JP2000247675A - 光ファイバ素線の製造装置および製造方法 - Google Patents

光ファイバ素線の製造装置および製造方法

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JP2000247675A
JP2000247675A JP5623199A JP5623199A JP2000247675A JP 2000247675 A JP2000247675 A JP 2000247675A JP 5623199 A JP5623199 A JP 5623199A JP 5623199 A JP5623199 A JP 5623199A JP 2000247675 A JP2000247675 A JP 2000247675A
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guide pulley
bobbin
final guide
peripheral surface
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Mare Agawa
希 阿川
Munehisa Fujimaki
宗久 藤巻
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Fujikura Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/03Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices
    • C03B37/032Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices for glass optical fibres

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の装置に対して大きな装置改造を必要と
せずに、PMDが小さい光ファイバ素線を製造できるよ
うにした光ファイバの製造方法および製造装置を提供す
る。 【解決手段】光ファイバ母材を線引きして裸光ファイバ
を形成し、この裸光ファイバの周囲に被覆層を設けて光
ファイバ素線を形成し、この光ファイバ素線をガイドプ
ーリーで導いてボビンに巻き取る操作を連続的に行う際
に、ボビンの前段に、周面21が断面略V字状で周面21の
表面にV字の中心線に対して左右対称に螺旋状の溝22が
設けられている最終ガイドプーリー20を配し、最終ガイ
ドプーリー20をボビンの回転軸と平行な方向に往復移動
させつつ巻き取りを行うことによって、光ファイバ素線
が最終ガイドプーリー20を通過する際に捻りを加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ素線の製
造装置および製造方法に関し、特に光ファイバ素線に捻
りを加えることによって偏波モード分散が小さい光ファ
イバ素線が得られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より光ファイバ素線は、石英系ガラ
スからなる円柱形の光ファイバ母材を加熱溶融して線引
きすることによって製造されている。図1は光ファイバ
素線の製造工程を例示する概略構成図である。まず光フ
ァイバ母材1を加熱炉2内に垂直に挿入して加熱、溶融
させて線引きし、裸光ファイバ3とする。次いで裸光フ
ァイバ3を冷却筒4内に導入して冷却した後、第1の樹
脂ポット5を通過させて裸光ファイバ3の周囲に紫外線
硬化型樹脂を塗布し、続いて紫外線ランプ装置6によっ
て樹脂を硬化させて一次被覆層を形成する。続いて第2
の樹脂ポット7を通過させて一次被覆層の周囲に紫外線
硬化型樹脂を塗布し、紫外線ランプ装置8によって樹脂
を硬化させて二次被覆層を形成して光ファイバ素線9と
する。このようにして形成された光ファイバ素線9は、
外径測定装置10を通過した後、ターンプーリー11、
およびガイドプーリー12,13,15等によって導か
れて、ボビン14に巻き取られる。
【0003】ところで、このようにして得られる光ファ
イバ素線9においては、裸光ファイバ3の断面における
屈折率構造が出来る限り完全な真円形の同心円状である
ことが好ましい。しかしながら光ファイバ母材1の断面
における屈折率構造は、実際にはわずかに非円であり、
これを改善することは困難である。このため裸光ファイ
バ3においてもわずかにコアが非円となり、これが原因
で偏波モード分散(以下PMDという)が大きくなって
しまうという問題があった。特に大容量、超長距離の無
中継伝送などにおいては、PMDによって信号の劣化が
蓄積されてしまうので、PMDを低減させることは重要
であり、そのための技術の開発が強く望まれていた。
【0004】このような問題を解決するために、特開平
8−59278号公報には、裸光ファイバのコアの断面
形状が非円であっても光ファイバ素線に一定の捻りを加
えることによってPMDを低減できることが開示されて
おり、光ファイバ母材を高速で回転させながら線引きす
る方法が提案されている。また特開平8−295528
号公報には、被覆層形成後の光ファイバ素線を、回転軸
が傾くように往復運動する揺動ガイドローラーでガイド
した後、回転軸が固定されたガイローラーでガイドする
ことによって光ファイバ素線に捻りを加える方法が開示
されている。さらに特開平9−2834号公報には、被
覆層形成後の光ファイバ素線を、回転軸方向と周面との
角度が周方向に変化するように構成されたローラーを用
いてガイドすることによって光ファイバ素線に捻りを加
える方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
方法では、既存の線引き装置の他にさらに大がかりな装
置が必要であったり、既存の線引きラインの途中の装置
(ローラー)を変更するなど大幅な装置改造が必要であ
るので、コストの増大を招くという問題があった。本発
明は前記事情に鑑みてなされたもので、既存の装置に対
して大きな装置改造を必要とせずに、PMDが小さい光
ファイバ素線を製造できるようにした光ファイバの製造
方法および製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の光ファイバ素線の製造装置は、光ファイバ母
材を線引きして裸光ファイバを形成する手段と、この裸
光ファイバの周囲に被覆層を設けて光ファイバ素線を形
成する手段と、この光ファイバ素線を巻き取るボビン
と、光ファイバ素線をボビンへ導くためのガイドプーリ
ーを備えてなり、前記ボビンの前段には、該ボビンの回
転軸と平行な回転軸を有し、該回転軸方向に往復移動可
能な最終ガイドプーリーが設けられており、該最終ガイ
ドプーリーの周面は断面略V字状に形成されており、か
つ該周面の表面にはV字の中心線に対して左右対称に螺
旋状の溝が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0007】また本発明の光ファイバ素線の製造方法
は、光ファイバ母材を線引きして裸光ファイバを形成
し、この裸光ファイバの周囲に被覆層を設けて光ファイ
バ素線を形成し、この光ファイバ素線をガイドプーリー
で導いてボビンに巻き取る操作を連続的に行う光ファイ
バ素線の製造方法において、前記ボビンの前段に、周面
が断面略V字状で該周面の表面にV字の中心線に対して
左右対称に螺旋状の溝が設けられている最終ガイドプー
リーを配して、該最終ガイドプーリーをボビンの回転軸
と平行な方向に往復移動させつつ巻き取りを行うことに
よって、前記光ファイバ素線が前記最終ガイドプーリー
を通過する際に該光ファイバ素線に捻りを加えることを
特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。本発明の光ファイバ素線製造装置は、例えば図1に
示すように概略構成された線引き装置を好ましく採用す
ることができ、光ファイバ素線9をボビン14に巻き取
る際には、図2(a)(b)に示すようなプーリートラ
バース方式が用いられる。プーリートラバース方式と
は、ボビン14を固定位置で回転させるとともに、ボビ
ン14の前段に配置されている最終ガイドプーリー20
の回転軸をボビン14の回転軸と平行に配し、かつこの
最終ガイドプーリー20を自身の回転軸方向に往復移動
させながら巻き取りを行う方法である。
【0009】図3は、最終ガイドプーリー20とその前
段に配されるガイドプーリー13の好ましい配置の例を
示したもので、図3(a)は正面図、図3(b)は側面
図である。この例では最終ガイドプーリー20の前段と
なるガイドプーリー13は、最終ガイドプーリー20の
近傍に設けられ、かつこれら2つのガイドプーリー1
3,20は互いに、一方のガイドプーリーの厚さ方向
(回転軸方向)の中心を通り回転軸に垂直な面が、他方
のガイドプーリーの周面と接するように配置されてい
る。そして最終ガイドプーリー20の回転軸を中心とす
る円の円周方向にガイドプーリー13を相対的に移動さ
せることにより、最終ガイドプーリー20における光フ
ァイバ素線9の巻き付き角φ(最終ガイドプーリー20
の周面と光ファイバ素線9とが接触する部分の中心角)
を変化させることができる。最終ガイドプーリー20に
おける巻き付き角φが小さすぎると光ファイバ素線に十
分に捻りを加えることができず、大きくするほど効率良
く光ファイバ素線に捻りを加えることができる。しかし
大きすぎると加工性が低下するので、巻き付き角φは4
5度〜150度の範囲とすることが好ましく、より好ま
しくは60度〜100度の範囲である。本実施例におい
て、最終ガイドプーリー20とその前段のガイドプーリ
ー13とはボビン14の回転軸と平行な方向、すなわち
最終ガイドプーリー20の回転軸と平行な方向に、同じ
向き同じ速度で一体的に往復移動するように構成されて
おり、これにより光ファイバ素線9はボビン14上をそ
の厚さ方向(回転軸方向)に往復移動しながら巻き付け
られるようになっている。
【0010】図4は最終ガイドプーリー20の好ましい
例を部分拡大して示した正面図である。最終ガイドプー
リー20は、その周面21が断面略V字状に形成されて
おり、厚さ方向の中央がV字の中心線で最も凹んだ谷と
なっている。このV字の中心線の谷から両側の山にかけ
ての斜面の傾斜角度θは、小さすぎると光ファイバ素線
に捻りを加えることができず、大きくするほど効率良く
光ファイバ素線に捻りを加えることができる。しかし大
きすぎると加工が難しく、かえって光ファイバ素線を傷
つけるので、斜面の傾斜角度θは10度〜50度の範囲
とすることが好ましく、より好ましくは15度〜40度
の範囲である。最終ガイドプーリー20の周面21は走
行する光ファイバ素線9と接触するので、光ファイバ素
線9を傷付けることがないように、中央の谷部分や両端
部分は曲面に形成されている。
【0011】また最終ガイドプーリー20の周面(斜
面)21の表面には、微細な溝22が螺旋を描くように
設けられている。図5は本実施例の最終ガイドプーリー
20の周面21を、螺旋状の溝22に直交する面で切断
した断面を部分的に示したものである。螺旋状の溝22
は複数条、互いに平行に等間隔で設けられている。溝2
2の幅Wの好ましい範囲は0.02mm〜0.15mm、深
さDの好ましい範囲は0.02mm〜0.06mm、隣合う
溝のピッチPの好ましい範囲は0.15〜0.30mmで
あり、本実施例では幅W0.04mm、深さD0.04
mm、ピッチP0.20mmに好ましく形成されてい
る。また螺旋状の溝22は、図4に示すように周面21
のV字の中心線に対して左右対称となるように形成され
る。すなわち、光ファイバ素線9の進行方向(図4中矢
印で示す)に向かって右側の斜面をA面21a、左側の
斜面をB面21bとすると、A面21aの溝22もB面
21bの溝22も光ファイバ素線の進行方向に進むに従
って周面21の中心線に近づくように形成される。溝2
2と周面21の中心線とがなす好ましい角度は10度〜
30度程度であり、これより大きいと溝22に光ファイ
バ素線が引っ掛からないので捻れを生じさせることがで
きない。またこれより小さいと光ファイバ素線と最終ガ
イドプーリー20との接触距離を長くする必要が生じ、
装置が大きくなるので好ましくない。
【0012】このように構成された装置を用いて光ファ
イバ素線9を製造すると、光ファイバ母材1の線引きに
よって裸光ファイバ3が形成され、その周囲に一次被覆
層および二次被覆層が順次形成されて光ファイバ素線9
が得られ、これがターンプーリー11、ガイドプーリー
12等によって導かれ、さらに往復移動するガイドプー
リー13および最終ガイドプーリー20を経てボビン1
4に巻き取られるが、光ファイバ素線9が最終ガイドプ
ーリー20を通過する際に捻りが加えられ、この捻りが
加えられた状態で巻き取られる。すなわち、プーリート
ラバース方式によって光ファイバ素線9をボビン14に
巻き取る場合には、ボビン14による巻き取り張力に比
べてボビン14と光ファイバ素線9との接触抵抗が大き
いために、図2に示すように、最終ガイドプーリー20
の位置に対してボビン14に巻かれる光ファイバ素線9
の位置に遅れが生じ、その結果、最終ガイドプーリー2
0上において光ファイバ素線9は最終ガイドプーリー2
0の進行方向と平行で逆向きの力を受けることになる。
【0013】そして、最終ガイドプーリー20の周面2
1が断面略V字状に形成されているので、最終ガイドプ
ーリー20の進行方向と平行で逆向きの力が光ファイバ
素線9に作用することによって、光ファイバ素線9は最
終ガイドプーリー20の周面21の斜面に押し付けられ
る。すなわち最終ガイドプーリー20が光ファイバ素線
9の進行方向に向かって右向きに移動しているとき(図
2(a))は、光ファイバ素線9の進行方向に向かって
左側の斜面であるB面21bに押し付けられ、左向きに
移動しているとき(図2(b))は右側の斜面であるA
面21aに押し付けられる。最終ガイドプーリー20の
周面21に押し付けられた光ファイバ素線9は、周面2
1の表面に設けられている螺旋状の溝22に添って捻ら
れながら走行し、この捻れが生じた状態でボビン14に
巻き取られる。また最終ガイドプーリー20の周面のA
面21aとB面21bとでは溝22が描く螺旋が互いに
逆向きであるので、光ファイバ素線9がA面21aに押
し付けられるときとB面21bに押し付けられるときと
では、光ファイバ素線9に生じる捻れの方向が逆転す
る。
【0014】したがって、光ファイバ素線9は、最終ガ
イドプーリー20の往復移動に伴って周面21のA面2
1aとB面21bに交互に押し付けられるので、光ファ
イバ素線9の長さ方向において、時計回りの捻りと反時
計回りの捻りが交互に加えられる。光ファイバ素線9に
効率良く捻りを加えるには、最終ガイドプーリー20に
おける巻き付き角φを大きくして、光ファイバ素線9と
最終ガイドプーリー20の周面21とが接触している距
離を長くする、あるいは最終ガイドプーリー20の周面
(斜面)21の傾斜角度θを大きくする方法がある。こ
のようにして光ファイバ素線9に向きが異なる捻りを交
互に加えることにより、裸光ファイバ3のコアの断面形
状が非円であっても、長尺の光ファイバ素線9全体とし
て屈折率構造が真円形の同心円状である場合と等価的
に、PMDを抑制した光ファイバ素線9を得ることがで
きる。
【0015】本実施例によれば、巻き取りにプーリート
ラバース方式を採用するとともに、最終ガイドプーリー
20の周面21を断面略V字状に形成し、その両斜面に
異なる向きの螺旋状の溝22をそれぞれ設けることによ
って、この最終ガイドプーリー20の周面21と接触し
ながら走行する光ファイバ素線9に逆向きの捻れを交互
に生じさせることができ、これにより光ファイバ素線9
のPMDの低減を図ることができる。このような方法お
よび装置はプーリートラバース方式の既存の装置の最終
ガイドプーリーを変更するだけで実施できるので、大き
な装置改造が必要なく、コスト的にも有利であり、実施
し易い利点がある。また光ファイバ素線9には最終ガイ
ドプーリー20を通過する際に捻りが加えられるので、
光ファイバ母材1が線引きされる工程から光ファイバ素
線9がターンプーリー11により導かれる間に、光ファ
イバに軸ズレが生じるなどの心配がなく、また線引きの
高速化にも対応できる。
【0016】なお、本発明は上記実施例の装置に限ら
ず、プーリートラバース方式の巻き取り装置を備え、最
終ガイドプーリーが上述の如く光ファイバ素線に捻りを
加える形状を有するものであればよく、他の構成要素は
適宜変更可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ーリートラバース方式の既存の装置の最終ガイドプーリ
ーを変更するだけで、PMDが低減された光ファイバ素
線を製造することができる。したがって、大きな装置改
造が必要なく、実施が容易であり、コスト的にも有利で
ある。また光ファイバ母材が線引きされる工程から光フ
ァイバ素線がターンプーリーにより導かれる間の工程に
変更を来さないので、光ファイバに軸ズレが生じるなど
性能への悪影響が生じる心配がなく、また線引きの高速
化にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光ファイバ素線の製造装置の例を示した概略
構成図である。
【図2】 本発明に係るプーリートラバース方式の説明
図である。
【図3】 本発明に係る装置を部分的に示すもので
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】 本発明に係る装置を部分的に拡大して示す正
面図である。
【図5】 本発明に係る装置を部分的に拡大して示す断
面図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ母材、3…裸光ファイバ、9…光ファイ
バ素線、14…ボビン、20…最終ガイドプーリー、2
1…周面、22…溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ母材を線引きして裸光ファイ
    バを形成する手段と、この裸光ファイバの周囲に被覆層
    を設けて光ファイバ素線を形成する手段と、この光ファ
    イバ素線を巻き取るボビンと、光ファイバ素線をボビン
    へ導くためのガイドプーリーを備えてなり、 前記ボビンの前段には、該ボビンの回転軸と平行な回転
    軸を有し、該回転軸方向に往復移動可能な最終ガイドプ
    ーリーが設けられており、該最終ガイドプーリーの周面
    は断面略V字状に形成されており、かつ該周面の表面に
    はV字の中心線に対して左右対称に螺旋状の溝が設けら
    れていることを特徴とする光ファイバ素線の製造装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバ母材を線引きして裸光ファイ
    バを形成し、この裸光ファイバの周囲に被覆層を設けて
    光ファイバ素線を形成し、この光ファイバ素線をガイド
    プーリーで導いてボビンに巻き取る操作を連続的に行う
    光ファイバ素線の製造方法において、 前記ボビンの前段に、周面が断面略V字状で該周面の表
    面にV字の中心線に対して左右対称に螺旋状の溝が設け
    られている最終ガイドプーリーを配して、該最終ガイド
    プーリーをボビンの回転軸と平行な方向に往復移動させ
    つつ巻き取りを行うことによって、前記光ファイバ素線
    が前記最終ガイドプーリーを通過する際に該光ファイバ
    素線に捻りを加えることを特徴とする光ファイバ素線の
    製造方法。
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