JP2002302147A - 塗布具付き容器 - Google Patents

塗布具付き容器

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JP2002302147A
JP2002302147A JP2001108214A JP2001108214A JP2002302147A JP 2002302147 A JP2002302147 A JP 2002302147A JP 2001108214 A JP2001108214 A JP 2001108214A JP 2001108214 A JP2001108214 A JP 2001108214A JP 2002302147 A JP2002302147 A JP 2002302147A
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container
brush
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handle
applicator
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JP2001108214A
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Yasuo Nakamura
泰雄 中村
Shinji Sato
新治 佐藤
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POWER ACE KK
Original Assignee
POWER ACE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の内面コーティングという煩雑な操
作を必要とせず、使用による刷毛の広がり変形等が防止
されるので、内容物を使い尽くすまで円滑な塗布性が確
保され、さらには内容物である2−シアノアクリレート
系組成物の長期安定性も確保できる塗布具付き容器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 容器本体(1) と、その容器本体(1) の口
部(1a)に係合するキャップ(2) と、そのキャップ(2) の
天井面から垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端側
に設けた刷毛(4) とからなる2−シアノアクリレート系
組成物用の塗布具付き容器である。柄部(3) はポリオレ
フィンからなり、かつ刷毛(4) はポリブチレンテレフタ
レート製のフィラメントからなる。刷毛(4) の先端は、
垂直線に対し35〜60°方向に斜めカットされ、容器
本体(1) の胴部は、横切断端面視で楕円形や長円形等の
扁平形状に形成され、容器本体(1) の外側上部側には突
部(1b)が形成されていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−シアノアクリ
レート系組成物を収容しかつ塗布するための塗布具付き
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〈瞬間接着剤容器〉2−シアノアクリレ
ートを主剤とする瞬間接着剤は、速硬化性を有するの
で、工業用、家庭用の接着剤として広く普及している。
2−シアノアクリレート系瞬間接着剤は、被着材に適用
したときに、空気中の水分によりアニオン重合機構にて
すみやかに硬化する。このことは、該接着剤を容器に充
填して流通に供するときには、容器素材として、水分透
過率が充分に小さくかつ内容物が接触する内壁材がアニ
オン重合を促進するような添加物を含まないものを選択
しなければならないことを意味する。
【0003】ポリエチレンは、種々の樹脂の中でも水分
透過率が小さく、また滑剤などの成形助剤を添加するこ
となく成形することも可能である。このような事情か
ら、2−シアノアクリレート系瞬間接着剤の容器として
は、必要な厚みを有するポリエチレン製のブロー成形容
器が汎用されている。
【0004】2−シアノアクリレート系瞬間接着剤の容
器の形状は、通常のボトル状、やや扁平にしたボトル
状、円錐状に近い形のボトル状、円筒容器状、チューブ
状などとするのが通常であり、他にも種々の変形形状と
することが可能である。
【0005】そしてこれらの容器は、単に内容物である
2−シアノアクリレート系瞬間接着剤を収容するだけで
なく、その内容物を対象物である被着材に向けて適量吐
出することができるように、ノズル付き容器とすること
も多い。
【0006】〈刷毛付き容器〉また、ノズルに代えて刷
毛を備えた容器も提案されている。すなわち、特開平1
0−211970号公報には、シアノアクリレート接着
剤の構成成分である反応抑制ガスが容器本体から揮散透
過することを防止するためにシアノアクリレートに不溶
性でかつ難接着性のコーティング材で少なくとも容器本
体を被覆したポリオレフィン製の容器本体と、柄と刷毛
とが一体となった刷毛部材を容器本体内に収容されるよ
うに蓋の裏面に設けたキャップ体とからなるシアノアク
リレート接着剤用の刷毛付き容器が示されている。容器
本体の口栓部に、開口部分を有する円錐形状のストッパ
ーを設けることもできるとしている。
【0007】ここで反応抑制ガスとは、三フッ化ホウ素
や二酸化イオウなどの酸性ガスである。コーティング材
とは、フッ素樹脂またはパラフィンワックスである。刷
毛部材の柄はポリオレフィン樹脂で構成される。刷毛は
ポリアミド樹脂で構成されるが、その理由は、ポリアミ
ド樹脂の刷毛表面に反応抑制ガスが強く吸着して1本1
本の毛の表面が反応抑制ガスで覆われ、被接着体の表面
の水分が毛細管現象で刷毛に付着しても、刷毛の表面を
被覆している反応抑制ガスによりシアノアクリレート接
着剤で刷毛の毛が剛直することが防止されかつ被接着体
への繰り返しの刷毛塗りが可能となるからであるとして
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平10−211970号公報のシアノアクリレート
接着剤用の刷毛付き容器は、(a) ポリオレフィン製の容
器本体の内面をフッ素樹脂またはパラフィンワックスな
どのコーティング材で被覆しなければならないこと、
(b) ポリアミド樹脂の刷毛では、使用により、刷毛の広
がり変形したり、剛直になったり、毛同士が癒着してし
まったすることがあり、塗布性が損なわれる傾向がある
こと、(c) 刷毛の存在により、内容物であるシアノアク
リレート接着剤が長期保存後には増粘し、さらにはゲル
化する傾向があること、などの解決課題を含んでいる。
【0009】本発明は、このような背景下において、容
器本体の内面コーティングという煩雑な操作を必要とせ
ず、使用による刷毛の広がり変形等が防止されるので、
内容物を使い尽くすまで円滑な塗布性が確保され、さら
には内容物である2−シアノアクリレート系組成物の長
期安定性も確保できる塗布具付き容器を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の塗布具付き容器
は、容器本体(1) と、その容器本体(1) の口部(1a)に係
合するキャップ(2) と、そのキャップ(2) の天井面から
垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端側に設けた刷
毛(4) とからなる2−シアノアクリレート系組成物用の
塗布具付き容器であって、前記柄部(3) がポリオレフィ
ンからなり、かつ前記刷毛(4) がポリブチレンテレフタ
レート製のフィラメントからなることを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0012】〈2−シアノアクリレート系組成物〉本発
明の塗布具付き容器は、2−シアノアクリレート系組成
物を収容しかつ塗布するための容器である。
【0013】2−シアノアクリレートとしては、アルキ
ル2−シアノアクリレート、シクロアルキル2−シアノ
アクリレート、アルコキシアルキル2−シアノアクリレ
ート、アルケニル2−シアノアクリレート、アルキニル
2−シアノアクリレートなどが用いられる。このうち、
アルキル2−シアノアクリレートの例は、メチル2−シ
アノアクリレート、エチル2−シアノアクリレート、各
種プロピル2−シアノアクリレート、各種ブチル2−シ
アノアクリレート、各種ペンチル2−シアノアクリレー
ト、各種ヘキシル2−シアノアクリレート、各種オクチ
ル2−シアノアクリレートなどであり、アルコキシアル
キル2−シアノアクリレートの例は、エトキシエチル2
−シアノアクリレート、メトキシエチル2−シアノアク
リレート、メトキシイソプロピル2−シアノアクリレー
トなどである。
【0014】2−シアノアクリレートには、安定剤ない
し重合防止剤(SO2 、ハイドロキノン等)が少量配合
され、2−シアノアクリレート系組成物とされる。この
組成物には、必要に応じ、増粘剤、耐熱性付与剤、可塑
剤、柔軟化剤、着色剤、チクソトロピー性改善剤、アニ
オン重合促進剤、H+ イオン捕捉剤、pH調整剤、エチ
レンカーボネート、有機溶剤、フィラー、ポリマー類な
どを適当量含有させることができる。
【0015】2−シアノアクリレート系組成物は、瞬間
接着剤として特に有用であるが、そのほか、補修剤、補
強剤、注入剤、パテ剤、被覆剤、絵付け剤、封止剤、シ
ール剤などとしても用いることができる。
【0016】〈塗布具付き容器の基本構造〉本発明の塗
布具付き容器は、容器本体(1) と、その容器本体(1) の
口部(1a)に係合するキャップ(2) と、そのキャップ(2)
の天井面から垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端
側に設けた刷毛(4) とからなる。
【0017】〈容器本体(1) 〉容器本体(1) の材質とし
ては、ポリエチレン(低密度ポリエチレン、リニア低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン等)が用いられる。ポリエチレンのグレードの中で
は、水分透過率の小さい高密度ポリエチレンの方が有利
であるが、容器の容量が比較的大きいときは、壁厚を厚
くできるので、可撓性の良好な低密度ポリエチレンを使
用することもできる。
【0018】容器本体(1) は、通常はブロー成形法によ
り成形されるが、インジェクションブロー成形法やイン
ジェクション成形法によって成形することもできる。容
器本体(1) を構成するポリエチレンは、その内面が2−
シアノアクリレート系組成物に接触するので、滑剤、フ
ィラー、着色剤、安定剤、紫外線吸収剤などの添加剤を
実質的に含まない無添加成形グレードのポリエチレンで
あることが特に好ましい。
【0019】容器本体(1) の胴部形状は、通常のボトル
状、やや扁平にしたボトル状、円錐状に近い形のボトル
状、円筒容器状をはじめ、任意の形状とすることができ
る。
【0020】容器本体(1) の胴部の厚みは、耐透湿性を
確保しつつスクイズ性が得られるように設定される。
【0021】容器本体(1) の内側上部側には、じょうご
部(1c)を形成することが特に好ましい。このようにする
と、そのじょうご部(1c)が柄部(3) により軽く栓をした
状態になるので、容器を横倒ししても、内容物である2
−シアノアクリレート系組成物がキャップ(2) 側に流れ
るのを防止できるからである。
【0022】〈キャップ(2) 、柄部(3) 、刷毛(4) 〉容
器本体(1) の口部(1a)にはキャップ(2) が係合される。
そのため、口部(1a)の外面およびキャップ(2) の内面に
は、対応する螺設部が形成される。螺設部に代えて嵌着
式の係合方式とすることもできる。
【0023】キャップ(2) の天井面からは、柄部(3) が
垂下するようにし、その柄部(3) の下端側には刷毛(4)
が設けられる。通常は、刷毛(4) 付きの柄部(3) をキャ
ップ(2) に内嵌するか、刷毛(4) 付きの柄部(3) をイン
サートとして用いてキャップ(2) 用の樹脂を射出成形す
る方法が採用される。
【0024】キャップ(2) の外周には、指による着脱操
作を容易にするため、その成形時に縦溝、粗面、ローレ
ット、翼などの適当な滑りどめを形成することができ
る。
【0025】〈本発明の特別の工夫〉 (柄部(3) の材質)そして本発明においては、上記の柄
部(3) がポリオレフィンからなり、かつ上記の刷毛(4)
がポリブチレンテレフタレート製のフィラメントからな
るという特別の工夫を講じる。
【0026】柄部(3) がポリオレフィンからなるので、
内容物である2−シアノアクリレート系組成物が付着す
ることが有効に防止される。
【0027】(刷毛(4) の材質)また刷毛(4) がポリブ
チレンテレフタレート製のフィラメントからなるので、
使用による刷毛の広がり変形が防止され、刷毛(4) が剛
直になったり、毛同士が癒着してしまうこともなく、内
容物を使い尽くすまで円滑な塗布性が確保される。また
刷毛(4) がポリブチレンテレフタレート製であるため、
内容物である2−シアノアクリレート系組成物の安定性
が長期にわたり損なわれない。なお、従来の技術の個所
で述べたように刷毛としてポリアミド製のフィラメント
を用いるときは、使用につれて円滑塗布性が損なわれる
傾向がある。
【0028】ポリブチレンテレフタレートは、1,4−
ブタンジオールとテレフタル酸またはテレフタル酸メチ
ルの重縮合により得られるが、刷毛(4) がポリブチレン
テレフタレート製のフィラメントからなることは、上に
述べたように、内容物を使い尽くすまで円滑塗布性が確
保され、かつ内容物の長期安定性が確保されることのほ
か、ポリアミド製の刷毛に比し、低吸水性、機械的性
質、耐薬品性、寸法安定性の点でも好ましい。
【0029】(刷毛(4) の毛先)刷毛(4) の毛先の毛揃
えは、水平にしてもよいが、刷毛(4) の先端を垂直線に
対し35〜60°方向、殊に40〜55°方向に斜めカ
ットすると、被着材に対して、点状、巾広状、巾狭状の
塗布が自在となるので、特に好都合である。
【0030】(容器本体(1) の形状)容器本体(1) の形
状は、先に述べたように任意の形状とすることができる
が、横切断端面視で、楕円形や長円形等の非円形の扁平
形状に形成されていることが特に好ましい。このように
すると、強度と指圧性のバランスをとることができ、ま
た転動により机上から落下することが防止できるからで
ある。
【0031】(容器本体(1) への突部(1b)の形成)容器
本体(1) の外側上部側に突部(1b)を形成し、容器を横倒
ししたときに容器下部側に比し容器上部側の方が高位置
になるようにすることも好ましい。この突部(1b)は、点
状、点列状、リング状、三日月形をはじめとする種々の
形状とすることができる。
【0032】(上記工夫の組み合わせ)上記の工夫のう
ち、 ・柄部(3) がポリオレフィンからなること、 ・刷毛(4) がポリブチレンテレフタレート製のフィラメ
ントからなること、 の必須の条件のほか、次の3つの工夫、すなわち、 ・刷毛(4) の先端が、垂直線に対し35〜60°方向に
斜めカットされていること、 ・容器本体(1) が胴部の横切断端面視で、非円形の扁平
形状に形成されていること、 ・容器本体(1) の外側上部側に突部(1b)が形成され、容
器を横倒ししたときに容器下部側に比し容器上部側の方
が高位置になるようにしてあること の工夫は、これらを1以上、好ましくは2以上、さらに
好ましくは全てを、組み合わせることが推奨される。
【0033】〈包装体〉上記の塗布具付き容器に2−シ
アノアクリレート系組成物を充填することにより包装体
が構成される。この包装体は、さらに防湿性を有する
袋、たとえば、セラミック蒸着フィルムの片面にシーラ
ント層を設けた積層フィルムから製袋した袋に入れて流
通に供することもできる。
【0034】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。
【0035】実施例1 〈図の説明〉図1は、本発明の塗布具付き容器の一例を
示した断面図(分解図)である。図2は、図1の塗布具
付き容器の正面図である。図3は、図1の塗布具付き容
器の側面図である。図4は、図1の塗布具付き容器の平
面図である。
【0036】図1のように、本発明の塗布具付き容器
は、容器本体(1) と、その容器本体(1) の口部(1a)に係
合するキャップ(2) と、そのキャップ(2) の天井面から
垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端側に設けた刷
毛(4) とからなる。
【0037】容器本体(1) は、無添加成形グレードの高
密度ポリエチレンをブロー成形することにより成形され
たものであり、適度の可撓性を有する。
【0038】容器本体(1) の胴部は、この実施例では、
図4のように平面視(胴部の横切断端面視)で楕円形な
いし長円形に形成してある。
【0039】容器本体(1) の内側上部側には、各図のよ
うに、じょうご部(1c)を形成してある。
【0040】容器本体(1) の外側上部側には、各図のよ
うに、点状の突部(1b)を形成し、容器を横倒ししたとき
に容器下部側に比し容器上部側の方が高位置になるよう
にしてある。なお図示は省略してあるが、この突部(1b)
は、点列状、三日月形、リング状などでもよい。
【0041】容器本体(1) の胴部の上端側には、外面に
螺設部を設けた口部(1a)を形成してあり、その口部(1a)
に、内面に螺設部を形成したキャップ(2) が螺合され
る。
【0042】このキャップ(2) は、この実施例では高密
度ポリエチレンの射出成形品からなり、その外周にはた
とえば細かな縦溝からなる滑りどめを形成してある。
【0043】刷毛(4) 付きの柄部(3) をキャップ(2) に
内嵌するか、刷毛(4) 付きの柄部(3) をインサートとし
て用いてキャップ(2) 用の樹脂を射出成形することによ
り、刷毛(4) 付きの柄部(3) がキャップ(2) の天井面か
ら垂下した構造を有している。
【0044】ここで柄部(3) はポリエチレンでできた外
径3mmのパイプからなり、その先端に嵌入設置した刷毛
(4) は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)製のフ
ィラメントからなる。刷毛(4) の先端は、この実施例で
は垂直線に対し60°方向に斜めカットしてある。
【0045】この実施例1の塗布具付き容器にあって
は、 ・容器本体(1) 、キャップ(2) および柄部(3) に内容物
が付着することが防止されること、 ・使用による刷毛(4) の広がり変形、刷毛(4) の剛直
化、毛同士の癒着が有効に防止され、内容物を使い尽く
すまで円滑な塗布性が確保されること、 ・刷毛(4) の存在によっても、内容物の安定性が長期に
わたり損なわれないこと、 ・刷毛(4) の先端を垂直線に対し斜めカットしてあるの
で、被着材に対して、点状、巾広状、巾狭状の塗布が自
在となること、 ・容器本体(1) が横切断端面視で楕円形ないし長円形に
形成してあるので、強度と指圧性のバランスをとること
ができ、また転動により机上から落下することが防止で
きること、 ・容器本体(1) の外側上部側に形成した突部(1b)によ
り、たとえ開口状態で容器が横倒しになったときでも、
内容物が流れ出るのを防止できること、 ・容器本体(1) の内側上部側に形成したじょうご部(1c)
により、開口状態で容器が横倒しになった場合でも、内
容物が流れ出るのを防止できること などのすぐれた作用効果が奏される。
【0046】比較例1 刷毛(4) として、ポリプロピレン(PP)フィラメント
製のものを用いたほかは、実施例1と同様にして塗布具
付き容器を作製した。
【0047】比較例2 刷毛(4) として、ポリアミド(Ny)フィラメント製の
ものを用いたほかは、実施例1と同様にして塗布具付き
容器を作製した。
【0048】〈加熱加湿促進試験〉実施例1および比較
例1〜2の塗布具付き容器に粘度 2.1cps/23℃のエチル
2−シアノアクリレート系瞬間接着剤(安定剤ないし重
合防止剤として少量のSO2 とハイドロキノンとを配合
したもの)を充填したものを準備し、温度60℃、湿度
90%RHの加熱加湿条件下に6週間放置する促進試験
を行い、1週間ごとに内容物の状態を観察した。この試
験の放置期間は、常態放置では概ね下記の期間に相当す
ると推定される。 2〜3week…およそ6ケ月に相当、4week…およそ1年
に相当、 5week…およそ 1.5年に相当、6week…およそ2年に相
【0049】結果を表1に示す。評価は、◎(異常な
し)、○(わずかに増粘)、△(増粘)、×(極度に増
粘またはゲル化)の4段階で行った。
【0050】
【表1】 刷毛の 加熱加湿促進試験(60℃、90%RH) 材質 1 week 2 week 3 week 4 week 5 week 6 week 実施例1 PBT ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 比較例1 PP ◎〜○ △ △ × × × 比較例2 Ny ◎ ◎〜○ ○ △ × ×
【0051】〈刷毛による塗布性、刷毛の状態〉また、
容器を開蓋して内容物を被着体に刷毛で塗布する操作を
1日に5回程度行い、2週間かけて内容全量を使い切っ
た。このときの刷毛による塗布性および刷毛の状態を調
べた。
【0052】評価結果を表2に示す。 ・刷毛による塗布性は、A(なめらか)、B(ほぼなめ
らか)、C(やや円滑性を欠く)、D(塗布性不良)の
4段階で評価した。 ・刷毛の状態は、刷毛先の広がり変形、刷毛先の剛直
化、毛同士の癒着の度合いを総合観察し、a(異常な
し)、b(ほぼ異常なし)、c(異常あり)、d(異常
著しい)の4段階で評価した。
【0053】
【表2】 刷毛の 刷毛による塗布性 刷毛の状態 材質 5 day 10 day 14 day 5 day 10 day 14 day 実施例1 PBT A A A a a a 比較例1 PP B C D b c d 比較例2 Ny A〜B B C a〜b b c
【0054】
【発明の効果】本発明においては、容器本体(1) と、そ
の容器本体(1) の口部(1a)に係合するキャップ(2) と、
そのキャップ(2) の天井面から垂下した柄部(3) と、そ
の柄部(3) の下端側に設けた刷毛(4) とからなる2−シ
アノアクリレート系組成物用の塗布具付き容器におい
て、上記の柄部(3) がポリオレフィンからなり、かつ上
記の刷毛(4) がポリブチレンテレフタレート製のフィラ
メントからなるという特別の工夫を講じてある。
【0055】そのため、本発明の塗布具付き容器は、容
器本体の内面コーティングという煩雑な操作を必要とせ
ず、しかも内容物である2−シアノアクリレート系組成
物の安定性が長期にわたり損なわれない。
【0056】また刷毛(4) がポリブチレンテレフタレー
ト製のフィラメントからなるので、機械的性質、耐薬品
性、寸法安定性の点でも好ましい上、使用による刷毛
(4) の広がり変形、刷毛(4) の剛直化、毛同士の癒着が
有効に防止され、内容物を使い尽くすまで円滑な塗布性
が確保される。そして、刷毛(4) がポリブチレンテレフ
タレート製であるため、内容物である2−シアノアクリ
レート系組成物の安定性が長期にわたり損なわれない。
【0057】刷毛(4) の先端を垂直線に対し斜めカット
したときは、被着材に対して、点状、巾広状、巾狭状の
塗布が自在となる。
【0058】容器本体(1) の形状を横切断端面視で楕円
形、長円形等の非円形に形成したときは、強度と指圧性
のバランスをとることができ、また転動により机上から
落下することが防止できる。
【0059】容器本体(1) の外側上部側に突部(1b)を形
成したときは、たとえ開口状態で容器が横倒しになった
ときでも、容器下部側に比し容器上部側の方が高位置に
なり、内容物が流れ出るのを防止できる。
【0060】容器本体(1) の内側上部側をじょうご部(1
c)に形成したときは、開口状態で容器が横倒しになった
場合でも、内容物である2−シアノアクリレート系組成
物が流れ出るのを防止できる。
【0061】よって本発明の塗布具付き容器は、2−シ
アノアクリレート系組成物を収容し、被着材に塗布する
容器として、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布具付き容器の一例を示した断面図
(分解図)である。
【図2】図1の塗布具付き容器の正面図である。
【図3】図1の塗布具付き容器の側面図である。
【図4】図1の塗布具付き容器の平面図である。
【符号の説明】
(1) …容器本体、 (1a)…口部、 (1b)…突部、 (1c)…じょうご部、 (2) …キャップ、 (3) …柄部、 (4) …刷毛
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA03 AB79 AC01 BA03A BB14A BC03A CA10 EA13 EA32 EB22 FA01 FC01 GB20 3E084 AA04 AA12 AA25 AB06 BA02 CA01 CC04 DA01 DB12 DC04 FA09 FB01 GA04 GB04 KB01 LG01 4F042 AA01 AB01 FA22 FA24 FA30 FA43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体(1) と、その容器本体(1) の口部
    (1a)に係合するキャップ(2) と、そのキャップ(2) の天
    井面から垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端側に
    設けた刷毛(4) とからなる2−シアノアクリレート系組
    成物用の塗布具付き容器であって、 前記柄部(3) がポリオレフィンからなり、かつ前記刷毛
    (4) がポリブチレンテレフタレート製のフィラメントか
    らなることを特徴とする塗布具付き容器。
  2. 【請求項2】刷毛(4) の先端が、垂直線に対し35〜6
    0°方向に斜めカットされている請求項1記載の塗布具
    付き容器。
  3. 【請求項3】容器本体(1) が、胴部の横切断端面視で、
    非円形の扁平形状に形成されている請求項1記載の塗布
    具付き容器。
  4. 【請求項4】容器本体(1) の外側上部側に突部(1b)が形
    成され、容器を横倒ししたときに容器下部側に比し容器
    上部側の方が高位置になるようにしてある請求項1記載
    の塗布具付き容器。
  5. 【請求項5】容器本体(1) と、その容器本体(1) の口部
    (1a)に係合するキャップ(2) と、そのキャップ(2) の天
    井面から垂下した柄部(3) と、その柄部(3) の下端側に
    設けた刷毛(4) とからなる2−シアノアクリレート系組
    成物用の塗布具付き容器であって、 前記柄部(3) がポリオレフィンからなること、前記刷毛
    (4) がポリブチレンテレフタレート製のフィラメントか
    らなること、 刷毛(4) の先端が、垂直線に対し35〜60°方向に斜
    めカットされていること、 容器本体(1) が、胴部の横切断端面視で、非円形の扁平
    形状に形成されていること、および、 容器本体(1) の外側上部側に突部(1b)が形成され、容器
    を横倒ししたときに容器下部側に比し容器上部側の方が
    高位置になるようにしてあることを特徴とする塗布具付
    き容器。
  6. 【請求項6】容器本体(1) の内側上部側にじょうご部(1
    c)を形成してある請求項1または5記載の塗布具付き容
    器。
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