JP2000246976A - 画像形成装置、画像回転制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像回転制御方法及び記憶媒体

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JP2000246976A
JP2000246976A JP11050652A JP5065299A JP2000246976A JP 2000246976 A JP2000246976 A JP 2000246976A JP 11050652 A JP11050652 A JP 11050652A JP 5065299 A JP5065299 A JP 5065299A JP 2000246976 A JP2000246976 A JP 2000246976A
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JP11050652A
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English (en)
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Takeshi Moriyama
剛 森山
Masatoshi Yaginuma
雅利 柳沼
Kiyoshi Okamoto
清志 岡本
Mitsushige Murata
光繁 村田
Norifumi Miyake
範書 三宅
Yasuo Fukatsu
康男 深津
Tsutomu Sato
力 佐藤
Manabu Yamauchi
学 山内
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサータを用いた製本作業を行う際、イン
サータにセットされた用紙の向きと原稿の向きが異なっ
ている場合でも用紙及び原稿の向きから必要に応じ適切
な画像回転を行うことで、煩雑な設定を行うことなく製
本物を生成可能とすると共に、インサータ用紙の収納完
了後に給紙を行うことで万一インサータ給紙ジャムが発
生した場合でもジャム処理を簡単に済ませることを可能
とした画像形成装置、画像回転制御方法及び記憶媒体を
提供する。 【解決手段】 給紙センサ907の検知結果に基づき後
処理用用紙サイズの判定を行うフィニッシャ制御部50
1と、原稿サイズの判定、後処理用用紙サイズの判定結
果に基づく画像形成時の画像形成用用紙サイズの選択、
画像形成用用紙サイズと原稿サイズとの比較に基づき画
像形成時の画像回転を行うか否かの決定を行うCPU回
路部150とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像回転制御方法及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、イ
ンサータを装備したシート処理装置を有する複写機やレ
ーザビームプリンタ等に適用する場合に好適な画像形成
装置、画像回転制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば複写機における複写紙の製
本に関しては、予め印刷された表紙をインサータなどか
ら供給し、該供給された表紙を複写した複写紙に重ねて
から、ステープルや中綴じ製本などを行う簡易的な製本
機能が普及してきている。インサータを用いた複写を行
う際に、インサータにセットされた用紙と原稿の向きが
異なる場合には、原稿の画像をインサータにセットされ
た用紙の向きに合わせるために回転する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、インサータの給紙用紙と原稿の向きが異なる場合に
は、複写機の操作部などに原稿の向きを正しくセットす
るようユーザに促す警告メッセージを表示しており、ユ
ーザは原稿をセットし直さなければならず、原稿セット
の煩わしさがあった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、インサータを用いた製本作業を行う際、インサ
ータにセットされた用紙の向きと原稿の向きが異なって
いる場合でも用紙及び原稿の向きから必要に応じ適切な
画像回転を行うことで、煩雑な設定を行うことなくイン
サータにセットされた用紙サイズに合わせた製本物を生
成可能とすると共に、インサータ用紙の収納完了後に給
紙を行うことで万一インサータ給紙ジャムが発生した場
合でもジャム処理を簡単に済ませることを可能とした画
像形成装置、画像回転制御方法及び記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、画像形成用用紙に画像を
形成する画像形成部と、後処理用用紙を後処理する後処
理部とを有する画像形成装置であって、後処理用用紙の
サイズに基づき選択した画像形成用用紙のサイズと画像
読取対象の原稿のサイズとの比較に基づき画像形成時の
画像回転を行うか否かを決定する画像回転制御手段を有
することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、画像読取対象の原稿のサイズを判定する原
稿サイズ判定手段と、後処理用用紙のサイズを判定する
用紙サイズ判定手段と、該用紙サイズ判定手段で判定し
た後処理用用紙サイズに基づき画像形成時の画像形成用
用紙サイズを選択する用紙選択手段とを有し、前記画像
回転制御手段は、前記用紙選択手段で選択した画像形成
用用紙サイズと前記原稿サイズ判定手段で判定した原稿
サイズとの比較に基づき画像形成時の画像回転を行うか
否かを決定することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、前記後処理部は、後処理用用紙を供給する
用紙供給手段を有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記用紙供給手段は、前記用紙サイズ判定
手段を有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記用紙供給手段は、後処理用用紙が載置
される載置手段を有し、前記用紙サイズ判定手段は、前
記載置手段に載置された後処理用用紙のサイズを判定す
ることを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記用紙サイズ判定手段は、後処理用用紙
の搬送中に用紙サイズを判定することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、前記画像形成部は、後処理用用紙の供給完
了後に画像形成を行うことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、後処理用用紙のサイズを入力する入力手段
を有し、前記用紙サイズ判定手段は、前記入力手段によ
る後処理用用紙のサイズ入力に基づき後処理用用紙のサ
イズを判定することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、前記後処理部で行う後処理とは、表紙等の
後処理用用紙を供給して画像形成済みの画像形成用用紙
に重ねて製本を行う処理であることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、画像形成用用紙に画像を形成する画像形
成部と、後処理用用紙を後処理する後処理部とを有する
画像形成装置に適用される画像回転制御方法であって、
後処理用用紙のサイズに基づき選択した画像形成用用紙
のサイズと画像読取対象の原稿のサイズとの比較に基づ
き画像形成時の画像回転を行うか否かを決定する画像回
転制御ステップを有することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、画像読取対象の原稿のサイズを判定する
原稿サイズ判定ステップと、後処理用用紙のサイズを判
定する用紙サイズ判定ステップと、該用紙サイズ判定ス
テップで判定した後処理用用紙サイズに基づき画像形成
時の画像形成用用紙サイズを選択する用紙選択ステップ
とを有し、前記画像回転制御ステップでは、前記用紙選
択ステップで選択した画像形成用用紙サイズと前記原稿
サイズ判定ステップで判定した原稿サイズとの比較に基
づき画像形成時の画像回転を行うか否かを決定すること
を特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、前記後処理部は、用紙供給手段により後
処理用用紙を供給する用紙供給ステップを有することを
特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、前記用紙供給ステップは、前記用紙サイ
ズ判定ステップを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、前記用紙サイズ判定ステップでは、用紙
供給手段が有する載置手段に載置された後処理用用紙の
サイズを判定することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、前記用紙サイズ判定ステップでは、後処
理用用紙の搬送中に用紙サイズを判定することを特徴と
する。
【0020】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記画像形成部は、後処理用用紙の供給
完了後に画像形成を行うことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、後処理用用紙のサイズを入力する入力ス
テップを有し、前記用紙サイズ判定ステップでは、前記
入力ステップによる後処理用用紙のサイズ入力に基づき
後処理用用紙のサイズを判定することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記後処理部で行う後処理とは、表紙等
の後処理用用紙を供給して画像形成済みの画像形成用用
紙に重ねて製本を行う処理であることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、画像形成用用紙に画像を形成する画像形
成部と、後処理用用紙を後処理する後処理部とを有する
画像形成装置に適用される画像回転制御方法を実行する
プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
な記憶媒体であって、前記画像回転制御方法は、後処理
用用紙のサイズに基づき選択した画像形成用用紙サイズ
と画像読取対象の原稿サイズとの比較に基づき画像形成
時の画像回転を行うか否かを決定する画像回転制御ステ
ップを有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、原稿を積載する第1の積載手段と、前記
第1の積載手段により積載された原稿の画像を読み取る
読取手段と、前記読取手段により読み取った画像に基づ
いて、シート上に画像を形成する画像形成手段と、シー
トを積載する第2の積載手段と、前記第2の積載手段か
ら給送されたシートと前記画像形成手段により画像が形
成されたシートとを積載する第3の積載手段とを有する
画像形成装置において、前記第1の積載手段に対する原
稿の積載方向と前記第2の積載手段に対するシートの積
載方向とが異なる場合は、前記読取手段により読み取っ
た画像に対する回転処理を行うことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図2は本発明の実施の形態に係るシート処
理装置を装備した画像形成装置の内部構造を示す構成図
である。本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置は、画像形成装置本体1とシート処
理装置2とから大略構成されている。更に、画像形成装
置本体1は、イメージリーダ200とプリンタ300と
から構成されており、シート処理装置2は、折り装置4
00とフィニッシャ本体500とから構成されている。
【0027】更に、イメージリーダ200は、原稿給送
装置100、プラテンガラス102、ランプ103、ス
キャナユニット104、ミラー105、106、10
7、レンズ108、イメージセンサ109、排紙トレイ
112を備えている。更に、プリンタ300は、露光制
御部110、感光ドラム111、現像器113、カセッ
ト114、115、転写部116、定着部117、排出
ローラ118、フラッパ121、パス122、両面搬送
パス124、手差し給紙部125を備えている。更に、
フィニッシャ本体500は、スタックトレイ700、サ
ンプルトレイ701、製本ユニット800、インサータ
900を備えている。
【0028】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
イメージリーダ200において、原稿給送装置100の
トレイ上には、操作者から見て正視状態で原稿がセット
されており、原稿の綴じ位置は原稿の左端部に位置す
る。原稿給送装置100は、セットされた原稿を先頭頁
から順に1枚ずつ図中左方向、即ち、綴じ位置を先頭に
して給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス10
2上を図中左から右へ向けて搬送し、その後、排紙トレ
イ112へ排出する。このとき、スキャナユニット10
4は所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナ
ユニット104上を原稿が図中左から右へ通過すること
により、原稿の読み取りが行われる。この読み取り方法
を原稿流し読みと称する。
【0029】原稿の通過時、スキャナユニット104の
ランプ103の光が原稿に照射され、その原稿からの反
射光がミラー105、106、107、レンズ108を
介してイメージセンサ109に導かれる。尚、原稿給送
装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送
した後に停止させ、スキャナユニット104を図中左か
ら右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行うこ
ともできる。この読み取り方法を原稿固定読みと称す
る。原稿給送装置100を使用しないで原稿の読み取り
を行うときは、ユーザは原稿給送装置100を持ち上げ
てプラテンガラス102上に原稿をセットする。このと
きは原稿固定読みを行う。
【0030】イメージセンサ109により読み取った原
稿の画像は、画像処理が施されて露光制御部110へ送
られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ
光を出力する。このレーザ光は感光ドラム111に照射
され、感光ドラム111上に静電潜像が形成される。感
光ドラム111上の静電潜像は現像器113により現像
され、感光ドラム111上の現像剤はカセット114、
115、手差し給紙部125、両面搬送パス124の何
れかから給送されたシートに転写部116で転写され
る。
【0031】現像剤が転写されたシートは、定着部11
7で現像剤の定着処理が施される。定着部117を通過
したシートはフラッパ121により一旦パス122に導
かれ、シートの後端がフラッパ121を抜けた後にシー
トをスイッチバックさせてフラッパ121により排出ロ
ーラ118へ導く。これにより、シートは、現像剤が転
写された面を下向きの状態(フェイスダウン)で排出ロ
ーラ118によりプリンタ300から排出される。これ
を反転排紙と称する。フェイスダウンで排出することに
より、原稿給送装置100を使用したときやコンピュー
タから出力された画像をプリントするときなどのよう
に、先頭頁から順に画像形成するときに正しい頁順とな
る。
【0032】尚、手差し給紙部125からOHPシート
などの硬いシートに画像形成を行うときには、パス12
2に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状
態(フェイスアップ)で排出ローラ118から排出させ
る。また、シートの両面に画像形成する場合には、シー
トを定着部117から真っすぐ排出ローラ118へ導
き、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後にシー
トをスイッチバックし、フラッパ121により両面搬送
パス124へ導く。
【0033】上述したように、原稿固定読みのときは、
図3(a)に示すように、副走査方向に関しては、原稿
の右端から左端へ向かって原稿を読み取り、原稿の右端
から順に画像形成する。主走査方向に関しては、イメー
ジセンサ109内の矢印の方向に読み取った画像を露光
制御部110近傍の矢印の方向に画像形成する。このよ
うに読み取った画像をそのまま露光制御部110へ送る
ことにより、原稿画像は鏡像になることなく画像形成さ
れる。
【0034】ところが、原稿流し読みのときは、図3
(b)に示すように、原稿の左端から右端へ向かって原
稿を読み取ることになり、原稿固定読みとは副走査方向
が逆になってしまう。このまま露光制御部110へ読み
取った画像を送ると、鏡像になって画像が形成されてし
まう。そこで、主走査方向を逆方向に入れ替えることに
より鏡像処理を行って、鏡像で画像形成されてしまう画
像を正しい画像に修正する。そして、修正後の画像を露
光制御部110へ送ることにより、図のような正しい画
像が形成される。更に、上述のように反転排紙すること
により、シートの後端側が画像の左端になるので、後端
側を綴じ処理すれば、画像の左端を綴じことになる。
【0035】尚、副走査方向を逆方向に入れ替えること
によって鏡像処理することもできるが、1頁分読み取り
終えないと鏡像処理できないことや、反転排紙後に後端
綴じすることによって画像の左端を綴じるようにするこ
とを考慮すると、主走査方向の入れ替えが好ましい。
【0036】排出ローラ118から排出されたシート
は、折り装置400へ送り込まれる。折り装置400
は、シートをZ形に折りたたむ処理を行う。A3サイズ
やB4サイズのシートで且つ折り処理の指定がなされて
いるときには、折り装置400で折り処理を行い、それ
以外のシートはそのままフィニッシャ本体500へ送り
込まれる。フィニッシャ本体500では、製本ユニット
800により製本処理、綴じ処理、穴あけ等の処理等を
行う。また、フィニッシャ本体500上には、インサー
タ900が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシ
ャ本体500に給送する。
【0037】図1は本発明の実施の形態に係るシート処
理装置を装備した画像形成装置の制御系の構成を示すブ
ロック図である。本発明の実施の形態に係るシート処理
装置を装備した画像形成装置は、原稿給送装置制御部1
01、CPU回路部150、イメージリーダ制御部20
1、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折
り装置制御部401、フィニッシャ制御部501、操作
部50、外部I/F(インタフェース)203を備えて
いる。更に、CPU回路部150は、ROM151、R
AM152、CPU153を備えている。図中204は
画像形成装置に外部I/F203を介して接続されたコ
ンピュータを示す。
【0038】上記各部の機能を詳述すると、CPU回路
部150のCPU153は、ROM151に格納されて
いるプログラム及びユーザによる操作部50からの設定
に従って、原稿給送装置制御部101、イメージリーダ
制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部
301、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部5
01、操作部50、外部I/F203の制御を司る。ま
た、CPU回路部150のCPU153は、本発明のプ
ログラム(図38参照)に基づき、折り装置制御部40
1、フィニッシャ制御部501等を制御することによ
り、後述の図23・図24、図25・図26、図27、
図28、図29、図30・図31、図32、図35、図
36のフローチャートで示す処理の実行を制御する。
【0039】CPU回路部150のROM151は、プ
ログラムや固定データ等を格納する。CPU回路部15
0のRAM152は、制御データを一時的に保持する領
域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。原
稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100を制御
し、イメージリーダ制御部201は、イメージリーダ2
00を制御し、プリンタ制御部301は、プリンタ30
0を制御し、折り装置制御部401は、折り装置400
を制御し、フィニッシャ制御部501は、フィニッシャ
本体500を制御する。
【0040】画像信号制御部202は、イメージリーダ
制御部201からの画像を入力し、プリンタ制御部30
1へ画像を出力する。外部I/F203は、コンピュー
タ203からのインタフェースであり、プリントデータ
を画像に展開して画像信号制御部202へ出力する。即
ち、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部2
02へはイメージセンサ109で読み取られた画像が出
力され、画像信号制御部202からプリンタ制御部30
1へ出力された画像は露光制御部110へ入力される。
【0041】図4は本発明の実施の形態に係るシート処
理装置を装備した画像形成装置の画像信号制御部202
を中心とした構成を示すブロック図である。本発明の実
施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装置
の画像信号制御部202は、画像処理部2021、ライ
ンメモリ2022、ページメモリ2023、ハードディ
スク2024を備えている。
【0042】上記各部の機能を詳述すると、画像処理部
2021では、画像の補正処理やユーザによる操作部5
0からの設定に応じた編集処理を行う。また、画像処理
部2021は、操作部50を介して製本モードが選択さ
れた場合は、読み込んだ原稿頁数や外部I/F203を
介して入力された画像データ頁数に基づいて、転写紙へ
の画像割付も行う。ラインメモリ2022では、上述し
た主走査方向を入れ替える鏡像処理を行う。ラインメモ
リ2022への画像は、ページメモリ2023を介して
プリンタ制御部301へ出力される。ハードディスク2
024は、頁順を入れ替えるときなどに必要に応じて用
いられる。
【0043】次に、上述してきた本発明の実施の形態に
係るシート処理装置を装備した画像形成装置の要部の構
成について、図5〜図22を参照しながら更に詳細に説
明する。
【0044】[フィニッシャのパス構成説明]図5は本
発明の実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像
形成装置のフィニッシャ本体500の内部構造を示す構
成図である。フィニッシャ本体500は、図5に示す如
く、画像形成装置本体1から排出された用紙を入口ロー
ラ対502により内部に取り込む。入口ローラ対502
の下流には、用紙をフィニッシャパス552または第1
製本パス553に導くための切換フラッパ551が設け
られている。フィニッシャパス552に導かれた用紙
は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505
に向けて送られる。搬送ローラ対503とバッファロー
ラ505は、正逆転可能に構成されている。
【0045】入口ローラ対502と搬送ローラ対503
の間には、入口センサ531が設けられており、また、
入口センサ531の用紙搬送方向上流近傍では、第2製
本パス554がフィニッシャパス552から分岐(ここ
の分岐点を分岐Aと呼ぶ)している。分岐Aは、入口ロ
ーラ対502から搬送ローラ対503に用紙が搬送され
るが、搬送ローラ503が逆転して、用紙を搬送ローラ
対503側から入口センサ531側に搬送する際は、第
2製本パス554側にのみ搬送されるワンウエイ機構を
有する分岐である。
【0046】更に、搬送ローラ対503とバッファロー
ラ505の間には、パンチユニット550が設けられて
おり、必要に応じて動作し、搬送されてきた用紙の後端
付近に穴あけを行う。バッファローラ505は、その外
周に搬送ローラ対503を介して送られてきた用紙を所
定枚数積載して巻き付け可能なローラであり、該バッフ
ァローラ505の外周にはその回転中に用紙が各押下コ
ロ512、513、514により巻き付けられる。巻き
付けられていた用紙はバッファローラ505の回転方向
に搬送される。
【0047】押下コロ513、514の間には、切換フ
ラッパ510が配置されており、押下コロ514下流側
には、切換フラッパ511が配置されている。切換フラ
ッパ510は、バッファローラ505に巻き付けられた
用紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパ
ス521またはソートパス522に導くためのフラッパ
である。切換フラッパ511は、バッファローラ505
に巻き付けられた用紙をソートパス522またはバッフ
ァパス523に導くためのフラッパである。
【0048】ノンソートパス521に導かれた用紙は、
排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701に排
出される。また、ノンソートパス521の途中には、排
紙センサ533が設けられている。ソートパス522に
導かれた用紙は、搬送ローラ対506、排出ローラ対5
07を介して中間トレイ(以下、処理トレイと称する)
630上に積載される。処理トレイ630上に積載され
た用紙束は、必要に応じて整合処理、ステープル処理が
なされた後に排出ローラ680a、680bによりスタ
ックトレイ700上に排出される。上述のステープル処
理は、ステープラ601によって行われる。
【0049】[サドルパス]第1製本パス553、第2
製本パス554からの用紙は、第1搬送ローラ対81
3、第2搬送ローラ対817によって収納ガイド820
に収納され、更に、用紙先端が可動式のシート位置決め
部材823に接するまで搬送される。第2搬送ローラ対
817の搬送方向下流には、2対のステープラ818が
設けられており、ステープラ818と対向する位置に配
置されているアンビル819と協働して用紙束の中央を
綴じることができるようになっている。
【0050】ステープラ818の下流には、折りローラ
対826が設けられており、突き出し部材825で押出
された用紙束を折り畳んだ後、トレイ832に排出す
る。尚、ステープラ818で綴じられた用紙束を折る場
合は、ステープル終了後に、用紙束のステープル位置が
折りローラ対826の中央の位置になるように、シート
位置決め部材823を所定距離降下させることで可能で
ある。
【0051】[インサータパス]インサータ900は、
フィニッシャ本体500の上部に設けられており、トレ
イ901に積載された用紙束C(図6参照)を順次分離
し、フィニッシャパス552または第1製本パス553
に搬送する。用紙束は、表面を上にしてセットされてお
り、給紙ローラ902によって搬送ローラ903、分離
ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位紙から
1枚ずつ順次分離される。
【0052】分離部下流には、近接して引き抜きローラ
対905が配置されており、分離された用紙を安定して
下流に搬送する。入口ローラ対502と引き抜きローラ
対905の中間には、搬送ローラ対906が設けられて
いる。搬送ローラ対906は、入口ローラ対502と同
一の駆動源を有し、引き抜きローラ対905は分離部と
同一の駆動源で駆動される構成をとっている。
【0053】これにより、転写紙が、画像形成部装置本
体1のプリンタ200からシート処理装置2のフィニッ
シャ本体500の第1製本パス553またはフィニッシ
ャパス552へ給送されている間に、用紙Cをインサー
タ900から分離可能であり、且つ、分離された用紙C
を搬送ローラ対906前まで搬送し、待機させることが
可能であり、インサータ900から表紙を供給する場合
の生産性を向上できる。
【0054】また、引き抜きローラ対905の下流方向
近傍には、分離された用紙を検出する給紙センサ907
が配置されている。インサータ900からの搬送パス9
08は、入口ローラ対502の上流で、プリンタ200
からの搬送パスと合流する。
【0055】[インサータ及び画像形成装置本体から処
理トレイへの用紙搬送]図6〜図11は本発明の実施の
形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装置のイ
ンサータ900及びプリンタ200から用紙を搬送して
合流したときの用紙の流れを示す構成図である。尚、上
記図5では各部に符号を付したが、図6〜図11では便
宜上、図6にのみ要部の符号を示すものとする。図6は
インサータ900の用紙トレイ901上に、用紙Cをセ
ットした状態を示した構成図である。図に示すように、
用紙Cは画像面が上向きで、綴じ位置が操作者からみて
左(正視方向)になるようにセットされ、図中矢印の方
向に給紙される。
【0056】切換フラッパ551(上記図5参照、以下
の各部材についても同様)は、フィニッシャパス552
側に切り換わっており、用紙Cは画像面を下向きにした
状態でバッファローラ505側に搬送される(図7)。
用紙Cの先端が入口センサに掛かったところでプリンタ
200からの給送が始まる(図示略)。切換フラッパ5
10、511は何れもソートパス522側に切り換わっ
ており(図8)、インサータ900からの用紙Cは処理
トレイ630に収納される(図9)。この時、プリンタ
200からの転写紙は、フィニッシャパス552に到着
しており、用紙Cと同様に処理トレイ630側に搬送さ
れる。
【0057】また、用紙トレイ901上に積載された後
続用紙C2の分離も開始される。図10に示すように、
処理トレイ630上の用紙C1は画像面を下にし、綴じ
位置がステープラ601側になるように収納され、後続
の転写紙も同様にして処理トレイ630に収納されてい
く。プリンタ200からの転写紙が処理トレイ630に
導かれている間は、インサータ900からの後続用紙C
2はインサータ給紙パス920で一旦停止し、プリンタ
200からの転写紙の給送が終了するのを待つ。
【0058】このように、インサータ900から処理ト
レイ630に用紙Cを給送する場合は、先頭頁として収
納可能であり、表紙モードでの生産性を向上できる。
【0059】プリンタ200からの用紙P1、P2の画
像は上述の鏡像処理が施されており、更に、用紙P1、
P2は表裏反転してフィニッシャ側に給送されるため、
用紙Cと同じく画像面を下にし、綴じ位置をステープラ
側にして処理トレイ630に収納される(図11)。
【0060】[製本モードでの画像形成の説明]画像形
成装置の操作部50を介して製本モードが指定される
と、原稿給送装置100にセットされた原稿を先頭頁か
ら順次読み取り、読み取った画像を画像信号制御部20
2のハードディスク2024に順次格納し、同時に、イ
メージリーダ制御部201は読み取った原稿枚数をカウ
ントする。原稿の読み取りが終了したならば、読み取っ
た原稿(原稿枚数をMとする)を下式により分類し、画
像形成順、画像形成位置を決定する。
【0061】M=n×4−k n:1以上の整数で用紙枚数を示す。
【0062】k:0、1、2、3の何れかの値をとる。
【0063】画像形成順、画像形成位置制御は本発明の
趣旨とは異なるため、詳しい説明を省略し、本例では、
説明が容易な原稿8枚の場合について図12を用いて説
明する。ハードディスク2024には、図12(a)に
示すように、例えば8頁分の原稿画像データ(R1から
R8)が読み取った順番に格納されている。
【0064】[画像形成順の説明]図12(b)は画像
形成順を示す図である。画像を上述の鏡像反転処理した
後、用紙の1ページ目(P1)の第1面の左半分にR4
画像、右半分にR5画像の画像形成を行い、上述のプリ
ンタ300の両面搬送パス124に導く。用紙P1は、
再度、転写部116に給送され、その第2面の左半分に
R6画像、右半分にR3画像の画像形成が行われた後、
製本ユニット800に送られる。
【0065】次に、用紙の2ページ目(P2)の第1面
の左半分にR2画像、右半分にR7画像の画像形成を行
い、用紙P1の場合と同様に、上述のプリンタ300の
両面搬送パス124に導く。用紙P2は、再度、転写部
116に給送され、その第2面の左半分にR8画像、右
半分にR1画像の画像形成が行われた後、製本ユニット
800に送られる。
【0066】図12(d)は製本ユニット800に送ら
れる画像を搬送路上から覗いた図であり、用紙P1の表
面に画像R6、R3が、用紙P2の表面には画像R8、
R1が各々画像形成され、図中の矢印の方向に搬送され
る。
【0067】[製本ユニットでの用紙の収納状態]図1
2(c)は製本ユニット800の収納ガイド820に収
納された用紙P1、P2の状態を示す図であり、突き出
し部材825側に用紙P1が、折りローラ対826側に
は用紙P2が収納されている。更に、用紙P1の第1面
は突き出し部材825側に有り、用紙P2の第2面は折
りローラ826側に位置するようになっている。また、
用紙P1の画像R6、用紙P2の画像R8が位置決め部
材823側(図中下側)に位置するように収納されてい
る。
【0068】[インサータ用紙の積載とインサータから
製本パスへの用紙の流れ]図13〜図19は本発明の実
施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装置
のインサータから製本ユニットへの用紙の流れを示す構
成図である。尚、上記図5では各部に符号を付したが、
図13〜図19では便宜上、図13にのみ要部の符号を
示すものとする。インサータ900にセットされた用紙
を製本のカバー紙に使用する場合は、図13の下方部に
示すように、表紙側の画像(画像FRONT)が用紙の
右半分に、裏表紙側の画像(画像REAR)が左半分に
画像形成された用紙を、画像面を上向きにし、操作者か
らみて正視した状態でセットする。
【0069】インサータ900のトレイ901に上述の
ようにセットされた用紙は、図13の矢印の方向、即
ち、用紙の右側(画像FRONT側)を先頭にして給送
され、図14に示すようにスタッカユニット側に搬送さ
れる。用紙の後端が入口センサ531を通過し、入口ロ
ーラからの駆動を受けなくなった位置で用紙C1を一旦
停止させる(図15)。この時、プリンタ300からの
転写紙がフィニッシャ本体500に向けて搬送されてく
る。
【0070】製本収納ガイド820に転写紙が収納され
ている間に、トレイ901の後続用紙C2の分離が開始
され、搬送ローラ対906の手前で一旦停止し、所定枚
数の転写紙が製本収納ガイド820に収納されるまで待
機する(図16)。その後、用紙C1を反転給送し、分
岐Aを経て第2製本パス554を経由して製本ユニット
800に導く(図17)。
【0071】このようにして、製本ユニット800の収
納ガイド820には、用紙の画像REAR側を下にし、
且つ、画像面は折りローラ826側に向けて積載され
る。また、用紙C1が製本収納ガイド820に収納され
たならば、図15の位置に後続の用紙C2の搬送を開始
する(図18)。尚、インサータ900から給紙された
用紙が不適切サイズであった場合は、図15の状態で一
旦停止することなくサンプルトレイ701に排出される
(図19)。
【0072】上記図9で説明したインサータ900から
処理トレイ630への用紙搬送の場合は、搬送ローラ9
06の手前で一旦停止するのみであるが、インサータ9
00から製本ユニット800への搬送は、搬送ローラ9
06の一旦停止のみならず、図15に示したフィニッシ
ャ本体500内での一旦停止を行うことが可能であり、
後処理モードに応じて最適な一旦停止位置が選択できる
ようになっており、各々の後処理モードで生産性を損な
わずに済む。
【0073】[製本状態のページ順説明]図20、図2
1は本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装備し
た画像形成装置のプリンタ300から製本ユニット80
0に用紙P1、P2を収納した後、インサータ900か
らカバー用紙C1を製本ユニット800に搬送した直後
の状態と、製本処理した後の状態を各々示す説明図であ
る。図20において、突き出し部材825側から順次、
用紙P1、P2の順番で重ね合った状態で収納されてい
る。この状態で、突き出し部材825で折りローラ対8
26側に用紙束を突き込むと、折りローラ対826で用
紙束は折られ、図21に示すような製本状態となる。
【0074】即ち、上述の画像形成順の制御とインサー
タ900からの給紙制御により、用紙束が製本状態に仕
上がった時、左端部が綴じ位置となり、カバー用紙の画
像が先頭頁と最終頁に配置され、画像形成装置からの画
像の向きが一致すると共に、ページ順も揃えることがで
きる。
【0075】[フィニッシャ制御の説明]図22は本発
明の実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形
成装置におけるフィニッシャ本体500のフィニッシャ
制御部501の詳細構成を示すブロック図である。本発
明の実施の形態に係るフィニッシャ制御部501は、C
PU回路部510、通信IC514、各種ドライバ回路
520、各種クラッチ、各種センサ、各種モータ、各種
切換ソレノイドを備えている。図中150は上記図1で
説明した如く、画像形成装置全体の制御を司るCPU回
路部である。
【0076】上記各部の機能を詳述すると、CPU回路
部510は、CPU511、ROM512、RAM51
3等で構成されており、通信IC514を介して画像形
成装置本体1のCPU回路部150と通信してデータの
交換を行い、ROM512に格納されている各種プログ
ラムに従って制御を行う。各種ドライバ回路520は、
CPU回路部510からの信号を受けてモータ、ソレノ
イド、クラッチを駆動する。
【0077】M1は入口ローラ対502、搬送ローラ対
503、搬送ローラ対906の駆動源である入口モー
タ、M2はバッファローラ505の駆動源であるバッフ
ァモータ、M3は搬送ローラ対506、排出ローラ対5
07、509の駆動源である排紙モータ、M4は排出ロ
ーラ680a、680bを駆動する束排出モータであ
る。入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータ
M3はステッピングモータであり、励磁パルスレートを
制御することによって、各々のモータが駆動するローラ
対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりで
きる。また、入口モータM1、バッファモータM2の駆
動回路は正逆転可能に構成されている。
【0078】M10は製本ユニット800の搬送ローラ
対813の駆動源である搬送モータ、M11はシート位
置決め部材823の駆動源である位置決めモータであ
り、M12は突き出し部材825、折りローラ対82
6、折り排紙ローラ対827の駆動源である折りモータ
である。搬送モータM10、位置決めモータM11はス
テッピングモータであり、折りモータM12はDCモー
タである。尚、搬送モータM10は入口モータM1と速
度同期して用紙搬送が可能である。M20はインサータ
900の給紙ローラ902、搬送ローラ903、分離ベ
ルト904、引き抜きローラ対905の駆動源である給
紙モータである。給紙モータM20はステッピングモー
タであり、入口モータM1と速度同期して用紙搬送が可
能である。
【0079】SL1は切換フラッパ510の切換えを行
うソレノイドであり、SL2は切換えフラッパ511の
切換えを行うソレノイド、SL10は切換えフラッパ5
51の切換えを行うソレノイドである。SL20はイン
サータ900の給紙シャッタを駆動するソレノイドであ
り、SL21は給紙ローラ902を昇降駆動するソレノ
イドである。CL1は折りモータM12の駆動を突き出
し部材825に伝達するためのクラッチであり、CL1
0は給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902に伝達
するためのクラッチである。その他に、入口センサ53
1、製本入口センサ817、製本排紙センサ830、給
紙センサ907、用紙セットセンサ910、用紙幅検知
センサ912等、制御に必要なセンサからの出力が接続
されている。
【0080】図39は本発明のプログラム及び関連デー
タが記憶媒体から画像形成装置に供給される概念例を示
す説明図である。本発明のプログラム及び関連データ
は、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体39
01を画像形成装置3902に装備された記憶媒体ドラ
イブ挿入口3903に挿入することで供給される。その
後、本発明のプログラム及び関連データを記憶媒体39
01から一旦ハードディスクにインストールしハードデ
ィスクからRAMにロードするか、或いは、ハードディ
スクにインストールせずに直接RAMにロードすること
で、本発明のプログラム及び関連データを実行すること
が可能となる。
【0081】図38は本発明のプログラム及び関連デー
タを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図
である。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報3
801、ディレクトリ情報3802、プログラム実行フ
ァイル3803、プログラム関連データファイル380
4等の記憶内容で構成される。本発明のプログラムは、
後述する図23・図24、図25・図26、図27、図
28、図29、図30・図31、図32、図35、図3
6に示すフローチャートに基づきプログラムコード化さ
れたものである。
【0082】尚、本発明の特許請求の範囲における各構
成要件と、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における各部との対応関係は下記
の通りである。画像形成部は画像形成装置本体1に対応
し、後処理部はシート処理装置2に対応し、原稿サイズ
判定手段、用紙選択手段、画像回転制御手段は画像形成
装置本体1のCPU回路部150に対応し、用紙サイズ
判定手段はインサータ900の給紙センサ907及びフ
ィニッシャ制御部501に対応し、用紙供給手段はイン
サータ900に対応し、載置手段はインサータ900の
用紙トレイ901に対応し、入力手段は画像形成装置本
体1の操作部50に対応する。
【0083】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装置に
おける動作モード判定処理手順、ノンソート処理手順、
ソート処理手順、ステープルソート処理手順、インサー
タ前給紙処理手順、製本処理手順、インサータ給紙処理
手順、自動用紙選択処理手順、オート回転処理手順につ
いて、図23・図24、図25・図26、図27、図2
8、図29、図30・図31、図32、図35、図36
のフローチャートを中心に詳細に説明する。
【0084】[動作モード判定処理手順]図23・図2
4は本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装備し
た画像形成装置における動作モード処理判定手順を示す
フローチャートである。先ず、フィニッシャスタート信
号がオンするのを待つ(ステップS2301)。画像形
成装置本体1の操作部50に配設されている複写開始の
ためのスタートキーが押下され、スタート信号がフィニ
ッシャ制御部501の通信IC514を介してCPU回
路部510のCPU511に入力されると、フィニッシ
ャスタートはオン状態となる。そして、CPU511
は、入口モータM1の駆動を開始する(ステップS23
02)。ここで、フィニッシャスタート信号がオンしな
い場合は待機状態を続ける。
【0085】続いて、CPU511は、通信IC514
のデータにインサータ900からの給紙要求があるか否
かを確認する(ステップS2303)。ステップS23
03で給紙要求がある場合は、後述のインサータ前給紙
処理を行う(ステップS2304)。インサータ900
への給紙要求は、図34に示す画像形成装置本体1の操
作部50上の表紙指定メニューで「インサータ」が選択
されたときにフィニッシャ本体500側に送信されてく
る。上記ステップS2303でインサータ給紙要求が無
い場合や、上記ステップS2304でインサータ前給紙
が終了した場合は、通信IC514を介して画像形成装
置本体1に給紙信号を出力する(ステップS230
5)。これを受けて、画像形成装置本体1は、画像形成
動作を開始する。
【0086】次に、画像形成装置本体1から通信IC5
14を介して送られてくる後処理モードデータにより動
作モードの判定を行う。この後処理モードデータは、画
像形成装置本体1の操作部50上で指定可能であり、図
33に示す後処理選択メニューからノンソート、ソー
ト、ステープルソート(綴じモード)、製本モードの選
択を行う。先ず、動作モード(後処理モード)が製本モ
ードか否かの判定を行う(ステップS2306)。ステ
ップS2306で動作モードが製本モードの場合は、製
本モードを実行する(ステップS2307)。
【0087】他方、上記ステップS2306で動作モー
ドが製本モードで無い場合は、該モードが何れのモード
であるかの判定を行う(ステップS2308)。ステッ
プS2308で動作モードがノンソートモードの場合
は、ノンソート処理を行い(ステップS2309)、動
作モードがソートモードの場合は、ソート処理を行い
(ステップS2310)、動作モードがステープルソー
トモードの場合は、ステープルソート処理を行う(ステ
ップS2311)。上記ステップS2309〜ステップ
S2311の何れかの処理が終了すると、入口モータM
1の駆動を止め(ステップS2312)、上記ステップ
S2301の処理に戻り待機状態となる。
【0088】尚、上記ステップS2304のインサータ
前給紙処理は、インサータ給紙が指定された場合に行わ
れる処理であり、該処理を行う場合は、ステップS23
07、ステップS2309、ステップS2310、ステ
ップS2311の何れかの処理を行う場合でも、先行し
てインサータ前給紙処理を行う。
【0089】[ノンソート処理手順]図27は本発明の
実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装
置におけるノンソート処理手順を示すフローチャートで
ある。上述した図24の動作モード判別処理のステップ
S2309においてノンソート処理に入ったならば、フ
ィニッシャ本体500のサンプルトレイ701にシート
Pを導くため、フラッパ510を駆動し、ノンソートパ
ス521を選択する(ステップS2701)。次いで、
フィニッシャスタートがオン状態であるか否かを判断す
る(ステップS2702)。ステップS2702でフィ
ニッシャスタートがオン状態の場合は、プリンタ300
から排出されたシートPは、フィニッシャ本体500内
の紙パスに搬入される。
【0090】搬入されたシートPは入口モータM1によ
り搬送され、シートPの先端が、パス内に配置されたパ
スセンサ531により検知され該パスセンサ531がオ
ンするのを待つ(ステップS2703)。更に、シート
Pが搬送され、シートPの後端がパスセンサ531を抜
けて該パスセンサ531がオフするのを待つ(ステップ
S2704)。パスセンサ531がオフになると上記ス
テップS2702の処理に戻り、フィニッシャスタート
がオン状態である場合は同様の処理を継続する。
【0091】上記ステップS2702でフィニッシャス
タートがオフになった場合は、全ての用紙がサンプルト
レイ701に排出されるのを待ち(ステップS270
5)、全ての用紙がサンプルトレイ701に排出された
ならばフラッパ510の動作を解除し(ステップS27
06)、ノンソート処理を終了させる。
【0092】[ソート処理手順]図28は本発明の実施
の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装置に
おけるソート処理手順を示すフローチャートである。上
述した図24の動作モード判別処理のステップS231
0においてソート処理が指定されると、処理トレイ63
0にシートPを導くためフラッパ511を駆動し、ソー
トパス522を選択する(ステップS2801)。次い
で、フィニッシャスタートがオン状態であるか否かを判
断する(ステップS2802)。プリンタ300から排
出されたシートPは、フィニッシャ本体500内に搬入
される。搬入されたシートPは入口モータM1により搬
送され、シートPの先端がパス内に配置されたパスセン
サ531に検知されるのを待つ(ステップS280
3)。パスセンサ531がオンしたら、搬送される用紙
1枚毎に割り当てられたソート紙シーケンスを起動する
(ステップS2804)。
【0093】ソート紙シーケンスは、フィニッシャ制御
部501のCPU511によりマルチタスク処理され、
バッファモータM2の起動/停止制御、排紙モータM3
の加減速制御を行うことで用紙間隔を拡大し、更に、処
理トレイ630に備えられた整合部材により用紙毎に整
合処理を行い、処理トレイ630内での束積載が完了し
た場合はスタックトレイ700への束排出動作を行う、
一連の処理シーケンスである。
【0094】次に、シートPが搬送され、シートPの後
端がパスセンサ531に検知されるのを待つ(ステップ
S2805)。パスセンサ531がオフすると上記ステ
ップS2802の処理に戻り、フィニッシャスタートが
オンの場合は同様の処理を繰り返す。上記ステップS2
802でフィニッシャスタートがオフになると、全ての
シートがスタックトレイ700に排出されるのを待ち
(ステップS2806)、全てのシートがスタックトレ
イ700に排出されたならばフラッパ511の動作を解
除し(ステップS2807)、ソート処理を終了させ
る。
【0095】[ステープルソート処理手順]図29は本
発明の実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像
形成装置におけるステープルソート処理手順を示すフロ
ーチャートである。上述した図24の動作モード判別処
理のステップS2311においてソート処理が選択され
ると、処理トレイ630にシートPを導くためフラッパ
511を駆動し、ソートパス522を選択する(ステッ
プS2901)。次に、フィニッシャスタートがオン状
態であるか否かを判断する(ステップS2902)。プ
リンタ300から排出されたシートPは、フィニッシャ
本体500内に搬入される。搬入されたシートPは入口
モータM1により搬送され、先端がパス内に配置された
パスセンサ531に検知されるのを待つ(ステップS2
903)。パスセンサ531がオンしたら、ステープル
ソート紙処理シーケンスを起動する(ステップS290
4)。
【0096】ステープルソート紙処理シーケンスは、フ
ィニッシャ制御部501のCPU511によりマルチタ
スク処理され、バッファモータM2の起動/停止制御、
排紙モータM3の加減速制御を行うことで用紙間隔を拡
大し、更に、処理トレイ630に備えられた整合部材に
より用紙毎に整合処理を行い、処理トレイ630内での
束積載が完了した場合は所定位置にステープルを行い、
スタックトレイ700への束排出動作を行う、一連の処
理シーケンスである。
【0097】更に、シートPが搬送され、シートPの後
端がパスセンサ531に検知されるのを待つ(ステップ
S2905)。パスセンサ531がオフすると上記ステ
ップS2902の処理に戻り、フィニッシャスタートが
オンの場合は同様の処理を繰り返す。上記ステップS2
902でフィニッシャスタートがオフになると、全ての
シートがスタックトレイ700に排出されるのを待ち
(ステップS2906)、全てのシート束がスタックト
レイ700に排出されたならば(ステップS2906で
YES)、フラッパ511の動作を解除し(ステップS
2907)、ステープルソート処理を終了させる。
【0098】[インサータ前給紙処理手順]図25・図
26は本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装備
した画像形成装置におけるインサータ前給紙処理手順を
示すフローチャートである。最初に、インサータ900
の用紙トレイ(原稿セットトレイ)901上の用紙(以
後、用紙束Cと呼ぶ)の存在確認、画像形成装置本体1
の操作部50からのインサータ用紙指定データ等の給紙
前チェックを行い、画像形成装置本体1の画像形成禁止
信号を送る(ステップS2520)。インサータ900
からの給紙条件が成立している場合は、一連の分離前処
理を行う。
【0099】即ち、シャッタソレノイドSL20の駆動
をオンし、インサータ900の給紙シャッタを引いた
後、ピックアップソレノイドSL21の駆動をオンする
ことにより、給紙ローラ(ピックアップローラ)902
を降下させ、用紙束C上に着地させる。また、同時に給
紙クラッチCL10の駆動をオンさせ、給紙モータM2
0の駆動が給紙ローラ902に伝わるようにする(ステ
ップS2521)。所定時間経過後、給紙モータM20
の駆動を開始し、搬送ローラ(分離ローラ)903、分
離ベルト904、引き抜きローラ対(給紙ローラ対)9
05を回転させる。これによって、用紙束Cの最上位紙
(C1)が分離部に導かれる(ステップS2522)。
【0100】引き抜きローラ対(給紙ローラ対)905
の下流にある給紙センサ907が用紙C1の先端を検知
したならば、給紙クラッチCL10の駆動をオフし、給
紙モータM20に備えられているクロックセンサからの
クロックのカウント動作を開始する。クロックセンサか
らのカウント値が所定値(N1)に達した時に給紙モー
タM20をオフし、用紙C1を搬送ローラ対906の手
前で一旦停止させる(ステップS2523)。
【0101】プリンタ300からの転写紙の給送が終了
し、インサータ900に対して用紙C1の再給紙要求の
有無をチェックし(ステップS2524)、再給紙要求
があった場合は、再度給紙モータM20の駆動を開始
し、同時にバッファモータM2、排紙モータM3をオン
させる。そして、給紙センサ907が用紙の後端を検知
したところでカウント動作を終了し、カウント結果から
用紙C1の搬送方向の長さを検出する(ステップS25
25)。
【0102】次に、用紙C1の長さが上記ステップS2
520で得られた用紙指定データと一致するか否かを判
断し(ステップS2526)、一致している場合は、動
作モードの確認を行う(ステップS2528)。上記ス
テップS2526で不一致と判断された場合は、切換フ
ラッパ510をノンソートパス521側に切換え、給紙
した用紙C1をサンプルトレイ701に排出し、不適切
用紙がセットされた旨の警告を画像形成装置本体1のイ
メージリーダ200に送る(ステップS2527)。
【0103】上記ステップS2528で動作モードがノ
ンソートモードである場合は、上記ステップS2527
の場合と同様に、サンプルトレイ701への排出を行う
(ステップS2529)。上記ステップS2528で動
作モードがソートモード、ステープルソートモードの場
合は、切換フラッパ510及び切換フラッパ511を共
にソートパス522側に切換えて処理トレイ630に導
く。処理トレイ630上では周知の整合動作が行われ、
後続用紙を続けて積載することにより、ステープラ60
1による製本処理等が可能となる。また、処理トレイ6
30上では、用紙C1の画像面は下向きに積載される
(ステップS2530)。
【0104】上記ステップS2528で動作モードが製
本モードの場合は、切換フラッパ510をノンソートパ
ス521側に切換えておき、用紙C1の先端をノンソー
トパス521に導く。用紙C1の後端が搬送ローラ対5
03を過ぎたことを検知して、バッファモータM2、排
紙モータM3の駆動を停止させ、用紙C1をフィニッシ
ャパス内で待機させる。この時、入口モータM1は引き
続き駆動されているが、用紙C1の後端は搬送ローラ対
503を抜けているので搬送力は受けない(ステップS
2531)。
【0105】上記ステップS2529〜ステップS25
31の何れかの処理が終了すると、画像形成禁止信号を
解除すると共に、給紙モータM20の駆動をオフし、用
紙セットセンサ910により用紙トレイ(原稿セットト
レイ)901上の用紙の有無を確認する。用紙が無い場
合は、シャッタソレノイドSL20の駆動もオフし、給
紙シャッタを戻す。用紙がある場合は、シャッタソレノ
イドSL20の駆動はオンし続けている(ステップS2
532)。
【0106】[製本処理手順]図30・図31は本発明
の実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成
装置における製本処理制御手順を示すフローチャートで
ある。最初に、画像形成装置本体1のCPU回路部15
0からフィニッシャ本体500のフィニッシャ制御部5
01に送られる用紙サイズが製本に適するサイズである
か否かを、サイズ情報に基づき判断する(ステップS3
001)。用紙サイズが製本に適するサイズである場合
は、製本初期動作を行う(ステップS3002)。
【0107】製本初期動作では、製本ユニット搬送モー
タM10をオンして第1搬送ローラ対(製本ローラ対)
813を回転させ、シートを搬送できる状態にすると同
時に製本切換ソレノイドSL10の駆動をオンすること
で、切換フラッパを第1製本パス553側に切換え、画
像形成装置本体1からの用紙が製本ユニット800に導
かれるようにする。また、幅寄せ部材(図示略)を用紙
幅に対し所定量余裕を持たせた幅になるように位置決め
すると共に、シート位置決め部材823とステープラ8
18のステープル位置の距離が用紙の搬送方向長さの1
/2となるように、ステッピングモータである位置決め
モータM11を所定ステップ回転させる。上記ステップ
S3001で用紙サイズが製本に適さないと判断された
場合は、ノンソートモードで処理を行うために製本処理
を抜ける。
【0108】次に、製本入口センサ817の信号によ
り、製本ユニット800に用紙が到着したことを確認し
(ステップS3003)、所定時間経過後に幅寄せ部材
(図示略)を動作させ、用紙幅方向の整合動作を行う
(ステップS3004)。上記ステップS3003で用
紙が到着するまでは、製本初期動作状態を続ける。整合
動作が終了したところで、処理中の用紙が製本処理束の
最終紙か否かを判断する(ステップS3005)。最終
紙の場合は、画像形成禁止信号を画像形成装置本体1の
CPU回路部150に出力し(ステップS3006)、
以降、一連の後処理を行う。上記ステップS3005で
処理中の用紙が最終紙でない場合は、上記ステップS3
003に戻り次の用紙の到着を待つ。
【0109】次に、インサータ900からのカバー紙搬
送モードが指定されているか否かを確認し(ステップS
3007)、指定されている場合は、後述のインサータ
給紙処理(ステップS3008)を行った後にステープ
ラ818により綴じ処理を行う(ステップS300
9)。綴じ処理が終了したならば、シート位置決め部材
823を降下させ、再度、製本ユニット搬送モータM1
0をオンさせて、折りローラ対826のニップ点とステ
ープラ818のステープル位置との間の距離だけ用紙束
を移送する(ステップS3010)。
【0110】次に、折りクラッチCL1の駆動をオンす
ると共に、折りモータM12を回転させて突き出し部材
825を図5の矢印方向に移動させる。これにより、シ
ート束の中心(ステープル位置)は折りローラ対826
のニップに案内され、用紙束は二つ折りされる。尚、突
き出し部材825はカム機構により進退し、センサ(図
示略)で突き出し部材825が一往復したことを検知し
て、折りクラッチCL1の駆動をオフする(ステップS
3011)。
【0111】製本排紙センサ830が折り束の後端を検
知したところで、折り束の排出完了と判断し(ステップ
S3012)、折りモータM12の駆動を停止する(ス
テップS3013)。続いて、排出した折り束が最終束
か否かを判断する(ステップS3014)。排出した折
り束が最終束であれば(ステップS3014でYE
S)、幅寄せ部材(図示略)及びシート位置決め部材8
23をそれぞれの待機位置に待機させ、切換フラッパ5
51をフィニッシャパス552側に切換えて製本モード
を終了する(ステップS3015)。上記ステップS3
014で上記排出した折り束が最終束でないと判断した
場合は、画像形成禁止信号を解除し画像形成装置本体1
のCPU回路部150に送信し(ステップS301
6)、上記ステップS3002に戻る。
【0112】[インサータ給紙処理手順]図32は本発
明の実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形
成装置におけるインサータ給紙処理手順を示すフローチ
ャートである。インサータ900からの用紙Cは、上記
図15に示すようにフィニッシャパス内で待機してい
る。最初に、入口モータM1、バッファモータM2の回
転を逆転に設定すると共に各々の駆動を開始し、同時に
製本搬送モータM10の駆動を開始する(ステップS3
250)。これによって、上記図16で説明したように
用紙Cは製本ユニット800に導かれる。用紙Cの後端
が入口センサ531で検知されたことを検出して(ステ
ップS3251)、入口モータM1、バッファモータM
2の駆動を禁止する(ステップS3252)。上記ステ
ップS3251で用紙Cの後端を検知しない場合は、用
紙Cの搬送を続ける。
【0113】次に、処理中の束が最終束であるか否かを
確認し(ステップS3253)、最終束でない場合は、
上述のインサータ前給紙処理の起動コマンドを発行する
(ステップS3254)。ステップS3254で起動コ
マンドを発行した後、または、上記ステップS3253
で処理中の束が最終束であると判断した場合は、製本入
口センサ817が用紙Cの後端を検知したか否かを確認
し(ステップS3255)、所定時間経過後に幅寄せ部
材(図示略)を動作させ、用紙幅方向の整合動作を行い
(ステップS3256)、インサータ給紙処理手順を抜
ける。尚、上記ステップS3254でインサータ前給紙
処理コマンドが発行されると、一連の製本処理と並行し
て上述のインサータ前給紙処理が実行される。
【0114】[画像形成装置本体の自動用紙選択処理手
順]図35は本発明の実施の形態に係るシート処理装置
を装備した画像形成装置において、操作部からユーザに
よりインサータ給紙モード(インサータ900を使用す
るモード)が選択され、後処理モード(ソートモード、
ステイプルソートモード、製本モード等の動作モード)
が選択されている場合の用紙選択手順を示すフローチャ
ートである。画像形成装置本体1の操作部50からコピ
ースタートキーが選択されると(ステップS350
1)、画像形成装置本体1のCPU回路部150は、フ
ィニッシャ本体500のフィニッシャ制御部501の通
信IC514を介してCPU511に対し、インサータ
前給紙処理をスタートさせるコマンドを送信する(ステ
ップS3502)。
【0115】次に、画像形成装置本体1の給紙を待機さ
せる(ステップS3503)。画像形成装置本体1がイ
ンサータ900の給紙用紙サイズ情報を受信すると(ス
テップS3504)、画像形成装置本体1における用紙
サイズをインサータ900にセットされた用紙サイズと
同じサイズに設定する(ステップS3505)。インサ
ータ給紙サイズ検知は、上述したように図25のステッ
プS2520〜ステップS2523で示した処理におい
て行われる。
【0116】このように、本形態では、操作部におい
て、ユーザによりインサータ900を使用するモードが
設定された場合は、プリンタ部300からのシートの搬
送に先立って、インサータ900からのシートの搬送を
開始する。そして、インサータ900のトレイ901か
ら給送されたシートのサイズ情報を給紙センサ907等
を用いて取得し、取得したサイズ情報に基づいて、プリ
ンタ部300にて画像形成すべきシートのサイズを自動
的に選択し、選択したサイズのシートにリーダ部200
にて読み取った原稿の画像を形成する。
【0117】例えば、装置本体側において、カセット1
14にはA4サイズのシートが、カセット115にはA
3サイズのシートが収納されているものとする。一方、
ユーザにより、インサータ900のトレイ901に対す
るシートの積載、及び、原稿給送部100のトレイに対
する原稿の積載が行われ、装置本体の操作部にてインサ
ータ900を使用するモードが設定され、画像形成処理
の開始が指示されたとすると、インサータ900からの
シートの給送を開始し、インサータ900のトレイ90
1から給送されたシートのサイズを判定する。そして、
例えば、ユーザによりセットされたインサータ900か
らのシートのサイズが、A4サイズであると判定した場
合は、カセット114からシートを供給し、供給したシ
ート、即ち、A4サイズのシートにリーダ部200にて
読み取った原稿の画像を形成する。また、インサータ9
00からのシートのサイズがA3サイズであると判定し
た場合は、カセット115からシートを供給し、供給し
たシート、即ち、A3サイズのシートにリーダ部200
にて読み取った原稿の画像を形成する。
【0118】これにより、インサータ900から供給さ
れるシートと混載すべきシート(即ち、プリンタ部30
0にて画像形成すべきシート)のサイズをユーザが操作
部にて設定しなくても良くなるので、ユーザの誤操作
(例えば、給紙サイズの入力ミス)を防止し、インサー
タ900を使用する場合におけるユーザに対する操作性
が向上する。
【0119】また、例えば、インサータ900にセット
されたシートのサイズと原稿給送部100にセットされ
た原稿のサイズが異なる場合でも、インサータ900か
らのシートのサイズと原稿の画像を形成したシートのサ
イズとを合わせることが出来るので、これらを1つの束
としてまとめて処理することができ、ステイプル処理や
製本処理等のユーザの所望する処理を行うことができ
る。
【0120】尚、本発明の実施の形態においては、イン
サータ900の用紙サイズをセンサを用いて判定してい
るが、ユーザが画像形成装置本体1の操作部50からイ
ンサータ900の用紙サイズを入力してもよい。
【0121】[オート回転処理手順]図36は本発明の
実施の形態に係るシート処理装置を装備した画像形成装
置において、操作部からユーザによりインサータ給紙モ
ード(インサータ900を使用するモード)が選択さ
れ、後処理モード(ソートモード、ステイプルソートモ
ード、製本モード等の動作モード)が選択されている場
合の画像回転処理手順を示すフローチャートである。画
像回転処理は本発明の特徴である。画像形成装置本体1
の操作部50のコピースタートキーが選択されると(ス
テップS3611)、画像形成装置本体1のCPU回路
部150は、フィニッシャ本体500のフィニッシャ制
御部501に対して、通信IC514を介してインサー
タ前給紙処理をスタートさせるコマンドを送信する(ス
テップS3612)。
【0122】次に、画像形成装置本体1の給紙を待機さ
せる(ステップS3613)。画像形成装置本体1のC
PU回路部150がインサータ900の給紙用紙サイズ
情報を受信すると(ステップS3614)、画像形成装
置本体1の用紙サイズをインサータ900の用紙サイズ
と同じサイズに設定する(ステップS3615)。イン
サータ900における給紙サイズ検知は、上述したよう
に図25のステップS2520〜ステップS2523で
示した処理において行われる。次に、原稿給送装置10
0より原稿の給紙が開始され、原稿を搬送しながら、搬
送中の原稿を検知したセンサの信号に基づきCPU回路
部150で原稿サイズを判定する(ステップS361
6)。
【0123】次に、上記ステップS3615における用
紙サイズと上記ステップS3616における原稿サイズ
とを比較する(ステップS3617)。ステップS36
17における用紙サイズと原稿サイズとの比較結果に基
づき用紙及び原稿の向きが異なっている場合には、画像
の回転処理を行う(ステップS3618)。例えば、図
37に示すように用紙サイズがA4で、原稿がA4Rの
向きで搬送されたならば、原稿の画像は90度回転され
てコピーされることになる。他方、上記ステップS36
17における用紙サイズと原稿サイズとの比較結果に基
づき用紙及び原稿の向きが同じ場合には、画像の回転処
理は行わない。
【0124】以上の制御により、原稿サイズと用紙サイ
ズの載置された向きが異なる場合には、用紙サイズに合
わせて原稿画像の回転が行われる。
【0125】即ち、インサータ900のトレイ901に
セットされたシートの積載方向と異なる積載方向で原稿
給送部100のトレイに原稿がセットされた場合は、リ
ーダ部200にて読み取った該原稿の画像に対する回転
処理を行う。これにより、ユーザが誤った積載方向で原
稿をセットしたとしても、ユーザが原稿をセットしなお
す必要が無くなり、ユーザの所望する形で出力すること
ができ、インサータ900を使用する場合におけるユー
ザに対する操作性が向上する。
【0126】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像形成装置によれば、画像形成用用紙に画像形
成を行う画像形成装置本体1と、表紙等の後処理用用紙
を供給して画像形成済みの画像形成用用紙に重ねて製本
する後処理を行うシート処理装置2とを有する画像形成
装置であって、給紙センサ907の検知結果に基づき後
処理用用紙サイズの判定を行うフィニッシャ制御部50
1と、原稿サイズの判定、後処理用用紙サイズの判定結
果に基づく画像形成時の画像形成用用紙サイズの選択、
画像形成用用紙サイズと原稿サイズとの比較に基づき画
像形成時の画像回転を行うか否かの決定を行うCPU回
路部150とを有するため、下記のような作用及び効果
を奏する。
【0127】上記構成において、シート処理装置2にお
いて後処理用用紙を供給し、画像形成装置本体1で画像
形成済みの画像形成用用紙に重ねて製本を行う際、シー
ト処理装置2のフィニッシャ制御部501は、給紙セン
サ907の後処理用用紙の検知に基づき後処理用用紙の
サイズを判定し、判定結果を画像形成装置本体1のCP
U回路部150に送信する。CPU回路部150は、フ
ィニッシャ制御部501から送信された判定結果に基づ
き、画像形成時における画像形成用用紙のサイズを選択
する制御を行う。更に、CPU回路部150は、画像読
取対象の原稿のサイズを判定すると共に、原稿サイズと
画像形成用用紙サイズとを比較し、画像形成時に画像を
回転するか否かを決定する制御を行う。
【0128】従って、本発明の実施の形態においては、
インサータ900を用いた製本作業を行う際、インサー
タ900の用紙トレイ901にセットされた用紙の向き
と原稿の向きが異なっている場合でもインサータ用紙の
向きと原稿の向きから必要に応じて適切な画像回転を行
うことが可能となり、インサータ900にセットされた
用紙サイズに合わせた製本物を、従来のように煩雑な設
定を行うことなく生成することができるという効果があ
る。また、インサータ用紙の供給完了後に画像形成装置
本体1で用紙を給紙して画像形成が行われるため、万
一、インサータ用紙の給紙ジャムが発生した場合でもジ
ャム処理を簡単に済ませることができるという効果があ
る。
【0129】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0130】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0131】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0132】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0133】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至6、
請求項8及び9、請求項20記載の画像形成装置によれ
ば、後処理用用紙サイズに基づき選択した画像形成用用
紙サイズと原稿サイズとの比較に基づき画像形成時の画
像回転を行うか否かを決定するように制御するため、用
紙供給手段を用いた製本作業を行う際、用紙供給手段の
載置手段にセットされた後処理用用紙の向きと原稿の向
きが異なっている場合でも、上記の如く後処理用用紙サ
イズに基づき選択した画像形成用用紙サイズと原稿サイ
ズとの比較に基づき画像回転を行うことが、換言すれ
ば、後処理用用紙の向きと原稿の向きから必要に応じて
適切な画像回転を行うことが可能となり、用紙供給手段
の載置手段にセットされた用紙サイズに合わせた製本物
を、従来のように煩雑な設定を行うことなく生成するこ
とができるという効果がある。
【0135】また、請求項7記載の画像形成装置によれ
ば、後処理部における後処理用用紙の供給完了後に画像
形成部で画像形成が行われるため、即ち、後処理用用紙
の供給完了後に画像形成用用紙を給紙して画像形成が行
われるため、万一、後処理用用紙の給紙ジャムが発生し
た場合でもジャム処理を簡単に済ませることができると
いう効果がある。
【0136】また、請求項10乃至15、請求項17及
び18記載の画像回転制御方法によれば、画像回転制御
方法が適用される画像形成装置において、後処理用用紙
サイズに基づき選択した画像形成用用紙サイズと原稿サ
イズとの比較に基づき画像形成時の画像回転を行うか否
かを決定するように制御するため、用紙供給手段を用い
た製本作業を行う際、用紙供給手段の載置手段にセット
された後処理用用紙の向きと原稿の向きが異なっている
場合でも、上記の如く後処理用用紙サイズに基づき選択
した画像形成用用紙サイズと原稿サイズとの比較に基づ
き画像回転を行うことが、換言すれば、後処理用用紙の
向きと原稿の向きから必要に応じて適切な画像回転を行
うことが可能となり、用紙供給手段の載置手段にセット
された用紙サイズに合わせた製本物を、従来のように煩
雑な設定を行うことなく生成することができるという効
果がある。
【0137】また、請求項16記載の画像回転制御方法
によれば、画像回転制御方法が適用される画像形成装置
において、後処理部における後処理用用紙の供給完了後
に画像形成部で画像形成が行われるため、即ち、後処理
用用紙の供給完了後に画像形成用用紙を給紙して画像形
成が行われるため、万一、後処理用用紙の給紙ジャムが
発生した場合でもジャム処理を簡単に済ませることがで
きるという効果がある。
【0138】また、請求項19記載の記憶媒体によれ
ば、記憶媒体から画像回転制御方法を読み出して画像形
成装置で実行し、後処理用用紙サイズに基づき選択した
画像形成用用紙サイズと原稿サイズとの比較に基づき画
像形成時の画像回転を行うか否かを決定するように制御
するため、用紙供給手段を用いた製本作業を行う際、用
紙供給手段の載置手段にセットされた後処理用用紙の向
きと原稿の向きが異なっている場合でも、上記の如く後
処理用用紙サイズに基づき選択した画像形成用用紙サイ
ズと原稿サイズとの比較に基づき画像回転を行うこと
が、換言すれば、後処理用用紙の向きと原稿の向きから
必要に応じて適切な画像回転を行うことが可能となり、
用紙供給手段の載置手段にセットされた用紙サイズに合
わせた製本物を、従来のように煩雑な設定を行うことな
く生成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置の内部構造を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読み取りの方向
と画像形成方向を示す説明図であり、(a)は原稿固定
読みを示す説明図、(b)は原稿流し読みを示す説明図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置の画像信号制御部を中心とした構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置のフィニッシャ本体の内部構造を示
す構成図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処理
トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処理
トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処理
トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を装
備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処理
トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処
理トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータ及びプリンタから処
理トレイへの用紙の流れを示す構成図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における製本モード時の画像形成
の説明図であり、(a)はハードディスクへの原稿画像
データの格納状態を示す説明図、(b)は画像形成順を
示す説明図、(c)は製本ユニットに送られる画像を搬
送路上から覗いた状態を示す説明図、(d)は製本ユニ
ットの収納ガイドに収納された用紙の状態を示す説明図
である。
【図13】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図14】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図15】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図16】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図17】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図18】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図19】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のインサータから製本ユニットへ
の用紙の流れを示す構成図である。
【図20】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における製本仕上がり時のページ
構成を示す概念図である。
【図21】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における製本仕上がり時のページ
構成を示す斜視図である。
【図22】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置のフィニッシャ制御部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図23】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における動作モード処理判定手順
を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における動作モード処理判定手順
を示すフローチャートである。
【図25】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるインサータ前給紙処理手
順を示すフローチャートである。
【図26】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるインサータ前給紙処理手
順を示すフローチャートである。
【図27】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるノンソート処理手順を示
すフローチャートである。
【図28】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図29】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるステープルソート処理手
順を示すフローチャートである。
【図30】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における製本処理制御手順を示す
フローチャートである。
【図31】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における製本処理制御手順を示す
フローチャートである。
【図32】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置におけるインサータ給紙処理手順
を示すフローチャートである。
【図33】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置の操作部上におけるシート処理装
置の後処理選択メニューを示す説明図である。
【図34】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置の操作部上におけるシート処理装
置の表紙指定メニューを示す説明図である。
【図35】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における用紙選択手順を示すフロ
ーチャートである。
【図36】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における画像回転処理手順を示す
フローチャートである。
【図37】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を
装備した画像形成装置における画像回転処理の一例を示
す説明図である。
【図38】本発明のプログラム及び関連データを記憶し
た記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図39】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒
体から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 シート処理装置 50 操作部 150 CPU回路部 300 プリンタ 500 フィニッシャ本体 501 フィニッシャ制御部 900 インサータ 901 用紙トレイ 907 給紙センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村田 光繁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 深津 康男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山内 学 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AB05 BB10 BD24 CA03 DA16 DA17 2H012 CA08 9A001 BB06 HH23 HH24 JJ35 KK16 KK42

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成用用紙に画像を形成する画像形
    成部と、後処理用用紙を後処理する後処理部とを有する
    画像形成装置であって、 後処理用用紙のサイズに基づき選択した画像形成用用紙
    のサイズと画像読取対象の原稿のサイズとの比較に基づ
    き画像形成時の画像回転を行うか否かを決定する画像回
    転制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像読取対象の原稿のサイズを判定する
    原稿サイズ判定手段と、後処理用用紙のサイズを判定す
    る用紙サイズ判定手段と、該用紙サイズ判定手段で判定
    した後処理用用紙サイズに基づき画像形成時の画像形成
    用用紙サイズを選択する用紙選択手段とを有し、前記画
    像回転制御手段は、前記用紙選択手段で選択した画像形
    成用用紙サイズと前記原稿サイズ判定手段で判定した原
    稿サイズとの比較に基づき画像形成時の画像回転を行う
    か否かを決定することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記後処理部は、後処理用用紙を供給す
    る用紙供給手段を有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙供給手段は、前記用紙サイズ判
    定手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙供給手段は、後処理用用紙が載
    置される載置手段を有し、前記用紙サイズ判定手段は、
    前記載置手段に載置された後処理用用紙のサイズを判定
    することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙サイズ判定手段は、後処理用用
    紙の搬送中に用紙サイズを判定することを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成部は、後処理用用紙の供給
    完了後に画像形成を行うことを特徴とする請求項6記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 後処理用用紙のサイズを入力する入力手
    段を有し、前記用紙サイズ判定手段は、前記入力手段に
    よる後処理用用紙のサイズ入力に基づき後処理用用紙の
    サイズを判定することを特徴とする請求項1乃至7の何
    れかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記後処理部で行う後処理とは、表紙等
    の後処理用用紙を供給して画像形成済みの画像形成用用
    紙に重ねて製本を行う処理であることを特徴とする請求
    項1乃至8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成用用紙に画像を形成する画像
    形成部と、後処理用用紙を後処理する後処理部とを有す
    る画像形成装置に適用される画像回転制御方法であっ
    て、 後処理用用紙のサイズに基づき選択した画像形成用用紙
    のサイズと画像読取対象の原稿のサイズとの比較に基づ
    き画像形成時の画像回転を行うか否かを決定する画像回
    転制御ステップを有することを特徴とする画像回転制御
    方法。
  11. 【請求項11】 画像読取対象の原稿のサイズを判定す
    る原稿サイズ判定ステップと、後処理用用紙のサイズを
    判定する用紙サイズ判定ステップと、該用紙サイズ判定
    ステップで判定した後処理用用紙サイズに基づき画像形
    成時の画像形成用用紙サイズを選択する用紙選択ステッ
    プとを有し、前記画像回転制御ステップでは、前記用紙
    選択ステップで選択した画像形成用用紙サイズと前記原
    稿サイズ判定ステップで判定した原稿サイズとの比較に
    基づき画像形成時の画像回転を行うか否かを決定するこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像回転制御方法。
  12. 【請求項12】 前記後処理部は、用紙供給手段により
    後処理用用紙を供給する用紙供給ステップを有すること
    を特徴とする請求項10又は11記載の画像回転制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記用紙供給ステップは、前記用紙サ
    イズ判定ステップを有することを特徴とする請求項10
    乃至12の何れかに記載の画像回転制御方法。
  14. 【請求項14】 前記用紙サイズ判定ステップでは、用
    紙供給手段が有する載置手段に載置された後処理用用紙
    のサイズを判定することを特徴とする請求項13記載の
    画像回転制御方法。
  15. 【請求項15】 前記用紙サイズ判定ステップでは、後
    処理用用紙の搬送中に用紙サイズを判定することを特徴
    とする請求項13記載の画像回転制御方法。
  16. 【請求項16】 前記画像形成部は、後処理用用紙の供
    給完了後に画像形成を行うことを特徴とする請求項15
    記載の画像回転制御方法。
  17. 【請求項17】 後処理用用紙のサイズを入力する入力
    ステップを有し、前記用紙サイズ判定ステップでは、前
    記入力ステップによる後処理用用紙のサイズ入力に基づ
    き後処理用用紙のサイズを判定することを特徴とする請
    求項10乃至16の何れかに記載の画像回転制御方法。
  18. 【請求項18】 前記後処理部で行う後処理とは、表紙
    等の後処理用用紙を供給して画像形成済みの画像形成用
    用紙に重ねて製本を行う処理であることを特徴とする請
    求項10乃至17の何れかに記載の画像回転制御方法。
  19. 【請求項19】 画像形成用用紙に画像を形成する画像
    形成部と、後処理用用紙を後処理する後処理部とを有す
    る画像形成装置に適用される画像回転制御方法を実行す
    るプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体であって、 前記画像回転制御方法は、後処理用用紙のサイズに基づ
    き選択した画像形成用用紙サイズと画像読取対象の原稿
    サイズとの比較に基づき画像形成時の画像回転を行うか
    否かを決定する画像回転制御ステップを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 原稿を積載する第1の積載手段と、前
    記第1の積載手段により積載された原稿の画像を読み取
    る読取手段と、前記読取手段により読み取った画像に基
    づいて、シート上に画像を形成する画像形成手段と、シ
    ートを積載する第2の積載手段と、前記第2の積載手段
    から給送されたシートと前記画像形成手段により画像が
    形成されたシートとを積載する第3の積載手段とを有す
    る画像形成装置において、 前記第1の積載手段に対する原稿の積載方向と前記第2
    の積載手段に対するシートの積載方向とが異なる場合
    は、前記読取手段により読み取った画像に対する回転処
    理を行うことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006056712A (ja) * 2004-07-21 2006-03-02 Canon Inc シート後処理装置および画像形成装置
JP4732026B2 (ja) * 2004-07-21 2011-07-27 キヤノン株式会社 シート後処理装置および画像形成装置

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