JP2000249955A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP2000249955A
JP2000249955A JP5468899A JP5468899A JP2000249955A JP 2000249955 A JP2000249955 A JP 2000249955A JP 5468899 A JP5468899 A JP 5468899A JP 5468899 A JP5468899 A JP 5468899A JP 2000249955 A JP2000249955 A JP 2000249955A
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JP
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legs
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light source
leg
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Yoshitaka No
芳孝 能
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質を向上させると共に騒音を低減させる。 【解決手段】 光学箱23は4個所の脚部35を介して
装置本体39に固定ねじ40により固定する。全ての脚
部35には固定ねじ40を隙間を有して挿通する長孔3
5aを形成し、装置本体39には固定ねじ40が螺合す
るねじ孔39aを形成する。駆動モータ27に近い方の
2つの脚部35の装置本体39に接触する面は球面35
bとし、残りの脚部の装置本体39に接触する面は平面
とする。球面35bと装置本体39の接触面積が少ない
ので、脚部35は装置本体39に対して移動し易くな
り、固定ねじ40を締め付けた際に光学箱23に発生す
る応力を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レ―ザービームプ
リンタやレ―ザーファクシミリ等の画像形成装置に使用
可能であり、光源ユニットからの光ビームを回転多面鏡
により偏向走査して感光ドラムに結像させる偏向走査装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来のこの種の偏向
走査装置は合成樹脂製の光学箱1を備え、この光学箱1
の上部全体は開口2とされ、側壁の一部も開口3とされ
ている。光学箱1には、光源ユニット4、シリンドリカ
ルレンズ5、回転多面鏡6を支持した駆動モータ7、球
面レンズ8、トーリックレンズ9、光検出ミラー10、
集光レンズ11、及び光検出センサ12が取り付けら
れ、光学箱2の外部には回転ドラム13が配置されてい
る。そして、光学箱2には長孔14a〜17aをそれぞ
れ有する脚部14〜17が設けられ、これらの脚部14
〜17の底面は平坦面とされている。
【0003】そして、図6に示すように光学箱1の開口
2には蓋18が覆設され、光学箱1は装置本体19に脚
部14〜17を介して固定ねじ20により固定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例は、光学箱1を合成樹脂製としている反面で、装置
本体19は高剛性の成形部材又は板金部材から形成して
いるため、光学箱1の剛性を装置本体19の剛性に均衡
させる必要がある。光学箱1の剛性を向上させるため
に、ガラス等を多量に混入した合成樹脂材料を使用する
場合があるが、この場合には成形型の寿命を短くした
り、成形材料のコストを上昇させたりするため、光学箱
1の剛性を向上させるには限界がある。
【0005】また、光学箱1の脚部14〜17と装置本
体19とを面接触させているので、これらの接触面の精
度が悪い場合には、接触面同士の間に0.5mm程度の
隙間が生ずることがある。このような隙間が生じた状態
で、固定ねじ20を強制的に締め付けると、光学箱1が
変形して光学部材4〜12の相対位置がずれ、画質を低
下させたり、駆動モータ7の基板7aが変形し、振動や
騒音が発生する。特に、光学箱1の脚部14〜17の数
を増加させたり、回転多面鏡7の回転速度を上昇させた
場合には、振動や騒音は著しく増大する。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、画質を向上させると共に騒音を低減させ得る偏向走
査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る偏向走査装置は、光ビームを出射する光
源ユニットと、該光源ユニットからの光ビームを偏向走
査する回転多面鏡と、該回転多面鏡を支持して回転駆動
する駆動手段と、前記回転多面鏡からの光ビームを感光
体に結像させる結像手段と、前記光源ユニットと前記駆
動手段と前記結像手段とを保持する光学箱とから成り、
該光学箱の複数の脚部を装置本体に固定ねじにより固定
した偏向走査装置において、前記複数の脚部のうちの少
なくとも1つを球面又は弾性体を介して前記装置本体に
固定したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は蓋を外して示す第
1の実施例の平面図であり、上部全体を開口21とし側
壁の一部を開口22とする合成樹脂製の光学箱23に
は、レーザー光Lを平行光として出射する光源ユニット
24が取り付けられている。この光源ユニット24は図
示しない半導体レーザー光源、この光源を駆動する駆動
回路24a、光源からのレーザー光を平行光にするコリ
メータレンズ24b等から構成されている。
【0009】光源ユニット24から出射したレーザー光
Lの進行方向には、レーザー光を偏平光にするシリンド
リカルレンズ25と、レーザー光Lを偏向走査する回転
多面鏡26を支持した駆動モータ27とが光学箱23の
内部に配置されている。そして、回転多面鏡26により
偏向したレーザー光Lの進行方向には、球面レンズ28
とトーリックレンズ29が光学箱23の内部に配置さ
れ、感光ドラム30が光学箱23の外部に配置されてい
る。また、光学箱23の内部には、感光ドラム30の一
端に到達したレーザー光Lを検出するための光検出ミラ
ー31、集光レンズ32及び光検出センサ33が配置さ
れている。なお、球面レンズ28とトーリックレンズ2
9はFθ機能を有し、回転多面鏡26が等角速度で走査
したレーザー光Lを、感光ドラム30上に等速度で走査
するようになっている。
【0010】そして、感光ドラム30の近傍には、光源
ユニット24が出射したレーザー光Lに対応する情報を
記録媒体に画像として形成する図示しない印刷装置が配
置されている。この印刷装置は感光ドラム30の表面を
一様に帯電する帯電手段、感光ドラム30の表面に発生
した静電潜像をトナー像に顕在化する現像手段、記録紙
等の記録媒体を搬送する搬送手段、トナー像を記録媒体
に転写する転写手段等から構成されている。
【0011】図2の要部断面図に示すように、駆動モー
タ27はモータ基板27aに実装された図示しない駆動
回路、この駆動回路の駆動電流によって励磁される図示
しないステータ、このステータに対向配置されたロータ
27b等から構成されている。光学箱23の開口21に
は蓋34が覆設され、光学箱23は4個所の脚部35〜
38を介して装置本体39に固定ねじ40により固定さ
れている。
【0012】脚部35〜38は同様な形状とされ、脚部
35〜38には固定ねじ40を隙間を有して挿通する長
孔35a〜38aがそれぞれ形成されている。一方、装
置本体39には固定ねじ40が螺合するねじ孔39aが
形成されている。そして、駆動モータ27に近い方の脚
部35、36の装置本体39に接触する面は、球面35
b、36b(球面36bは図示せず)とされ、残りの脚
部37、38の装置本体39に接触する面は平面とされ
ている。
【0013】このような構成により、光源ユニット24
のコリメータレンズ24bから平行光となって出射した
レーザー光Lは、シリンドリカルレンズ25を透過して
偏平な線状光となり、駆動モータ27の駆動力により高
速回転する回転多面鏡26に入射する。回転多面鏡26
の大部分で偏向したレーザー光Lは、球面レンズ28と
トーリックレンズ29を透過し、光学箱23の開口22
を通って感光ドラム30に入射する。このとき、感光ド
ラム30に入射したレーザー光Lは、回転多面鏡26の
回転と球面レンズ28とトーリックレンズ29の作用に
より主走査方向に等速度で走査すると共に、感光ドラム
30の回転によって主走査方向と直交する副走査方向に
走査する。
【0014】同時に、回転多面鏡26の一端部で偏向し
たレーザー光Lは、光検出ミラー31で反射し、集光レ
ンズ32を透過して光検出センサ33に入射する。光検
出センサ33からの信号は図示しない信号処理回路に入
力し、信号処理回路は入力した信号を走査開始用信号に
変換し、光源ユニット24に出力する。そして、図示し
ないホストコンピュータは光源ユニット24を走査開始
信号に基づいて制御し、画像情報に基づいた書き込み変
調を開始する。
【0015】この間に、印刷装置では帯電手段が感光ド
ラム30の表面を一様に帯電し、感光ドラム30に入射
したレーザー光Lは感光ドラム30の表面に静電潜像を
形成する。現像手段は静電潜象をトナー像に顕在化し、
搬送手段は記録媒体を感光ドラム30の近傍に搬送し、
転写手段はトナー像を記録媒体に転写する。
【0016】この第1の実施例では、駆動モータ27に
近い方の脚部35、36の装置本体39に接触する面を
球面35b、36bとしたので、脚部35、36と装置
本体39の接触面積が従来よりも減少する。一方、残り
の脚部37、38の装置本体39に接触する面は平面と
したので、脚部37、38と装置本体39の接触面積は
従来と同様になる。従って、脚部37、38によって光
学箱23を装置本体39に強固に固定できる上に、脚部
35、36によって光学箱23に発生する応力を解消で
き、光学箱23の変形量を従来例よりも減少させること
ができる。これにより、各部材24〜33の位置の変動
や駆動モータ27の基板27aの変形を防止でき、画質
の向上と騒音の低減を実現できる。
【0017】なお、この第1の実施例では駆動モータ2
7の近傍の脚部35、36に球面35b、36bをそれ
ぞれ形成したが、脚部35〜38のうちの少なくとも1
つに球面を形成するだけでも、光学箱23に発生する応
力を従来よりも低減できる。
【0018】図3は第2の実施例の要部断面図であり、
第1の実施例の脚部35、36に対応する位置の光学箱
51の脚部52には、固定ねじ53を挿通する第1の実
施例と同様な長孔52aに加えて、ゴム等の弾性部材5
4を収容する孔52bが形成されている。弾性部材54
は脚部52と装置本体55の間に隙間を与える長さを有
し、弾性部材54の中心には固定ねじ53を挿通する孔
54aが形成されている。
【0019】この第2の実施例では、脚部52と装置本
体55の間に弾性部材54を介在させ、固定ねじ53を
脚部52の長孔52aと弾性部材54の孔54aを通し
て装置本体55のねじ孔55aに螺合したので、脚部5
2は弾性部材54を介して装置本体55に柔軟に接触し
たことになる。従って、固定ねじ53を締め付けた際に
光学箱51に加わる応力を弾性部材54により吸収で
き、第1の実施例と同様な効果を達成できる。
【0020】図4は第3の実施例の要部断面図であり、
第1の実施例の脚部35、36に対応する位置の光学箱
61の脚部62には、第1の実施例と同様な球面62a
だけが設けられている。一方、装置本体63には光学箱
61の脚部62の上方に位置して固定ねじ64を保持す
るねじ保持部65が一体に形成されている。ねじ保持部
65には固定ねじ64を螺合するねじ孔65aが形成さ
れており、このねじ孔65aの軸線と脚部62の軸線は
同心とされている。
【0021】この第3の実施例では、光学箱61の脚部
62の上面を固定ねじ64により押圧することにより、
脚部62と装置本体63との接触圧力を間接的に与えて
いるので、脚部62は第1の実施例よりも移動し易い状
態になり、第1の実施例よりも良好な効果を達成でき
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏向走
査装置は、複数の脚部のうちの少なくとも1つを球面又
は弾性体を介して装置本体に固定したので、脚部と装置
本体を固定ねじにより固定した際に、球面又は弾性体を
介して固定した脚部が移動して光学箱に発生した応力を
解消する。従って、光学箱の変形がなくなり、光源ユニ
ット、駆動手段及び結像手段の位置ずれや変形を防止で
き、画質を向上できる上に騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の平面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】第2の実施例の要部断面図である。
【図4】第3の実施例の要部断面図である。
【図5】従来例の平面図である。
【図6】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
23 光学箱 24 光学ユニット 26 回転多面鏡 27 駆動モータ 28 球面レンズ 29 トーリックレンズ 35〜38、52、62 脚部 35b〜38b、62a 球面 39、55、63 装置本体 40、53、64 固定ねじ 54 弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光源ユニットと、該
    光源ユニットからの光ビームを偏向走査する回転多面鏡
    と、該回転多面鏡を支持して回転駆動する駆動手段と、
    前記回転多面鏡からの光ビームを感光体に結像させる結
    像手段と、前記光源ユニットと前記駆動手段と前記結像
    手段とを保持する光学箱とから成り、該光学箱の複数の
    脚部を装置本体に固定ねじにより固定した偏向走査装置
    において、前記複数の脚部のうちの少なくとも1つを球
    面又は弾性体を介して前記装置本体に固定したことを特
    徴とする偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 前記脚部は前記駆動手段の近傍に位置す
    る請求項1に記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記脚部を間にして前記装置本体の反対
    側に位置する前記固定ねじにより、前記脚部を前記装置
    本体に圧接した請求項1に記載の偏向走査装置。
  4. 【請求項4】 前記光学箱は4つ以上の前記脚部を有
    し、最大3つの前記脚部は平面を介して固定し、残りの
    前記脚部は前記球面又は弾性体を介して固定した請求項
    1に記載の偏向走査装置。
JP5468899A 1999-03-02 1999-03-02 偏向走査装置 Pending JP2000249955A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005059380A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011133856A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Canon Inc 光走査装置

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