JP2000254026A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚れ落ちがよく、しかも操作性に優れた浴槽
自動洗浄装置を提供する。 【手段】 リモートコントローラーに設けられた洗浄ス
イッチを操作してから循環ポンプが起動するまでに、所
定の遅延時間を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄水の噴射エネ
ルギー又は噴射エネルギーと化学力を利用して浴槽を自
動洗浄する浴槽洗浄装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】浴槽内にノズルから洗浄液を噴出させ、
この噴出エネルギーを利用して浴槽内面の汚れを洗い落
とすいわゆる自動洗浄浴槽は公知である。（例えば、実
用新案登録第２５７７８６７号）

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動洗浄浴槽にあっては以下の課題を有していた。 ａ．洗浄スイッチを入れると同時に、洗浄動作を開始す
るため浴槽内面に付着した汚れが落ちにくい。 ｂ．あらかじめ浴槽の蓋を完全に閉じた後、リモートコ
ントローラーの洗浄スイッチを操作する場合には問題な
いが、浴槽の蓋が不完全なまま誤って浴槽の近傍に取り
付けたリモートコントローラーの洗浄スイッチを操作し
た場合、洗浄スイッチONと同時に自動洗浄浴槽が起動す
るため操作者に洗浄水がかかるという問題があった。

【０００４】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、汚れ落ちが良くかつ操作性に優れた浴槽洗浄装置を
提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の浴槽洗浄装置は、浴槽と、循環ポンプと、前
記浴槽と前記循環ポンプの吸入口とに連通する吸水路
と、循環ポンプの吐出口と浴槽とに連通する戻水路と、
前記吸水路又は戻水路に配設した加熱装置と、戻水路の
浴槽側の端部に設けた洗浄ノズルと、リモートコントロ
ーラーと、リモートコントローラーに設けた洗浄スイッ
チと、循環ポンプ・加熱装置等を制御する制御部と、に
より構成され、浴槽の近傍に取り付けたリモートコント
ローラーの洗浄スイッチを操作しても、所定時間浴槽洗
浄装置が起動しないようにした。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の浴槽洗
浄装置は、浴槽と、循環ポンプと、前記浴槽と前記循環
ポンプの吸入口とに連通する吸水路と、循環ポンプの吐
出口と浴槽とに連通する戻水路と、前記吸水路又は戻水
路に配設した加熱装置と、戻水路の浴槽側端部に設けた
洗浄ノズルと、リモートコントローラーと、リモートコ
ントローラーに設けた洗浄スイッチと、循環ポンプ・加
熱装置等を制御する制御部と、により構成され、浴槽の
近傍に取り付けたリモートコントローラーの洗浄スイッ
チを操作しても、汚れに洗剤がなじみ、汚れを浮き上が
らせるまでの所定時間、洗浄装置が起動しないようにし
た。これにより操作者は浴槽内に洗剤を振りかけた後、
風呂蓋を閉めてから洗浄スイッチを操作しても又、洗浄
スイッチを操作してから風呂蓋を閉めてもどちらでも良
くなるので操作性が良くなる。

【０００７】さらに請求項２記載の浴槽洗浄装置によれ
ば洗浄スイッチ入れてから、２０秒から５分好ましくは
１分から３分の起動遅延時間を設けたので汚れ落ちが良
くなる。２０秒より短いと汚れに対して洗剤がなじまな
いので汚れ落ちが悪くなり、５分より長いと洗浄時間が
長くなるばかりでなく、洗剤が流下してしまい汚れ落ち
に対してはあまり効果がないという問題があるからであ
る。

【０００８】以下、本発明の実施の形態を図面により説
明する。図１は本発明の請求項１に記載の実施の形態に
係る浴槽洗浄装置の模式図で、図２はその制御ブロック
図、図３はフロー図である。

【０００９】図１において、１は浴槽、１ａは浴槽１の
側壁、２は浴槽洗浄装置、３は浴槽洗浄装置のケーシン
グ、４は側壁１ａの底部近傍に配設され浴槽の水を吸引
する管体からなる吸引部、４ａは吸引部４の下部に連通
し下端部が浴槽１の底部まで延出する吸引管、４ｂは吸
引管４ａの下端部に開口する吸引口、４ｃは吸引部４と
中心軸が同軸となるように吸引部４内に挿設され先端部
が浴槽１内に延出する管状体からなる浴槽洗浄器、４ｄ
は浴槽洗浄器４ｃの先端に形設された洗浄水噴射ノズ
ル、５は上流側端部が吸引部４に連通する吸水管、６は
ケーシング３の内部に配設され吸入口が吸水管５の下流
側端部に連通する循環ポンプである。

【００１０】７は上流側端部が循環ポンプ６の吐出口に
連通する上流部戻水管、８はケーシング３の内部に配設
された熱交換器、９は熱交換器８を加熱する加熱器、１
０は上流側端部が上流部戻水管７の下流側端部と連通し
熱交換器８内を通して配設された戻水加熱管、１１は戻
水加熱管１０の両端部に連通して配設された熱交バイパ
ス管、１２は上流側端部が戻水加熱管１０の下流側端部
に連通して配設された中流部戻水管、１３は上流側端部
が中流部戻水管１２の下流側端部と連通し下流側端部が
側壁１ａの上部付近に接続され浴槽１内に開口するジェ
ット用又は追焚用下流部戻水管、１３ａはジェット用又
は追焚用下流部戻水管１３の下流側端部で側壁１ａに配
設されたジェット用噴射ノズル、１３ｂはジェット用噴
射ノズル１３ａの流入側に連通するジェット用送気管、
１３ｃはジェット用送気管１３ｂに配設された電磁開閉
弁からなるジェット用空気弁である。

【００１１】１４は上流側端部が中流部戻水管１２の下
流側端部と連通し下流側端部が浴槽洗浄器４ｃの基端部
に連通する洗浄用下流部戻水管、１５は中流部戻水管１
２とジェット用又は追焚用下流部戻水管１３及び洗浄用
下流部戻水管１４との接続部に配設された三方電動弁か
らなる循環出口切替弁、１６は上流側端部が循環ポンプ
６のケーシングの底部や循環ポンプ６のケーシングに形
成されたドレン栓に接続された水抜き管、１７は水抜き
管１６の下流側端部に接続された排水管、１８は水抜き
管１６の下流側端部と吸水管５とを連通する吐出圧調整
管、１９は水抜き管１６と排水管１７及び吐出圧調整管
１８との接続部に配設された三方電動弁からなる排水切
替弁である。

【００１２】循環出口切替弁１５は、中流部戻水管１２
から流入する水又は湯をジェット用又は追焚用下流部戻
水管１３又は洗浄用下流部戻水管１４に流入するように
切り替え又は閉止する流路切替弁である。吸引管４ａ、
吸引部４、吸水管５は浴槽１から循環ポンプ６への吸水
路を構成し、上流部戻水管７、戻水加熱管１０、熱交バ
イパス管１１、中流部戻水管１２、ジェット用又は追焚
用下流部戻水管１３、洗浄用下流部戻水管１４、浴槽洗
浄器４ｃは循環ポンプ６から浴槽１への戻水路を構成す
る。この吸水路及び循環ポンプ６並びに戻水路により一
連の循環流路が構成される。

【００１３】排水切替弁１９は、水抜き管１６から流入
する水を排水管１７又は吐出圧調整管１８に切り替える
か又は閉止する。浴槽１に貯留された水又は湯を排水す
る場合には、循環出口切替弁１５及び後述の給水弁２３
を閉止し、排水切替弁１９を水抜き管１６と排水管１７
とが連通する方向に切り替え、循環ポンプ６を起動する
ことにより、浴槽１内の水又は湯は、吸引口４ｂから吸
引され、吸引管４ａ、吸引部４、吸水管５、水抜き管１
６、排水管１７を通して排水される。

【００１４】２０は給水装置や水道に接続され給水を行
う上流部給水管、２１は上流側端部が上流部給水管２０
の下流側端部に連通し熱交換器８内を通して配設された
給水加熱管、２２は上流側端部が給水加熱管２１の下流
側端部に連通し下流側端部が吸水管５と吐出圧調整管１
８との接続部に連通する下流部給水管、２３は下流部給
水管２２に配設された電磁開閉弁からなる給水弁、２４
は下流部給水管２２に介設され給水弁２３の下流側に配
設された逆止弁、２５は吸水管５と吐出圧調整管１８と
下流部給水管２２との接続部に配設された温度センサ、
２６は下流部給水管２２に介設された流量センサ、３０
は循環ポンプ６、加熱器９、循環出口切替弁１５、排水
切替弁１９等の動作の制御を行う制御装置、３１は浴槽
１の近傍に取り付けられ温度の設定や動作の指示を入力
するリモートコントローラーである。

【００１５】浴槽１への給水時には、循環ポンプ６を停
止した状態で排水切替弁１９を閉止した後給水弁２３を
開弁する事により、上流部給水管２０から給水加熱管２
１、下流部給水管２２、吸水管５、吸引部４、吸引管４
ａを通して給水が行われる。又、このとき加熱器９を起
動して熱交換器８を加熱することで、浴槽１へ給湯する
ことも可能である。

【００１６】浴槽１内の水又は湯をジェット噴射により
循環させる場合、浴槽１内に水又は湯が貯留された状態
において、排水切替弁１９、給水弁２３を閉止し、循環
出口切替弁１５を中流部戻水管１２とジェット用又は追
焚用下流部戻水管１３が連通するように切り替え、循環
ポンプ６を起動することにより、吸引管４ａ、吸引部
４、吸水管５、上流部戻水管７、戻水加熱管１０、熱交
バイパス管１１、中流部戻水管１２、ジェット用又は追
焚用下流部戻水管１３を通して水又は湯が循環され、ジ
ェット用噴射ノズル１３ａより浴槽１内に噴射される。

【００１７】このとき、ジェット用空気弁１３ｃも開弁
される。ジェット用噴射ノズル１３ａは、エゼクタとな
っており、ジェット用噴射ノズル１３ａより浴槽１内に
水又は湯が噴射されるのに伴い、エゼクタ効果により、
ジェット用送気管１３ｂから空気が吸入され、ジェット
用噴射ノズル１３ａから浴槽１内へ気泡となって噴射さ
れる。更に、このとき、温度センサ２５により循環流路
を流れる水又は湯の温度を検出し、水又は湯の温度があ
る一定の温度以下の場合、加熱器９を起動させ、循環流
路に循環する水又は湯を加熱するような構成としてもよ
い。

【００１８】浴槽１内の水又は湯を追焚きにより循環さ
せる場合、浴槽１内に水又は湯が貯留された状態におい
て、排水切替弁１９、給水弁２３を閉止し、循環出口切
替弁１５を中流部戻水管１２とジェット用又は追焚用下
流部戻水管１３が連通するように切り替え、循環ポンプ
６を起動することにより、吸引管４ａ、吸引部４、吸水
管５、上流部戻水管７、戻水加熱管１０、熱交バイパス
管１１、中流部戻水管１２、ジェット用又は追焚用下流
部戻水管１３を通して水又は湯が循環され、ジェット用
噴射ノズル１３ａより浴槽１内に噴射される。このと
き、加熱器９が起動され、戻水加熱管１０に流れる水又
は湯を加熱することにより、循環流路を循環する水又は
湯を加熱し、ジェット用噴射ノズル１３ａより浴槽１内
に加熱された水又は湯を供給する。

【００１９】又、浴槽１内の水又は湯を浴槽１の洗浄工
程時に循環させる場合、浴槽１内に水又は湯がわずかに
貯留された状態において、排水切替弁１９、給水弁２３
を閉止し、循環出口切替弁１５を中流部戻水管１２と洗
浄用下流部戻水管１４が連通するように切り替え、循環
ポンプ６を起動することにより、吸引管４ａ、吸引部
４、吸水管５、上流部戻水管７、戻水加熱管１０、熱交
バイパス管１１、中流部戻水管１２、洗浄用下流部戻水
管１４、浴槽洗浄器４ｃを通して水又は湯が循環され、
洗浄水噴射ノズル４ｄより浴槽１内に噴射される。洗浄
工程時に循環させる場合において、加熱器９を起動して
熱交換器８を加熱することにより、戻水加熱管１０内を
通過して循環する水又は湯を加熱することが可能であ
る。

【００２０】又、ジェット噴射により循環させる場合又
は洗浄工程時に循環させる場合において、排水切替弁１
９を水抜き管１６と吐出圧調整管１８とが連通する方向
に切り替えることにより、循環ポンプ６から吐出される
水又は湯の一部は水抜き管１６から吐出圧調整管１８を
通して吸水管５に戻されることにより、循環ポンプ６か
ら上流部戻水管７へ送水される送水圧を下げるように調
節することが出来る。

【００２１】図２は実施の形態１の浴槽洗浄装置の洗浄
機構の制御構成を表すブロック図である。図２におい
て、６は循環ポンプ、９は加熱器、１５は循環出口切替
弁、１９は排水切替弁であり、これらは図１と同様のも
のであるため、同一の符号を付して説明は省略する。

【００２２】制御装置３０において、３０ａは後述のリ
モートコントローラー３１から入力される運転指示、浴
槽自動洗浄指示、浴槽自動お湯張り指示等の指示を入力
して内容を認識するリモコン入力認識部、３０ｂはリモ
コン入力認識部３０ａが浴槽自動洗浄であるときこれを
実行する洗浄制御手段、３０ｃは洗浄制御手段３０ｂを
時間制御するためのタイマー、３０ｄは循環ポンプ６を
制御する循環ポンプ制御手段、３０ｅは加熱器９を制御
する加熱器制御手段、３０ｆは循環出口切替弁１５を制
御する切替制御手段、３０ｇは排水切替弁１９を制御す
る排水切替弁制御手段である。

【００２３】リモートコントローラー３１において、３
１ａは運転開始と運転停止の指示を入力するための運転
スイッチ、３１ｂは浴槽自動洗浄の指示を入力するため
の洗浄スイッチ、３１ｃは浴槽自動お湯張りの指示を入
力するためのお湯張りスイッチである。

【００２４】以上のように構成された本実施の形態の浴
槽洗浄装置において、以下その浴槽洗浄制御について説
明する。図３は実施の形態１の浴槽洗浄装置における浴
槽洗浄時の状態を表すフロー図である。

【００２５】初期状態として、浴槽１内の水又は湯は排
水されており、浴槽１の排水栓（図示せず）は装着され
ているものとする。この状態において、浴槽１の内面に
洗剤を振りかけ浴槽１の蓋をした後、リモートコントロ
ーラー３１の洗浄スイッチ３１ｂをＯＮすると（ステッ
プ１）、タイマー３０ｃがカウントを開始しあらかじめ
定められた所定時間が経過したか判断する（ステップ
２）。所定時間経過すると給水弁２３が開き給水を開始
する（ステップ３）。流量センサ２６でカウントした給
水量があらかじめ定めた所定量に達すると給水弁２３を
閉じる（ステップ４、ステップ５）。つぎに循環ポンプ
６が動作を開始し（ステップ６）、あらかじめ定められ
た所定時間が経過すると（ステップ７）、循環ポンプ６
は停止する（ステップ８）。このステップ２からステッ
プ８の間の洗浄運転が、あらかじめ定めた所定の回数
（通常３〜４回）に達したか否か判断し（ステップ
９）、所定の回数に達した場合は次の排水工程を経て、
濯ぎ工程（図示せず）に進み、所定の回数に達していな
い場合にはステップ２に戻る。

【００２６】実施例ではステップ２の所定時間は、初回
は２０秒から５分、好ましくは１分から３分程度、２回
目は３０秒程度、３回目以降は０秒とした。又、ステッ
プ３の給水量は、最初は循環ポンプ６が作動できる程度
で徐々に水量を増やすようにした方が洗浄効果が上が
る。いずれも洗浄液が汚れに対し浸透し、なじむからで
ある。

【００２７】排水工程（ステップ１０）では排水切替弁
１９を水抜き管１６と排水管１７が連通するように切り
替え、循環出口切替弁１５を閉止位置にして、循環ポン
プ６を運転するようにすると、循環ポンプ６のケーシン
グ内の水が全て抜けると共に、循環ポンプ６の運転によ
る圧力が全て排水に利用されるので排水時間を短くする
ことが出来る。

【００２８】以上のように、本実施の形態の浴槽洗浄装
置は、洗浄スイッチ３１ｂをＯＮした後、循環ポンプ６
が動き出すまでに所定の遅延時間を設けたので操作者が
浴槽内に濃度の濃い洗剤を振りかけた後、風呂蓋を閉め
てから洗浄スイッチ３１ｂを操作しても又、洗浄スイッ
チ３１ｂを操作してから風呂蓋を閉めてもどちらでも良
くなるので操作性が良くなる。またこの遅延時間によ
り、汚れに対して洗剤がなじみ、汚れを浮き上がらせて
から洗浄するようにしたので汚れ落ちがよくなった。

【００２９】

【発明の効果】以上のように本発明の浴槽洗浄装置によ
れば、以下のような優れた効果が得られる。

【００３０】請求項１に記載の発明によれば、浴槽と、
循環ポンプと、前記浴槽と前記循環ポンプの吸入口とに
連通する吸水路と、循環ポンプの吐出口と浴槽とに連通
する戻水路と、前記吸水路又は戻水路に配設した加熱装
置と、戻水路の浴槽側端部に設けた洗浄ノズルと、リモ
ートコントローラーと、リモートコントローラーに設け
た洗浄スイッチと、循環ポンプ・加熱装置等を制御する
制御部と、により構成され、浴槽の近傍に取り付けたリ
モートコントローラーの洗浄スイッチを操作しても、汚
れに対して洗剤がなじみ、汚れを浮き上がらせるまでの
所定時間洗浄装置が起動しないようにしたので、操作者
は浴槽内に洗剤を振りかけた後、風呂蓋を閉めてから起
動スイッチを操作しても又、起動スイッチを操作してか
ら風呂蓋を閉めてもどちらでも良くなるので操作性が良
くなるという効果が得られる。

【００３１】請求項２記載の浴槽洗浄装置によれば請求
項１に記載の効果に加え、洗浄スイッチ操作してから、
２０秒から５分好ましくは１分から３分の起動遅延時間
を設けたので汚れ落ちが良くなるという効果が得られ
る。

【００３２】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の模式
図である。

【図２】本発明の実施の形態に係る制御ブロック図であ
る。

【図３】本発明の実施の形態に係る制御フロー図であ
る。

【符号の説明】

１ 浴槽 １ａ 側壁 ２ 浴槽洗浄装置 ３ ケーシング ４ 吸引部 ４ａ 吸引管 ４ｂ 吸引口 ４ｃ 浴槽洗浄器 ４ｄ 洗浄水噴射ノズル ５ 吸水管 ６ 循環ポンプ ７ 上流部戻水管 ８ 熱交換器 ９ 加熱器 １０ 戻水加熱管 １１ 熱交バイパス管 １２ 中流部戻水管 １３ ジェット用又は追焚用下流部戻水管 １３ａ ジェット用噴射ノズル １３ｂ ジェット用送気管 １３ｃ ジェット用空気弁 １４ 洗浄用下流部戻水管 １５ 循環出口切替弁 １６ 水抜き管 １７ 配水管 １８ 吐出圧調整管 １９ 排水切換弁 ２０ 上流部給水管 ２１ 給水加熱管 ２２ 下流部給水管 ２３ 給水弁 ２４ 逆止弁 ２５ 温度センサ ２６ 流量センサ ３０ 制御装置 ３０ａ リモコン入力認識部 ３０ｂ 洗浄制御手段 ３０ｃ タイマー ３０ｄ 循環ポンプ制御手段 ３０ｅ 加熱制御手段 ３０ｆ 切替制御手段 ３０ｇ 排水切替弁制御手段 ３１ リモートコントローラー ３１ａ 運転スイッチ ３１ｂ 洗浄スイッチ ３１ｃ お湯張りスイッチ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 浴槽と、循環ポンプと、前記浴槽と前記
   循環ポンプの吸入口に連通する吸水路と、前記循環ポン
   プの吐出口と前記浴槽とに連通する戻水路と、前記吸水
   路又は戻水路に配設した加熱装置と、戻水路の浴槽側の
   端部に設けた洗浄ノズルと、リモートコントローラー
   と、リモートコントローラーに設けた洗浄スイッチと、
   循環ポンプ・加熱装置等を制御する制御部と、を有した
   浴槽洗浄装置において、前記洗浄スイッチを入れると、
   所定時間遅延の後に自動洗浄を開始するようにしたこと
   を特徴とする浴槽洗浄装置。
2. 【請求項２】 前記遅延時間が２０秒から５分であるこ
   とを特徴とする請求項１記載の浴槽洗浄装置。