JP2000250204A - フォトレジスト材料およびパターン形成方法 - Google Patents
フォトレジスト材料およびパターン形成方法Info
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Abstract
度安定性に優れたフォトレジスト材料およびパターン形
成方法を提供する。 【解決手段】 少なくともα,β−不飽和ケトン化合物
を含有するものであることを特徴とするフォトレジスト
材料ならびに少なくともα,β−不飽和ケトン化合物を
含有するフォトレジスト材料を基板上に塗布する工程、
次いで加熱処理後、フォトマスクを介して波長500n
m以下の高エネルギー線、X線または電子線で露光する
工程および現像液を用いて現像する工程を含むことを特
徴とするパターン形成方法。
Description
ィーによる微細加工技術に適した新規なフォトレジスト
材料およびパターン形成方法に関する。
い、パターンルールの微細化が求められている中、次世
代の微細加工技術として遠紫外線リソグラフィーが有望
視されている。この遠紫外線リソグラフィーは、線幅が
0.3μm以下の加工も可能であり、光吸収の低いフォ
トレジスト材料を用いた場合、基板に対して垂直に近い
側壁を有したパターン形成が可能になる。
なKrFまたはArFエキシマレーザーを利用する技術
が注目されており、このような観点から、酸を触媒とし
た化学増幅型フォトレジスト材料が開発されたが、量産
技術を高めていくに従い、保存期間あるいは使用期間中
の感度の変動のない安定したフォトレジスト材料が要求
されている。
学増幅型フォトレジスト材料の欠点として、露光からP
EB(Post Exposure Bake)までの
放置時間が長くなると、露光により発生したフォトレジ
スト膜表面の酸が空気中の塩基性化合物と反応、失活
し、形成したラインパターンの上部のみが太くなる(以
下、「T−トップ形状」という。)という問題があっ
た。
テルやアクリル酸エステル等のα,β−不飽和カルボン
酸エステル、またはホロン等のα,β,α’,β’−不
飽和ケトンを添加することが特開平9−297401号
公報により提案されている。これらのα,β−不飽和カ
ルボン酸エステルまたはα,β,α’,β’−不飽和ケ
トンを添加すれば、T−トップ形状の防止については確
かにある程度効果を示すが、フォトレジスト材料の感度
変動に対しては十分な効果が得られないという問題があ
った。
たもので、長期に亘る保存や環境温度の変化に対して感
度安定性に優れたフォトレジスト材料およびパターン形
成方法を提供するものである。
決するためになされたもので、本発明の請求項1に記載
した発明は、少なくともα,β−不飽和ケトン化合物を
含有するものであることを特徴とするフォトレジスト材
料である。
トン化合物を含有するものとすれば、長期保存時および
使用時の環境温度の影響を受けにくいので、感度安定性
に優れたフォトレジスト材料とすることができる。
α,β−不飽和ケトン化合物が、下記一般式(1)で示
されるものとすることができる。
の直鎖アルキル基、炭素数3〜10の分岐状または環状
アルキル基、あるいは炭素数6〜14のアリール基を示
す。)
が、上記一般式(1)で示されるものとすれば、確実に
長期保存時および使用時の環境温度の影響を受けること
がないので、感度安定性に優れたフォトレジスト材料と
することができる。
レジスト材料が、波長500nm以下の高エネルギー
線、X線または電子線で露光する化学増幅型であっても
構わない。
は、波長500nm以下という短波長の高エネルギー
線、X線または電子線で露光する化学増幅型に用いられ
る場合に、特に有益である。
は、少なくとも、(i)請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項に記載のフォトレジスト材料を基板上に塗布する
工程、(ii)次いで加熱処理後、フォトマスクを介して
波長500nm以下の高エネルギー線、X線または電子
線で露光する工程、(iii )現像液を用いて現像する工
程を含むことを特徴とするパターン形成方法である。
i )を含む工程からなるパターン形成方法とすれば、レ
ジスト材料が感度安定性に優れるので、長期保存や使用
時の環境温度の変動等による感度の変化および加工パタ
ーン寸法の変化が防止でき、従って精密な微細加工に最
適である。
て説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意検討を
行った結果、フォトレジスト材料の添加剤として、α,
β−不飽和ケトン化合物を使用すれば、長期に亘る保存
や環境温度の変化に対して感度安定性に最も優れた効果
が得られることを見出し、諸条件を精査して本発明を完
成させた。
ジスト材料に添加される、α,β−不飽和ケトン化合物
について詳細に説明する。α,β−不飽和ケトン化合物
として、下記一般式(1)で示されるものが挙げられ
る。
の直鎖アルキル基、炭素数3〜10の分岐状又は環状の
アルキル基、あるいは炭素数6〜14のアリール基を示
す。)
は炭素数1〜10、好ましくは1〜7の直鎖状アルキル
基、または炭素数3〜10の分岐状もしくは環状のアル
キル基、あるは炭素数6〜14のアリール基であり、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、イソペンチル基、へキシル基、ヘ
プチル基、ノニル基、デシル基、フェニル基、シクロペ
ンチル基、シクロへキシル基、ノルボルニル基、アダマ
ンチル基等が挙げられる。
和ケトン化合物として具体的には、3−ブテン−2−オ
ン、4−メチル−3−ペンテン−2−オン、3−メチル
−3−ブテン−2−オン、ペント−3−エン−2−オ
ン、3−オクテン−2−オン、4−イソプロピル−3−
ブテン−2−オン、3−ヘプテン−2−オン、2−ヘプ
テン−4−オン、3−オクテン−2−オン、5−イソプ
ロピル−2−ヘプテン−4−オン、3−ノネン−2−オ
ン、3−ノネン−5−オン、3−デセン−2−オン、4
−フェニル−3−ブテン−2−オン、カルコン、イオノ
ン等が挙げられる。これらの中でも、特に3−ノネン−
2−オン、3−オクテン−2−オン、3−ヘプテン−2
−オンが好ましい。
れるフォトレジスト材料は、ポジ型であっても、ネガ型
であってもよく、α,β−不飽和ケトン化合物以外のフ
ォトレジスト材料の組成は公知のものとすることができ
る。この場合、特に波長500nm以下の高エネルギー
線、X線、電子線で露光を行う化学増幅型レジスト材料
を望むときは、酸不安定基で保護された酸性官能基を有
するアルカリ不溶性又は難溶性樹脂であって、該酸不安
定基が脱離した時にアルカリ可溶性となるベース樹脂
と、遠紫外線、X線、電子線等の照射により酸を発生す
る酸発生剤と、更に、通常、これらの成分を溶解する有
機溶剤とを含み、必要に応じ塩基性物質又は酸性物質、
溶解制御剤、界面活性剤等の添加剤を添加したものが好
適に用いられる。
配合量は、フォトレジスト材料に配合する全ベース樹脂
100重量部に対して0.1〜10重量部が好適であ
る。0.1重量部より少ない場合は、感度安定性が十分
でない場合があり、一方10重量部より多い場合は、リ
ソグラフィーにより形成されたパターン上層部が丸みを
帯びた形状になることがあるため前記範囲とすることが
好ましく、特に0.5〜6重量部とすれば確実に前記不
具合を解消することができる。
れるベース樹脂としては、ノボラック樹脂、ビニルフェ
ノール樹脂、イソプロペニルフェノール樹脂、ビニルフ
ェノールまたはイソプロペニルフェノールとスチレン、
アクリロニトリル、(メタ)アクリレートとの共重合体
等が例示される。
キシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニルメチ
ル基、テトラヒドロ−2−フリル基、メトキシメチル
基、エトキシエチル基等の公知の酸不安定基で保護され
た酸性官能基を有するアルカリ不溶性又は難溶性樹脂で
あって、該酸不安定基が脱離した時にアルカリ可溶性と
なるベース樹脂としても構わない。
知のオニウム塩、有機ハロゲン化合物、オルトキノンジ
アジド化合物、スルホン酸系化合物等を使用することが
できる。
ヘキサノン、メチル−2−n−アミルケトン等のケトン
類、3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキ
シブタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−
エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル等のエーテル類、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレン
グリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチ
ル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、メチル−3−メト
キシプロピオネート、エチル−3−エトキシプロピオネ
ート等のエステル類等が挙げられ、これらの1種類を単
独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
公知のアンモニア、メチルアミン等の1級脂肪族アミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン等の2級脂肪族ア
ミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチ
ルアミン等の3級脂肪族アミン等が例示され、これらの
1種または2種以上の混合として使用することができ
る。
000で、かつ分子内にフェノール性水酸基を2つ以上
有する化合物の該フェノール性水酸基の水素原子を酸不
安定基により全体として平均10〜100%の割合で置
換した化合物等が例示される。
公知のパーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノ
ール、フッ素化アルキルエステル、パーフルオロアルキ
ルアミンオキサイド、パーフルオロアルキルエーテル等
を使用することができる。
6号公報記載の2種以上の酸不安定基で保護されたポリ
ヒドロキシスチレンを主成分とした化学増幅型レジスト
材料、特願平9−291681号記載の2種以上の酸不
安定基及び酸不安定架橋基で保護されたポリヒドロキシ
スチレンを主成分とした化学増幅型レジスト材料、特開
平6−266112号公報記載の酸不安定基で保護され
たポリアクリル系樹脂とポリヒドロキシスチレンの共重
合体を主成分とした化学増幅型レジスト材料、ポリアク
リル系樹脂またはポリシクロオレフィン系樹脂を主成分
としたArFエキシマレーザー用化学増幅型レジスト材
料の何れにも適用できる。
い、パターンを形成する方法について説明する。パター
ン形成方法は、少なくとも、(i)上記本発明のフォト
レジスト材料を基板上に塗布する工程、(ii)次いで加
熱処理後、フォトマスクを介して波長500nm以下の
高エネルギー線、X線又は電子線で露光する工程、(ii
i )現像液を用いて現像する工程、を含み、(iii )の
工程において、必要に応じて加熱処理した後現像しても
構わない。
増幅ポジ型レジスト材料を使用してパターンを形成する
には、公知のリソグラフィー技術を採用して行うことが
できる。具体的に説明すれば、(i)シリコンウェハー
等の基板上にスピンコーティング等の手法で、膜厚が
0.5〜2.0μmとなるようにフォトレジスト材料を
塗布する。
50℃にて1〜10分間、好ましくは80〜120℃に
て1〜5分間プリベークした後、目的のパターンを形成
するためのマスクを上記のレジスト膜上にかざし、波長
300nm以下の遠紫外線、エキシマレーザー等の高エ
ネルギー線、X線もしくは電子線を、露光量1〜200
mJ/cm2 、好ましくは10〜100mJ/cm2 と
なるように照射する。
150℃にて1〜5分間、好ましくは80〜120℃に
て1〜3分間ポストエクスポージャベーク(PEB)し
た後、0.1〜5%、好ましくは2〜3%テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)等のアル
カリ水溶液の現像液を用い、0.1〜3分間、好ましく
は0.5〜2分間、浸漬(dip)法、パドル(pud
dle)法、スプレー(spray)法等のいずれかの
常法により現像することにより基板上に目的のパターン
が形成される。
ネルギー線の中でも254〜193nmの遠紫外線又は
エキシマレーザー、X線及び電子線による微細パターン
ニングに最適である。すなわち、本発明の上記α,β−
不飽和ケトン化合物を配合したレジスト材料、特には有
機溶剤、酸不安定基で保護された酸性官能基を有するア
ルカリ不溶性又は難溶性樹脂であって、該酸不安定基が
脱離したときにアルカリ可溶性となるベース樹脂、酸発
生剤を配合したレジスト材料やこれらに塩基性化合物等
を配合したレジスト材料は、感度の安定性に優れ、長期
の保存や環境温度の変化による感度の変化、加工パター
ン寸法の変化なく、実用性が高く精密な微細加工に適し
ている。さらに、ネガ型レジスト材料の場合も、上記
(i)〜(iii )の工程により常法に従ってパターン形
成することができる。
説明する。
表2に示すα,β−不飽和ケトン化合物を用いて混合溶
液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロン製フィ
ルタでろ過してレジスト溶液を調製した。
分別した。1つ目のレジスト溶液は、調製後直ちに下記
の方法に従い初期の感度を求めた。残りの容器に分別し
た一方のレジスト溶液は40℃に制御した恒温槽に40
日間、他方のレジスト溶液は23℃に制御した恒温槽に
120日間保存した後、同様の方法で感度を求めた。な
お、恒温槽にて保存したレジスト材料の感度と初期の感
度との変化率=(1−保存後感度/初期感度)×100
(%)をもって感度安定性の指標とした。
のレジスト液を、常法にて洗浄したシリコンウェーハ上
にスピンコーティングし、ホットプレート上で100℃
にて90秒間べークし、レジストの膜厚を0.55μm
とした。これをエキシマレーザーステッパー(ニコン社
製、NSR−2005EX8A、NA=0.5)を用い
て露光量を変えて露光し、露光後110℃で90秒間ベ
ークし、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロ
キシドの水溶液で60秒間現像を行うことにより、ポジ
型のパターンを得た。走査型電子顕微鏡にて形成された
ラインパターン幅を測長し、0.30μmの幅が得られ
る時の露光量を感度とした。得られた結果を表7に示し
た。
表2に示すα,β−不飽和ケトン化合物を用いて混合溶
液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロン製フィ
ルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得られたレジ
スト溶液を実施例1と同一の方法で処理を行い、感度測
定と感度安定性を測定した。得られた結果を表7に示し
た。
表2に示すα,β−不飽和ケトン化合物を用いて混合溶
液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロン製フィ
ルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得られたレジ
スト溶液を実施例1と同一の方法で処理を行い、感度測
定と感度安定性を測定した。得られた結果を表7に示し
た。
表2に示すα,β−不飽和ケトン化合物を用いて混合溶
液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロン製フィ
ルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得られたレジ
スト溶液を実施例1と同一の方法で処理を行い、感度測
定と感度安定性を測定した。なお、本レジスト材料は、
ArFエキシマレーザー用レジストであるが、KrFエ
キシマレーザーステッパーで評価を行った。得られた結
果を表7に示した。
表2に示すα,β−不飽和ケトン化合物を用いて混合溶
液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロン製フィ
ルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得られたレジ
スト溶液を実施例4と同一の方法で処理を行い、感度測
定と感度安定性を測定した。得られた結果を表7に示し
た。
α,β−不飽和ケトン化合物を未添加またはα,β,
α’,β’−不飽和ケトン化合物としてホロンを添加し
て混合溶液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得ら
れたレジスト溶液を実施例1と同一の方法で処理を行
い、感度測定と感度安定性を測定した。得られた結果を
表8に示した。
α,β−不飽和ケトン化合物を未添加またはα,β,
α’,β’−不飽和ケトン化合物としてホロンを添加し
て混合溶液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得ら
れたレジスト溶液を実施例2と同一の方法で処理を行
い、感度測定と感度安定性を測定した。得られた結果を
表8に示した。
α,β−不飽和ケトン化合物を未添加またはα,β,
α’,β’−不飽和ケトン化合物としてホロンを添加し
て混合溶液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得ら
れたレジスト溶液を実施例3と同一の方法で処理を行
い、感度測定と感度安定性を測定した。得られた結果を
表8に示した。
α,β−不飽和ケトン化合物を未添加またはα,β,
α’,β’−不飽和ケトン化合物としてホロンを添加し
て混合溶液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得ら
れたレジスト溶液を実施例4と同一の方法で処理を行
い、感度測定と感度安定性を測定した。得られた結果を
表8に示した。
α,β−不飽和ケトン化合物を未添加またはα,β,
α’,β’−不飽和ケトン化合物であるホロンを添加し
て混合溶液とし、この溶液を、孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタでろ過してレジスト溶液を調製した。得ら
れたレジスト溶液を実施例5と同一の方法で処理を行
い、感度測定と感度安定性を測定した。得られた結果を
表8に示した。
物を配合したレジスト材料は、α,β−不飽和ケトン化
合物を無添加およびα,β,α’,β’−不飽和ケトン
化合物であるホロンを添加した場合と比べ、特に40℃
の条件で保存した場合の感度変化が小さく、保存時の感
度安定性が大きく改善されていることが明確にされた。
このようにα,β−不飽和ケトン化合物を添加すること
によって、レジスト材料の感度の変動を極めて小さくす
ることができ、リソグラフィーにおける工程条件を変更
することなく、安定なパターン寸法を与えるレジスト材
料とすることができる。
ではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許
請求の範囲に記載された技術思想と実質的に同一な構成
を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるもの
であっても本発明の技術的範囲に包含される。
フォトレジスト材料について具体的に説明したが、ネガ
型フォトレジスト材料の場合でも同様な効果を奏するこ
とができる。
使用時の環境温度の影響を受けにくく、感度安定性に優
れるものである。従って、本発明のレジスト材料は、2
54〜193nmの遠紫外線又はエキシマレーザー光等
の高エネルギー線、X線又は電子線の露光により、微細
で基板に対して垂直なパターンを容易に安定に形成する
ことができるもので、半導体素子などの量産工程におけ
る微細加工技術に好適である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくともα,β−不飽和ケトン化合物
を含有するものであることを特徴とするフォトレジスト
材料。 - 【請求項2】 前記α,β−不飽和ケトン化合物が、下
記一般式(1)で示されるものであることを特徴とする
請求項1に記載のフォトレジスト材料。 【化1】 (式中、R1 、R2 は、互いに独立して炭素数1〜10
の直鎖アルキル基、炭素数3〜10の分岐状または環状
アルキル基、あるいは炭素数6〜14のアリール基を示
す。) - 【請求項3】 前記フォトレジスト材料が、波長500
nm以下の高エネルギー線、X線または電子線で露光す
る化学増幅型であることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のフォトレジスト材料。 - 【請求項4】 少なくとも(i)請求項1乃至請求項3
のいずれか1項に記載のフォトレジスト材料を基板上に
塗布する工程、(ii)次いで加熱処理後、フォトマスク
を介して波長500nm以下の高エネルギー線、X線ま
たは電子線で露光する工程、(iii )現像液を用いて現
像する工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
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---|---|---|---|
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