JP2000251869A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

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JP2000251869A JP11048390A JP4839099A JP2000251869A JP 2000251869 A JP2000251869 A JP 2000251869A JP 11048390 A JP11048390 A JP 11048390A JP 4839099 A JP4839099 A JP 4839099A JP 2000251869 A JP2000251869 A JP 2000251869A
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淳子 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池容量を小さくすることなく電池のインピ
ーダンスを低減することを可能にした非水電解液二次電
池を提供する。 【解決手段】 シート状の金属箔よりなる正極集電体に
正極活物質を塗布して形成した正極1と、シート状の金
属箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗布して形成し
た負極2とを形成し、これをセパレータ3を介して重
ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極4を外装缶
5に収納した非水電解液二次電池において、前記負極集
電体に複数の負極端子12を取付け、この複数の負極端
子12を束ねることなく前記外装缶5に接続、固定せし
めることを特徴とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解液二次電
池とその製造方法に係わり、特に、電池のインピーダン
スを低減せしめた非水電解液二次電池とその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開平10−21463号公報
に記載されている非水電解液二次電池の断面図であり、
図に示したとおり、正極端子41および負極端子42
は、円筒状巻回式電極43から複数取り出され、束ねて
外部取出端子44,45と夫々接続されている。
【0003】図5は、角形電池の構造図である。正極端
子・負極端子ともに巻回式電極の上部から取り出されて
おり、負極端子は外装缶と、正極端子は上蓋部とそれぞ
れレーザ溶接にて接続されている。図4に示すように、
電極端子1本の接続ではインピーダンスが大きくなるた
め、中・大容量でハイパワーの電池の場合、巻回式電極
から端子を複数取り出す必要がある。図4に示したよう
な、複数の電極端子を束ねて外部取出端子と接続する方
法では、外装缶に巻回式電極を挿入した後に上蓋部の外
部取出端子と接続するため、正極端子をまとめるための
空隙及び負極端子をまとめるための空隙46が必要とな
り、巻回式電極がその分小さくなることから電池容量が
小さくなるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、電池容量を小さく
することなく電池のインピーダンスを低減することを可
能にした新規な非水電解液二次電池とその製造方法を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる非
水電解液二次電池の第1態様は、シート状の金属箔より
なる正極集電体に正極活物質を塗布して形成した正極
と、シート状の金属箔よりなる負極集電体に負極活物質
を塗布して形成した負極とを形成し、これをセパレータ
を介して重ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極
を外装缶に収納した非水電解液二次電池において、前記
負極集電体に複数の負極端子を取付け、この複数の負極
端子を束ねることなく前記外装缶に接続、固定せしめる
ことを特徴とするものであり、又、第2態様は、前記外
装缶には、正電である上蓋が取付けられ、この上蓋と前
記円筒状巻回電極との間に絶縁板が設けられ、この絶縁
板が、前記負極端子と前記正電極に接続する正極端子と
を分離していることを特徴とするものであり、又、第3
態様は、前記絶縁板は、第1の絶縁板と第2の絶縁板と
からなり、前記第1の絶縁板と第2の絶縁板との間に、
前記負極端子が配設され、前記正極端子は、前記第1の
絶縁板と第2の絶縁板と上蓋とで囲まれる空隙部に配設
されていることを特徴とするものであり、又、第4態様
は、前記負極端子は、前記第1の絶縁板又は第2の絶縁
板と外装缶とで挟持されるように配設されていることを
特徴とするものであり、又、第5態様は、前記負極集電
体が、前記円筒状巻回電極の片側から突出し、この突出
した部分が前記外装缶に接触するように構成したことを
特徴とするものであり、又、第6態様は、前記円筒状巻
回電極を前記外装缶の底板に押圧せしめる押圧手段を前
記上蓋側の空隙部に設けたことを特徴とするものであ
り、又、第7態様は、前記負極端子は、夫々外装缶の異
なる位置で、外装缶に固定されていることを特徴とする
ものであり、又、第8態様は、シート状の金属箔よりな
る正極集電体に正極活物質を塗布して形成した正極と、
シート状の金属箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗
布して形成した負極を形成し、これをセパレータを介し
て重ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極を外装
缶に収納した非水電解液二次電池において、前記正極集
電体に複数の正極端子を取付け、この複数の正極端子を
束ねることなく前記外装缶に取付けられた上蓋に接続せ
しめたことを特徴とするものである。
【0006】又、本発明に係わる非水電解液二次電池の
製造方法の態様は、シート状の金属箔よりなる正極集電
体に正極活物質を塗布して形成した正極と、シート状の
金属箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗布して形成
した負極を形成し、これをセパレータを介して重ね、こ
れを巻回して形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納し
た非水電解液二次電池の製造方法において、前記負極集
電体に複数の負極端子を取付ける工程と、この複数の負
極端子を束ねることなく前記外装缶に接続、固定せしめ
る工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係わる非水電解液二次電
池は、シート状の金属箔よりなる正極集電体に正極活物
質を塗布して形成した正極と、シート状の金属箔よりな
る負極集電体に負極活物質を塗布して形成した負極を形
成し、これをセパレータを介して重ね、これを巻回して
形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納した非水電解液
二次電池において、前記負極集電体に複数の負極端子を
取付け、この複数の負極端子を束ねることなく前記外装
缶に接続、固定せしめることを特徴とするものである。
【0008】このように構成することで、インピーダン
スの増加を防ぎ、且つ、接続に必要な空隙を小さく出来
るから、電池容量を小さくする必要がなく、大容量が得
られる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係わる非水電解液二次電池
とその製造方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説
明する。 (第1の具体例)図1及び図2は、本発明に係わる非水
電解液二次電池とその製造方法の具体例の構造を示す図
であって、これらの図には、シート状の金属箔よりなる
正極集電体に正極活物質を塗布して形成した正極1と、
シート状の金属箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗
布して形成した負極2とを形成し、これをセパレータ3
を介して重ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極
4を外装缶5に収納した非水電解液二次電池において、
前記負極集電体に複数の負極端子12を取付け、この複
数の負極端子12を束ねることなく前記外装缶5に接
続、固定せしめることを特徴とする非水電解液二次電池
が示され、又、前記外装缶5には、正電極8を取付けた
上蓋9が取付けられ、この上蓋9と前記円筒状巻回電極
4との間に絶縁板20が設けられ、この絶縁板20が、
前記負極端子12と前記正電極8に接続する正極端子1
1とを分離していることを特徴とする非水電解液二次電
池が示され、又、前記絶縁板20は、第1の絶縁板21
と第2の絶縁板22とからなり、前記第1の絶縁板21
と第2の絶縁板22との間に、前記負極端子12が配設
され、前記正極端子11は、前記第1の絶縁板21と第
2の絶縁板22と上蓋9とで囲まれる空隙部10に配設
されていることを特徴とする非水電解液二次電池が示さ
れ、又、前記負極端子12は、前記第1の絶縁板21又
は第2の絶縁板22と外装缶5の内壁とで挟持されるよ
うに配設されていることを特徴とする非水電解液二次電
池が示されている。
【0010】なお、前記正極集電体に複数の正極端子1
1を取付け、この複数の正極端子11を束ねることなく
前記外装缶5に取付けられた上蓋9の正電極8に接続せ
しめるように構成してもよい。以下に、本発明の第1の
具体例を更に詳細に説明する。なお、本発明は以下の具
体例に限定されるものではない。
【0011】図1は、本発明の非水電解液二次電池の断
面構造を示す図である。同図において示した円筒状巻回
式電極4は、フィルム状の正極1および負極2とを、セ
パレータ3を介して対向させて巻くことによりロール状
の巻回式電極4を形成する。正極1は、活物質としてリ
チウムをインターカレーションする無機材料を用い、こ
れをスラリー状にしてアルミ箔からなる正極集電体の両
面に塗布して形成される。なお、正極1のスラリーは、
例えば、正極活物質としてLiMn2 4 を用い、導電
剤としてカーボンを用いて、バインダーとしてポリフッ
化ビニリデンを混合したものを用いる。次に、負極2
は、活物質としてリチウムをインターカレーションする
カーボンを用い、これをスラリー状にして銅箔からなる
負極集電体の両面に塗布して形成される。なお、負極2
のスラリーは、例えば、活物質としてハードカーボンを
用い、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンを混合し
たものを用いる。セパレータ3は、例えば、多孔性のポ
リエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムから
なる。
【0012】巻回式電極4では、セパレータ3の幅が最
も広く、負極2、正極1の順に幅が狭くなる。これによ
り、正極1と負極2との絶縁性が保たれる。巻回式電極
4の巻出し部25は、セパレータのみを巻いて巻芯とす
るか、もしくはポリプロピレン等からなる筒状の巻芯を
用いる。巻回式電極4の巻終わり部、つまり、最外周
は、セパレータのみを数回巻くか、または、外装缶5と
接する部分には、活物質を形成していない負極1(つま
り、外缶と接する部分は負極集電体となる)を用いる。
【0013】上記のように構成した巻回式電極4を、円
筒状の外装缶5に挿入し、負極端子12と外装缶5と、
又、正極端子11と上蓋9の正電極8とを接続する。外
装缶5は、ニッケルめっきした鉄あるいはステンレス鋼
からなり、負極端子12と接続することによって電圧を
外部に取り出している。次に、各電極端子の接続方法を
以下に述べる。
【0014】図1では、負極端子12を正極端子11と
同じ側から取り出し、抵抗溶接等にり外装缶5と溶接し
ている。このとき、負極端子12にV字型の切れ込み1
2aを入れて、外装缶5の内壁に沿うように折り曲げ
る。図2(b)、(c)に接続部の拡大図および負極端
子12の形状を示す。また、正極端子11と負極端子1
2とが接触してショートしないように、負極端子12
を、第1の絶縁板21と第2の絶縁板22との間に設け
ると共に、第1の絶縁板21を負極端子12と上蓋9と
の間に設ける。更に、それぞれの端子の接合部分以外を
絶縁テープで保護する。
【0015】上述のようにして組み立てた電池に非水電
解液(例えば、リチウム塩を電解質として、プロピレン
カーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート等の混合溶媒に溶解した
もの)を、含浸して上蓋9と外装5とをかしめ、又は、
溶接等により封止して非水電解液二次電池を得る。この
具体例の場合、前記負極端子12を、夫々外装缶5の異
なる位置で、外装缶5に固定すると、端子部のインピー
ダンスを更に下げることができる。
【0016】また、この具体例では、二枚の絶縁膜板2
1、22を設けたが、各部の絶縁が確実に取れれば、必
ずしも二枚設けなくても良い。 (第2の具体例)次に、図3を用いて、本発明の第2の
具体例を詳細に説明する。この具体例では、負極集電体
32が、前記円筒状巻回電極4の片側から突出し、この
突出した部分33が前記外装缶5の底板5Aに接触する
ように構成したものである。
【0017】この為、第1の具体例より、更に、インピ
ーダンスを下げることが可能になる。この場合、円筒状
巻回電極4を前記外装缶の底板5Aに押圧せしめる弾性
体で構成した押圧手段34を前記上蓋9側の空隙部10
に設けるように構成しても良い。そして、押圧手段34
としては、プラスチック等で成形した弾性部材等が絶縁
性を有するから好都合である。
【0018】(第3の具体例)この具体例の非水電解液
二次電池は、外装缶5と正極端子11とを束ねずにそれ
ぞれ接続し、負極端子12を束ねて上蓋9の電極に接続
するように構成したものである。この具体例の場合、巻
回式電極の巻終わり部、つまり、最外周は、セパレータ
のみを数回巻くか、又は、外装缶5と接する部分が、正
極(つまり、外缶と接する部分は正極集電体となる)に
なるように構成する。
【0019】
【発明の効果】本発明に係わる非水電解液二次電池とそ
の製造方法は、上述のように構成したので、電池容量を
小さくすることなく電池のインピーダンスを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる非水電解液二次電池の第1の具
体例の断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】本発明の第2の具体例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面斜視図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極 3 セパレータ 4 円筒状巻回電極 5 外装缶 5A 外装缶の底板 8 正電極 9 上蓋 10 空隙部 11 正極端子 12 負極端子 20 絶縁板 21 第1の絶縁板 22 第2の絶縁板 32 負極集電体 33 負極集電体の突出した部分 34 押圧手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月21日(2000.2.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 非水電解液二次電池
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解液二次電
池に係わり、特に、電池のインピーダンスを低減せしめ
た非水電解液二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開平10−21463号公報
に記載されている非水電解液二次電池の断面図であり、
図に示したとおり、正極端子41および負極端子42
は、円筒状巻回式電極43から複数取り出され、束ねて
外部取出端子44、45と夫々接続されている。
【0003】図5は、角形電池の構造図である。正極端
子・負極端子ともに巻回式電極の上部から取り出されて
おり、負極端子は外装缶と、正極端子は上蓋部とそれぞ
れレーザ溶接にて接続されている。図4に示すように、
電極端子1本の接続ではインピーダンスが大きくなるた
め、中・大容量でハイパワーの電池の場合、巻回式電極
から端子を複数取り出す必要がある。図4に示したよう
な、複数の電極端子を束ねて外部取出端子と接続する方
法では、外装缶に巻回式電極を挿入した後に上蓋部の外
部取出端子と接続するため、正極端子をまとめるための
空隙及び負極端子をまとめるための空隙46が必要とな
り、巻回式電極がその分小さくなることから電池容量が
小さくなるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、電池容量を小さく
することなく電池のインピーダンスを低減することを可
能にした新規な非水電解液二次電池を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる非
水電解液二次電池の第1態様は、シート状の金属箔より
なる正極集電体に正極活物質を被着して形成した正極
と、シート状の金属箔よりなる負極集電体に負極活物質
を被着して形成した負極とを形成し、これをセパレータ
を介して重ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極
を外装缶に収納した非水電解液二次電池において、前記
負極集電体に複数の負極端子を取付け、この複数の負極
端子を束ねることなく前記外装缶に接触させると共に固
定せしめ、前記外装缶には、正電極を取付けた上蓋が取
付けられ、この上蓋と前記円筒状巻回電極との間に絶縁
板が設けられ、この絶縁板が、前記負極端子と前記正電
極に接続する正極端子とを分離していることを特徴とす
るものであり、又、第態様は、前記絶縁板は、第1の
絶縁板と第2の絶縁板とからなり、前記第1の絶縁板と
第2の絶縁板との間に、前記負極端子が配設され、前記
正極端子は、前記第1の絶縁板と第2の絶縁板と上蓋と
で囲まれる空隙部に配設されていることを特徴とするも
のであり、又、第態様は、前記負極集電体が、前記円
筒状巻回電極の片側から突出し、この突出した部分が前
記外装缶に接触するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0006】又、第4態様は、前記円筒状巻回電極を前
記外装缶の底板に押圧せしめる押圧手段を前記上蓋側の
空隙部に設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係わる非水電解液二次電
池は、シート状の金属箔よりなる正極集電体に正極活物
質を被着して形成した正極と、シート状の金属箔よりな
る負極集電体に負極活物質を被着して形成した負極を形
成し、これをセパレータを介して重ね、これを巻回して
形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納した非水電解液
二次電池において、前記負極集電体に複数の負極端子を
取付け、この複数の負極端子を束ねることなく前記外装
缶に接触させると共に、固定せしめることを特徴とする
ものである。
【0008】このように構成することで、インピーダン
スの増加を防ぎ、且つ、接続に必要な空隙を小さく出来
るから、電池容量を小さくする必要がなく、大容量が得
られる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係わる非水電解液二次電
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。 (第1の具体例)図1及び図2は、本発明に係わる非水
電解液二次電池とその製造方法の具体例の構造を示す図
であって、これらの図には、シート状の金属箔よりなる
正極集電体に正極活物質を被着して形成した正極1と、
シート状の金属箔よりなる負極集電体に負極活物質を被
着して形成した負極2とを形成し、これをセパレータ3
を介して重ね、これを巻回して形成した円筒状巻回電極
4を外装缶5に収納した非水電解液二次電池において、
前記負極集電体に複数の負極端子12を取付け、この複
数の負極端子12を束ねることなく前記外装缶5に接触
させると共に、固定せしめることを特徴とする非水電解
液二次電池が示され、又、前記外装缶5には、正電極8
を取付けた上蓋9が取付けられ、この上蓋9と前記円筒
状巻回電極4との間に絶縁板20が設けられ、この絶縁
板20が、前記負極端子12と前記正電極8に接続する
正極端子11とを分離していることを特徴とする非水電
解液二次電池が示され、又、前記絶縁板20は、第1の
絶縁板21と第2の絶縁板22とからなり、前記第1の
絶縁板21と第2の絶縁板22との間に、前記負極端子
12が配設され、前記正極端子11は、前記第1の絶縁
板21と第2の絶縁板22と上蓋9とで囲まれる空隙部
10に配設されていることを特徴とする非水電解液二次
電池が示され、又、前記負極端子12は、前記第1の絶
縁板21又は第2の絶縁板22と外装缶5の内壁とで挟
持されるように配設されていることを特徴とする非水電
解液二次電池が示されている。
【0010】なお、前記正極集電体に複数の正極端子1
1を取付け、この複数の正極端子11を束ねることなく
前記外装缶5に取付けられた上蓋9の正電極8に接続せ
しめるように構成してもよい。以下に、本発明の第1の
具体例を更に詳細に説明する。なお、本発明は以下の具
体例に限定されるものではない。
【0011】図1は、本発明の非水電解液二次電池の断
面構造を示す図である。同図において示した円筒状巻回
式電極4は、フィルム状の正極1および負極2とを、セ
パレータ3を介して対向させて巻くことによりロール状
の巻回式電極4を形成する。正極1は、活物質としてリ
チウムをインターカレーションする無機材料を用い、こ
れをスラリー状にしてアルミ箔からなる正極集電体の両
面に塗布して形成される。なお、正極1のスラリーは、
例えば、正極活物質としてLiMn2 4 を用い、導電
剤としてカーボンを用いて、バインダーとしてポリフッ
化ビニリデンを混合したものを用いる。次に、負極2
は、活物質としてリチウムをインターカレーションする
カーボンを用い、これをスラリー状にして銅箔からなる
負極集電体の両面に塗布して形成される。なお、負極2
のスラリーは、例えば、活物質としてハードカーボンを
用い、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンを混合し
たものを用いる。セパレータ3は、例えば、多孔性のポ
リエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムから
なる。
【0012】巻回式電極4では、セパレータ3の幅が最
も広く、負極2、正極1の順に幅が狭くなる。これによ
り、正極1と負極2との絶縁性が保たれる。巻回式電極
4の巻出し部25は、セパレータのみを巻いて巻芯とす
るか、もしくはポリプロピレン等からなる筒状の巻芯を
用いる。巻回式電極4の巻終わり部、つまり、最外周
は、セパレータのみを数回巻くか、または、外装缶5と
接する部分には、活物質を形成していない負極1(つま
り、外缶と接する部分は負極集電体となる)を用いる。
【0013】上記のように構成した巻回式電極4を、円
筒状の外装缶5に挿入し、負極端子12と外装缶5と、
叉、正極端子11と上蓋9の正電極8とを接続する。外
装缶5は、ニッケルめっきした鉄あるいはステンレス鋼
からなり、負極端子12と接続することによって電圧を
外部に取り出している。次に、各電極端子の接続方法を
以下に述べる。
【0014】図1では、負極端子12を正極端子11と
同じ側から取り出し、抵抗溶接等にり外装缶5と溶接し
ている。このとき、負極端子12にV字型の切れ込み1
2aを入れて、外装缶5の内壁に沿うように折り曲げ
る。図2(b)、(c)に接続部の拡大図および負極端
子12の形状を示す。また、正極端子11と負極端子1
2とが接触してショートしないように、負極端子12
を、第1の絶縁板21と第2の絶縁板22との間に設け
ると共に、第1の絶縁板21を負極端子12と上蓋9と
の間に設ける。更に、それぞれの端子の接合部分以外を
絶縁テープで保護する。
【0015】上述のようにして組み立てた電池に非水電
解液(例えば、リチウム塩を電解質として、プロピレン
カーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート等の混合溶媒に溶解した
もの)を、含浸して上蓋9と外装5とをかしめ、又は、
溶接等により封止して非水電解液二次電池を得る。この
具体例の場合、前記負極端子12を、夫々外装缶5の異
なる位置で、外装缶5に固定すると、端子部のインピー
ダンスを更に下げることができる。
【0016】また、この具体例では、二枚の絶縁膜板2
1、22を設けたが、各部の絶縁が確実に取れれば、必
ずしも二枚設けなくても良い。 (第2の具体例)次に、図3を用いて、本発明の第2の
具体例を詳細に説明する。この具体例では、負極集電体
32が、前記円筒状巻回電極4の片側から突出し、この
突出した部分33が前記外装缶5の底板5Aに接触する
ように構成したものである。
【0017】この為、第1の具体例より、更に、インピ
ーダンスを下げることが可能になる。この場合、円筒状
巻回電極4を前記外装缶の底板5Aに押圧せしめる弾性
体で構成した押圧手段34を前記上蓋9側の空隙部10
に設けるように構成しても良い。そして、押圧手段34
としては、プラスチック等で成形した弾性部材等が絶縁
性を有するから好都合である。
【0018】(第3の具体例)この具体例の非水電解液
二次電池は、外装缶5と正極端子11とを束ねずにそれ
ぞれ接続し、負極端子12を束ねて上蓋9の電極に接続
するように構成したものである。この具体例の場合、巻
回式電極の巻終わり部、つまり、最外周は、セパレータ
のみを数回巻くか、又は、外装缶5と接する部分が、正
極(つまり、外缶と接する部分は正極集電体となる)に
なるように構成する。
【0019】
【発明の効果】本発明に係わる非水電解液二次電池は
上述のように構成したので、電池容量を小さくすること
なく電池のインピーダンスを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる非水電解液二次電池の第1の具
体例の断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】本発明の第2の具体例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面斜視図である。
【符号の説明】 1 正極 2 負極 3 セパレータ 4 円筒状巻回電極 5 外装缶 5A 外装缶の底板 8 正電極 9 上蓋 10 空隙部 11 正極端子 12 負極端子 20 絶縁板 21 第1の絶縁板 22 第2の絶縁板 32 負極集電体 33 負極集電体の突出した部分 34 押圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H022 AA09 AA18 BB03 BB11 CC08 CC12 CC16 KK03 5H029 AJ06 AK03 AL08 BJ14 CJ05 DJ02 DJ05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の金属箔よりなる正極集電体に
    正極活物質を塗布して形成した正極と、シート状の金属
    箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗布して形成した
    負極とを形成し、これをセパレータを介して重ね、これ
    を巻回して形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納した
    非水電解液二次電池において、 前記負極集電体に複数の負極端子を取付け、この複数の
    負極端子を束ねることなく前記外装缶に接続、固定せし
    めることを特徴とする非水電解液二次電池。
  2. 【請求項2】 前記外装缶には、正電極である上蓋が取
    付けられ、この上蓋と前記円筒状巻回電極との間に絶縁
    板が設けられ、この絶縁板が、前記負極端子と前記正電
    極に接続する正極端子とを分離していることを特徴とす
    る請求項1記載の非水電解液二次電池。
  3. 【請求項3】 前記絶縁板は、第1の絶縁板と第2の絶
    縁板とからなり、前記第1の絶縁板と第2の絶縁板との
    間に、前記負極端子が配設され、前記正極端子は、前記
    第1の絶縁板と第2の絶縁板と上蓋とで囲まれる空隙部
    に配設されていることを特徴とする請求項2記載の非水
    電解液二次電池。
  4. 【請求項4】 前記負極端子は、前記第1の絶縁板又は
    第2の絶縁板と外装缶とで挟持されるように配設されて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の非水電解液
    二次電池。
  5. 【請求項5】 前記負極集電体が、前記円筒状巻回電極
    の片側から突出し、この突出した部分が前記外装缶に接
    触するように構成したことを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の非水電解液二次電池。
  6. 【請求項6】 前記円筒状巻回電極を前記外装缶の底板
    に押圧せしめる押圧手段を前記上蓋側の空隙部に設けた
    ことを特徴とする請求項5記載の非水電解液二次電池。
  7. 【請求項7】 前記負極端子は、夫々外装缶の異なる位
    置で、外装缶に固定されていることを特徴とする請求項
    1乃至6の何れかに記載の非水電解液二次電池。
  8. 【請求項8】 シート状の金属箔よりなる正極集電体に
    正極活物質を塗布して形成した正極と、シート状の金属
    箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗布して形成した
    負極を形成し、これをセパレータを介して重ね、これを
    巻回して形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納した非
    水電解液二次電池において、 前記正極集電体に複数の正極端子を取付け、この複数の
    正極端子を束ねることなく前記外装缶に取付けられた上
    蓋に接続せしめたことを特徴とする非水電解液二次電
    池。
  9. 【請求項9】 シート状の金属箔よりなる正極集電体に
    正極活物質を塗布して形成した正極と、シート状の金属
    箔よりなる負極集電体に負極活物質を塗布して形成した
    負極を形成し、これをセパレータを介して重ね、これを
    巻回して形成した円筒状巻回電極を外装缶に収納した非
    水電解液二次電池の製造方法において、 前記負極集電体に複数の負極端子を取付ける工程と、 この複数の負極端子を束ねることなく前記外装缶に接
    続、固定せしめる工程と、 を含むことを特徴とする非水電解液二次電池の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101018679B1 (ko) * 2005-07-22 2011-03-04 파나소닉 주식회사 고체 전해 커패시터
CN113451689A (zh) * 2020-03-27 2021-09-28 Fdk株式会社 非水电解液电池以及非水电解液电池的制造方法

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