JP2000246745A - プラスチックレンズの剥離方法及び剥離装置 - Google Patents
プラスチックレンズの剥離方法及び剥離装置Info
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- JP2000246745A JP2000246745A JP5448299A JP5448299A JP2000246745A JP 2000246745 A JP2000246745 A JP 2000246745A JP 5448299 A JP5448299 A JP 5448299A JP 5448299 A JP5448299 A JP 5448299A JP 2000246745 A JP2000246745 A JP 2000246745A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上型と下型との間隙にプラスチックレンズを
成形して上型と下型との間にプラスチックレンズを挟ん
だ3層体からプラスチックレンズを容易に、かつ型やプ
ラスチックレンズを破損させず、確実に剥離することが
できるプラスチックレンズの剥離方法及び生産性の良い
簡易な剥離装置を提供する。 【解決手段】 3層体10の直径よりやや短い離間距離
の刃具ローラ3と送りローラ2を備え、これらのローラ
2,3間に3層体10を通し、3層体10の側面を送り
ローラ2で当接させ、刃具ローラ3の周縁32でプラス
チックレンズ14の側面を押圧するような剥離方法、剥
離装置とする。
成形して上型と下型との間にプラスチックレンズを挟ん
だ3層体からプラスチックレンズを容易に、かつ型やプ
ラスチックレンズを破損させず、確実に剥離することが
できるプラスチックレンズの剥離方法及び生産性の良い
簡易な剥離装置を提供する。 【解決手段】 3層体10の直径よりやや短い離間距離
の刃具ローラ3と送りローラ2を備え、これらのローラ
2,3間に3層体10を通し、3層体10の側面を送り
ローラ2で当接させ、刃具ローラ3の周縁32でプラス
チックレンズ14の側面を押圧するような剥離方法、剥
離装置とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックレン
ズの剥離方法及び剥離装置に関し、特に、上型と下型と
の間に成形したプラスチックレンズをこれらの型から容
易に分離できるプラスチックレンズの剥離方法及び剥離
装置に関する。
ズの剥離方法及び剥離装置に関し、特に、上型と下型と
の間に成形したプラスチックレンズをこれらの型から容
易に分離できるプラスチックレンズの剥離方法及び剥離
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックレンズは、図6(a)に示
すように、ガラスからなる上型11と下型12及び樹脂
からなるガスケット13で形成される空間に樹脂材料を
注入し、重合硬化させ、重合硬化後、ガスケット13を
取り外し、上型11と下型12をプラスチックレンズ1
4より取り外すことにより成形されている。また、近年
は、図6(b)に示すように、プラスチック粘着テープ
15を型11、12の側面に巻き付けることにより、樹
脂材料を注入する空間を設け、この空間に樹脂材料を注
入し、重合硬化させ、重合硬化後、プラスチック粘着テ
ープ15を取り外し、更に、上型11と下型12をプラ
スチックレンズ14より取り外すことにより成形されて
いる。
すように、ガラスからなる上型11と下型12及び樹脂
からなるガスケット13で形成される空間に樹脂材料を
注入し、重合硬化させ、重合硬化後、ガスケット13を
取り外し、上型11と下型12をプラスチックレンズ1
4より取り外すことにより成形されている。また、近年
は、図6(b)に示すように、プラスチック粘着テープ
15を型11、12の側面に巻き付けることにより、樹
脂材料を注入する空間を設け、この空間に樹脂材料を注
入し、重合硬化させ、重合硬化後、プラスチック粘着テ
ープ15を取り外し、更に、上型11と下型12をプラ
スチックレンズ14より取り外すことにより成形されて
いる。
【0003】重合後のプラスチックレンズ14は、上型
11、下型12と強固に密着し、プラスチックレンズ1
4から上型11と下型12とを剥離することは容易では
ない。そのため、上型11、下型12に離型剤を塗布す
る場合や、樹脂材料中に内部離型剤を配合する場合もあ
るが、それでもプラスチックレンズ14からガラス型1
1、12を剥離することは大変な作業である。
11、下型12と強固に密着し、プラスチックレンズ1
4から上型11と下型12とを剥離することは容易では
ない。そのため、上型11、下型12に離型剤を塗布す
る場合や、樹脂材料中に内部離型剤を配合する場合もあ
るが、それでもプラスチックレンズ14からガラス型1
1、12を剥離することは大変な作業である。
【0004】従来、プラスチックレンズからガラス型を
剥離する方法としては、上型11と下型12との間に、
両型に同時に接触する楔状の治工具を挿入して力を加え
ることにより行われていた。
剥離する方法としては、上型11と下型12との間に、
両型に同時に接触する楔状の治工具を挿入して力を加え
ることにより行われていた。
【0005】また、特公平6−75871号公報には、
図7に示すように、プラスチックレンズ14のみに径方
向の両端部から圧縮力Fを加え、プラスチックレンズ1
4が縮む一方ガラス型11、12が縮まないことで両者
に長さの差を生じさせることにより、上型11と下型1
2とをプラスチックレンズ14から分離する方法が提案
されている。
図7に示すように、プラスチックレンズ14のみに径方
向の両端部から圧縮力Fを加え、プラスチックレンズ1
4が縮む一方ガラス型11、12が縮まないことで両者
に長さの差を生じさせることにより、上型11と下型1
2とをプラスチックレンズ14から分離する方法が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、楔状の
治工具を用いる方法では、通常、上型とプラスチックレ
ンズとの密着力と、下型とプラスチックレンズとの密着
力とに差があるため、上型、あるいは下型の一方が外れ
ずに残ってしまい、別途、取り外すための治工具を使
い、取り外す作業を行わなければならず、作業性が悪い
という問題がある。
治工具を用いる方法では、通常、上型とプラスチックレ
ンズとの密着力と、下型とプラスチックレンズとの密着
力とに差があるため、上型、あるいは下型の一方が外れ
ずに残ってしまい、別途、取り外すための治工具を使
い、取り外す作業を行わなければならず、作業性が悪い
という問題がある。
【0007】また、近年、ガスケットの代わりに、図6
(b)に示したように、プラスチック粘着テープを型の
側面に巻き付ける方法が採用されてきた。この方法によ
り形成されたプラスチックレンズ14と上型11と下型
12との側面には段差が生じない。そのため、楔状の治
工具をプラスチックレンズ14と型11,12の界面に
入れることが困難であり、従来の楔状の治工具で型をプ
ラスチックレンズから取り外すことができない状況にな
ってきている。
(b)に示したように、プラスチック粘着テープを型の
側面に巻き付ける方法が採用されてきた。この方法によ
り形成されたプラスチックレンズ14と上型11と下型
12との側面には段差が生じない。そのため、楔状の治
工具をプラスチックレンズ14と型11,12の界面に
入れることが困難であり、従来の楔状の治工具で型をプ
ラスチックレンズから取り外すことができない状況にな
ってきている。
【0008】一方、特公平6−75871号公報で提案
されている図7に示した方法は、プラスチックレンズ1
4に両端から圧縮力を加えてプラスチックレンズ14全
体を圧縮変形あるいは撓ませることによりプラスチック
レンズ14をガラス型11、12から剥離しているた
め、かなり大きな力を加えなければならない。
されている図7に示した方法は、プラスチックレンズ1
4に両端から圧縮力を加えてプラスチックレンズ14全
体を圧縮変形あるいは撓ませることによりプラスチック
レンズ14をガラス型11、12から剥離しているた
め、かなり大きな力を加えなければならない。
【0009】近年、プラスチックレンズ用樹脂が高屈折
率化、多様化してきており、プラスチックレンズ用樹脂
として靱性の低い割れやすい樹脂、あるいはガラス型と
の密着力が強い樹脂などが開発されてきている。そのた
め、プラスチックレンズとガラス型との密着力が大きい
場合、大きな力を加える必要があり、過大な力により、
プラスチックレンズに歪みが生じたり、破損したり、更
にはガラス型が割れたりするおそれがある。また、プラ
スチックレンズが撓まず、剥離しない場合があり、生産
性がそれほど良くないという問題もある。
率化、多様化してきており、プラスチックレンズ用樹脂
として靱性の低い割れやすい樹脂、あるいはガラス型と
の密着力が強い樹脂などが開発されてきている。そのた
め、プラスチックレンズとガラス型との密着力が大きい
場合、大きな力を加える必要があり、過大な力により、
プラスチックレンズに歪みが生じたり、破損したり、更
にはガラス型が割れたりするおそれがある。また、プラ
スチックレンズが撓まず、剥離しない場合があり、生産
性がそれほど良くないという問題もある。
【0010】また、特公平6−75871号公報で提案
されているプラスチックレンズの剥離装置は、接触スイ
ッチを使用したり、カムを用いた大きな力をプラスチッ
クレンズに加えているため、装置が大がかりで、可動部
品が多く、比較的大きく、高価であるという問題もあ
る。
されているプラスチックレンズの剥離装置は、接触スイ
ッチを使用したり、カムを用いた大きな力をプラスチッ
クレンズに加えているため、装置が大がかりで、可動部
品が多く、比較的大きく、高価であるという問題もあ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、型からプラスチックレンズを容易に、かつ型やプラ
スチックレンズを破損させず、確実に剥離することがで
きるプラスチックレンズの剥離方法を提供することを目
的とする。
で、型からプラスチックレンズを容易に、かつ型やプラ
スチックレンズを破損させず、確実に剥離することがで
きるプラスチックレンズの剥離方法を提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明は、型からプラスチックレン
ズを容易に、かつ、型やプラスチックレンズを破損させ
ず、確実に剥離することができる簡易で生産性が良いプ
ラスチックレンズの剥離装置を提供することを目的とす
る。
ズを容易に、かつ、型やプラスチックレンズを破損させ
ず、確実に剥離することができる簡易で生産性が良いプ
ラスチックレンズの剥離装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、上型と下型との間隙にプラ
スチックレンズを成形して前記上型と前記下型との間に
プラスチックレンズを挟んだ3層体を得た後、前記3層
体の前記プラスチックレンズを前記上型と前記下型から
分離するプラスチックレンズの剥離方法において、互い
に対向する送りローラと刃具ローラとの間に前記3層体
を通過させながら前記送りローラと前記刃具ローラで前
記3層体の直径方向の両側から前記3層体を押圧させる
際に、前記送りローラに前記3層体の前記上型及び下型
のいずれか一方の側面もしくは両方の側面又は前記3層
体の側面全体を当接させ、前記刃具ローラで前記3層体
の前記プラスチックレンズの側面を押圧することによ
り、前記3層体の前記プラスチックレンズを前記上型と
前記下型から分離することを特徴とするプラスチックレ
ンズの剥離方法を提供する。
め、請求項1記載の発明は、上型と下型との間隙にプラ
スチックレンズを成形して前記上型と前記下型との間に
プラスチックレンズを挟んだ3層体を得た後、前記3層
体の前記プラスチックレンズを前記上型と前記下型から
分離するプラスチックレンズの剥離方法において、互い
に対向する送りローラと刃具ローラとの間に前記3層体
を通過させながら前記送りローラと前記刃具ローラで前
記3層体の直径方向の両側から前記3層体を押圧させる
際に、前記送りローラに前記3層体の前記上型及び下型
のいずれか一方の側面もしくは両方の側面又は前記3層
体の側面全体を当接させ、前記刃具ローラで前記3層体
の前記プラスチックレンズの側面を押圧することによ
り、前記3層体の前記プラスチックレンズを前記上型と
前記下型から分離することを特徴とするプラスチックレ
ンズの剥離方法を提供する。
【0014】このプラスチックレンズの剥離方法によれ
ば、3層体を送りローラと刃具ローラの間に通すだけ
で、3層体の直径方向における一方側の側面を送りロー
ラで支持すると共に、3層体の直径方向における他方側
のプラスチックレンズの側面を刃具ローラで押圧する操
作を行って、容易に、かつ、プラスチックレンズと型に
損傷や歪みを与えずにプラスチックレンズと型を確実に
分離することができる。
ば、3層体を送りローラと刃具ローラの間に通すだけ
で、3層体の直径方向における一方側の側面を送りロー
ラで支持すると共に、3層体の直径方向における他方側
のプラスチックレンズの側面を刃具ローラで押圧する操
作を行って、容易に、かつ、プラスチックレンズと型に
損傷や歪みを与えずにプラスチックレンズと型を確実に
分離することができる。
【0015】この剥離機構は次のように考えられる。即
ち、上型と下型との間にプラスチックレンズを挟んだ3
層体の直径方向の両側面において、一方では3層体の側
面を押さえながら他方ではプラスチックレンズの側面を
押圧することにより、押圧されているプラスチックレン
ズの側面近傍のプラスチックレンズと両型との界面で
は、局部的なプラスチックレンズの変形により局部的に
強力な剪断力が発生して局部的な剥離が生じ、その剥離
が全体に広がると考えられる。
ち、上型と下型との間にプラスチックレンズを挟んだ3
層体の直径方向の両側面において、一方では3層体の側
面を押さえながら他方ではプラスチックレンズの側面を
押圧することにより、押圧されているプラスチックレン
ズの側面近傍のプラスチックレンズと両型との界面で
は、局部的なプラスチックレンズの変形により局部的に
強力な剪断力が発生して局部的な剥離が生じ、その剥離
が全体に広がると考えられる。
【0016】そのため、プラスチックレンズ全体を圧縮
するのとは異なり、プラスチックレンズ側面に局部的に
応力を加えるだけで剥離が生じ、少ない力で剥離が生じ
るので、プラスチックレンズや型に損傷を与えることが
少ない。
するのとは異なり、プラスチックレンズ側面に局部的に
応力を加えるだけで剥離が生じ、少ない力で剥離が生じ
るので、プラスチックレンズや型に損傷を与えることが
少ない。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
ラスチックレンズの剥離方法において、前記刃具ローラ
の周縁が、前記プラスチックレンズと前記上型又は下型
との界面近傍の前記プラスチックレンズの側面を局部的
に押圧することを特徴とするプラスチックレンズの剥離
方法を提供する。
ラスチックレンズの剥離方法において、前記刃具ローラ
の周縁が、前記プラスチックレンズと前記上型又は下型
との界面近傍の前記プラスチックレンズの側面を局部的
に押圧することを特徴とするプラスチックレンズの剥離
方法を提供する。
【0018】このようなプラスチックレンズの剥離方法
によれば、送りローラと刃具ローラとの間を通過させる
際に、上型又は下型とプラスチックレンズとの界面近傍
のプラスチックレンズの側面を刃具ローラの周縁で局部
的に押圧し、プラスチックレンズと型との側面近傍の界
面において局部的な剪断力を生じさせるものである。こ
れにより、少ない力で局部的な剥離を生じさせ、この局
部的な剥離が全体に伝搬し、結局、少ない力で型全体を
容易に剥離することができるものと考えられる。
によれば、送りローラと刃具ローラとの間を通過させる
際に、上型又は下型とプラスチックレンズとの界面近傍
のプラスチックレンズの側面を刃具ローラの周縁で局部
的に押圧し、プラスチックレンズと型との側面近傍の界
面において局部的な剪断力を生じさせるものである。こ
れにより、少ない力で局部的な剥離を生じさせ、この局
部的な剥離が全体に伝搬し、結局、少ない力で型全体を
容易に剥離することができるものと考えられる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のプラスチックレンズの剥離方法において、前記上型
と前記下型との側面を被覆して前記上型と前記下型との
間に密封空間を形成したプラスチック粘着テープを前記
3層体に残したままで前記3層体の前記プラスチックレ
ンズを前記上型と前記下型から分離することを特徴とす
るプラスチックレンズの剥離方法を提供する。
載のプラスチックレンズの剥離方法において、前記上型
と前記下型との側面を被覆して前記上型と前記下型との
間に密封空間を形成したプラスチック粘着テープを前記
3層体に残したままで前記3層体の前記プラスチックレ
ンズを前記上型と前記下型から分離することを特徴とす
るプラスチックレンズの剥離方法を提供する。
【0020】このようなプラスチックレンズの剥離方法
によれば、刃具ローラの周縁を鋭利にすれば、プラスチ
ック粘着テープがプラスチックレンズの側面に介在して
いても、十分にプラスチックレンズの側面を局部的に押
圧できるため、プラスチック粘着テープを剥がさずにプ
ラスチックレンズを剥離することができる。その結果、
プラスチック粘着テープで、剥離工程前後においてプラ
スチックレンズや型を保護して、これらを損傷から防止
することができる。
によれば、刃具ローラの周縁を鋭利にすれば、プラスチ
ック粘着テープがプラスチックレンズの側面に介在して
いても、十分にプラスチックレンズの側面を局部的に押
圧できるため、プラスチック粘着テープを剥がさずにプ
ラスチックレンズを剥離することができる。その結果、
プラスチック粘着テープで、剥離工程前後においてプラ
スチックレンズや型を保護して、これらを損傷から防止
することができる。
【0021】請求項4記載の発明は、上型と下型との間
にプラスチックレンズを挟んだ3層体の前記プラスチッ
クレンズを前記上型と前記下型から分離するプラスチッ
クレンズの剥離装置において、前記3層体の直径よりや
や短い離間距離で互いの周縁が対向する送りローラと刃
具ローラとを備え、前記3層体の側面を前記送りローラ
と前記刃具ローラに当てながら前記3層体を前記送りロ
ーラと前記刃具ローラ間に通すことにより、前記送りロ
ーラが、前記3層体の前記上型及び下型のいずれか一方
の側面もしくは両方の側面又は前記3層体の側面全体を
支持し、前記刃具ローラが、前記3層体の前記プラスチ
ックレンズの側面を押圧するように構成されていること
を特徴とするプラスチックレンズの剥離装置を提供す
る。
にプラスチックレンズを挟んだ3層体の前記プラスチッ
クレンズを前記上型と前記下型から分離するプラスチッ
クレンズの剥離装置において、前記3層体の直径よりや
や短い離間距離で互いの周縁が対向する送りローラと刃
具ローラとを備え、前記3層体の側面を前記送りローラ
と前記刃具ローラに当てながら前記3層体を前記送りロ
ーラと前記刃具ローラ間に通すことにより、前記送りロ
ーラが、前記3層体の前記上型及び下型のいずれか一方
の側面もしくは両方の側面又は前記3層体の側面全体を
支持し、前記刃具ローラが、前記3層体の前記プラスチ
ックレンズの側面を押圧するように構成されていること
を特徴とするプラスチックレンズの剥離装置を提供す
る。
【0022】このようなプラスチックレンズの剥離装置
は、送りローラと刃具ローラとが、これらの間に3層体
を通すことにより、3層体の側面を両側から押圧できる
ように配置され、かつ、刃具ローラがプラスチックレン
ズの側面を押圧できるようになっているので、前述した
請求項1記載のプラスチックレンズの剥離方法を実現で
きるものである。
は、送りローラと刃具ローラとが、これらの間に3層体
を通すことにより、3層体の側面を両側から押圧できる
ように配置され、かつ、刃具ローラがプラスチックレン
ズの側面を押圧できるようになっているので、前述した
請求項1記載のプラスチックレンズの剥離方法を実現で
きるものである。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項4記載のプ
ラスチックレンズの剥離装置において、前記送りローラ
と前記刃具ローラとの間に、前記3層体を前記送りロー
ラと前記刃具ローラの間に通すときの前記送りローラと
前記刃具ローラの軸方向に対する前記3層体の位置を規
定する送り台を備えることを特徴とするプラスチックレ
ンズの剥離装置を提供する。
ラスチックレンズの剥離装置において、前記送りローラ
と前記刃具ローラとの間に、前記3層体を前記送りロー
ラと前記刃具ローラの間に通すときの前記送りローラと
前記刃具ローラの軸方向に対する前記3層体の位置を規
定する送り台を備えることを特徴とするプラスチックレ
ンズの剥離装置を提供する。
【0024】このようなプラスチックレンズの剥離装置
は、送り台の位置を調整することにより、3層体を送り
ローラと刃具ローラ間に通したときの3層体のプラスチ
ックレンズ側面の厚さ方向に対する刃具ローラの押圧位
置を調整することができ、刃具ローラによる最適の押圧
位置を調整することができる。
は、送り台の位置を調整することにより、3層体を送り
ローラと刃具ローラ間に通したときの3層体のプラスチ
ックレンズ側面の厚さ方向に対する刃具ローラの押圧位
置を調整することができ、刃具ローラによる最適の押圧
位置を調整することができる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載のプラスチックレンズの剥離装置において、前記刃具
ローラの周縁が、前記プラスチックレンズと前記上型又
は下型との界面近傍の前記プラスチックレンズの側面を
局部的に押圧可能に構成されていることを特徴とするプ
ラスチックレンズの剥離装置を提供する。
載のプラスチックレンズの剥離装置において、前記刃具
ローラの周縁が、前記プラスチックレンズと前記上型又
は下型との界面近傍の前記プラスチックレンズの側面を
局部的に押圧可能に構成されていることを特徴とするプ
ラスチックレンズの剥離装置を提供する。
【0026】このようなプラスチックレンズの剥離装置
は、刃具ローラの周縁でプラスチックレンズと下型との
界面近傍のプラスチックレンズの側面を押圧できるの
で、プラスチックレンズと下型との剪断力を狭い範囲に
集中させることができ、これにより、少ない力で剥離を
生じさせることができる。
は、刃具ローラの周縁でプラスチックレンズと下型との
界面近傍のプラスチックレンズの側面を押圧できるの
で、プラスチックレンズと下型との剪断力を狭い範囲に
集中させることができ、これにより、少ない力で剥離を
生じさせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に限定される
ものではない。
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に限定される
ものではない。
【0028】本発明のプラスチックレンズの剥離方法
は、図6に示したように、上型11と下型12との空隙
にプラスチックレンズを成形してプラスチックレンズ1
4を上型11と下型12とで挟んだ3層体10を得、こ
の3層体10のプラスチックレンズ14を上型11と下
型12とから分離するものである。
は、図6に示したように、上型11と下型12との空隙
にプラスチックレンズを成形してプラスチックレンズ1
4を上型11と下型12とで挟んだ3層体10を得、こ
の3層体10のプラスチックレンズ14を上型11と下
型12とから分離するものである。
【0029】このような3層体10は、例えば、図6
(b)に示したように、上型11と下型12とを所定の
距離で対向させて配置し、プラスチック粘着テープ15
をこれらの型11、12の側面に巻き付けることにより
樹脂材料を注入する空間を設け、この空間に樹脂材料を
注入し、重合硬化させて得られる。通常は、重合硬化
後、プラスチック粘着テープ15を剥離した後、プラス
チックレンズの剥離工程に進むが、本発明においては、
プラスチック粘着テープ15をそのまま残して剥離工程
に進む方法を推奨することができる。このようなプラス
チック粘着テープを用いる製造方法では、ガスケットを
用いる方法と異なり、3層体10におけるプラスチック
レンズ14の側面とガラス型11、12の側面との間に
は段差がほとんどない。
(b)に示したように、上型11と下型12とを所定の
距離で対向させて配置し、プラスチック粘着テープ15
をこれらの型11、12の側面に巻き付けることにより
樹脂材料を注入する空間を設け、この空間に樹脂材料を
注入し、重合硬化させて得られる。通常は、重合硬化
後、プラスチック粘着テープ15を剥離した後、プラス
チックレンズの剥離工程に進むが、本発明においては、
プラスチック粘着テープ15をそのまま残して剥離工程
に進む方法を推奨することができる。このようなプラス
チック粘着テープを用いる製造方法では、ガスケットを
用いる方法と異なり、3層体10におけるプラスチック
レンズ14の側面とガラス型11、12の側面との間に
は段差がほとんどない。
【0030】本発明のプラスチックレンズの剥離方法
は、図1の平面図に示すように、送りローラ2と刃具ロ
ーラ3を用いる。これらのローラの周縁間の離間距離L
が3層体の直径Rよりわずかに狭くした状態に固定され
ている。これらの送りローラ2と刃具ローラ3とは、軸
方向が同一であり、互いに相手側の方向の向きに自由回
転又は動力により駆動回転可能になっている。これらの
ローラ2、3間に3層体10を通すことにより、これら
の送りローラ2と刃具ローラ3とで、3層体10の直径
方向の両端から押圧力を3層体10に加える。この場
合、3層体10を移動させて固定されている送りローラ
2と刃具ローラ3の間を通す方法と、3層体10を固定
して、一定距離に保たれた送りローラ2と刃具ローラ3
とを動かして3層体10をこれらのローラ間に通す方法
とがあり、どちらを採用しても良い。本明細書では、3
層体10を動かす方法で説明する。
は、図1の平面図に示すように、送りローラ2と刃具ロ
ーラ3を用いる。これらのローラの周縁間の離間距離L
が3層体の直径Rよりわずかに狭くした状態に固定され
ている。これらの送りローラ2と刃具ローラ3とは、軸
方向が同一であり、互いに相手側の方向の向きに自由回
転又は動力により駆動回転可能になっている。これらの
ローラ2、3間に3層体10を通すことにより、これら
の送りローラ2と刃具ローラ3とで、3層体10の直径
方向の両端から押圧力を3層体10に加える。この場
合、3層体10を移動させて固定されている送りローラ
2と刃具ローラ3の間を通す方法と、3層体10を固定
して、一定距離に保たれた送りローラ2と刃具ローラ3
とを動かして3層体10をこれらのローラ間に通す方法
とがあり、どちらを採用しても良い。本明細書では、3
層体10を動かす方法で説明する。
【0031】このような送りローラ2と刃具ローラ3間
に3層体10を通す方法では、剥離前の3層体10を動
かして送りローラ2と刃具ローラ3の周縁に当接させた
ときには3層体10は押圧力を受けない。3層体10を
送りローラ2と刃具ローラ3間に押し込んでいく過程で
3層体10に対する押圧力が高まっていき、送りローラ
2、3層体10、刃具ローラ2がほぼ1直線状に並んだ
ときに、最も押圧力が高まり、この押圧力でプラスチッ
クレンズ14と下型12と上型11とが剥離する。その
後、プラスチックレンズ、上型及び下型が分離した3層
体10’が送りローラ2と刃具ローラ3間から抜け出す
過程で押圧力が低下していき、最後に押圧力がゼロにな
る。
に3層体10を通す方法では、剥離前の3層体10を動
かして送りローラ2と刃具ローラ3の周縁に当接させた
ときには3層体10は押圧力を受けない。3層体10を
送りローラ2と刃具ローラ3間に押し込んでいく過程で
3層体10に対する押圧力が高まっていき、送りローラ
2、3層体10、刃具ローラ2がほぼ1直線状に並んだ
ときに、最も押圧力が高まり、この押圧力でプラスチッ
クレンズ14と下型12と上型11とが剥離する。その
後、プラスチックレンズ、上型及び下型が分離した3層
体10’が送りローラ2と刃具ローラ3間から抜け出す
過程で押圧力が低下していき、最後に押圧力がゼロにな
る。
【0032】このように、本発明の剥離方法において
は、3層体10に対する押圧力は一瞬で加わるのではな
く、比較的緩やかに加わると共に、刃具ローラ3と送り
ローラ3が回転するため、刃具ローラ2で加えられる押
圧力でプラスチックレンズ14の側面を傷つけるおそれ
が少ない。
は、3層体10に対する押圧力は一瞬で加わるのではな
く、比較的緩やかに加わると共に、刃具ローラ3と送り
ローラ3が回転するため、刃具ローラ2で加えられる押
圧力でプラスチックレンズ14の側面を傷つけるおそれ
が少ない。
【0033】図2は、図1における刃具ローラ3、3層
体10、送りローラ2が1直線状に並び、3層体10に
最も高い押圧力が加えられている状態を示す側面の断面
図である。
体10、送りローラ2が1直線状に並び、3層体10に
最も高い押圧力が加えられている状態を示す側面の断面
図である。
【0034】この3層体10の側面には、重合のときに
用いたプラスチック粘着テープ15がそのまま付着して
いる。
用いたプラスチック粘着テープ15がそのまま付着して
いる。
【0035】送りローラ2は、3層体10の厚みよりや
や厚い短軸状の金属製の円筒21の外周面にゴム製の緩
衝リング22が固定されていて、3層体10の側面に当
接したときに3層体10を傷つけないようになってい
る。この緩衝リング22は、3層体10の厚さ方向の側
面全体に当接するようになっている。送りローラ2は、
中心軸23が回転自由になっているか、あるいは駆動モ
ータなどで刃具ローラ側に駆動回転される。
や厚い短軸状の金属製の円筒21の外周面にゴム製の緩
衝リング22が固定されていて、3層体10の側面に当
接したときに3層体10を傷つけないようになってい
る。この緩衝リング22は、3層体10の厚さ方向の側
面全体に当接するようになっている。送りローラ2は、
中心軸23が回転自由になっているか、あるいは駆動モ
ータなどで刃具ローラ側に駆動回転される。
【0036】刃具ローラ3は、金属製の円盤状であり、
端縁側が先端に行くに従い厚みが減少するテーパー31
になっていて、周縁32が鋭角に尖っている。周縁32
が鋭角になっているのは、3層体10の側面に成形に用
いたプラスチック粘着テープ15をそのまま残し、剥離
工程における3層体10の保護テープとして用いている
からである。プラスチック粘着テープ15を剥がした後
に剥離工程を行うことも勿論可能である。この場合は、
刃具ローラ3が直接プラスチックレンズ14の側面に当
たるため、周縁32が鋭角になっている刃具ローラ3で
はなく、0.5〜1.5mm程度の幅の円筒面を有する
周面とした刃具ローラを用い、かかる周面をプラスチッ
クレンズ14の側面に当てることが好ましい。刃具ロー
ラ3は、中心軸33で回転自由になっているか、あるい
は送りローラ2側に駆動モータなどで駆動回転される。
端縁側が先端に行くに従い厚みが減少するテーパー31
になっていて、周縁32が鋭角に尖っている。周縁32
が鋭角になっているのは、3層体10の側面に成形に用
いたプラスチック粘着テープ15をそのまま残し、剥離
工程における3層体10の保護テープとして用いている
からである。プラスチック粘着テープ15を剥がした後
に剥離工程を行うことも勿論可能である。この場合は、
刃具ローラ3が直接プラスチックレンズ14の側面に当
たるため、周縁32が鋭角になっている刃具ローラ3で
はなく、0.5〜1.5mm程度の幅の円筒面を有する
周面とした刃具ローラを用い、かかる周面をプラスチッ
クレンズ14の側面に当てることが好ましい。刃具ロー
ラ3は、中心軸33で回転自由になっているか、あるい
は送りローラ2側に駆動モータなどで駆動回転される。
【0037】これらの送りローラ2と刃具ローラ3と
は、それぞれの周縁の離間距離L(図1参照)が、3層
体の直径Rより0.5〜3mm程度短い間隔であるよう
にして固定してあることが好ましい。これにより、3層
体10をこれらのローラ間に通すことにより、3層体1
0は、確実に刃具ローラ3と送りローラ2間で押圧され
ることになる。このように、本発明方法によれば、3層
体10に与える押圧力は、送りローラ2と刃具ローラ3
の離間距離で調整することになる。
は、それぞれの周縁の離間距離L(図1参照)が、3層
体の直径Rより0.5〜3mm程度短い間隔であるよう
にして固定してあることが好ましい。これにより、3層
体10をこれらのローラ間に通すことにより、3層体1
0は、確実に刃具ローラ3と送りローラ2間で押圧され
ることになる。このように、本発明方法によれば、3層
体10に与える押圧力は、送りローラ2と刃具ローラ3
の離間距離で調整することになる。
【0038】送りローラ2と刃具ローラ3の間には、送
り台4を設けることが好ましい。送り台4は、送りロー
ラ2、刃具ローラ3と同一軸方向に昇降でき、所定の位
置で固定できるようになっていて、3層体10を送りロ
ーラ2と刃具ローラ3の軸方向に対する通過位置を規定
する。即ち、この送り台4は、3層体10の滑り台とし
て機能し、3層体10を送りローラ2と刃具ローラ3の
間に向かって滑らせ、送りローラ2で3層体10の一方
の側面を支持すると共に、刃具ローラ3で正確にプラス
チックレンズ14の側面を押圧する位置に3層体10を
導き、これによって3層体10を分離させることができ
るようになっている。
り台4を設けることが好ましい。送り台4は、送りロー
ラ2、刃具ローラ3と同一軸方向に昇降でき、所定の位
置で固定できるようになっていて、3層体10を送りロ
ーラ2と刃具ローラ3の軸方向に対する通過位置を規定
する。即ち、この送り台4は、3層体10の滑り台とし
て機能し、3層体10を送りローラ2と刃具ローラ3の
間に向かって滑らせ、送りローラ2で3層体10の一方
の側面を支持すると共に、刃具ローラ3で正確にプラス
チックレンズ14の側面を押圧する位置に3層体10を
導き、これによって3層体10を分離させることができ
るようになっている。
【0039】送り台4の位置は、図2に示すように、3
層体10の下型12を下にして送り台4の面上を滑らせ
て送りローラ2と刃具ローラ3の間を通過するときに、
送りローラ2の緩衝リング22が3層体10の側面全体
を支持すると共に、刃具ローラ3の周縁32が下型12
とプラスチックレンズ14の界面近傍にできる限り近い
プラスチックレンズ14の側面を押圧するような位置に
調整することが好ましい。送りローラ2と刃具ローラ3
の軸方向における相対的な位置もこのように決められ
る。
層体10の下型12を下にして送り台4の面上を滑らせ
て送りローラ2と刃具ローラ3の間を通過するときに、
送りローラ2の緩衝リング22が3層体10の側面全体
を支持すると共に、刃具ローラ3の周縁32が下型12
とプラスチックレンズ14の界面近傍にできる限り近い
プラスチックレンズ14の側面を押圧するような位置に
調整することが好ましい。送りローラ2と刃具ローラ3
の軸方向における相対的な位置もこのように決められ
る。
【0040】刃具ローラ3の鋭角になっている周縁32
でプラスチックレンズ14の側面の下型12との界面近
傍をプラスチック粘着テープ15を介して押圧すること
により、プラスチックレンズ14の側面下部に局部的に
歪みが発生する。この歪みのためにプラスチックレンズ
14の側面近傍のプラスチックレンズ14と下型12と
の界面に、強力な剪断力が発生し、局部的にプラスチッ
クレンズ14と下型12との剥離が発生する。そして、
この剥離は瞬時に下型12全面の剥離に伝搬すると共
に、プラスチックレンズ14が下型12から剥離すると
きのプラスチックレンズ14の撓みにより、上型11も
プラスチックレンズ14と瞬時に剥離する。本発明の剥
離方法におけるプラスチックレンズ14と上型11、下
型12との剥離の機構はこのように考えられる。
でプラスチックレンズ14の側面の下型12との界面近
傍をプラスチック粘着テープ15を介して押圧すること
により、プラスチックレンズ14の側面下部に局部的に
歪みが発生する。この歪みのためにプラスチックレンズ
14の側面近傍のプラスチックレンズ14と下型12と
の界面に、強力な剪断力が発生し、局部的にプラスチッ
クレンズ14と下型12との剥離が発生する。そして、
この剥離は瞬時に下型12全面の剥離に伝搬すると共
に、プラスチックレンズ14が下型12から剥離すると
きのプラスチックレンズ14の撓みにより、上型11も
プラスチックレンズ14と瞬時に剥離する。本発明の剥
離方法におけるプラスチックレンズ14と上型11、下
型12との剥離の機構はこのように考えられる。
【0041】実際に、後述する剥離装置を用いた実験で
は、通常は剥離し難い材料で作られたプラスチックレン
ズでも、あっけないほど容易にガラス型から瞬時に剥離
することが認められた。
は、通常は剥離し難い材料で作られたプラスチックレン
ズでも、あっけないほど容易にガラス型から瞬時に剥離
することが認められた。
【0042】上記説明では、プラスチックレンズ14の
側面の下部に刃具ローラの周縁32を当接させて、下型
12とプラスチックレンズ14の界面に剪断力を生じさ
せるようになっているが、プラスチックレンズ14の側
面の上部に刃具ローラの周縁32を当接させ、プラスチ
ックレンズ14と上型11との間の界面に剪断力を生じ
させるようにしても良い。一般的には、下型12の方が
上型11より剥離し難いため、プラスチックレンズ14
の側面の下型12との界面に近い箇所に刃具ローラの周
縁32を押圧させる方が好ましい。
側面の下部に刃具ローラの周縁32を当接させて、下型
12とプラスチックレンズ14の界面に剪断力を生じさ
せるようになっているが、プラスチックレンズ14の側
面の上部に刃具ローラの周縁32を当接させ、プラスチ
ックレンズ14と上型11との間の界面に剪断力を生じ
させるようにしても良い。一般的には、下型12の方が
上型11より剥離し難いため、プラスチックレンズ14
の側面の下型12との界面に近い箇所に刃具ローラの周
縁32を押圧させる方が好ましい。
【0043】このように、3層体10を送りローラ2と
刃具ローラ3の間を通すことにより3層体10を構成す
るプラスチックレンズ14、上型11、下型12は、そ
れぞれ分離し、プラスチック粘着テープ15で連結され
ている状態となっている。プラスチック粘着テープ15
をこれらから分離することにより、プラスチックレンズ
14を得ると共に、上型11、下型12を回収する。
刃具ローラ3の間を通すことにより3層体10を構成す
るプラスチックレンズ14、上型11、下型12は、そ
れぞれ分離し、プラスチック粘着テープ15で連結され
ている状態となっている。プラスチック粘着テープ15
をこれらから分離することにより、プラスチックレンズ
14を得ると共に、上型11、下型12を回収する。
【0044】本実施形態のプラスチックレンズの剥離方
法によれば、3層体10の直径方向の一方の側面を送り
ローラ2で支持すると同時に、3層体10の直径方向の
他方側のプラスチックレンズ14の側面における下型1
2に近い部分を刃具ローラ3の周縁32で局部的に押圧
することにより、プラスチックレンズ14と下型12と
の側面近傍の界面から剥離を生じさせ、小さい押圧力で
容易にプラスチックレンズ14から上型11、下型12
とを剥離させることができる。そのため、プラスチック
レンズ14や上型11、下型12に無理な力がかから
ず、歪みや割れを生じることがない。また、剥離操作も
容易であり、単に、3層体10を送り台4の上を滑らせ
て送りローラ2と刃具ローラ3の間を通すだけでよく、
しかも、送りローラ2と刃具ローラ3が回転するため、
これらの間を通すときにもそれほど力を必要としない。
また、3層体10に対する押圧力は、送りローラ2と刃
具ローラ3の間隔を調整するだけで良く、プラスチック
レンズ14に対する押圧力が過大になることを容易に防
止することができ、この点でもプラスチックレンズ14
に歪みや損傷を与えることが少ない。
法によれば、3層体10の直径方向の一方の側面を送り
ローラ2で支持すると同時に、3層体10の直径方向の
他方側のプラスチックレンズ14の側面における下型1
2に近い部分を刃具ローラ3の周縁32で局部的に押圧
することにより、プラスチックレンズ14と下型12と
の側面近傍の界面から剥離を生じさせ、小さい押圧力で
容易にプラスチックレンズ14から上型11、下型12
とを剥離させることができる。そのため、プラスチック
レンズ14や上型11、下型12に無理な力がかから
ず、歪みや割れを生じることがない。また、剥離操作も
容易であり、単に、3層体10を送り台4の上を滑らせ
て送りローラ2と刃具ローラ3の間を通すだけでよく、
しかも、送りローラ2と刃具ローラ3が回転するため、
これらの間を通すときにもそれほど力を必要としない。
また、3層体10に対する押圧力は、送りローラ2と刃
具ローラ3の間隔を調整するだけで良く、プラスチック
レンズ14に対する押圧力が過大になることを容易に防
止することができ、この点でもプラスチックレンズ14
に歪みや損傷を与えることが少ない。
【0045】次に、上述したプラスチックレンズの剥離
方法を実現できるプラスチックレンズの剥離装置につい
て、図3〜図5を参照しながら説明する。図3は剥離装
置の全体を示す斜視図、図4は剥離を行う機構の主要部
を示す断面図、図5は送りローラの位置調整機構のリニ
アガイドを示す断面図である。
方法を実現できるプラスチックレンズの剥離装置につい
て、図3〜図5を参照しながら説明する。図3は剥離装
置の全体を示す斜視図、図4は剥離を行う機構の主要部
を示す断面図、図5は送りローラの位置調整機構のリニ
アガイドを示す断面図である。
【0046】図3に示すように、この剥離装置1は、傾
斜した架台5を備え、この架台5は2本の脚部6によっ
て支持されている。架台5の表面の傾斜面51に送りロ
ーラ2と刃具ローラ3とが対向して所定距離離間して配
置され、それぞれ架台5の傾斜面51と直交する方向の
回転軸を介して駆動モータ(図4参照)によって駆動さ
れる。これらの送りローラ2と刃具ローラ3との間の架
台5の上には、架台5の傾斜面51と直交する方向に昇
降自在で、所定の位置に固定できる送り台4が設置され
ている。この送り台4は、送りローラ2と刃具ローラ3
を両側に配置して架台5の表面の傾斜面51に沿う上下
方向に長い板状となっている。送り台4の上側にはワー
ク投入スライダ7が送り台4と一体に設置され、3層体
10をワーク投入スライダ7の上方から投入すると、ワ
ーク投入スライダ7の立設している両側の壁によって、
3層体10が自重で送りローラ2と刃具ローラ3の間に
導かれるようになっている。架台5の側面に配置されて
いるローラ間隔調整つまみ24は、送りローラ2を刃具
ローラ3に対して離間接近するように位置を調整するた
めのものである。
斜した架台5を備え、この架台5は2本の脚部6によっ
て支持されている。架台5の表面の傾斜面51に送りロ
ーラ2と刃具ローラ3とが対向して所定距離離間して配
置され、それぞれ架台5の傾斜面51と直交する方向の
回転軸を介して駆動モータ(図4参照)によって駆動さ
れる。これらの送りローラ2と刃具ローラ3との間の架
台5の上には、架台5の傾斜面51と直交する方向に昇
降自在で、所定の位置に固定できる送り台4が設置され
ている。この送り台4は、送りローラ2と刃具ローラ3
を両側に配置して架台5の表面の傾斜面51に沿う上下
方向に長い板状となっている。送り台4の上側にはワー
ク投入スライダ7が送り台4と一体に設置され、3層体
10をワーク投入スライダ7の上方から投入すると、ワ
ーク投入スライダ7の立設している両側の壁によって、
3層体10が自重で送りローラ2と刃具ローラ3の間に
導かれるようになっている。架台5の側面に配置されて
いるローラ間隔調整つまみ24は、送りローラ2を刃具
ローラ3に対して離間接近するように位置を調整するた
めのものである。
【0047】この剥離装置1には、スイッチボックス8
が設けられ、電源のON/OFFスイッチ81、電源パ
イロットランプ82、非常停止スイッチ83などが配置
されている。
が設けられ、電源のON/OFFスイッチ81、電源パ
イロットランプ82、非常停止スイッチ83などが配置
されている。
【0048】送りローラ2、刃具ローラ3、送り台4の
各機構を、図4,図5を参照して説明する。図4に示す
ように、送りローラ2は、架台5の上に配置され、架台
5の下に配置されている送り用駆動モータ25に対して
架台5の傾斜面と直交する方向を向く回転軸23を介し
て連結されている。送りローラ2は、3層体10の厚み
よりやや厚い短軸状の金属製の円筒21の外周面にゴム
製の緩衝リング22が固定されていて、図2に示したよ
うに、3層体10の側面に当接したときに、3層体10
の側面を保護するようになっている。
各機構を、図4,図5を参照して説明する。図4に示す
ように、送りローラ2は、架台5の上に配置され、架台
5の下に配置されている送り用駆動モータ25に対して
架台5の傾斜面と直交する方向を向く回転軸23を介し
て連結されている。送りローラ2は、3層体10の厚み
よりやや厚い短軸状の金属製の円筒21の外周面にゴム
製の緩衝リング22が固定されていて、図2に示したよ
うに、3層体10の側面に当接したときに、3層体10
の側面を保護するようになっている。
【0049】送りローラ2の回転軸23は、支持片26
によって支持されている。この支持片26は、図5に示
すように、架台5に固定されているリニアガイド27に
よって、図5の紙面と直交する方向に、即ち、図4の矢
印に示すように、図4の左右方向に直線的にスライドで
きるようになっている。また、この支持片26には、送
り用駆動モータ25が他の片261、262を介して固
定されている。支持片26は、ネジ機構28により、ロ
ーラ間隔調整ツマミ24を回転させると、リニアガイド
27に案内されて刃具ローラ3に離間接近できるように
調整でき、これにより、刃具ローラ3と送りローラ2の
間隔を適宜調整できるようになっている。
によって支持されている。この支持片26は、図5に示
すように、架台5に固定されているリニアガイド27に
よって、図5の紙面と直交する方向に、即ち、図4の矢
印に示すように、図4の左右方向に直線的にスライドで
きるようになっている。また、この支持片26には、送
り用駆動モータ25が他の片261、262を介して固
定されている。支持片26は、ネジ機構28により、ロ
ーラ間隔調整ツマミ24を回転させると、リニアガイド
27に案内されて刃具ローラ3に離間接近できるように
調整でき、これにより、刃具ローラ3と送りローラ2の
間隔を適宜調整できるようになっている。
【0050】刃具ローラ3は、架台5の上に配置され、
架台5の下に配置されている刃具用駆動モータ34に対
して架台5の傾斜面51と直交する方向を向く回転軸3
3を介して連結されている。刃具ローラ3は金属製の円
盤状で、周縁側が先端に行くに従い厚みが減少するテー
パー31になっていて、周縁32が鋭角に尖っている。
架台5の下に配置されている刃具用駆動モータ34に対
して架台5の傾斜面51と直交する方向を向く回転軸3
3を介して連結されている。刃具ローラ3は金属製の円
盤状で、周縁側が先端に行くに従い厚みが減少するテー
パー31になっていて、周縁32が鋭角に尖っている。
【0051】送りローラ2と刃具ローラ3の回転方向
は、図4に示すように、それぞれ逆方向であり、互いの
方向に向かって回転するようになっている。
は、図4に示すように、それぞれ逆方向であり、互いの
方向に向かって回転するようになっている。
【0052】送り台4は、ネジ機構41によって架台5
の傾斜面51と直交方向に昇降できるようになってい
る。これにより、3層体10を送り台4の上を滑らせて
送りローラ2と刃具ローラ3との間を通過させるとき
に、刃具ローラ3の周縁32が3層体10のプラスチッ
クレンズ14の側面に当たる位置を、高さ位置調整ツマ
ミ42を回転させることにより微調整できるようになっ
ている。
の傾斜面51と直交方向に昇降できるようになってい
る。これにより、3層体10を送り台4の上を滑らせて
送りローラ2と刃具ローラ3との間を通過させるとき
に、刃具ローラ3の周縁32が3層体10のプラスチッ
クレンズ14の側面に当たる位置を、高さ位置調整ツマ
ミ42を回転させることにより微調整できるようになっ
ている。
【0053】この剥離装置1の調整は次のように行う。
即ち、ローラ間隔調整つまみ24を回し、刃具ローラ3
と送りローラ2との周縁間のローラ間隙Lを3層体10
の直径に合わせ、更に3層体10の直径Rより0.5〜
3mm程度の範囲で3層体10の直径Rよりローラ間隙
Lを短くする。このローラ間隙Lの調整により、刃具ロ
ーラ3がプラスチックレンズ14の側面を押圧する力を
調整することができる。また、送り台4の位置は、送り
台4の表面と刃具ローラ3の周縁32間の間隙が下型1
2の側面の厚みよりわずかに長い距離とする。
即ち、ローラ間隔調整つまみ24を回し、刃具ローラ3
と送りローラ2との周縁間のローラ間隙Lを3層体10
の直径に合わせ、更に3層体10の直径Rより0.5〜
3mm程度の範囲で3層体10の直径Rよりローラ間隙
Lを短くする。このローラ間隙Lの調整により、刃具ロ
ーラ3がプラスチックレンズ14の側面を押圧する力を
調整することができる。また、送り台4の位置は、送り
台4の表面と刃具ローラ3の周縁32間の間隙が下型1
2の側面の厚みよりわずかに長い距離とする。
【0054】このように調整した剥離装置1を用いる剥
離操作は、まず、電源スイッチ81を入れ、送り用駆動
モータ25と刃具用駆動モータ34を駆動させて送りロ
ーラ2と刃具ローラ3とを駆動回転させる。そして、ワ
ーク投入スライダ7にプラスチック粘着テープ15が付
いた3層体10を下型12を下にして投入し、3層体1
0を送り台4の面上を滑らせながら、送りローラ2と刃
具ローラ3との間を3層体10を送り台4に押し付けた
状態で通す。これにより、刃具ローラ3の周縁32が3
層体10の下型12とプラスチックレンズ14の界面近
傍のプラスチックレンズ14の側面を押圧し、上述した
機構により、下型12とプラスチックレンズ14の側面
での界面から剥離を生じさせ、3層体10を構成するプ
ラスチックレンズ14、上型11、下型12がそれぞれ
分離する。その後、プラスチック粘着テープ15を3層
体10から剥がし、プラスチックレンズ14を得ると共
に、下型11、上型12を回収する。
離操作は、まず、電源スイッチ81を入れ、送り用駆動
モータ25と刃具用駆動モータ34を駆動させて送りロ
ーラ2と刃具ローラ3とを駆動回転させる。そして、ワ
ーク投入スライダ7にプラスチック粘着テープ15が付
いた3層体10を下型12を下にして投入し、3層体1
0を送り台4の面上を滑らせながら、送りローラ2と刃
具ローラ3との間を3層体10を送り台4に押し付けた
状態で通す。これにより、刃具ローラ3の周縁32が3
層体10の下型12とプラスチックレンズ14の界面近
傍のプラスチックレンズ14の側面を押圧し、上述した
機構により、下型12とプラスチックレンズ14の側面
での界面から剥離を生じさせ、3層体10を構成するプ
ラスチックレンズ14、上型11、下型12がそれぞれ
分離する。その後、プラスチック粘着テープ15を3層
体10から剥がし、プラスチックレンズ14を得ると共
に、下型11、上型12を回収する。
【0055】このようなプラスチックレンズの剥離装置
1は、3層体10のプラスチックレンズ14の側面にお
ける下型12の近傍を局部的に刃具ローラ3の周縁32
で押圧することができる。そのため、前述したプラスチ
ックレンズの剥離方法で説明したような機構により、プ
ラスチックレンズ14と下型12及び上型11とが容易
に分離する。少ない力で局部的にプラスチックレンズ1
4の側面を押圧して剥離させるので、プラスチックレン
ズ14や上型11及び下型12に無理な力がかからず、
これらに歪みや割れなどを生じさせない。
1は、3層体10のプラスチックレンズ14の側面にお
ける下型12の近傍を局部的に刃具ローラ3の周縁32
で押圧することができる。そのため、前述したプラスチ
ックレンズの剥離方法で説明したような機構により、プ
ラスチックレンズ14と下型12及び上型11とが容易
に分離する。少ない力で局部的にプラスチックレンズ1
4の側面を押圧して剥離させるので、プラスチックレン
ズ14や上型11及び下型12に無理な力がかからず、
これらに歪みや割れなどを生じさせない。
【0056】剥離操作は、単に3層体10を送りローラ
2と刃具ローラ3間を通すだけでよく、しかも、架台5
が斜めになっているため3層体10の自重を利用できる
と共に、ローラ2、3の駆動力のために3層体10を容
易に通過させることができることから、作業性が良好
で、生産性がよい。これらのことから、3層体10の剥
離工程を自動化することが容易であり、生産性を更に向
上させることができる。
2と刃具ローラ3間を通すだけでよく、しかも、架台5
が斜めになっているため3層体10の自重を利用できる
と共に、ローラ2、3の駆動力のために3層体10を容
易に通過させることができることから、作業性が良好
で、生産性がよい。これらのことから、3層体10の剥
離工程を自動化することが容易であり、生産性を更に向
上させることができる。
【0057】また、このような良好な生産性を有するに
もかかわらず、機構が簡単であり、安価で、設置面積も
非常に小さい。
もかかわらず、機構が簡単であり、安価で、設置面積も
非常に小さい。
【0058】なお、上記説明では、3層体は、プラスチ
ック粘着テープを用いて作製しているが、ガスケットを
用いて作製した3層体でも全く同様に本発明を適用でき
る。
ック粘着テープを用いて作製しているが、ガスケットを
用いて作製した3層体でも全く同様に本発明を適用でき
る。
【0059】
【発明の効果】本発明のプラスチックレンズの剥離方法
は、型からプラスチックレンズを容易に、かつ、型やプ
ラスチックレンズを破損させず、確実に剥離することが
できる。
は、型からプラスチックレンズを容易に、かつ、型やプ
ラスチックレンズを破損させず、確実に剥離することが
できる。
【0060】また、本発明のプラスチックレンズの剥離
装置は、簡易、小型であり、型からプラスチックレンズ
を容易に、かつ、型やプラスチックレンズを破損させ
ず、生産性良く剥離することができる。
装置は、簡易、小型であり、型からプラスチックレンズ
を容易に、かつ、型やプラスチックレンズを破損させ
ず、生産性良く剥離することができる。
【図1】本発明のプラスチックレンズの剥離方法におけ
る送りローラ、刃具ローラ、3層体の位置を示す平面図
である。
る送りローラ、刃具ローラ、3層体の位置を示す平面図
である。
【図2】本発明のプラスチックレンズの剥離方法を説明
する断面図である。
する断面図である。
【図3】本発明のプラスチックレンズの剥離装置の一実
施形態を示す斜視図である。
施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明のプラスチックレンズの剥離装置の一実
施形態を示す断面図である。
施形態を示す断面図である。
【図5】図4における送りローラ部分の断面図と直交す
る方向のリニアガイドを示す断面図である。
る方向のリニアガイドを示す断面図である。
【図6】プラスチックレンズの型による成形方法を示す
断面図であり、(a)はガスケットを用いる方法、
(b)はプラスチック粘着テープを用いる方法を示す。
断面図であり、(a)はガスケットを用いる方法、
(b)はプラスチック粘着テープを用いる方法を示す。
【図7】従来のプラスチックレンズの剥離方法を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
1…剥離装置 2…送りローラ 21…円筒 22…緩衝リング 23…回転軸 24…ローラ間隔調整つまみ 25…送り用駆動モータ 28…ネジ機構 3…刃具ローラ 32…周縁 33…回転軸 34…刃具用駆動モータ 4…送り台 41…ネジ機構 42…高さ調整つまみ 5…架台 51…傾斜面 6…脚部 7…ワーク投入スライダ 8…スイッチボックス 10…3層体 11…上型 12…下型 14…プラスチックレンズ 15…プラスチック粘着テープ
Claims (6)
- 【請求項1】 上型と下型との間隙にプラスチックレン
ズを成形して前記上型と前記下型との間にプラスチック
レンズを挟んだ3層体を得た後、前記3層体の前記プラ
スチックレンズを前記上型と前記下型から分離するプラ
スチックレンズの剥離方法において、 互いに対向する送りローラと刃具ローラとの間に前記3
層体を通過させながら前記送りローラと前記刃具ローラ
で前記3層体の直径方向の両側から前記3層体を押圧さ
せる際に、前記送りローラに前記3層体の前記上型及び
下型のいずれか一方の側面もしくは両方の側面又は前記
3層体の側面全体を当接させ、前記刃具ローラで前記3
層体の前記プラスチックレンズの側面を押圧することに
より、前記3層体の前記プラスチックレンズを前記上型
と前記下型から分離することを特徴とするプラスチック
レンズの剥離方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のプラスチックレンズの剥
離方法において、 前記刃具ローラの周縁が、前記プラスチックレンズと前
記上型又は下型との界面近傍の前記プラスチックレンズ
の側面を局部的に押圧することを特徴とするプラスチッ
クレンズの剥離方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のプラスチックレン
ズの剥離方法において、 前記上型と前記下型との側面を被覆して前記上型と前記
下型との間に密封空間を形成したプラスチック粘着テー
プを前記3層体に残したままで前記3層体の前記プラス
チックレンズを前記上型と前記下型から分離することを
特徴とするプラスチックレンズの剥離方法。 - 【請求項4】 上型と下型との間にプラスチックレンズ
を挟んだ3層体の前記プラスチックレンズを前記上型と
前記下型から分離するプラスチックレンズの剥離装置に
おいて、 前記3層体の直径よりやや短い離間距離で互いの周縁が
対向する送りローラと刃具ローラとを備え、前記3層体
の側面を前記送りローラと前記刃具ローラに当てながら
前記3層体を前記送りローラと前記刃具ローラ間に通す
ことにより、前記送りローラが、前記3層体の前記上型
及び下型のいずれか一方の側面もしくは両方の側面又は
前記3層体の側面全体を支持し、前記刃具ローラが、前
記3層体の前記プラスチックレンズの側面を押圧するよ
うに構成されていることを特徴とするプラスチックレン
ズの剥離装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のプラスチックレンズの剥
離装置において、 前記送りローラと前記刃具ローラとの間に、前記3層体
を前記送りローラと前記刃具ローラの間に通すときの前
記送りローラと前記刃具ローラの軸方向に対する前記3
層体の位置を規定する送り台を備えることを特徴とする
プラスチックレンズの剥離装置。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載のプラスチックレン
ズの剥離装置において、 前記刃具ローラの周縁が、前記プラスチックレンズと前
記上型又は下型との界面近傍の前記プラスチックレンズ
の側面を局部的に押圧可能に構成されていることを特徴
とするプラスチックレンズの剥離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5448299A JP2000246745A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プラスチックレンズの剥離方法及び剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5448299A JP2000246745A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プラスチックレンズの剥離方法及び剥離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246745A true JP2000246745A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12971891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5448299A Withdrawn JP2000246745A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プラスチックレンズの剥離方法及び剥離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246745A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094460A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Nikon Corp | 樹脂接合型光学素子の製造方法及び製造装置 |
| JP2012045713A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Toshiba Mach Co Ltd | 離型方法 |
| KR101855274B1 (ko) | 2017-11-02 | 2018-05-08 | 에스케이씨 주식회사 | 플라스틱 렌즈의 이형 방법 및 이형 장치 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP5448299A patent/JP2000246745A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094460A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Nikon Corp | 樹脂接合型光学素子の製造方法及び製造装置 |
| JP2012045713A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Toshiba Mach Co Ltd | 離型方法 |
| KR101855274B1 (ko) | 2017-11-02 | 2018-05-08 | 에스케이씨 주식회사 | 플라스틱 렌즈의 이형 방법 및 이형 장치 |
| TWI730262B (zh) * | 2017-11-02 | 2021-06-11 | 南韓商Skc股份有限公司 | 用於將模製物件自模具釋放之方法及設備 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20061228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |