JP2000250382A - 光記録用媒体、媒体の製造方法および媒体を使用したホログラフィ方式 - Google Patents
光記録用媒体、媒体の製造方法および媒体を使用したホログラフィ方式Info
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Abstract
憶媒体に関する。 【解決手段】 本発明の光記録媒体は、典型的に交差連
結されて望ましいレベルの物理的安定性を提供するポリ
マー母体と、光活性モノマーからなる光形像可能な系と
を含む。光形像可能な系と母体ポリマーの実質的な均質
な散乱を含む傾向がある従来のポリマー媒体と違って、
本発明の母体と光形像可能な系は、相分離され、なおま
だ有効なホログラフィ特性が可能となるように、少ない
光散乱を示す。
Description
し、特にホログラフィシステムに有効な記憶媒体に関す
る。
憶装置および方法の開発者達は、記憶容量の増大を求め
続けている。この開発の一部として、特定のホログラフ
ィシステムでは、従来のメモリデバイスに代わるものと
して、いわゆるページ−ワイズ メモリシステムが提案
されている。ページ−ワイズ システムは、データの1
表現、たとえば1ページの記憶および読み出しを含む。
典型的に、記録光は、データを表す黒い領域と透明領域
の2次元配列を通過し、ホログラフィシステムは、記憶
媒体において屈折率を変更させるパターンとしてページ
のホログラフィ表現を3次元で記憶する。ホログラフィ
システムは、一般に、D. Psaltis et al.,“Holographi
c Memories,"Scientific American, November 1995に開
示されている。この開示は、参照によりここに含まれ
る。ホログラフィ記憶方法の1つは、位相相関多重ホロ
グラフィであり、これは、1998年2月17日発行の
米国特許第5,719,691号に開示されている。こ
の開示は、参照によりここに含まれる。
構成要素を示す。システム10は、変調デバイス12、
光記録媒体14およびセンサ16からなる。変調デバイ
ス12は、データを2次元で光学的に表すことができる
どんなデバイスでも良い。デバイス12は、典型的に
は、空間光変調器であり、変調器上にデータを符号化す
る符号化ユニットに取り付けられる。符号化に基づい
て、デバイス12は、デバイス12を通過する信号ビー
ム20の一部を選択的に通過させたり遮断したりする。
このようにして、ビーム20は、データ映像で符号化さ
れる。映像は、光記録媒体14上または内のある位置で
符号化信号ビーム20を基準ビーム22と干渉させるこ
とにより記憶される。この干渉は、たとえば屈折率を変
えるパターンとして媒体14内に捕捉される干渉パター
ン(すなわち、ホログラム)を作る。たとえば、使用さ
れる特定の基準ビームに依存して、基準ビーム22の角
度、波長または位相を変えることによって、1つ以上の
ホログラフィ映像を1個所および/または重なり合う位
置に記憶することができる。信号ビーム20は、典型的
に、媒体14において基準ビーム22と交差する前にレ
ンズ30を通過する。基準ビーム22も、この交差前に
レンズ32を通過することができる。データが媒体14
に記憶されると、基準ビーム22がデータの記憶中向い
ていたのと同じ位置、および角度、波長または位相(使
用された多重化方式に依存する)で基準ビーム22を媒
体14と交差させることによって、データを取り出すこ
とができる。復元されたデータは、レンズ34を通り、
センサ16に向けられる。センサ16は、たとえば、電
荷結合素子または能動画素センサである。センサ16
は、典型的には、データを復号するユニットに取り付け
られる。
は、記憶媒体によって幾分制限される。長年の間、研究
目的の記憶媒体として、鉄ドープされたリチウム ニオ
ブ酸塩が使用されている。しかしながら、リチウム ニ
オブ酸塩は高価で、感度(1J/cm2)が悪く、比較
的低い屈折率コントラスト(約10-4のΔn)を有し、
破壊的な読み出しを示す(すなわち、映像が読み出しに
より破壊される)。したがって、特に感光ポリマーフィ
ルムの領域では、他の代わるものが求められている。た
とえば、Selected Papers on Holographic Recording,
H.J.Bjelkagen,ed., SPIE Press, Vol. MS130 (1996)を
参照されたい。この一連の記事に説明されている材料
は、一般に、液体モノマー材料(光活性モノマー)と光
開始剤(露光に基づいてモノマーのポリマー化を促進す
る)を含む光形像可能な系を含む。ここで、光形像可能
な材料系は、実質的に露光に対して不活性の有機ポリマ
ー母体内に位置している。選択された領域における露光
による材料への情報の書き込み中、モノマーは、露出さ
れた領域においてポリマー化される。誘導されたポリマ
ー化で生じるモノマー濃度の低下に起因して、材料の暗
い露出されていない領域からのモノマーは、露出された
領域へ拡散する。ポリマー化とその結果生じる濃度勾配
は、屈折率変化を作り出し、データを表すホログラムを
形成する。典型的には、次に、この系は、媒体において
残りの光感度を全て破壊するフラッド硬化露出で固定さ
れる。(記録メカニズムのさらなる説明については、
“Organic Photochemical Refractive Index Image Rec
ording Systems" in Advances inPhotochemistry, Vol.
12, John Wiley & Sons (1980)を参照されたい。)こ
のタイプのほとんどのホログラフィシステムは、アクリ
ル酸塩エステル等の自由基の光活性モノマーの光モノマ
ー化に基づいている。たとえば、米国特許出願第08/
698,142号(我々の参照 Colvin-Harris-Katz-Sc
hilling1-2-16-10)を参照されたい。この開示は、参照
によりここに含まれる。
提供するが、光活性モノマーのポリマー化で生じる収縮
に起因する寸法変化を示す。また、この寸法変化は熱膨
張でも生じる。(熱膨張値の典型的な線係数は、約10
0から約300ppm/℃の範囲にわたる。)これらの
寸法変化は、わずかではあるが、記録されたホログラフ
ィ回折格子を歪め、データを復元することができる忠実
度を劣化させ、それにより、ポリマーが支持できるデー
タ密度を制限する傾向がある。これらの寸法変化を克服
するためのいくつかの試みが、光形像可能な系を含む多
孔質ガラス母体を用いた実験に至った。たとえば、米国
特許第4,842,968号および第4,187,11
1号や、V. I. Sukhanov et al., “Sol-Gel Porous Gl
ass as Holographic Medium," Journal of Sol-Gel Sci
ence and Technology, Vol. 8, 1111(1997)や、S. A. K
uchinskii, “Principles of hologram formation in c
apillary composites," Opt. Spectrosc., Vol. 72, N
o. 3,383 (1992)や、S. A.Kuchinskii, “The Principl
es of hologram formation in capillary composites,"
Laser Physics, Vol. 3, No. 6,1114 (1993)や、V. I.
Sukhanov, “Heterogeneous recording media," Three
-Dimentional Holography:Science, Culture, Educatio
n, SPIE Vol. 1238,226 (1989)や、V. I. Sukhanov,
“Porous Glassas a Storage medium," Optica Applica
ta, Vol. XXIV, No. 1-2,13 (1994)や、J. E. Ludman e
t al., “Very thick holographic nonspatial filteri
ng oflaser beams," Opt. Eng., Vol. 36, No.6,1700
(1997)を参照されたい。
号には、多孔質ガラス母体が光形像可能な系に浸され、
光形像可能な系が、母体の開放細孔中に拡散する方法が
開示されている。露光後、光形像可能な系の露出されて
いない、すなわちポリマー化されていない部分は、溶剤
で細孔から除去しなければならない。次いで、典型的
に、望ましい屈折率を提供する異なる材料が、細孔に差
し込まれる。読み出し可能なホログラムが形成されるの
は、これらのステップ後だけである。(最初の照射ステ
ップは、これらの前の母体ベースの媒体に見えない映像
を形成する傾向があったが、この見えない映像は、記録
に用いられるのと同一波長の光で破壊せずに読み出すこ
とができなかった。したがって、ホログラムが形成され
たとはみなされなかった。ここで使用されているよう
に、用語「読み出し可能なホログラム」は、記録に用い
られるのと同一波長の光で破壊せずに読み出すことがで
きるパターンを示している。)
m以上の媒体の形成ばかりでなく、望ましい剛性率と構
造上の一体性を提供するが、‘968特許は、このよう
な母体ベースの記録媒体において出会ういくつかの実際
上の欠点を示している。特に、反応または無反応材料を
除去して読み出し可能なホログラムを達成するために、
溶剤の複雑な化学処理が必要である。これらの処理は、
商業利用の観点から望ましくなく、また、材料の好まし
くない非均一性を生じる傾向もある。
媒体を製作する際の進歩がなされているが、さらなる進
歩が必要とされている。詳細には、改善された化学的お
よび構造的一体性を示し、さらに比較的簡単な処理で形
成される媒体が望まれている。
望ましい構造上の安定性を提供し、従来の媒体より複雑
でない処理で形成することができる。詳細には、この媒
体は、光形像可能な系とポリマー先行物を混合し、次い
で元の場所に先行物を硬化させるという比較的直接的な
処理で製作される。(元の場所は、母体が、光形像可能
な系の存在時に硬化されることを示す。母体は、光記録
材料(すなわち、母体、光形像可能な系および何か他の
付加物)が、少なくとも106Paの弾性係数を示す場
合に形成されると考えられる。硬化は、母体が、少なく
ともこの弾性係数を提供するように母体先行物を反応さ
せることを示す。)母体と光形像可能な系は、互いに対
して特定の性質を示すように選択される。まず、光形像
可能な系と母体先行物の光活性モノマーが、独立した反
応でポリマー化され、その結果、硬化ステップが,ホロ
グラム形成と干渉しない、すなわち妨げない。次に、母
体ポリマーと光形像可能な系は、(a)母体先行物と光
形像可能な系が実質的に溶ける、すなわち混和できる
が、(b)硬化中、母体先行物がポリマー化するにつれ
て、その結果生じるポリマーと光形像可能な系が相分離
するように選択される。(分離された相は、これらが、
光形像可能な系を支配的に含むのが明瞭な領域が存在す
ることを示している。初め加えられた光形像可能な系の
少なくとも75%が、これらの領域で見出され、これら
の明瞭な領域と母体ポリマーの間の界面領域には、変わ
る量の母体材料および光形像可能な系が含まれてい
る。)さらに、この相分離にもかかわらず、母体/光形
像可能な系は、少ない光散乱を示し、その結果、ホログ
ラフィ書き込みおよび読み出しが可能になる。
タイプの反応中間生成物、たとえば自由基的なものに対
するイオン的なもので進み、(b)中間生成物も、母体
がポリマー化される状態も、光活性モノマーの実質的な
ポリマー化(実質的なポリマー化はモノマーの20%以
上のポリマー化を示す)を引き起こさず、(c)中間生
成物も、母体がポリマー化される状態も、モノマーと母
体間の相互反応を引き起こすかまたは後でモノマーのポ
リマー化を示すかのどちらかになるモノマーの非ポリマ
ー化反応を引き起こさない、ことを示す。また、光開始
剤は、母体形成処理から実質的に生き残っている。少な
い光散乱は、ホログラム形成に使用される波長の90°
光散乱におけるレーリー比(R90 °)が、約7×10-3
以下であることを示している。レーリー比(Rθ)は、
従来知られている特性であり、M.Kerker, The Scatteri
ng of Light and Other Electromagnetic Radiation, A
cademic Press, 1969,38に説明されているように、媒体
が偏光されていない光の単位強度で照射された場合、ス
テラジアン当たり方位θの単位量だけ散乱したエネルギ
ーとして定義される。このレーリー比は、典型的に、知
られているレーリー比を有する基準材料で散乱されたエ
ネルギーとの比較によって得られる。)
系の実質的に均質の分散を含む傾向がある従来のポリマ
ー媒体と違って、本発明の媒体は、相分離されている
が、まだなお少ない光散乱を示す母体と光形像可能な系
を含む。この相分離を得るための選択は、例としてエア
ロゲルおよびポリマー分散液晶の技術において説明され
ているように、母体と光形像可能な系の相対特性、たと
えば可溶性と動力学に基づいている。さらに、使用され
る屈折率コントラストおよび波長等のパラメータは、レ
ーリー比に影響を与える。この媒体は、ホログラフィに
役立ち、好適には、母体は、従来のポリマーベースの媒
体で示されたように、映像形成に起因するバルク縮小の
程度を軽減するのに十分な固さになっている。せん断レ
オロジーで測定されるように少なくとも106Paの強
度が、特に望ましく、この測定量は、書き込みに基づく
有害な光学的変化をありのままに予測するものとして使
用される。N,N−ディメチルアクリルアミドの光活性
モノマーと交差連結されたメラミン−ホルムアルデヒド
樹脂母体は、有効な硬さ、相分離およびホログラフィ特
性を提供することがわかった。
とポリマー母体先行物を混合し、元の場所に先行物を硬
化させることにより製作される。光形像可能な系と母体
先行物の光活性モノマーは、独立した反応でポリマー化
されるように選択されるので、母体硬化ステップは、ホ
ログラム形成と干渉しない、すなわち妨げない。また、
母体ポリマーと光形像可能な系成分は、(a)母体先行
物と光形像可能な系が実質的に溶ける、すなわち混和で
きるが、(b)硬化中、母体先行物がポリマー化するに
つれて、その結果生じるポリマーと光形像可能な系が相
分離するように選択される。この処理は、低い光散乱を
提供するように設計され、材料選択され、そのため、有
効なホログラフィが可能となる。また、ホログラフィ特
性を改善するための母体と光形像可能な系間の屈折率コ
ントラストは、屈折率コントラスト(Δn)およびレー
リー比の波長の傾向のように、材料選択時に考慮すべき
事柄である。
の場所に形成される固体ポリマーである。前述のよう
に、母体は、光記録材料、すなわち母体材料プラス光活
性モノマー、光開始剤および/または他の付加物が、少
なくとも106Paの弾性係数を示す場合に形成される
と考えられる。一般に、光記録材料は、せん断レオロジ
ーで測定されるように、約106Pa乃至約109Pa、
好適には少なくとも10 7Paの弾性係数を示す。先行
物として、1つ以上のモノマー、1つ以上のオリゴマー
またはモノマーとオリゴマーの組み合わせとすることが
できる。さらに、1つの先行物分子か先行物分子群のど
ちらかにより、1つより多いタイプの先行物機能群とす
ることが可能である。(先行物機能群は、母体硬化中ポ
リマー化のための反応現場がある先行物分子の1グルー
プまたは複数グループである。)母体として、直線構造
に対抗するものとして、望ましい強度を提供するため
に、3次元交差連結された構造を示すことが好適であ
る。特に、交差連結された構造は、ホログラフィ記録中
ポリマーベースの媒体により典型的に示されるバルク縮
小にもっと良く耐えることができる。
めに企図されるポリマー化反応の例は、陽イオンエポキ
シポリマー化、陽イオンビニルエーテルポリマー化、エ
ポキシ−アミンステップポリマー化、エポキシ−メルカ
プタンステップポリマー化、(マイケル付加を介する)
非飽和エステル−メルカプタンステップポリマー化、ビ
ニル−シリコン水素化物ステップポリマー化(ハイドロ
シリレーション)、イソシアン酸塩−水酸基ステップポ
リマー化(ウレタン組成)およびイソシアン酸塩−アミ
ンステップポリマー化(尿素組成)を含む。これらの反
応のうちのいくつかは、適当な触媒で機能付与されるか
または促進される。
化を受けることができ、母体材料との組み合わせで、本
発明の独立した反応および相分離必要条件を満足するど
んな1つのモノマーまたは複数のモノマーでも良い。適
当な光活性モノマーは、自由基反応でポリマー化するも
の、たとえば、アクリル酸塩、メタクリル酸塩、スチレ
ン、置換スチレン、ビニル ナフタリン、置換ビニル
ナフタリンおよび他のビニル誘導体等のエチレン非飽和
を含む分子を含む。また、自由基共重合できるペア系、
たとえば、マレイン酸塩と混合されたビニル エーテル
も適している。また、ビニル エーテルやエポキシ等の
陽イオン的にポリマー化できる系を使用することも可能
である。また、1つの光活性モノマー分子として、1つ
以上の機能群を含むことも可能である。
に光開始剤を含む(光開始剤と光活性モノマーは、光開
始可能な系全体の一部になる)。光開始剤は、特定の光
活性モノマーのポリマー化を開始する種の源を提供す
る。典型的に、光開始可能な系の重量に基づく0.1乃
至5wt.%光開始剤は、望ましい結果を提供する。当
業者に知られており市販されている種々の光開始剤は、
本発明における使用に適している。特に従来のレーザ源
から入手できる波長、たとえば、Ar+(458,48
8,514nm)およびHe−Cdレーザ(422n
m)の青色および緑色線、周波数二重化YAGレーザ
(532nm)の緑色線およびHe−Ne(633n
m)およびKr+レーザ(647および676nm)の
赤色線の、スペクトラムの可視部分の光に感度がある光
開始剤を使用するのが好適である。
物、たとえば、屈折率コントラストを改善するために比
較的高いまたは低い屈折率を有する不活性拡散剤を使用
することも可能である。特定の用途の中には、逆拡散剤
…モノマーの露出誘導原子移動の方向と反対野方向に拡
散する互換材料、がある。逆拡散剤は、露出領域と非露
出領域間の屈折率コントラストをさらに強調するのに役
立つ。
光活性モノマーのポリマー化反応は、(a)反応が異な
るタイプの反応中間生成物で進められ、(b)中間生成
物も、母体がポリマー化される状態も、光活性モノマー
の実質的なポリマー化を引き起こさず、(c)中間生成
物も、母体がポリマー化される状態も、(モノマーと母
体間の)相互反応を引き起こすかまたは後でモノマーの
ポリマー化を示すかのどちらかになるモノマーの非ポリ
マー化反応を引き起こさない、ように選択される。項目
(a)によれば、母体は、イオン中間生成物の使用によ
りポリマー化されている場合、自由基反応の使用により
光活性モノマーをポリマー化するのに適している。しか
しながら、項目(B)によれば、イオン中間生成物は、
光活性モノマーの実質的なポリマー化を引き起こさな
い。他の点で独立している2つの反応は、両方とも1つ
の反応条件で進められる場合は、本発明の目的に関して
独立していない。項目(c)によれば、たとえば、塩基
が接触作用を受ける母体ポリマー化は、モノマーのポリ
マー化が独立した反応で実行される場合でさえ、光活性
モノマーが塩基に応じて非ポリマー化反応を経験する時
に実行されない。さらに、光開始剤は、実質的に、母体
組成にもかかわらず残る。
な系成分と母体先行物(およびその結果生じるポリマ
ー)は、母体と光形像可能な系に基づいて選択される。
当業者に知られているガイドラインは、たとえば、ポリ
マー散乱した液晶(PDLC)の文献に示されている。
PDLC論文については、P.Drzaic, Liquid Crystal D
ispersions, in Series on Liquid Crystals, Vol. 1,
World Scientific (1995)や、J.W.Doane, “Polymer Di
spersed Liquid Crystal Displays", in LiquidCrystal
s-Applications and Uses, Vol. 1, 361-395, World Sc
ientific (1990)を参照されたい。これらの開示は、参
照によりこれに含まれる。ポリマーの相分離によるポリ
マー母体における液晶の分散を達成するための要件は、
本質的に、本発明によるポリマー母体における光形像可
能な系の明瞭な領域を得るための要件と同じである。元
の位置におけるオリゴマーのポリマー化で誘導される相
分離は、Drzaic, supra, at pages 31-47 and 75-92、
この後者の部分は関連した動的要件を論じている、およ
び、Doane, supra, at page 364で論じられている。引
例に示されているように、光形像可能な系の明瞭な領域
の最終的なサイズは、領域の形成速度、拡散による領域
の成長、および、ポリマー母体が構造全体中に閉じ込め
られるメカニズムを含む多くの要因によって決まるだろ
う。たとえば、早いポリマー化は、領域の早い形成と母
体相の硬度の早い増加とに起因して、領域が小さくなる
傾向がある。さらに、ドーン(Doane)は、378
−383ページで、光散乱による相分離と屈折率コント
ラストの影響について述べている。
ekala)の米国特許第5,081,163号や、G.
Ruben and R.Pekala, “High Resolution TEM of Organ
ic Aerogels and Inorganic Aerogels," Mat.Res.Soc.S
ymp.Proc., Vol. 180,785 (1990)や、L.Hrubesh and R.
Pekala, “Thermal Properties of organic and inorga
nic aerogels," J.Mater.Res., Vol. 9, No. 3,731 (19
94)や、R.Pekala et al., “A Comparison of Mechanic
al Properties and Scaling Law Relationships for Si
lica Aerogels and Their Organic Counterparts," Ma
t.Res.Soc.Symp.Proc., Vol. 207,197 (1991)に説明さ
れている。これらの開示は、参照によりこれに含まれ
る。これらの有機エアロゲルは、本発明の媒体のポリマ
ー母体として役立ち、また、多孔質母体構造を形成する
能力に起因して相分離に役立つ。たとえば、米国特許第
第5,081,163号の第6欄第41〜59行目に説
明されているように、エアロゲルの製作は、溶剤充填孔
を含み、続いて溶剤を除去して、エアロゲルの空気充填
孔特性を含む母体の形成を包含する。しかしながら、本
発明では、これらの孔内に光形像可能な系を保持するの
が望ましい。PDLCの技術で発見された相分離ガイド
ラインを伴うエアロゲル製作の標準的な方法は、このよ
うな構造を提供する際に有効である。光形像可能な系の
領域を含むこのような有機エアロゲル母体の形成は、以
下の例に示される。母体先行物から独立したメカニズム
でポリマー化する光活性モノマーを提供し、母体ポリマ
ー化に基づいて相分離するように母体先行物と光形像可
能な系を選択することによって、エアロゲルの母体構造
の形成過程との干渉は軽減される。それにより、ホログ
ラフィ媒体に望ましい構造(すなわち、光形像可能な系
の明瞭な領域)が得られる。
硬化条件等の変数も、相分離にかなりの影響を及ぼし、
したがって、これらの変数は、望ましい結果を提供する
ように調整される。また、母体と光形像可能な系間の屈
折率コントラストも、媒体のホログラフィ特性を改善す
るために材料を選択する場合の要件となる。また、屈折
率コントラストと使用される特定波長も、レーリー比に
影響を及ぼす。
形像可能な系を含み、この母体と光形像可能な系は相分
離されるため、光形像可能な系を支配的に含む明瞭な領
域が存在すると共に、ホログラム形成に使用される波長
の90°光散乱のレーリー比(R90 °)は、前述のよう
に約7×10-3以下になる。(このレーリー比は、媒体
におけるホログラム形成前(母体硬化後)とホログラム
形成後の両方でわかる。)一般に、約50nm以下の最
大寸法を有する光形像可能な系の明瞭な領域は、この少
ない光散乱を達成するのに適している。好適には、光形
像可能な系の明瞭な領域の少なくとも一部は、少なくと
も1つの他の領域に連結されており、この相互連結によ
り、光活性モノマーは、ホログラム形成中に一方の領域
から他方の領域へより容易に拡散することが可能とな
る。フラッド硬化の速度は、母体中にモノマーがほとん
どなく、領域間の容易な拡散を示唆したことが観測され
た。しかしながら、領域のサイズ、領域の相互連結、お
よび光散乱の特定レベルは、有効なホログラフィ特性を
達成するための二次的なものである。したがって、領域
サイズおよび相互連結と、光散乱は、母体および光形像
可能な形の特定成分に基づいて変わる傾向がある。
メチルアクリルアミドの光活性モノマーと交差連結され
た交差連結されたメラミン−ホルムアルデヒド樹脂母体
は、(上記に引用した引例で説明されているように)有
機エアロゲルを容易に形成し、望ましい硬さ、相分離お
よびホログラフィ特性を提供することがわかった。本発
明は、典型的なもののつもりである以下の例でさらに明
快にされる。
は、0.34mlのN,N−ディメチルアクリルアミド
モノマー(光活性モノマー)と、0.10mlのフェ
ニルナフタリン(拡散剤)と、0.083gの光開始剤
−2回(シクロペンタジェニル)2回[2,6−ディフ
ルオロ−3(1−H−ピロール−1−基)フェニル]チ
タニウム(チバ−ガイギーC67845)とを混合する
ことにより形成された。(これらの量は、約10wt.
%モノマーと約7wt.%フェニルナフタリンを提供し
た。)光形像可能な系に、2.5mlのポリ(メラミン
−コ−ホルムアルデヒド)メチル化樹脂(アルドリッチ
ケミカル社から入手される)が加えられた。続いて、
樹脂の硬化を開始させるために、0.125mlの濃塩
酸が添加され、次いで、この混合物が、Krazy(登
録商標)にかわで密閉されたテフロンプラグを備えた
7.5mm酸化ジルコニウムNMR(核磁気共鳴)回転
体内に置かれた。プラグは、硬化中の揮発性生成物の減
りを防ぐ。材料は、58℃で一晩(約18時間)で硬化
した。
に、固体NMR試験が行なわれた。この試験は、硬化し
た材料が、9.6nmの寸法を有しかつ領域間が20.
7nmの支配的にN,N−ディメチルアクリルアミド
モノマーの明瞭な領域を含んで相分離されたことを示し
た。
が測定された。材料は例1にしたがって作られたが、塩
酸の添加による混合物が、液体を保持するためにガスケ
ットを用いた2枚のガラス板の間に置かれた。硬化が例
1のように行なわれた。硬化後、材料の厚さは約0.5
nmになった。
方法で行なわれた。ホログラフィ記録のための基準ビー
ムと信号ビームが、532nmの波長の光を発生するコ
ヒーレントポンプされたYAGレーザより供給された。
この2つのビームは、媒体の表面と直角の光線が2つの
ビームを二分するように、媒体に向けられた。ビーム間
の1/2角度は、(周知の関係d=λ/{(n)(2s
in(θ)}にしたがう)回折格子のd間隔を変化させ
るように変えられた。その結果生じた干渉パターンは、
0.9の回折格子可視度を持った。(回折格子可視度
は、技術上知られており、2E0 E1 /E0 2+E1 2の値
として定義される。ここで、E0 およびE 1 は、それぞ
れ、2ビームの各々に関する場の振幅を表す。)
が、媒体の光反応を引き起こすことなく回折格子形成の
初期段階のリアルタイム監視を提供した。HeNeプロ
ーブビームによる回折量の大きさは、質的にホログラム
強度に比例したが、量的に正確な量ではなかった。
(0.002度分解能を有する)クリンガー回転ステー
ジを使用して媒体角度を漸増的に進め、次いでシリコン
ダイオード検出器を使用してサンプルからの回折光を監
視することにより、ホログラムの角度依存性が測定され
た。最終的な回折効率が、基準ビームに対して測定され
た最大回折から算出され、図2に表されている。図3
は、書き込み中に行なわれたリアルタイム監視からの屈
折率コントラストを示す。(回折効率は、知られている
方法を用いて対応するΔnに変換された。)
ル上の可視光スペクトラムにおける10mW/cm2を
提供するようにろ波されたキセノンランプを用いて行な
われた。図4は、回折格子が、夜通しの照射によりふち
にだけ影響を与えたことを示している。本発明の他の実
施例は、ここに開示された本発明の詳述と実施方法の考
察から当業者に明らかになるだろう。
ある。
アルタイム監視を示す図である。
性を示す図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 ポリマー母体と、光活性モノマーを含む
光形像可能な系とを含み、 前記母体と光形像可能な系は相分離されて、ホログラム
形成に有効な波長の90゜光散乱における約7×10-3
以下のレーリー比を示し、 前記ポリマー母体は、光活性モノマーがポリマー化され
る反応から独立したポリマー化反応によって形成するこ
とができる光記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1記載の光記録媒体において、光
形像可能な系は、さらに光開始剤を含む光記録媒体。 - 【請求項3】 請求項1記載の光記録媒体において、光
形像可能な系は、さらに逆拡散剤を含む光記録媒体。 - 【請求項4】 請求項1記載の光記録媒体において、ポ
リマー母体は、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂からな
る光記録媒体。 - 【請求項5】 請求項4記載の光記録媒体において、光
形像可能な系は、N,N−ディメチルアクリルアミド
モノマーからなる光記録媒体。 - 【請求項6】 請求項5記載の光記録媒体において、光
形像可能な系は、さらにフェニルナフタリンの逆拡散剤
を含む光記録媒体。 - 【請求項7】 光記録媒体を製作する方法であって、 ポリマー母体と、光活性モノマーからなる光形像可能な
系とからなる混合物を用意するステップと、 元の場所にポリマー母体先行物を硬化させ、ポリマー母
体を形成するステップとからなり、 硬化ステップ中、母体と光形像可能な系が相分離して、
ホログラム形成に有効な波長の90゜光散乱における約
7×10-3以下のレーリー比を示し、ポリマー母体は、
光活性モノマーをポリマー化することができる反応から
独立した反応によってポリマー化される方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の方法において、光形像可
能な系は、さらに光開始剤を含む方法。 - 【請求項9】 請求項7記載の方法において、光形像可
能な系は、さらに逆拡散剤を含む方法。 - 【請求項10】 請求項7記載の方法において、ポリマ
ー母体は、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂からなる方
法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において、光形
像可能な系は、N,N−ディメチルアクリルアミド モ
ノマーからなる方法。 - 【請求項12】 請求項11記載の方法において、光形
像可能な系は、さらにフェニルナフタリンの逆拡散剤を
含む方法。 - 【請求項13】 請求項10記載の方法において、硬化
は、混合物への酸の添加により行われる方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の方法において、酸は
塩酸である方法。 - 【請求項15】 光記録媒体の選択された領域を照射す
るステップを含み、光記録媒体は、ポリマー母体と、光
活性モノマーからなる光形像可能な系とからなるからな
る、ホログラフィのための方法であって、 照射は、光活性モノマーのポリマー化を引き起こし、 母体と光形像可能な系は相分離されて、ホログラム形成
に有効な波長の90°光散乱における約7×10-3以下
のレーリー比を示し、 ポリマー母体は、光活性モノマーがポリマー化される反
応から独立したポリマー化反応によって形成することが
できる方法。 - 【請求項16】 請求項15記載の方法において、光形
像可能な系は、さらに光開始剤を含む方法。 - 【請求項17】 請求項15記載の方法において、光形
像可能な系は、さらに逆拡散剤を含む方法。 - 【請求項18】 請求項15記載の方法において、ポリ
マー母体は、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂からなる
方法。 - 【請求項19】 請求項18記載の方法において、光形
像可能な系は、N,N−ディメチルアクリルアミド モ
ノマーからなる方法。 - 【請求項20】 請求項19記載の方法において、光形
像可能な系は、さらにフェニルナフタリンの逆拡散剤を
含む方法。
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