JP2000253331A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000253331A
JP2000253331A JP11055857A JP5585799A JP2000253331A JP 2000253331 A JP2000253331 A JP 2000253331A JP 11055857 A JP11055857 A JP 11055857A JP 5585799 A JP5585799 A JP 5585799A JP 2000253331 A JP2000253331 A JP 2000253331A
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JP
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sound effect
control unit
processing
unit
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JP11055857A
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English (en)
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Takatoshi Isobe
隆俊 磯部
Susumu Nagano
晋 長野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部コントロールユニットや受信装置の操作
入力部の状態のみならず、受信装置の内部の動作状態を
音で確認できるようにする。 【解決手段】 制御部22において、操作入力部19お
よび外部コントロールユニット2の状態を判定すると共
に、操作入力部19および外部コントロールユニット2
により指示される各種処理を実行する毎にその遷移した
状態を判定し、判定結果に応じた制御情報を形成する。
この制御情報をビープ音発生回路16に供給し、ビープ
音発生回路16において所定の周波数および長さの効果
音出力を形成する。この効果音出力を加算器17に供給
して音声信号に重畳することで、操作入力部19および
外部コントロールユニット2に対する操作と、その操作
に応じた処理の結果と、現在の状態とを効果音で確認す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ディジ
タル放送受信機に用いて好適な効果音の発生機能を有し
た受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、通信衛星を使用して画像信号、オ
ーディオ信号等マルチメディア・データを受信するディ
ジタル放送システムが実用化されつつある。このような
システムに用いられる条件付きアクセス機能を有する受
信機は、通常、IRD(Integrated Receiver/Decorde
r)と称される。このIRDは、映像・音声データ以外
にその番組や視聴者に関連した契約情報等や、パーソナ
ルコンピュータ用のデータ等を多重化して送出されたデ
ィジタルデータの受け口としても機能し、複雑多岐な処
理が可能とされている。また、IRDは、地上のネット
ワーク/電話回線等を介して契約顧客管理センターや情
報サービス施設のデータ蓄積装置や情報処理装置との接
続が可能とされている。
【0003】例えば、現在の衛星放送システムにおける
一つの放送においては、現在放送中あるいは放送予定の
番組の内容説明としてのEIT(Event Information Ta
ble)、番組表としてのEPG(Electric Program Guid
e)、視聴料金、視聴年齢制限を始めとする契約情報な
どが映像・音声データと共に配信される。また、IRD
側でも単純に放送を受信するだけでなく、機器に固有の
IDを付与することにより、個別の機器に対してPPV
(Pay Per View)番組の視聴履歴のアップロードを指示
したり、モデムを内蔵することによってショッピング番
組への購入要求やアンケートへの応答が可能となってき
ている。
【0004】このような従来のIRDにおいては、使い
勝手や機能性を向上させるために外部コントロールユニ
ットが設けられているのが一般的であり、表示装置の画
面やフロントパネルの表示で確認しながら、この外部コ
ントロールユニットのテンキーおよびスイッチ等を操作
することで各種設定や各種情報の入力がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
IRDの外部コントロールユニットでは、その操作に応
じて効果音を発生させる機能が備わっていないため、専
ら、表示装置の画面やフロントパネルの表示に基づいて
なされる。このような視覚情報に基づく操作は、視覚障
害者にとって大変困難なものであった。このため、この
ような問題を解決するために外部コントロールユニット
の操作に応じて効果音を発生させるように機能させるこ
とが考えられるが、この場合においては、IRD本体側
の操作に対するその結果として発生した状態がどうなっ
ているのかが把握できない問題点があり、また、画面や
フロントパネルが確認できない遠く離れた地点から操作
する場合においては、大変使い勝手が悪くなる問題点が
あった。
【0006】従って、この発明の目的は、外部コントロ
ールユニットや受信装置自体の操作入力部の操作のみな
らず、受信装置の内部の動作状態を音で確認することが
でき、また、受信装置の内部の動作状態に対して警告の
必要がある場合には、警告を音で提示することができる
受信装置を提供することにある。また、この発明の他の
目的は、効果音を自在に発生させることができ、使い勝
手の良い受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに請求項1の発明は、放送信号を受信する受信装置に
おいて、各処理を指示する入力手段と、入力手段の状態
を判定すると共に、入力手段により指示された処理を行
うことにより遷移した状態を判定する状態判定手段と、
状態判定手段の出力に基づいてそれぞれの状態に応じた
制御情報を形成する情報形成手段と、情報形成手段の制
御情報に応じて異なる効果音を発生させる効果音発生手
段とを備えたことを特徴とする受信装置である。
【0008】この発明では、入力手段と、状態判定手段
および情報形成手段としての制御部と、効果音発生手段
とが設けられる。制御部において、入力手段の状態が判
定されると共に、入力手段により指示される各種処理を
実行する毎にその遷移した状態が判定され、判定結果に
応じて効果音を発生させるための制御情報が形成され
る。そして、この制御情報が効果音発生手段に供給さ
れ、効果音発生手段において、所定の周波数および長さ
の効果音出力が形成される。この効果音出力が音声信号
に重畳され、それぞれの状態に応じた異なる適切な効果
音が発生する。このため、ユーザは、入力手段に対する
操作と、その操作に応じた処理の結果と、現在の状態と
を画面で確認しなくとも効果音により知ることが可能と
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明をディジタル放送
を受信するIRDに適用した一実施形態について図面参
照して説明する。図1は、この発明の一実施形態の全体
構成を示し、図1において1で示されるのがこの発明に
よるIRDである。IRD1は、受信信号の中から一つ
の搬送波を選択・復調してトランスポート・ストリーム
を得、そのストリーム内に多重された各チャンネルから
所望のチャンネルを分離する。そして、分離されたチャ
ンネルの圧縮されたビデオ/オーディオ信号を復号して
映像/音声信号を得る。また、IRD1は、音声信号に
対して各種操作状態および動作状態に応じた効果音を重
畳し、各処理に応じた所定の効果音を発生させるように
動作する。なお、IRD1には、図示せずも受信アンテ
ナが接続され、ディジタル放送の受信側システムが受信
アンテナ、IRD1、外部コントロールユニット2およ
び映像表示装置3により構成されている。
【0010】先ず、IRD1の構成および動作を説明す
る前に簡単にディジタル放送の送信側システムおよび通
信衛星について簡単に説明する。図示せずもディジタル
放送の送信側システムが番組を制作する放送局、アップ
リンクシステム、送信アンテナ及び契約顧客管理センタ
ーにより構成されている。また、通信衛星が所定軌道上
に打ち上げられている。通信衛星は、トランスポート・
ストリームの数に対応したトランスポンダを有してお
り、アップリンクシステム及び送信アンテナを介して地
上から送信された電波信号を受信し、周波数変換した上
で増幅して地上に再送信する。このように通信衛星によ
り電波信号が通信衛星により中継されて各家庭に配信さ
れる。
【0011】また、放送局においては、以下の処理がな
される。先ず、放送局において、番組が制作され、番組
に対応した映像・音声信号が例えばMPEG(Moving P
ictures Expert Group)システムにより圧縮・符号化さ
れる。この処理により得られた映像・音声データのデー
タ列がブロック分割される。そして、この伝送単位形式
に変換されたデータに個人情報および契約情報としての
EMM(Entitled Management Massage)、受信時におけ
る共通情報としてのECM (Entitlement Control Mess
age)、番組検索情報としてのEPG (Electric Program
Guide) 、番組情報としてのEIT (Event Informatio
n Table)等の種々のデータが時分割に多重化され、トラ
ンスポート・ストリームが形成される。この多重化出力
に対してパケット毎のスクランブル処理とパケット毎の
エラー訂正符号化とがなされ、例えばQPSK(Quadra
ture Phase Shift Keying)変調がなされる。この変調出
力が送出装置及び送信アンテナを介して通信衛星に向け
て送出される。尚、スクランブル処理は、視聴者毎に視
聴の可否を制御するのに使用する条件付きアクセスを実
現するための処理で、また、スクランブルを解く鍵は、
契約顧客管理センターからの個人情報及び契約情報に基
づいてデータ化されたEMMとECM中に含まれてお
り、パケットの一つとして、映像・音声データと同様に
トランスポート・ストリーム中に挿入されている。
【0012】送信アンテナから送出された電波信号が通
信衛星を介して各家庭の受信アンテナにより受信され
る。受信アンテナに対してIRD1が接続されている。
受信アンテナにはLNB(Low Noise Block down conve
rter) が設けられており、受信信号が所定の中間周波信
号に周波数変換され、この出力がIRD1に供給され
る。なお、図1において4で示されるのが受信アンテナ
およびLNBを介された受信信号が供給される入力端子
である。
【0013】次に、IRD1の構成および動作について
説明する。IRD1は、図1に示すように、受信トラン
スポンダを指定するフロントエンド部11、スクランブ
ルを解くデスクランブラ12、分離するパケットを指定
するデマルチプレクサ13、A/Vデコーダ14、メモ
リ15、ビープ音発生回路16、加算器17、モデム1
8、操作入力部19、受信部20、ICカード21およ
び制御部22等により構成されている。
【0014】IRD1において中心的な役割を果たす制
御部22は、例えば、CPU等により構成され、IRD
1全体を集中管理する。制御部22には、フロントエン
ド部11、デスクランブラ12、デマルチプレックサ1
3、A/Vデコーダ14、メモリ15、モデム18およ
びICカード21のそれぞれがデータバスにより接続さ
れ、各部との間において双方向にデータの授受が可能と
されており、また、制御部22には、フロントパネル上
に設けられた操作入力部19と、外部コントロールユニ
ット2に対応して設けられたた受信部20とが接続され
ている。操作入力部19および外部コントロールユニッ
ト2には、各種スイッチやテンキーが配設されており、
制御部22は、操作入力部19および外部コントロール
ユニト2の操作状態を監視し、その操作状態に応じて制
御情報を形成して各部にその制御情報を供給する。つま
り、制御部22は、必要に応じて接続されているメモリ
15やICカード21に各種情報等を書き込むと共に、
必要に応じてメモリ15やICカード21から各種情報
を読み出して制御情報を形成し、この制御情報を各部に
供給することでIRD1全体を集中管理する。
【0015】また、制御部22は、操作入力部19およ
び外部コントロールユニット2の操作状態やEMM,E
CMのデータ等に基づいて必要に応じてモデム18を制
御し、ネットワーク/電話回線を介して自動的にIRD
1と契約顧客間管理センターとを接続し、ICカード2
1に記録された視聴者情報等を自動的に契約顧客管理セ
ンターに送信すると共に、他の視聴者情報を受信する。
また、同様に必要に応じてネットワーク/電話回線を介
して情報提供サービス施設のデータ蓄積装置や情報処理
装置と接続し、各種情報をも取り込む。
【0016】さらに、上述したように複雑多岐にわたる
処理を集中管理する制御部22は、操作入力部19およ
び外部コントロールユニット2の状態を判定すると共
に、操作入力部19および外部コントロールユニット2
により指示される各種処理を実行する毎にその状態を判
定し、判定結果に応じた効果音を発生させるための制御
情報を形成し、この制御情報をビープ音発生回路16に
供給する。ビープ音発生回路16において、所定の周波
数および長さの効果音出力が形成され、この効果音出力
が後述する加算器17の一方の入力端子に供給される。
【0017】フロントエンド部11は、例えば、チュー
ナ回路、復調回路、誤り訂正回路により構成されてお
り、フロントエンド部11は、制御部22からの制御情
報に基づいて所定の搬送波を選局して送信側においてな
された変調処理に対応した復調処理を行うと共に、送信
側においてなされた符号化処理に応じた誤り訂正処理を
行う。
【0018】具体的には、入力端子4を介して受信信号
がチューナ回路に供給される。チューナー回路におい
て、受信信号の中から制御部22からの制御信号に基づ
いて指定される周波数の信号が抽出され、復調回路にお
いて、QPSK変調されている信号が復調される。この
復調出力が誤り訂正回路に供給され、誤り訂正回路にお
いて、例えば畳み込み符号とインターリーブを介したリ
ード・ソロモン符号とにより二重に誤り訂正符号化され
ている信号が誤り訂正されて復号され、この復号出力が
デスクランブラ12に供給される。
【0019】デスクランブラ12およびデマルチプレク
サ13のそれぞれには、制御部22から制御情報が供給
されおり、デスクランブラ12において、制御部22か
らの制御情報に基づいて送信側においてスクランブル処
理がなされている場合には、デスクランブル処理がなさ
れ、その後、デマルチプレクサ13によりビデオ/オー
ディオ/データ等の必要なパケットの分離・抽出がなさ
れる。
【0020】具体的には、フロントエンド部11からの
トランスポート・ストリームは、MPEGシステムで定
義されているビット列で、188バイトの固定長パケッ
トの集合で構成されている。それぞれのパケットは、ヘ
ッダと特定の個別パケットに付加情報を入れるためのア
ダプテーションフィールドとパケットの中身(ビデオ/
オーディオ等)を表すペイロードからなり、ヘッダは、
4バイトで構成され、必ず先頭には同期バイトが配さ
れ、そのパケットの識別情報であるPID(Packet I
D)、スクランブルの有無、後続するアダプテーションフ
ィールドやペイロードの有無等の制御情報が格納されて
いる。また、この時、制御部22は、EMM,ECMの
データに基づいてICカード21に記録されているスク
ランブルを解く鍵を読み出し、制御情報を形成してデス
クランブラ12に供給する。これらの制御情報に基づい
てデスクランブラ12において、パケット単位でデスク
ランブルがなされる。そして、デマルチプレクサ13に
おいて、ビデオ/オーディオ/データ等の必要パケット
の分離・抽出がなされる。デマルチプレクサ13におい
て分離・抽出された各パケットがA/Vデコーダ14に
供給される。
【0021】A/Vデコーダ14は、ビデオデコーダ4
1、オーディオデコーダ42、NTSCエンコーダ43
およびD/A変換器44等を有し、制御部22からの制
御情報に基づいて送信側においてなされた処理に応じた
復号処理等を行い、アナログの映像出力を形成し、この
映像出力に対して必要に応じてメニュー画面等の重畳処
理を行うと共に、音声出力を形成する。
【0022】具体的には、デマルチプレクサ13で分離
されたビデオ/オーディオの個別パケットは、PES
(Packetized Elementary Stream) と呼ばれる形式でそ
れぞれのデコーダに供給される。つまり、ビデオのパケ
ットがビデオデコーダに供給され、オーディオのパケッ
トがオーディオデコーダに供給される。また、それらの
処理と並行してEPG、EIT等の種々のデータのパケ
ットの有無が制御部22により監視される。ビデオデコ
ーダにおいて、MPEG圧縮された信号に対して復号処
理がなされ、この復号出力がNTSCエンコーダおよび
D/A変換器を介されることで映像信号が形成される。
【0023】なお、この時、制御部22は、EPG、E
IT等の種々のデータのパケットの存在する場合には、
先ず、EPG、EIT等の種々のデータをメモリ15に
所定の期間一時的に格納する。そして、操作入力部19
および外部コントロールユニット2の操作状態に応じて
格納されたEPG、EIT等の種々のデータを読み出
し、そのデータをA/Vデコーダ14に供給する。従っ
て、必要に応じてA/Vデコーダ14において、映像信
号に対してメニュー画面等の重畳処理がなされる。この
映像信号が映像表示装置3に供給され、映像表示装置3
の表示部の画面上に表示がなされる。
【0024】一方、A/Vデコーダ14のオーディオデ
コーダにおいて、ディジタル・オーディオ信号が形成さ
れ、このディジタル・オーディオ信号がD/A変換器を
介されることでアナログの左右両チャンネルの音声信号
とされる。この音声信号が加算器17の他方の入力端子
に供給される。加算器17の一方の入力端子には、前述
したように制御部22からの制御情報に基づいてビープ
音発生回路16において形成された効果音出力が供給さ
れる。加算器17において音声信号に効果音出力が重畳
される。この加算器17の出力が映像表示装置3に供給
され、映像表示装置3のスピーカから音声が発生すると
共に、必要に応じて効果音が発生する。
【0025】上述したように構成される一実施形態にお
ける効果音形成処理について図2、図3および図4を用
いて詳細に説明する。図2は、各種処理と、効果音形成
処理との関係を模式的に示す。なお、図2に示される各
処理は、前述した制御部22においてなされる。また、
効果音の設定は、通常動作に対応して全て設定可能とさ
れており、セキュリティや重大な事故に係わる部分に関
しては、例えば、出荷時にメーカにより設定がなされ、
その他の部分に関しては、任意にユーザにより設定がな
される。また、効果音を形成するための諸データは、出
荷時にメーカにおいてメモリ15にデータベースとして
格納される。
【0026】先ず、状態判定処理S1がなされる。状態
判定処理S1において、操作入力部19および外部コン
トロールユニット2の操作状態と、IRD1のフロント
パネルおよび外部コントロールユニット2のパネルの状
態が判定される。操作入力部19もしくは外部コントロ
ールユニット2のテンキーが操作された場合には、テン
キー処理S2に移行する。また、操作入力部19もしく
は外部コントロールユニット2により選局処理が指示さ
れた場合には、選局処理S3に移行し、同様に操作入力
部19もしくは外部コントロールユニット2によりネッ
トワーク接続が指示された場合には、ネットワーク接続
処理に移行する。さらに、IRD1のフロントパネルも
しくは外部コントロールユニット2のパネルの状態が通
常でないと判定された場合には、パネル管理処理S5に
移行し、上記以外のその他の処理の指示がなされたり、
また、種々の状態が発生した場合には、その他の処理S
nに移行する。
【0027】テンキー入力処理S2に移行すると、テン
キー入力処理S2において、押されたテンキーに応じた
処理がなされる。例えば、映像表示装置3の画面上に
は、押されたキーに応じた数字等が表示される。そし
て、効果音形成処理S10に移行し、押されたテンキー
に応じた効果音が発生する。このため、映像表示装置3
の画面で確認しなくとも発生した効果音により聴覚的に
操作が確認される。
【0028】選局処理S3に移行すると、フロントエン
ド部11等が制御されて選局動作がなされ、選局に成功
すると、A処理S31に移行する。例えば、EPG、E
IT等の種々のデータの表示の指示がなされている場合
には、映像表示装置3の画面上には、EPG、EIT等
の表示がなされる。そして、効果音形成処理S10に移
行し、A処理S31に応じた効果音が発生する。また、
選局に失敗すると、B処理S32に移行し、所定処理が
なされる。例えば、ICカード21の装着の有無等が確
認される。そして、効果音形成処理S10に移行し、B
処理S31に応じた選局成功時の効果音と異なる効果音
が発生する。このため、選局の成功/不成功が映像表示
装置3の画面で確認しなくとも発生した効果音により聴
覚的に確認される。
【0029】ネットワーク接続処理S4に移行すると、
モデム18等が制御されてネットワーク接続動作がなさ
れ、指示される接続先との接続に成功すると、C処理S
41に移行する。例えば、メール等の着信の確認等の指
示がなされている場合には、メールの取り込みがなされ
る。そして、効果音形成処理S10に移行し、C処理S
41に応じた効果音が発生する。また、ネットワーク接
続に失敗すると、D処理S42に移行し、所定処理がな
される。そして、効果音形成処理S10に移行し、D処
理S41に応じた接続成功時の効果音と異なる効果音が
発生する。このため、ネットワーク接続の成功/不成功
が映像表示装置3の画面で確認しなくとも発生した効果
音により聴覚的に確認される。
【0030】パネル管理処理S5に移行すると、パネル
管理処理S5において、IRD1のフロントパネルもし
くは外部コントロールユニット2のパネルの状態に対処
するための処置がなされる。例えば、ICカード21の
挿入口の蓋が開けられた場合には、各部に対して保護お
よび警告動作がなされる。そして、効果音形成処理S1
0に移行し、警告および注意を喚起するための効果音が
発生する。このため、発生した効果音により聴覚的にI
RD1のフロントパネルもしくは外部コントロールユニ
ット2の状態が不都合な状態であると確認される。
【0031】上述した処理以外のその他の処理の指示が
なされたり、また、種々の状態が発生した場合には、そ
の他の処理Snに移行する。そして、各処理がなされ、
効果音形成処理S10に移行する。この場合において
も、各処理および遷移した状態に応じた効果音が発生す
る。このため、映像表示装置3の画面で確認しなくとも
発生した効果音により聴覚的に各処理や状態が確認され
る。
【0032】効果音形成処理を行う制御部22について
さらに詳細に説明する。図3は、上述したように動作す
る制御部22の一例としての構成を示し、図4は、効果
音の一例としての設定状態を示す。制御部22は、図3
に示すように状態判定部25、タイマ管理モジュール2
6、効果音モジュール27および各処理制御部29を有
しており、上述した効果音形成処理を行う。なお、状態
判定部25、タイマ管理モジュール26、効果音モジュ
ール27および各処理制御部27のそれぞれは、概念的
なもので実際には、制御部22のCPUおよびメモリ1
5等によるソフトウェアにより実現される。また、ソフ
トウェアによらずハードウェアにより実現するようにし
ても良い。
【0033】効果音モジュール27は、どの効果音を鳴
らすかを指定してタイマ割り込みを設定する機能と、鳴
らすべき効果音に合わせてビープ音発生回路16の制御
情報を形成する機能と、タイマ割り込みを解除する機能
と、効果音のデータベース28を有し、状態判定部25
からの制御情報に応じてタイマ管理モジュール26と連
係して動作する。
【0034】状態判定部25において、操作入力部19
および外部コントロールユニット2の操作状態と、IR
D1のフロントパネルおよび外部コントロールユニット
2のパネルの状態と、IRD1の内部状態とが判定さ
れ、判定結果に応じてどの効果音を鳴らすかを指示する
制御情報が形成される。この制御情報が効果音モジュー
ル27に供給される。
【0035】効果音モジュール27において、先ず、処
理S11がなされる。処理S11では、どの効果音を鳴
らすかを指示する状態判定部25からの制御情報をモジ
ュール内部に記憶すると共に、カウンタの値を0とし、
図4においてT0で示すようにタイマ割り込みを設定す
る。
【0036】そして、処理S12および処理13に移行
する。処理S12では、モジュール内部に記憶されたど
の効果音を鳴らすかを指示する制御情報に基づいて現在
どの音を鳴らすべきかを効果音のデータベース28より
取得する。例えば、この時、データベース28より取得
するデータは、図4に示すように音の周波数を規定する
データ(C1〜C3)と音の長さを規定するデータ(t
1〜t3)である。
【0037】処理S13では、音の周波数を規定するデ
ータ(C1〜C3)と音の長さを規定するデータ(t1
〜t3)に基づいてビープ音発生回路16を制御するた
めの制御情報が形成され、この制御情報がビープ音発生
回路16に供給される。それと共に、所定のカウンタが
インクリメントされて処理S12に戻され、処理S12
および処理S13が繰り返してなされる。その間、処理
14においては、効果音の停止タイミングが監視され、
処理15においては、どの効果音を鳴らすかを指示する
制御情報に基づいて次の割り込みタイミングが想定さ
れ、図4においてT1,T2)で示すようにタイマの割
り込みが設定される。
【0038】処理14において、所定のカウンタの値が
終了値を越えた時には、処理S16に移行し、音を止
め、タイマの割り込みを解除して終了する。また、状態
判定部25から強制的に音を止める制御情報が供給され
た場合にも同様に音を止め、タイマの割り込みを解除し
て終了する。
【0039】そして、各処理制御部29には、逐次、効
果音モジュール27の処理完了を示す情報が供給され、
通常動作を処理するための制御情報が各処理制御部29
において形成される。この制御情報が各部に供給され、
例えば、上述したテンキー入力処理、選局処理、ネット
ワーク接続処理、パネル管理処理等がなされる。この場
合においても、IRD1の内部状態が遷移すれば状態判
定部25によりIRD1の内部状態が判定され、判定結
果に応じてどの効果音を鳴らすかを指示する制御情報が
形成されるため、適切な効果音が映像表示装置3から発
生する。従って、ユーザは、IRD1に対する操作と、
その操作に応じた処理の結果と、現在の状態とを映像表
示装置3の画面で確認しなくとも効果音により知ること
ができる。
【0040】なお、上述した一実施形態においては、A
/Vデコーダ14において音声信号を形成した後に効果
音出力を重畳する場合について説明したが、A/Vデコ
ーダ側で重畳するようにしても良く、また、ディジタル
音声データの段階でディジタル的に効果音データを重畳
するようにしても良い。
【0041】また、上述した一実施形態においては、異
なる周波数に設定して効果音を発生させる場合について
説明したが、単一の周波数の効果音を用いるようにして
も良く、この場合においては、音の長さを各種設定して
組合わせることでも十分な効果を得ることができる。ま
た、逆に複数の周波数の効果音を組み合わせて和音を効
果音として用いるようにしても良い。さらに、効果音を
組み合わせて連続的に制御することにより簡単な音楽を
演奏することも可能である。
【0042】さらに、上述した説明においては、ディジ
タル放送を受信するIRDにこの発明を適用した一実施
形態について説明したが、当然のことながら他の放送を
受信する受信装置にも容易に適用することかできる。
【0043】
【発明の効果】従って、この発明に依れば、外部コント
ロールユニットや受信装置自体の操作入力部の操作のみ
ならず、受信装置の内部の動作状態を音で確認すること
ができ、また、受信装置の内部の動作状態に対して警告
の必要がある場合には、警告を音で提示することができ
る。また、この発明に依れば、ソフトウェアによるタイ
マ割り込み処理により簡便に効果音を自在に発生させる
ことができ、使い勝手を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明に用いる略線
図である。
【図3】この発明の一実施形態における制御部の構成の
を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態の効果音設定の説明に用
いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・IRD、2・・・外部コントロールユニット、
3・・・映像表示装置、14・・・A/Vデコーダ、1
5・・・メモリ、16・・・ビープ音発生回路、17・
・・加算器、19・・・操作入力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号を受信する受信装置において、 各処理を指示する入力手段と、 上記入力手段の状態を判定すると共に、上記入力手段に
    より指示された処理を行うことにより遷移した状態を判
    定する状態判定手段と、 上記状態判定手段の出力に基づいてそれぞれの状態に応
    じた制御情報を形成する情報形成手段と、 上記情報形成手段の制御情報に応じて異なる効果音を発
    生させる効果音発生手段とを備えたことを特徴とする受
    信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記入力手段は、上記状態判定手段、情報形成手段およ
    び効果音発生手段が設けられる本体と別体に構成され、
    無線通信手段を介して各処理を指示することを特徴とす
    る受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 さらに、上記状態判定手段は、通常状態と通常でない状
    態とを判定し、通常でない状態と判定される場合には、
    警告としての上記効果音と異なる効果音を発生させるこ
    とを特徴とする受信装置。
JP11055857A 1999-03-03 1999-03-03 受信装置 Pending JP2000253331A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081665A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受像機

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JP2007081665A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受像機

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