JP5268932B2 - 基地局装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局装置、移動局及び通信制御方法に関する。
W−CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すなわちLTE(Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPにより検討されている。この中で、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクについてはSC−FDMA(Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)が検討されている(例えば、3GPP TR 25.814 (V7.0.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA," June 2006参照)。
OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式であり、サブキャリアを周波数上に、一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。
SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。SC−FDMAでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、端末の低消費電力化及び広いカバレッジを実現できる。
ところで、一般に、移動通信システムにおいては、上りリンクにおける初期接続を確立するために、ランダムアクセスチャネルが用いられる。すなわち、移動局は、通信を開始する場合に、基地局装置に対してランダムアクセスチャネルを送信する。このランダムアクセスチャネルは、衝突許容チャネル(contention based channel)とも呼ばれ、リソース割当を要求する意思表示等を行うためのチャネルである。尚、ランダムアクセスチャネルは、初期接続の確立以外にも、ハンドオーバや上りリンクのスケジューリング要求、上りリンクの同期確立要求等の目的でも用いられる。
ランダムアクセス手順において最初に移動局より送信されるプリアンブルは、その性質上、移動局により任意のタイミングで送信されるため、基地局装置は、どのタイミングでプリアンブルが送信されるかを知ることはできない。この場合、基地局装置は、送信される可能性のある全てのプリアンブルの系列に関する受信電力と干渉電力とを推定し、前記受信電力と前記干渉電力とに基づいて、プリアンブルの各系列の検出を行う。
例えば、W−CDMAの上りリンクは、非直交のシステムであるため、基地局装置は、全帯域の受信レベルを算出することにより、干渉電力の推定を行うことが可能であった。尚、受信電力に関しては、送信される可能性のある全てのプリアンブルの系列に対して、レプリカ系列を用いて相関をとることにより、算出される。
一方、LTEシステムにおけるプリアンブル系列は、3GPP TS 36.211 (V8.0.0), "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA), Physical channels and modulation," June 2006に定義されるように、Zero Correlation Zoneを有するCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto−Correlation)系列の1つであるZadoff−Chu系列により生成される。尚、上記Zadoff−Chu系列は、1つの系列または2つ以上の系列が用いられる。この場合、同一のZadoff−Chu系列により生成されるプリアンブル系列は、互いに直交するため、W−CDMAシステムのような干渉電力の推定を行うことができない。例えば、全てのプリアンブル系列が、同一のZadoff−Chu系列により生成されている場合、たとえ受信レベルが大きい場合でも、他のプリアンブル系列の信号電力は、直交化されてゼロとなるため、実際の干渉レベルは小さい場合がある。
上述したように、LTEシステムでは、同一のZadoff−Chu系列より生成されるプリアンブル系列は互いに直交するため、受信電力を算出しただけでは、干渉電力を推定することができないという問題が生じる。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、その目的として、無線通信システムの上りリンクにおいて、互いに直交するプリアンブル系列を考慮してランダムアクセスチャネルの干渉量を推定することにより、精度良くプリアンブル系列の検出を行うことのできる基地局装置、移動局及び通信制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係る基地局装置は、
上りリンクにおいて移動局とランダムアクセスチャネルを用いた通信を行う基地局装置であって:
セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定するプリアンブル系列設定手段;及び
セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定する干渉電力推定手段;
を備えることを特徴の1つとする。
また、本発明に係る通信制御方法は、
上りリンクにおいて移動局とランダムアクセスチャネルを用いた通信を行う基地局装置における通信制御方法であって:
セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定するステップ;及び
セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定するステップ;
を備えることを特徴の1つとする。
本発明の実施例によれば、無線通信システムの上りリンクにおいて、互いに直交するプリアンブル系列を有するランダムアクセスチャネルの干渉量を正確に測定できる基地局装置、移動局及び通信制御方法を実現できる。
本発明の実施例にかかる無線通信システムの構成を示すブロック図である。 ランダムアクセスチャネルの物理リソースの例を示す図である。 ランダムアクセスチャネルのフレームフォーマットの例である。 ランダムアクセスチャネルに用いられるプリアンブル系列の例である。 ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その1)を説明するための図である。 ランダムアクセスチャネルに用いられるプリアンブル系列の例である。 ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その1)を説明するための図(Zadoff−Chu系列が2つ存在する場合)である。 基地局装置で算出される遅延プロファイルの例である。 ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その2)を説明するための図である。 ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その2)を説明するための図(Zadoff−Chu系列が2つ存在する場合)である。 本発明の一実施例に係る基地局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置のベースバンド信号処理部を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置のRACH受信部を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る移動局を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る通信制御方法(その1)を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る通信制御方法(その2)を示すフローチャートである。
符号の説明
50 セル
100、100、100、100 移動局
102 送受信アンテナ
104 アンプ部
106 送受信部
108 ベースバンド信号処理部
110 呼処理部
112 アプリケーション部
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 アンプ部
206 送受信部
208 ベースバンド信号処理部
210 呼処理部
212 伝送路インターフェース
2081 レイヤー1処理部
2082 MAC処理部
2083 RLC処理部
20812 RACH受信部
208120 DFT部
208121 相関部
208122 IDFT部
208123 プロファイル算出部
208124 信号電力推定部
208125 干渉電力推定部
208126 検出部
208127 プリアンブル系列管理部
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
1000 無線通信システム
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例に係る基地局装置が適用される無線通信システムについて、図1を参照して説明する。
無線通信システム1000は、例えばLTE(別名:Evolved UTRA and UTRAN,或いは,Super 3G)が適用されるシステムであり、基地局装置(eNB: eNode B)200と複数の移動局(UE: User Equipment)100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。尚、前記アクセスゲートウェイ装置300は、MME/SGW (Mobility Management Entity/Serving Gateway)と呼ばれてもよい。また、移動局UEは、ユーザ装置と呼ばれてもよい。
ここで、移動局100の中には、セル50において基地局装置200とLTEにより通信を行っている状態の移動局と、セル50において基地局装置200とLTEにより通信を行っていない状態の移動局の両方が存在することとする。例えば、セル50において基地局装置200とLTEにより通信を行っていない状態の移動局は、ランダムアクセスチャネルを基地局装置200に送信することにより、通信を開始するための手順を行う。また、セル50において基地局装置200とLTEにより通信を行っている状態の移動局も、ハンドオーバや上りリンクのスケジューリング要求、上り同期確立要求等の目的でランダムアクセスチャネルを送ることがある。
以下、移動局100(100、100、100、・・・100)については、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り移動局100として説明を進める。
無線通信システム1000は、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(周波数分割多元接続)、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。
ここで、LTEにおける通信チャネルについて説明する。
LTEにおいては、下りリンク及び上りリンクの両方において、周波数方向はリソースブロック(Resource Block)単位、時間方向はサブフレーム単位でデータの送受信を行う。LTEにおいては、1リソースブロックの周波数帯域幅は180kHzである。
下りリンクについては、各移動局100で共有して使用される下り共有物理チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、LTE用の下り制御チャネルとが用いられる。すなわち、下りチャネルは、下り共有物理チャネルとLTE用の下り制御チャネルとを指す。下りリンクでは、LTE用の下り制御チャネルにより、下り共有物理チャネルを用いて通信を行うユーザの情報やそのトランスポートフォーマットの情報、上り共有物理チャネルを用いて通信を行うユーザの情報やそのトランスポートフォーマットの情報、上り共有物理チャネルに関する送達確認情報などが通知され、下り共有物理チャネルによりパケットデータが伝送される。
上りリンクについては、各移動局100で共有して使用される上り共有物理チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、LTE用の上り制御チャネルとが用いられる。尚、上り制御チャネルには、上り共有物理チャネルと時間多重されるチャネルと、周波数多重されるチャネルの2種類がある。
上りリンクでは、LTE用の上り制御チャネルにより、下りリンクにおける共有物理チャネルのスケジューリング、適応変復調・符号化(AMCS: Adaptive Modulation and Coding Scheme)に用いるための下りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)及び下りリンクの共有物理チャネルの送達確認情報(HARQ ACK information)が伝送される。また、上り共有物理チャネルによりパケットデータが伝送される。
また、上りリンクでは、ランダムアクセスのためにランダムアクセスチャネルが用いられる。以下に、LTEシステムにおけるランダムアクセスチャネルの説明を行う。
LTEシステムにおけるランダムアクセスチャネルは、予め基地局から報知チャネルで通知された周波数帯域、時間区間において送信される。より具体的には、セル毎に64個のプリアンブル系列(Preamble sequence)が定義され、前記64個のプリアンブル系列が、前記ランダムアクセスチャネルにおいて送信される。図2に、ランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access CHannel)の物理リソースの例を示す。LTEでは、周波数帯域として6個のリソースブロックが割り当てられる。また、時間方向には、様々なセル半径を考慮し、約0.9msから約2.3msまでのプリアンブルフォーマットが定義されている。図3では、約0.9msの場合を示している。図3では、1msのサブフレームのうち、約0.1msがCP(Cyclic Prefix)に使用され、約0.8msがプリアンブルに使用され、残りの約0.1msがガードピリオドになる。尚、前記ランダムアクセスチャネルは、物理チャネルとしては、物理ランダムアクセスチャネルと呼ばれる。
また、LTEのランダムアクセスチャネルにおいては、個別に割り当てられる個別プリアンブルと、ランダムに送信されるプリアンブルが存在する。個別に割り当てられる個別プリアンブルは、非衝突型のランダムアクセス手順に用いられ、ランダムに送信されるプリアンブルは、衝突型のランダムアクセス手順に用いられる。個別プリアンブルは、例えば、移動局が、ハンドオーバを行う際に用いられる。すなわち、移動局がハンドオーバ先の基地局装置にアクセスする場合に、そのハンドオーバを行う移動局によって用いられる。この個別のプリアンブルは、ハンドオーバ元の基地局装置より前記移動局に対して通知される。この場合、他の移動局が上記個別のプリアンブルを用いることがないため、ランダムアクセスチャネルの衝突が発生せず、結果として、安定した通信を実現することが可能となる。一方、ランダムに送信されるプリアンブルは、通常のランダムアクセスと同様に、複数のプリアンブルの中から、ランダムに選択されて、送信される。この場合、他の移動局が、同一のプリアンブルを選択する可能性があるため、衝突型のランダムアクセスとなる。
個別プリアンブルとランダムに送信されるプリアンブルは、プリアンブルのIDで区別される。例えば、64個のプリアンブル系列が存在し、0から63のプリアンブルのIDが存在する場合に、0〜15を個別プリアンブルとし、16〜63をランダムに送信されるプリアンブルとすることが可能である。以下では、0〜15のような、個別プリアンブルのIDの範囲を、個別プリアンブルの領域と呼び、16〜63のような、ランダムに送信されるプリアンブルのIDの範囲を、ランダムに送信されるプリアンブルの領域と呼ぶ。
例えば、ある移動局がハンドオーバを行う際に、ハンドオーバ元の基地局装置は、IDが0〜15の個別プリアンブルのうちの1個のプリアンブルを選択し、上記プリアンブルのIDを上記移動局に通知する。そして、上記移動局は、上記指定されたプリアンブルを用いてハンドオーバ先の基地局装置に非衝突型のランダムアクセスを行う。
一方、例えば、ある移動局がイニシャルアクセスを行う際に、移動局は、IDが16〜63の、ランダムに送信されるプリアンブルのうちの1個のプリアンブルをランダムに選択し、上記選択されたプリアンブルを用いて衝突型のランダムアクセスを行う。
また、上記ランダムに送信されるプリアンブルの中には、優先度の高いプリアンブルと優先度の低いプリアンブルに分けられることもできる。例えば、64個のプリアンブル系列が存在し、0から63のプリアンブルのIDが存在する場合に、0〜15を個別プリアンブルとし、16〜31を、優先度の高い、ランダムに送信されるプリアンブルとし、32〜63を、優先度の低い、ランダムに送信されるプリアンブルとしてもよい。以下では、16〜31のような、優先度の高い、ランダムに送信されるプリアンブルのIDの範囲を、優先度の高い、ランダムに送信されるプリアンブルの領域と呼び、32〜63のような、優先度の低い、ランダムに送信されるプリアンブルのIDの範囲を、優先度の低い、ランダムに送信されるプリアンブルの領域と呼ぶ。
この場合、優先度の高い移動局、あるいは、優先度の高いランダムアクセス手順を行う移動局により、優先度の高いプリアンブルが送信され、優先度の低い移動局、あるいは、優先度の低いランダムアクセス手順を行う移動局により、優先度の低いプリアンブルが送信される、といった制御が可能となる。すなわち、優先度の高い移動局、あるいは、優先度の高いランダムアクセス手順を行う移動局は、16〜31のプリアンブルの中からランダムにプリアンブルを選択して、プリアンブルの送信を行い、優先度の低い移動局、あるいは、優先度の低いランダムアクセス手順を行う移動局は、32〜63のプリアンブルの中からランダムにプリアンブルを選択して、プリアンブルの送信を行う。ここで、ランダムアクセス手順とは、イニシャルアクセスや、ハンドオーバ、上りリンクのスケジューリング要求、上り同期確立要求、下りリンクの通信再開等の、ランダムアクセスチャネルを用いた手順のことを指す。
このように、ランダムアクセスプリアンブルの領域を、優先度の高いプリアンブルの領域と優先度の低いプリアンブルの領域とに分けることにより、ランダムアクセスの優先度制御が可能となる。
尚、上述した例では、優先度の種類は、「高い」と「低い」の2種類であったが、3種類以上であってもよい。
尚、上述したような、個別プリアンブルやランダムに送信されるプリアンブル、優先度の高いランダムに送信されるプリアンブル、優先度の低いランダムに送信されるプリアンブルに対する、プリアンブルのIDの割り当ては、基地局装置により決定され、報知情報やRRCメッセージを用いて移動局に通知される。
以下に、プリアンブルの信号を記載する(3GPP TS 36.211 (V8.0.0), "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA), Physical channels and modulation," June 2006):
Figure 0005268932
ここで、βPRACHは、振幅のスケーリングファクタであり、Nzcは、Zadoff−Chu系列の系列長であり、パラメータφは、周波数方向の固定のオフセットであり、Tcpは、CP長であり、ΔfRAはプリアンブルのサブキャリア間隔であり、Δfは、通常の上り信号のサブキャリア間隔であり、kRAはランダムアクセスチャネルのリソースブロックの位置を決定するパラメータであり、Nsc RBは、1RBあたりのサブキャリア数であり、NRB ULはリソースブロックの数であり、νは各プリアンブル系列のサイクリックシフトに関するIndexであり、NCSはサイクリックシフト量である。
<ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その1)>
上記のように、LTEシステムにおけるランダムアクセスチャネルでは、セル毎に定義された64個のプリアンブル系列が用いられる。64個のプリアンブル系列は、1つまたは2つ以上のZadoff−Chu系列を用いて生成される。図4Aは、1つのZadoff−Chu系列から64個のプリアンブル系列が生成される例を示している。なお、64個のプリアンブル系列が2つのZadoff−Chu系列から生成される場合、それぞれのZadoff−Chu系列を32回サイクリックシフトすることにより、64個のプリアンブル系列が生成される。同一のZadoff−Chu系列をサイクリックシフトして生成されたプリアンブル系列は、互いに直交するという性質がある。
このように互いに直交するプリアンブル系列を考慮して干渉電力を推定するために、基地局装置は、64個のプリアンブル系列のうちの一部のプリアンブル系列を、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保する。例えば、64個のプリアンブル系列のうち62個のプリアンブル系列が信号送信に用いられ、2個のプリアンブル系列が信号送信に用いられないように確保する。基地局装置は、信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定することができる。尚、上述した例においては、2個のプリアンブル系列を信号送信に用いられないように確保したが、確保されるプリアンブル系列の数は2個に限定される必要はなく、2個以外の値が設定されてもよい。
信号送信に用いられないプリアンブル系列を確保したときの遅延プロファイルの例を図4Bに示す。遅延プロファイルは、受信信号を周波数変換し、Zadoff−Chu系列との相関検出を行い、その相関値(チャネル推定値)を時間領域に変換することで算出される。基地局装置は、信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定することができる。また、実際に信号が送信される可能性のあるプリアンブル系列の受信電力は、サイクリックシフト間隔により定義される各プリアンブル系列の領域における受信レベルから推定される。
なお、2つのZadoff−Chu系列が用いられる場合には、1つのZadoff−Chu系列が用いられる場合に比べてサイクリックシフト間隔が2倍になる。この場合も同様に、基地局装置は、2つのZadoff−Chu系列との相関を行うときに、信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定することが可能になる。
図5Aに、2つのZadoff−Chu系列、すなわち、Zadoff−Chu系列α及びZadoff−Chu系列βが定義される場合を示す。図5Aに示すように、各Zadoff−Chu系列において、一部のプリアンブル系列を、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保する。例えば、各Zadoff−Chu系列において、32個のプリアンブル系列のうち30個のプリアンブル系列が信号送信に用いられ、2個のプリアンブル系列が信号送信に用いられないように確保する。そして、基地局装置は、信号送信に用いられるプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定することができる。
Zadoff−Chu系列が2個の場合において、各Zadoff−Chu系列において信号送信に用いられないプリアンブル系列を確保したときの遅延プロファイルの例を図5Bに示す。この場合、基地局装置は、Zadoff−Chu系列αの干渉電力に関しては、Zadoff−Chu系列αにおける信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定し、Zadoff−Chu系列βの干渉電力に関しては、Zadoff−Chu系列βにおける信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定する。あるいは、基地局装置は、Zadoff−Chu系列α及びZadoff−Chu系列βの干渉電力として、Zadoff−Chu系列αにおける信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて算出された干渉電力と、Zadoff−Chu系列βにおける信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて算出された干渉電力との平均値を用いてもよい。
あるいは、基地局装置は、Zadoff−Chu系列αに関してのみ、一部のプリアンブル系列を、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保し、上記信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、Zadoff−Chu系列α及びZadoff−Chu系列βにおける干渉電力を推定してもよい。
尚、上述した例においては、Zadoff−Chu系列が2個の場合に関して示したが、Zadoff−Chu系列が3個以上の場合にも、同様の干渉電力推定方法を適用することが可能である。
<ランダムアクセスチャネルの干渉電力推定方法(その2)>
互いに直交するプリアンブル系列を考慮して干渉電力を推定するために、基地局装置は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定してもよい。
図6に示すように、基地局装置が信号を受信する可能性のある期間(伝搬遅延)は、セルの半径より計算することができる。サイクリックシフト間隔がこのセルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい場合には、実際に信号が受信されない期間がサイクリックシフト間隔内に存在する。基地局装置は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定することができる。このような干渉電力の推定が可能となるように、プリアンブル系列が設定される。プリアンブル系列を生成するために用いられるZadoff−Chu系列の数を増やすと、サイクリックシフト間隔が大きくなるという関係がある。この関係を用いて、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間が存在するように、Zadoff−Chu系列の数が設定される。
セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定したときの遅延プロファイルの例を図7Aに示す。基地局装置は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間(B)を用いて、干渉電力を推定することができる。また、この干渉電力を用いて、セルの半径より計算される伝搬遅延で信号が受信される可能性のある期間(A)から、プリアンブル系列の受信電力を推定することができる。
Zadoff−Chu系列が2個の場合において、上述したように、各Zadoff−Chu系列において信号送信に用いられないプリアンブル系列を確保したときの遅延プロファイルの例を図7Bに示す。この場合、基地局装置は、Zadoff−Chu系列αの干渉電力に関しては、Zadoff−Chu系列αにおけるセルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間(B)を用いて、干渉電力を推定し、Zadoff−Chu系列βの干渉電力に関しては、Zadoff−Chu系列βにおけるセルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間(B)を用いて、干渉電力を推定する。あるいは、基地局装置は、Zadoff−Chu系列α及びZadoff−Chu系列βの干渉電力として、Zadoff−Chu系列αにおけるセルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間(B)と、Zadoff−Chu系列βにおけるセルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間(B)を用いて算出された干渉電力との平均値を用いてもよい。
尚、上述した例においては、Zadoff−Chu系列が2個の場合に関して示したが、Zadoff−Chu系列が3個以上の場合にも、同様の干渉電力推定方法を適用することが可能である。
<基地局装置の構成>
次に、本発明の実施例に係る基地局装置200について、図8を参照して説明する。
本実施例に係る基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。
下りリンクにより基地局装置200から移動局100に送信されるパケットデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、パケットデータの分割・結合、PDCP layerの送信処理、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLC layerの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信部206に転送される。
送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
一方、上りリンクにより移動局100から基地局装置200に送信されるデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御等の受信処理、RLC layerの受信処理、PDCP layerの受信処理等がなされ、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
また、後述するように、ベースバンド信号処理部208は、ランダムアクセスチャネルの受信処理を行う。
呼処理部210は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局200の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
次に、ベースバンド信号処理部208の構成について、図9を参照して説明する。
ベースバンド信号処理部208は、レイヤー1処理部2081と、MAC処理部2082と、RLC処理部2083とを備える。レイヤー1処理部2081は、DL−SCH/UL−SCH処理部20810とRACH受信部20812とにより構成される。ベースバンド信号処理部208におけるレイヤー1処理部2081内のDL−SCH/UL−SCH処理部20810とRACH受信部20812とMAC処理部2082とRLC処理部2083と呼処理部210とは、互いに接続されている。
レイヤー1処理部2081におけるDL−SCH/UL−SCH処理部20810では、下りリングで送信されるデータのチャネル符号化やIFFT処理、上りリンクで送信されるデータのチャネル復号化やFFT処理、IDFT処理などが行われる。
レイヤー1処理部2081におけるRACH受信部20812では、移動局100が送信する上りリンクのランダムアクセスチャネル(RACH)、すなわち、プリアンブルの検出を行う。RACH受信部20812におけるプリアンブルの検出処理は後述する。
MAC処理部2082は、下りデータのMAC再送制御、例えばHARQの送信処理や、スケジューリング、伝送フォーマットの選択等を行う。また、MAC処理部2082は、上りデータのMAC再送制御の受信処理等やスケジューリング、伝送フォーマットの選択等を行う。
RLC処理部2083では、下りリンクのパケットデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の送信処理等のRLC layerの送信処理や、上りリンクのデータに関する、分割・結合、RLC再送制御の受信処理等のRLC layerの受信処理が行われる。尚、RLC処理部2083において、上記RLC layerの送信処理、受信処理に加えて、PDCP layerの送信処理、受信処理がが行われてもよい。
次に、RACH受信部20812の構成について、図10を参照して説明する。
RACH受信部20812は、DFT部208120と、相関部208121と、IDFT部208122と、プロファイル算出部208123と、信号電力推定部208124と、干渉電力推定部208125と、検出部208126と、プリアンブル系列管理部208127とにより構成される。
DFT部208120は、送受信部206で周波数変換されたベースバンド信号に対して、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理を行う。なお、DFT処理の代わりに、FFT処理が行われてもよい。
相関部208121は、DFT処理により、周波数領域の信号に変換された受信信号とZadoff−Chu系列との相関検出を行い、周波数領域の相関値、すなわち、チャネル推定値を取得する。
IDFT部208122は、上記チャネル推定値を逆離散フーリエ変換(IDFT: Inverse Discrete Fourier Transform)処理して時間領域に変換する。なお、IDFT処理の代わりに、IFFT処理が行われてもよい。
プロファイル算出部208123は、IDFT部208122の処理結果を遅延プロファイルとして出力する。プロファイル算出部208123は、例えば図4B、図5B、図7A又は図7Bに示すような遅延プロファイルを出力する。
プリアンブル系列管理部208127は、ランダムアクセスチャネルに用いられるプリアンブル系列を決定する。プリアンブル系列管理部208127は、ランダムアクセスチャネルに用いられる複数のプリアンブル系列のうちの一部のプリアンブル系列を、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保してもよい。また、プリアンブル系列管理部208127は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定してもよい。
信号送信に用いられないプリアンブル系列を確保する場合には、ランダムアクセスチャネルに用いるためのプリアンブル系列に関する情報が、呼処理部210からベースバンド信号処理部208、送受信部206、アンプ部204、アンテナ202を介して、移動局に報知情報またはRRCメッセージとして通知されてもよい。このときのランダムアクセスチャネルに用いるためのプリアンブル系列は、信号送信に用いられないプリアンブル系列以外のプリアンブル系列に相当する。
あるいは、信号送信に用いられないプリアンブル系列として、個別プリアンブル系列の一部を確保してもよい。この場合、基地局装置が、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保された個別プリアンブル系列を、移動局に通知しない限り、上記個別プリアンブル系列は送信されない。結果として、上記信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保された個別プリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定することができる。この場合、基地局装置は、ハンドオーバなど、通常の個別プリアンブル系列を使用する際に、上記信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保された個別プリアンブル系列以外の個別プリアンブル系列を使用する。すなわち、基地局装置は、上記信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保された個別プリアンブル系列以外の個別プリアンブル系列を、移動局に通知する。
干渉電力推定部208125は、プリアンブル系列を検出するためのランダムアクセスチャネルの干渉電力を推定する。信号送信に用いられないプリアンブル系列が確保されている場合には、干渉電力推定部208125は、信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて干渉電力を推定してもよい。セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列が設定されている場合には、干渉電力推定部208125は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて干渉電力を推定してもよい。
信号電力推定部208124は、プリアンブル系列の受信電力を推定する。信号送信に用いられないプリアンブル系列が確保されている場合には、信号電力推定部208124は、実際に信号が送信される可能性のあるプリアンブル系列の受信電力を推定してもよい。セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列が設定されている場合には、信号電力推定部208124は、セルの半径より計算される伝搬遅延で信号が受信される可能性のある期間の受信電力を推定してもよい。尚、信号電力推定部208124は、より具体的には、前記遅延プロファイルにおいて、所定の電力以上のパスの電力を足し合わせることにより、受信電力を算出してもよい。
検出部208126は、干渉電力推定部208125で推定された干渉電力と、信号電力推定部208124で推定された受信電力とに基づいて、各プリアンブル系列を検出する。例えば、検出部208126は、受信電力のピークと干渉電力の比を算出し、上記受信電力のピークと干渉電力の比が閾値を超えたときに信号が送信されたことを判定してもよい。また、検出部208126は、サイクリックシフト間隔により決定される、当該プリアンブル系列の受信ウィンドウの中で平均化された受信電力と干渉電力とを比較して、比較結果が閾値を超えたときに信号が送信されたことを判定してもよい。また、検出部208124は、信号が送信されたと検出した場合には、受信信号のピークに基づいて、信号の送信タイミングを推定する。
<移動局の構成>
次に、本発明の実施例に係る移動局100について、図11を参照して説明する。
同図において、移動局100は、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、呼処理部110と、アプリケーション部112とを具備する。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ102で受信された無線周波数信号がアンプ部104で増幅され、送受信部106で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされた後、アプリケーション部112に転送される。
一方、上りリンクのパケットデータについては、アプリケーション部112からベースバンド信号処理部108に入力される。ベースバンド信号処理部108では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理等が行われて送受信部106に転送される。送受信部106では、ベースバンド信号処理部108から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。
また、移動局100は、初期アクセスや上り同期確立要求、ハンドオーバ、スケジューリング要求等を行う場合に、上りリンクにおいてランダムアクセスチャネルを送信する。例えば、アプリケーション部112が、上記初期アクセスや上り同期確立要求、ハンドオーバ、スケジューリング要求等を行うと決定し、上記決定に基づき、ベースバンド信号処理部108が、ランダムアクセスチャネルの送信処理を行う。ここで、ランダムアクセスチャネルの送信処理とは、ランダムアクセスチャネルのプリアンブル系列の選択やその系列の作成処理、上記ランダムアクセスチャネルにマッピングされる品質情報の測定等である。ベースバンド信号処理部108で送信処理が行われたランダムアクセスチャネルは、送受信部106、アンプ部104、送受信アンテナ102を介して、基地局200に送信される。また、ベースバンド信号処理部108において、下りリンクのデータに含まれる報知情報やRRCメッセージの受信処理を行う。
移動局100のベースバンド信号処理部108は、ランダムアクセスチャネルに用いるためのプリアンブル系列に関する情報を、報知情報やRRCメッセージを介して受信した場合に、上記情報に基づいて、プリアンブル系列の選択やその系列の作成処理を行う。ここで、基地局装置200より、ランダムアクセスチャネルに用いるためのプリアンブル系列として、信号送信に用いられないプリアンブル系列以外のプリアンブル系列に関する情報を受信した場合には、前記信号送信に用いられないプリアンブル系列以外のプリアンブル系列の中から、送信するプリアンブル系列を選択し、その系列の作成処理を行う。
呼処理部110は、基地局200との通信の管理等を行い、アプリケーション部112は、物理レイヤーやMACレイヤーより上位のレイヤーに関する処理等を行う。
<基地局装置における通信制御方法>
次に、一実施例に係る基地局装置200における通信制御方法(その1)について、図12を参照して説明する。
まず、基地局装置200は、ランダムアクセスチャネルに用いられるプリアンブル系列のうちの一部のプリアンブル系列を、信号送信に用いられないプリアンブル系列として確保する(S101)。基地局装置200は、送信信号に用いられないプリアンブル系列以外のプリアンブル系列を移動局に通知してもよい。
基地局装置200は、ランダムアクセスチャネルのプリアンブル系列を検出するときに、信号送信に用いられないプリアンブル系列を用いて、干渉電力を推定する(S103)。更に、基地局装置200は、ランダムアクセスチャネルのプリアンブル系列の受信電力を推定する(S105)。基地局装置200は、推定された受信電力と推定された干渉電力とから、干渉電力に対する受信電力の比を求め、プリアンブル系列を検出する(S107)。
次に、一実施例に係る基地局装置200における通信制御方法(その2)について、図13を参照して説明する。
まず、基地局装置200は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定する(S201)。このように設定されたプリアンブル系列を受信すると、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間では、実際に信号が受信されない。
基地局装置200は、セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定する(S203)。更に、基地局装置200は、ランダムアクセスチャネルのプリアンブル系列の受信電力を推定する(S205)。基地局装置200は、推定された受信電力と推定された干渉電力とから、干渉電力に対する受信電力の比を求め、プリアンブル系列を検出する(S207)。
尚、上述した実施例においては、LTEが適用されるシステムにおける例を記載したが、本発明は、上りリンクのランダムアクセスチャネルで直交するプリアンブル系列を用いる如何なる無線通信システムにも適用可能である。例えば、プリアンブル系列として、CAZAC系列の1つであるZadoff−Chu系列から生成される例について説明したが、他の直交系列が用いられてもよい。
本国際出願は2007年10月30日に出願した日本国特許出願2007−282439号に基づく優先権を主張するものであり、2007−282439号の全内容を本国際出願に援用する。

Claims (3)

  1. 上りリンクにおいて移動局とランダムアクセスチャネルを用いた通信を行う基地局装置であって:
    セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定するプリアンブル系列設定手段;及び
    セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定する干渉電力推定手段;
    を備える基地局装置。
  2. 前記ランダムアクセスチャネルのプリアンブル系列の受信電力を推定する受信電力推定手段;及び
    前記干渉電力と、前記受信電力とに基づいて、前記プリアンブル系列を検出するプリアンブル系列検出手段;
    を更に備える、請求項に記載の基地局装置。
  3. 上りリンクにおいて移動局とランダムアクセスチャネルを用いた通信を行う基地局装置における通信制御方法であって:
    セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延を仮定してプリアンブル系列を設定するステップ;及び
    セルの半径より計算される伝搬遅延よりも大きい伝搬遅延に相当する期間を用いて、干渉電力を推定するステップ;
    を備える通信制御方法。
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