JP2000252879A - 拡散スペクトル受信器性能の改善 - Google Patents

拡散スペクトル受信器性能の改善

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JP2000252879A JP2000028429A JP2000028429A JP2000252879A JP 2000252879 A JP2000252879 A JP 2000252879A JP 2000028429 A JP2000028429 A JP 2000028429A JP 2000028429 A JP2000028429 A JP 2000028429A JP 2000252879 A JP2000252879 A JP 2000252879A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡散スペクトル通信機器の性能を向上させる
ために、向上された弱い信号に対する感度、弱い信号の
より素早い捕捉時間、または、マルチパスインターフェ
ースの縮小の形態を提供する。 【解決手段】拡散スペクトル通信を向上させる方法であ
って、該方法は、拡散スペクトル信号を受け取るステッ
プと、該拡散スペクトル信号の強度を判定するステップ
と、該拡散スペクトル信号をPNコードと相関させて、
相関された出力を生成するステップと、該信号の該信号
強度に基づいて、閾値を調節するステップと、該相関さ
れた出力を該閾値と比較して、該拡散スペクトル信号内
に特定のコードが存在するかどうかを判定するステップ
と、を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の分野)本発明は一般的に、拡散スペクトル通信
システム、プロセス、および拡散スペクトル通信を使用
するシステムに関し、より詳細には、不利な信号条件が
存在するなかで、拡散スペクトル通信システムの性能を
改善するシステム、プロセス、および装置の実施形態に
関する。
【0001】(関連技術の説明)人間により最初に使用
された航法システムはおそらく太陽であろう。太陽は東
から昇り西に沈むので、移動が日中に行われる限り、空
における太陽の位置から方向を得ることができた。海上
交易が出現するに伴い、夜間にも方向を確認する必要が
生じ、天体航法が誕生した。精度を増すために、天体お
よび太陽航法は改善され、地図、海図、ならびにアスト
ロラーベおよび羅針盤などの装置を介して補強された。
そのような装置により補強したとしても、天体および太
陽航法は誤差を生みがちであり、A点からB点に移動す
るのは、尚もって、ある程度試行錯誤を要する問題であ
った。
【0002】無線の出現、特に強力な商用無線局の出現
に伴い、地上局ベースの無線方向探知(RDF)が実現
した。RDFの背景にある原理は、比較的単純である。
ナビゲータは、指向性アンテナを使用してある無線局に
周波数を合わせ、その無線局の方位を発見し得る。次
に、ナビゲータは、第2の無線局に周波数を合わせ、そ
の局の方位を発見し得る。方位を知ることと、両無線局
の地図上の位置を知ることとにより、ナビゲータの位置
を計算し得る。
【0003】長距離航空輸送における進歩の継続は、航
空機を正確に誘導する能力を必要にした。この要求を満
たすためにRDFが使用され、航法のために地上局ベー
スのビーコンが開発された。これらのビーコンは、すべ
ての航空機のみならず船舶にとっても急速に不可欠とな
った。
【0004】グローバルポジショニングシステム(GP
S)も無線航法に基づくが、相違点は、ビーコンがもは
や静止性でなく、地上ベースでないことである。GPS
システムは、衛星ベースの航法システムであって、24
基の衛星に加え軌道上にスペア(spares)を有
し、11,000海里上空の宇宙空間で、均等に配置さ
れた6本の軌道を周回している。各衛星は、12時間で
地球を一周する。
【0005】GPSの主たる機能は、時計として作用す
ることである。各衛星は、搭載する10.23MHzセ
シウム原子時計から信号を得る。各衛星は、その特定の
疑似ノイズ(PN)コードを伴って、拡散スペクトル信
号を送信する。明瞭に異なるPNコーディングシーケン
スを使用して、同一のスペクトルで、複数の信号を送信
することにより、衛星は、互いに干渉せずに同一の帯域
幅を共有し得る。GPSシステムに使用されるコードは
1023ビット長で、毎秒1.023メガビットの速度
で送信され、毎マイクロセカンドにおよそ1度のタイム
マークを発生するが、これは時として「チップ」と称さ
れる。このシーケンスは毎ミリセカンドに1度反復さ
れ、進路獲得コード(C/Aコード)と称される。20
サイクルごとにコードは位相を変更し得、他の衛星すべ
ての「アルマナック」含有データを有する1500ビッ
ト長のメッセージをコード化する。
【0006】GPS機構により指定されているPNコー
ドは32ある。そのうち24は、現在軌道を周回中の衛
星に属し、25番目のPNコードは、任意の衛星に割り
付けられるよう指定されている。残りのコードは予備の
コードであって、古いユニットまたは故障したユニット
と交換される新規の衛星に使用され得る。異なるPNシ
ーケンスを使用するGPS受信器は、一致を探して信号
スペクトルを走査する。GPS受信器は、一致を発見し
た場合、その信号を発生した衛星を識別する。
【0007】地上ベースのGPS受信器は、三角測量と
称される無線方向探知機(RDF)の方法論の変形を使
用して、その地上ベースGPS受信器の位置を判定し得
る。GPSの位置判定は、無線ビーコンがもはや静止性
でなく、地球を毎秒約1.8マイルの速度で周回し、宇
宙を移動する衛星である点で、RDF技術とは異なる。
宇宙ベースであることにより、GPSシステムは、三角
測量などの方法を用いて、事実上、地球上の任意の点の
位置を確定するのに使用できる。
【0008】この三角測量は、衛星から時刻信号を獲得
するGPS受信器ユニットに依存している。実際の時刻
を知り、これを衛星から受信した時刻と比較することに
より、受信器は衛星までの距離を計算し得る。例えば、
GPS衛星が、受信器から12,000マイルにあれ
ば、受信器は、その衛星から半径12,000マイルで
規定された空間のどこかに存在するに違いない。次に、
GPS受信器が第2の衛星の配置を確認した場合、この
第2の衛星の周囲の配置球空間に基づき、受信器の位置
を計算できる。2つの球空間は交差し、円を形成してい
るので、GPS受信器はその配置円内のどこかに位置す
るに違いない。第3の衛星の配置を確認することによ
り、GPS受信器は、第3の衛星の周囲の配置球空間を
予測できる。第3の衛星の配置球空間は、最初の2つの
衛星の配置球空間の交差により形成される配置円と、わ
ずか2つの点で交差する。配置球空間がその2つの可能
な配置点の1つと交差する、もう1つの衛星の配置を判
定することにより、GPS受信器の正確な位置が判定さ
れる。その結果、正確な時刻も判定し得る。これは、す
べての衛星の配置を説明し得る時刻オフセットは1つし
かないからである。三角測量法は、30メートルのオー
ダーの精度で位置を算出するが、GPS位置判定の精度
は、信号強度および多重通路反射により劣化し得る。
【0009】一度に11基までの衛星が、GPS受信器
により受信され得る。峡谷など、特定の環境では、遮蔽
される衛星もあるので、GPS位置把握システムは、水
平線近くの衛星など、弱い信号強度を有する衛星に位置
情報を依存し得る。別の場合には、GPS受信器ユニッ
トにより受信された信号強度を頭上の枝が低減し得る。
いずれの場合も、信号強度が非常に低減され得、位置判
定のための十分な衛星を獲得することが困難になり得
る。そのような場合、GPS受信器は、衛星を発見する
ためにいくつかの試みを行い、位置判定に適切な信号上
にロックする時間を増大させ得るか、または信号にまっ
たくロックできないことがある。
【0010】多重通路反射の場合、信号は構造物から、
または地上からさえも反射され得るので、受信器への信
号通路は間接的となる。間接通路が直接通路より長く、
信号が受信器まで移動する距離を長くするので、結果と
して、衛星の距離はより遠く離れているように現れる。
その結果、受信器により計算された位置は誤差を含み得
る。
【0011】通信に無線スペクトルを使用する方法は複
数ある。例えば、周波数分割多重アクセス(FDMA)
では、周波数帯が、連続する周波数スロットに分割さ
れ、異なる送信機が異なる周波数スロットに割り当てら
れる。
【0012】n時分割多重アクセス(TDMA)システ
ムでは、各送信機が発信し得る時間が1つのタイムスロ
ットに限定されているので、送信機はメッセージを次々
に送信するが、割り当てられた時間の間のみ送信する。
TDMAでは、各送信機が送信する周波数は、一定周波
数であり得るか、または連続的に変化する(周波数ホッ
ピング)。
【0013】複数のユーザに無線スペクトルを割り付け
る第3の方法は、拡散スペクトルとしても知られる、コ
ード分割多重アクセス(CDMA)を使用するものであ
る。CDMAでは、すべてのユーザが常に同じ周波数帯
で送信する。各ユーザは、そのユーザの送信を他のすべ
てから分離するのに使用される専用のコードを有する。
このコードは、一般的に拡散コードと称される。これ
は、その帯域幅全体に情報を拡散するからである。ま
た、このコードは、一般的に疑似ノイズまたはPNコー
ドとも称される。CDMA送信では、送信データの各ビ
ットは、送信されるデータが「1」の場合、その特定ユ
ーザの拡散コードにより置換され、送信されるデータが
「0」の場合、拡散コードの逆により置換される。
【0014】受信器で送信を復号するためには、コード
を「非拡散」する必要がある。非拡散化のプロセスは、
入来する信号を用い、これを拡散コードにより乗算し
て、結果を合計する。このプロセスは、一般的に相関と
して知られ、信号がPNコードに相関すると、一般的に
言われる。非拡散化のプロセスでは、オリジナルデータ
が他のすべての送信から分離され得、オリジナルの信号
が復元され得る。CDMAシステムに使用されるPNコ
ードの属性は、1つの拡散スペクトルコードの存在が、
別コードの復号の結果を変えないというものである。あ
るコードが別のコードの存在に干渉しない属性は、しば
しば直交性と称され、この属性を処理するコードは、直
交であると言われる。
【0015】電話通信の種類を指すのには、CDMAと
いう用語が広く使用されるが、拡散スペクトルという用
語も適用される。本願において、これらの用語は、相互
置き換え可能なものとして使用する。
【0016】CDMA信号からデータを抽出するプロセ
スは、一般的に、相関、復号、および非拡散など多くの
用語により知られている。本願において、これらの用語
は、相互置き換え可能なものとして使用する。
【0017】拡散スペクトルシステムにより使用される
コードは、一般的に様々な用語により称され、PN(疑
似ノイズ)コード、PR(疑似ランダム)コード、拡散
コード、非拡散コード、および直交コードを含むが、こ
れらに限定されない。本願において、これらの用語は、
相互置き換え可能なものとして使用する。
【0018】CDMAがしばしば拡散スペクトルと称さ
れるのは、データ帯域幅に比べ、送信帯域幅が大きいか
らである。拡散スペクトルは、数々の利点を有する。あ
る利点は、データ送信がスペクトル全体に拡散されるの
で、拡散スペクトルは、他のいくつかの送信プロトコル
よりも妨害に耐え得る。別の利点は、メッセージが低電
力で送信されても尚、復号されることである。
【0019】全地球位置把握システムは、拡散スペクト
ル技術を使用して、データを地上ユニットに伝達してい
る。拡散スペクトルの使用は、GPSシステムにおいて
特に有利である。拡散スペクトル技術は、GPS受信器
が信号周波数で動作することを可能にするので、複数周
波数が使用される場合に、他の周波数帯に切り替えて調
整するために必要な追加のエレクトロニクスを省略す
る。また、拡散スペクトルは、例えば、50ワット以下
を必要として、実質的妨害に耐えるのに、GPSシステ
ムの電力消費要求を最小化し得る。
【0020】GPSシステムは広く利用されているが、
その性能を劣化させたり使用を妨害する条件が存在す
る。GPS信号の受信の改善は、絶えず求められてい
る。GPS信号の受信において、地上ベース受信器の性
能を改善するために、より優れた感度が必要とされてい
る。
【0021】CDMA(コード分割多アクセス)は、携
帯電話システムにおいて、FDMA(周波数分割多アク
セス)およびTDMA(時分割多重アクセス)の代替と
して使用される。TDMAのCDMAに対する優位性に
関しては、広く議論されてきた。両技術は、引き続き市
場での認知および市場シェアを競っており、この競争ゆ
えに、それぞれにおける改善が絶えず求められてきた。
従って、当該分野において、CDMA携帯電話システム
の感度を改善する必要が存在する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明による拡散スペ
クトル通信を向上させる方法は、拡散スペクトル信号を
受け取るステップと、拡散スペクトル信号の強度を判定
するステップと、拡散スペクトル信号をPNコードと相
関させて、相関された出力を生成するステップと、信号
の信号強度に基づいて、閾値を調節するステップと、相
関された出力を閾値と比較して、拡散スペクトル信号内
に特定のコードが存在するかどうかを判定するステップ
とを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0023】比較は、仮説検定メカニズムを用いて実行
されてもよい。
【0024】信号強度は、拡散スペクトル信号を、存在
しないように保証されたPNコードと相関させ、拡散ス
ペクトル信号を、システム内の存在しないように保証さ
れたPNコードと相関させることにより判定された相関
値を用いて、信号強度を判定することにより判定されて
もよい。
【0025】信号強度は、拡散スペクトル信号を、シス
テムによって受け取られないPNコードと相関させ、拡
散スペクトル信号を、システム内で受け取られない相関
コードと相関させることにより判定された相関値を用い
て、信号強度を判定することにより判定されてもよい。
【0026】本発明による拡散スペクトル通信を向上さ
せる方法は、拡散スペクトル信号を受け取るステップ
と、拡散スペクトル信号の信号強度を判定するステップ
と、拡散スペクトル信号をPNコードと相関させて、相
関値を判定するステップと、信号の強度に基づいて、閾
値を調節するステップと、相関値を閾値と比較して、デ
ータが受け取られたかどうかを判定するステップとを含
み、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】比較は、仮説検定メカニズムを用いて実行
されてもよい。
【0028】信号強度は、拡散スペクトル信号を、シス
テム内で使用されないように保証されたPNコードと相
関させ、拡散スペクトル信号を、システム内で使用され
ないように保証されたPNコードと相関させることによ
り判定された相関値を用いて、信号強度を判定すること
により判定されてもよい。
【0029】信号強度は、拡散スペクトル信号を、シス
テムによって受け取られないPNコードと相関させ、拡
散スペクトル信号を、システム内で受け取られない相関
コードと相関させることにより判定された相関値を用い
て、信号強度を判定することにより判定されてもよい。
【0030】本発明による拡散スペクトル通信を向上さ
せる方法は、拡散スペクトル信号を受け取るステップ
と、拡散スペクトル信号の強度を判定するステップと、
信号強度の判定に基づいて、アクティブアンテナとパッ
シブアンテナとの間で切り換えを行うステップとを含
み、そのことにより上記目的が達成される。
【0031】アンテナの切り換えは、受け取られる各コ
ードの信号強度に基づいて達成されてもよい。
【0032】本発明による拡散スペクトル通信を向上さ
せる方法は、特定のコードの相関値を、受け取られる他
のPNコードの相関された値と比較することにより、特
定のコードを含む拡散スペクトル信号の信号強度を判定
するステップと、特定のPNコードの相関された値の、
受け取られる他のPNコードの相関された値との比較に
基づいて、拡散スペクトルシステムを調節するステップ
とを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0033】拡散スペクトルシステムの調節は、特定の
コードを含む信号の強度に基づいて閾値を調節すること
と、相関値を閾値と比較して、データビットが受け取ら
れたかどうかを判定することとを含んでもよい。
【0034】調節は、特定のPNコードの相関値を閾値
と比較するステップと、比較の結果に基づいてアクティ
ブアンテナとパッシブアンテナとの切り換えを行なうス
テップとを含んでもよい。
【0035】相関された値の出力値は平均されてもよ
い。
【0036】本発明による拡散スペクトル通信システム
を向上させる装置は、拡散スペクトル信号と、拡散スペ
クトル信号の信号強度を判定する手段と、拡散スペクト
ル信号を、PNコードと相関させる相関器と、特定のP
Nコードが存在するかどうかを決定するために、相関器
の出力を閾値レベルと比較する比較ユニットと、拡散ス
ペクトル信号の信号強度に基づいて、閾値レベルを調節
する手段とを含み、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0037】比較ユニットは、相関器から出力された値
について数学的演算を実行するメカニズムをさらに含ん
でもよい。
【0038】信号強度を判定する手段は、システムによ
って現在受け取られていないPNコードと、受け取られ
ていないPNコードを、拡散スペクトラム信号と相関さ
せる相関器と、相関器の出力を閾値と比較する比較器と
をさらに含んでもよい。
【0039】比較ユニットは仮説検定メカニズムを含ん
でもよい。
【0040】信号強度を判定する手段は、拡散スペクト
ル信号内の複数の拡散スペクトルコードと、拡散スペク
トル信号を用いて、拡散スペクトルコードの相関値を保
持する装置と、相関された値を所定の最大値と比較する
比較回路とをさらに含んでもよい。
【0041】現在受け取られていないコードは、25番
目のGPSコードであってもよい。
【0042】本発明による拡散スペクトル通信システム
を向上させる装置は、拡散スペクトル信号と、拡散スペ
クトル信号の信号強度を判定する手段と、信号強度に基
づいて、アクティブアンテナとパッシブアンテナとの切
り換えを行なうスイッチメカニズムとを含み、そのこと
により上記目的が達成される。
【0043】信号強度を判定する手段は、システムによ
って現在受け取られていないPNコードと、受け取られ
ていないPNコードを、拡散スペクトル信号と相関させ
る相関器と、相関器の出力を所定の値と比較する比較器
とをさらに含んでもよい。
【0044】拡散コードは、25番目のGPSコードを
含んでもよい。
【0045】従って、本発明の好適な実施形態は、拡散
スペクトル技術を実施するシステムに関する。GPS受
信器、コードレス、および携帯電話は、拡散スペクトル
技術を利用し得るシステムの例であり、本願において、
発明の好適な実施形態を説明するために使用される。
【0046】拡散スペクトル技術は、信号が低電力で送
信される必要のあるアプリケーションにおいて有利であ
る。これは、拡散プロセスが、一般的に疑似ノイズ即ち
PNコードと称される連続ビットにより各データビット
を置換することによって、送信される信号に冗長性を導
入するからである。この冗長性は、信号の一部がノイズ
により曖昧であっても、信号を復号することを可能にす
る。
【0047】データを受信するためには、拡散スペクト
ル受信器は、PNコードが存在することを判定しなけれ
ばならない。PNコードが受信された信号中に存在する
ことを判定するためには、受信された信号は、ビット毎
にPNコードと比較されなければならない。このPNコ
ードとのビット毎の信号比較のプロセスは、一般的に相
関と呼ばれる。完全な一致は信号の存在を示す。しかし
ながら、完全な一致でなくとも、信号の存在を示し得
る。これは、ノイズが信号発信のビットパターンを妨害
し得、その結果、信号のすべてのビットが必ずしもコー
ドに一致しないからである。拡散スペクトルの利点の1
つは、信号が冗長であるため、たとえ複数のビットがノ
イズにより破壊されていても、残りのビットを検出し、
信号を復号し得ることである。
【0048】特定の拡散スペクトルが存在することを判
定するためには、受信された信号をビット毎にPNコー
ドと比較し、その結果を検証しなければならない。結果
が、PNコードと受信された信号との100%の一致で
ある場合、コードを含む信号がおそらく存在する。しか
しながら、100%に満たない一致である場合も尚、信
号が存在し得る。信号の存在を検証するために、一般的
に仮説検定と称されるプロセスが使用される。仮説検定
は、所定の割合の一致に対して信号を検証する。信号と
PNコードとが、その割合での一致が達成されるか、超
過した場合、仮説検定は、より大きな割合の閾値を検定
することに進む。信号とPNコードとの、割合一致の閾
値を徐々に高くする検定のプロセスは、最終閾値を超え
れば終了して、信号が存在すると判定される。また、仮
説検定プロセスは、割合一致の閾値を超える連続的な試
みが成功しなかった場合にも終了する。仮説検定器の連
続的閾値を超える所定の数の連続的試みが失敗した場
合、PNコードを含む信号は存在しないと判定される。
仮説検定プロセスは、たとえ100%の一致が決して獲
得されなくても、高い可能性で信号が存在することを保
証する。仮説検定プロセスは、誤った正の一致を除去す
るのに役立ち、誤った否定(特定のPNコードが存在し
ないとする誤った表示)を防止するのにも役立つ。
【0049】仮説検定プロセスは、弱い信号が存在する
ことを判定するのに長い時間を要し、複数の試みを行わ
なければならないという点で、弱点を有する。PNコー
ドを信号に一致させる複数の試みが必要であるのは、弱
い信号条件の場合、ランダムノイズが簡単に信号に干渉
しビットパターンを破壊するからである。仮説検定のプ
ロセスは、信号の複数サンプリングに依存し、これによ
り、平均してランダムノイズの影響を打ち消す。仮説検
定のプロセスは、反射された信号、または多重通路の信
号が誤った表示を起こすほど強いという点においても弱
点を有する。
【0050】開示される実施形態は、仮説検定および一
般的な拡散スペクトル信号のプロセスにおいていくつか
の改善を提供する。ある好適な実施形態は、入来する拡
散スペクトル信号の強度を測定し、受信した信号の強度
レベルに応じて、仮説検定のレベルを調節する。拡散ス
ペクトル信号が弱い場合、閾値レベルを低下させること
で、特定のPNコードを発生する信号が存在することを
判定するのに必要な時間を減少させる。拡散スペクトル
信号が強い場合、閾値レベルを上昇させることで、多重
通路信号が、PNコードを発生する目的の信号として、
誤って判定されることを防ぐのに役立つ。
【0051】さらに、様々な実施形態が、信号強度を判
定する新旧両方法を利用している。本開示のいくつかの
実施形態に使用される新規の方法は、復号される拡散ス
ペクトルに存在しないPNコードを使用し、信号の強度
を判定する。受信された拡散スペクトルに存在しないコ
ードが、拡散スペクトル信号と相関させられる。不使用
コードの相関の結果は、信号強度の指標となる。本開示
のGPSの実施形態では、25番目のGPSコードが、
入来する信号と相関される。25番目のGPSコード
は、任意のGPS衛星に存在しないとしてGPS機構に
より識別されているコードである。このコードのGPS
信号の相関は、これが拡散スペクトル信号の強度の指標
となる結果を生み出す。
【0052】
【発明の実施の形態】本明細書中において説明する第1
の例示的実施形態は、GPS受信器システム、プロセス
およびデバイスに関する。
【0053】図1は、宇宙空間における4つのGPS衛
星105、107、109、および111からの信号を
同時に受信する地上にあるGPS受信器103を示す図
である。4つのGPS衛星105、107、109、お
よび111は、GPS受信器103により受信される高
精度の報時信号を連続的に同報通信する。GPS衛星1
05、107、109、および111の各々からの信号
は、異なるパス113、115、117、および119
をそれぞれ通らなければならない。受信される各衛星か
らの報時信号は、衛星からの信号が受信器への異なるパ
スを通るために必要な時間を含む。衛星はまた、それら
の位置に関するデータをも報時信号と同様に同報通信す
る。衛星の位置を知り、衛星から受信器までの距離を演
算するために報時信号を用いることにより、受信器は正
確にその位置を決定することができる。
【0054】図2は、拡散スペクトルを符号化するため
のGPS衛星の一部201、およびデータの送信を示す
ブロック図である。ブロック203は、送信のために符
号化される衛星データを表す。このデータは、衛星のた
めの位置情報、ならびに遅延および誤差情報を含む。ブ
ロック205は、一般にアルマナックデータ(全てのG
PS衛星上のデータ)と呼ばれるものを表す。ブロック
207は、衛星内の高精度の原子時間基準により発生す
る現在の時間を表す。ブロック203、205、および
207からの情報は、データ符号器209により適切な
フォーマットにおいて符号化される。符号化データは、
その後拡散ユニット211へ送信される。拡散ユニット
211は符号化データをビット毎に24個の拡散コード
のうちの1つに乗算することにより、符号化データを相
関させる。24個の拡散コードの各々は、軌道上の特定
の衛生を表す。チップ速度は、時間を拡散コードの長さ
に乗算したデータ速度に等しい。データストリームは、
その後変調器219(ここでキャリア周波数1.575
42GHzがそれにより変調される)へ送信される。生
成信号は、同時通信のための衛星のアンテナ221へ送
信される。
【0055】図3は、例示的なGPS受信器ユニットの
受信部301を示す一般化されたブロック図である。ア
ンテナ303は、1つ以上のGPS衛星からの信号を受
信する。受信された信号は、復調器305に供給され
る。復調器305は、ブロック307に示すように、キ
ャリア周波数(例えば、1.57542GHz)を用い
て信号を復調する。生成データ信号309は、衛星の信
号215に対応する。拡散スペクトル信号309は、そ
の後擬似ノイズコード313を用いて相関器311にお
いて収束される。データ復号器315は、その後必要と
されるデータを復号し得る。このデータとは、受信ユニ
ットの位置を三角測量するために用いられる。
【0056】図4は、長さ8の拡散コードと共に示され
る、スペクトル拡散および収束、または相関プロセスを
表す表を示す。3つの8ビット拡散コードが示される。
拡散コード1の401は、11000011であり、拡
散コード2の403は、00110011であり、拡散
コード3の405は、10010110である。例え
ば、拡散コード1を用いてデータを拡散するために、デ
ータ「1」が送信される場合、列407内にあるコード
のコピーである11000011は、その適所に送信さ
れる。データ「0」が送信される場合、列409内に示
す、各ビットが逆になった逆コードである001111
00がその適所に送信される。すなわち、拡散コード1
が用いられ、「1」を表すデータが送信される場合、1
1000011が送信され、同様に、「0」を表すデー
タが送信される場合、コード00111100が送信さ
れる。
【0057】収束プロセスは、数学的操作(すなわち受
信データとの相関関係)を含む。例えば、データが拡散
コード1を使用している送信者から受信されると仮定す
る。データを収束するため、まず受信されたコードの全
ての「0」は、演算を目的として−1に置換される。1
1000011(コード1の「1」の表現)が受信され
た場合、欄411に示す11−1−1−1−111に置
換される。受信されたコードは、ビット毎に拡散コード
の演算的表現(すなわち、欄413に示す11−1−1
−1−111)により乗算される。拡散コードおよび受
信されたコードのビットの答えは、欄415に示すよう
に1+1+1+1+1+1+1+1=+8として示され
る。相関関係の答えは+8であり、これによりバイナリ
「1」が検出される。00111100(欄409に示
すコード1の「0」の表現)が受信された場合、欄41
7に示す−1−1111−1−11に置換される。受信
されたコードは、ビット毎に拡散コードの演算的表現
(すなわち、欄419に示す11−1−1−1−11
1)により乗算される。欄421に示すビットの答えは
−1−1−1−1−1−1−1−1=−8であり、相関
関係の答えは−8であり、これによりバイナリ「0」が
検出される。信号が拡散コードの逆と相関していた場
合、答えは+8であった。これらの方法は等価的であ
り、この選択は特定の実施形態に基づいてなされ得る。
【0058】信号拡散によりコード1と共に送信された
データが、拡散コード2により収束される場合が、欄4
23、425、および427に示される。例として、
「1」の拡散コード1データビット(すなわち、110
00011)が受信される。欄423に示すように、0
ビットは演算目的のために−1に置換される。その後、
受信されたコード11−1−1−1−111は、ビット
毎に拡散コード2(例えば、欄425に示す−1−11
1−1−111)により乗算される。拡散コード1デー
タ「1」を拡散コード2により乗算した答えは、欄42
7に示すように−1−1−1−1+1+1+1+1=0
である。すなわち、データ「1」を表す拡散コード1
は、ビット毎に乗算されて拡散コード2と合計され(即
ち、コード1によるデータ拡散はコード3と相関し、そ
の結果は0である)、言い換えると、データが検出され
ない。従って、拡散コード第1号を用いるバイナリ1の
送信は、拡散コード2を用いるデータ解釈に干渉しな
い。
【0059】コード1による信号拡散により送信され、
拡散コード3を用いて収束されるデータが、欄429、
431、および433に示される。例として、「1」の
拡散コード1データビット(即ち、11000011)
が受信される。欄423に示すように、0ビットは演算
目的のために−1により置換される。その後、受信され
たコード11−1−1−1−111は、ビット毎に拡散
コード3に乗算される(例えば、欄431に示す1−1
−11−111−1)。拡散コード1データ「1」を乗
算した答えは、欄427に示すように1−1+1−1+
1−1+1−1=0である。すなわち、データ「1」を
表す拡散コード1がビット毎に乗算されて拡散コード3
と合計される場合、その結果は0であり、この場合デー
タは検出されない。従って、拡散コード1を用いるバイ
ナリ1の送信は、拡散コード3を用いるデータ解釈に干
渉しない。
【0060】上記の例は、1つのコードにより送信され
るデータが、別コードにより送信されるデータに干渉し
ないという事実を示している。1つのコードによるデー
タの送信が、別のコードにより送信されるデータをマス
クしないというこの特質は、一般に直交性と呼ばれ、そ
のような特質を有するコードは直交性であると言える。
【0061】上記の説明は、ウォルシュコードとして知
られる、完全に直交性であるコードのクラスにより実施
された。しかし、ウォルシュコードの数は制限されてい
る。現存のウォルシュコードの数は、拡散コードにおけ
るビットの数に等しい。この状態が制限的であることか
ら、擬似ノイズ(PN)コードとして知られる、ほとん
ど直行的であるコードの族が開発されてきている。擬似
ノイズコードは、周期的に反復し、擬似ノイズコードが
それら自体により乗算されてビットが合計される場合、
その結果はシーケンスの長さと同じ数であるという特質
を有する。すなわち、理想的な条件下において、コード
長さNの擬似ノイズコードの、そのコードを含む信号と
の相関的答えは、値Nとなる。例えば、GPS 擬似ノ
イズコードの長さは1023であり、GPS信号をその
信号内に含まれるコードと相関させる場合、相関器の出
力は1023となり、信号が存在しないならばその値は
−1となる。
【0062】擬似ノイズコードはまた、それらが任意の
数のビットにより遅れず遷移される特定の擬似ノイズコ
ードを含む信号と相関する場合、その結果は−1であ
る。このことは、その相関関係が、コードをもつ拡散ス
ペクトル信号に遅れず同期しなければならないことを意
味する。幾百万の擬似ノイズコードが文字通り存在し、
よってそれらは携帯電話システム内における使用に適し
ている。
【0063】拡散スペクトルシステムは、低電力信号と
混ざるノイズに対してより耐性があるが、それでも復号
可能であるという利点を有する。拡散スペクトルシステ
ム内の信号は非常に低くあり得るため、信号を獲得する
こと、およびその信号が存在することを識別することを
困難にし得る。仮説検定として知られるプロセスは、獲
得プロセスを容易にするために用いられ得る。このプロ
セスは、連続的なより高い値を、相関器の出力と比較
し、信号が存在するか否かを決定する。このプロセス
は、獲得を2つの方法で支援する。獲得を補助する第1
の方法は、誤った高い値が検出された場合に、この値が
いくつかの連続したしきい値を通過しなければならない
ため、正確な復号化信号としてすぐに識別されない。第
2に、大量の過渡干渉があり、信号のビットの合計がコ
ードにより乗算されるときに低い数の答えを出す場合、
このコードは不正確なものとしてすぐに拒絶されない。
この信号は、正確に獲得されたか否かを決定するため、
すなわち正確なコードが選択され、正確に入力シーケン
スと整列したかを確認するために、いくつかのサンプル
セットに対して検査されなければならない。
【0064】図5は、仮説検定手順の一般化した例を示
すフロー図である。この手順の第1のブロックにおい
て、パラメータは初期化されている。検定下のしきい値
レベルであるNは、第1レベルのしきい値(即ち、最低
レベルがまず比較されるように1)に初期化される。カ
ウンタであるXは、信号の相関値が何度、仮説検定しき
い値を超えられなかったかを追跡していくものであり、
0に初期化される。また、初期化ブロックにおいて、入
力信号は初めてサンプル化される。初期化ブロック50
3の後、制御はブロック505へと移る。ブロック50
5において、受信された信号は、ビットごとに乗算を用
いて擬似ノイズコードと相関する。制御はその後、決定
ブロック507へと移る。決定ブロック507におい
て、信号の擬似ノイズコードとの相関の結果は、N次し
きい値レベルと比較される。この比較がN次しきい値の
値よりも大きい数にならなかった場合、制御は決定ブロ
ック509へと移る。この比較がしきい値Nよりも大き
い値である数になった場合、制御は決定ブロック515
へと移る。決定ブロック515において、Nが最大しき
い値レベルであるか否かが決定される。Nの現在の値が
最大しきい値の値である場合、全ての意図されたしきい
値が見合い、正しいコードが用いられなければならな
い。そして制御はブロック517へ移り、ここでアルゴ
リズムは、信号の獲得および特定の擬似ノイズコードが
存在するという決定と共に終了する。決定ブロック51
5が最後のしきい値レベルは通過されなかったことを知
ると、制御はブロック519へと移り、ここで検定下の
しきい値レベルを表すNが次のレベルへインクリメント
される。ブロック519から制御がブロック511へ移
り、信号が再サンプル化される。この信号が再サンプル
化された後、制御はブロック505へと移り、プロセス
が継続する。
【0065】ブロック507内の相関値がn次しきい値
よりも大きくない場合、制御は決定ブロック509へと
移る。ブロック509において、比較がX回失敗したか
否かについての決定がなされ、ここでXは手順の特定の
実施形態により決定される数である。この比較がX回失
敗した場合、おそらく信号は存在せず、制御はブロック
513へと移り、信号が現在のコードを用いて獲得され
なかったことを示し、手順を終了する。決定ブロック
が、比較がX回失敗していないことを知ると、正確なコ
ードがまだ見つかっていない可能性があり、制御は信号
を再サンプル化するブロック511へ移る。そして制御
はブロック505へ移り、手順が継続する。
【0066】図6は、GPS受信器または携帯CDMA
電話における仮説検定の例示的な実施形態を示す。この
仮説検定器601の例において、拡散スペクトル情報を
含む受信された信号603は、相関器607において擬
似ノイズコード605に比較される。出力は、演算ユニ
ット609へ送信され、ここで復号データが平均化され
るか、もしくは大きなずれが放棄されるか、または他の
数学的操作(例えば、試される相関関係の数をカウント
する)が行われ得る。演算ユニットはまた、特定のアプ
リケーションによっては、データを変更せずに次のステ
ージである比較器613へと送ってもよい。比較器は演
算上のユニットから受信された値を第1のしきい値レベ
ル611に比較する。このユニットが第1のしきい値レ
ベルと一致するか、もしくは超える場合、これは復号器
第2号である617による比較を、イネーブル信号61
5を送信することにより、イネーブルする。第2の比較
は、第1のレベルの比較が成功するまで行われない。相
関器617はまた、拡散スペクトル情報およびこれが相
関器第1号と同じように比較される擬似ノイズコード6
05を含む受信信号603に接続される。第2の相関器
レベル617の出力は、第2の演算ステージ619に連
結される。第2の演算ユニット619が、復号ユニット
617において実施される復号における操作を終了した
ときに、その結果は比較ユニット623(ここで第2の
しきい値レベル621と比較される)に連結される。こ
の比較が、その結果がしきい値レベル第2号と一致する
か、もしくは超えるような場合、比較器第2号の623
はイネーブル信号625を次のレベルへ連結することに
より、この次のレベルを起動する。このプロセスは、N
しきい値を介して継続される。
【0067】N次復号器627はまた、前のステージと
同じく、拡散スペクトル情報およびこれが比較される擬
似ノイズコード605を含む受信信号603に接続され
る。N次復号器627の出力は、N次演算ユニット62
9に連結される。N次演算ユニット629が、復号ユニ
ット627において行われる復号における操作を完了し
たときに、その結果は比較ユニット633(ここでそれ
が最後のN次レベル635と比較される)に連結され
る。この比較が、その結果がしきい値レベル数Nと一致
するか、もしくは超えるような場合、比較器Nは、擬似
ノイズコードが見つかり、受信信号603に存在するメ
ッセージの1つを復号化することを示すフラグ635を
出力する。
【0068】図6に示す仮説検定ユニットは、例示的な
実施形態である。種々の要因(例えば、利用できるハー
ドウェアの量、利用できる演算リソース、合致しなけれ
ばならない獲得時間のための仕様、および一つ一つの実
施形態により多様化し得る他の詳細)に依存して実施さ
れ得る種々の可能性ある他の方法が存在する。例えば、
複数の復号ユニット(即ち、607、617、62
7)、演算ユニット(即ち、609、619、62
9)、もしくは比較(即ち、613、623、633)
ユニットによってはなくてもよく、そして同じユニット
が仮説検定の全てのステージに用いられ得る。復号、演
算、および比較ユニットは省略されてもよく、その機能
はマイクロプロセッサおよび適切なソフトウェアを用い
て実施されてもよい。
【0069】個々のブロックそれら自体もまた、幅広い
種類の多様性を示す。例えば、各相関器は、実際に1つ
よりも多くのユニットを含んでもよい。いくつかの実施
形態では、2つの信号を正確に同期させることが困難な
ことから、受信信号を擬似ノイズに比較するために複数
の比較ユニットを用いてもよい。そのような多様化を図
7に示す。
【0070】図7は、多重比較器701のブロック図で
ある。受信信号703およびPNコードは、多重比較器
701に結合され、そして第1段階C1、707におい
て比較される。出力709は、比較の結果として生成さ
れる。PNコードはまた、遅延ブロックD1、711に
おいて遅延され、そして遅延バージョン713は、比較
器第2号に結合され、比較器第2号は、遅延PNコード
を受信信号703と比較し、そして出力717を生成す
る。次に、遅延PNコード713は、ブロック719に
おいてさらなる遅延D2に通され、そしてさらなる遅延
PNコード721は、比較器C3に結合され、次に比較
器C3は、遅延PNコードを受信信号703と比較す
る。このプロセスは、PNコードを順次遅延する多くの
段階、例えばM、を通って進行し得る。最終段階におい
て、遅延PNコード729は、M遅延を挿入され得、そ
してM+1相関器において受信信号703と比較され
得、そしてM+1出力733を生成し得る。最高値を有
する出力は、PNコードと受信信号との間で最良の同期
を達成した段階である。
【0071】さらに、図7の機構は、干渉レベルを決定
するために使用され得る。すべての段階の出力が高いレ
ベルの場合、強い干渉があり、そして強い信号が存在す
る。
【0072】使用され得る多重比較器スキームには種々
の異なる変種があることは、当業者の理解するところで
ある。遅延の数は、増加または減少させてもよいく、各
遅延の時間を変更してもよい。PNコードは、進めても
遅らせてもよい。受信信号もまた遅延されても良い。他
の変更も可能である。
【0073】CDMAまたはスペクトラム拡散成分を含
むシステムは、信号取得およびPNコード識別のための
仮説検定の種々の方法を使用してもよい。仮説検定は、
正しいPNコードが過渡的干渉信号に基づいて棄却され
ることを抑制し得、そして不当なPNコードが過渡的干
渉のために受理されることを抑制し得る。仮説検定はま
た、その方法の順次試行という性質のために周辺信号が
復号化されることを可能にする。
【0074】しかし、その方法には欠点がある。例え
ば、頭上の樹葉などが原因で信号が低いレベルの場合、
適切なコードを識別し、そして信号を取得することは、
著しい量の時間を消費し得る。なぜなら、順次閾値試験
を通過しなければいけないからであり、これはまた著し
い量の時間を消費する。
【0075】仮説検定はまた、強い信号の状態下では性
能を低下させ得る。信号が強く、そして信号供給源と受
信ユニットとの間の直接経路がブロックされる場合、受
信ユニットは、信号の反射を取得し得る。そのような反
射信号は、一般に多重経路信号と称される。なぜなら、
信号の受信器への直接経路に加えて、送信器から受信器
への別の非直接的な経路があるからである。このことに
より、図7にあるような比較器を含む電話ユニットにお
いて、図7に例示されるようなスキームを同期させる相
関器が使用される場合に、不正な遅延が、受信信号とP
Nコードとの間の適切なタイミングに対応するとして識
別される。そのような場合、多重経路信号が減衰する場
合でも不適切なタイミングは継続し得、その結果の電話
接続は劣化し得る。多重経路信号は、非常に一般的な問
題であるので、IS95規格などのシステムにおいて
は、受信器の性能を増強するために復号化される。
【0076】GPS受信器などのアプリケーションにお
いて、多重経路信号にロックすることは、多重経路信号
が供給源衛星から受信器へ伝わるのに要する余分な時間
のために、GPSユニットに不正な位置を表示させる。
GPSユニットは、この余分な時間を信号供給源からの
さらなる距離として解釈する。
【0077】仮説検定内の閾値レベルは、これらの現象
の各々が問題のどの程度の割合を占めるかを決定する。
閾値レベルが仮説検定においてより高い場合、多重経路
信号の困難性は、最小化される傾向がある。なぜなら、
多重経路信号は、直接伝播される信号よりも弱い傾向が
あり、したがって、より高い仮説検定閾値レベルは、よ
り弱い多重経路信号を棄却する傾向があり得る。逆に、
弱い信号状態下で、仮説検定閾値レベルを低下すること
は、信号の取得および正しいPNコードの決定を高速化
する傾向がある。なぜなら、弱い信号の場合に、相関器
出力は、平均的に、小さくあり得るからである。
【0078】仮説検定閾値レベルは、これらの2つの極
端の間で有効となるように折り合いをつけなければなら
ない。本発明の1つの局面において、異なる実施態様
は、これら2つの相反する要求を、仮説検定機構内で閾
値を調節することによって補償する。但し、用語「閾値
の調節」は、単に閾値の実際のレベルを調節するよりも
多くの意味を有し得る。用語「閾値の調節」は、閾値の
実際のレベルを調節することを意味するのに加えて、ひ
と続きの閾値の除去、使用中の値へのひと続きの閾値の
付加、次の閾値に移るための、閾値を超えると検出され
るべき回数の変更、閾値間の大きさの変更、または仮説
検定の特性を変更する方法を意味し得ることは、当業者
の理解し得るところである。本発明のいくつかの実施態
様は、種々の可能な実施を例示するために説明される。
これらの実施例は、例示のためだけのものであって、本
発明の多くの他の変更が、本発明の精神または本明細書
中で実施される本発明の概念から逸脱せずに実施され得
る。
【0079】図8は、複数の衛星からの信号を復号化す
るための1例であるGPS受信システム801の好まし
い実施態様を詳細に示すブロック図である。GPS受信
器は、アンテナ803を介して衛星信号を受信する。復
調器807は、その信号をキャリア周波数805と混合
し、その結果得られる信号808がベース帯域周波数に
低減される。得られた信号808は、GPS受信器ユニ
ットが受信するすべての衛星信号の合成である。個々の
衛星データストリームを復号化するために、合成信号8
08は、正しいPNコードとの相関づけられなければな
らない。合成信号が不正なコードと相関づけられるばあ
い、データは全く復号化されない。GPSシステム内の
使用のためのGPS機関によって指定されるPNコード
が32個ある。これらのPNコードの24個は、それら
のデータを符号化するためにアクティブな衛星によって
使用され得る。GPSシステム中の24個のアクティブ
衛星の各々は、それ自身の個々のPNコードを有する。
【0080】GPS受信器は、その受信器の位置を決定
するために数個の衛星からデータを抽出しなければなら
ない、そしてその数個の衛星から同時にデータを抽出し
なければならない。この状況は、図8において示される
実施例において示される。示される実施態様において、
GPS受信ユニットは、12の衛星から同時にデータを
抽出し得る。コードは、32のGPS擬似ノイズ拡散コ
ードのすべてを含むコードテーブル817から得られ
る。これらのコードは、GPSの「ゴールド」コードと
称されることがある。「ゴールドコード」は、異なる位
相シフトを有する2つの擬似ノイズシーケンスをたすこ
とによって得られる。コードテーブル817から得られ
たPNコード第1,815号は、信号からデータを抽出
するために相関器809において使用される。次に、得
られたデータがデータ復号化器811において復号化さ
れる。データデコーダ811の出力は、衛星813から
の情報を含む。次に、データデコーダ811の出力は、
受信器からの衛星の距離を確かめるために使用され得
る。
【0081】第2相関データ復号化ユニット819を第
1と同様に例示する。第2ユニットは、第2PNコード
825を受け取り、それを相関器821において入力信
号をかけ合わせてそれを非拡散化する。このように非拡
散化されたデータは、データ復号化器823において復
号化される。データ復号化器823の出力827は、受
信器からの衛星の距離を確かめるために使用される。
【0082】本実施態様においては、そのようなユニッ
トが12個ある。所在位置が三角測量され得、そして受
信器の位置が確実に決定されるためには、少なくとも4
個の衛星信号が必要である。4個より多くの信号を有す
ることは、位置固定の精度を増加し得る。地上のGPS
受信器は、一度に最高11個の衛星からの信号を受信し
得る。これにより、未使用の相関データ復号化ユニット
が1個残る。本発明の1つの実施態様において、この未
使用の非拡散データ復号化ユニットは、25番目の衛星
コードを用いて使用され得る。このコードは、GPS機
関によってどの衛星中にも決してないことが保証され
る。
【0083】25番目の衛星コードを使用する本発明の
実施態様は、それを入力スペクトラム拡散信号に関連づ
ける。25番目のコードを使用する信号がないことが保
証されるので、そしてこの実施態様が少なくとも1つの
未使用相関器ユニットを有するので、25番目のコード
は、受信中のスペクトラム拡散信号と継続的に相関をと
られる。この相関の出力は、理想的には、定数−1であ
るべきである。しかし、現実においては、この出力は、
−1から異なることが何度もあり得る。この差は、信号
中の干渉およびノイズによって起こされる。コード変調
が存在しなければ、この相関器の出力は、信号強度の関
数となり、次にこの相関器の出力は、信号強度を決定す
るために使用され得る。信号強度がわかると、回路の仮
説検定部分の閾値は、より良い結果を与えるように変更
され得る。高い信号状態において、仮説テスター内の閾
値の値は、多重経路信号が取得され得る可能性を低減す
るために増加され得る。改変仮説検定は、仮説検定閾値
を低減することによって、低減信号環境中での取得時間
を低減し得る。
【0084】携帯電話は、どのユニットにおいても使用
されないように専用化される25番目のGPSコードと
同様のコードを有さない。信号強度を決定する目的のた
めに使用され得るそのような保証された未使用のコード
は存在しない。しかし、PNコードは、そのように指定
される。専用未使用コードの代わりに、電話は、現在使
用されていないコードを使用し得る。その電話は、いく
つかのコードを用いてプログラムされ得る。電話相関器
は、これらのコードを使用して信号を検索する。検出可
能な信号を存在させない2つのコードが同じ非−1相関
出力を示す場合、これらのコードが使用中でないと仮定
され得、そして相関器からの値は、信号強度を決定する
ために使用され得る。この実施態様は、図9に示され
る。
【0085】図9は、スペクトラム拡散受信器システム
に組み込まれた、改変仮説検定の実施例のブロック図で
ある。信号取得ユニット901の好ましい実施態様は、
携帯CDMA電話、CDMA電話ベースステーション、
またはGPS受信器に組み込まれる。あるいは、それ
は、現在のまたは変更された形態で、スペクトラム拡散
技術を使用する他のシステムに組み込まれる。
【0086】この実施態様における信号取得ユニットの
機能は、特定のコードを有する信号が存在するかどうか
を決定するためのものである。スペクトラム拡散信号9
03は、相関器909および相関器907に結合され
る。相関器909は、信号と、信号を符号化するために
使用されていない、つまり未使用の、コード911とに
関連づけて用いられる。この相関ステップの出力は、次
に計算ユニット913に結合され、計算ユニット913
は、信号強度についての値を計算し、そしてさらにこの
計算された信号強度についての値を使用して、改変仮説
テスター915における閾値を変更する。
【0087】入力スペクトラム拡散信号903はまた、
相関器907に結合される。PNコード905であり、
そのユニットが取得しようとする、コードXは、相関器
907に結合される。相関器907の出力は、改変仮説
テスター915に結合され、改変仮説テスターは、コー
ドXを含む信号が存在する場合に信号917を提供し、
コードXを含む信号が存在しない場合、信号919を提
供する。改変仮説検定は、コードXを拡散コードとして
使用する信号が存在するかどうか(その信号を取得する
かどうか)を識別し得、そして改変されていない仮説検
定システムよりも速く、信号が存在しないことを決定し
得る。これは、自宅内で使用されるスペクトラム拡散コ
ードレス電話において特に有用である。これらの電話
は、呼び出しがなされるか、または応答されるごとに使
用する空コードを検索しなければならない。コードの検
索時間は、可能な限り短いことが重要である。
【0088】GPS信号の受信を強化するためにアクテ
ィブアンテナを使用するGPS受信器がある。本発明の
実施態様の利点の一つは、感度が上昇したことで、あま
り高価でない受動型アンテナを使用できることである。
信号取得感度の上昇は、受動性アンテナを用いた低コス
トユニットの可能性を開く。信号取得感度の上昇はま
た、アクティブアンテナが回路の入出を切り換えられる
ような実施例を可能にする。このタイプの実施は、アク
ティブアンテナがなお使用される場合に、改変仮説検定
によって感度を上昇させるために使用されてもよい。ア
クティブアンテナが回路の入出を切り換えられるような
好ましい実施例が、図10に示される。
【0089】図10は、1つの実施例のGPS受信器に
おけるアンテナスイッチング方式を図示する。どの衛星
にも存在しない25番目の衛星PNコード1003は、
相関器1007において入力信号1005と組み合わさ
れる。相関器1007の出力は、入力信号の信号強度に
比例する。出力1009は、比較器1011に結合され
る。比較1013の結果は、信号強度が低い場合にアク
ティブアンテナ1015が回路に対して入となるように
切り換えられ、信号強度が高い場合、アンテナが回路に
対して出となるように切り換えられるように、スイッチ
1017および1019に与えられる。このタイプの構
成は、いくつかの利点を有する。切り換えアンテナ構成
の1つの利点は、改変仮説検定が、信号の存在するかし
ないかを決定するために必要な時間を低減することであ
る。それはまた、そのシステムなしに取得し得る信号よ
りも弱い信号が取得されることを可能にする。信号強度
決定およびアンテナ切り換えは、弱い信号の取得を速く
し、それがなければ取得できなかった信号の取得を可能
にし、さらに、改変仮説検定を組み合わせた、高信号状
態でアクティブアンテナを出に切り換えることが、多重
経路信号が取得される問題を最小限にする。
【0090】拡散スペクトル通信機器の性能を向上させ
るために、本発明の実施形態が使用される。この向上
は、向上された弱い信号に対する感度、弱い信号のより
素早い捕捉時間、または、マルチパスインターフェース
の縮小の形態をとり得る。
【0091】拡散スペクトル信号を捕捉するために、通
常、PNコードを拡散スペクトル信号と比較する。この
比較は、実際にはしばしば、同じコードとの比較の連続
である。連続する比較はしばしば、仮説検定と呼ばれる
プロセス内で実行される。この仮説検定により、拡散ス
ペクトル信号およびPNコードの相関された出力は、連
続する閾値を送信する必要がある。この方法は、にせの
相関値に基づいて、PNコードが存在すると識別するの
を防ぐ。この連続する比較の方法はまた、低い相関値が
すぐに排除されるのを防ぐことにより、信号強度の低い
信号も識別され得ることが確実となることを助ける。信
号強度に基づいて仮説検定器内の連続する比較レベルを
調節することにより、弱い信号がより速くかつより簡単
に識別され得、マルチパス信号がよりよく排除され得、
そして、アクティブアンテナ等の増幅装置のオン/オフ
が切り換えられ得る。
【0092】上記明細書および実施例は、本発明の完全
な説明を与え、これは当業者が本発明を実施することを
可能にし、本発明を実施する最良の既知の方法を与え
る。本発明において実施されたアイデアは、多くの方法
で組み合わせおよび変更され得ることは、当業者の理解
するところである。本発明の多くの実施態様が本発明の
精神および範囲を逸脱せずになされ得るので、本発明
は、以下に添付の請求項の範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つのGPS衛星から、現在信号を受信してい
るGPS受信器を示す図である。
【図2】GPS衛星の一部を表すブロック図である。
【図3】例示的なGPS受信器の一部を表す一般化ブロ
ック図である。
【図4】長さ8の拡散コードと共に示した、拡散および
収束プロセスを表す表である。
【図5】仮説検定手順の一般化した例を示す、フロー図
である。
【図6】GPS受信器または携帯用CDMA電話内にお
いて見出され得る、改変された仮説検定手順の例を示す
ブロック図である。
【図7】図6における相関器の別の実施形態のブロック
図である。
【図8】本発明の実施形態による例示的なGPS受信器
を詳細に示すブロック図である。
【図9】拡散スペクトル受信器システムに組み込まれ
た、改変された仮説検定の例示的な実施形態を示すブロ
ック図である。
【図10】アクティブアンテナを切り換えるために用い
られているGPS受信器における信号強度決定の例示的
な実施形態を示すブロック図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/02 K Z (71)出願人 500055359 4311 Jamboree Road, N ewport Beach, Calif ornia 92660−3095 United States of America (72)発明者 カドレサヤ スリダラ アメリカ合衆国 カリフォルニア 92612, アーバイン, ジョーダン アベニュー ナンバー30シー 17626 (72)発明者 ポール エイ. アンダーブリンク アメリカ合衆国 カリフォルニア 92630, レイク フォレスト, カル デル ラ ゴ 25212

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散スペクトル通信を向上させる方法で
    あって、該方法は、 拡散スペクトル信号を受け取るステップと、 該拡散スペクトル信号の強度を判定するステップと、 該拡散スペクトル信号をPNコードと相関させて、相関
    された出力を生成するステップと、 該信号の該信号強度に基づいて、閾値を調節するステッ
    プと、 該相関された出力を該閾値と比較して、該拡散スペクト
    ル信号内に特定のコードが存在するかどうかを判定する
    ステップと、を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記比較は、仮説検定メカニズムを用い
    て実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記信号強度は、 前記拡散スペクトル信号を、存在しないように保証され
    たPNコードと相関させ、 前記拡散スペクトル信号を、システム内の該存在しない
    ように保証されたPNコードと相関させることにより判
    定された前記相関値を用いて、該信号強度を判定するこ
    とにより、判定される、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記信号強度は、 前記拡散スペクトル信号を、前記システムによって受け
    取られないPNコードと相関させ、 前記拡散スペクトル信号を、該システム内で受け取られ
    ない相関コードと相関させることにより判定された前記
    相関値を用いて、該信号強度を判定することにより、判
    定される、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 拡散スペクトル通信を向上させる方法で
    あって、該方法は、 拡散スペクトル信号を受け取るステップと、 該拡散スペクトル信号の信号強度を判定するステップ
    と、 該拡散スペクトル信号をPNコードと相関させて、相関
    値を判定するステップと、 該信号の該強度に基づいて、閾値を調節するステップ
    と、 該相関値を該閾値と比較して、データが受け取られたか
    どうかを判定するステップと、を含む方法。
  6. 【請求項6】 前記比較は、仮説検定メカニズムを用い
    て実行される、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記信号強度は、 前記拡散スペクトル信号を、前記システム内で使用され
    ないように保証されたPNコードと相関させ、 前記拡散スペクトル信号を、該システム内で使用されな
    いように保証されたPNコードと相関させることにより
    判定された前記相関値を用いて、該信号強度を判定する
    ことにより、判定される、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記信号強度は、 前記拡散スペクトル信号を、前記システムによって受け
    取られないPNコードと相関させ、 前記拡散スペクトル信号を、該システム内で受け取られ
    ない相関コードと相関させることにより判定された前記
    相関値を用いて、該信号強度を判定することにより、判
    定される、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 拡散スペクトル通信を向上させる方法で
    あって、該方法は、 拡散スペクトル信号を受け取るステップと、 該拡散スペクトル信号の強度を判定するステップと、 該信号強度の判定に基づいて、アクティブアンテナとパ
    ッシブアンテナとの間で切り換えを行うステップと、 を含む方法。
  10. 【請求項10】 前記アンテナの切り換えは、受け取ら
    れる各コードの前記信号強度に基づいて達成される、請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 拡散スペクトル通信を向上させる方法
    であって、該方法は、 特定のコードの前記相関値を、受け取られる他のPNコ
    ードの相関された値と比較することにより、該特定のコ
    ードを含む拡散スペクトル信号の信号強度を判定するス
    テップと、 該特定のPNコードの該相関された値の、受け取られる
    他のPNコードの相関された値との比較に基づいて、該
    拡散スペクトルシステムを調節するステップと、を含む
    方法。
  12. 【請求項12】 前記拡散スペクトルシステムの前記調
    節は、 前記特定のコードを含む前記信号の前記強度に基づいて
    閾値を調節することと、 前記相関値を該閾値と比較して、データビットが受け取
    られたかどうかを判定することと、を含む、請求項11
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記調節は、 特定のPNコードの前記相関値を閾値と比較するステッ
    プと、 該比較の結果に基づいてアクティブアンテナとパッシブ
    アンテナとの切り換えを行なうステップと、を含む請求
    項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記相関された値の前記出力値は平均
    される、請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 拡散スペクトル通信システムを向上さ
    せる装置であって、 拡散スペクトル信号と、 該拡散スペクトル信号の信号強度を判定する手段と、 該拡散スペクトル信号を、PNコードと相関させる相関
    器と、 特定のPNコードが存在するかどうかを決定するため
    に、前記相関器の出力を閾値レベルと比較する比較ユニ
    ットと、 該拡散スペクトル信号の該信号強度に基づいて、該閾値
    レベルを調節する手段と、を含む装置。
  16. 【請求項16】 前記比較ユニットは、前記相関器から
    出力された前記値について数学的演算を実行するメカニ
    ズムをさらに含む、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記信号強度を判定する手段は、 前記システムによって現在受け取られていないPNコー
    ドと、 該受け取られていないPNコードを、前記拡散スペクト
    ラム信号と相関させる相関器と、 該相関器の該出力を閾値と比較する比較器と、 をさらに含む、請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記比較ユニットは仮説検定メカニズ
    ムを含む、請求項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記信号強度を判定する手段は、 前記拡散スペクトル信号内の複数の拡散スペクトルコー
    ドと、 該拡散スペクトル信号を用いて、該拡散スペクトルコー
    ドの前記相関値を保持する装置と、 該相関された値を所定の最大値と比較する比較回路と、
    をさらに含む、請求項15に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記現在受け取られていないコード
    は、25番目のGPSコードである、請求項17に記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 拡散スペクトル通信システムを向上さ
    せる装置であって、 拡散スペクトル信号と、 該拡散スペクトル信号の信号強度を判定する手段と、 該信号強度に基づいて、アクティブアンテナとパッシブ
    アンテナとの切り換えを行なうスイッチメカニズムと、
    を含む装置。
  22. 【請求項22】 前記信号強度を判定する手段は、 前記システムによって現在受け取られていないPNコー
    ドと、 受け取られていないPNコードを、前記拡散スペクトル
    信号と相関させる相関器と、 該相関器の出力を所定の値と比較する比較器と、をさら
    に含む、請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記拡散コードは、25番目のGPS
    コードを含む、請求項21に記載の装置。
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