JP2000253108A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2000253108A
JP2000253108A JP11052679A JP5267999A JP2000253108A JP 2000253108 A JP2000253108 A JP 2000253108A JP 11052679 A JP11052679 A JP 11052679A JP 5267999 A JP5267999 A JP 5267999A JP 2000253108 A JP2000253108 A JP 2000253108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ICカードに記憶した画像データや
音声データの圧縮伸長処理を当該ICカード内で行うイ
ンタフェース機能を備えて、携帯電話装置本体(端末本
体)で行う処理の負荷を増加させずに所望する付帯処理
を可能にした携帯電話装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】カード内蔵マイクロプロセッサ(MPU)
21は、端末本体10の制御部13よりICカードイン
ターフェース14を介してコマンドを受け取ると、その
コマンドに従いデータ記憶領域22に格納された処理プ
ログラムにより、当該データ記憶領域22に格納された
データの処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードのイン
タフェースをもつ携帯電話装置に関する。
【0002】本発明は、加入者識別モジュールとして利
用できるICカードのためのインタフェースを備えた携
帯電話装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、ICカードのインタフェースをも
つ携帯型の無線電話として、ARIB(電波産業界)標
準RCR STD 27等で規定される加入者情報モジ
ュール等が存在する。ここで用いられるICカードの機
能は加入権である加入者番号の記憶及び認証機能、秘話
のための暗号アルゴリズム、その他メモリーダイヤル情
報等の加入者の個人情報の記憶等である。この個人情報
はキャラクタコードデータが中心であり、携帯電話装置
のディスプレイもモノクロ2値表示のものであった。
【0004】しかし、近年の通信技術の進歩により携帯
電話端末においてもカラー画像データや電話としての通
話以外の音声を扱う必要がでてきた。またICの集積技
術の進歩により記憶容量が増加したことにより、ICカ
ードに記憶するデータとしても画像データ等の大容量の
データが扱えるようになってきた。
【0005】画像データや音声データは伝送および記憶
させるための効率をよくするため圧縮するのが一般的で
あるが、画像の圧縮方式にはGIF,JPEG,TIF
F等があり、また音声に関しても通話音声は携帯電話の
方式毎に決められているが、マルチメディア情報として
ダウンロード等を行う用途を考えると、要求される性能
に応じて、A−Low,μ−Low,CELP,SB
C,ADPCM等の圧縮方式があり、これらすべての方
式に対応するためには装置のプログラム容量を大きくす
る必要があり、装置のコストアップの要因となってい
る。
【0006】また、新たな方式がでてきた場合に、従来
の携帯電話装置にはその新たな方式をサポートできる機
能が搭載されていないことから、新たな方式をサポート
できる携帯電話装置を新規に開発しなければならず、経
済性の面で問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来で
は、電話機能の拡張、付帯機能の拡張、新規方式への対
応等に対して、それぞれに新たな機能、方式等をサポー
トできる携帯電話装置を新規に開発しなければならず、
従って経済性の面で問題があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
電話装置本体に機能処理負担をかけることなく、簡単か
つ容易に、しかも安価な構成で、電話機能の拡張、付帯
機能の拡張、新規方式への切替等を実現できる携帯電話
装置を提供することを目的とする。
【0009】また本発明は、ユーザの所望する新規電話
機能、付加機能等を端末本体を特定することなく任意の
端末上で共通に実現できる携帯電話装置を提供すること
を目的とする。
【0010】また本発明は、電話装置本体に機能処理負
担をかけることなく、電話機本体の機能処理と並行し
て、画像データ、音声データ等を高速に処理することの
できる携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICカードイ
ンタフェースを備えた携帯電話装置に於いて、上記IC
カードインタフェースに、データ記憶手段及びデータ処
理手段を有してなるICカードが接続されたとき、上記
ICカード内のデータ記憶手段に記憶されるデータの処
理を当該ICカード内のデータ処理手段に実行させるた
めの制御手段を具備してなることを特徴とする。
【0012】上記構成の携帯電話装置に於いて、ICカ
ード内のデータ処理手段は、データ記憶手段に記憶され
る画像データの少なくとも圧縮又は伸張処理、又は、デ
ータ記憶手段に記憶される音声データの少なくとも圧縮
又は伸張又はコード変換処理を実行し、その処理済みデ
ータを携帯電話装置本体(端末本体)に受け渡す機能を
実現する。
【0013】また、本発明は、電話機能を実現する処理
手段を有してなる本体側プロセッサと、当該プロセッサ
にバス接続されるICカードインタフェースとを有して
なる携帯電話装置であって、上記本体側プロセッサは、
上記ICカードインタフェースを介して接続されたIC
カードの内部プロセッサに、処理対象となるデータを転
送しコマンドを発行して、上記ICカードの内部プロセ
ッサに、上記コマンドに従う上記データの処理を実行さ
せ、当該処理実行後の処理済みデータを受け取る制御手
段を有してなることを特徴とする。
【0014】上記構成の携帯電話装置に於いて、ICカ
ードの内部プロセッサは、本体側プロセッサから受けた
コマンドに従い、少なくとも、画像データの圧縮処理、
圧縮された画像データの伸張処理、画像データの解像度
変換処理、画像データの合成処理、画像データの分解処
理、音声データの圧縮処理、音声データの再生化処理、
音声データの合成処理のいずれかを実行する。
【0015】また、本発明は、ユーザインタフェースの
ための入出力部と、電話機能を実現する処理手段を有し
てなる本体側プロセッサとを備えた携帯電話装置に於い
て、上記プロセッサにバス接続されるICカードインタ
フェースと、上記本体側プロセッサに特定の割込みをか
ける操作入力手段と、上記ICカードインタフェース
に、データ記憶手段及びデータ処理手段を有してなるI
Cカードが接続されていることを検知する手段と、上記
ICカードインタフェースに上記ICカードが接続され
ている状態で上記操作入力手段の操作による割込みが発
生した際に、上記入出力部の少なくとも一部の制御を本
体側プロセッサからICカードの内部プロセッサに受け
渡す制御手段とを具備してなることを特徴とする。
【0016】上記したような機能をもたせることによ
り、電話装置本体(端末本体)に機能処理負担をかける
ことなく、ICカードに記憶される画像、音声等のデー
タの処理を当該ICカード内の処理機能で実現できるこ
とから、簡単かつ容易に、しかも安価な構成で、電話機
能の拡張、付帯機能の拡張、新規方式への切替等を実現
できる。また上記したような機能をもつ構成としたこと
により、ユーザの所望する新規電話機能、付加機能等を
端末本体を特定することなく任意の端末上で共通に実現
できる。また、電話装置本体(端末本体)に機能処理負
担をかけることなく、電話機本体の機能処理と並行し
て、画像データ、音声データ等を高速に処理することが
できる。
【0017】具体例を挙げると、圧縮されていないデー
タをICカードに圧縮して記憶する際には、端末本体か
らICカードに圧縮アルゴリズムを指定した圧縮要求コ
マンドを出しデータを送る。ICカードは本体から指示
された圧縮アルゴリズム(圧縮方式)に応じてデータを
圧縮し、圧縮したデータと圧縮方式を示すパラメータを
合わせてICカード内のデータ記億領域に記憶する。ま
た、ICカード内のデータ記憶領域にある圧縮されたデ
ータを伸長する場合は、端末本体からICカードに対し
て、拡張するファイルを指定した伸張コマンドが発行さ
れ、これによりICカードは指定されたファイルを伸長
処理して当該処理済みデータを端末本体に送る。この
際、例えば伸長処理された画像データは端末本体のディ
スプレイに表示され、伸長処理された音声データは端末
本体のD/A変換器でアナログ信号に変換されスピーカ
ーやレシーバで再生される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0019】図1は本発明の実施形態に係る携帯電話装
置の要部の構成を示すブロック図であり、図中、10は
携帯電話装置本体(以下端末本体と称す)、20は上記
端末本体10に必要に応じて任意選択的に実装され回路
接続されるICカードである。
【0020】上記端末本体10には、無線部11、表示
部12、制御部13、ICカードインターフェース1
4、A/Dコンバータ15、マイクロフォン16、D/
Aコンバータ17、レシーバ18等が設けられる。
【0021】上記無線部11は、制御部13の制御の下
に無線通話の処理を行うもので、送受信データを弁別処
理するアンテナ共用器、アンテナ共用器に接続された送
受信アンテナ、アンテナ共用器を介して入力された受信
信号を周波数変換して受信データを生成する受信回路、
受信データからアナログ音声信号を生成する復調回路、
入力された音声信号を周波数変調する変調回路、変調回
路より得られる無線搬送波信号を電力増幅する送信回路
等を備えて構成される。
【0022】表示部12は、例えばカラーLCDにより
構成され、制御部13の制御の下に、電話番号、各種メ
ッセージ、画像データ等を表示する。
【0023】制御部13は、マイクロプロセッサを用い
て構成され、各種の入出力デバイス制御を含むシステム
全体の制御を司る。更にここでは、後述する図2及び図
3に示すようなICカード20との間のコマンド及びデ
ータ入出力制御を行う。
【0024】ICカードインターフェース14は、上記
制御部13にシステムバスを介して接続され、ここでは
制御部13とICカード20内のプロセッサとの間で図
2及び図3に示すような各種コマンド及びデータの受け
渡しを行う。
【0025】A/Dコンバータ15は、マイクロフォン
16より出力されるアナログ音声信号をディジタル変換
して制御部13に送出する。
【0026】D/Aコンバータ17は、制御部13から
渡されたディジタル音声データをアナログ変換してレシ
ーバ18へ出力する。
【0027】またICカード20には、カード内蔵マイ
クロプロセッサ(MPU)21、データ記憶領域22等
が設けられる。
【0028】カード内蔵マイクロプロセッサ(MPU)
21は、端末本体10の制御部13よりICカードイン
ターフェース14を介してコマンドを受け取ると、その
コマンドに従いデータ記憶領域22に格納された処理プ
ログラムにより、当該データ記憶領域22に格納された
データの処理を実行する。例えば上記コマンドに従い、
画像データの圧縮処理、圧縮された画像データの伸張処
理、画像データの解像度変換処理、画像データの合成処
理、画像データの分解処理、音声データの圧縮処理、音
声データの再生化処理、音声データの合成処理等を実行
する。
【0029】データ記憶領域22は、カード内蔵マイク
ロプロセッサ(MPU)21の制御の下にリード/ライ
ト制御されるもので、図4に示すように、上記カード内
蔵マイクロプロセッサ(MPU)21の制御プログラム
を格納する制御プログラム格納領域(MPA)、上記カ
ード内蔵マイクロプロセッサ(MPU)21が処理する
処理プログラムが格納される処理プログラム領域(JP
A)、処理対象データ及び処理結果のデータが貯えられ
るデータ記憶領域(DA)、作業用のデータ類が貯えら
れる作業領域(UA)等でなり、処理プログラム領域
(JPA)には、データ記憶領域(DA)に貯えられた
データ(da,db、…)を処理するための処理プログ
ラム(pa,pb、…)が格納される。
【0030】図2及び図3はそれぞれ上記ICカードイ
ンターフェース14を介して、上記端末本体10の制御
部13とICカード20のカード内蔵マイクロプロセッ
サ(MPU)21との間でやり取りされるデータの処理
手順を説明するためのフローチャートである。
【0031】図4は上記ICカード20内のデータ記憶
領域22の領域構成と、図2及び図3の処理手順を説明
するためのデータ記憶例を示す図である。
【0032】ここで上記各図を参照して本発明の実施形
態に於ける動作を説明する。
【0033】先ずデータをICカード20に記憶する際
の処理手順を図2に示すフローチャートを参照して説明
する。ここでは圧縮処理の対象となるデータをICカー
ド20に圧縮して記憶する際の処理を例に説明する。
【0034】圧縮処理の対象となるデータ(圧縮処理対
象データ)をICカード20に圧縮処理して記憶する際
は、ICカードインターフェース14を介して、先ず端
末本体10からICカード20に、圧縮アルゴリズムを
指定した圧縮要求コマンドを送出し、続いて圧縮処理対
象データを送出する(図2ステップS11)。
【0035】ICカード20は、端末本体10の制御部
13からコマンドにより指示された圧縮アルゴリズム
(圧縮方式)に従い、データ記憶領域22に格納された
圧縮処理プログラム(ca)を実行し、データ記憶領域
22に貯えられた圧縮処理対象データ(da)を圧縮処
理して(図2ステップS12)、その圧縮処理したデー
タとその圧縮方式を示すパラメータを合わせた圧縮デー
タ(‘da’)を上記データ記憶領域22に記憶する
(図2ステップS13)。
【0036】上記処理の終了を待ってICカードインタ
ーフェース14を介しICカード20から端末本体10
に終了応答を送出する(図2ステップS14)。
【0037】また、端末本体10からICカード20に
送出されるデータが既に圧縮されている場合は、圧縮処
理を行わず、単にデータをデータ記憶領域22に記憶す
る。この際は、上記データのデータファイルに含まれる
圧縮方式を示すパラメータも併せて記憶する。
【0038】この際は、ICカードインターフェース1
4を介して、先ず端末本体10からICカード20に記
憶要求コマンドを発行し、続いてデータを送出する(図
2ステップS21)。
【0039】ICカード20は受け取った圧縮方式を示
すパラメータを含んだデータをICカード20内のデー
タ記憶領域22に記憶する(図2ステップS22)。
【0040】その処理終了を待って、ICカードインタ
ーフェース14を介し、ICカード20から端末本体1
0へ終了応答を送出する(図2ステップS23)。
【0041】次に、ICカード20に記憶されたデータ
を読み出す際の処理手順を図3に示すフローチャートを
参照して説明する。ここではICカード20内のデータ
記憶領域22に記憶されている圧縮データを伸長処理す
る際の処理を例に、その処理動作を説明する。
【0042】ICカード20内のデータ記憶領域22に
記憶されている圧縮データを伸長処理する際は、先ず端
末本体10からICカード20に対して、拡張するファ
イルを指定した伸長コマンドが発行される(図3ステッ
プS31)。
【0043】ICカード20は、端末本体10の制御部
13から指示されたコマンドに従い、データ記憶領域2
2に格納された伸張処理プログラム(cb)を実行し、
データ記憶領域22に記憶されている指定されたファイ
ルのデータ(db)を伸長処理して(図3ステップS3
2)、その伸張処理したデータ(‘db’)を一旦デー
タ記憶領域22にバッファし端末本体10に送出する
(図3ステップS33)。
【0044】その処理終了を待って、ICカード20か
ら端末本体10へ終了応答を送出する(図3ステップS
34)。
【0045】端末本体10は、上記伸長したデータを受
け取り、その受け取ったデータが画像データである際
は、当該データに従う画像を表示部12に表示し、音声
データである際は、D/A変換器17でアナログ信号に
変換してレシーバ18で再生する。
【0046】上記した実施形態によれば、端末本体10
は、ICカード20に記憶するデータの処理のためにI
Cカードインターフェース14のみを持てばよいので、
端末のコスト上昇が抑えられるという効果がある。ま
た、ICカード20内にデータを処理する機能を持たせ
ているので、別の端末にこのICカード20を入れても
データの処理が行えるという効果もある。
【0047】図5は上記実施形態の変形例を示したもの
で、ここでは、ICカードインターフェース14を有効
に活用して、携帯電話装置を一時的に、例えばゲーム
機、ワードプロセッサ、機能付きカレンダ等、全く異な
る機能の機器として用いることができるようにした構成
を特徴としている。
【0048】この図5に示す実施形態に於いては、端末
本体10のキー入力部又は筐体の特定位置、又は座標入
力機能をもつ表示部の特定領域等に、電話機能を一時的
にICカード20がもつ機器機能に切り換えるための機
能切換操作入力手段(例えば機能切換キー)を設け、こ
の機能切換キーを操作することで、端末本体10をIC
カード20がもつ機器機能に切り換える。
【0049】この際の処理は、先ず機能切換キーを操作
することにより、端末本体10の制御部13に機能切換
のための特定のキー入力割込みが発生する(図5ステッ
プS1)。
【0050】制御部13は上記機能切換のための特定の
キー入力割込みを受け付けると、現在の処理状態を認識
し、処理が中断可能な状態にあるか否かを判断する(図
5ステップS2)。
【0051】ここで処理の即時中断が可能でなければ、
中断可能な状態になるまで上記割込み処理の実行を停止
する。
【0052】制御部13は処理の中断が可能な状態であ
ることを判断すると、所定の入出力機器、例えば表示部
12と、図示しないキー入力部の制御をICカード20
のカード内蔵マイクロプロセッサ(MPU)21に渡
し、以後、動作モードを例えば留守録音機能を有効にし
た待ち受けモードにする(図5ステップS3)。
【0053】これにより、端末本体10のキー入力部、
及び表示部12は、ICカード20のカード内蔵マイク
ロプロセッサ(MPU)21に開放され、カード内蔵マ
イクロプロセッサ(MPU)21はキー入力部の操作に
従う入力処理を実行し、表示部12を表示ドライブす
る。このように端末本体10のキー入力部、及び表示部
12を一時的に、ICカード20のカード内蔵マイクロ
プロセッサ(MPU)21に開放することで、端末本体
10を、ICカード20により提供される、例えばゲー
ム機、ワードプロセッサ、機能付きカレンダ等、全く異
なる機能の機器として用いることができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、電
話装置本体に機能処理負担をかけることなく、簡単かつ
容易に、しかも安価な構成で、電話機能の拡張、付帯機
能の拡張、新規方式への切替等を実現できる携帯電話装
置が提供できる。
【0055】また本発明によれば、ユーザの所望する新
規電話機能、付加機能等を端末本体を特定することなく
任意の端末上で共通に実現できる携帯電話装置が提供で
きる。
【0056】また本発明によれば、電話装置本体に機能
処理負担をかけることなく、電話機本体の機能処理と並
行して、画像データ、音声データ等を高速に処理するこ
とのできる携帯電話装置が提供できる。
【0057】また、本発明によれば、ICカードに記憶
した画像データや音声データの圧縮伸長処理をICカー
ド内で行うインタフェース機能を備えたことにより、携
帯電話装置本体(端末本体)で行う処理の負荷を増加さ
せずに所望する付帯処理が可能となる。
【0058】またICカード側で画像や音声の圧縮伸長
処理を行うインタフェース機能を備えたことにより、端
末本体の処理と並行して処理が行えるため上記各処理の
処理時間を短縮することができる。
【0059】また、ICカード内にデータを処理する機
能を持たせているので、別の端末に、このICカードを
装着しても各端末で共通にデータの処理が行える。
【0060】また、上記した機能に加え、端末本体のキ
ー入力部、及び表示部を一時的にICカードのカード内
蔵マイクロプロセッサに開放することで、端末本体を、
ICカードにより提供される、例えばゲーム機、ワード
プロセッサ、機能付きカレンダ等、全く異なる機能の機
器として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話装置の要部の
構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける、端末本体の制御部とI
Cカードのカード内蔵マイクロプロセッサとの間でIC
カードインターフェース14を介してやり取りされるデ
ータの処理手順を説明するためのフローチャート。
【図3】上記実施形態に於ける、端末本体の制御部とI
Cカードのカード内蔵マイクロプロセッサとの間でIC
カードインターフェース14を介してやり取りされるデ
ータの処理手順を説明するためのフローチャート。
【図4】上記実施形態に於ける、ICカード20内のデ
ータ記憶領域22の領域構成と、図2及び図3の処理手
順を説明するためのデータ記憶例を示す図。
【図5】上記実施形態の変形例を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…端末本体 11…無線部 12…表示部(ディスプレイ) 13…制御部、 14…ICカードインターフェース 15…A/Dコンバータ 16…マイクロフォン 17…D/Aコンバータ 18…レシーバ 20…ICカード 21…カード内蔵マイクロプロセッサ(MPU) 22…データ記憶領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードインタフェースを備えた携帯
    電話装置であって、前記ICカードインタフェースに、
    データ記憶手段及びデータ処理手段を有してなるICカ
    ードが接続されたとき、前記ICカード内のデータ記憶
    手段に記憶されるデータの処理を当該ICカード内のデ
    ータ処理手段に実行させるための制御手段を具備してな
    ることを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 ICカード内のデータ処理手段は、デー
    タ記憶手段に記憶される画像データの少なくとも圧縮又
    は伸張処理を実行する請求項1記載の携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 ICカード内のデータ処理手段は、デー
    タ記憶手段に記憶される音声データの少なくとも圧縮又
    は伸張又はコード変換処理を実行する請求項1記載の携
    帯電話装置。
  4. 【請求項4】 電話機能を実現する処理手段を有してな
    る本体側プロセッサと、当該プロセッサにバス接続され
    るICカードインタフェースとを有し、前記本体側プロ
    セッサは、前記ICカードインタフェースを介して接続
    されたICカードの内部プロセッサに処理対象となるデ
    ータを転送しコマンドを発行して、前記ICカードの内
    部プロセッサに、前記コマンドに従う前記データの処理
    を実行させ、当該処理実行後の処理済みデータを受け取
    る制御手段を有してなることを特徴とする携帯電話装
    置。
  5. 【請求項5】 電話機能を実現する処理手段を有してな
    る本体側プロセッサと、当該プロセッサにバス接続され
    るICカードインタフェースとを有し、前記本体側プロ
    セッサは、前記ICカードインタフェースを介して接続
    されたICカードの内部プロセッサに処理対象となる圧
    縮されたデータ、圧縮するデータのいずれかを転送しコ
    マンドを発行して、前記ICカードの内部プロセッサ
    に、前記コマンドに従う前記データの伸張処理、圧縮処
    理のいずれかを実行させ、当該処理実行後の処理済みデ
    ータを受け取る制御手段を有してなることを特徴とする
    携帯電話装置。
  6. 【請求項6】 電話機能を実現する処理手段を有してな
    る本体側プロセッサと、当該プロセッサにバス接続され
    るICカードインタフェースとを有し、前記本体側プロ
    セッサは、前記ICカードインタフェースを介して接続
    されたICカードの内部プロセッサに処理対象となる画
    像データを転送しコマンドを発行して、前記ICカード
    の内部プロセッサに、前記コマンドに従う前記画像デー
    タの処理を実行させ、当該処理実行後の処理済み画像デ
    ータを受け取る制御手段を有してなることを特徴とする
    携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 電話機能を実現する処理手段を有してな
    る本体側プロセッサと、当該プロセッサにバス接続され
    るICカードインタフェースとを有し、前記本体側プロ
    セッサは、前記ICカードインタフェースを介して接続
    されたICカードの内部プロセッサに処理対象となる音
    声データを転送しコマンドを発行して、前記ICカード
    の内部プロセッサに、前記コマンドに従う前記音声デー
    タの処理を実行させ、当該処理実行後の処理済み画像デ
    ータを受け取る制御手段を有してなることを特徴とする
    携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 ICカードの内部プロセッサは、本体側
    プロセッサから受けたコマンドに従い、少なくとも、画
    像データの圧縮処理、圧縮された画像データの伸張処
    理、画像データの解像度変換処理、画像データの合成処
    理、画像データの分解処理、音声データの圧縮処理、音
    声データの再生化処理、音声データの合成処理のいずれ
    かを実行する請求項6又は7記載の携帯電話装置。
  9. 【請求項9】 ユーザインタフェースのための入出力部
    と、 電話機能を実現する処理手段を有してなる本体側プロセ
    ッサと、 前記プロセッサにバス接続されるICカードインタフェ
    ースと、 前記本体側プロセッサに特定の割込みをかける操作入力
    手段と、 前記ICカードインタフェースに、データ記憶手段及び
    データ処理手段を有してなるICカードが接続されてい
    ることを検知する手段と、 前記ICカードインタフェースに前記ICカードが接続
    されている状態で前記操作入力手段の操作による割込み
    が発生した際に、前記入出力部の少なくとも一部の制御
    を本体側プロセッサからICカードの内部プロセッサに
    受け渡す制御手段とを具備してなることを特徴とする携
    帯電話装置。
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