JP2000246939A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

Info

Publication number
JP2000246939A
JP2000246939A JP5355999A JP5355999A JP2000246939A JP 2000246939 A JP2000246939 A JP 2000246939A JP 5355999 A JP5355999 A JP 5355999A JP 5355999 A JP5355999 A JP 5355999A JP 2000246939 A JP2000246939 A JP 2000246939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
thermal head
heating
type
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5355999A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Takama
直樹 高間
Satoshi Funatsu
訓 船津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP5355999A priority Critical patent/JP2000246939A/ja
Publication of JP2000246939A publication Critical patent/JP2000246939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル用紙の種類の切換操作を簡単に行うこ
とができるラベルプリンタを得る。 【解決手段】 ラベル用紙9の種類ごとの発色条件を記
憶するラベルマスタ21と、ラベル用紙9の種類を指定
するラベル種類指定手段22と、指定されたラベル種類
の発色条件に基づいてサーマルヘッド15を制御する印
字制御手段13とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品名,価格,販
売店名,商品に関する情報等を2色以上の多色または単
色で印字したラベルを発行するラベルプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2色以上の多色で印字するラベルプリン
タには、表層部に加熱温度の高低に応じて黒色または黒
色と赤色の2色に発色する多発色物質を有するラベル用
紙を用いて、商品情報のみの黒色印字と、強調したい商
品情報の赤色印字とを1回の印字によって行うものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラベル用紙
は、メーカ毎に発色条件である加熱温度と加熱時間が異
なり、また、同一メーカのラベル用紙であっても、黒単
色ラベル用紙と2色ラベル用紙では最適濃度で黒色を発
色させる発色条件、および赤色を発色させる発色条件が
異なる。そのため、ラベル用紙の種類を変えるたびにサ
ーマルヘッドの加熱条件を変えなければならないので、
その調節操作が煩わしい。
【0004】本発明は、上記のような課題の解決を目的
としてなされたもので、ラベル用紙の種類を切り換えた
ときの加熱条件の変更を容易に行うことができるラベル
プリンタを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るラベルプリンタは、ラベル用
紙の表面を加熱して発色させるサーマルヘッドと、各ラ
ベル用紙の種類に対応した発色条件を記憶するラベルマ
スタと、印字するラベル用紙の種類を指定するラベル種
類指定手段と、この指定されたラベル用紙の発色条件を
前記ラベルマスタから読み出して前記サーマルヘッドを
制御する印字制御手段とを備えたものである。このラベ
ルプリンタによれば、ラベル種類指定手段により使用す
るラベル用紙を指定することで、予めラベルマスタに記
憶させた発色条件に基づく印字を行うことができるか
ら、発色温度が異なるラベル用紙に対して適切な印字が
可能になる。
【0006】また、請求項2の発明に係るラベルプリン
タは、ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマル
ヘッドと、各ラベル用紙の種類に対応した発色条件を記
憶するラベルマスタと、印字するラベル用紙の種類を指
定するラベル種類指定手段と、この指定されたラベル用
紙の発色条件を前記ラベルマスタから読み出して前記サ
ーマルヘッドによる加熱条件を算出する手段と、この算
出された加熱条件に基づいて前記サーマルヘッドを制御
する印字制御手段とを備えたものである。このラベルプ
リンタによれば、予めラベルマスタに記憶させた発色条
件に基づいて加熱条件を算出して印字を行うことができ
るから、発色温度が異なるラベル用紙に対して適切な印
字が可能になる。
【0007】また、請求項3の発明に係るラベルプリン
タは、ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマル
ヘッドと、各ラベル用紙の種類に対応した前記サーマル
ヘッドの加熱条件を記憶しているラベルマスタと、印字
するラベル用紙の種類を指定するラベル種類指定手段
と、この指定されたラベル用紙の種類に対応する加熱条
件を前記ラベルマスタから読み出して前記サーマルヘッ
ドを制御する印字制御手段とを備えたものである。この
ラベルプリンタによれば、予めラベルマスタに記憶させ
た加熱条件に基づいて印字を行うことができるから、発
色条件に基づいて加熱条件を算出する手段が省略でき
る。
【0008】また、請求項4の発明に係るラベルプリン
タは、ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマル
ヘッドと、各ラベル用紙の種類に対応した発色条件およ
びこの発色条件に基づいて算出したサーマルヘッドの加
熱条件を記憶しているラベルマスタと、印字するラベル
用紙の種類を指定するラベル種類指定手段と、この指定
されたラベル用紙の種類に対応する加熱条件を前記ラベ
ルマスタから読み出して前記サーマルヘッドを制御する
印字制御手段とを備えたものである。このラベルプリン
タによれば、予めラベルマスタに記憶させた加熱条件に
基づいて印字を行うことができるから、発色条件に基づ
いて加熱条件を算出する手段が省略できる。
【0009】また、好ましい実施形態に係るラベルプリ
ンタでは、前記ラベル用紙が、発色数、材質もしくは厚
み、またはそれらの組合せにより種類分けされている。
【0010】また、好ましい実施形態に係るラベルプリ
ンタでは、前記ラベル用紙の発色条件が、加熱温度、加
熱時間、およびラベル用紙に対するサーマルヘッドの押
圧力である。
【0011】また、好ましい実施形態に係るラベルプリ
ンタでは、前記加熱条件が、サーマルヘッドへの印加電
圧、通電時間、およびラベル用紙の移送速度である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、請求項2に対応した本発明
の第1実施形態に係るラベルプリンタで印字した2種類
のラベルを示しており、図1(a)は通常販売用のラベ
ル、図1(b)は特売用のラベルである。
【0013】このラベルプリンタは、加熱温度の違いに
応じて、黒色、黄色、赤色、青色などのうちの2色以上
を選択的に発色できる多色ラベル用紙、または1色のみ
を発色する単色ラベル用紙を用いるもので、本実施形態
では、黒色と赤色の2色ラベル用紙を用いたものについ
て説明する。この2色ラベル用紙は、印字面を形成する
表層部、または全体を、黒発色物質と赤発色物質とで形
成したものであり、表面は白地である。
【0014】通常販売用のラベル(図1(a))の発行
時には、2色ラベル用紙の表面を黒色発色温度に加熱し
て、中段の商品情報表示領域1に、品名、加工日、賞味
期限、単価、正味重量、値引き前の販売価格、およびバ
ーコード等の商品情報を、また、下段の販売店表示領域
2に、販売店名および住所を、それぞれを黒字印字す
る。また、特売用のラベル(図1(b))の発行時に
は、上欄の強調領域4の部分を2色ラベル用紙の赤色発
色温度に所定時間加熱して赤色に発色させるとともに、
非強調領域1,2に印字する商品情報は、黒色発色温度
に所定時間加熱して黒色で印字する。強調領域4につい
ては、この例では、最も強調したい価格情報(特価)4
bのみを、赤色発色温度に加熱して赤色で印字し、他の
強調広告文字4a、単価4cおよび枠線4dは黒色で印
字されている。ただし、強調広告文字4a、単価4cお
よび枠線4dも、特価4bとともに、赤色で印字しても
よい。
【0015】図2は、本発明の第1実施形態に係るラベ
ルプリンタの構成を示すブロック図である。図2におい
て、5は計量装置、6はラベルプリンタで、CPU7、
キーボードで構成された印字情報入力手段8、サーマル
ヘッド15を備えた印字装置14、ラベル情報入力手段
20、ラベル種類指定手段22等を有している。10は
表示装置である。
【0016】CPU7は、予めラベル情報入力手段20
から入力された使用する予定のある各メーカの黒単色、
および黒と赤の2色のラベル用紙の情報、すなわち、ラ
ベル用紙の種類ごとの発色条件である加熱温度、加熱時
間、およびラベル用紙に対するサーマルヘッド15の押
圧力を、ラベル用紙の種類ごとに、図3に示すようにラ
ベルマスタ21に書き込む。ヘッド押圧力が小さいと、
加熱温度を高くするか、または加熱時間を長くする必要
がある。ヘッド押圧力は、その大きさが一定の場合、発
色条件から除かれることもある。前記ラベル用紙の種類
は、発色数、材質、および厚みの組合せにより分けられ
ており、呼出No.で表している。このラベル用紙の種類
分けは、発色数、材質または厚みのいずれか1つまたは
2つによってなされる場合もある。
【0017】図4はそのラベルマスタ21へ書き込むメ
ニュー画面を示す図で、「ラベル種類指定」ボタン31
を押して単色ラベル用紙か2色ラベル用紙かを指定す
る。単色ラベル用紙を指定すると、単色ラベル用紙の発
色条件を書き込む図3(a)の表が表示され、2色ラベ
ル用紙を指定すると、2色ラベル用紙の発色条件を書き
込む図3(b)の表が表示される。作業者はラベルカセ
ットに表示されたメーカ名を目視で確認して「呼出N
o.」を認識し、まず、図4のメニュー画面に戻ってキー
ボードから「呼出No.」32の欄に、そのラベル用紙の
「呼出No.」を入力する。
【0018】図3(a),(b)の表は、ラベルマスタ
21に記憶されている。図3において、「ラベルの種
類」欄の「呼出No.」欄の数字は、発色条件が異なるラ
ベル用紙を指定する呼出コードであり、同じ「呼出N
o.」欄に含まれているメーカのラベル用紙は、同じ発色
条件のラベル用紙である。
【0019】次に、本第1実施形態の印字時の動作を説
明する。図2のCPU7は、ラベルプリンタ6の印字動
作を制御する。すなわち、計量装置5から入力された商
品の重量から販売価格を算出し、これらのデータと、印
字情報入力手段8から入力された品名等の規定された商
品情報および強調表示する情報を、2色ラベル用紙9へ
の黒色の印字パターンおよび赤色の印字パターンに展開
して、図4のメニュー画面の各欄に表示するとともに、
その黒色および赤色の印字パターンを印字パターン記憶
手段11に書き込む。
【0020】さらにCPU7は、図4に示したメニュー
画面で、ラベル種類指定ボタン31を押して入力された
「呼出No.」に基づき、図2のラベルマスタ21から該
当する「呼出No.」の発色条件を読み出して加熱条件算
出手段23に与える。加熱条件算出手段23は、与えら
れた加熱条件からサーマルヘッド15を駆動するための
加熱条件を算出して、印字制御手段13に与える。
【0021】前記加熱条件は、サーマルヘッド15への
印加電圧、ラベル用紙9の一つの画素に対する加熱時
間、およびラベル用紙9の移送速度であり、上記加熱時
間は、サーマルヘッド15の各素子への通電時間とラベ
ル用紙9の移送速度に関係する。また、上記各加熱条件
のうち、印加電圧とラベル用紙9の移送速度は、この例
では、ラベルプリンタの機種ごとに一定値であり、した
がって、ラベルマスタ21に記憶させず、別途、印字制
御手段13に設定される場合もある。加熱温度と加熱時
間は、サーマルヘッド15の各素子への通電時間によっ
て決定される。したがって、加熱条件算出手段23は、
前記各条件を考慮したサーマルヘッド15の各素子ごと
の通電時間を算出する。
【0022】この「指標」の値は、ラベル用紙の種類ご
とに最も好ましい発色濃度が得られる通電時間を示した
指標である。2色ラベル用紙を例に説明すると、黒色と
赤色の発色濃度は、加熱温度により図5に示すような加
熱温度−発色濃度特性を有しており、最も好ましい発色
濃度が得られる加熱温度Tb ,Tr はラベルの種類ごと
に異なっており、かつ、温度範囲ΔTb ,ΔTr の範囲
内でばらついている。この加熱温度のデータはー前記発
色条件としてラベルのメーカから提供される。また、前
記加熱温度Tb ,Tr は、上記のように、サーマルヘッ
ド15の各素子rへの印加電圧が一定の場合、ラベル移
送速度に関連した各素子rへの通電時間tb ,tr の長
さにそれぞれ対応しており、前記温度範囲ΔTb ,ΔT
r は、通電時間範囲Δtb ,Δtr の長さにそれぞれ対
応している。ここで、加熱温度Tb,Trが一定でも、
ラベル移送速度が大きくなると、実際の1ライン当りの
加熱時間が短くなるから、通電時間tb,trは長くす
る必要がある。そこで、同一種類のラベル用紙について
加熱条件算出手段23で、ラベル移送速度を考慮してそ
れぞれの最適通電時間tb ,tr を算出し、これら最適
通電時間tb,trを印字制御手段13に入力する。
【0023】前記印字制御手段13は、CPU7から与
えられた印字パターン記憶手段11に記憶されている印
字パターンおよび強調領域記憶手段12に記憶されてい
る強調領域4の位置と範囲を示すデータと、加熱条件算
出手段23から与えられた通電時間tb,trに基づい
て、印字装置14のサーマルヘッド15の各素子の通電
時間tを制御する。
【0024】ここで、加熱条件であるサーマルヘッド1
5への印加電圧およびラベル移送速度が、ラベルの種類
にかかわらず一定である場合、発色条件であるサーマル
ヘッド15の加熱温度または加熱時間とヘッド押圧力
(通常は一定)とを与えると、加熱条件であるヘッド通
常時間は、加熱時間に一定の比率を掛けて求められる。
したがって、この場合、加熱条件算出手段23を省略し
て、印字制御手段13により、前記一定の比率を用いた
通常時間でサーマルヘッド15に通電させることができ
る(請求項1に対応)。
【0025】図6は、サーマルヘッド15の構成を示す
図で、多数の発熱素子rが直線上に配設され、各発熱素
子rにはそれぞれスイッチ素子Q1〜Qnが直列に接続
されている。印字制御手段13(図2)は、サーマルヘ
ッド15に取り付けられた温度センサSの検出温度が高
くなると通電時間tが短くなるように各スイッチ素子Q
1〜Qnをオン・オフすることで各発熱素子rの通電時
間tを制御し、印字パターンに応じて各発熱素子rの加
熱温度を制御する。
【0026】図7は、図6のサーマルヘッド15の発熱
素子rの通電時間を制御するスイッチ素子Qの通電制御
信号の態様を示す図で、前記2色ラベル用紙9を赤色に
発色させる場合は時間tr だけスイッチ素子Qをオンに
して図6の定電圧電源Eから電流iを通電させ、黒色に
発色させる場合は、時間tr よりも長い時間tb だけス
イッチ素子Qをオンにして定電圧電源Eから電流iを通
電するように、図2の印字制御手段13によって制御さ
れる。このように、通電時間の長さを変えることで、サ
ーマルヘッド15の発熱素子rの温度を赤色発色温度と
黒色発色温度に制御することができる。
【0027】図2のラベルシート16は、ラベルロール
17から繰り出されて矢印b方向に送給され、これと直
交する図6の矢印d方向に並んだ発熱素子rにより、2
色ラベル用紙9の横方向に合致した上記矢印d方向に1
ラインの加熱が同時になされ、2色ラベル用紙9の矢印
b方向への送給動作に連動して1ラインずつの加熱が実
行されて、2色ラベル用紙9の全体に発色および印字が
なされる。このようにして、図1(b)の2色ラベル用
紙9の強調領域4dの印字パターン4a,4c,4bを
加熱して赤色の最適濃度に発色させるとともに、非強調
領域である商品情報表示領域1,販売店表示領域2の部
分の印字パターンを黒色の最適濃度に発色させる。
【0028】前記のような通電制御を、1ライン印字周
期t0 ごとに、強調領域記憶手段12に記憶されている
強調領域4のデータおよび印字パターン記憶手段11に
記憶されている印字パターンを、ラベルマスタ21から
読み出した発色条件から算出した加熱条件に基づいて印
字することで、図1(a)または図1(b)に示したラ
ベルを発行することができる。
【0029】図8は、請求項3に対応した本発明の第2
実施形態に係るラベルプリンタの構成を示す図で、図2
と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示してい
る。図8において、ラベルマスタ24は、図9(a)
(b)に示すように、ラベル用紙の種類に対応する加熱
条件であるサーマルヘッド15の通電時間を記憶してお
り、これに伴って図2の加熱条件算出手段23が省略さ
れている。
【0030】サーマルヘッド15の加熱条件のうち、印
加電圧は一定であるめに、図9では省略されている。
「加熱条件」欄の「指標」の値は、「通電時間」を示す
指標であって、印字制御手段13はCPU7から与えら
れた指標値について定められた時間だけサーマルヘッド
15の各素子rに通電する。この指標をラベルメーカか
ら提供されたラベル用紙の発色条件に基づいて求める方
法を以下に説明する。
【0031】ラベルレメーカから提供された図5の加熱
温度特性に基づき、前記温度範囲△Tb,Trに対応し
た通電時間範囲△tb,△trを求め、これを図10に
示すように指標化する。指標値は、各ラベルメーカのラ
ベル用紙の最適通電時間tb,tr のばらつきの範囲Δ
tb ,Δtr をそれぞれ10等分し、そのラベル用紙の
最適通電時間tb ,tr がどの区分に属しているかを示
している。例えば、図9(b)に示す「呼出No.」21
の2色ラベル用紙の黒色印字の最適通電時間は、低い方
から4番目の区分内にあることを示しており、これは、
例えば図5中の黒色印字通電時間の幅Δtb が200±
40msであるとすると、図10に示す黒色印字通電時
間の指標値「4」に相当し、通電時間は188msであ
る。このように、通電時間を指標値で伝達すると、制御
動作の簡易化が実現できる。
【0032】なお、前記ラベルマスタ24の記憶データ
は、新しいラベル用紙を使用するときは、ラベル情報入
力手段20により追加し、また、使用しないラベル用紙
のデータは削除することができる。
【0033】図11は、請求項4に対応する本発明の第
3実施形態に係るラベルプリンタの構成を示す図で、図
8と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示してい
る。図11において、ラベルマスタ25は、図3に示し
たラベル種類に対応させた発色条件に加えて、図9に示
した加熱条件(通電時間)を記憶しており、CPU7
は、指定されたラベル種類の呼出No.に対応した加熱条
件(通電時間)を読み出して、前記第2実施形態と同様
のサーマルヘッド15の制御を行う。前記加熱条件は第
1実施形態の場合と同一の要領で、別途算出しておく。
これとは異なり、第1実施形態で用いた加熱条件算出手
段23をラベルプリンタ6に内蔵し、その算出結果をラ
ベルマスタ25に書き込むようにしてもよい。この第3
実施形態によっても、前記第2実施形態と同様の効果を
奏することができる。
【0034】なお、前記各実施形態では、黒色と赤色の
2色ラベル用紙9を用いて、強調領域の価格(特価)を
赤色に、その他の商品情報を黒色に発色させた例を示し
たが、赤色,黒色,黄色もしくは黒,赤,青等の3色、
または4色以上の多色ラベル用紙を用いたラベルを作成
することもできる。
【0035】さらに、前記各実施形態では、強調領域に
印字する商品情報をコメントと値引き後の価格とした
が、これに限られるものではなく、「月間奉仕品」のよ
うなメッセージや、産地を示す「図形」、「イラスト」
等であってもよい。さらに、強調領域は一様に発色させ
るもののほか、網目やストライプ状に発色させ、さらに
外囲を太い黒枠で囲ったような表現も可能である。ま
た、ラベルカセットをラベルプリンタに装填したときに
ラベルカセットの単色,多色の別と、メーカ名とを自動
的に識別する手段を設けてもよく、その場合、図2のラ
ベル種類指定手段22は不要になる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ラベル用紙の種類を指
定するだけで、サーマルヘッドが適切に制御され、発色
温度が異なるラベル用紙に対して最適濃度での印字が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るラベルプリンタで
印字したラベルを示す図である。
【図2】第1実施形態のラベルプリンタの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施形態のラベルマスタの記憶パターンの
一例を示す図である。
【図4】第1実施形態のラベル情報と、2色ラベル用紙
の呼出No.を書き込むメニュー画面を示す図である。
【図5】2色ラベル用紙の印字濃度と加熱時間の関係を
示す特性図である。
【図6】サーマルヘッドの構成を示す回路図である。
【図7】サーマルヘッドの制御信号を示す信号波形図で
ある。
【図8】本発明の第2実施形態のラベルプリンタの構成
を示すブロック図である。
【図9】(a),(b)は第2実施形態のラベルマスタ
の記憶パターンの一例を示す図である。
【図10】印字濃度指標と加熱時間との関係を示す図で
ある。
【図11】本発明の第3実施形態のラベルプリンタの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
6…ラベルプリンタ、7…CPU、8…印字情報入力手
段、9…2色ラベル用紙、10…表示装置、11…印字
パターン記憶手段、12…強調領域記憶手段、13…印
字制御手段、14…印字装置、15…サーマルヘッド、
16…ラベルシート、20…ラベル情報入力手段、2
1,24,25…ラベルマスタ、22…ラベル種類指定
手段、23…加熱条件算出手段、31…ラベル種類指定
ボタン、32…呼出No.表示欄、Q…スイッチ素子、r
…発熱素子、S…温度センサ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C065 AB01 AD02 AF01 DC20 2C066 AA03 AD01 CZ08 3E095 CA02 CA03 DA72 DA78 EA24 EA34 FA17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の情報をラベルに印字するラベルプ
    リンタであって、 ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマルヘッド
    と、 各ラベル用紙の種類に対応した発色条件を記憶するラベ
    ルマスタと、 印字するラベル用紙の種類を指定するラベル種類指定手
    段と、 この指定されたラベル用紙の発色条件を前記ラベルマス
    タから読み出して前記サーマルヘッドを制御する印字制
    御手段とを備えたことを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 商品の情報をラベルに印字するラベルプ
    リンタであって、 ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマルヘッド
    と、 各ラベル用紙の種類に対応した発色条件を記憶するラベ
    ルマスタと、 印字するラベル用紙の種類を指定するラベル種類指定手
    段と、 この指定されたラベル用紙の発色条件を前記ラベルマス
    タから読み出して前記サーマルヘッドによる加熱条件を
    算出する手段と、 この算出された加熱条件に基づいて前記サーマルヘッド
    を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするラ
    ベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 商品の情報をラベルに印字するラベルプ
    リンタであって、 ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマルヘッド
    と、 各ラベル用紙の種類に対応した前記サーマルヘッドの加
    熱条件を記憶するラベルマスタと、 印字するラベル用紙の種類を指定するラベル種類指定手
    段と、 この指定されたラベル用紙の種類に対応する加熱条件を
    前記ラベルマスタから読み出して前記サーマルヘッドを
    制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするラベ
    ルプリンタ。
  4. 【請求項4】 商品の情報をラベルに印字するラベルプ
    リンタであって、 ラベル用紙の表面を加熱して発色させるサーマルヘッド
    と、 各ラベル用紙の種類に対応した発色条件およびこの発色
    条件に基づいて算出したサーマルヘッドの加熱条件を記
    憶するラベルマスタと、 印字するラベル用紙の種類を指定するラベル種類指定手
    段と、 この指定されたラベル用紙の種類に対応する加熱条件を
    前記ラベルマスタから読み出して前記サーマルヘッドを
    制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とするラベ
    ルプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記ラベル用紙は、発色数、材質もしくは厚み、またはそ
    れらの組合せにより種類分けされているラベルプリン
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記ラベル用紙の発色条件は、加熱温度、加熱時間、およ
    びラベル用紙に対するサーマルヘッドの押圧力であるラ
    ベルプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項2から4のいずれかにおいて、前
    記加熱条件は、サーマルヘッドへの印加電圧、通電時
    間、およびラベル用紙の移送速度であるラベルプリン
    タ。
JP5355999A 1999-03-02 1999-03-02 ラベルプリンタ Pending JP2000246939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5355999A JP2000246939A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 ラベルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5355999A JP2000246939A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 ラベルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000246939A true JP2000246939A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12946180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5355999A Pending JP2000246939A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 ラベルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000246939A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219818A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Seiko Epson Corp サーマルプリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法及び情報記録媒体
JP2002292919A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Seiko Instruments Inc サーマルプリンタ
JP2017177433A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219818A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Seiko Epson Corp サーマルプリンタ、プリンタドライバ、印刷制御方法及び情報記録媒体
JP2002292919A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Seiko Instruments Inc サーマルプリンタ
JP2017177433A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 印刷物作成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4630067A (en) Bar code printer
US6283647B1 (en) Bar code printer that automatically sets one bar color in response to another bar color
CN101208204B (zh) 双面双色热敏打印
JP2000246939A (ja) ラベルプリンタ
JPH117243A (ja) ラベルおよびラベル発行機
CN103978791B (zh) 标签制作装置及标签制作方法
JP2000190541A (ja) ラベル発行機
JP2000318225A (ja) ラベル発行装置
JP3872676B2 (ja) 商品ラベル
JP6940137B2 (ja) 食品用のラベル発行装置
JP4675497B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2001080621A (ja) ラベルプリンタ
JPH09147235A (ja) Pos端末装置
JP4373526B2 (ja) ラベル発行装置
JP3098297B2 (ja) サーマル印字ヘッドを持つラベルプリンタ
JPS63294340A (ja) ラベルプリンタ
US20010035964A1 (en) Tape cartridge, tape printing method, tape printing apparatus, and label-producing method
JP4774328B2 (ja) プリンタ
JPS61251977A (ja) ラベルプリンタ
JP2001080098A (ja) サーマルプリンタを有する電子機器
JPH0324375Y2 (ja)
JPS61144514A (ja) 電子秤装置
JP2001018458A (ja) ラベル発行機
JPH061006A (ja) テープ印字装置
JPH0717064A (ja) テープ印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060214

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080408

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Effective date: 20080818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02