 牧
Kenji Fukumoto
健二 福本
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の成形サイクルの時間を短縮しかつ自動化
による生産性の向上をもたらすフッ素樹脂製品用の射出
成形機を提供すること。 【解決手段】フッ素樹脂製品用の射出成形機において、
固定盤3と可動盤5の間で金型7が閉じた時点における
金型の位置またはこのとき付与される低圧の型締圧力を
検知するセンサ手段と、金型の設置空間外側の固定盤3
に進退動可能に取り付けられるメカニカルロッド11、お
よびこのロッドの先端面に対する受け面を有して可動盤
5に対向配置された台座部12を含み、前記先端部と受け
面を衝合させるためのメカニカルロッド装置10と、金型
が閉じた時点に対応して、前記衝合したメカニカルロッ
ド11に金型が開こうとする力に対向して働く型締圧力を
与えるための型締装置4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テフロン等のフッ素樹
脂を用いて射出成形を行うための射出成形機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】これまでのテフロン成形品を射出成形機
を用いて製造するには、通常、図6に示すように、上盤
を構成する固定盤50と、下盤を構成する可動盤52
と、この可動盤を固定盤に向けて上昇させる型締シリン
ダ54と、ノズル55から溶融樹脂を射出するための射
出装置等(図示略)を有する縦型射出成形機56を用い
ている。
【0003】可動盤52上には、金型58を直接、また
は、作業効率を高めるために、1つまたは複数の金型を
配置できるスライドプレートやロータリーテーブル(図
示を省略した)を介して金型58が取付けられる。こう
して、可動盤52上に取付けられた金型58は、型締シ
リンダ54のラム部54aを介して可動盤52を上昇さ
せることによって固定盤50に近づき、金型の上面が固
定盤のノズル口60にタッチする寸前で型閉動作を完了
させる。そして、この金型58を固定盤50にボルトで
締付けるが、可動盤52と金型58の底面との間には、
わずかな隙間が形成されて、型締圧力が加わらないよう
にしている。
【0004】これは、テフロン成形品用の金型は、一般
の射出成形用金型とは違い、強度がないからであり、こ
の種の金型は、通常20トン位までが使用限界となって
いる。このような金型58の構造は、例えば、図7に示
すように、配管のチーズ、エルボ等を製作するもので、
ここでは、Y型の配管継手62に中子64をそれぞれの
管通路から挿入して合わせ、上下の開口及び側方の開口
にフランジ66を被せて複数のボルト68により固定す
る。また、頂部開口を被うフランジ66’には、樹脂注
入用のゲート口70がある。従って、鋳物製の配管継手
62と中子64の間には、隙間aが形成され、ゲート口
70に成形機のノズルから溶融したフッ素樹脂が注入さ
れるようになっている。
【0005】このような金型が取付けられた上記の縦型
射出成形機において、金型内にフッ素樹脂が射出充填さ
れ、所定の冷却工程を経て成形が終了すると、フランジ
を取り付けたボルトを緩めて、中子を取り除く型割りを
行って、製品を取り出すという工程が実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この成形方法
では、可動盤、型締シリンダのラム等の機械部品を上昇
させるだけでも、相当の圧力が必要であり、また、この
圧力が、金型に作用すると、フッ素樹脂製品の成形用金
型は、20トン位の強度しかないので、金型を壊す原因
となる。また、上盤に金型の頂部がタッチする寸前で型
閉動作を停止させることは、非常に難しく、さらには、
ボルトの取付け取外し工程等があるために、自動化でき
ない問題もあった。
【0007】また、ボルト締めだけで射出圧を受けるの
で、フッ素樹脂が外部にはみ出すという問題を発生して
いた。
【0008】このような事情に鑑みて、本発明の目的
は、従来の成形サイクルの時間を短縮しかつ自動化によ
る生産性の向上をもたらすフッ素樹脂製品用の射出成形
機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1では、射出成形機の固定盤と可
動盤の間にフッ素樹脂製品用の金型を取付けて成形を行
う形式の射出成形機において、前記固定盤と可動盤の間
で前記金型が閉じた時点における金型の位置またはこの
とき付与される低圧の型締圧力を検知するセンサ手段
と、相対的に進退動可能なメカニカルロッドおよび該ロ
ッドの先端面に対する受け面を有する台座部を備え、前
記メカニカルロッドと台座部を、それぞれ前記金型の設
置空間外側において前記固定盤と可動盤のいずれか一方
に取付けて互いに対向させ、前記先端部と受け面を衝合
可能にするためのメカニカルロッド装置と、前記金型が
閉じた時点に対応して、前記衝合したメカニカルロッド
に前記金型が開こうとする力に対向して働く型締圧力を
与えるための型締装置とを備えていることを特徴として
いる。
【0010】このような構成によって、請求項1の発明
では、金型が閉じた時点に、メカニカルロッドの先端部
が台座部の受け面に衝合するので、この時点から金型に
作用する低圧型締圧力が、今度はメカニカルロッドに加
わる。そして、型締装置による増圧は、すべて金型の代
わりにメカニカルロッドが受けることになる。
【0011】また、請求項2に記載の構成によれば、本
発明に係わるセンサ手段は、金型の端面が固定盤または
可動盤の一方に当接するか、あるいは、金型の合わせ面
が互いに当接するときの金型位置を検出する位置セン
サ、またはこのときの金型に加わる低圧型締圧力を検出
する圧力センサであることを特徴としている。これによ
り、金型が固定盤または可動盤に当接したことを感知す
ることができる。
【0012】また、請求項3の記載の構成によれば、メ
カニカルロッド装置は、固定盤側または可動盤側に配置
されたチェーン駆動機構により複数のメカニカルロッド
を連動させて駆動することを特徴としている。これによ
り、固定盤または可動盤上の金型設置空間の外側に駆動
機構をコンパクトに配置することができ、かつ複数のメ
カニカルロッドを同期させてロッドの軸方向に前後に移
動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係る射出成形機1の一
例を示す正面図である。この成形機1は、従来の構造と
同様に成形機本体部分に、4本のタイバー2を支持して
対向配置される固定盤3と型締シリンダ4を備え、さら
に、固定盤3と型締シリンダ4との間にタイバー2に沿
って摺動する可動盤5を備えている。固定盤3には、金
型の上面(端面)が当接する部位に埋め込まれたセンサ
手段(図示略)としての位置センサが設けられている。
このセンサ手段は、位置センサの代わりに型締シリンダ
4の油圧回路に接続した圧力センサとすることもでき
る。
【0014】可動盤5は、型締シリンダ4のラム部6に
取付られ、可動盤5の上面に取付られた金型7を固定盤
3に対して接近できる構造になっている。ここでは、金
型7を載置して固定するためのスペーサブロック5aが
配置されている。このため、型締シリンダ4は、油圧装
置によってラム部6を駆動して、可動盤5を上下方向に
移動させる。そして、金型の上面7aが固定盤3の底面
に接触すると、可動盤5と固定盤3の間に挟まれた金型
7には、一定の型締圧力が加えられて射出装置(図示
略)のノズル8から溶融樹脂を充填できるようにしてい
る。
【0015】そして、本発明の特徴部分は、さらに、ノ
ズル8が挿入される固定盤3と金型7を取り付ける可動
盤5との間で、型締シリンダ(型締装置)4による型締
圧力を受けるためのメカニカルロッド装置10を有する
ことである。このメカニカルロッド装置10は、金型に
加わる型締圧力を金型に代わって受けるものであり、本
実施形態では、3本の可動のメカニカルロッド11と、
固定の台座部12を有し、後述するチェーン駆動装置1
5によって駆動される。
【0016】メカニカルロッド11は、固定盤側に配置
された上側ロッドを構成し、可動盤側に配置された台座
部12は、下側ロッドを構成する。メカニカルロッド1
1は、図1において、チェーン駆動機構15によって上
下方向に進退動可能であり、台座部12は、メカニカル
ロッド11の先端面11aが衝合する受け面12aを有
する固定の台座ロッドである。これらのメカニカルロッ
ド11と台座部12は、金型設置空間の外側に配置され
ている。
【0017】可動盤側の台座部12に衝合する各メカニ
カルロッド11は、高さ位置を揃えるために同期して上
下動し、自由にその長さを調整することができる。それ
ゆえ、金型7の厚さ寸法の違いに応じて、固定盤3から
突出するロッド長さが定められ、メカニカルロッド11
の下降の始動位置が定まる。
【0018】金型7が閉じた時点からメカニカルロッド
11が台座部12に衝合する位置までは、できるだけ短
い方が良い。これは、可動盤5により上昇した金型の上
面7aが固定盤3に当接状態から型締増圧動作に入るま
でのタイムラグを抑えることができるからである。この
ようにして、メカニカルロッド11の始動位置が決定さ
れる。また、台座部12の受け面12aには、メカニカ
ルロッド11が衝合したことを感知するリミットスイッ
チまたはセンサ13(図4参照)が取付けられている。
【0019】図2に示すように、3つのメカニカルロッ
ド11の後端側には、それぞれスプロケット14が取り
付けられ、このスプロケット14に噛み合って移動する
チェーン駆動機構15がメカニカルロッド11のダイス
ペーサ16に組み込まれている。このチェーン駆動機構
15は、1つの駆動モータ17、2つのテンション装置
18、3つのメカニカルロッド11を経由するチェーン
19、及び金型設置空間の外側でチェーンを周回させる
ための複数のプーリ20を含んでいる。
【0020】このチェーン駆動機構15により、3つの
メカニカルロッド11は、同期して駆動され、同一高さ
に調整されて上下方向に移動できるようになる。メカニ
カルロッド11は、スプロケット14の回転に対して上
下方向に進退動させるために、メカニカルロッド11の
上部にねじ溝13(図1参照)が設けられ、回転運動を
直線運動に変換するボールねじ構造が組み込まれてい
る。
【0021】そして、モータ17の駆動により、メカニ
カルロッド11の位置決めができ、台座部12の受け面
12aにメカニカルロッド11の先端面11aを衝合さ
せて、このメカニカルロッド11で型締圧力を受け、金
型7に型締圧力を作用させないようにすることができ
る。また、テンション装置18は、各タイバー2に近接
するたるみ量点検個所Pにおけるたるみ量を調整するた
めのものである。
【0022】このようなメカニカルロッド装置10は、
固定盤3に直接取り付けることも可能であるが、ここで
は、ダイスペーサ16を設けてメカニカルロッド11の
後端側を空洞部分に収納できるようにして固定盤3に取
付られている。また、テフロン成形を専用とする射出成
形機では、メカニカルロッド装置10を成形機に一体に
固定配備されているが、メカニカルロッド装置10を一
般の射出成形機1に付属するアタッチメント部品とし
て、自由に取付け取り外しが可能な単一の組立体構造と
することもできる。
【0023】一方、台座部12を配置した可動盤5上に
は、図1に示すように、本発明の一実施形態として、可
動盤5上に沿って移動可能なスライドプレート装置24
が配置されている。このスライドプレート装置24は、
金型7をセットし、成形機内の中央に金型7を搬送でき
る構造を有している。図3は、このスライドプレート装
置24を上面から見た詳細図を示す。
【0024】図1及び図3に示すように、スライドプレ
ート装置24は、可動盤5上に配置され、上から型取付
盤25、断熱材26、スライドプレート27からなる組
立体と、この組立体を可動盤5のガイドレール5b,5
bに沿って横方向に移動するための油圧駆動式ピストン
シリンダ28を有する。型取付盤25には、テーブル面
25aに沿って縦方向及び横方向に複数のT溝29が設
けられ、金型7をボルト等の締結具を用いてテーブル面
25a上に固定できるようになっている。ピストンシリ
ンダ28は、油圧または空気圧作動のもので、型取付盤
25の側面に継手Tを介して取付けられている。想像線
Sは、ピストンシリンダ28によって押し出されたスラ
イドプレート27の突出先端位置を示している。
【0025】本実施形態の説明では、本発明の上記装備
を備えた射出成形機として、縦型成形機を使用したが、
これを通常の横型成形機にも適用できることは明らかで
あろう。この場合、メカニカルロッド装置10は、縦型
成形機のように固定盤側に取付けるだけでなく、可動盤
側に配置することもできる。また、金型の端面が固定盤
または可動盤の一方に当接するか、あるいは、金型の合
わせ面が互いに当接するときの金型位置を検出する位置
センサ、またはこのときの金型に加わる低圧型締圧力を
検出する圧力センサを設けることが可能である。
【0026】なお、本発明において、金型が閉じた時点
とは、縦型成形機においては、固定盤3と金型の上面7
aが当接状態で金型7に加わる圧力がゼロから金型の変
形限度内の圧力(例えば、20トン、油圧では65kg
/cm2 以下)の範囲であり、理想的にはゼロ圧力の状
態とする。また、横型成形機においては、金型7が閉じ
た時点とは、固定盤側と可動盤側に固定される固定金型
と可動金型が、上記と同様な当接状態かつ圧力負荷の場
合を示すものとする。それゆえ、通常の型閉完了は、メ
カニカルロッド11が台座部12に衝合した位置で達成
される。
【0027】次に、本装置を用いてテフロン成形品を製
造するための成形作動工程を以下に説明する。図5に示
すように、まず、成形機の可動盤5に設けたスライドプ
レート装置の上に金型7を取付け、そのセンター位置が
正しい位置に配置されているかをレーザーポインタ等の
位置決め手段で確認する(ステップ30)。
【0028】この準備作業の後、両手押しボタンにて成
形サイクルを開始する(ステップ31)。この始動に伴
ってスライドプレートが可動盤上に挿入される(ステッ
プ32)。次に、型締シリンダのラム部を高速で作動さ
せて型閉動作を開始し、その後、金型が閉じた時点の手
前のわずかな距離だけ、型閉動作を低速にする(ステッ
プ33,34)。そして、金型の上面が固定盤に当接し
たことを感知する位置センサ、あるいは、この当接時の
金型における低圧の型締圧力を検出する圧力センサ等の
センサ手段からの信号により、金型の閉じ動作を完了さ
せる(ステップ35)。また、この時点において、低圧
型締圧力が圧力センサ等により確認される。
【0029】そして、型締圧力が低圧である状態を保持
しながら、メカニカルロッドを下降させ、メカニカルロ
ッドが台座部に衝合したことをリミットスイッチが検知
すると、メカニカルロッド11の下降が停止する(ステ
ップ36,37,38)。このメカニカルロッドの作動
は、型閉動作の完了後に行われるが、金型が固定盤に当
接する時点と、その後に発生するメカニカルロッドが台
座部に衝合する時点との間のタイムラグをできる限り少
なくなるように前もって設定することが可能である。
【0030】次に、この状態から型締圧力が増圧される
(ステップ39)。そして、テフロン成形において、予
め設定された所望の型締圧力に維持して、射出工程を行
う(ステップ40)。この場合、実際の成形では、一般
的に、射出圧は樹脂が流れ込む程度のドローリング状態
であり、型締圧力は20トンで行われる。本装置では、
最大型締圧力を200トンまで加圧することができる。
【0031】そして、この時、使用されるテフロン樹脂
ペレットを加熱筒内に溶融させ、液状化させた後、射出
充填、保圧工程を経て、タイマで設定した射出動作に対
応して、スクリュ回転開始時間をカウントし、スクリュ
回転により充填される材料を計量し、その後に冷却動作
を行って、タイマによる冷却時間をカウントし、冷却工
程を完了する(ステップ41)。
【0032】この後、金型を開くために、圧抜動作を実
行するためメカニカルロッドを上昇させ、型開動作を開
始する。型開動作は、型開低速、型開高速、型開低速が
順次行われて、型開きを完了する(ステップ42〜4
6)。これにより、スライドプレートを後退させて金型
から成形品を取り出す(ステップ47,48)。
【発明の効果】
【0033】以上説明したことから明らかなように、本
発明は、メカニカルロッド装置が、金型に作用する型締
圧力を金型に変わって受けるので、金型には負荷が加わ
らず(理想的にはゼロ圧)、射出圧力に負けない圧力を
型締圧力として保持することができる。
【0034】その結果、従来ボルト締めだけで射出圧力
を受けていたために発生する樹脂の漏れによって起こる
バリの発生、さらには、製品を成形するために、これま
で必要とされた金型の取り付け及び取り外し作業を繰り
返すことがなくなり、成形サイクルを自動化して生産性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフッ素樹脂製品用の射出成形機の
一実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明に係るメカニカルロッド装置を駆動する
ためのチェーン駆動機構を示している、図1のA−A線
から見た概略平面図である。
【図3】本発明に係る可動盤上に設けられたスライドプ
レート装置の構造を示している、図1のB−B線から見
た概略平面図である。
【図4】図1に示す成形機において、メカニカルロッド
装置が開位置と閉位置にあるときの状態を左右に分けて
示す構成図である。
【図5】本発明に係るフッ素樹脂製品の成形方法におけ
るフローチャート図である。
【図6】従来の形式によるフッ素樹脂製品を成形するた
めの縦型成形機を示す概略構成図である。
【図7】図6の成形機に用いられる金型の構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 成形機 3 固定盤 4 型締シリンダ 5 可動盤 7 金型 10 メカニカルロッド装置 11 メカニカルロッド 12 台座部 15 チェーン駆動装置 11a 先端面 12a 受け面 24 スライドプレート装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA16 AP02 AP06 CA11 CB01 CL01 CL12 CL22 CL28 4F206 AA16 AP024 AP027 AP064 JA07 JL02 JM02 JN32 JN34 JP12 JP13 JP30 JQ83 JT05 JT32 JT39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機の固定盤と可動盤の間にフッ素
    樹脂製品用の金型を取付けて成形を行う形式の射出成形
    機において、 前記固定盤と可動盤の間で前記金型が閉じた時点におけ
    る金型の位置またはこのとき付与される低圧の型締圧力
    を検知するセンサ手段と、 相対的に進退動可能なメカニカルロッドおよび該ロッド
    の先端面に対する受け面を有する台座部を備え、前記メ
    カニカルロッドと台座部を、それぞれ前記金型の設置空
    間外側において前記固定盤と可動盤のいずれか一方に取
    付けて互いに対向させ、前記先端部と受け面を衝合可能
    にするためのメカニカルロッド装置と、 前記金型が閉じた時点に対応して、前記衝合したメカニ
    カルロッドに前記金型が開こうとする力に対向して働く
    型締圧力を与えるための型締装置とを備えていることを
    特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】センサ手段は、金型の端面が固定盤または
    可動盤の一方に当接するか、あるいは、金型の合わせ面
    が互いに当接するときの金型位置を検出する位置セン
    サ、またはこのときの金型に加わる低圧型締圧力を検出
    する圧力センサであることを特徴とする請求項1記載の
    射出成形機。
  3. 【請求項3】メカニカルロッド装置は、固定盤側または
    可動盤側に配置されたチェーン駆動機構により複数のメ
    カニカルロッドを連動させて駆動することを特徴とする
    請求項1記載の射出成形機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049674A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd 型締装置の制御方法

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