JP2000254576A - 液剤塗布器 - Google Patents
液剤塗布器Info
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- JP2000254576A JP2000254576A JP11109927A JP10992799A JP2000254576A JP 2000254576 A JP2000254576 A JP 2000254576A JP 11109927 A JP11109927 A JP 11109927A JP 10992799 A JP10992799 A JP 10992799A JP 2000254576 A JP2000254576 A JP 2000254576A
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Abstract
(57)【要約】
【諜題】 ボトル型の容器本体内の液剤を毛束状の塗布
先より滲出させて塗布する液剤塗布器として、塗布先と
液剤貯留部との間に介在する弁部の開閉操作を容易に行
え、構造的に簡素なものを提供する。 【解決手段】 可撓性材料からなるボトル型の容器本体
1Aの口部1aに、毛束状の塗布部材3Aを保持した塗
布先ホルダー2Aが嵌着され、容器本体1A内に可変枠
体3Aが装填され、弁部は常時は弁座4aにばね力の付
勢を受けた弁体43が塗布先側から押接して閉弁し、可
変枠体3Aは、上部が凸形をなし、左右両側部の接近に
伴って上下に伸長するように変形可能であり、可変枠体
5Aの左右両側部5b,5bを容器本体1Aの外側から
挟圧することにより、変形した可変枠体5Aの頂部51
によって弁体43が塗布先側へ突き出されて開弁する。
先より滲出させて塗布する液剤塗布器として、塗布先と
液剤貯留部との間に介在する弁部の開閉操作を容易に行
え、構造的に簡素なものを提供する。 【解決手段】 可撓性材料からなるボトル型の容器本体
1Aの口部1aに、毛束状の塗布部材3Aを保持した塗
布先ホルダー2Aが嵌着され、容器本体1A内に可変枠
体3Aが装填され、弁部は常時は弁座4aにばね力の付
勢を受けた弁体43が塗布先側から押接して閉弁し、可
変枠体3Aは、上部が凸形をなし、左右両側部の接近に
伴って上下に伸長するように変形可能であり、可変枠体
5Aの左右両側部5b,5bを容器本体1Aの外側から
挟圧することにより、変形した可変枠体5Aの頂部51
によって弁体43が塗布先側へ突き出されて開弁する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、修正液、各種の
筆記具用インキ、化粧液等の液剤を自由流動状態で貯留
するボトル型容器に、毛束状の塗布部材を保持した塗布
先ホルダーが嵌着された液剤塗布器に関する。
筆記具用インキ、化粧液等の液剤を自由流動状態で貯留
するボトル型容器に、毛束状の塗布部材を保持した塗布
先ホルダーが嵌着された液剤塗布器に関する。
【0002】
【従来の技術】液剤塗布器として、塗布先に毛を束ねた
毛筆状の筆穂を用いたものがある。これは、液剤貯留部
から供給される液剤を内側から筆穂に浸潤させて塗布す
るものであり、筆穂の塗布面への押し付け度合によって
塗布幅が変化するから、例えば修正液では細部の修正か
ら広幅の修正まで自在に行え、また筆記用インキでは毛
筆の書体で細字から太字まで任意に筆記できる利点があ
る。しかるに、液剤を自由流動状態で収容する塗布器の
場合、毛筆状の筆穂を用いると滲出過剰になり、不要部
位まで液剤が塗着されたり、修正液では乾燥に時間を要
したり、インキにおける紙面での滲みを生じたり、更に
は筆穂からぼた落ちして被塗面や周面を汚すといった問
題を生じ易い。
毛筆状の筆穂を用いたものがある。これは、液剤貯留部
から供給される液剤を内側から筆穂に浸潤させて塗布す
るものであり、筆穂の塗布面への押し付け度合によって
塗布幅が変化するから、例えば修正液では細部の修正か
ら広幅の修正まで自在に行え、また筆記用インキでは毛
筆の書体で細字から太字まで任意に筆記できる利点があ
る。しかるに、液剤を自由流動状態で収容する塗布器の
場合、毛筆状の筆穂を用いると滲出過剰になり、不要部
位まで液剤が塗着されたり、修正液では乾燥に時間を要
したり、インキにおける紙面での滲みを生じたり、更に
は筆穂からぼた落ちして被塗面や周面を汚すといった問
題を生じ易い。
【0003】そこで、毛筆状の筆穂を備えて液剤を自由
流動状態で収容する液剤塗布器として、特に把持部(容
器本体)が長筒状である所謂ペンタイプの塗布器では、
従来より、筆穂と液剤貯留部との間に弁部を介在させる
と共に、その弁体より延出した操作軸と塗布器末端の外
部に配置するノック部材とを直接又は間接的に連結した
構造を備え、常時は弁部をばね力によって閉弁状態に保
ち、筆穂の液量不足による掠れを生じた際にノック部材
を押圧することにより、操作軸を介して弁体が開作動
し、液剤貯留部の液剤が筆穂側に補給されるようにした
ものが採用されている。
流動状態で収容する液剤塗布器として、特に把持部(容
器本体)が長筒状である所謂ペンタイプの塗布器では、
従来より、筆穂と液剤貯留部との間に弁部を介在させる
と共に、その弁体より延出した操作軸と塗布器末端の外
部に配置するノック部材とを直接又は間接的に連結した
構造を備え、常時は弁部をばね力によって閉弁状態に保
ち、筆穂の液量不足による掠れを生じた際にノック部材
を押圧することにより、操作軸を介して弁体が開作動
し、液剤貯留部の液剤が筆穂側に補給されるようにした
ものが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器本
体をボトル型とする液剤塗布器では、不使用時に机上等
に立て置き可能とする上で、容器本体の底部に前記のよ
うなノック部材を取り付けることができず、弁部を設け
る構成では他の開弁操作機構が必要となる。
体をボトル型とする液剤塗布器では、不使用時に机上等
に立て置き可能とする上で、容器本体の底部に前記のよ
うなノック部材を取り付けることができず、弁部を設け
る構成では他の開弁操作機構が必要となる。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みて、塗布先
が前記筆穂を含む毛束状の塗布部材からなり、液剤貯留
部を構成する容器本体がボトル型であって、塗布先と液
剤貯留部との間に弁部を介在した液剤塗布器として、該
弁部の開閉操作を容易に且つ確実に行えると共に、構造
的に簡素なものを提供することを目的としている。
が前記筆穂を含む毛束状の塗布部材からなり、液剤貯留
部を構成する容器本体がボトル型であって、塗布先と液
剤貯留部との間に弁部を介在した液剤塗布器として、該
弁部の開閉操作を容易に且つ確実に行えると共に、構造
的に簡素なものを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る液剤塗布器は、液剤貯留部を
構成する可撓性材料からなるボトル型の容器本体の口部
に、毛束状の塗布部材を保持した塗布先ホルダーが嵌着
され、この塗布部材と前記液剤貯留部との間の液通路に
弁部が介在すると共に、前記容器本体内に該弁部の開閉
を担う可変枠体が起立状態で装填され、前記弁部は、常
時は弁座に対してばね力の付勢を受けた弁体が塗布先側
から押接して前記液通路を閉鎖しており、前記可変枠体
は、上部が凸形をなし、左右両側部の接近に伴って上下
に伸長するように変形可能であり、その凸形の頂端が前
記弁体の直下に位置すると共に、左右両側部が容器本体
の内側面に接当又は近接して配置してなる構成としてい
る。
に、請求項1の発明に係る液剤塗布器は、液剤貯留部を
構成する可撓性材料からなるボトル型の容器本体の口部
に、毛束状の塗布部材を保持した塗布先ホルダーが嵌着
され、この塗布部材と前記液剤貯留部との間の液通路に
弁部が介在すると共に、前記容器本体内に該弁部の開閉
を担う可変枠体が起立状態で装填され、前記弁部は、常
時は弁座に対してばね力の付勢を受けた弁体が塗布先側
から押接して前記液通路を閉鎖しており、前記可変枠体
は、上部が凸形をなし、左右両側部の接近に伴って上下
に伸長するように変形可能であり、その凸形の頂端が前
記弁体の直下に位置すると共に、左右両側部が容器本体
の内側面に接当又は近接して配置してなる構成としてい
る。
【0007】上記構成の液剤塗布器では、毛束状の塗布
部材の被塗面への押し付け度合によって塗布幅を任意に
調整できるが、常時は弁部によって塗布部材と液剤貯留
部との間の液通路が閉鎖しており、塗布に要する液が弁
部よりも塗布先側に存在する液剤で賄われるから、塗布
時に滲出過剰になることはない。しかして、塗布先側の
液量不足による掠れを生じた際には、塗布先側を下向き
にした状態で容器本体における可変枠体の左右両側部が
当接又は近接した位置の近傍を外側から挟圧すれば、該
可変枠体が頂端を高くするように変形し、この頂部によ
って前記弁体が塗布先側へ突き出されて開弁し、液剤貯
留部の液剤が液通路を通して塗布先側へ補給される。
部材の被塗面への押し付け度合によって塗布幅を任意に
調整できるが、常時は弁部によって塗布部材と液剤貯留
部との間の液通路が閉鎖しており、塗布に要する液が弁
部よりも塗布先側に存在する液剤で賄われるから、塗布
時に滲出過剰になることはない。しかして、塗布先側の
液量不足による掠れを生じた際には、塗布先側を下向き
にした状態で容器本体における可変枠体の左右両側部が
当接又は近接した位置の近傍を外側から挟圧すれば、該
可変枠体が頂端を高くするように変形し、この頂部によ
って前記弁体が塗布先側へ突き出されて開弁し、液剤貯
留部の液剤が液通路を通して塗布先側へ補給される。
【0008】上記請求項1の液剤塗布器における可変枠
体としては、特に制約はないが、請求項2及び3で規定
するものが好適である。すなわち、請求項2の発明で
は、前記可変枠体は、上部が山形をなし、この山形の頂
部及び両裾下端を関節部とし、左右両側からの挟圧によ
って当該山形の頂角を狭める形で変形するものとしてい
る。また請求項3の発明では、前記可変枠体は、上部が
弧状をなし、左右両側からの挟圧によって当該弧状の湾
曲度合を増す形で変形するものとしている。
体としては、特に制約はないが、請求項2及び3で規定
するものが好適である。すなわち、請求項2の発明で
は、前記可変枠体は、上部が山形をなし、この山形の頂
部及び両裾下端を関節部とし、左右両側からの挟圧によ
って当該山形の頂角を狭める形で変形するものとしてい
る。また請求項3の発明では、前記可変枠体は、上部が
弧状をなし、左右両側からの挟圧によって当該弧状の湾
曲度合を増す形で変形するものとしている。
【0009】請求項4の発明は、上記請求項1〜3のい
ずれかの液剤塗布器において、容器本体が周壁部の対向
位置に各々膨出部を有し、両膨出部に前記可変枠体の左
右両側部が嵌合してなる構成としている。この構成で
は、塗布器の組立て製作において可変枠体を容器本体内
に装填する際、その左右両側部を容器本体の膨出部に嵌
合させることによって位置決めできると共に、可変枠体
の容器本体内での回転方向の位置ずれが防止される
ずれかの液剤塗布器において、容器本体が周壁部の対向
位置に各々膨出部を有し、両膨出部に前記可変枠体の左
右両側部が嵌合してなる構成としている。この構成で
は、塗布器の組立て製作において可変枠体を容器本体内
に装填する際、その左右両側部を容器本体の膨出部に嵌
合させることによって位置決めできると共に、可変枠体
の容器本体内での回転方向の位置ずれが防止される
【0010】請求項5の発明は、上記請求項1〜4のい
ずれかの液剤塗布器において、閉弁状態における前記弁
体側と可変枠体側との当接部間に間隙が設定されてなる
構成としている。この場合、塗布先側へ液剤を補給する
ために可変枠体の左右両側部を容器本体の外側から挟圧
した際、可変枠体の変形に伴い、まず弁体側と可変枠体
側との当接部同士が接触し、次いで可変枠体の頂部の変
位と一体に弁体が開動作することになる。しかして、弁
体側と可変枠体側とが前記間隙によって縁を切った形で
あるから、製品によって可変枠体の容器本体内への装填
具合や弁部の組み付け具合に多少の違いがあったり、可
変枠体の自然状態における頂部高さや容器本体のサイズ
に多少の差があっても、設定間隙の範囲で吸収され、常
時における弁部の閉弁状態が保障される。
ずれかの液剤塗布器において、閉弁状態における前記弁
体側と可変枠体側との当接部間に間隙が設定されてなる
構成としている。この場合、塗布先側へ液剤を補給する
ために可変枠体の左右両側部を容器本体の外側から挟圧
した際、可変枠体の変形に伴い、まず弁体側と可変枠体
側との当接部同士が接触し、次いで可変枠体の頂部の変
位と一体に弁体が開動作することになる。しかして、弁
体側と可変枠体側とが前記間隙によって縁を切った形で
あるから、製品によって可変枠体の容器本体内への装填
具合や弁部の組み付け具合に多少の違いがあったり、可
変枠体の自然状態における頂部高さや容器本体のサイズ
に多少の差があっても、設定間隙の範囲で吸収され、常
時における弁部の閉弁状態が保障される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る液剤塗布器
の実施例について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜4は第一実施例、図5,6は第二実施例、図7は
第三実施例、図8,9は第四実施例、をそれぞれ示す。
の実施例について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜4は第一実施例、図5,6は第二実施例、図7は
第三実施例、図8,9は第四実施例、をそれぞれ示す。
【0012】図1及び図2に示すように、第一実施例の
液剤塗布器Aは、内部を液剤貯留部10とするボトル型
の容器本体1Aの円筒状の口部1aに、先端から基端側
へ外径を3段に拡径した筒型の塗布先ホルダー2が嵌着
されており、液剤貯留部10に収容した液剤Lを塗布先
ホルダー2の先端部に止着された筆穂型の塗布部材3A
に浸潤させて被塗面に塗布するようになされている。し
かして、この塗布器Aの内部には、塗布先ホルダー2内
に位置するバルブユニット4Aと、容器本体1A内に位
置する可変枠体5Aと、前二者間に介在する中継部材6
とが装填されている。
液剤塗布器Aは、内部を液剤貯留部10とするボトル型
の容器本体1Aの円筒状の口部1aに、先端から基端側
へ外径を3段に拡径した筒型の塗布先ホルダー2が嵌着
されており、液剤貯留部10に収容した液剤Lを塗布先
ホルダー2の先端部に止着された筆穂型の塗布部材3A
に浸潤させて被塗面に塗布するようになされている。し
かして、この塗布器Aの内部には、塗布先ホルダー2内
に位置するバルブユニット4Aと、容器本体1A内に位
置する可変枠体5Aと、前二者間に介在する中継部材6
とが装填されている。
【0013】容器本体1Aは、ポリエチレン等の熱可塑
性半硬質合成樹脂のブロー成形物からなり、図1(イ)
(ロ)で示すように、やや偏平な形状の胴部1bにおけ
る狭幅側の周壁上部の対向位置に膨出部11,11を有
している。一方、塗布先ホルダー2は、硬質合成樹脂成
形物からなり、基部側が内周に雌ねじ21を設けた外筒
部2aと内筒部2bとで二重筒状をなし、その狭間に容
器本体1Aの外周に雄ねじ12を設けた口部1aが螺挿
されている。
性半硬質合成樹脂のブロー成形物からなり、図1(イ)
(ロ)で示すように、やや偏平な形状の胴部1bにおけ
る狭幅側の周壁上部の対向位置に膨出部11,11を有
している。一方、塗布先ホルダー2は、硬質合成樹脂成
形物からなり、基部側が内周に雌ねじ21を設けた外筒
部2aと内筒部2bとで二重筒状をなし、その狭間に容
器本体1Aの外周に雄ねじ12を設けた口部1aが螺挿
されている。
【0014】塗布部材3Aは、合成繊維からなる多数本
の毛を束ねて熱処理により一体化すると共に、基端部3
1をプレスによって外側へ拡がった形に固めたものであ
り、この基端部31を塗布先ホルダー2の先窄み形状を
なす先端開口縁22の内側に配置することによって抜け
止めされている。なお、図示を省略しているが、塗布先
ホルダー2には塗布先保護と液剤Lの乾燥固化防止のた
めにキャップが嵌着される。
の毛を束ねて熱処理により一体化すると共に、基端部3
1をプレスによって外側へ拡がった形に固めたものであ
り、この基端部31を塗布先ホルダー2の先窄み形状を
なす先端開口縁22の内側に配置することによって抜け
止めされている。なお、図示を省略しているが、塗布先
ホルダー2には塗布先保護と液剤Lの乾燥固化防止のた
めにキャップが嵌着される。
【0015】バルブユニット4Aは、長いばね受け筒4
1の内側に、内周に環状の弁座4aを設けた短かい弁座
筒42が両者の下端側の鍔部41a,42a(図3,4
参照)を重ねる形で挿嵌されて弁ケースを構成し、その
内部に丸軸状の弁体43と第一のコイルスプリング44
とが装填されており、ばね受け筒42の鍔部42aにお
いて塗布先ホルダー2の内筒部2bの周端縁に係合して
いる。なお、ばね受け筒41、弁座筒42、弁体43は
いずれも半硬質合成樹脂成形物からなる。
1の内側に、内周に環状の弁座4aを設けた短かい弁座
筒42が両者の下端側の鍔部41a,42a(図3,4
参照)を重ねる形で挿嵌されて弁ケースを構成し、その
内部に丸軸状の弁体43と第一のコイルスプリング44
とが装填されており、ばね受け筒42の鍔部42aにお
いて塗布先ホルダー2の内筒部2bの周端縁に係合して
いる。なお、ばね受け筒41、弁座筒42、弁体43は
いずれも半硬質合成樹脂成形物からなる。
【0016】弁体43は、下部外周に設けた鍔部43a
と下端に開口した中心孔43bとを備え、外周に複数本
の導出溝43c…を設けた上端側をばね受け筒41の縮
径した上部41bに挿嵌して、下端側を弁座4aよりも
下方へ突出するように配置しており、鍔部43aとばね
受け筒41側の環状段部41c(図4参照)との間に圧
縮状態で嵌装した第一のコイルスプリング44の蓄力に
より、常時は鍔部43aの下向きの環状テーパー面4b
が弁座4aに密嵌して閉弁するように構成されている。
と下端に開口した中心孔43bとを備え、外周に複数本
の導出溝43c…を設けた上端側をばね受け筒41の縮
径した上部41bに挿嵌して、下端側を弁座4aよりも
下方へ突出するように配置しており、鍔部43aとばね
受け筒41側の環状段部41c(図4参照)との間に圧
縮状態で嵌装した第一のコイルスプリング44の蓄力に
より、常時は鍔部43aの下向きの環状テーパー面4b
が弁座4aに密嵌して閉弁するように構成されている。
【0017】可変枠体5Aは、硬質合成樹脂成形物から
なり、図2,3で示すように、いずれも帯板状をなす左
右一対の上辺5a,5a及び側辺5b,5bと下辺5c
が連結した縦長五角形の環状枠を構成しており、容器本
体1Aの内底面に下辺5cを接して、やや外向きに傾い
た左右の側辺5b,5bの上部を膨出部11,11の内
側に嵌合当接するように配置している。しかして、各上
辺5aと側辺5bとの連結部分、ならびに各側辺5bと
下辺5cとの連結部分は、薄肉化によって屈伸可能な関
節部50を形成している。また山形をなす上辺5a,5
a同士の連結部分は、外面側に頂面を半球状とした突起
51を備えると共に、内側からの楔状の切り込みによっ
て、やはり屈伸可能な関節部50を形成している。
なり、図2,3で示すように、いずれも帯板状をなす左
右一対の上辺5a,5a及び側辺5b,5bと下辺5c
が連結した縦長五角形の環状枠を構成しており、容器本
体1Aの内底面に下辺5cを接して、やや外向きに傾い
た左右の側辺5b,5bの上部を膨出部11,11の内
側に嵌合当接するように配置している。しかして、各上
辺5aと側辺5bとの連結部分、ならびに各側辺5bと
下辺5cとの連結部分は、薄肉化によって屈伸可能な関
節部50を形成している。また山形をなす上辺5a,5
a同士の連結部分は、外面側に頂面を半球状とした突起
51を備えると共に、内側からの楔状の切り込みによっ
て、やはり屈伸可能な関節部50を形成している。
【0018】中継部材6は、図2〜4に示すように、円
盤部6aの高くなった上面中央に先細り状の突軸部6b
が一体に立設された硬質合成樹脂成形物からなり、円盤
部6aの下面中央に凹球面部60を有しており、突軸部
6bを弁体43の中心孔43bに摺動自在に挿嵌した状
態で、円盤部6aの周縁鍔部61とバルブユニット4A
の鍔部42aとの間に装填した第二のコイルスプリング
7の付勢により、凹球面部60を可変枠体5Aの突起5
1に押接している。これにより、常時は、閉弁位置にあ
る弁体43の下端に対し、円盤部6a中央の対向する高
位面62が間隙tだけ離れるように設定されている。
盤部6aの高くなった上面中央に先細り状の突軸部6b
が一体に立設された硬質合成樹脂成形物からなり、円盤
部6aの下面中央に凹球面部60を有しており、突軸部
6bを弁体43の中心孔43bに摺動自在に挿嵌した状
態で、円盤部6aの周縁鍔部61とバルブユニット4A
の鍔部42aとの間に装填した第二のコイルスプリング
7の付勢により、凹球面部60を可変枠体5Aの突起5
1に押接している。これにより、常時は、閉弁位置にあ
る弁体43の下端に対し、円盤部6a中央の対向する高
位面62が間隙tだけ離れるように設定されている。
【0019】上記構成の液剤塗布器Aにおいては、修正
液、各種の筆記具用インキ、化粧液等の液剤Lがバルブ
ユニット4Aの弁座4aを境として液剤貯留部10に自
由流動状態で貯留されるが、常時は弁座4aが閉塞して
いるため、塗布に伴って消費される液剤Lは該弁座4a
よりも塗布先側に存在する分によって賄われ、液剤貯留
部10内の液剤Lが塗布先側へ流れ込んで塗布部材3A
に直接浸透することはない。従って、塗布部材3Aから
の滲出過剰により、不要部位まで液剤が塗着されたり、
修正液では塗布量過多で乾燥に時間を要したり、インキ
では紙面での滲みを生じたり、更には塗布先から液剤L
がぼた落ちして被塗面や周面を汚すといった問題を生じ
ない。
液、各種の筆記具用インキ、化粧液等の液剤Lがバルブ
ユニット4Aの弁座4aを境として液剤貯留部10に自
由流動状態で貯留されるが、常時は弁座4aが閉塞して
いるため、塗布に伴って消費される液剤Lは該弁座4a
よりも塗布先側に存在する分によって賄われ、液剤貯留
部10内の液剤Lが塗布先側へ流れ込んで塗布部材3A
に直接浸透することはない。従って、塗布部材3Aから
の滲出過剰により、不要部位まで液剤が塗着されたり、
修正液では塗布量過多で乾燥に時間を要したり、インキ
では紙面での滲みを生じたり、更には塗布先から液剤L
がぼた落ちして被塗面や周面を汚すといった問題を生じ
ない。
【0020】一方、塗布先側のインキ不足によって塗布
の掠れを生じ始めた際には、塗布先側が下位になる把持
姿勢で容器本体1Aの両側の膨出部11,11を指で挟
み付けて押圧することにより、良好な塗布性を回復でき
る。すなわち、可変枠体5Aは関節部50…の屈伸によ
って変形可能であるから、両膨出部11,11を挟圧し
て凹ませると、内側にある左右の側辺5b,5bが接近
する形になるから、これに伴って上辺5a,5aのなす
角度が狭まるように変形し、その頂端の突起51が中継
部材6と共に塗布先側へ突き出す。従って、図4の右半
部に示すように、円盤部6aの高位面62が閉弁位置に
あった弁体43の下端に当接し、もって弁体43が塗布
先側へ移動して開弁し、液剤貯留部10内の液剤Lが塗
布先側に補給される。
の掠れを生じ始めた際には、塗布先側が下位になる把持
姿勢で容器本体1Aの両側の膨出部11,11を指で挟
み付けて押圧することにより、良好な塗布性を回復でき
る。すなわち、可変枠体5Aは関節部50…の屈伸によ
って変形可能であるから、両膨出部11,11を挟圧し
て凹ませると、内側にある左右の側辺5b,5bが接近
する形になるから、これに伴って上辺5a,5aのなす
角度が狭まるように変形し、その頂端の突起51が中継
部材6と共に塗布先側へ突き出す。従って、図4の右半
部に示すように、円盤部6aの高位面62が閉弁位置に
あった弁体43の下端に当接し、もって弁体43が塗布
先側へ移動して開弁し、液剤貯留部10内の液剤Lが塗
布先側に補給される。
【0021】そして、容器本体1Aの挟圧を止めれば、
第一及び第二のコイルスプリング44,7の蓄力によっ
て弁体43及び中継部材6が元の位置へ復帰移動すると
共に、この過程で塗布先側への液剤補給量に見合う気体
が液剤貯留部10内へ流入し、可変枠体5A及び容器本
体1Aも図4の左半部及び図2に示す元の状態に復元す
る。なお、一回の挟圧操作で塗布の掠れが解消されない
場合は、同じ操作を繰り返せばよい。
第一及び第二のコイルスプリング44,7の蓄力によっ
て弁体43及び中継部材6が元の位置へ復帰移動すると
共に、この過程で塗布先側への液剤補給量に見合う気体
が液剤貯留部10内へ流入し、可変枠体5A及び容器本
体1Aも図4の左半部及び図2に示す元の状態に復元す
る。なお、一回の挟圧操作で塗布の掠れが解消されない
場合は、同じ操作を繰り返せばよい。
【0022】図5,6に示す第二実施例の液剤塗布器B
では、前記第一実施例の液剤塗布器Aにおける容器本体
1Aと可変枠体5Aに代えて、胴部1bにおける狭幅側
の周壁対向位置に弧状の膨出部12,12を有するブロ
ー成形物からなる容器本体1Bと、縦長の楕円環状で弾
性を有する硬質合成樹脂成形物からなる可変枠体5Bと
を用いているが、他の構成は前記第一実施例の液剤塗布
器Aと同様である。しかして、可変枠体5Bは、頂端に
頂面を半球状とした突起52を有すると共に、下端に平
坦部53を備え、この平坦部53を容器本体1Bの内底
部に接し、左右両側部5d,5dを膨出部12,12の
内側に嵌合当接させており、頂端の突起52に中継部材
6が凹球面部60で押接している。
では、前記第一実施例の液剤塗布器Aにおける容器本体
1Aと可変枠体5Aに代えて、胴部1bにおける狭幅側
の周壁対向位置に弧状の膨出部12,12を有するブロ
ー成形物からなる容器本体1Bと、縦長の楕円環状で弾
性を有する硬質合成樹脂成形物からなる可変枠体5Bと
を用いているが、他の構成は前記第一実施例の液剤塗布
器Aと同様である。しかして、可変枠体5Bは、頂端に
頂面を半球状とした突起52を有すると共に、下端に平
坦部53を備え、この平坦部53を容器本体1Bの内底
部に接し、左右両側部5d,5dを膨出部12,12の
内側に嵌合当接させており、頂端の突起52に中継部材
6が凹球面部60で押接している。
【0023】この液剤塗布器Bにおいては、前記第一実
施例の液剤塗布器Aと同様に、常時は弁座4aが閉塞し
ているために塗布時の滲出過剰による問題を生じず、ま
た塗布の掠れを生じ始めた際には、塗布先側を下向きに
して容器本体1Bの両側の膨出部12,12を指で挟ん
で押圧することにより、良好な塗布性を回復できる。す
なわち、膨出部12,12を挟圧すれば、内側にある可
変枠体5Bの左右両側部5d,5dが接近するから、該
可変枠体5Bは上下部の弧状の湾曲度合を増してより長
い楕円形に変形し、これに伴って頂端の突起52が中継
部材6と共に塗布先側へ突き出し、前記第一実施例と同
様に弁体43が塗布先側へ移動して開弁し、液剤貯留部
10内の液剤Lが塗布先側に補給される。また、この容
器本体1Bの挟圧を止めれば、前記第一実施例と同様
に、弁体43及び中継部材6が元の位置へ復帰移動し、
可変枠体5B及び容器本体1Bも元の状態に復元する。
施例の液剤塗布器Aと同様に、常時は弁座4aが閉塞し
ているために塗布時の滲出過剰による問題を生じず、ま
た塗布の掠れを生じ始めた際には、塗布先側を下向きに
して容器本体1Bの両側の膨出部12,12を指で挟ん
で押圧することにより、良好な塗布性を回復できる。す
なわち、膨出部12,12を挟圧すれば、内側にある可
変枠体5Bの左右両側部5d,5dが接近するから、該
可変枠体5Bは上下部の弧状の湾曲度合を増してより長
い楕円形に変形し、これに伴って頂端の突起52が中継
部材6と共に塗布先側へ突き出し、前記第一実施例と同
様に弁体43が塗布先側へ移動して開弁し、液剤貯留部
10内の液剤Lが塗布先側に補給される。また、この容
器本体1Bの挟圧を止めれば、前記第一実施例と同様
に、弁体43及び中継部材6が元の位置へ復帰移動し、
可変枠体5B及び容器本体1Bも元の状態に復元する。
【0024】なお、上記の第一及び第二実施例の液剤塗
布器では、容器本体1A,1Bの周壁部の対向位置に設
けた膨出部11,12に、可変枠体5A,5Bの左右両
側部を嵌合させるため、塗布器の組立て製作において可
変枠体5A,5Bを容器本体1A,1B内に装填する際
の位置決めを容易に行えると共に、塗布器使用中におけ
る可変枠体5A,5Bの回転方向の位置ずれが防止され
るから、塗布先側へ液剤Lを補給するために膨出部1
1,12を外側から挟圧した際、可変枠体1A,1Bが
確実に変形して弁体43を開作動させる。
布器では、容器本体1A,1Bの周壁部の対向位置に設
けた膨出部11,12に、可変枠体5A,5Bの左右両
側部を嵌合させるため、塗布器の組立て製作において可
変枠体5A,5Bを容器本体1A,1B内に装填する際
の位置決めを容易に行えると共に、塗布器使用中におけ
る可変枠体5A,5Bの回転方向の位置ずれが防止され
るから、塗布先側へ液剤Lを補給するために膨出部1
1,12を外側から挟圧した際、可変枠体1A,1Bが
確実に変形して弁体43を開作動させる。
【0025】ところで、これら液剤塗布器に用いる容器
本体は、ブロー成形時の部分的な偏肉による硬化収縮性
の違い等に起因して、成形品の寸法のばらつきを生じ易
い。また、液剤塗布器を組み立てる際、容器本体と塗布
先ホルダーとの螺合の強弱度合、バルブユニットのばね
受け筒と弁座筒との嵌合状態、可変枠体の装填具合等に
もばらつきを生じる場合がある。これらのばらつきは弁
座と可変枠体の頂端との距離の違いとして現れることに
なるが、前記第一及び第二実施例のように閉弁状態の弁
体側と可変枠体側とが間隔tだけ離れて縁を切る構成と
すれば、前記距離の多少の違いは該間隔tの設定範囲で
吸収でき、常時における弁部の閉弁状態が確実に保障さ
れる。従って、容器本体の寸法差の許容範囲が広くなる
から、そのブロー成形による製作を高歩留りで行えると
共に、液剤塗布器の組立時に要求される精度も緩和さ
れ、高性能な製品を容易に安定的に得ることができる。
本体は、ブロー成形時の部分的な偏肉による硬化収縮性
の違い等に起因して、成形品の寸法のばらつきを生じ易
い。また、液剤塗布器を組み立てる際、容器本体と塗布
先ホルダーとの螺合の強弱度合、バルブユニットのばね
受け筒と弁座筒との嵌合状態、可変枠体の装填具合等に
もばらつきを生じる場合がある。これらのばらつきは弁
座と可変枠体の頂端との距離の違いとして現れることに
なるが、前記第一及び第二実施例のように閉弁状態の弁
体側と可変枠体側とが間隔tだけ離れて縁を切る構成と
すれば、前記距離の多少の違いは該間隔tの設定範囲で
吸収でき、常時における弁部の閉弁状態が確実に保障さ
れる。従って、容器本体の寸法差の許容範囲が広くなる
から、そのブロー成形による製作を高歩留りで行えると
共に、液剤塗布器の組立時に要求される精度も緩和さ
れ、高性能な製品を容易に安定的に得ることができる。
【0026】上述した第一及び第二実施例の液剤塗布器
A,Bでは、弁体43側と可変枠体5A,5B側との間
に前記間隙tを設定するために中継部材6を介在させる
と共に、この中継部材6の凹球面部60で可変枠体5
A,5Bの突起51,52を受ける形で求心性を付与
し、もって容器本体1A,1B内での可変枠体5A,5
Bの配置状態に多少のずれがあっても確実な弁作動を行
えるようにしている。しかるに、この中継部材6を用い
ずに、同様の作用効果を得ることも可能である。
A,Bでは、弁体43側と可変枠体5A,5B側との間
に前記間隙tを設定するために中継部材6を介在させる
と共に、この中継部材6の凹球面部60で可変枠体5
A,5Bの突起51,52を受ける形で求心性を付与
し、もって容器本体1A,1B内での可変枠体5A,5
Bの配置状態に多少のずれがあっても確実な弁作動を行
えるようにしている。しかるに、この中継部材6を用い
ずに、同様の作用効果を得ることも可能である。
【0027】例えば、図7に示す第三実施例の液剤塗布
器Cでは、弁体43の下端に突軸部43dを有するバル
ブユニット4Bを用い、その突軸部43dを前記第二実
施例と同様の縦長の楕円環状をなす可変枠体5Cの頂端
の透孔54に遊嵌挿通させると共に、閉弁位置にある弁
体43における前記突軸部43dの根元の段部43eと
該可変枠体5Cの頂端との間に間隙tを設定している。
なお、バルブユニット4Bの弁体43を除く各部は前記
バルブユニット4Aと同一構成である。この場合、容器
本体1Bの挟圧によって可変枠体5Cがより長い楕円形
に変形した際、その透孔54の周縁部が段部43cに当
接して該弁体43を開作動させるが、可変枠体5Cの透
孔54と弁体43の突軸部43dとの径差を大きく設定
しておけば、容器本体1B内での可変枠体5Cの配置状
態に多少のずれを生じても確実な弁作動が可能となる。
器Cでは、弁体43の下端に突軸部43dを有するバル
ブユニット4Bを用い、その突軸部43dを前記第二実
施例と同様の縦長の楕円環状をなす可変枠体5Cの頂端
の透孔54に遊嵌挿通させると共に、閉弁位置にある弁
体43における前記突軸部43dの根元の段部43eと
該可変枠体5Cの頂端との間に間隙tを設定している。
なお、バルブユニット4Bの弁体43を除く各部は前記
バルブユニット4Aと同一構成である。この場合、容器
本体1Bの挟圧によって可変枠体5Cがより長い楕円形
に変形した際、その透孔54の周縁部が段部43cに当
接して該弁体43を開作動させるが、可変枠体5Cの透
孔54と弁体43の突軸部43dとの径差を大きく設定
しておけば、容器本体1B内での可変枠体5Cの配置状
態に多少のずれを生じても確実な弁作動が可能となる。
【0028】この発明の液剤塗布器の塗布先に用いる毛
束状の塗布部材としては、前記第一〜第三実施例で示し
た塗布部材3Aの如き筆穂型のものに限らず、例えば図
8に示す第四実施例の液剤塗布器Dにおける塗布部材3
Bのような刷毛型のものも使用できる。この塗布部材3
Bは、図9に示すように、硬質合成樹脂成形物からなる
短筒状の座環32の端面に、複数(図では4束)の刷毛
束33…が中心孔32aを囲むように周方向に等配して
植毛されたものである。そして、図8に示すように、液
剤塗布器Dの塗布先ホルダー2に保持させた状態では、
該塗布先ホルダー2の先端部内側に配置した座環32よ
り外側へ突出する刷毛束33…は、先窄み形状をなす先
端開口縁22で絞られて一束に合体した塗布先を構成
し、座環32の中心孔32aを通して供給される液剤を
浸潤して被塗面に塗布できるようになっている。
束状の塗布部材としては、前記第一〜第三実施例で示し
た塗布部材3Aの如き筆穂型のものに限らず、例えば図
8に示す第四実施例の液剤塗布器Dにおける塗布部材3
Bのような刷毛型のものも使用できる。この塗布部材3
Bは、図9に示すように、硬質合成樹脂成形物からなる
短筒状の座環32の端面に、複数(図では4束)の刷毛
束33…が中心孔32aを囲むように周方向に等配して
植毛されたものである。そして、図8に示すように、液
剤塗布器Dの塗布先ホルダー2に保持させた状態では、
該塗布先ホルダー2の先端部内側に配置した座環32よ
り外側へ突出する刷毛束33…は、先窄み形状をなす先
端開口縁22で絞られて一束に合体した塗布先を構成
し、座環32の中心孔32aを通して供給される液剤を
浸潤して被塗面に塗布できるようになっている。
【0029】この発明の液剤塗布器に用いる可変枠体
は、上部が凸形をなして左右両側部の接近に伴って上下
に伸長するように変形可能であればよく、前記第一〜第
三実施例で示した可変枠体5A〜5Cの如き五角形や楕
円形のものに限らず、様々な形態を採用できる。例え
ば、図10(イ)の如く各頂点を関節部50とした四角
形の可変枠体5D、同(ロ)の如く各頂点を関節部50
とした六角形の可変枠体5E、同(ハ)の如く上側の山
形をなす二辺55,55と下側のU字状部56とが関節
部50…を介して連結した形態の可変枠体5F、同
(ニ)の如く上側の弧状部57と下側の升形をなす両側
辺58a,58a及び下辺58bとが関節部50…を介
して連結した形態の可変枠体5G等でも、左右両側から
挟み付けた際、下端が定位置にあるとして、各々仮想線
で示すように頂端を高くするように変形するから、これ
らも同様に採用可能である。
は、上部が凸形をなして左右両側部の接近に伴って上下
に伸長するように変形可能であればよく、前記第一〜第
三実施例で示した可変枠体5A〜5Cの如き五角形や楕
円形のものに限らず、様々な形態を採用できる。例え
ば、図10(イ)の如く各頂点を関節部50とした四角
形の可変枠体5D、同(ロ)の如く各頂点を関節部50
とした六角形の可変枠体5E、同(ハ)の如く上側の山
形をなす二辺55,55と下側のU字状部56とが関節
部50…を介して連結した形態の可変枠体5F、同
(ニ)の如く上側の弧状部57と下側の升形をなす両側
辺58a,58a及び下辺58bとが関節部50…を介
して連結した形態の可変枠体5G等でも、左右両側から
挟み付けた際、下端が定位置にあるとして、各々仮想線
で示すように頂端を高くするように変形するから、これ
らも同様に採用可能である。
【0030】更に、例示した可変枠体5A〜5Gはいず
れも環状であるが、例えば第一実施例の五角形の可変枠
体5Aにおける下辺5cがない形態、第二及び第三実施
例の可変枠体5B,5Cにおける楕円形が下側で開環し
た形態、図10(ニ)の可変枠体5Gにおける下辺5c
がない形態等の非環状の可変枠体であっても、その両側
の下端部を容器本体の内底部で適当に係止する構成とす
れば、環状の場合と同様の変形が可能となる。従って、
この発明で用いる可変枠体は、環状である必要はなく、
上部が山形をなし、この山形の頂部及び両裾下端を関節
部とし、左右両側からの挟圧によって該山形の頂角を狭
める形で変形するか、もしくは上部が弧状をなし、左右
両側からの挟圧によって該弧状の湾曲度合を増す形で変
形すればよい。また、可変枠体の関節部50について
は、第一実施例の可変枠体5Aのように薄肉化によって
構成する以外に、ヒンジによる連結構造も採用できる。
れも環状であるが、例えば第一実施例の五角形の可変枠
体5Aにおける下辺5cがない形態、第二及び第三実施
例の可変枠体5B,5Cにおける楕円形が下側で開環し
た形態、図10(ニ)の可変枠体5Gにおける下辺5c
がない形態等の非環状の可変枠体であっても、その両側
の下端部を容器本体の内底部で適当に係止する構成とす
れば、環状の場合と同様の変形が可能となる。従って、
この発明で用いる可変枠体は、環状である必要はなく、
上部が山形をなし、この山形の頂部及び両裾下端を関節
部とし、左右両側からの挟圧によって該山形の頂角を狭
める形で変形するか、もしくは上部が弧状をなし、左右
両側からの挟圧によって該弧状の湾曲度合を増す形で変
形すればよい。また、可変枠体の関節部50について
は、第一実施例の可変枠体5Aのように薄肉化によって
構成する以外に、ヒンジによる連結構造も採用できる。
【0031】この発明に係る液剤塗布器は、容器本体及
び塗布先ホルダーの形状、塗布先ホルダーにおける塗布
部材の保持構造、弁部の構造等、細部構成については実
施例以外に種々設計変更可能である。例えば、弁部につ
いては、実施例で例示したようなバルブユニットを用い
る代わりに、独立した弁座部材及び弁体とばね部材を組
み付けてもよい。また、可変枠体の両側部は、容器本体
の内側面に対して近接した配置状態として、容器本体を
外側から挟圧した際にその内側面に接当するように構成
することも可能である。
び塗布先ホルダーの形状、塗布先ホルダーにおける塗布
部材の保持構造、弁部の構造等、細部構成については実
施例以外に種々設計変更可能である。例えば、弁部につ
いては、実施例で例示したようなバルブユニットを用い
る代わりに、独立した弁座部材及び弁体とばね部材を組
み付けてもよい。また、可変枠体の両側部は、容器本体
の内側面に対して近接した配置状態として、容器本体を
外側から挟圧した際にその内側面に接当するように構成
することも可能である。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ボトル型の容
器本体内に収容した修正液、各種の筆記具用インキ、化
粧液等の液剤を毛束状の塗布先より滲出させて被塗面に
塗布する液剤塗布器として、塗布先と液剤貯留部との間
に弁部を備え、容器本体内に装填された可変枠体の変形
によって弁部が開作動する構成であり、弁部が常時は閉
弁しているために塗布時に滲出過剰を生じず、しかも塗
布先側の液量不足による掠れを生じた際、容器本体を外
側から挟圧するだけの極めて簡単な操作によって弁部を
開弁させ、もって液剤を塗布先側へ補給して良好な塗布
性を回復できる上、構造的に簡素であって低コストで容
易に組立製作できるものが提供される。
器本体内に収容した修正液、各種の筆記具用インキ、化
粧液等の液剤を毛束状の塗布先より滲出させて被塗面に
塗布する液剤塗布器として、塗布先と液剤貯留部との間
に弁部を備え、容器本体内に装填された可変枠体の変形
によって弁部が開作動する構成であり、弁部が常時は閉
弁しているために塗布時に滲出過剰を生じず、しかも塗
布先側の液量不足による掠れを生じた際、容器本体を外
側から挟圧するだけの極めて簡単な操作によって弁部を
開弁させ、もって液剤を塗布先側へ補給して良好な塗布
性を回復できる上、構造的に簡素であって低コストで容
易に組立製作できるものが提供される。
【0033】請求項2及び請求項3の発明によれば、上
記の液剤塗布器として、可変枠体の変形による弁部の開
作動を確実に行えるものが提供される。
記の液剤塗布器として、可変枠体の変形による弁部の開
作動を確実に行えるものが提供される。
【0034】請求項4の発明によれば、上記の液剤塗布
器において、容器本体の両側の膨出部に可変枠体の左右
両側部が嵌合する構造であるから、組立製作において可
変枠体を容器本体内に容易に位置決めして装填できると
共に、可変枠体が容器本体内で回転方向に変位せず、容
器本体を両膨出部で挟圧することによって可変枠体が確
実に変形し、もって弁体の開作動の信頼性がより向上す
る。
器において、容器本体の両側の膨出部に可変枠体の左右
両側部が嵌合する構造であるから、組立製作において可
変枠体を容器本体内に容易に位置決めして装填できると
共に、可変枠体が容器本体内で回転方向に変位せず、容
器本体を両膨出部で挟圧することによって可変枠体が確
実に変形し、もって弁体の開作動の信頼性がより向上す
る。
【0036】請求項5の発明によれば、上記の液剤塗布
器において、閉弁状態における弁体側と可変枠体側とが
相互の当接部環の間隙によって縁を切った形であるか
ら、製品によって可変枠体の容器本体内への装填具合や
弁部の組み付け具合に多少の違いがあったり、可変枠体
の自然状態における頂部高さや容器本体のサイズに多少
の差があっても、常時における弁部の閉弁状態が確実に
保障される。
器において、閉弁状態における弁体側と可変枠体側とが
相互の当接部環の間隙によって縁を切った形であるか
ら、製品によって可変枠体の容器本体内への装填具合や
弁部の組み付け具合に多少の違いがあったり、可変枠体
の自然状態における頂部高さや容器本体のサイズに多少
の差があっても、常時における弁部の閉弁状態が確実に
保障される。
【図1】 この発明に係る第一実施例の液剤塗布器の外
観を示し、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
観を示し、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
【図2】 同第一実施例の液剤塗布器の縦断側面図であ
る。
る。
【図3】 同第一実施例の液剤塗布器に用いられる弁部
の構成部材と中継部材及び可変枠体を示す分解斜視図で
ある。
の構成部材と中継部材及び可変枠体を示す分解斜視図で
ある。
【図4】 同第一実施例の液剤塗布器の開弁状態及び閉
弁状態を併せて示す要部の縦断側面図である。
弁状態を併せて示す要部の縦断側面図である。
【図5】 同第二実施例の液剤塗布器の外観を示し、
(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
【図6】 同第二実施例の液剤塗布器の縦断側面図であ
る。
る。
【図7】 同第三実施例の液剤塗布器の要部の縦断側面
図である。
図である。
【図8】 同第四実施例の液剤塗布器の塗布先部の縦断
側面図である。
側面図である。
【図9】 同第四実施例の液剤塗布器に用いる刷毛型の
塗布部材の斜視図である。
塗布部材の斜視図である。
【図10】 この発明の液剤塗布器に用いる可変枠体の
他の構成例を示す模式図である。
他の構成例を示す模式図である。
1A,1B 容器本体 1a 口部 1b 胴部 10 液剤貯留部 11,12 膨出部 2 塗布ホルダー 3A,3B 塗布部材 4A,4B バルブユニット 4a 弁座 43 弁体 44 第一のコイルスプリング 5A〜5G 可変枠体 50 関節部 51 突起(頂端) A〜D 液剤塗布器 L 液剤 t 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C350 GA04 GA05 GA06 HA15 HC03 HC04 HC05 KA10 KC02 KD04 KD09 KF01 3E084 AA04 AA12 AA25 AB01 BA02 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 FB01 GA04 GB04 KB01 LD03 LD16 LG01 4F042 AA01 FA24 FA30 FA35 FA39 FA43
Claims (5)
- 【請求項1】 液剤貯留部を構成する可撓性材料からな
るボトル型の容器本体の口部に、毛束状の塗布部材を保
持した塗布先ホルダーが嵌着され、この塗布部材と前記
液剤貯留部との間の液通路に弁部が介在すると共に、前
記容器本体内に該弁部の開閉を担う可変枠体が起立状態
で装填され、 前記弁部は、常時は弁座に対してばね力の付勢を受けた
弁体が塗布先側から押接して前記液通路を閉鎖してお
り、 前記可変枠体は、上部が凸形をなし、左右両側部の接近
に伴って上下に伸長するように変形可能であり、その凸
形の頂端が前記弁体の直下に位置すると共に、左右両側
部が容器本体の内側面に接当又は近接して配置し、 この可変枠体の左右両側部を容器本体の外側から挟圧す
ることにより、変形した該可変枠体の頂部によって前記
弁体が塗布先側へ突き出されて開弁するように構成され
てなる液剤塗布器。 - 【請求項2】 前記可変枠体は、上部が山形をなし、こ
の山形の頂部及び両裾下端を関節部とし、左右両側から
の挟圧によって該山形の頂角を狭める形で変形する請求
項1記載の液剤塗布器。 - 【請求項3】 前記可変枠体は、上部が弧状をなし、左
右両側からの挟圧によって該弧状の湾曲度合を増す形で
変形する請求項1記載の液剤塗布器。 - 【請求項4】 容器本体が周壁部の対向位置に各々膨出
部を有し、両膨出部に前記可変枠体の左右両側部が嵌合
してなる請求項1〜3のいずれかに記載の液剤塗布器。 - 【請求項5】 閉弁状態における前記弁体側と可変枠体
側との当接部間に間隙が設定されてなる請求項1〜4の
いずれかに記載の液剤塗布器。
Priority Applications (1)
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JP11109927A JP2000254576A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 液剤塗布器 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=14522648
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2000254576A (ja) |
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-
1999
- 1999-03-11 JP JP11109927A patent/JP2000254576A/ja active Pending
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