JP2000246567A - パラレルメカニズム工作機械 - Google Patents
パラレルメカニズム工作機械Info
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- JP2000246567A JP2000246567A JP11051173A JP5117399A JP2000246567A JP 2000246567 A JP2000246567 A JP 2000246567A JP 11051173 A JP11051173 A JP 11051173A JP 5117399 A JP5117399 A JP 5117399A JP 2000246567 A JP2000246567 A JP 2000246567A
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Abstract
レルメカニズム工作機械を実現することを課題とする。 【解決手段】 ベース4及びベース4に設けた6本の直
動アクチュエータ6の先端に接続されたプラットフォー
ム8に対向するテーブル1をベッド2上に設け、このテ
ーブル1の下部にピストンを設けて油圧駆動によりテー
ブル1を昇降動可能に形成した。ピストンは側部に溝を
切り、溝の形状に合わせて形成されたコマを側方から挿
入することで位置決めを行う。
Description
を用いて任意の角度で工作物を加工するパラレルメカニ
ズム工作機械に関する。
が開発されてきているが、それらの多くはスチュワート
プラットホームと呼ばれる構造を採用している。スチュ
ワートプラットホーム構造の一般的なパラレルメカニズ
ム工作機械の外観は図4に示すような構造をとってい
る。図において、30はテーブル、31はリンク32の
先端に接続されたプラットフォームで先端に工具9が取
り付けられている。また、リンク32は上部がジョイン
ト34を介してベース33に支持されている。
向)の剛性は高いが水平方向(X軸方向及びY軸方向)
の剛性が低いということが上げられる。その理由はプラ
ットホーム31がベース33から大きく突き出している
ためであり、突き出し量が大きくなるほど水平方向の剛
性は低くなる。また、動きの自由度については、剛性と
は逆に突き出し量が大きくなるほど大きくなる。つま
り、ジョイント34の回転自由度を一定として考える
と、プラットホーム31がベース33から突き出すほど
広範囲の移動が可能であり、プラットホーム31の傾斜
可能角度も大きくなる。
い特性は、剛性が高く且つ自由度も大きいことである
が、上記理由によりスチュワートプラットホーム構造の
パラレルメカニズム工作機械では剛性と自由度が相反す
る機械状態となるため、両特性を同時に満たした機械を
実現することはできなかった。
と高い自由度の双方を兼ね備えたパラレルメカニズム工
作機械を実現することを課題とする。
め、請求項1の発明は、工具を装着する主軸、又は工作
物を設置するテーブルの何れか一方を、ベースに設けた
複数のリンクの先端に接続し、他方をその接続物及び前
記ベースに対向して設けたパラレルメカニズム工作機械
において、前記他方を構成する主軸又はテーブルをベー
ス方向に移動可能及び/又はベースを前記他方を構成す
る主軸又はテーブル方向に移動可能とすると共に、位置
決め手段を設けて、より短いリンク長で工作物を加工可
能としたことを特徴とする。
形態の1例を、図面を基に詳細に説明する。図1は本発
明に係るパラレルメカニズム工作機械の模式図であり、
全体の構成はベッド2上の4隅にコラム3が立設されて
ベース4を支え、ベース4にはベースジョイント5が取
り付けられて、リンクである直動アクチュエータ6の一
端の位置を固定している。直動アクチュエータ6はボー
ルねじとサーボモータの組み合わせが使用されている。
尚、図1では模式的に直動アクチュエータ6を2本しか
表記していないが、実際には6本取り付けられている。
てのプラットフォーム8がプラットフォームジョイント
7を介して接続固定されている。そして、ベースジョイ
ント5は回転2自由度、プラットフォームジョイント7
は回転3自由度を有しており、直動アクチュエータ6の
長さを変えることにより、プラットフォーム8及び工具
9の位置と姿勢を制御することを可能としている。
降装置が組み込まれ、昇降可能に形成されている。図2
に示すように、テーブル1は下部にピストン10が固定
されており、ベッド2に固定されたシリンダ11との間
で油圧により相対運動を行う。ピストン10に形成され
た溝10aとコマ10とで位置決め機構を構成し、溝1
0aはコマ12の形状に合わせたて形成され、コマ12
が挿入されることによりピストン10は固定されて上下
の位置決めを行うようになっている。尚、14,15は
テーブル1の位置を検出するためのセンサ、16はテー
ブル1の駆動用油圧ソレノイド、13はコマ12の駆動
用油圧ピストン、17は油圧ピストン13の駆動用油圧
ソレノイド、18は流量制御弁、19は油圧モータ、2
0は油圧ポンプ、21はフィルタである。
で、粗加工のような機械剛性を必要とする場合にはテー
ブル1を上昇させることにより対応させることで効果的
に加工を行うことができるし、剛性的な強度よりも広い
範囲の加工を行いたい場合にはテーブル1を下降させて
対応させることができ、目的に応じて最適な加工が行う
ことができる。尚、テーブル1とベッド2との間の相対
剛性はプラットフォーム8又は工具9とベッド2との間
の相対剛性に比較して非常に大きいため、テーブル1の
突き出しによる機械剛性低下への影響はほとんどない。
図で、コラム3を伸縮させることによりベース4とテー
ブル1との間の距離を可変としている。コラム3の伸縮
機構としては、上記テーブルの駆動機構をそのまま4本
のコラム3の下部に設置すればよい。
リンクに主軸を設け、その対向する位置にテーブルを配
置しているが、逆にしてベース側にテーブルを設け、そ
の対向位置に主軸を配置しても良い。また、ベースとベ
ースに対向する例えばテーブルとの双方に伸縮機構を設
けて双方を移動可能としても良い。
係るパラレルメカニズム工作機械によれば、ベースとベ
ースに対向する主軸或いはテーブルとの間の距離を可変
とすることにより、高剛性であり且つ高自由度が実現で
きる。
ニズム工作機械の模式図である。
る。
可能としたパラレル工作機械の模式図である。
図である。
ベース、6・・直動アクチュエータ、8・・プラットフ
ォーム、9・・工具。
Claims (1)
- 【請求項1】 工具を装着する主軸、又は工作物を設置
するテーブルの何れか一方を、ベースに設けた複数のリ
ンクの先端に接続し、他方をその接続物及び前記ベース
に対向して設けたパラレルメカニズム工作機械におい
て、前記他方を構成する主軸又はテーブルをベース方向
に移動可能及び/又はベースを前記他方を構成する主軸
又はテーブル方向に移動可能とすると共に、位置決め手
段を設けて、より短いリンク長で工作物を加工可能とし
たことを特徴とするパラレルメカニズム工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05117399A JP3586129B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | パラレルメカニズム工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05117399A JP3586129B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | パラレルメカニズム工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000246567A true JP2000246567A (ja) | 2000-09-12 |
JP3586129B2 JP3586129B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=12879454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05117399A Expired - Fee Related JP3586129B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | パラレルメカニズム工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3586129B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015076201A1 (ja) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
JP2018119688A (ja) * | 2018-04-10 | 2018-08-02 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05117399A patent/JP3586129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015076201A1 (ja) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
JP2015102125A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
CN105722649A (zh) * | 2013-11-22 | 2016-06-29 | Ntn株式会社 | 连杆动作装置 |
US9821454B2 (en) | 2013-11-22 | 2017-11-21 | Ntn Corporation | Link actuation device |
EP3072644A4 (en) * | 2013-11-22 | 2018-01-24 | NTN Corporation | Link actuation device |
JP2018119688A (ja) * | 2018-04-10 | 2018-08-02 | Ntn株式会社 | リンク作動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3586129B2 (ja) | 2004-11-10 |
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