JP2000247393A - 浄化槽およびその槽体 - Google Patents

浄化槽およびその槽体

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JP2000247393A
JP2000247393A JP11050388A JP5038899A JP2000247393A JP 2000247393 A JP2000247393 A JP 2000247393A JP 11050388 A JP11050388 A JP 11050388A JP 5038899 A JP5038899 A JP 5038899A JP 2000247393 A JP2000247393 A JP 2000247393A
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tank
tank body
septic
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step surface
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English (en)
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Hideki Hamanaka
英機 浜中
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 槽体を積み重ねて保管または搬送する際に、
槽体側壁の変形のおそれが少なく、しかも保管効率や積
載効率が高い浄化槽用槽体を提供することと、濾床を良
好に支持し、濾床の脱落を防止することができる低コス
トな浄化槽およびその槽体を提供すること。 【解決手段】 他の槽体とのフランジ部14aと、フラ
ンジ部14aと一体に成形してあり、浄化槽のケーシン
グ側壁を構成する槽体側壁14bと、槽体側壁14bと
一体に成形してあり、浄化槽の槽体底壁14cとを有す
る浄化槽の槽体14であって、槽体側壁14bの内面に
は、フランジ部14aから槽体底壁14cに至る途中
に、略水平方向に伸びる段差面60が形成してある。段
差面60には、係合穴62または係合溝262が形成し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば家庭用ま
たは業務用の便所、洗面所、風呂、厨房などから排出さ
れる汚水を浄化して放流する合併処理浄化槽または単独
処理浄化槽に関し、特に処理槽または処理室に濾床が設
けられている浄化槽およびその槽体に関する。
【0002】
【従来の技術】便所から排水されるし尿や、洗面所、風
呂、厨房などから排水される雑排水など、各種汚水の浄
化槽として、浄化槽内を、汚水が流入する嫌気性処理槽
と、ここで嫌気性処理された処理水が流入する好気性処
理槽と、ここで好気性処理された処理水が流入する沈澱
槽と、沈澱槽で分離された上澄み液が流入する消毒槽と
に仕切った合併処理浄化槽や、し尿のみを対象とし、上
記の各処理槽の全部または一部を組合わせてなる単独処
理浄化槽が知られている。
【0003】嫌気性微生物や好気性微生物による分解処
理を用いた浄化槽では、嫌気性微生物や好気性微生物が
合成樹脂等の濾材に固定化された濾床が嫌気性処理槽お
よび好気性処理槽に設けてある。浄化槽のケーシングを
構成する槽体は、従来より繊維強化プラスチック(FR
P)などで構成されている。このため、濾床の支持は、
FRP製のL型ピースを槽体や処理槽間の仕切り板にボ
ルトナットまたはリベットを用いて取り付け、このL型
ピースに受け板および押さえ板を介して濾床を挟持して
いる(例えば、特開平2−222,780号公報参
照)。
【0004】ところが、濾床を挟持する受け板や押さえ
板を支持するために、L型ピースをボルトナットやリベ
ットにより固定すると、槽体や処理槽間の仕切り板を貫
通させる必要があるので、浄化槽から汚水が漏れたり、
処理槽間で処理水が漏洩するおそれがある。また、この
ような取付作業はきわめて煩雑で、その作業も長時間必
要とする。
【0005】そこで、特開平9−206771号公報に
示すように、槽体の内面に、垂直方向に伸びる複数の内
部リブまたはコルゲートを形成し、この内部リブまたは
コルゲートの上面で濾床を支持する構造の浄化槽が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構造の浄化槽では、槽体の成形後に、槽体を積み重ねて
保管したり輸送する場合に、積み重ねられた槽体におけ
るリブやコルゲートが他の槽体の側壁と干渉し、保管効
率や積載効率が悪い。また、積み重ねられた槽体間の干
渉防止のために緩衝材を使用する必要があるなど経済的
でない。さらに、緩衝材などを用いることなく積み重ね
られた槽体におけるリブやコルゲートが他の槽体の側壁
と干渉することにより、槽体の側壁が変形し、浄化槽の
寸法精度に悪影響を与えるおそれがある。
【0007】さらにまた、従来の浄化槽では、リブやコ
ルゲートの上面に固定されることなく濾床用受け板が単
に載せられている構造が多い。この場合、濾床に蓄積さ
れた汚泥の重量により受け板が変形し、受け板がリブや
コルゲートの上面から外れ、濾床が槽体の底部に脱落す
るおそれがある。この濾床の脱落を避けるために、リブ
やコルゲートの突出高さを過大にすることも考えられる
が、この場合には、槽体を構成する樹脂量の増大を招き
不経済である。
【0008】さらに、FRPで成形された浄化槽は、重
量が大きく、ひびが入り易いという課題と、製造時の作
業環境が劣悪で、廃棄処分に難点があるという課題があ
る。
【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、槽体を積み重ねて保管または搬送する際に、槽体側
壁の変形のおそれが少なく、しかも保管効率や積載効率
が高い浄化槽用槽体を提供することを第1の目的とす
る。
【0010】本発明の第2の目的は、濾床を良好に支持
し、濾床の脱落を防止することができる低コストな浄化
槽およびその槽体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る浄化槽の槽体は、他の槽体との接合部
と、前記接合部と一体に成形してあり、浄化槽のケーシ
ング側壁を構成する槽体側壁と、前記槽体側壁と一体に
成形してある槽体基端壁とを有する浄化槽の槽体であっ
て、前記槽体側壁の内面には、前記接合部から槽体基端
壁に至る途中に、略水平方向に伸びる段差面が形成して
あることを特徴とする。本発明において、接合部として
は、特に限定されないが、たとえばフランジなどが例示
される。また、槽体基端壁とは、浄化槽のケーシング底
壁またはケーシング天井壁を意味する。
【0012】前記段差面には、浄化槽の内部に配置され
る濾床を支持する保持板の外周に形成してある係合凸部
が差し込まれる係合凹部が形成してあることが好まし
い。本発明において、保持板としては、特に限定されな
いが、濾床のための受け板および/または押さえ板を含
む概念で用いる。また、本発明において、係合凹部とし
ては、特に限定されず、槽体の周囲方向に沿って連続し
て伸びる係合溝であっても良く、槽体の周囲方向に沿っ
て断続的に形成してある係合穴であっても良い。
【0013】本発明に係る浄化槽は、上述したような槽
体と、前記槽体の槽体側壁の内面に形成してある段差面
に取り付けられる保持板と、前記保持板により保持され
る濾床とを有する。本発明に係る槽体は、浄化槽の上部
槽体、下部槽体、上部槽体の一部または下部槽体の一部
として用いられることができる。本発明に係る槽体にお
ける槽体側壁の内面に形成してある略水平な段差面は、
接合部から槽体基端壁に至る途中に、二以上形成しても
良い。具体的な態様としては、単一の略水平段差面が
形成された上部槽体と通常(略水平段差面を持たない)
の下部槽体との組合せ、通常の上部槽体と単一の略水
平段差面が形成された下部槽体との組合せ、単一の略
水平段差面が形成された上部槽体と単一の略水平段差面
が形成された下部槽体との組合せ、通常の上部槽体と
二つの略水平段差面が形成された下部槽体との組合せな
どが例示される。
【0014】本発明において、段差面を有する槽体の材
質は、特に限定されず、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、繊維強化プラスチック(FRP)な
どが例示されるが、好ましくは、反応射出成形法(RI
M)によって得られるポリノルボルネン系樹脂で構成さ
れる。特に、エラストマーで改質されたノルボルネン系
モノマーの開環重合体で構成されたものが好ましい。
【0015】エラストマーとしては、例えば、ポリブタ
ジエン、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SB
S)、ポリイソプレン、スチレン−イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体(SIS)、エチレン−プロピレン
−ジエンターポリマー(EPT)などを挙げることがで
きる。
【0016】エラストマーの配合割合は、ノルボルネン
系モノマー100重量部に対して、1〜20重量部、好
ましくは2〜15重量部である。エラストマーの配合割
合が少ないと、可撓性が低下する。逆に、エラストマー
の配合割合が多すぎると、ガラス転移温度が低下し、か
つ、強度が低下するので好ましくない。
【0017】モノマーは、ジシクロペンタジエンやジヒ
ドロジシクロペンタジエン、テトラシクロドデセン、ト
リシクロペンタジエン等のノルボルネン環を有するシク
ロオレフィンである。
【0018】メタセシス触媒は、六塩化タングステン、
トリドデシルアンモニウムモリブデート、トリ(トリデ
シル)アンモニウムモリブデート等の有機モリブデン酸
アンモニウム塩等のノルボルネン系モノマーの塊状重合
用触媒として公知のメタセシス触媒であれば特に制限は
ないが、有機モリブデン酸アンモニウム塩が特に好まし
い。
【0019】活性剤(共触媒)としては、エチルアルミ
ニウムジクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド等の
アルキルアルミニウムハライド、これらのアルコキシア
ルキルアルミニウムハライド、有機スズ化合物等が挙げ
られる。
【0020】反応射出成形の前準備として、ノルボルネ
ン系モノマー、メタセシス触媒および活性剤を主材とす
る反応射出成形用材料をノルボルネン系モノマーとメタ
セシス触媒とよりなる液と、前記のノルボルネン系モノ
マーと活性剤とよりなる液との安定な2液に分けて別の
容器に入れておく。反応射出成形に際しては、この2液
を混合し、次いで、この混合液を、金型のキャビティ内
に注入し、キャビティ内で塊状重合して、浄化槽の槽体
を得る。
【0021】反応射出成形に用いる金型は、必ずしも剛
性の高い高価な金型である必要はなく、金属製金型に限
らず、樹脂製金型、または単なる型枠を用いることがで
きる。ノルボルネン系樹脂の反応射出成形は、低粘度の
反応液を用い、比較的低温低圧で成形できるためであ
る。金型内は不活性ガスでシールし、重合反応に用いる
成分類は窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で貯蔵し、
かつ操作することが好ましい。
【0022】金型温度は、好ましくは、10〜150
℃、より好ましくは、30〜120℃、さらに好ましく
は、50〜100℃である。金型圧力は通常0〜100
Kg/cm の範囲である。重合時間は、適宜選択す
ればよいが、通常、反応液の注入終了後、30秒〜20
分、好ましくは、5分以下である。
【0023】なお、浄化槽を構成する材質は上述したも
のに限定されるものではなく、また、成形法も反応射出
成形に限定されるものではなく、いかなる方法でも成形
することができる。
【0024】
【作用】本発明に係る浄化槽の槽体では、特開平9−2
06771号公報に示す浄化槽の槽体とは異なり、槽体
の側壁内面には、略水平方向に伸びる段差面が形成して
ある。したがって、組立前の槽体を積み重ねて保管また
は運送する際に、積み重ねられた槽体におけるリブやコ
ルゲートが他の槽体の側壁と干渉することはなく、保管
効率および積載効率が向上する。また、同様な理由か
ら、緩衝材を用いることなく、積み重ねられて保管また
は搬送される槽体の側壁の変形を有効に防止することが
できる。
【0025】本発明に係る浄化槽およびその槽体におい
て、槽体の段差面に、濾床を支持する保持板の外周に形
成してある係合凸部が差し込まれる係合凹部を具備させ
ることで、保持板の脱落を防止することができ、結果と
して濾床の脱落を有効に防止することができる。
【0026】また、本発明に係る浄化槽およびその槽体
は、単純な構造なので、槽体の製造が容易であり、且つ
低コストである。
【0027】さらに、本発明に係る浄化槽の槽体を、反
応射出成形法により得られるポリノルボルネン系樹脂で
構成した場合には、段差面を一体成形し易く、しかも比
較的大型の槽体を容易に成形することができる。また、
ポリノルボルネン系樹脂は、比剛性は低いが比強度は高
いという材料的特徴を利用して、槽体として必要とされ
る十分な耐圧を有することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0029】第1実施形態 図1は本発明の1実施形態に係る浄化槽の一部破断斜視
図、図2は図1に示す浄化槽の要部横断面図である。
【0030】図1および図2に示すように、本実施形態
に係る合併処理浄化槽100は、上部槽体12と下部槽
体14とを有し、後述する濾床30などの構成部品を内
部に取り付けた後、これら上下槽体12,14をフラン
ジ部12a,14aで重ね合わせることにより組み立て
られる。
【0031】上部槽体12には、浄化槽100を構成す
るために必要となるマンホール蓋取付部16が長手方向
に三つ形成してある。また、上部槽体12の長手方向の
前後には、汚水を導入するための流入管18と処理を終
えた浄化水を放流するための放流管20とがそれぞれ設
けてある。
【0032】この浄化槽100は、嫌気性処理と好気性
処理とを行う合併処理浄化槽であることから、槽体1
2,14の内部は、長手方向に沿って複数の仕切板4
0,42,44により複数の室50,52,54,56
に区切られている。本実施形態では、上流側から、嫌気
濾床槽第1室50、嫌気濾床槽第2室52、接触曝気槽
54、沈澱槽56、および一体成形された消毒槽58の
都合5個の処理槽が形成してある。
【0033】嫌気濾床槽第1室50は、流入管18から
汚水が導入される処理槽であり、隣接する嫌気濾床槽第
2室52とは仕切板40で仕切られているが、当該仕切
板40の上部に開設された連通孔40aによって両室5
0,52は連通している。この嫌気濾床槽第1室50に
は、合成樹脂などの濾材からなる嫌気性濾床30が、そ
の下面を受け板32により、またその上面を押さえ板3
4により支持されて設けてあり、流入管18から流入し
た汚水は、押さえ板34から嫌気性濾床30を通過する
際に嫌気性処理が施され、受け板32を通過した後、仕
切板40の連通孔40aを通って嫌気濾床槽第2室52
へ、堰の自然越流によって移流することになる。
【0034】上記嫌気濾床槽第1室50に隣接する嫌気
濾床槽第2室52は、嫌気濾床槽第1室50で嫌気性処
理された処理水が導入される第2の嫌気濾床槽であり、
隣接する接触曝気槽54とは仕切板42で仕切られてい
るが、当該仕切板42の上部に開設された連通孔42a
によって両室52,54は連通している。この嫌気濾床
槽第2室52にも、嫌気濾床槽第1室50と同様に、合
成樹脂などの濾材からなる嫌気性濾床30が、その下面
を受け板32により、またその上面を押さえ板34によ
り支持されて設けてあり、嫌気濾床槽第1室50から流
入した処理水は、押さえ板34から嫌気性濾床30を通
過する際にさらなる嫌気性処理が施され、受け板32を
通過した後、仕切板42の連通孔42aを通って接触曝
気槽54へ、堰の自然越流によって移流することにな
る。
【0035】上記嫌気濾床槽第2室52に隣接する接触
曝気槽54は、嫌気濾床槽第2室52で嫌気性処理され
た処理水が導入される処理槽であり、隣接する沈澱槽5
6とは仕切板44で仕切られているが、当該仕切板44
の下部に形成されたスロット(狭小通路)44aによっ
て両槽54,56は連通している。この接触曝気槽54
には、合成樹脂などの濾材からなる好気性濾床30が装
着してあり、その下面を受け板32により、またその上
面を押さえ板34により支持してある。嫌気濾床槽第2
室52から流入した処理水は、押さえ板34から好気性
濾床30を通過する際に好気性処理が施され、受け板3
2を通過した後、仕切板44下部のスロット44aを通
って沈澱槽56へ流れることになる。接触曝気槽の下部
には散気装置及び濾床逆洗装置(共に図示は略)が設け
てある。
【0036】上記沈澱槽56に隣接する消毒槽58は、
一体成形された小室であり、隔壁46によって沈澱槽と
仕切られており、当該消毒槽58には、沈澱槽56の上
澄み液が堰の自然越流によって移流し、図示しない薬剤
筒によって供給された消毒剤で塩素消毒された後、放流
管20を通って放流水として外部に放流される。
【0037】本実施形態では、図2および図3に示すよ
うに、下部槽体14の槽体側壁14bの内面には、フラ
ンジ部(接合部)14aから槽体底壁(槽体基端壁)1
4cに至る途中に、段差面60が形成してある。段差面
60は、フランジ部14a、槽体側壁14bおよび槽体
底壁14cと共に一体に成形される。本実施形態では、
段差面60は、槽体側壁14bの内壁に沿って水平方向
に形成してある。この段差面60は、槽体側壁14bの
内壁に沿って連続して同一の水平レベル位置に形成して
も良いが、図1に示す各処理槽50、52および54内
に具備される各濾床30の取付位置によっては、各処理
槽50、52および54毎に異なる水平レベル位置とな
るように形成しても良い。
【0038】図3〜図5に示すように、段差面60に
は、その長手方向に沿って断続的に複数の係合穴(係合
凹部)62が形成してある。図5(B)に示すように、
係合穴62が形成してある段差面60の槽体側壁14b
の外側には、ボス部64が形成してあり、図5(A)に
示すように、係合穴62が形成されていない段差面60
の槽体側壁14bの外側にはボス部64は形成されてい
ない。
【0039】係合穴62には、図7に示すように、受け
板32の外周に断続的に形成してある各係合凸片(係合
凸部)66が差し込まれ、受け板32が段差面60から
外れることを有効に防止している。なお、受け板32
は、図6に示すように、ポリエチレンなどの合成樹脂な
どで構成してあり、格子状の開口部32aを持ち、開口
部32aを通して汚水の流通が確保されている。また、
受け板32には、必要に応じて、切り欠き32bを形成
したり、ボルトナットまたはリベット等を用いて図1に
示す仕切り板40,42,44に固定するための取付フ
ランジ32cを形成しても良い。
【0040】図4に示す段差面60の幅W1は、特に限
定されないが、好ましくは15〜50mm、さらに好ま
しくは15〜30mmである。また、図5(B)に示す
係合穴62の幅W2は、特に限定されないが、好ましく
は7〜15mm、さらに好ましくは7〜10mmであ
る。また、係合穴62の深さH1も特に限定されない
が、好ましくは10〜30mm、さらに好ましくは15
〜20mmである。図4に示す係合穴62の長手方向幅
L1も特に限定されないが、好ましくは15〜500m
m、さらに好ましくは20〜100mmである。これら
の係合穴62の間隔L2も特に限定されないが、好まし
くは100〜1000mm、さらに好ましくは200〜
500mmである。
【0041】なお、以上の説明では、下部槽体14の槽
体側壁14bに形成してある段差面60について説明し
てあるが、図2〜図5に示すように、上部槽体12につ
いても、下部槽体14と同様な係合穴62を有する段差
面60が一体に成形してある。
【0042】図1に示す嫌気濾床槽第1室50および嫌
気濾床槽第2室52に設けられた嫌気性濾床30、およ
び接触曝気槽54に設けられた好気性濾床(接触材)3
0は、以下のように組み付けられる。
【0043】まず、上部槽体12と下部槽体14とを重
ね合わせる前に、各槽50,52,54において、図6
に示す受け板32の外周を下部槽体14に形成された段
差面60に載置し、受け板32の係合凸片66を段差面
60の係合穴62に挿入する。また、受け板32に取付
フランジ32cが形成してある場合には、その取付フラ
ンジ32cを用いてそれぞれの仕切り板40,42,4
4に固定する。次に、これらそれぞれの受け板32に各
槽50,52,54の濾床30を載置した後、各槽5
0,52,54の押さえ板34を濾床の上に載せる。こ
の押さえ板34に取付フランジ32cが形成してある場
合には、その取付フランジ32cを用いてそれぞれの仕
切り板40,42,44に固定する。最後に、押さえ板
34に形成してある係合凸片66が上部槽体12の内壁
面に形成してある段差面60の係合穴62に入り込むよ
うに、上部槽体12を下部槽体14に被せ、フランジ1
2a,14a同士を固定する。その結果、上部槽体12
に形成された各段差面60が各押さえ板34を押圧する
こととなり、これにより濾床30が強固に支持される。
【0044】本実施形態の浄化槽100にあっては、以
下のようにして汚水処理が行われる。
【0045】すなわち、図1に示すように、汚水が流入
管18から嫌気濾床槽第1室50に入ると、嫌気濾床槽
第1室50において、まず酸生成菌により汚水中の有機
物が有機酸に低分子化され、さらにこの有機酸はメタン
菌などによってメタンガスや二酸化炭素ガスとアンモニ
ア態窒素に分解される。この処理水は、仕切り板40の
連通孔40aを自然越流して嫌気濾床槽第2室52に流
下し、嫌気濾床槽第1室50と同様の嫌気性処理が繰り
返し行われる。
【0046】嫌気濾床槽第2室52の処理水が、仕切り
板42の連通孔42aを自然越流して接触曝気槽54に
至ると、嫌気濾床槽第1室および第2室50,52で生
成されたアンモニア態窒素は、当該接触曝気槽54にお
いて、硝化菌などの好気性菌によって、硝酸態窒素や亜
硝酸態窒素に酸化分解される。この処理水の一部を図示
しない返送管により嫌気濾床槽50または52に返送す
ると、嫌気濾床槽50または52の脱窒菌によって、硝
酸態窒素や亜硝酸態窒素は分子状の窒素や亜酸化窒素に
分解される。
【0047】次いで、このようにして硝酸態窒素や亜硝
酸態窒素の濃度が低減された処理水が、仕切り板44下
部のスロット44aを通過して沈澱槽56に至ると、当
該沈澱槽56にて沈澱分離され、その上澄み液のみが消
毒槽58に越流して流れ、この消毒槽58で塩素消毒さ
れた後、放流管20から浄化水として外部へ放流され
る。
【0048】なお、本実施形態では、段差面60がそれ
ぞれ一体成形された上部槽体12および下部槽体14
は、エラストマーで改質されたノルボルネン系モノマー
の開環重合体で構成してある。
【0049】具体的には、ジシクロペンタジエン(DC
P)85重量%と、非対称型シクロペンタジエン三量体
15重量%を用い、これにスチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体(クレイトン1170、シェル社
製)を5重量%とフェノール系の酸化防止剤であるイル
ガノックス1010(チバガイギー社製)を2重量%溶
解させ、これを2つの容器に入れ、一方にはモノマーに
対しジエチルアルミニウムクロリド(DEAC)を40
ミリモル濃度、n−プロパノールを44ミリモル濃度、
四塩化ケイ素を20ミリモル濃度となるように添加する
(A液)。他方には、モノマーに対しトリ(トリデシ
ル)アンモニウムモリブデートを10ミリモル濃度とな
るように添加する(B液)。
【0050】このようにして調製されたA液およびB液
を、それぞれギヤーポンプにて1対1の容積比となるよ
うにパワーミキサーに送液し、次いで、金型内に、金型
温度70℃および注入圧力2.0Kg/cm 以下で
注入する。金型内では3分間の反応を行ない、これらの
一連の操作は、窒素雰囲気下で行う。
【0051】その後、金型より成形品を取り出すことに
より、上部槽体12を得ることができる。下部槽体14
も同様にして成形することができる。
【0052】このように、上部槽体および下部槽体1
2,14を、反応射出成形法により得られるポリノルボ
ルネン系樹脂で構成することで、段差面60が一体に形
成された比較的大型の槽体を容易に成形することができ
る。また、ポリノルボルネン系樹脂の、比剛性は低いが
比強度は高いという材料的特徴を利用して、槽体として
必要とされる十分な耐圧を有することができる。
【0053】特に本実施形態に係る浄化槽およびその槽
体では、槽体12,14の側壁内面には、略水平方向に
伸びる段差面60が形成してある。したがって、図8
(A),(B)に示すように、組立前の槽体12または
14を積み重ねて保管または運送する際に、積み重ねら
れた槽体12または14におけるリブやコルゲートが他
の槽体の側壁と干渉することはなく、図8(B)に示す
ように、下方に積み重ねられた槽体12または14の段
差面60の上に、上方に積み重ねられた槽体12または
14のボス部64が当たるのみである。ボス部64は、
比較的強度が高い部分であるので、緩衝材を用いること
なく、槽体側壁12bまたは14bの変形は有効に防止
できる。また、図8(A)および(B)に示すように、
比較的密接して槽体12または14相互を積み重ねるこ
とができるので、保管効率および積載効率が向上する。
【0054】また、図7に示すように、槽体12または
14の段差面60に、濾床30を支持する受け板32の
外周に形成してある係合凸片66が差し込まれる係合凹
部62を具備させることで、荷重が作用する受け板32
の脱落を有効に防止することができ、結果として濾床3
0の脱落を有効に防止することができる。
【0055】また、本実施形態に係る浄化槽の槽体12
または14は、単純な構造なので、槽体の製造が容易で
あり、且つ低コストである。
【0056】第2実施形態 図9は前記第1実施形態に係る浄化槽の変形例を示す要
部断面図である。この実施形態では、上部槽体12およ
び下部槽体14の構成は、前記第1実施形態に係る上部
槽体12および下部槽体14と全く同一である。以下、
前記第1実施形態に係る浄化槽と異なる点についてのみ
説明し、共通する部分の説明は省略する。
【0057】本実施形態では、図6に示す受け板32お
よび押さえ板34を用いる代わりに、係合凸片66を有
さない通常の受け板132および押さえ板134を用い
る。槽体12または14の内壁面に形成してある段差面
60の係合穴62には、枠材または帯板などで構成して
ある保持補助板168の外周に形成してある係合凸部1
66が挿入される。
【0058】本実施形態では、この保持補助板168の
上に受け板132が載せられると共に、図示省略してあ
る濾床の上部では、保持補助板168を介して押さえ板
134が濾床を押さえるようになっている。
【0059】本実施形態に係る浄化槽およびその槽体に
おいても、前記第1実施形態に係る浄化槽およびその槽
体と同様な作用効果を奏する。
【0060】第3実施形態 図10〜図12に示すように、本実施形態に係る浄化槽
およびその槽体214および212では、フランジ部2
14aまたは212aから槽体底壁214cまたは槽体
天井壁212cへ至る途中の槽体側壁214bまたは2
12bの内壁に、段差面260を一体成形してある。こ
の点では、前記第1実施形態と同様であるが、本実施形
態では、段差面260には、係合穴を成形する代わり
に、段差面260の長手方向に沿って連続している係合
溝262を成形してある。この段差面260の幅、係合
溝262の溝幅および溝深さは、前記第1実施形態にお
ける段差面60の幅、係合溝62の溝幅および溝深さと
同一である。
【0061】また、図12に示すように、受け板232
および押さえ板234の外周には、図6に示す前記第1
実施形態の受け板32および押さえ板34とは異なり、
周方向に連続している係合凸部としての係合凸縁266
が一体成形してある。この実施形態の受け板232およ
び押さえ板234も、図6に示す前記第1実施形態の受
け板32および押さえ板34と同様に、ポリエチレンな
どの合成樹脂などで構成してあり、格子状の開口部23
2aを持ち、開口部232aを通して汚水の流通が確保
されている。また、受け板232および押さえ板234
には、必要に応じて、切り欠き232bを形成したり、
ボルトナットまたはリベット等を用いて図1に示す仕切
り板40,42,44に固定するための取付フランジ2
32cを形成しても良い。
【0062】本実施形態に係る浄化槽および槽体のその
他の構成は、前記第1実施形態に係る浄化槽および槽体
と同様であり、共通する部分の説明は省略する。本実施
形態に係る浄化槽およびその槽体においても、前記第1
実施形態に係る浄化槽およびその槽体と同様な作用効果
を奏する。
【0063】第4実施形態 図13および図14に示すように、本実施形態に係る浄
化槽およびその槽体314および312では、下部槽体
314として、その高さが、上部槽体312の高さに比
べて高いものを用い、これらをフランジ部312aおよ
び314aで接合してある。そして、下部槽体314に
おけるフランジ部314aから槽体底壁314cへと至
る槽体側壁314bの内面に、2つの水平方向に伸びる
段差面360aおよび360bを一体成形してある。
【0064】上側の段差面360aは、フランジ部31
4aの直ぐ近くに成形してあり、段差面360aから段
差面360bまでの垂直方向距離が、濾床30の厚みに
略一致する。各段差面360aおよび360bには、図
4および図5に示す係合穴62と同様な構成の係合穴3
62aおよび362bが各々成形してある。また、係合
穴362aおよび362bが形成してある部分の槽体側
壁314bの外面に、ボス部364aおよび364bが
成形してある点でも、図4および図5に示す係合穴62
の場合と同様である。
【0065】ただし、図14に示すように、フランジ部
314aの近くに成形してある段差面360aは、フラ
ンジ部312aおよび314aの接合面に対して、距離
H2の間隔で下方に下がった位置に形成してあり、接合
面との間に隙間370が形成してある。隙間370の距
離H2は、図13に示す押さえ板334の外周部の厚み
と同等以上であり、特に限定されないが、好ましくは5
〜10mmである。
【0066】押さえ板334および受け板332の構成
は、図6に示す押さえ板34および受け板34の構成と
同一であり、外周部には、係合凸片366が形成してあ
る。押さえ板334の係合凸片336が上方の係合穴3
62aに差し込まれ、受け板332の係合凸片366が
下方の係合穴362bに対して差し込まれる。
【0067】なお、下部槽体314の高さが、上部槽体
312の高さと略同等であっても、濾床の上下方向の厚
みが小さい場合には、上述したような構成を採用するこ
ともできる。
【0068】本実施形態に係る浄化槽および槽体のその
他の構成は、前記第1実施形態に係る浄化槽および槽体
と同様であり、共通する部分の説明は省略する。本実施
形態に係る浄化槽およびその槽体においても、前記第1
実施形態に係る浄化槽およびその槽体と同様な作用効果
を奏する。
【0069】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0070】たとえば、上述した実施形態では浄化槽内
に、嫌気濾床槽第1室50、嫌気濾床槽第2室52、接
触曝気槽54、沈澱槽56および消毒槽58の処理槽を
形成したが、これ以外の処理槽を設けることもできる
し、何れかの処理槽を省略することもできる。
【0071】また、上述した各実施形態では、槽体の側
壁には、略水平な段差面のみを成形したが、本発明で
は、槽体相互を積み重ねて保管または搬送する際に、積
み重ねるべき他の槽体と干渉しない範囲において、槽体
には補強用のその他の内部リブやコルゲートなどを成形
しても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、槽体を積み重ねて保管または搬送する際に、槽体側
壁の変形のおそれが少なく、しかも保管効率や積載効率
が高い浄化槽用槽体を提供することができる。また、本
発明によれば、濾床を良好に支持し、濾床の脱落を防止
することができる低コストな浄化槽およびその槽体を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態に係る浄化槽の一部破
断斜視図である。
【図2】図2は図1に示す浄化槽の要部横断面図であ
る。
【図3】図3は段差面が形成された槽体の斜視図であ
る。
【図4】図4は段差面の要部斜視図である。
【図5】図5(A)は図4に示すVA−VA線に沿う要部断
面図、同図(B)は図4に示すVB−VB線に沿う要部断面
図である。
【図6】 図6は保持板としての受け板または押さえ板
の要部斜視図である。
【図7】 図7は受け板または押さえ板と段差面との関
係を示す要部断面図である。
【図8】 図8(A)および図8(B)は槽体が積み重
ねられた状態を示す要部断面図である。
【図9】 図9は本発明の他の実施形態に係る受け板ま
たは押さえ板と段差面との関係を示す要部断面図であ
る。
【図10】 図10は本発明の他の実施形態に係る槽体
の要部斜視図である。
【図11】 図11は図10に示す段差面の要部斜視図
である。
【図12】 図12は本発明の他の実施形態に係る受け
板または押さえ板の斜視図である。
【図13】 図13は本発明のさらにその他の実施形態
に係る浄化槽の横断面図である。
【図14】 図14は図13に示すフランジ部分の詳細
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
12,212,312…上部槽体 14,214,314…下部槽体 12a,14a,212a,214a,312a,31
4a…フランジ部 30…濾床 32,232,332…受け板(保持板) 34,234,334…押さえ板(保持板) 40,42,44…仕切り板 40a,42a…連通孔 44a…スロット 50…嫌気濾床槽第1室 52…嫌気濾床槽第2室 54…接触曝気槽 56…沈澱槽 58…消毒槽 60,260,360a,360b…段差面 62,362a,362b…係合穴 64,264,364a,364b…ボス部 66,366…係合凸片 100…浄化槽 166…係合凸部 168…保持補助板(保持板) 262…係合溝 266…係合凸縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の槽体との接合部と、 前記接合部と一体に成形してあり、浄化槽のケーシング
    側壁を構成する槽体側壁と、 前記槽体側壁と一体に成形してある槽体基端壁とを有す
    る浄化槽の槽体であって、 前記槽体側壁の内面には、前記接合部から槽体基端壁に
    至る途中に、略水平方向に伸びる段差面が形成してある
    ことを特徴とする浄化槽の槽体。
  2. 【請求項2】 前記段差面には、浄化槽の内部に配置さ
    れる濾床を支持する保持板の外周に形成してある係合凸
    部が差し込まれる係合凹部が形成してあることを特徴と
    する請求項1に記載の浄化槽の槽体。
  3. 【請求項3】 前記段差面を有する槽体が反応射出成形
    法により得られるポリノルボルネン系樹脂で一体に成形
    してある請求項1または2に記載の浄化槽の槽体。
  4. 【請求項4】 接合部から槽体基端壁に至る途中におけ
    る槽体側壁の内面に、略水平方向に伸びる段差面が形成
    してある槽体と、 前記槽体の槽体側壁の内面に形成してある段差面に取り
    付けられる保持板と、 前記保持板により保持される濾床とを有する浄化槽。
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