JP2000250063A - 電子部品圧着装置 - Google Patents

電子部品圧着装置

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JP2000250063A
JP2000250063A JP11051204A JP5120499A JP2000250063A JP 2000250063 A JP2000250063 A JP 2000250063A JP 11051204 A JP11051204 A JP 11051204A JP 5120499 A JP5120499 A JP 5120499A JP 2000250063 A JP2000250063 A JP 2000250063A
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Japan
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set temperature
temperature
heater
controller
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JP11051204A
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Inventor
Shinichi Ogimoto
本 眞 一 荻
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツール部の温度分布を圧着対象となる電子部
品の品種に応じて簡易かつ正確に切り替えることができ
る電子部品圧着装置を提供する。 【解決手段】 電子部品圧着装置1は、ボンディングユ
ニット10と制御ユニット20とを備え、このうちボン
ディングユニット10は、ツール本体の長手方向に沿っ
て一定ピッチで埋設された複数のヒータ12を有してい
る。制御ユニット20は、各ヒータ12の設定温度を調
節する設定温度調節器21と、設定温度調節器21に接
続されたコントローラ22と、コントローラ22に接続
された記憶装置23および操作盤24とを有している。
記憶装置23には、各ヒータ12の設定温度および制御
パラメータが電子部品の品種ごとに保持され、操作盤2
4を介してコントローラ22に対して品種名を入力する
ことにより、その品種に対応するデータが記憶装置23
からコントローラ22に読み込まれ、設定温度調節器2
1により各ヒータ12の設定温度および制御パラメータ
が切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル等のフ
ラットパネルディスプレイを製造するための部品実装装
置に係り、とりわけ、ガラス基板やプリント基板等の電
子部品に対してテープキャリア部品等の電子部品を圧着
するための電子部品圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの製造工程においては、ガラ
ス基板やプリント基板等の電子部品に対して異方性導電
膜(ACF)を介してテープキャリア部品を圧着する工
程がある。
【0003】図5(a)(b)(c)はこのような圧着
工程を説明するための図である。図5(a)(b)
(c)に示すように、プリント基板に対してテープキャ
リア部品を圧着する場合には、まず、テープキャリア部
品付きガラス基板35とプリント基板33とを準備し、
次いで、プリント基板33上にACF34を貼付する
(図5(a)参照)。その後、テープキャリア部品付き
ガラス基板35のテープキャリア部品32とプリント基
板33とを位置合わせした後、電子部品圧着装置40に
よりテープキャリア部品32を加熱および加圧してプリ
ント基板33に圧着し(図5(b)参照)、最終的に、
図5(c)に示すような液晶パネル30を製造する。
【0004】図6は図5(b)に示す電子部品圧着装置
40の詳細を示す図である。図6に示すように、電子部
品圧着装置40は、ツール本体41と、ツール本体41
の長手方向に沿って延びる長尺状のヒータ42と、ツー
ル本体41の下面に取り付けられたツール部43とを備
え、ガラス基板31に接続された複数のテープキャリア
部品32をツール部43により一括して加熱および加圧
してプリント基板33に圧着することができるようにな
っている。
【0005】ところで、このような従来の電子部品圧着
装置40においては、各テープキャリア部品32を同一
の温度条件で加熱しなければならないので、ツール部4
3の温度分布は長手方向に関して均一にする必要があ
る。しかしながら、図6に示すような長尺状のヒータ4
2によりツール部43を加熱する場合には、ツール部4
3の温度分布が図7に示すようなものとなり、長手方向
に関して必ずしも均一とはならない。このため、従来の
電子部品圧着装置40においては、図6に示すように、
ツール本体41の側面に複数の放熱体44を取り付け、
これら放熱体44の大きさや取り付け位置等を適宜調整
することにより、ツール部43の温度分布が長手方向に
関して均一になるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電子部品圧着装置40においては、ツール本体41の
側面に複数の放熱体44を取り付け、これら放熱体44
の大きさや取り付け位置等を適宜調整することにより、
ツール部43の温度分布が長手方向に関して均一になる
ようにしている。
【0007】しかしながら、従来の電子部品圧着装置4
0では、放熱体44の大きさや取り付け位置等を手作業
等により調整しなければならないので、時間および手間
がかかり、また、このような方法では、ツール部43で
の温度分布の均一性を精度良く達成することが困難であ
るという問題がある。特に、近年においては、電子部品
の高集積化に伴うリードの狭ピッチ化により、温度分布
のばらつきに起因する電子部品の伸びのばらつきが実装
制度上無視できないものとなっており、湿度分布の均一
性に関して非常に高いレベルが要求されるようになって
きている。
【0008】一方、電子部品の中には熱伝達特性が均一
でないような複雑な形状のものが存在しており、この場
合には、ツール部43の温度分布が長手方向に関して均
一であったとしても電子部品同士の接続部分での温度分
布が必ずしも均一とはならず、電子部品の伸びのばらつ
きによる実装精度の低下や、接続部分での温度のばらつ
きによる接続強度不足等の不具合が生じやすい。具体的
には例えば、図8に示すようなL字形状のプリント基板
33に対してテープキャリア部品32を圧着する場合、
プリント基板33のうちACF34のB部分に対応する
部分の面積の方がA部分に対応する部分の面積よりも大
きいので、ACF34はA部分に比べてB部分の方が温
度が上昇しにくい。このため、長手方向に関して温度分
布が均一なツール部43によりテープキャリア部品32
を加熱および加圧したとしても、テープキャリア部品3
2とプリント基板33との接続部分であるACF34の
温度がA部分とB部分とで異なることとなり、各テープ
キャリア部品32とプリント基板33とを同一の温度条
件で圧着することができなくなる。
【0009】なお、このような場合には、ツール部43
のうちACF34のB部分に対応する部分の温度をA部
分に対応する部分の温度よりも高く設定することによ
り、ACF34の温度をA部分とB部分とで同一にする
ことができる。
【0010】しかしながら、従来の電子部品圧着装置4
0では、放熱体44による温度の調節度合いに限界があ
り、ツール部43の温度分布を圧着対象となる電子部品
の形状に対応した任意の温度分布にすることが困難であ
った。また、仮に、比較的簡単な形状の電子部品につい
てその形状に対応する温度分布を実現することができた
としても、圧着対象となる電子部品の品種を替える度に
放熱体44の調整をやり直さなければならず、電子部品
の品種替え作業の度に多大な時間および手間がかかると
いう問題がある。
【0011】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ツール部の温度分布を圧着対象となる電子
部品の品種に応じて簡易かつ正確に切り替えることがで
きる電子部品圧着装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の電子部
品に対して第2の電子部品を圧着するための電子部品圧
着装置において、ツール本体と、前記ツール本体の長手
方向に沿って設けられた複数のヒータと、前記ツール本
体の外面に設けられ前記第2の電子部品を加熱および加
圧するツール部と、前記各ヒータの設定温度を調節する
設定温度調節器とを備えたことを特徴とする電子部品圧
着装置である。
【0013】本発明においては、前記各ヒータの設定温
度を電子部品の品種ごとに保持する記憶装置と、前記記
憶装置に保持されたデータのうち、圧着対象となる第1
の電子部品または第2の電子部品の品種に対応したデー
タに基づいて、前記設定温度調節器により調節される前
記各ヒータの設定温度を変更するコントローラとをさら
に備えることが好ましい。また、本発明においては、前
記記憶装置は前記各ヒータの設定温度とともに前記各ヒ
ータの制御パラメータを電子部品の品種ごとに保持し、
前記コントローラは前記各ヒータの設定温度とともに前
記各ヒータの制御パラメータを変更することが好まし
い。さらに、本発明においては、前記各ヒータの加熱温
度を検出する温度検出器をさらに備え、前記設定温度調
節器は前記温度検出器による検出結果に基づいて前記各
ヒータの温度をフィードバック制御により補正すること
が好ましい。
【0014】本発明によれば、ツール本体の長手方向に
沿ってヒータを複数設け、これら各ヒータの設定温度を
設定温度調節器により個別に調節するようにしたので、
ツール部の温度分布を圧着対象となる電子部品の品種に
応じて簡易かつ正確に切り替えることができ、電子部品
同士を同一の温度条件で確実に圧着することができる。
また、本発明によれば、形状等が異なる複数の品種のそ
れぞれに対応して各ヒータの設定温度を保持することに
より、電子部品の品種替え作業に要する時間および手間
を削減することができる。さらに、本発明によれば、各
ヒータの設定温度とともに各ヒータの制御パラメータを
電子部品の品種ごとに保持し、各ヒータの設定温度とと
もに各ヒータの制御パラメータを切り替えることによ
り、電子部品の品種替え作業をより簡易に行うことがで
きる。さらにまた、本発明によれば、温度検出器による
検出結果に基づいて設定温度調節器により各ヒータの温
度をフィードバック制御により補正することにより、ツ
ール部の温度分布をより精度良く均一(または任意の温
度分布)にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明によ
る電子部品圧着装置の一実施の形態を説明するための図
である。なお、本実施の形態においては、図5(a)
(b)(c)に示すように、電子部品圧着装置1によ
り、プリント基板(第1の電子部品)33に対してテー
プキャリア部品(第2の電子部品)32を異方性導電膜
(ACF)34を介して圧着する場合を例に挙げて説明
する。
【0016】図1および図2に示すように、電子部品圧
着装置1は、プリント基板33に圧着されるテープキャ
リア部品32を加熱および加圧するボンディングユニッ
ト10と、ボンディングユニット10の加熱状態を制御
する制御ユニット20とを備えている。
【0017】このうち、ボンディングユニット10は、
ツール本体11と、ツール本体11の長手方向に沿って
一定ピッチで埋設された複数のヒータ12と、ツール本
体11の下面に取り付けられたツール部13と、ツール
本体11の側面に取り付けられ各ヒータ12の加熱温度
を検出する複数の熱電対(温度検出器)14とを有して
いる。なお、ツール部13はツール本体11の一部とし
て設けることも可能である。また、熱電対14はツール
本体11の側面に取り付ける他、ツール本体11内に埋
設することも可能である。
【0018】また、制御ユニット20は、各ヒータ12
の設定温度を調節する設定温度調節器21と、設定温度
調節器21に接続されたコントローラ22と、コントロ
ーラ22に接続された記憶装置23および操作盤24と
を有している。なお、設定温度調節器21は、出力ユニ
ット25を介して各ヒータ12に接続されている。
【0019】ここで、設定温度調節器21は、複数のポ
ート21aのそれぞれを介して、各ヒータ12の出力ユ
ニット25および各熱電対14に接続されており、出力
ユニット25の出力値を変更することにより各ヒータ1
2の設定温度を調節することができるようになってい
る。また、設定温度調節器21は、各熱電対14による
検出結果に基づいて各ヒータ12の設定温度をフィード
バック制御により補正することができるようになってい
る。
【0020】また、コントローラ22は、設定温度調節
器21により調節される各ヒータ12の設定温度および
制御パラメータ(出力ユニット25における電圧印加方
法等を特定するためのパラメータ)を変更するためのも
のであり、記憶装置23に保持されたデータのうち、圧
着対象となる電子部品(テープキャリア部品32または
プリント基板33)の品種に基づいて、各ヒータ12の
設定温度および制御パラメータを変更することができる
ようになっている。
【0021】なお、記憶装置23には、各ヒータ12の
設定温度および制御パラメータが電子部品の品種ごとに
保持されており、操作盤24を介してコントローラ22
に対して品種名を入力することにより、その品種に対応
するデータが記憶装置23からコントローラ22に読み
込まれ、設定温度調節器21により各ヒータ12の設定
温度および制御パラメータが切り替えられるようになっ
ている。
【0022】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。なおここでは、形状が異な
る2品種のプリント基板33に対してテープキャリア部
品32を圧着する場合について説明する。
【0023】まず、図3(a)(b)(c)(d)
(e)により、矩形状のプリント基板33に対してテー
プキャリア部品32を圧着する場合について説明する。
この場合には、図3(e)に示すように、プリント基板
33上での熱伝達特性が長手方向に関して均一であるの
で、ツール部13の温度分布を長手方向に関して均一に
することにより、各テープキャリア部品32とプリント
基板33とを同一の温度条件で圧着することができる。
【0024】ここで、例えば、図3(a)に示すよう
に、ツール部13に沿って設けられた9つのヒータ12
の全ての設定温度を一定温度T1とした場合には、ヒー
タ12の個体差および外乱等により、ツール部13の温
度分布は長手方向に関して均一にならず、例えば図3
(b)に示すような温度分布となる。
【0025】そこで、本実施の形態においては、各ヒー
タ12の設定温度を一定温度T1からばらつかせてツー
ル部13での温度分布を均一にすることとし、そのため
の各ヒータ12の設定温度をあらかじめ求めておく。こ
こで、このような設定温度は、理論的な計算や、校正実
験、コンピュータシミュレーション等の各種の手法によ
り求めることができる。具体的には例えば、9つのヒー
タ12の全てを設定温度T1で加熱したときのツール部
13の温度分布に基づいて、ツール部13の温度分布の
平均値TAと、平均値TAからの差分(ΔT、−ΔT)
とを求めることにより(図3(b)参照)、各ヒータ1
2ごとに設定温度T2,T3を求めることができる(図3
(c)参照)。また、各熱電対14による検出結果に基
づいて各ヒータ12の設定温度をフィードバック制御
し、全ての熱電対14の検出結果が所望の一定値となっ
たときの各ヒータ12の設定温度から求めるようにして
もよい。
【0026】次に、図4(a)(b)(c)(d)によ
り、L字形状のプリント基板33に対してテープキャリ
ア部品32を圧着する場合について説明する。この場合
には、図4(c)に示すように、プリント基板33上で
の熱伝達特性が長手方向に関して不均一であるので、ツ
ール部13の温度分布をプリント基板33の形状に対応
した温度分布に変更することにより(図4(b)参
照)、テープキャリア部品32とプリント基板33との
接続部分であるACF34の温度分布が均一になり(図
4(d)参照)、各テープキャリア部品32とプリント
基板33とを同一の温度条件で圧着することができる。
【0027】そこで、本実施の形態においては、各ヒー
タ12の設定温度を一定温度からばらつかせてACF3
4での温度分布を均一にすることとし、そのための各ヒ
ータ12の設定温度をあらかじめ求めておく。ここで、
このような設定温度は、上述した矩形状のプリント基板
33の場合と同様に、理論的な計算や、校正実験、コン
ピュータシミュレーション等の任意の手法により求める
ことができる。
【0028】なお、上述した方法により求められた各ヒ
ータ12の設定温度は、例えば操作盤24を介して品種
ごとに入力することにより、各ヒータ12の制御パラメ
ータとともに記憶装置23に保持される。そして、オペ
レータが操作盤24を介してコントローラ22に対して
品種名を入力することにより、その品種に対応するデー
タが記憶装置23からコントローラ22に読み込まれ、
設定温度調節器21により各ヒータ12の設定温度およ
び制御パラメータが切り替えられる。
【0029】このように本実施の形態によれば、ツール
本体11の長手方向に沿ってヒータ12を複数設け、こ
れら各ヒータ12の設定温度を設定温度調節器21によ
り個別に調節するようにしたので、ツール部13の温度
分布を圧着対象となる電子部品の品種に応じて簡易かつ
正確に切り替えることができ、テープキャリア部品32
とプリント基板33とを同一の温度条件で確実に圧着す
ることができる。具体的には、圧着対象となる電子部品
が単純な矩形状等である場合には、ツール部13の温度
分布を長手方向に関して精度良く均一にすることがで
き、また、圧着対象となる電子部品がL字形状等の複雑
な形状である場合には、ツール部13の温度分布をプリ
ント基板33の形状に対応した任意の温度分布にするこ
とができる。
【0030】また、本実施の形態によれば、形状等が異
なる複数の品種のそれぞれに対応して各ヒータ12の設
定温度を保持しているので、電子部品の品種替え作業を
行う場合でも操作盤24等から品種名等を入力するだけ
で各ヒータ12の設定温度を切り替えることができ、こ
のため、電子部品の品種替え作業に要する時間および手
間を削減することができる。
【0031】さらに、本実施の形態によれば、各ヒータ
12の設定温度とともに各ヒータ12の制御パラメータ
を電子部品の品種ごとに保持し、各ヒータ12の設定温
度とともに各ヒータ12の制御パラメータを切り替える
ようにしているので、電子部品の品種替え作業をより簡
易に行うことができる。
【0032】さらにまた、本実施の形態によれば、各熱
電対14による検出結果に基づいて設定温度調節器21
により各ヒータ12の温度をフィードバック制御により
補正しているので、ツール部13の温度分布をより精度
良く均一(または任意の温度分布)にすることができ
る。
【0033】なお、上述した実施の形態においては、プ
リント基板(第1の電子部品)33に対してテープキャ
リア部品(第2の電子部品)32を圧着する場合を例に
挙げて説明したが、これに限らず、例えば、ガラス基板
(第1の電子部品)31に対してテープキャリア部品
(第2の電子部品)32を圧着する場合にも同様にして
適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ツ
ール部の温度分布を圧着対象となる電子部品の品種に応
じて簡易かつ正確に切り替えることができ、電子部品同
士を同一の温度条件で確実に圧着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品圧着装置の一実施の形態
を示す斜視図。
【図2】図1に示す電子部品圧着装置の制御系を示すブ
ロック図。
【図3】圧着対象となる電子部品が矩形状である場合に
おける、ヒータの設定温度とツール部の温度分布との関
係を説明するための図。
【図4】圧着対象となる電子部品がL字形状である場合
における、ヒータの設定温度とツール部の温度分布との
関係、およびヒータの設定温度と接続部分(ACF3
4)の温度分布との関係を説明するための図。
【図5】液晶パネルの製造工程の一部(圧着工程)を説
明するための図。
【図6】従来の電子部品圧着装置を示す斜視図。
【図7】図6に示す電子部品圧着装置のツール部の温度
分布を説明するための図。
【図8】図6に示す電子部品圧着装置によりL字形状の
プリント基板に対してテープキャリア部品を圧着する場
合の接続部分(ACF34)の温度分布を説明するため
の図。
【符号の説明】
1 電子部品圧着装置 10 ボンディングユニット 11 ツール本体 12 ヒータ 13 ツール部 14 熱電対(温度検出器) 20 制御ユニット 21 設定温度調節器 21a ポート 22 コントローラ 23 記憶装置 24 操作盤 25 出力ユニット 31 ガラス基板 32 テープキャリア部品(第2の電子部品) 33 プリント基板(第1の電子部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA48 GA51 HA25 MA32 MA35 NA15 NA27 5F044 NN13 NN22 5G435 AA17 BB01 BB11 BB12 CC09 EE32 EE33 EE42 EE45 HH12 KK05 KK10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電子部品に対して第2の電子部品を
    圧着するための電子部品圧着装置において、 ツール本体と、 前記ツール本体の長手方向に沿って設けられた複数のヒ
    ータと、 前記ツール本体の外面に設けられ前記第2の電子部品を
    加熱および加圧するツール部と、 前記各ヒータの設定温度を調節する設定温度調節器とを
    備えたことを特徴とする電子部品圧着装置。
  2. 【請求項2】前記各ヒータの設定温度を電子部品の品種
    ごとに保持する記憶装置と、 前記記憶装置に保持されたデータのうち、圧着対象とな
    る第1の電子部品または第2の電子部品の品種に対応し
    たデータに基づいて、前記設定温度調節器により調節さ
    れる前記各ヒータの設定温度を変更するコントローラと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の電子部
    品圧着装置。
  3. 【請求項3】前記記憶装置は前記各ヒータの設定温度と
    ともに前記各ヒータの制御パラメータを電子部品の品種
    ごとに保持し、 前記コントローラは前記各ヒータの設定温度とともに前
    記各ヒータの制御パラメータを変更することを特徴とす
    る請求項2記載の電子部品圧着装置。
  4. 【請求項4】前記各ヒータの加熱温度を検出する温度検
    出器をさらに備え、 前記設定温度調節器は前記温度検出器による検出結果に
    基づいて前記各ヒータの温度をフィードバック制御によ
    り補正することを特徴とする請求項1記載の電子部品圧
    着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010062A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Panasonic Corp 電極接合ユニット、電極接合方法、及び電極接合構造体
JP2009117704A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Hitachi High-Technologies Corp 圧着装置、フラットパネルディスプレイの製造装置及びフラットパネルディスプレイ
JP2011165780A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Nippon Avionics Co Ltd 接合装置

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