JP3466861B2 - ディジタル信号送信装置及び受信装置 - Google Patents

ディジタル信号送信装置及び受信装置

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JP3466861B2
JP3466861B2 JP07535197A JP7535197A JP3466861B2 JP 3466861 B2 JP3466861 B2 JP 3466861B2 JP 07535197 A JP07535197 A JP 07535197A JP 7535197 A JP7535197 A JP 7535197A JP 3466861 B2 JP3466861 B2 JP 3466861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号の
放送または通信に用いられるディジタル信号送信装置及
び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像・音声のディジタル信号処理
技術がめざましく進歩し、それに伴いディジタル放送、
放送と通信の融合の実現に向けて世界各国でシステムの
開発が盛んに行われるようになってきた。
【0003】この中で、最も重要な技術の一つが映像・
音声の圧縮技術である。この圧縮技術は、MPEG、J
PEG、H.261が主だったところだが、ISO/I
EC13818−1(Moving Picture Coding Experts
Group (ISO/IEC JTC1/SC29/WG1
1))で提案されている方式は、放送、通信、蓄積メデ
ィアの世界的な標準化に向けて検討がなされている。
【0004】ISO/IEC13818−1は、映像圧
縮方式だけでなく、送信装置側で番組のビデオ、オーデ
ィオ、データ毎に圧縮されたビットストリームを多重し
て放送し、受信装置側で指定の番組を受信するための制
御部分についても方式を固めている。
【0005】ISO/IEC13818−1の放送及び
通信用のビットストリームの多重制御は、以下のような
構成になっている。図12にパケット方法についてビデ
オ1系統とオーディオ1系統のモデルを示す。まず、ビ
デオ、オーディオともに1フレーム毎の単位に区切り、
それにヘッダーをつけてPES(Packetized Elementar
y Stream)を構成する。このPESは可変長である。
【0006】さらにビデオとオーディオを時間多重する
ために、それぞれのPESを基本的に184byte毎
に区切ってパケット化し、各ビテオ用パケット(PID
=V)及びオーディオ用パケット(PID=A)に4b
yteのヘッダーをつけて188byteのTP(Tran
sport Stream Packet )を形成する。このTPは固定長
である。
【0007】上記構成によるPESを数個束ねてヘッダ
ーを付けることで1パック(Pack)とし、各パックを時
間多重することでプログラム・ストリーム(Program St
ream)を構成する。
【0008】尚、図12では、ビデオとオーディオの多
重を考えたが、実際には番組の付加データや番組情報等
のデータもTP化して時間多重する。図13に放送とし
てのビットストリームの構成方法について述べる。
【0009】図中に示すプログラムAは一つの番組を示
し、図13の場合はビデオ2系統、オーディオ2系統、
データ1系統、そしてプログラム・マップ・テーブル
(PMT:Program Map Table )1系統が多重される。
ここで、ビデオ1,2、オーディオ1,2、データ1
は、それぞれ映像データ、音声データ、付加情報データ
を示すが、PMTには映像データ、音声データ、付加情
報データのそれぞれの情報を見分けるためのパケットI
D(PID:Packet ID )や、番組に関する技術が載せ
られている。
【0010】第1の事例について説明する。図13に示
すように、伝送チャンネルデータにあたるトランスポー
トストリーム(TS:Transport Stream)には、いろい
ろな番組が時間多重されており、受信装置側では上記パ
ケット内にあるPIDを元に上記映像データ、音声デー
タ、付加情報データを識別することになる。
【0011】さらに、図13に示すトランスポートスト
リームは、各放送事業者あるいは各番組毎にスクランブ
ル処理が施されて伝送されることになるが、スクランブ
ル処理方法は事業者によって、あるいは極端な場合は番
組によって異なる可能性がある。したがって、受信装置
側では、番組のデスクランブル処理を行うためには、放
送事業者あるいは番組毎に対応したデスクランブル回路
が必要となる。しかし、そのためには、複数のデスクラ
ンブル回路が必要となる。
【0012】第2の事例について説明する。現在、我々
が使用している家庭用電子機器は日々進歩しており、パ
ーソナルコンピュータのようにいろいろな部品を部分的
に取り替えてアップグレードすることも多くなってきて
いるが、現状では部品を取り外して新規部品と交換する
手続を取っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、第
1の事例では、送信側で使用しているスクランブル処理
方法が異なる場合は、それぞれに対応するデスクランブ
ル回路が必要となり、受信装置の構成が煩雑になってし
まう。第2の事例では、新規の部品と交換する際には、
その部品がソケットになっているか否かで対処法がかな
り変わってくるが、全ての部品をソケット対応すること
は不可能である。
【0014】このようなことから、従来より、ディジタ
ル放送システムあるいはディジタル通信システムにおい
て、受信装置ユーザーが手を加えることなく、送信側か
ら受信装置のハードウェア回路の切り替えあるいは変更
を制御可能とすることが強く望まれている。
【0015】本発明は、上記の問題を解決し、送信側か
ら受信装置のハードウェア回路の切り替えあるいは変更
を制御可能なディジタル信号送信装置及び受信装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下のように構成される。
【0017】
【0018】
【0019】(1)映像、音声のいずれかを含むコンテ
ンツ情報に当該コンテンツ情報を処理するための制御情
報が多重されたディジタル信号を受信するディジタル信
号受信装置において、プログラム可能な複数の論理モジ
ュールが規則的に並べられ、各論理モジュール間に配線
領域が用意され、ハードウェア構成情報に基づくプログ
ラムに従って前記配線領域の接続状態を切り替え可能な
論理ゲート回路と、前記ハードウェア構成情報を格納す
る情報格納手段と、前記制御情報として前記ハードウェ
ア構成情報が多重されたディジタル信号を受信し復調す
る復調手段と、前記復調手段の出力から前記ハードウェ
ア構成情報をダウンロードするダウンロード手段と、前
記ダウンロード手段でダウンロードされるハードウェア
構成情報を前記情報格納手段に格納させ、前記情報格納
手段に格納されたハードウェア構成情報を選択的に前記
論理ゲート回路に与えて前記論理ゲート回路の仕様を切
替制御する論理ゲート回路制御手段とを具備し、前記論
理ゲート回路は、前記復調手段で復調されるコンテンツ
情報を入力し、前記コンテンツ情報と共に伝送されるハ
ードウェア構成情報に基づく処理を実行することを特徴
とする。
【0020】(2)(1)の構成において、前記ディジ
タル信号に前記制御情報として前記ハードウェア構成情
報を既存の情報から最新の情報へ切り替えるように指示
するハードウェア切替情報が多重されているとき、前記
論理ゲート回路制御手段は、前記復調手段の復調情報か
ら前記ハードウェア切替情報を抽出し、この情報の切替
指示により前記情報格納手段から前記論理ゲート回路に
与えるハードウェア構成情報を既存の情報から最新の情
報に切り替えることを特徴とする。
【0021】(3)(1)の構成において、前記ディジ
タル信号に前記ハードウェア構成情報の選択を指示する
ハードウェア切替情報が多重されているとき、前記論理
ゲート回路制御手段は、前記復調手段の復調情報からハ
ードウェア切替情報を抽出し、この情報の選択指示に基
づいて前記情報格納手段から前記論理ゲート回路に与え
るハードウェア構成情報を選択的に切り替えることを特
徴とする。
【0022】
【0023】(4)(1)の構成において、前記ハード
ウェア構成情報は、前記論理ゲート回路を前記コンテン
ツ情報にかけられたスクランブルを解除するためのデス
クランブラとして機能させる情報であり、前記論理ゲー
ト回路は、前記ハードウェア構成情報に基づいて前記コ
ンテンツ情報のデスクランブル処理を実行することを特
徴とする。
【0024】(5)(1)の構成において、前記ハード
ウェア構成情報は、前記論理ゲート回路を前記コンテン
ツ情報の処理に要するクロックを発生するクロック発生
回路として機能させる情報であり、前記論理ゲート回路
は、前記ハードウェア構成情報に基づいて前記コンテン
ツ情報に合致するクロックを発生することを特徴とす
る。
【0025】(6)(1)の構成において、前記論理ゲ
ート回路制御手段は、前記ハードウェア構成情報が可逆
な圧縮方式で圧縮されているとき、当該ハードウェア構
成情報を展開して前記論理ゲート回路に与えることを特
徴とする。
【0026】すなわち、本発明に係るディジタル信号送
信装置及び受信装置によるシステムは、受信装置に与え
られた情報に基づいてハードウェアを変更または更新す
る機能を持たせ、送信装置から受信装置のハードウェア
を変更または更新するためのハードウェア回路情報及び
回路変更情報を送信することで、受信装置側で送られて
くる情報を基に自動的にハードウェアを変更または更新
するようにしたものである。
【0027】特に、ISO/IEC13818−1のプ
ロトコルに基づいて、ハードウェアの回路情報、場合に
よってはハードウェア変更情報を放送または通信し、受
信側では、上記ハードウェアの回路情報を受信してダウ
ンロードし、場合によってはハードウェア変更情報を受
信して、ダウンロードしたハードウェア情報に基づいて
ハードウェアを更新する。もしくは、ダウンロードした
情報と、初期の回路情報を保持し、その回路情報を別途
送られてくるハードウェア変更情報に基づいて、変更し
て各種のサービスに対応する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)本発明に係る第1の実施形態とし
て、ディジタル放送システムにおいて、ハードウェア構
成情報を多重放送する場合の送信装置及び受信装置につ
いて説明する。
【0029】図1は本実施形態の送信装置の構成を示す
もので、映像信号は端子000より入力され、映像エン
コーダ001で圧縮エンコードが施される。圧縮エンコ
ードされた映像データは、FIFOメモリ002に入力
されて一時的にバッファリングされた後、パケット化回
路003において、ISO/IEC13818−1のシ
ステムレイヤが規定しているパケットにパケット化され
てメモリ004に送られる。
【0030】同様に、音声信号も端子010より入力さ
れ、音声エンコーダ011において圧縮エンコードが施
され、FIFOメモリ012に入力されて一時的にバッ
ファリングされた後、パケット化回路013において映
像信号と同様にパケット化されてメモリ014に入力さ
れる。
【0031】さらに、ハードウェア構成情報は、端子0
20より入力され、FIFOメモリ021に直接入力さ
れる。尚、この情報は、事前に可逆の圧縮をかけておい
てもよい。FIFOメモリ021から出力されるハード
ウェア構成情報は、パケット化回路022においてパケ
ット化されるが、この時に行われるパケット化処理には
セクションフォーマットが用いられる。パケット化され
たデータはメモリ023に入力される。
【0032】一方、PMT生成回路031では、前記映
像信号、音声信号、ハードウェア構成情報のPID等を
記述したPMTの設定が行われ、PMT信号も映像、音
声信号と同様にパケット化される。
【0033】このようにしてできたパケット化信号は、
パケット多重コントローラ030によって、映像、音声
のエンコード速度に合わせて(メモリ004と014の
占有量によって)メモリ004及びメモリ014からパ
ケット単位で時間多重信号として読み出される。このと
き、ハードウェア構成情報も、必要に応じて(具体的に
はバージョンアップ等)多重化され、PMT生成回路0
31から得られるPMTパケット化信号も必要に応じて
時間多重される。
【0034】上記のように、一組の映像信号、音声信
号、ハードウェア構成情報、PMT信号が時間多重され
た信号はメモリ050に入力される。一組の映像、音
声、ハードウェア構成情報、PMTの処理は以上のよう
に施されるが、その他の組みの信号も時差をもって同様
に信号処理が行われ、それぞれメモリ051、052、
053に入力される。
【0035】PAT生成回路054では、PATが生成
されパケット化される。総合パケット多重コントローラ
055は、メモリ050、051、052、053から
それぞれの占有量を検出して、それぞれのメモリ05
0、051、052、053に対し、オーバーフローや
アンダーフローを起こさない程度にパケット単位で信号
を出力させる。このとき、PAT生成回路054から得
られるパケット化された信号も必要に応じて時間多重さ
れる。
【0036】以上のようにパケット化されたビットスト
リーム信号は端子056より出力され、図示しない誤り
訂正回路、変調回路を経て放送される。図2は、本実施
形態において、上記構成による送信装置からの放送信号
を受信する受信装置の構成を示すもので、アンテナ10
0で受信した信号は、チューナーを含む復調回路101
において復調処理が行われ、誤り訂正回路(FEC)1
02で誤り訂正が行われる。FEC102から得られる
信号は、パケット化されたビットストリームである。こ
のビットストリーム信号は、デスクランブラ103に入
力され、スクランブルされている信号についてデスクラ
ンブル処理が施される。
【0037】このとき、デスクランブラ処理がなされた
信号はメモリ104に格納される。このとき、CPU1
07は入力された信号を解析して、そのテーブルに示さ
れているPMTをデコードすることで、映像信号及び音
声信号のPIDを取得する。
【0038】PIDを取得された映像信号は映像デコー
ダ105に、音声信号は音声デコーダ106に入力され
る。デコードされた映像信号はNTSCエンコーダ10
8にてNTSC信号に変換され、D/A変換回路110
でアナログ信号に変換がされてモニタ112に至り、画
面上に表示される。一方、PIDを取得された音声信号
は音声デコーダ106によりデコードされ、D/A変換
回路111によってアナログ信号に変換されてスピーカ
113により音響再生される。
【0039】ここで、上記デスクランブル処理におい
て、スクランブルの方式が更新される場合を想定する。
この場合には、送信装置より必要に応じて送られてくる
ハードウェア構成情報をCPU107がメモリまたはハ
ードディスク109にダウンロードし、ダウンロード完
了後にデスクランブラ103の更新を行う。
【0040】デスクランブラ103はFPGA(フィー
ルド・プログラマブル・ゲートアレイ(Field Programm
able gatearray):プログラム可能な論理モジュールを
規則的に並べ、その間に配線領域を用意して、論理モジ
ュールと配線領域をプログラムに応じて接続することで
所望の論理を実現するデバイス)のような書き換え可能
な構成であることが条件となる。
【0041】尚、送られてくるハードウェア構成情報が
加逆な圧縮をされている場合には、CPU107により
圧縮を解いてから、その情報をもとにデスクランブラ1
03の更新を行う。また、本実施形態ではハードウェア
構成情報による更新の対象としてデスクランブラを例に
示したが、もちろん他のハードウェア構成を更新するこ
とも可能である。
【0042】(第2の実施形態)次に、本発明に係る第
2の実施形態として、ディジタル放送システムにおい
て、ハードウェア構成情報に加えてハードウェア切替情
報も送受信する場合の送信装置及び受信装置について説
明する。
【0043】図3は本実施形態の送信装置の構成を示す
ものである。但し、図3において、図1と同一部分には
同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について述
べる。
【0044】まず、映像信号、音声信号については、第
1の実施形態と同様である。ハードウェア構成情報は、
端子020より入力され、FIFOメモリ021に直接
入力される形をとっているが、第1の実施形態と異なる
点は、必要に応じてではなく、番組固有のものとして一
定またはほぼ一定レートで送られる点にある。
【0045】FIFOメモリ021から出力されるハー
ドウェア構成情報は、パケット化回路022においてパ
ケット化されるが、この時に行われるパケット化処理に
はセクションフォーマットが用いられる。パケット化さ
れたデータはメモリ223に入力される。
【0046】ハードウェア切替情報は、端子200より
入力され、FIFOメモリ201に直接入力する形をと
っているが、この情報は、ハードウェア構成情報とは異
なり、時間情報を持たせた情報となる。具体的には、P
ES形式の情報となり、映像信号と音声信号と同様に放
送時間に合わせてパケット化回路202でパケット化さ
れてメモリ203に入力される。
【0047】以後のエンコード動作については、第1の
実施形態と同様なので省略する。図4は、本実施形態に
おいて、上記構成による送信装置からの放送信号を受信
する受信装置の構成を示すものである。尚、図4におい
て、図2と同一部分には同一符号を付して示し、ここで
は異なる部分について説明する。
【0048】本実施形態においては、ビットストリーム
がデスクランブラ103に入力されてスクランブル処理
されてメモリ104に格納され、CPU107が入力さ
れた信号を解析して、まずユーザが指定している番組を
視聴するために必要なPATをデコードし、そのテーブ
ルに示されているPMTをデコードすることで映像信号
及び音声信号のPIDを取得する。PIDを取得された
映像信号、音声信号の以後の処理は第1の実施形態と同
様である。
【0049】ここで、上記デスクランブル処理におい
て、送られてくる番組毎にスクランブル方式が異なる場
合を想定する。この場合には、エンコーダより送られて
くる番組毎のハードウェア構成情報をCPU107がメ
モリまたはハードディスク109にダウンロードし、デ
コードすると同時にハードウェア切替情報を受信して、
そのハードウェア切替情報を元にデスクランブラ103
の切り替えを行う。
【0050】本実施形態においても、デスクランブラ1
03はFPGAのような書き換え可能な構成であること
が条件となる。送られてくるハードウェア構成情報が可
逆な圧縮をされている場合には、圧縮を解いてからその
情報をもとにデスクランブラ103の切り替えを行う。
また、デスクランブラに限らず、他のハードウェア構成
の切り替えを行うことも可能である。
【0051】次に、上記デスクランブル処理において、
送られてくるチャンネル(放送事業者)毎にスクランブ
ル方式が異なる場合を想定する。この場合には、エンコ
ーダより送られてくる番組毎のハードウェア構成情報を
CPU107がメモリ109にダウンロードしてデコー
ドするとともに、メモリまたはハードディスク109に
保持し、同時にハードウェア切替情報を受信して、その
ハードウェア切替情報を元に、デスクランブラ103の
切替を行う。
【0052】この時、ハードウェア構成情報をメモリま
たはハードディスク109に保持するのは、ユーザがリ
モコン115を用いてチャンネルを変え、マイコン11
4がその情報をCPU107に伝えた場合に、切り替え
前のチャンネルと切り替え後のチャンネルのスクランブ
ル方式が異なるとき、チャンネル切り替えが発生する毎
にメモリまたはハードディスク109に保持された情報
を読み出して、デスクランブラ103を書き換えた方が
処理時間が短くて済むからである。この方法は、ハード
ウェア構成情報が可逆な圧縮が行われていた場合はさら
に有効である。
【0053】但し、上記デスクランブラ(または他のハ
ードウェア)の書き換えは、ユーザが選択したチャンネ
ルが前回視聴していたチャンネルが使用していたデスク
ランブル方式(回路)と異なる方式(回路)を用いてい
る場合に必要となるが、そのタイミングは上記のように
新しいチャンネルの情報がそろったときに実施されるこ
とになる。
【0054】つまり、事前に情報を取得している場合
(ユーザが以前にこのチャンネルを視聴しているかどう
かで決まる)の切り替えは、ユーザがリモコン等でチャ
ンネルを変更したときに発生し、逆に事前に情報を取得
していない場合には、新規デスクランブル情報を取得す
る必要があるため、受信装置がその情報を取得完了後に
切り替えが発生することになる。
【0055】(第3の実施形態)本発明に係る第3の実
施形態として、ディジタル通信システムにおいて、ハー
ドウェア構成情報を通信する場合の送信装置及び受信装
置について説明する。
【0056】図5は本実施形態のサーバ側となる送信装
置の構成を示すもので、映像信号は端子300より入力
され、映像エンコーダ301で圧縮エンコードが施され
る。圧縮エンコードされた映像データは、FIFOメモ
リ302において、ISO/IEC13818−1のシ
ステムレイヤが規定しているパケットにパケット化され
てメモリ304に送られる。
【0057】同様に、音声信号も端子310より入力さ
れ、音声エンコーダ311において圧縮エンコードが施
され、FIFOメモリ312に入力されて一時的にバッ
ファリングされた後、パケット化回路313において映
像信号と同様にパケット化されてメモリ314に入力さ
れる。
【0058】さらに、ハードウェア構成情報は、端子3
20より入力され、FIFOメモリ321に直接入力さ
れる。尚、この情報は、事前に可逆の圧縮をかけておい
てもよい。FIFOメモリ321から出力されるハード
ウェア構成情報は、パケット化回路322においてパケ
ット化されるが、この時に行われるパケット化処理には
セクションフォーマットが用いられる。パケット化され
たデータはメモリ323に入力される。
【0059】このようにして生成されたパケット化信号
は、パケット多重コントローラ330によって、映像、
音声のエンコード速度に合わせて(メモリ304と31
4の占有量によって)メモリ304及びメモリ314か
らパケット単位で時間多重信号として読み出される。こ
の時、ハードウェア構成情報も、必要に応じて(具体的
にはバージョンアップのとき等)多重化される。このよ
うにして生成された一組の映像信号、音声信号、ハード
ウェア構成情報の時間多重信号は、一つの番組としてデ
ータベース331にファイルされる。
【0060】尚、ここでは、1番組のエンコード方法に
ついて説明したが、データベース331にはエンコード
された複数の番組が格納される。このデータベース33
1から読み出される番組信号は端子332より出力さ
れ、図示しない誤り訂正回路、変調回路を経て送出され
る。
【0061】図6は、本実施形態において、上記構成に
よる送信装置からの伝送信号を受信する受信装置の構成
を示すもので、端子400から入力される信号は、パケ
ット化されたビットストリームである。このビットスト
リームはデスクランブラ402に入力される。このと
き、CPU403は各パケットのヘッダについて解析
し、デスクランブラ402に入力された各パケットの映
像信号及び音声信号のうち、スクランブラ処理されてい
る信号のみデスクランブル処理を施す。
【0062】このようにしてデスクランブラ402でデ
スクランブル処理がなされた映像信号、音声信号はそれ
ぞれ映像信号デコーダ404、音声デコーダ405に入
力される。デコードされた映像信号はNTSCエンコー
ダ406に入力され、D/A変換回路407でアナログ
信号に変換されてモニタ411に至る。一方、音声信号
は音声デコードダ405でデコードされ、D/A変換回
路407でアナログ信号に変換されて、スピーカ412
により音響再生される。
【0063】ここで、上記デスクランブル処理におい
て、スクランブルの方式が各サービス毎に変更される場
合を想定する。この場合には、サーバとなる送信装置よ
り必要に応じて多重されるハードウェア構成情報をCP
U403がメモリまたはハードディスク409にダウン
ロードし、ダウンロード完了後にデスクランブラ402
の変更を行う。
【0064】デスクランブラ回路402はFPGAのよ
うな書き換え可能な構成であることが条件となる。送ら
れてくるハードウェア構成情報が可逆な圧縮をされてい
る場合には、CPU403で圧縮を解いてからその情報
を元にデスクランブラ402の変更を行う。
【0065】尚、本実施形態では、デスクランブラの回
路構成の変更を例に示したが、もちろん他のハードウェ
ア構成を更新することも可能である。アクセスするサー
バの変更等はキーボード410を通じて行われる。
【0066】(第4の実施形態)次に、本発明に係る第
4の実施形態として、ディジタル放送システムにおい
て、ハードウェアの回路情報に加えて、ハードウェア切
替情報も送受信する場合の受信装置について説明する。
尚、この場合の送信装置は、第2の実施形態のものと同
様なのでその説明は省略する。
【0067】図7は、本実施形態において、第2の実施
形態の送信装置と同様の送信装置からの放送信号を受信
する受信装置の構成を示すものである。但し、図7にお
いて、図4と同一部分には同一符号を付して示す。
【0068】図7において、端子100より入力される
受信信号は、チューナ101において復調処理が施さ
れ、誤り訂正回路(FEC)102で誤り訂正が行われ
る。FEC102から得られる信号は、パケット化され
たビットストリームである。このビットストリームは、
デスクランブラ103に入力されて、スクランブルされ
ている信号についてデスクランブル処理が施される。
【0069】このとき、デスクランブラ103でデスク
ランブル処理された信号はメモリ104に格納される。
このとき、CPU107は入力された信号を解析して、
まずユーザが指定している番組を視聴するために必要な
PATをデコードし、そのテーブルに示されているPM
Tをデコードして、映像信号及び音声信号のPIDを取
得する。
【0070】このようにしてPIDを取得された映像信
号は映像デコーダ105に入力され、音声信号は音声デ
コーダ106に入力される。映像デコーダ105でデコ
ードされた映像信号はNTSCエンコーダ108に入力
され、D/A変換回路110でアナログ信号に変換され
てモニタ112に至る。一方、音声デコーダ106でデ
コードされた音声信号は、D/A変換回路111によっ
てアナログ信号に変換され、スピーカ113より音響再
生される。
【0071】ここで、第2の実施形態では、デスクラン
ブラ処理を中心に説明したが、本実施形態はクロック切
り替え回路116を追加した点に特徴がある。クロック
切り替え回路116は、FPGAのような切り換え可能
な構成であることが条件となる。
【0072】CPU107がエンコーダより送られてく
るハードウェア構成情報をメモリまたはハードディスク
109にダウンロードしてデコードしておき、ハードウ
ェア切替情報を受信したとき、このハードウェア切替情
報を元にメモリまたはハードディスク109に格納され
ているハードウェア構成情報に基づいてクロック切り替
え回路116のバージョンアップを行う。
【0073】ここで、送られてくるハードウェア構成情
報が可逆な圧縮をされている場合には、CPU107に
より圧縮を解いてからその情報をもとにクロック切り替
え回路116の更新を行う。このとき、バージョンアッ
プとは、映像デコーダ、音声デコーダの処理速度を向上
させるために供給するシステムクロックの周波数アップ
を意味する。
【0074】この時、ハードウェア構成情報をメモリま
たはハードディスク109に保持するのは、ユーザがリ
モコン115を用いてチャンネルを変え、マイコン11
4がその情報をCPU107に伝えた場合に、切り替え
前のチャンネルと切り替え後のチャンネルのクロック周
波数が異なるとき、チャンネル切り替えが発生する毎に
メモリまたはハードディスク109に保持された情報を
読み出して、クロック切り替え回路116を書き換えた
方が処理時間が短くて済むからである。この方法は、ハ
ードウェア構成情報が可逆な圧縮が行われていた場合は
さらに有効である。
【0075】但し、上記ハードウェアの書き換えは、ユ
ーザが選択したチャンネルが前回視聴していたチャンネ
ルが使用していたクロック周波数と異なる周波数を用い
ている場合に必要となるが、そのタイミングは上記のよ
うに新しいチャンネルの情報がそろったときに実施され
ることになる。
【0076】つまり、事前に情報を取得している場合
(ユーザが以前にこのチャンネルを視聴しているかどう
かで決まる)の切り替えは、ユーザがリモコン等でチャ
ンネルを変更したときに発生し、逆に事前に情報を取得
していない場合には、新規クロック情報を取得する必要
があるため、受信装置がその情報を取得完了後に切り替
えが発生することになる。
【0077】(第5の実施形態)次に、本発明に係る第
5の実施形態として、ディジタル通信システムにおい
て、ハードウェアの回路情報に加えて、ハードウェア切
替情報も送受信する場合の受信装置について説明する。
尚、この場合の送信装置は、第3の実施形態のものと同
様なのでその説明は省略する。
【0078】図8は、本実施形態において、第3の実施
形態の送信装置と同様の送信装置からの伝送信号を受信
する受信装置の構成を示すものである。但し、図8にお
いて、図6と同一部分には同一符号を付して示す。
【0079】図8において、端子400より入力される
信号は、パケット化されたビットストリームであり、こ
のビットストリームはデスクランブラ402に入力され
る。このとき、CPU各パケットのヘッダについて解析
し、デスクランブラ402に入力された各パケットの映
像信号及び音声信号のうち、スクランブラ処理されてい
る信号のみデスクランブル処理を施す。
【0080】このようにしてデスクランブラ402でデ
スクランブル処理がなされた映像信号、音声信号はそれ
ぞれ映像信号デコーダ404、音声デコーダ405に入
力される。デコードされた映像信号はNTSCエンコー
ダ406に入力され、D/A変換回路407でアナログ
信号に変換されてモニタ411に至る。一方、音声信号
は音声デコードダ405でデコードされ、D/A変換回
路407でアナログ信号に変換されて、スピーカ412
により音響再生される。
【0081】ここで、第3の実施形態では、デスクラン
ブラ処理を中心に説明したが、本実施形態はクロック供
給回路413を追加した点に特徴がある。クロック供給
回路413は、FPGAのような切り換え可能な構成で
あることが条件となる。
【0082】CPU403がエンコーダより送られてく
るハードウェア構成情報をメモリまたはハードディスク
409にダウンロードしてデコードしておき、ハードウ
ェア切替情報を受信したとき、このハードウェア切替情
報を元にメモリまたはハードディスク409に格納され
ているハードウェア構成情報に基づいてクロック供給回
路413のバージョンアップを行う。
【0083】ここで、送られてくるハードウェア構成情
報が可逆な圧縮をされている場合には、CPU403に
より圧縮を解いてからその情報をもとにクロック供給回
路413の更新を行う。このとき、バージョンアップと
は、映像デコーダ、音声デコーダの処理速度を向上させ
るために供給するシステムクロックの周波数アップを意
味する。
【0084】尚、本実施形態では、クロック供給回路の
構成の変更を例に示したが、もちろん他のハードウェア
構成を更新することも可能である。アクセスするサーバ
の変更等はキーボード410を通じて行われる。
【0085】(実施例)以下、本発明におけるディジタ
ル信号受信装置のハードウェアとして、12.2〜1
2.75GHzを使用する衛星デジタル放送方式(平成
7年度電気通信技術審議会答申、諮問第74号を参照)
におけるスクランブラを例に、FPGAを用いて構成す
る場合について説明する。
【0086】まず、スクランブルアルゴリズムは、ブロ
ック暗号方式(ISO9979/009)によるCBC
モード、OFBモードの併用型とする。図9にこのアル
ゴリズムの概要を示す。
【0087】図9において、501はCBCモード処理
回路、502はOFBモード処理回路、503は暗号化
前のTS(トランスポートストリーム)データをブロッ
ク長8の単位でCBC,OFBモードの処理回路50
1,502に振り分けるスイッチ、504はCBC,O
FBモードの処理回路501,502の処理出力を取り
出して暗号化TSデータとして出力するスイッチであ
る。
【0088】上記CBCモード処理回路501は、入力
データを加算器A1を介して2ブロックマルチ暗号化処
理部(MULTI2)A2に入力して鍵64ビットに基
づきブロック暗号方式による暗号化処理を施し、レジス
タ(REG)A3で一定時間遅延させて加算器A1で入
力データに加算するようにしたフィードバック方式によ
る。
【0089】上記OFBモード処理回路502は、2ブ
ロックマルチ暗号化処理部(MULTI2)B1で鍵6
4ビットに基づきブロック暗号方式による暗号化処理を
施し、その出力をレジスタ(REG)B2で一定時間遅
延させて暗号化処理部B1に戻し、同時に加算器B3で
入力データに加算するようにしたフィードフォワード方
式による。
【0090】すなわち、暗号方式のアルゴリズムとし
て、ブロック暗号方式が世界的に採用されてきている。
これは、一般的に、ブロック暗号化方式は、PN暗号化
のように平文(放送される情報)と暗号文との間でビッ
トの配置が固定されることがないことから、同じ鍵を繰
り返し用いて暗号化する場合に、解読の手がかりを得る
ことが困難であり、安全性が高いと考えられ、しかもL
SI技術の進歩により、ハードウェア規模、処理速度に
際して問題がなくなってきていることによる。
【0091】スクランブルを施す階層は、「トランスポ
ートストリーム層」とする。その範囲は、「PSI、E
CM、EMMをのぞくトランスポートストリームパケッ
トのヘッダ及びアダプテーションフィールドを除くペイ
ロード部」とする。スクランブル鍵長は「32ビット以
上」とし、スクランブル速度は37Mbps以上とす
る。同一鍵の使用期間は最短1秒とする。
【0092】図10はデジタル放送用に用いられるデス
クランブラの一般的な構成を示すものである。図10に
おいて、601は15ビットレジスタで、このレジスタ
601には予め送信側と同じ初期値が設定される。この
レジスタ601からは1組の送信側と同じビット(図で
は第14ビットと第15ビット)が取り出される。これ
らのビット出力は、EX−OR(排他的論理和)ゲート
602で排他的論理和演算された後、ANDゲート60
3に送られ、同時にレジスタ601の入力に戻される。
【0093】上記ANDゲート603は、イネーブル信
号に応じて起動状態となってEX−ORゲート602の
出力を通過させる。このゲート出力はEX−ORゲート
604に供給され、スクランブル処理されたビットスト
リームと排他的論理和演算されてデスクランブルが施さ
れる。
【0094】上記構成によるデスクランブラにおいて、
ビットストリームのスクランブル方式が切り替わる場
合、内部の配線をその方式に合わせて切り替える必要が
ある。そこで、図11に示すように、デスクランブル処
理部をFPGA701を用いて構成し、ダウンロードさ
れたハードウェア構成情報を電気消去可能プログラマブ
ル読出し専用メモリ(Electrically Erasable Programm
able Read-only memory:EEPROM)またはS−R
AM(Static Random Access Memory )EPROM等の
メモリ702に格納する。
【0095】そして、CPU703による切替制御を受
けて、メモリ702に格納されるハードウェア構成情報
をロードすることで、FPGA701の内部配線をその
情報に対応するように組み替える。以上の構成により、
デスクランブラの処理内容を送信側からの情報に基づい
てハードウェアにより切り替えることができる。
【0096】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、送信
側から受信装置のハードウェア回路の切り替えあるいは
変更を制御可能なディジタル信号送信装置及び受信装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態として、ディジタル
放送システムにおいて、デスクランブラに関するハード
ウェア構成情報を多重放送する場合の送信装置の構成を
示すブロック回路図である。
【図2】 同実施形態の受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態として、ディジタル
放送システムにおいて、デスクランブラに関するハード
ウェア構成情報及びハードウェア切替情報を多重放送す
る場合の送信装置の構成を示すブロック回路図である。
【図4】 同実施形態の受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態として、ディジタル
通信システムにおいて、デスクランブラに関するハード
ウェア構成情報を多重伝送する場合の送信装置の構成を
示すブロック回路図である。
【図6】 同実施形態の受信装置の構成を示すブロック
回路図である。
【図7】 本発明の第4の実施形態として、ディジタル
放送システムにおいて、クロック切り替え回路に関する
ハードウェア構成情報及びハードウェア切替情報が多重
放送される場合の受信装置の構成を示すブロック回路図
である。
【図8】 本発明の第5の実施形態として、ディジタル
通信システムにおいて、クロック供給回路に関するハー
ドウェア構成情報及びハードウェア切替情報が多重伝送
される場合の受信装置の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図9】 本発明の実施例として取り上げるスクランブ
ルアルゴリズムの概要を示す模式図である。
【図10】 本発明の実施例とするデジタル放送用に用
いられるデスクランブラの一般的な構成を示すブロック
回路図である。
【図11】 同実施例のデスクランブラにFPGAを用
いる場合の構成を示すブロック回路図である。
【図12】 ISO/IEC13818−1のシステム
レイヤのパケット構成を示す図である。
【図13】 ISO/IEC13818−1のシステム
レイヤの構成を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
000…映像信号入力端子、001…映像エンコーダ、
002…FIFOメモリ、003…パケット化回路、0
04…メモリ、010…音声信号入力端子、011…音
声エンコーダ、012…FIFOメモリ、013…パケ
ット化回路、014…メモリ、020…ハードウェア構
成情報入力端子、021…FIFOメモリ、022…パ
ケット化回路、023…メモリ、031…PMT生成回
路、050,051,052,053…メモリ、054
…PAT生成回路、055…総合パケット多重コントロ
ーラ、056…ビットストリーム信号出力端子、100
…アンテナ、101…復調回路、102…誤り訂正回路
(FEC)、103…デスクランブラ、104…メモ
リ、105…映像デコーダ、106…音声デコーダ、1
07…CPU、108…NTSCデコーダ、109…メ
モリまたはハードディスク、110,111…D/A変
換回路、112…モニタ、113…スピーカ、114…
マイコン、115…リモコン、116…クロック切り替
え回路、200…ハードウェア切替情報入力端子、20
1…FIFOメモリ、202…パケット化回路、203
…メモリ、300…映像信号入力端子、301…映像エ
ンコーダ、302…FIFOメモリ、303…パケット
化回路、304…メモリ、310…音声信号入力端子、
311…音声エンコーダ、312…FIFOメモリ、3
13…パケット化回路、314…メモリ、320…ハー
ドウェア構成情報入力端子、321…FIFOメモリ、
322…パケット化回路、323…メモリ、330…パ
ケット多重コントローラ、331…データベース、33
2…番組信号出力端子、400…番組信号入力端子、4
02…デスクランブラ、403…CPU、404…映像
デコーダ、405…音声デコーダ、406…NTSCエ
ンコーダ、407,408…D/A変換回路、409…
メモリまたはハードディスク、410…キーボード、4
11…モニタ、412…スピーカ、413…クロック供
給回路。501…CBCモード処理回路、502…OF
Bモード処理回路、503,504…スイッチ、A1,
B3…加算器、A2,B1…2ブロックマルチ暗号化処
理部、A3,B2…レジスタ、601…レジスタ、60
2,604…EX−ORゲート、603…ANDゲー
ト、701…FPGA、702…メモリ、703…CP
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04N 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像、音声のいずれかを含むコンテンツ情
    報に当該コンテンツ情報を処理するための制御情報が多
    重されたディジタル信号を受信するディジタル信号受信
    装置において、 プログラム可能な複数の論理モジュールが規則的に並べ
    られ、各論理モジュール間に配線領域が用意され、ハー
    ドウェア構成情報に基づくプログラムに従って前記配線
    領域の接続状態を切り替えることが可能な論理ゲート回
    路と、 前記ハードウェア構成情報を格納する情報格納手段と、 前記制御情報として前記ハードウェア構成情報が多重さ
    れたディジタル信号を受信し復調する復調手段と、 前記復調手段の出力から前記ハードウェア構成情報をダ
    ウンロードするダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段でダウンロードされるハードウェ
    ア構成情報を前記情報格納手段に格納させ、前記情報格
    納手段に格納されたハードウェア構成情報を選択的に前
    記論理ゲート回路に与えて前記論理ゲート回路の仕様を
    切替制御する論理ゲート回路制御手段とを具備し、 前記論理ゲート回路は、前記復調手段で復調されるコン
    テンツ情報を入力し、前記コンテンツ情報と共に伝送さ
    れるハードウェア構成情報に基づく処理を実行すること
    を特徴とするディジタル信号受信装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル信号に前記制御情報として
    前記ハードウェア構成情報を既存の情報から最新の情報
    へ切り替えるように指示するハードウェア切替情報が多
    重されているとき、 前記論理ゲート回路制御手段は、前記復調手段の復調情
    報から前記ハードウェア切替情報を抽出し、この情報の
    切替指示により前記情報格納手段から前記論理ゲート回
    路に与えるハードウェア構成情報を既存の情報から最新
    の情報に切り替えることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル信号受信装置。
  3. 【請求項3】前記ディジタル信号に前記ハードウェア構
    成情報の選択を指示するハードウェア切替情報が多重さ
    れているとき、 前記論理ゲート回路制御手段は、前記復調手段の復調情
    報からハードウェア切替情報を抽出し、この情報の選択
    指示に基づいて前記情報格納手段から前記論理ゲート回
    路に与えるハードウェア構成情報を選択的に切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号受信装
    置。
  4. 【請求項4】前記ハードウェア構成情報は、前記論理ゲ
    ート回路を前記コンテンツ情報にかけられたスクランブ
    ルを解除するためのデスクランブラとして機能させる情
    報であり、 前記論理ゲート回路は、前記ハードウェア構成情報に基
    づいて前記コンテンツ情報のデスクランブル処理を実行
    することを特徴とする請求項1記載のディジタル信号受
    信装置。
  5. 【請求項5】前記ハードウェア構成情報は、前記論理ゲ
    ート回路を前記コンテンツ情報の処理に要するクロック
    を発生するクロック発生回路として機能させる情報であ
    り、 前記論理ゲート回路は、前記ハードウェア構成情報に基
    づいて前記コンテンツ情報に合致するクロックを発生す
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号受信
    装置。
  6. 【請求項6】前記論理ゲート回路制御手段は、前記ハー
    ドウェア構成情報が可逆な圧縮方式で圧縮されていると
    き、当該ハードウェア構成情報を展開して前記論理ゲー
    ト回路に与えることを特徴とする請求項1記載のディジ
    タル信号受信装置。
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