JP2000250533A - ハーモニータイプ表示装置 - Google Patents

ハーモニータイプ表示装置

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JP2000250533A JP11049596A JP4959699A JP2000250533A JP 2000250533 A JP2000250533 A JP 2000250533A JP 11049596 A JP11049596 A JP 11049596A JP 4959699 A JP4959699 A JP 4959699A JP 2000250533 A JP2000250533 A JP 2000250533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子楽器のオートハーモニー機能でハーモニ
ータイプに応じてどのようなハーモニー音が付加される
かを容易に理解できるようにして、ハーモニータイプの
選択を容易にする。 【解決手段】 ハーモニータイプに応じたアイコンを表
示する。アイコンは、符幹に複数の符頭を縦に並べたパ
ターンとする。白抜きの符頭Aを原音(演奏音)に対応
させ、黒塗りの符頭Bをハーモニー音に対応させて、原
音とハーモニー音との音高関係を視覚的に表示する。
「原音」、「重音」の表示により原音とハーモニー音を
識別するようにもできる。LED等の点灯色などによっ
ても原音とハーモニー音を識別するようにもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器等におけ
る演奏音などの原音にハーモニー音を付加するオートハ
ーモニー機能に係わり、付加されるハーモニー音の種類
に応じたハーモニータイプを表示するハーモニータイプ
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器において、演奏者が鍵盤
等で演奏した原音に対してその高音側や低音側あるいは
その両方にハーモニー音を付加して発音できるオートハ
ーモニー機能を備えたものがある。このオートハーモニ
ー機能で付加されるハーモニー音には曲のジャンル等に
応じて複数のタイプ(種類)があり、所望のタイプを選
択できるようになっている。このタイプを選択するとき
は、表示画面に表示されるハーモニータイプ名(例えば
「ジャズハーモニー」などの文字表示)から所望のタイ
プを選択するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子楽器では、ハーモニータイプを選択するときハーモ
ニータイプ名しか表示されないので、どのようなハーモ
ニー音が付加されるかがわかりにくいという問題があっ
た。本発明は、演奏者に対してどのようなハーモニー音
が付加されるかを初心者でも容易に理解できるようにす
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のハー
モニータイプ表示装置は、原音に対してハーモニー音を
付加するオートハーモニー機能のハーモニータイプを表
示するハーモニータイプ表示装置であって、前記原音と
前記ハーモニー音の音高関係を視覚表示するようにした
ことを特徴とする。
【0005】上記のように構成された請求項1のハーモ
ニータイプ表示装置によれば、原音と前記ハーモニー音
の音高関係が視覚表示されるので、例えば、原音の高音
側にハーモニー音が付加されるタイプであるか、また、
原音の低音側にハーモニー音が付加されるタイプである
か、また、高音側および低音側の両方にハーモニー音が
付加されるタイプであるか、さらに、1つのハーモニー
音が付加されるタイプであるか、複数のハーモニー音が
付加されるタイプであるかなど、どのようなハーモニー
音が付加されるかが直感的に把握できる。
【0006】本発明の請求項2のハーモニータイプ表示
装置は、請求項1の構成を備え、前記原音と前記ハーモ
ニー音の音高関係を、ハーモニータイプに対応するアイ
コンにより視覚表示するようにしたことを特徴とする。
【0007】上記のように構成された請求項2のハーモ
ニータイプ表示装置によれば、請求項1と同様の作用効
果が得れるとともに、液晶パネルなどのグラフィック表
示器でアイコンを表示できるので、簡単な構成とするこ
とができる。
【0008】本発明の請求項3のハーモニータイプ表示
装置は、請求項1または請求項2の構成を備え、前記原
音と前記ハーモニー音にそれぞれ対応する複数の表示要
素を縦方向に並べて表示するとともに、該表示要素に原
音およびハーモニー音の予め決められた識別情報を付加
することにより、前記原音およびハーモニー音の音高関
係を視覚表示するようにしたことを特徴とする。
【0009】上記のように構成された請求項3のハーモ
ニータイプ表示装置によれば、請求項1または請求項2
と同様の作用効果が得られるとともに、表示要素の前後
方向または上下方向の位置により原音とハーモニー音の
音高関係をすぐに確認できる。
【0010】本発明の請求項4のハーモニータイプ表示
装置は、請求項3の構成を備え、前記表示要素は音符の
符頭の図柄であることを特徴とする。
【0011】上記のように構成された請求項4のハーモ
ニータイプ表示装置によれば、請求項3と同様の作用効
果が得られるとともに、音符の符頭により、原音および
ハーモニー音に係わる表示であることを直感的に把握で
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明を適用した鍵
盤式電子楽器のブロック図であり、この電子楽器はオー
トハーモニー機能を備えている。CPU1はROM2に
格納されている制御プログラムとアイコンの表示データ
に基づいてRAM3のワーキングエリアを使用して電子
楽器全体の制御を行う。この実施形態では、ROM2に
制御プログラムとアイコンの表示データが記録されてお
り、この制御プログラムに従い、ROM2にプリセット
されている各種ハーモニータイプのデータに基づいてオ
ートハーモニー機能が実現される。
【0013】また、CPU1は検出回路5aから鍵盤5
の鍵イベントを検出して鍵盤演奏の制御を行う。さら
に、鍵盤5は低音側の伴奏鍵域と高音側のメロディ鍵域
とに仮想的に分割されており、オートハーモニー機能の
動作時には、CPU1は、伴奏鍵域のキーイベントに対
して検出されたキーコードに基づいて和音を検出する。
そして、この検出和音と選択されているハーモニータイ
プに基づいてハーモニー音を決定する。さらに、CPU
1は、検出回路6aから操作子群6の操作イベントを検
出するとともに、操作子群6の各種スイッチの操作に応
じた処理を行う。また、CPU1は表示回路7aを介し
て液晶画面7の制御を行い、ハーモニータイプの選択時
に各ハーモニータイプに対応するアイコンを液晶画面7
に表示する。
【0014】操作子群6は液晶画面7と共に電子楽器の
本体パネル面に配設されており、オートハーモニー機能
の動作指示を行うためのオートハーモニースイッチ6
1、ハーモニータイプを選択するハーモニータイプ選択
スイッチ62およびその他の各種スイッチを備えてい
る。
【0015】タイマ8は、鍵盤5の押離鍵操作を検出す
るために検出回路5aのキースキャン動作を行うキース
キャン割込み処理および自動演奏の割込み処理を行うた
めの各割込み信号を発生する回路であり、キースキャン
割込み処理で押離鍵操作が検出されると、後述の押離鍵
処理が実行される。なお、自動演奏の割込み処理につい
ては説明を省略する。
【0016】音源装置9は複数チャンネルで時分割多重
処理を行って複数音を実質的に同時発音可能としたもの
であり、CPU1から設定される各種制御パラメータに
基づいて鍵盤演奏時の原音(演奏音)およびハーモニー
音の楽音信号を発生し、サウンドシステム10は楽音信
号に対してD/A変換や増幅等を行ってスピーカーで発
音する。
【0017】外部記憶装置4はフロッピィディスク装置
(FDD)、ハードディスク装置(HDD)、CD−R
OM装置、光磁気ディスク(MO)装置、デジタル多目
的ディスク(DVD)装置等とすることができ、この外
部記憶装置4から制御プログラムとアイコンの表示デー
タを供給することもできる。また、通信インターフェー
ス11はMIDIインターフェース等であり、通信ネッ
トワーク12を介して外部から制御プログラムとアイコ
ンの表示データを供給することもできる。
【0018】図2〜図4は実施形態におけるハーモニー
タイプの選択時に液晶画面7に表示されるアイコンの各
実施例を示す図である。各実施例は、原音とハーモニー
音にそれぞれ対応する複数の表示要素として音符の符頭
を用いた例であり、アイコンは複数の符頭と符幹の図柄
で構成されている。
【0019】図2の第1実施例のアイコンは、白抜きの
符頭Aが原音を示し、黒塗りの符頭Bがハーモニー音を
示しており、この例では、白抜きと黒塗りが予め決めら
れた識別情報である。図2(A) のアイコンは、原音に1
つのハーモニー音を付加する「デュアル」のハーモニー
タイプのアイコンの例であるが、「デュアル」のタイプ
のなかでも、原音に対して低音側にハーモニー音が付加
されるタイプであることが容易にわかる。図2(B) およ
び図2(C) のアイコンは、原音に2つのハーモニー音を
付加する「トリオ」のハーモニータイプのアイコンの例
であり、図2(B) の例は、「トリオ」のタイプのなかで
も、原音に対して低音側に2つのハーモニー音が付加さ
れるタイプであることが容易にわかる。また、図2(C)
の例は、「トリオ」のタイプのなかでも、原音に対して
低音側に1つ、高音側に1つのハーモニー音がそれぞれ
付加されるタイプであることが容易にわかる。なお、原
音が白抜きで、ハーモニー音が黒塗りであるという程度
の決まりは容易に覚えておくことができるが、この決ま
りを表示するようにしてもよい。
【0020】図3の第2実施例のアイコンは、白抜きの
中に「原音」と表示された符頭Cが原音を示し、白抜き
の中に「重音」と表示された符頭Dがハーモニー音を示
しており、この例では、「原音」と「重音」が予め決め
られた識別情報である。図3(A) は図2(A) と同様に
「デュアル」のタイプで、原音に対して低音側にハーモ
ニー音が付加されるタイプであることを示している。ま
た、、図3(B) は図2(B) と同様に「トリオ」のタイプ
で、原音に対して低音側に2つのハーモニー音が付加さ
れるタイプであることを示している。
【0021】図4の第3実施例のアイコンは、「原音」
の表示が付された黒塗りの符頭Eが原音を示し、「重
音」の表示が付された黒塗りの符頭Fがハーモニー音を
示しており、この例も「原音」と「重音」が予め決めら
れた識別情報である。図4は図2(C) と同様に「トリ
オ」のタイプで、原音に対して低音側に1つ、高音側に
1つのハーモニー音がそれぞれ付加されるタイプである
ことを示している。
【0022】図5はCPU1が実行する制御プログラム
のメイン処理のフローチャート、図6は押離鍵処理(割
込み処理)のフローチャートであり、各フローチャート
に基づいてCPU1の制御動作について説明する。な
お、以下の説明およびフローチャートにおいて、制御に
用いられるフラグおよびレジスタを下記のラベルで表記
し、フラグおよびレジスタとそれらの記憶内容は特に断
らない限り同一のラベルで表す。
【0023】HARMONY:オートハーモニー機能を
動作させるか否かを表すフラグ(1が「動作させる」
を、0が「動作させない」を表す。) CHORD:伴奏鍵域の押離鍵状態を格納するレジスタ TYPE:検出された和音の種類を格納するレジスタ ROOT:検出された和音の根音を格納するレジスタ
【0024】図5のメイン処理では、ステップS1で、
各種フラグのリセット(HARMONYフラグに“0”
をセット)、所定のデュアルハーモニーをデフォルトの
ハーモニータイプとしてセットするなどデフォルトタイ
プのセット、各種レジスタ内のクリア等の初期設定処理
を行う。次に、ステップS2でハーモニータイプ選択ス
イッチ62の操作の有無を判定し、操作が無ければステ
ップS5に進み、操作が有れば、ステップS3で、液晶
画面7に全ハーモニータイプのアイコンを順に表示す
る。このときアイコンと共にタイプ名も表示する。
【0025】次に、ステップS4で、ハーモニー選択入
力のための処理を行って、液晶画面7に表示されたアイ
コンより選択されたハーモニータイプをオートハーモニ
ー機能で使用するハーモニータイプとして決定する。な
お、このステップS4では、ユーザが液晶画面7に表示
されたアイコン群から、所望のハーモニータイプを所定
のスイッチ操作等により選択できるような処理を行う。
これにより、選択されたハーモニータイプに基づいてオ
ートハーモニー機能動作時のハーモニー音が決定される
ようになる。
【0026】次に、ステップS5でオートハーモニース
イッチ61の操作の有無を判定し、操作が無ければステ
ップS7に進み、操作が有れば、ステップS6でHAR
MONYフラグの内容を反転してステップS7に進む。
ステップS7では、ハーモニー音の音色設定、自動演奏
処理、その他各種スイッチの操作に対応する処理などの
その他処理を行い、ステップS8に進む。そして、ステ
ップS8でメイン処理の終了を指示する操作が有るかを
判定し、メイン処理終了の操作が無ければステップS2
に戻り、メイン処理終了の操作が有れば処理を終了す
る。
【0027】図6の押離鍵処理は鍵盤5において押離鍵
状態に変化があると起動され、先ず、ステップS11で
HARMONY=1であるか否かを判定する。HARM
ONY=1でなければオートハーモニー機能の動作指示
がなされていないのでステップS16で押離鍵操作に応
じた発音処理あるいは消音処理を行って処理を終了し、
HARMONY=1であればオートハーモニー機能の動
作指示がなされているので、ステップS12で操作され
た鍵が伴奏鍵域の鍵であるか否かを判定する。操作され
た鍵が伴奏鍵域の鍵であれば、ステップS13で押離鍵
に応じてCHORDレジスタの内容を変更するととも
に、その結果から和音を検出する。次に、ステップS1
4で、検出された和音の種類をTYPEレジスタへ、根
音をROOTレジスタへそれぞれ格納して処理を終了す
る。
【0028】一方、ステップS12で操作された鍵が伴
奏鍵域の鍵でなければ、ステップS15で、押鍵操作で
あれば、押鍵された鍵の音高と選択されているハーモニ
ータイプおよび検出和音(TYPE、ROOT)に基づ
いてハーモニー音を決定し、そのハーモニー音の発音処
理を行う。なお、このステップS15の処理でハーモニ
ー音を決定するときは、選択されているハーモニータイ
プに基づいて、現在の押鍵された鍵の音高(原音)の低
音側あるいは高音側に何個ずつハーモニー音を付加する
かを決定し、それを参考にして、検出和音の構成音と原
音とから付加すべき音高を選択する。そして、ステップ
S16で前記通常の押離鍵処理により原音についての発
音処理あるいは消音処理を行って処理を終了する。この
ステップS16では原音を消音するとき同時に対応する
ハーモニー音も消音する。なお、オートハーモニー機能
の動作時には伴奏鍵域での押離鍵状態から和音の種類と
根音を検出するが、この伴奏鍵域の押鍵に関する発音は
実行しない。これにより、伴奏鍵域の押鍵に関する発音
により、演奏に対して無駄な音が入らない。
【0029】本発明は、前記実施形態のものに限定され
ず様々な態様とすることができる。ハーモニータイプに
対応するアイコンは、原音(演奏音)と付加されるハー
モニー音との音高関係が理解できるものであれは、前記
実施例に示した例以外のものでもよいことはいうまでも
ない。
【0030】また、アイコンではなく、LEDランプ等
を用いてハーモニータイプを視覚表示するようにしても
よい。例えば、図2、図3のような音符(符頭と符幹)
の図柄を本体パネルに設けて、その符頭の部分に点灯色
を選択できるようにLEDランプを設け、このLEDラ
ンプの点灯色を原音とハーモニー音とで異なる色とする
ことでハーモニータイプを表すようにすることもでき
る。
【0031】また、実施例のアイコンは、ハーモニー音
が原音の上下のいずれに付加されるかのみを示すもので
あるが、例えば、原音から何度離れた音程位置にハーモ
ニー音を付加するかが決定されているようなハーモニー
タイプについては、その度数もアイコン内に表示するよ
うにしてもよい。アイコンは、ハーモニータイプ選択時
以外に、オートハーモニー機能の動作時にも表示部(液
晶画面等)に表示しておくようにしてもよい。また、ア
イコンを編集することにより、演奏者の好みに合ったハ
ーモニータイプを作成できるようにしてもよい。例え
ば、実施例のアイコンにおいて、黒塗りや白塗りの符頭
の位置を上下へずらしたり、新規に追加したりして新た
なハーモニータイプを作成できるようにする方法が考え
られる。
【0032】和音の情報は実施形態のように鍵盤から入
力されるものに限らず、例えば、和音の種類および根音
を演奏の進行に従って記録したコードシーケンスデータ
を記録しておき、このコードシーケンスデータを再生す
ることにより和音を指定するようにしてもよい。また、
実施形態では、鍵盤上の伴奏鍵域の押鍵情報に従って和
音を検出するようにしているが、鍵盤全体から和音の情
報およびメロディの演奏情報を抽出するような方法であ
ってもよい。
【0033】また、前記実施形態では、制御プログラム
およびアイコンの表示データがROM2に記録されてい
る場合について説明したが、ROM2に制御プログラム
およびアイコンの表示データを記録しないで、ハードデ
ィスク、フロッピディスク、CD−ROM、MOディス
ク等の外部記憶装置4を使うようにしてもよい。例えば
CD−ROMに制御プログラムとアイコンの表示データ
を記録しておき、このCD−ROMから制御プログラム
とアイコンの表示データをハードディスクに記憶させて
おき、これをRAM3に読み込むことにより、ROMに
制御プログラムとアイコンの表示データを記憶している
場合と同様の動作をCPUにさせることができる。この
ようにすると、制御プログラムとアイコンの表示データ
の新規インストールや追加あるいはバージョンアップ等
が容易に行える。また、フロッピディスク、磁気ディス
ク(MO)等に制御プログラムとアイコンの表示データ
を記録しておいて、RAM3あるいはハードディスクに
供給するようにしてもよい。
【0034】また、前記実施形態の電子楽器における通
信インターフェース11を利用し、制御プログラムとア
イコンの表示データをダウンロードするようにしてもよ
い。この場、例えば、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)やインターネットあるいは電話回線等の通信ネッ
トワーク12に接続し、該通信ネットワーク12を介し
て、サーバコンピュータから制御プログラムとアイコン
の表示データの配信を受けることにより、それをハード
ディスクに記録してダウンロードが完了する。この場
合、通信インターフェース11は、専用のMIDIイン
ターフェースに限らず、RS−232C、USB(ユニ
バーサル・シリアル・バス)、IEEE1394等の汎
用のインターフェースを用いてMIDIインターフェー
スを構成してもよい。
【0035】前記実施形態のように音源装置、自動伴奏
機能を内蔵した電子楽器に限らず、音源装置、シーケン
サ、エフェクタなどそれぞれが別体の装置であって、M
IDIあるいは各種ネットワーク等の通信手段を用いて
各装置を接続するようなものであってもよい。
【0036】また、本発明は前記実施形態のような鍵盤
楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タ
イプ等の形態でもよい。また、自動演奏ピアノに適用し
てもよい。
【0037】また、前記実施形態では、電子楽器の場合
について説明したが、パーソナルコンピュータとアプリ
ケーションソフトウエアという形態で本発明を実施する
こともできる。この場合、アプリケーションソフトウエ
アは、前記のように磁気ディスク、光ディスク、半導体
メモリ等の記録媒体に記憶させ、パーソナルコンピュー
タに供給するようにしてもよいし、また、ネットワーク
を介して供給するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のハーモニータイプ表示装置によれば、原音と前記ハー
モニー音の音高関係が視覚表示されるので、例えば、原
音の高音側にハーモニー音が付加されるタイプである
か、また、原音の低音側にハーモニー音が付加されるタ
イプであるか、また、高音側および低音側の両方にハー
モニー音が付加されるタイプであるか、さらに、1つの
ハーモニー音が付加されるタイプであるか、複数のハー
モニー音が付加されるタイプであるかなど、どのような
ハーモニー音が付加されるかをすぐに確認できる。した
がって、ハーモニータイプの選択が容易になる。
【0039】本発明の請求項2のハーモニータイプ表示
装置によれば、請求項1と同様の効果が得られるととも
に、液晶パネルなどのグラフィック表示器でアイコンを
表示できるので、簡単な構成とすることができる。
【0040】本発明の請求項3のハーモニータイプ表示
装置によれば、請求項1または請求項2と同様の効果が
得られるとともに、表示要素の前後方向または上下方向
の位置により原音とハーモニー音の音高関係をすぐに確
認できる。
【0041】本発明の請求項4のハーモニータイプ表示
装置によれば、請求項3と同様の効果が得られるととも
に、音符の符頭により、原音およびハーモニー音に係わ
る表示であることを直感的に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の鍵盤式電子楽器のブロック
図である。
【図2】本発明の実施形態におけるアイコンの第1実施
例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態におけるアイコンの第2実施
例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態におけるアイコンの第3実施
例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態におけるメイン処理のフロー
チャートである。
【図6】本発明の実施形態における押離鍵処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、6…操作子群、
7…液晶画面、61…オートハーモニースイッチ、62
…ハーモニータイプ選択スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D082 AA05 AA14 AA15 AA24 AA26 5D378 CC53 KK15 LA06 LA25 LA36 LB07 LB10 MM36 MM47 MM62 MM93 TT06 TT18 TT23 TT32 TT35 XX05 XX30 XX34 XX43 ZZ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原音に対してハーモニー音を付加するオ
    ートハーモニー機能のハーモニータイプを表示するハー
    モニータイプ表示装置であって、 前記原音と前記ハーモニー音の音高関係を視覚表示する
    ようにしたことを特徴とするハーモニータイプ表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記原音と前記ハーモニー音の音高関係
    を、ハーモニータイプに対応するアイコンにより視覚表
    示するようにしたことを特徴とする請求項1記載のハー
    モニータイプ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記原音と前記ハーモニー音にそれぞれ
    対応する複数の表示要素を縦方向に並べて表示するとと
    もに、該表示要素に原音およびハーモニー音の予め決め
    られた識別情報を付加することにより、前記原音および
    ハーモニー音の音高関係を視覚表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のハーモニー
    タイプ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示要素は音符の符頭の図柄である
    ことを特徴とする請求項3記載のハーモニータイプ表示
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009122611A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Yamaha Corp ハーモニー音生成装置及びプログラム
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