JP2000250353A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP2000250353A JP2000250353A JP11055268A JP5526899A JP2000250353A JP 2000250353 A JP2000250353 A JP 2000250353A JP 11055268 A JP11055268 A JP 11055268A JP 5526899 A JP5526899 A JP 5526899A JP 2000250353 A JP2000250353 A JP 2000250353A
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- JP
- Japan
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- fixing
- roller
- movable
- rollers
- fixing roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の定着ローラを定着所定対象の違いに応
じて使い分けるのに通紙経路を1つにできるようにす
る。 【解決手段】 不動な定着ローラ1、この不動な定着ロ
ーラ1の一方側に配置された種類の違う複数の可動な定
着ローラ2、3・・、これら複数の可動な定着ローラ
2、3・・の必要に応じ選択されるものを不動な定着ロ
ーラ1の前記一方側への接触位置に移動させて双方間で
定着処理できるようにするローラ移動手段4を備え、ロ
ーラ移動手段4の移動により、選択されたものが不動な
定着ローラ1の一方側への接触位置に移動されるように
することで、上記の目的を達成する。
じて使い分けるのに通紙経路を1つにできるようにす
る。 【解決手段】 不動な定着ローラ1、この不動な定着ロ
ーラ1の一方側に配置された種類の違う複数の可動な定
着ローラ2、3・・、これら複数の可動な定着ローラ
2、3・・の必要に応じ選択されるものを不動な定着ロ
ーラ1の前記一方側への接触位置に移動させて双方間で
定着処理できるようにするローラ移動手段4を備え、ロ
ーラ移動手段4の移動により、選択されたものが不動な
定着ローラ1の一方側への接触位置に移動されるように
することで、上記の目的を達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定着装置に関し、例
えば定着条件が異なる場合がある画像形成に好適な定着
装置に関するものである。
えば定着条件が異なる場合がある画像形成に好適な定着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主として黒色のモノクロ画像を形
成する電子写真装置の定着装置は、構造が簡単で低コス
トであることから、金属製の基体の表面にテフロン層を
設けたいわゆるハードローラを定着ローラとして用いて
いる。しかし、複数種類のカラートナーを用いてカラー
画像を形成する電子写真装置の定着装置では、ハードロ
ーラ方式はトナー特性との相性や画質の面で満足できな
いのでほとんど用いられず、シリコンあるいはフッ素系
のゴムを表面層とするいわゆるソフトローラを用いるの
が主流になっている。
成する電子写真装置の定着装置は、構造が簡単で低コス
トであることから、金属製の基体の表面にテフロン層を
設けたいわゆるハードローラを定着ローラとして用いて
いる。しかし、複数種類のカラートナーを用いてカラー
画像を形成する電子写真装置の定着装置では、ハードロ
ーラ方式はトナー特性との相性や画質の面で満足できな
いのでほとんど用いられず、シリコンあるいはフッ素系
のゴムを表面層とするいわゆるソフトローラを用いるの
が主流になっている。
【0003】カラー画像の定着処理では、異色のトナー
層が3層程度重なっていて、これを十分に溶融させて合
成する必要がある。そうでないと十分に発色しない。ま
た、トナー層が厚いため表層から画像担持用紙との界面
までの伝熱に時間が掛かる。
層が3層程度重なっていて、これを十分に溶融させて合
成する必要がある。そうでないと十分に発色しない。ま
た、トナー層が厚いため表層から画像担持用紙との界面
までの伝熱に時間が掛かる。
【0004】また、シャープメルトなトナーを用いるた
め高温では離型できない。これらの理由でカラー画像を
定着処置対象とする定着装置は加熱時間を十分にとる必
要がある。通紙速度を落とさずに加熱時間を十分にとる
には定着ローラのニップ幅を大きくする必要があり、そ
れには定着ローラの大型化、ゴム層の厚肉化、高圧化な
どが考えられる。しかし、電子写真装置全体の大きさや
ウォーミングアップ時間の制限とのバランスを保ちつつ
ニップ時間を稼ぐようにしている。
め高温では離型できない。これらの理由でカラー画像を
定着処置対象とする定着装置は加熱時間を十分にとる必
要がある。通紙速度を落とさずに加熱時間を十分にとる
には定着ローラのニップ幅を大きくする必要があり、そ
れには定着ローラの大型化、ゴム層の厚肉化、高圧化な
どが考えられる。しかし、電子写真装置全体の大きさや
ウォーミングアップ時間の制限とのバランスを保ちつつ
ニップ時間を稼ぐようにしている。
【0005】このソフトローラは価格的に高価になり、
かつ寿命も短い。従って、モノクロ画像を定着処理対象
とする定着装置と比較すると、イニシャルコスト、ラン
ニングコストのいずれも高くなる。
かつ寿命も短い。従って、モノクロ画像を定着処理対象
とする定着装置と比較すると、イニシャルコスト、ラン
ニングコストのいずれも高くなる。
【0006】特に、電子写真装置を用いた画像形成装置
が、モノクロ画像形成モードと、カラー画像形成モード
とを有していると、モノクロ画像形成モードでもソフト
ローラが用いられて徒に消耗するので、モノクロ画像形
成モードでの作像頻度が高い場合に、モノクロ画像形成
モード専用の作像装置に比較してデメリットが大きくな
ってしまう。
が、モノクロ画像形成モードと、カラー画像形成モード
とを有していると、モノクロ画像形成モードでもソフト
ローラが用いられて徒に消耗するので、モノクロ画像形
成モードでの作像頻度が高い場合に、モノクロ画像形成
モード専用の作像装置に比較してデメリットが大きくな
ってしまう。
【0007】特許第279577号公報、特許第279
5578号公報は、中央の定着ローラがそれの上下に配
したソフトローラとハードローラとに切り替え接触でき
るようにし、モノクロ画像形成モードでは中央ローラを
ハードローラに接触させて双方間のニップ部で定着処理
をし、カラー画像形成モードでは中央ローラをソフトロ
ーラに接触させて双方間のニップ部で定着処理をするこ
とにより、ソフトローラが徒に消耗されないようにする
技術を開示している。
5578号公報は、中央の定着ローラがそれの上下に配
したソフトローラとハードローラとに切り替え接触でき
るようにし、モノクロ画像形成モードでは中央ローラを
ハードローラに接触させて双方間のニップ部で定着処理
をし、カラー画像形成モードでは中央ローラをソフトロ
ーラに接触させて双方間のニップ部で定着処理をするこ
とにより、ソフトローラが徒に消耗されないようにする
技術を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特許公報
に開示の技術では、カラー画像形成モードとモノクロ画
像形成モードで、定着装置に突入する用紙の通紙経路が
2通りになる。このため、通紙経路を2つの位置に切り
替えたり、2つの通紙経路を形成しておいて選択使用す
る必要がある。このため、定着装置を備える画像形成機
器の構造が複雑かつ大型になり、コスト上昇の原因にも
なる。また、通紙経路を切り替えて用紙の向きを強制的
に変えると、用紙上に転写され担持している未定着のト
ナーが用紙ガイドなどに触れて画像が乱れたり、あるい
は通紙ガイドなどまわりを汚したりしやすくなる問題も
ある。
に開示の技術では、カラー画像形成モードとモノクロ画
像形成モードで、定着装置に突入する用紙の通紙経路が
2通りになる。このため、通紙経路を2つの位置に切り
替えたり、2つの通紙経路を形成しておいて選択使用す
る必要がある。このため、定着装置を備える画像形成機
器の構造が複雑かつ大型になり、コスト上昇の原因にも
なる。また、通紙経路を切り替えて用紙の向きを強制的
に変えると、用紙上に転写され担持している未定着のト
ナーが用紙ガイドなどに触れて画像が乱れたり、あるい
は通紙ガイドなどまわりを汚したりしやすくなる問題も
ある。
【0009】本発明の目的は、複数の定着ローラを定着
所定対象の違いに応じて使い分けるのに通紙経路を1つ
にできる定着装置を提供することにある。
所定対象の違いに応じて使い分けるのに通紙経路を1つ
にできる定着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の定着装置は、不動な定着ローラ
と、この不動な定着ローラの一方側に配置された種類の
違う複数の可動な定着ローラと、これら複数の可動な定
着ローラの必要に応じ選択されるものを前記不動な定着
ローラの前記一方側への接触位置に移動させて双方間で
定着処理できるようにするローラ移動手段と、を備えた
ことを1つの特徴としている。
するために、本発明の定着装置は、不動な定着ローラ
と、この不動な定着ローラの一方側に配置された種類の
違う複数の可動な定着ローラと、これら複数の可動な定
着ローラの必要に応じ選択されるものを前記不動な定着
ローラの前記一方側への接触位置に移動させて双方間で
定着処理できるようにするローラ移動手段と、を備えた
ことを1つの特徴としている。
【0011】これにより、複数の可動な定着ローラは不
動な定着ローラの一方側にあって、移動手段の移動によ
り、選択されたものが不動な定着ローラの一方側への接
触位置に移動されて、どの可動な定着ローラが選択され
ても不動な定着ローラの一方側に双方のニップ部が常に
できるので、定着処理のための通紙経路は定着ローラの
一方側に位置する1つでよくなり、簡単かつ小型な構造
で安価な定着装置にて、定着処理対象の種類の違いに対
応し可動な定着ローラを使い分けられる。
動な定着ローラの一方側にあって、移動手段の移動によ
り、選択されたものが不動な定着ローラの一方側への接
触位置に移動されて、どの可動な定着ローラが選択され
ても不動な定着ローラの一方側に双方のニップ部が常に
できるので、定着処理のための通紙経路は定着ローラの
一方側に位置する1つでよくなり、簡単かつ小型な構造
で安価な定着装置にて、定着処理対象の種類の違いに対
応し可動な定着ローラを使い分けられる。
【0012】しかも、複数の可動な定着ローラは、その
選択に応じて、不動な定着ローラの一方側のほぼ同じ角
度からの接触位置に移動されるようにすると、どの可動
な定着ローラを選択使用する場合でもニップ部の位置は
一定し、定着処理対象を担持している用紙類の通紙がさ
らに安定する。
選択に応じて、不動な定着ローラの一方側のほぼ同じ角
度からの接触位置に移動されるようにすると、どの可動
な定着ローラを選択使用する場合でもニップ部の位置は
一定し、定着処理対象を担持している用紙類の通紙がさ
らに安定する。
【0013】ローラ移動手段は、1つの移動部材に複数
の可動な定着ローラを支持し、1つの移動部材の移動に
よって選択された可動な定着ローラが不動な定着ローラ
と接触するように複数の可動な定着ローラの位置を切り
替えるものとすることができる。それには、移動部材
は、複数の可動な定着ローラの回転軸から離れた位置に
ある回動軸のまわりに回動して前記位置の切り替えを行
ってもよいし、複数の可動な定着ローラが並ぶ方向にス
ライドして前記位置の切り替えを行ってもよく、これら
の方法では2つ以上の定着ローラの切り替え使用が行え
る。また、移動部材は揺動して前記位置の切り替えを行
ってもよい。さらに、移動部材は支持した複数の可動な
定着ローラの間に位置する回転軸まわりの回動によって
前記位置の切り替えを行ってもよく、この場合も2つ以
上の定着ローラの切り替え使用が行える。
の可動な定着ローラを支持し、1つの移動部材の移動に
よって選択された可動な定着ローラが不動な定着ローラ
と接触するように複数の可動な定着ローラの位置を切り
替えるものとすることができる。それには、移動部材
は、複数の可動な定着ローラの回転軸から離れた位置に
ある回動軸のまわりに回動して前記位置の切り替えを行
ってもよいし、複数の可動な定着ローラが並ぶ方向にス
ライドして前記位置の切り替えを行ってもよく、これら
の方法では2つ以上の定着ローラの切り替え使用が行え
る。また、移動部材は揺動して前記位置の切り替えを行
ってもよい。さらに、移動部材は支持した複数の可動な
定着ローラの間に位置する回転軸まわりの回動によって
前記位置の切り替えを行ってもよく、この場合も2つ以
上の定着ローラの切り替え使用が行える。
【0014】不動な定着ローラはソフトローラ、可動な
定着ローラの少なくとも1つはソフトローラ、少なくと
も1つはハードローラであると、上記したようにソフト
ローラをカラー画像形成モードに用い、ハードローラを
モノクロ画像形成モードに用いて有効である。
定着ローラの少なくとも1つはソフトローラ、少なくと
も1つはハードローラであると、上記したようにソフト
ローラをカラー画像形成モードに用い、ハードローラを
モノクロ画像形成モードに用いて有効である。
【0015】可動な定着ローラのローラ径は、ハードロ
ーラの方が小さくなるようにすることにより、ソフトロ
ーラをカラー画像のトナーの定着に十分な大きさおよび
構造のものとしながらハードローラの径をそれよりも小
さくして装置が徒に大きくなるのを防止することができ
る。
ーラの方が小さくなるようにすることにより、ソフトロ
ーラをカラー画像のトナーの定着に十分な大きさおよび
構造のものとしながらハードローラの径をそれよりも小
さくして装置が徒に大きくなるのを防止することができ
る。
【0016】可動な定着ローラの不動な定着ローラとの
接触で作られるニップ幅は、ハードローラの方が小さく
することにより、ソフトローラをカラー画像のトナーの
定着に十分なニップ幅が得られる構造のものとしながら
ハードローラが作るニップ幅をそれよりも小さくして定
着ローラの寿命が徒に低下するのを防止することができ
る。
接触で作られるニップ幅は、ハードローラの方が小さく
することにより、ソフトローラをカラー画像のトナーの
定着に十分なニップ幅が得られる構造のものとしながら
ハードローラが作るニップ幅をそれよりも小さくして定
着ローラの寿命が徒に低下するのを防止することができ
る。
【0017】可動な定着ローラの表面温度は、ハードロ
ーラの方が高くなるようにして、小型ハードトーラによ
る小さいニップで幅でも定着可能とる。
ーラの方が高くなるようにして、小型ハードトーラによ
る小さいニップで幅でも定着可能とる。
【0018】可動な定着ローラは、不動な定着ローラと
接触しない間も、定着温度に保たれているようにして、
選択使用される可動な定着ローラがいつ切り替わって
も、ウォーミングアップなしに即時定着処理できる。
接触しない間も、定着温度に保たれているようにして、
選択使用される可動な定着ローラがいつ切り替わって
も、ウォーミングアップなしに即時定着処理できる。
【0019】可動な定着ローラと不動な定着ローラと
は、定着処理対象の形成動作中以外は接触を解除される
ようにして、疲労や永久歪みを生じやすいハードローラ
などを含め、定着ローラが無駄に圧接されることによっ
て徒に寿命が低下するのを防止することができる。
は、定着処理対象の形成動作中以外は接触を解除される
ようにして、疲労や永久歪みを生じやすいハードローラ
などを含め、定着ローラが無駄に圧接されることによっ
て徒に寿命が低下するのを防止することができる。
【0020】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は、可能な限りにおいてそれ単独で、あるい
は種々な組み合わせで複合してもちいることができる。
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は、可能な限りにおいてそれ単独で、あるい
は種々な組み合わせで複合してもちいることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て実施例とともに図を参照しながら詳細に説明し、本発
明の理解に供する。
て実施例とともに図を参照しながら詳細に説明し、本発
明の理解に供する。
【0022】本実施の形態はモノクロ画像形成モードと
カラー画像形成モードとで、ハードローラとソフトロー
ラとを切り替え使用して、高価なソフトローラの寿命が
徒に低下しないようにした場合の一例である。しかし、
本発明はこれに限られることはなく、定着処理対象の種
類の違いに応じて複数の異なる種類の定着ローラを選択
使用する定着装置全般に適用して有効である。
カラー画像形成モードとで、ハードローラとソフトロー
ラとを切り替え使用して、高価なソフトローラの寿命が
徒に低下しないようにした場合の一例である。しかし、
本発明はこれに限られることはなく、定着処理対象の種
類の違いに応じて複数の異なる種類の定着ローラを選択
使用する定着装置全般に適用して有効である。
【0023】本実施の形態は図1〜図6に示すように、
定位置で回転駆動される不動な定着ローラ1と、この不
動な定着ローラ1の一方側、例えば図の実施例のように
上側に配置された種類の違う複数の可動な定着ローラ
2、3・・と、これら複数の可動な定着ローラ2、3・
・の必要に応じ選択されるものを前記不動な定着ローラ
1の前記一方側への接触位置に移動させて双方間で定着
処理できるようにするローラ移動手段4とを備えてい
る。特に、複数の可動な定着ローラ2、3・・が不動な
定着ローラ1の一方側に接触する位置は図に示す実施例
のようにほぼ同じ角度から接触する位置とするのが好適
である。もっとも、その接触位置は不動な定着ローラ1
のまわりのどの位置でもよく、定着処理対象であるトナ
ー5を担持した用紙類6を通紙する通紙経路7の設計向
きに応じて設定すればよい。なお、定着処理対象とする
トナー5は粉体でも液体でも双方が混合したものでもよ
い。また、トナー以外の印字材料であってもよい。
定位置で回転駆動される不動な定着ローラ1と、この不
動な定着ローラ1の一方側、例えば図の実施例のように
上側に配置された種類の違う複数の可動な定着ローラ
2、3・・と、これら複数の可動な定着ローラ2、3・
・の必要に応じ選択されるものを前記不動な定着ローラ
1の前記一方側への接触位置に移動させて双方間で定着
処理できるようにするローラ移動手段4とを備えてい
る。特に、複数の可動な定着ローラ2、3・・が不動な
定着ローラ1の一方側に接触する位置は図に示す実施例
のようにほぼ同じ角度から接触する位置とするのが好適
である。もっとも、その接触位置は不動な定着ローラ1
のまわりのどの位置でもよく、定着処理対象であるトナ
ー5を担持した用紙類6を通紙する通紙経路7の設計向
きに応じて設定すればよい。なお、定着処理対象とする
トナー5は粉体でも液体でも双方が混合したものでもよ
い。また、トナー以外の印字材料であってもよい。
【0024】ローラ移動手段4はまた、図1〜図6に示
す本実施の形態のように1つの移動部材11に複数の可
動な定着ローラ2、3・・を支持し、1つの移動部材1
1の移動によって可動な定着ローラ2、3・・の選択さ
れたものが不動な定着ローラ1と接触するように複数の
可動な定着ローラ2、3・・の位置を切り替えることが
できる。
す本実施の形態のように1つの移動部材11に複数の可
動な定着ローラ2、3・・を支持し、1つの移動部材1
1の移動によって可動な定着ローラ2、3・・の選択さ
れたものが不動な定着ローラ1と接触するように複数の
可動な定着ローラ2、3・・の位置を切り替えることが
できる。
【0025】図1、図2に示す第1の実施例では、1つ
の移動部材11は複数の可動な定着ローラ2、3・・の
回転軸2a、3a・・から離れた位置にある回動軸11
aのまわりに、可動な定着ローラ2、3の数と配列位置
に応じた図1の位置と図2の位置とのように2以上の位
置に回動して前記位置の切り替えを行うようにしてあ
る。不動な定着ローラ1の用紙排出側には分離爪12が
設けられ、可動な定着ローラ2、3・・の用紙排出側の
まわりに設けられる分離爪13、14・・は移動部材1
1に取り付けて可動な定着ローラ2、3・・と一体に移
動され、所定の位置関係を保ちやすくしてある。
の移動部材11は複数の可動な定着ローラ2、3・・の
回転軸2a、3a・・から離れた位置にある回動軸11
aのまわりに、可動な定着ローラ2、3の数と配列位置
に応じた図1の位置と図2の位置とのように2以上の位
置に回動して前記位置の切り替えを行うようにしてあ
る。不動な定着ローラ1の用紙排出側には分離爪12が
設けられ、可動な定着ローラ2、3・・の用紙排出側の
まわりに設けられる分離爪13、14・・は移動部材1
1に取り付けて可動な定着ローラ2、3・・と一体に移
動され、所定の位置関係を保ちやすくしてある。
【0026】図3、図4に示す第2の実施例では、1つ
の移動部材11は複数の可動な定着ローラ2、3・・が
並ぶ方向にガイドレール15などの案内によりスライド
して前記位置の切り替えを行うようにしてある。
の移動部材11は複数の可動な定着ローラ2、3・・が
並ぶ方向にガイドレール15などの案内によりスライド
して前記位置の切り替えを行うようにしてある。
【0027】図5に示す第3の実施例では、1つの移動
部材11は、図5に示す実線位置と仮想線位置との間で
揺動して前記位置の切り替えを行うようにしてある。例
えば移動部材11上の回転軸2a、3aの中間位置に設
けた操作ピン11bを実線位置と仮想線位置とに移動さ
せることにより、移動部材11が可動な定着ローラ2、
3の回転軸2a、3aを固定部材に設けたV型のガイド
溝16によって案内されて、実線位置と仮想線位置との
間で揺動して不動な定着ローラ1に接触する可動な定着
ローラ2、3を選択に応じて切り替えられるようにして
あり、操作ピン11bと固定点18との間に働かせたば
ね17によりどちらの切り替え位置も支点位置の両側へ
の振り分けによって安定させるようにしてある。ガイド
溝16は楕円曲線や円弧でもよく円弧の場合の移動部材
11の揺動は仮想回転軸まわりの動きになり、第1の実
施例の場合と実質的に変わらないものとなる。なお、ガ
イド溝16は左右非対称にしてもよい。
部材11は、図5に示す実線位置と仮想線位置との間で
揺動して前記位置の切り替えを行うようにしてある。例
えば移動部材11上の回転軸2a、3aの中間位置に設
けた操作ピン11bを実線位置と仮想線位置とに移動さ
せることにより、移動部材11が可動な定着ローラ2、
3の回転軸2a、3aを固定部材に設けたV型のガイド
溝16によって案内されて、実線位置と仮想線位置との
間で揺動して不動な定着ローラ1に接触する可動な定着
ローラ2、3を選択に応じて切り替えられるようにして
あり、操作ピン11bと固定点18との間に働かせたば
ね17によりどちらの切り替え位置も支点位置の両側へ
の振り分けによって安定させるようにしてある。ガイド
溝16は楕円曲線や円弧でもよく円弧の場合の移動部材
11の揺動は仮想回転軸まわりの動きになり、第1の実
施例の場合と実質的に変わらないものとなる。なお、ガ
イド溝16は左右非対称にしてもよい。
【0028】図6に示す第4の実施例では、1つの移動
部材11は、支持した複数の可動な定着ローラ2、3の
間に位置する回転軸19まわりの回動によって前記位置
の切り替えを行っている。
部材11は、支持した複数の可動な定着ローラ2、3の
間に位置する回転軸19まわりの回動によって前記位置
の切り替えを行っている。
【0029】図1〜図6に示す本実施の形態のように、
複数の可動な定着ローラ2、3・・は不動な定着ローラ
1の一方側にあって、ローラ移動手段4の移動により、
選択されたものが不動な定着ローラ1の一方側への接触
位置に移動されるので、可動な定着ローラ2、3・・の
どれが選択された場合も不動な定着ローラ1の一方側に
双方のニップ部21が常にできるので、定着処理のため
の通紙経路7は不動な定着ローラ1の一方側に位置する
1つでよくなり、簡単かつ小型な構造で安価な定着装置
にて、定着処理対象の種類の違いに対応し可動な定着ロ
ーラを使い分けられる。従って、通紙経路7を複数設け
たり、位置を切り替えたりする必要がなく構造が簡単に
なるし、通紙経路7を切り替えたり複数設けて選択使用
するのに用紙類6を強制的に案内するのに未定着のトナ
ー5が通紙ガイド20などに触れて画像が乱れたり、通
紙ガイド20やまわりを汚したりするようなことを防止
することができる。しかも、図1〜図6に示す本実施の
形態のように、複数の可動な定着ローラ2、3・・は、
その選択に応じて、不動な定着ローラ1の一方側のほぼ
同じ角度からの接触位置に移動されるので、可動な定着
ローラ2、3・・のどれを選択使用する場合でもニップ
部21の位置は不動な定着ローラ1のまわりで一定し、
定着処理対象を担持している用紙類6の通紙がさらに安
定する。
複数の可動な定着ローラ2、3・・は不動な定着ローラ
1の一方側にあって、ローラ移動手段4の移動により、
選択されたものが不動な定着ローラ1の一方側への接触
位置に移動されるので、可動な定着ローラ2、3・・の
どれが選択された場合も不動な定着ローラ1の一方側に
双方のニップ部21が常にできるので、定着処理のため
の通紙経路7は不動な定着ローラ1の一方側に位置する
1つでよくなり、簡単かつ小型な構造で安価な定着装置
にて、定着処理対象の種類の違いに対応し可動な定着ロ
ーラを使い分けられる。従って、通紙経路7を複数設け
たり、位置を切り替えたりする必要がなく構造が簡単に
なるし、通紙経路7を切り替えたり複数設けて選択使用
するのに用紙類6を強制的に案内するのに未定着のトナ
ー5が通紙ガイド20などに触れて画像が乱れたり、通
紙ガイド20やまわりを汚したりするようなことを防止
することができる。しかも、図1〜図6に示す本実施の
形態のように、複数の可動な定着ローラ2、3・・は、
その選択に応じて、不動な定着ローラ1の一方側のほぼ
同じ角度からの接触位置に移動されるので、可動な定着
ローラ2、3・・のどれを選択使用する場合でもニップ
部21の位置は不動な定着ローラ1のまわりで一定し、
定着処理対象を担持している用紙類6の通紙がさらに安
定する。
【0030】また、ローラ移動手段4が、1つの移動部
材11に複数の可動な定着ローラ2、3・・を支持し、
1つの移動部材11の移動によって選択された可動な定
着ローラ2、3・・が不動な定着ローラ1と上記したよ
うに接触させるのに、移動部材11が図1、図2に示す
第1の実施例のように回動軸11aのまわりに回動して
前記位置の切り替えを行ったり、図3、図4に示す第2
の実施例のように可動な定着ローラ2、3・・が並ぶ方
向にスライドして前記位置の切り替えを行ったり、図6
に示す第4の実施例のように、支持した複数の可動な定
着ローラ2、3・・の間に位置する回転軸19まわりの
回動によって前記位置の切り替えを行ったりすると、2
個以上の可動な定着ローラ2、3・・を1つの移動部材
11で支持して切り替え使用するのに好都合である。ま
た、図1、図2の第1の実施例〜図6の第4の実施例ま
でのいずれも、可動な定着ローラ2、3・・の選択され
ないものは不動な定着ローラ1から離間しているので、
不使用時の圧接が自然解除される利点がある。しかし、
この不使用時の圧接解除はどのように行ってもよい。図
1、図2の第1の実施例、図5に示す第3の実施例、図
6に示す第4の実施例のそれぞれでは、可動な定着ロー
ラ2、3・・の選択されないものが通紙経路7から遠ざ
かる設計であることよって、用紙類6の通紙の妨げにな
りにくい利点がある。
材11に複数の可動な定着ローラ2、3・・を支持し、
1つの移動部材11の移動によって選択された可動な定
着ローラ2、3・・が不動な定着ローラ1と上記したよ
うに接触させるのに、移動部材11が図1、図2に示す
第1の実施例のように回動軸11aのまわりに回動して
前記位置の切り替えを行ったり、図3、図4に示す第2
の実施例のように可動な定着ローラ2、3・・が並ぶ方
向にスライドして前記位置の切り替えを行ったり、図6
に示す第4の実施例のように、支持した複数の可動な定
着ローラ2、3・・の間に位置する回転軸19まわりの
回動によって前記位置の切り替えを行ったりすると、2
個以上の可動な定着ローラ2、3・・を1つの移動部材
11で支持して切り替え使用するのに好都合である。ま
た、図1、図2の第1の実施例〜図6の第4の実施例ま
でのいずれも、可動な定着ローラ2、3・・の選択され
ないものは不動な定着ローラ1から離間しているので、
不使用時の圧接が自然解除される利点がある。しかし、
この不使用時の圧接解除はどのように行ってもよい。図
1、図2の第1の実施例、図5に示す第3の実施例、図
6に示す第4の実施例のそれぞれでは、可動な定着ロー
ラ2、3・・の選択されないものが通紙経路7から遠ざ
かる設計であることよって、用紙類6の通紙の妨げにな
りにくい利点がある。
【0031】本実施の形態および図に示す各実施例にお
いて、不動な定着ローラ1はソフトローラ、可動な定着
ローラ2、3・・の少なくとも1つはソフトローラ、少
なくとも1つはハードローラにすると、上記したように
ソフトローラとした可動な定着ローラ2をカラー画像形
成モードに用い、ハードローラとした可動な定着ローラ
3をモノクロ画像形成モードに用いて有効である。ソフ
トローラである不動な定着ローラ1と可動な定着ローラ
2とは表面層1b、2bをシリコンやフッ素系のゴム製
としてあり、ハードローラである可動な定着ローラ3は
表面に離型性向上のためにテフロン層を設けたものとす
る。
いて、不動な定着ローラ1はソフトローラ、可動な定着
ローラ2、3・・の少なくとも1つはソフトローラ、少
なくとも1つはハードローラにすると、上記したように
ソフトローラとした可動な定着ローラ2をカラー画像形
成モードに用い、ハードローラとした可動な定着ローラ
3をモノクロ画像形成モードに用いて有効である。ソフ
トローラである不動な定着ローラ1と可動な定着ローラ
2とは表面層1b、2bをシリコンやフッ素系のゴム製
としてあり、ハードローラである可動な定着ローラ3は
表面に離型性向上のためにテフロン層を設けたものとす
る。
【0032】可動な定着ローラ2、3・・のローラ径
は、図1、図2の第1の実施例、図3、図4の実施例の
ように、ハードローラである定着ローラ3の方が小さく
なるようにすることにより、ソフトローラである定着ロ
ーラ2をカラー画像のトナーの定着に十分な大きさおよ
び構造のものとしながらハードローラの径をそれよりも
小さくして装置が徒に大きくなるのを防止することがで
きる。
は、図1、図2の第1の実施例、図3、図4の実施例の
ように、ハードローラである定着ローラ3の方が小さく
なるようにすることにより、ソフトローラである定着ロ
ーラ2をカラー画像のトナーの定着に十分な大きさおよ
び構造のものとしながらハードローラの径をそれよりも
小さくして装置が徒に大きくなるのを防止することがで
きる。
【0033】また、特に図示しないが、可動な定着ロー
ラ2、3・・の不動な定着ローラ1との接触で作られる
ニップ部21の幅は、ハードローラである定着ローラ3
の方が小さくすることにより、小型ハードローラによる
小さなニップ幅でも定着可能とする。
ラ2、3・・の不動な定着ローラ1との接触で作られる
ニップ部21の幅は、ハードローラである定着ローラ3
の方が小さくすることにより、小型ハードローラによる
小さなニップ幅でも定着可能とする。
【0034】さらに、可動な定着ローラ2、3・・の表
面温度は、ハードローラである定着ローラ3の方が高く
なるようにして、ソフトローラをカラー画像のトナーの
定着に十分な定着温度が得られる構造のものとしながら
ハードローラの表面温度をそれよりも低くして定着ロー
ラの寿命が徒に低下したりエネルギーの消費が高くなる
のを防止することができる。
面温度は、ハードローラである定着ローラ3の方が高く
なるようにして、ソフトローラをカラー画像のトナーの
定着に十分な定着温度が得られる構造のものとしながら
ハードローラの表面温度をそれよりも低くして定着ロー
ラの寿命が徒に低下したりエネルギーの消費が高くなる
のを防止することができる。
【0035】また、可動な定着ローラ2、3・・は、不
動な定着ローラ1と接触しない間も、定着温度に保たれ
ているようにして、選択使用される可動な定着ローラ
2、3・・がいつ切り替わっても、ウォーミングアップ
なしに即時定着処理できる。
動な定着ローラ1と接触しない間も、定着温度に保たれ
ているようにして、選択使用される可動な定着ローラ
2、3・・がいつ切り替わっても、ウォーミングアップ
なしに即時定着処理できる。
【0036】また、可動な定着ローラ2、3・・と不動
な定着ローラ1とは、図1〜図6に示す本実施の形態の
ように定着処理対象の形成動作中以外は接触を解除され
るようにして、疲労や永久歪みを生じやすいハードロー
ラなどを含め、定着ローラが無駄に圧接されることによ
って徒に寿命が低下するのを防止することができる。
な定着ローラ1とは、図1〜図6に示す本実施の形態の
ように定着処理対象の形成動作中以外は接触を解除され
るようにして、疲労や永久歪みを生じやすいハードロー
ラなどを含め、定着ローラが無駄に圧接されることによ
って徒に寿命が低下するのを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、上記の説明から明らか
なように、複数の可動な定着ローラが不動な定着ローラ
の一方側で、選択されたものが不動な定着ローラの一方
側への接触位置に移動されて、どの可動な定着ローラが
選択されても不動な定着ローラの一方側に双方のニップ
部が常にでき、定着処理のための通紙経路は定着ローラ
の一方側に位置する1つでよくなり、簡単かつ小型な構
造で安価な定着装置にて、定着処理対象の種類の違いに
対応し可動な定着ローラを使い分けられる。
なように、複数の可動な定着ローラが不動な定着ローラ
の一方側で、選択されたものが不動な定着ローラの一方
側への接触位置に移動されて、どの可動な定着ローラが
選択されても不動な定着ローラの一方側に双方のニップ
部が常にでき、定着処理のための通紙経路は定着ローラ
の一方側に位置する1つでよくなり、簡単かつ小型な構
造で安価な定着装置にて、定着処理対象の種類の違いに
対応し可動な定着ローラを使い分けられる。
【図1】本発明の実施の形態に係る第1の実施例を示す
可動な定着ローラのソフトローラの選択使用状態を示す
側面図である。
可動な定着ローラのソフトローラの選択使用状態を示す
側面図である。
【図2】図1の第1の実施例の可動な定着ローラのハー
ドローラの選択使用状態を示す側面図である。
ドローラの選択使用状態を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る第2の実施例を示す
可動な定着ローラのソフトローラの使用状態を示す側面
図である。
可動な定着ローラのソフトローラの使用状態を示す側面
図である。
【図4】図3の第2の実施例の可動な定着ローラのハー
ドローラの選択使用状態を示す側面図である。
ドローラの選択使用状態を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る第3の実施例を示す
可動な定着ローラの切り替え使用状態を示す側面図であ
る。
可動な定着ローラの切り替え使用状態を示す側面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る第4の実施例を示す
可動な定着ローラの切り替え使用状態を示す側面図であ
る。
可動な定着ローラの切り替え使用状態を示す側面図であ
る。
1 不動な定着ローラ 2、3 可動な定着ローラ 2a、3a、11a、19 回転軸 4 ローラ移動手段 5 トナー 6 用紙類 7 通紙経路 11 移動部材 15 ガイドレール 16 ガイド溝 21 ニップ部
Claims (14)
- 【請求項1】不動な定着ローラと、 この不動な定着ローラの一方側に配置された種類の違う
複数の可動な定着ローラと、 これら複数の可動な定着ローラの必要に応じ選択される
ものを前記不動な定着ローラの前記一方側への接触位置
に移動させて双方間で定着処理できるようにするローラ
移動手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】不動な定着ローラと、 この不動な定着ローラの一方側に配置された種類の違う
複数の可動な定着ローラと、 これら複数の可動な定着ローラの必要に応じ選択される
ものを前記不動な定着ローラの前記一方側のほぼ同じ角
度からの接触位置に移動させて双方間で定着処理できる
ようにするローラ移動手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 ローラ移動手段は、1つの移動部材に複
数の可動な定着ローラを支持し、1つの移動部材の移動
によって選択された可動な定着ローラが不動な定着ロー
ラと接触するように複数の可動な定着ローラの位置を切
り替える請求項1、2のいずれか一項に記載の定着装
置。 - 【請求項4】 移動部材は複数の可動な定着ローラの回
転軸から離れた位置にある回動軸のまわりに回動して前
記位置の切り替えを行う請求項3に記載の定着装置。 - 【請求項5】 移動部材は複数の可動な定着ローラが並
ぶ方向にスライドして前記位置の切り替えを行う請求項
3に記載の定着装置。 - 【請求項6】 移動部材は揺動して前記位置の切り替え
を行う請求項3に記載の定着装置。 - 【請求項7】 移動部材は支持した複数の可動な定着ロ
ーラの間に位置する回転軸まわりの回動によって前記位
置の切り替えを行う請求項3に記載の定着装置。 - 【請求項8】 不動な定着ローラはソフトローラ、可動
な定着ローラの少なくとも1つはソフトローラ、少なく
とも1つはハードローラである請求項1〜7のいずれか
一項に記載の定着装置。 - 【請求項9】 可動な定着ローラのローラ径は、ハード
ローラの方が小さい請求項8に記載の定着装置。 - 【請求項10】 可動な定着ローラの不動な定着ローラ
との接触で作られるニップ幅は、ハードローラの方が小
さい請求項8、9のいずれか一項に記載の定着装置。 - 【請求項11】 可動な定着ローラの表面温度は、ハー
ドローラの方が高い請求項8〜10のいずれか一項に記
載の定着装置。 - 【請求項12】 可動な定着ローラは、不動な定着ロー
ラと接触しない間も、定着温度に保たれている請求項1
〜11のいずれか一項に記載の定着装置。 - 【請求項13】 可動な定着ローラと不動な定着ローラ
とは、定着処理対象の形成動作中以外は接触を解除され
ている請求項1〜12のいずれか一項に記載の定着装
置。 - 【請求項14】 可動な定着ローラは、定着処理対象が
モノクロ画像であるときハードローラが選択され、定着
処理対象がカラー画像であるときソフトローラが選択さ
れる請求項1〜13のいずれか一項に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11055268A JP2000250353A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11055268A JP2000250353A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000250353A true JP2000250353A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12993870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11055268A Pending JP2000250353A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000250353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271418A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像定着装置およびインクジェット記録装置 |
JP2021152582A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 転写装置、画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP11055268A patent/JP2000250353A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271418A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像定着装置およびインクジェット記録装置 |
JP4516773B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2010-08-04 | 富士フイルム株式会社 | 画像定着装置およびインクジェット記録装置 |
JP2021152582A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 転写装置、画像形成装置 |
JP7443869B2 (ja) | 2020-03-24 | 2024-03-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 転写装置、画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050622 |