JP2000246552A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
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- JP2000246552A JP2000246552A JP11052485A JP5248599A JP2000246552A JP 2000246552 A JP2000246552 A JP 2000246552A JP 11052485 A JP11052485 A JP 11052485A JP 5248599 A JP5248599 A JP 5248599A JP 2000246552 A JP2000246552 A JP 2000246552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】装置全体を小型化し、省スペース化を図ること
ができるワーク搬送装置を得ること。 【解決手段】ワーク搬送装置1は、素材パレット6と製
品パレット7を出し入れ可能に支持するパレットストッ
カ4と、素材パレット保有手段8と製品パレット保有手
段9を有するパレット保有部3と、の間を上下動して素
材パレット6若しくは製品パレット7を受け渡しするパ
レットエレベータ5が、予め設定されたフォーク受け入
れ高さ位置にて加工後板材を載せたフォーク18をパレ
ット保有部3から受け入れ可能な構造を有する。これに
よれば、加工後板材を製品パレット7に載せる際に、フ
ォーク18の横方向の移動空間をパレットエレベータ5
の上下方向の移動空間内に確保することができる。した
がって、装置の大きさを小さくすることができ、装置全
体の小型化による省スペース化を図ることができる。
ができるワーク搬送装置を得ること。 【解決手段】ワーク搬送装置1は、素材パレット6と製
品パレット7を出し入れ可能に支持するパレットストッ
カ4と、素材パレット保有手段8と製品パレット保有手
段9を有するパレット保有部3と、の間を上下動して素
材パレット6若しくは製品パレット7を受け渡しするパ
レットエレベータ5が、予め設定されたフォーク受け入
れ高さ位置にて加工後板材を載せたフォーク18をパレ
ット保有部3から受け入れ可能な構造を有する。これに
よれば、加工後板材を製品パレット7に載せる際に、フ
ォーク18の横方向の移動空間をパレットエレベータ5
の上下方向の移動空間内に確保することができる。した
がって、装置の大きさを小さくすることができ、装置全
体の小型化による省スペース化を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク搬送装置に
関し、特にパレット支持棚から取り出した製品パレット
に、板材加工機から取り出した加工後板材を載せるワー
ク搬送装置に関する。
関し、特にパレット支持棚から取り出した製品パレット
に、板材加工機から取り出した加工後板材を載せるワー
ク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のパレットを出入り可能
に支持するパレット棚を備え、パレット棚から搬出した
一のパレットに積載されたワークを取り出して板材加工
機に供給し、また、板材加工機から加工後のワークを取
り出して他のパレットに積載するワーク搬送装置が種々
提案され、また実現化されている。
に支持するパレット棚を備え、パレット棚から搬出した
一のパレットに積載されたワークを取り出して板材加工
機に供給し、また、板材加工機から加工後のワークを取
り出して他のパレットに積載するワーク搬送装置が種々
提案され、また実現化されている。
【0003】図3は、従来のワーク搬送装置を概略的に
示した説明図、図4は、図3の要部拡大説明図である。
ワーク搬送装置30は、板材加工機であるレーザ加工機
(図示せず)の側方位置に設けられ、図3に示したよう
に、図中左側から右側に向かってパレットチェンジ部3
1、素材一枚取り部32、加工機連絡部33、製品積載
部34を備えている。
示した説明図、図4は、図3の要部拡大説明図である。
ワーク搬送装置30は、板材加工機であるレーザ加工機
(図示せず)の側方位置に設けられ、図3に示したよう
に、図中左側から右側に向かってパレットチェンジ部3
1、素材一枚取り部32、加工機連絡部33、製品積載
部34を備えている。
【0004】パレットチェンジ部31は、加工前板材を
載せた素材パレット36を上下に複数段収容可能な素材
パレットストッカ37と、素材パレットストッカ37に
収容された素材パレット36を素材パレットストッカ3
7の下部位置に設けられた素材取り出し位置まで搬送す
る素材パレット搬送手段38とを有する。
載せた素材パレット36を上下に複数段収容可能な素材
パレットストッカ37と、素材パレットストッカ37に
収容された素材パレット36を素材パレットストッカ3
7の下部位置に設けられた素材取り出し位置まで搬送す
る素材パレット搬送手段38とを有する。
【0005】素材一枚取り部32は、素材取り出し位置
まで搬送された素材パレット36から素材を取り出す素
材取り出し手段41を備える。加工機連絡部33は、レ
ーザ加工機との間を往復移動する加工パレット43を備
え、加工パレット43に載せた状態で加工前板材をレー
ザ加工機に搬入し、また加工後板材をレーザ加工機から
搬出する動作を行う。製品積載部34は、上下移動する
製品リフタ35を備え、製品リフタ35に載せた製品パ
レット39上に加工機連絡部33から取り出した加工後
板材を載せる動作を行う。
まで搬送された素材パレット36から素材を取り出す素
材取り出し手段41を備える。加工機連絡部33は、レ
ーザ加工機との間を往復移動する加工パレット43を備
え、加工パレット43に載せた状態で加工前板材をレー
ザ加工機に搬入し、また加工後板材をレーザ加工機から
搬出する動作を行う。製品積載部34は、上下移動する
製品リフタ35を備え、製品リフタ35に載せた製品パ
レット39上に加工機連絡部33から取り出した加工後
板材を載せる動作を行う。
【0006】そして、素材一枚取り部32、加工機連絡
部33、製品積載部34の上部位置には加工前板材を素
材一枚取り部32から加工機連絡部33に移送し、加工
後板材を加工機連絡部33から製品積載部34に移送す
る移送手段44が設けられている。
部33、製品積載部34の上部位置には加工前板材を素
材一枚取り部32から加工機連絡部33に移送し、加工
後板材を加工機連絡部33から製品積載部34に移送す
る移送手段44が設けられている。
【0007】移送手段44は、素材一枚取り部32から
製品積載部34に亘って水平に設けられたレールに懸吊
され、駆動モータにより移動可能なフォーク45を備え
ている。フォーク45は移動方向一方側を片持ち支持し
た移動方向に伸長する複数本の腕部45aを備えてお
り、腕部45a上に加工前板材若しくは加工後板材を載
せ、移送することができる。
製品積載部34に亘って水平に設けられたレールに懸吊
され、駆動モータにより移動可能なフォーク45を備え
ている。フォーク45は移動方向一方側を片持ち支持し
た移動方向に伸長する複数本の腕部45aを備えてお
り、腕部45a上に加工前板材若しくは加工後板材を載
せ、移送することができる。
【0008】このフォーク45により製品積載部34ま
で移送された加工後板材を製品パレット39上に載せる
方法は、まず最初に、フォーク45の下方から製品リフ
タ35を上昇させ、図4に示したように、製品パレット
39の抑制板40がフォーク45の腕部45aよりも上
方に突出する高さ位置まで上昇させる。製品パレット3
9の抑制板40は、製品パレット39の加工機連絡部側
の側端部に設けられたものであり、腕部45aの間を通
過可能な位置に設けられている。
で移送された加工後板材を製品パレット39上に載せる
方法は、まず最初に、フォーク45の下方から製品リフ
タ35を上昇させ、図4に示したように、製品パレット
39の抑制板40がフォーク45の腕部45aよりも上
方に突出する高さ位置まで上昇させる。製品パレット3
9の抑制板40は、製品パレット39の加工機連絡部側
の側端部に設けられたものであり、腕部45aの間を通
過可能な位置に設けられている。
【0009】次に、フォーク45を加工機連絡部33側
へ移動させる。これにより、フォーク45の腕部45a
に載せられた加工後板材は、フォーク45と共に加工機
連絡部33側に移動しようとするが、抑制板40にその
移動を抑制され、製品積載部34内に留められる。した
がって、フォーク45のみが加工機連絡部33内へと移
動し、加工後板材は腕部45aから製品パレット39上
に載せ代えられる。
へ移動させる。これにより、フォーク45の腕部45a
に載せられた加工後板材は、フォーク45と共に加工機
連絡部33側に移動しようとするが、抑制板40にその
移動を抑制され、製品積載部34内に留められる。した
がって、フォーク45のみが加工機連絡部33内へと移
動し、加工後板材は腕部45aから製品パレット39上
に載せ代えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ワーク搬送装置30では、加工前板材若しくは加工後板
材の水平方向に移動する距離が、パレット搬送手段3
8、パレットストッカ37、素材一枚取り部32、加工
機連絡部33、製品積載部34の分だけ必要となり、横
方向に広大な設置スペースを必要とする。
ワーク搬送装置30では、加工前板材若しくは加工後板
材の水平方向に移動する距離が、パレット搬送手段3
8、パレットストッカ37、素材一枚取り部32、加工
機連絡部33、製品積載部34の分だけ必要となり、横
方向に広大な設置スペースを必要とする。
【0011】また、上記の製品を製品パレット39上に
載せる方法では、製品積載部34の側方位置にフォーク
を収容できるスペース(本従来例では加工パレットの上
方位置に確保している)が必ず必要となり、そのフォー
ク収容分だけワーク搬送装置の横方向の長さが長くな
る。
載せる方法では、製品積載部34の側方位置にフォーク
を収容できるスペース(本従来例では加工パレットの上
方位置に確保している)が必ず必要となり、そのフォー
ク収容分だけワーク搬送装置の横方向の長さが長くな
る。
【0012】したがって、装置の小型化を図ることが困
難であり、装置の設置場所が限定されるという問題点を
有する。
難であり、装置の設置場所が限定されるという問題点を
有する。
【0013】本発明は、上述した不具合を解決すべくな
されたものであり、その目的は、装置全体を小型化し、
省スペース化を図ることができるワーク搬送装置を提供
することにある。
されたものであり、その目的は、装置全体を小型化し、
省スペース化を図ることができるワーク搬送装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載のワーク搬送装置は、板
材加工機により加工される前の板材が積載される素材パ
レットと、板材加工機により加工された後の板材が積載
される製品パレットと、を出し入れ可能に支持するパレ
ット支持棚を上下段に有し板材加工機の側方位置に設け
られるパレットストッカと、パレットストッカから取り
出した素材パレットを保有できる素材パレット保有手段
と、パレットストッカから取り出した製品パレットを保
有できる製品パレット保有手段と、をパレットストッカ
の下方位置にて上下段に有するパレット保有部と、パレ
ットストッカ及びパレット保有部の側方位置にて上下方
向に移動して素材パレットをパレットストッカと素材パ
レット保有手段との間にて受け渡しし、製品パレットを
パレットストッカと製品パレット保有手段との間にて受
け渡しするパレットエレベータと、素材パレット保有手
段に保有した素材パレットから加工前板材を取り出し、
板材加工機に供給するワーク供給手段と、板材加工機か
ら加工後板材を取り上げ、製品パレット保有手段に保有
した製品パレットの上方位置まで移送するフォークと、
製品パレットの上方位置まで移送された加工後板材のパ
レットエレベータ側への移動を抑制する抑制手段と、を
備え、パレットエレベータは、予め設定されたフォーク
受け入れ高さ位置に停止した状態にて移送動作を行った
フォークがパレット保有部から乗り入れ可能な構造を有
することを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載のワーク搬送装置は、板
材加工機により加工される前の板材が積載される素材パ
レットと、板材加工機により加工された後の板材が積載
される製品パレットと、を出し入れ可能に支持するパレ
ット支持棚を上下段に有し板材加工機の側方位置に設け
られるパレットストッカと、パレットストッカから取り
出した素材パレットを保有できる素材パレット保有手段
と、パレットストッカから取り出した製品パレットを保
有できる製品パレット保有手段と、をパレットストッカ
の下方位置にて上下段に有するパレット保有部と、パレ
ットストッカ及びパレット保有部の側方位置にて上下方
向に移動して素材パレットをパレットストッカと素材パ
レット保有手段との間にて受け渡しし、製品パレットを
パレットストッカと製品パレット保有手段との間にて受
け渡しするパレットエレベータと、素材パレット保有手
段に保有した素材パレットから加工前板材を取り出し、
板材加工機に供給するワーク供給手段と、板材加工機か
ら加工後板材を取り上げ、製品パレット保有手段に保有
した製品パレットの上方位置まで移送するフォークと、
製品パレットの上方位置まで移送された加工後板材のパ
レットエレベータ側への移動を抑制する抑制手段と、を
備え、パレットエレベータは、予め設定されたフォーク
受け入れ高さ位置に停止した状態にて移送動作を行った
フォークがパレット保有部から乗り入れ可能な構造を有
することを特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載のワーク搬送装置
は、板材加工機により加工された後の板材が積載される
製品パレットを出し入れ可能に支持するパレット支持棚
を有し板材加工機の側方位置に設けられるパレットスト
ッカと、パレットストッカから取り出した製品パレット
を保有できる製品パレット保有手段をパレットストッカ
の下方位置に有するパレット保有部と、パレットストッ
カ及びパレット保有部の側方位置にて上下方向に移動し
て製品パレットをパレットストッカと製品パレット保有
手段との間にて受け渡しするパレットエレベータと、板
材加工機から加工後板材を取り上げ、前記製品パレット
保有手段に保有した製品パレットの上方位置まで移送す
るフォークと、製品パレットの上方位置まで移送された
加工後板材のパレットエレベータ側への移動を抑制する
抑制手段と、を備え、パレットエレベータは、予め設定
されたフォーク受け入れ高さ位置に停止した状態にて移
送動作を行ったフォークがパレット保有部から乗り入れ
可能な構造を有することを特徴とする。
は、板材加工機により加工された後の板材が積載される
製品パレットを出し入れ可能に支持するパレット支持棚
を有し板材加工機の側方位置に設けられるパレットスト
ッカと、パレットストッカから取り出した製品パレット
を保有できる製品パレット保有手段をパレットストッカ
の下方位置に有するパレット保有部と、パレットストッ
カ及びパレット保有部の側方位置にて上下方向に移動し
て製品パレットをパレットストッカと製品パレット保有
手段との間にて受け渡しするパレットエレベータと、板
材加工機から加工後板材を取り上げ、前記製品パレット
保有手段に保有した製品パレットの上方位置まで移送す
るフォークと、製品パレットの上方位置まで移送された
加工後板材のパレットエレベータ側への移動を抑制する
抑制手段と、を備え、パレットエレベータは、予め設定
されたフォーク受け入れ高さ位置に停止した状態にて移
送動作を行ったフォークがパレット保有部から乗り入れ
可能な構造を有することを特徴とする。
【0016】これによれば、移送動作を行ったフォーク
がパレット保有部からパレットエレベータ内に乗り入れ
ることにより、フォークに載せられている加工後板材も
フォークと共にパレットエレベータ側へ移動しようとす
る。
がパレット保有部からパレットエレベータ内に乗り入れ
ることにより、フォークに載せられている加工後板材も
フォークと共にパレットエレベータ側へ移動しようとす
る。
【0017】しかし、加工後板材は、抑制手段によりそ
の移動を抑制されており、製品パレットの上方位置に留
まることとなる。
の移動を抑制されており、製品パレットの上方位置に留
まることとなる。
【0018】したがって、フォークのみがパレットエレ
ベータ内に乗り入れられ、フォークに載せられていた加
工後板材はフォークが抜かれた状態となり、下方に落下
する。これにより、加工後板材を製品パレット上に載せ
ることができる。
ベータ内に乗り入れられ、フォークに載せられていた加
工後板材はフォークが抜かれた状態となり、下方に落下
する。これにより、加工後板材を製品パレット上に載せ
ることができる。
【0019】このように、加工後板材を製品パレットに
載せる際に、フォークをパレットエレベータに乗り入れ
可能とすることにより、フォークの横方向の移動空間を
パレットエレベータの上下方向の移動空間内に確保する
ことができ、装置の横方向の大きさを小さくすることが
できる。したがって、装置全体を小型化することがで
き、省スペース化を図ることが可能となる。
載せる際に、フォークをパレットエレベータに乗り入れ
可能とすることにより、フォークの横方向の移動空間を
パレットエレベータの上下方向の移動空間内に確保する
ことができ、装置の横方向の大きさを小さくすることが
できる。したがって、装置全体を小型化することがで
き、省スペース化を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて以下に説明する。
て図面に基づいて以下に説明する。
【0021】図1は、ワーク搬送装置を側方から概略的
に示す説明図であり、装置の初期状態を示している。ワ
ーク搬送装置1は、レーザ加工機(図示せず)の側方位
置に設けられた加工機連絡部2、加工機連絡部2に隣接
されたパレット保持部3、及びパレット保持部3の上部
に設けられたパレットストッカ4を備えている。
に示す説明図であり、装置の初期状態を示している。ワ
ーク搬送装置1は、レーザ加工機(図示せず)の側方位
置に設けられた加工機連絡部2、加工機連絡部2に隣接
されたパレット保持部3、及びパレット保持部3の上部
に設けられたパレットストッカ4を備えている。
【0022】パレットストッカ4は、レーザ加工機によ
り加工される前の板材(以下、単に「加工前板材」とい
う)を載せる素材パレット6と、加工された後の板材
(以下、単に「加工後板材」という)を載せる製品パレ
ット7と、を出し入れ可能に支持するパレット支持棚を
上下段に複数積み重ねることにより形成されている。
り加工される前の板材(以下、単に「加工前板材」とい
う)を載せる素材パレット6と、加工された後の板材
(以下、単に「加工後板材」という)を載せる製品パレ
ット7と、を出し入れ可能に支持するパレット支持棚を
上下段に複数積み重ねることにより形成されている。
【0023】そして、その側方位置にはパレットストッ
カ4とパレット保有部3の間を上下方向に移動し、素材
パレット6若しくは製品パレット7をパレットストッカ
4とパレット保有部3との間で受け渡しするパレットエ
レベータ5が設けられている。
カ4とパレット保有部3の間を上下方向に移動し、素材
パレット6若しくは製品パレット7をパレットストッカ
4とパレット保有部3との間で受け渡しするパレットエ
レベータ5が設けられている。
【0024】パレットエレベータ5は、パレットストッ
カ4から素材パレット6若しくは製品パレット7を取り
出し、また収容させることができ、パレット保有部3に
対しても同様の動作を行うことができる。そして、素材
パレット6若しくは製品パレット7のいずれか一方を保
持した状態で上下方向に移動することができる。
カ4から素材パレット6若しくは製品パレット7を取り
出し、また収容させることができ、パレット保有部3に
対しても同様の動作を行うことができる。そして、素材
パレット6若しくは製品パレット7のいずれか一方を保
持した状態で上下方向に移動することができる。
【0025】パレットストッカ4の下部に位置するパレ
ット保有部3は、パレットエレベータ5から素材パレッ
ト6を受け取り、保有可能な素材パレット保有手段8
と、パレットエレベータ5から製品パレット7を受け取
り、保有可能な製品パレット保有手段9とを上下段に備
える。
ット保有部3は、パレットエレベータ5から素材パレッ
ト6を受け取り、保有可能な素材パレット保有手段8
と、パレットエレベータ5から製品パレット7を受け取
り、保有可能な製品パレット保有手段9とを上下段に備
える。
【0026】したがって、素材パレット6は、パレット
エレベータ5によりパレットストッカ4から取り出さ
れ、パレット保有部3の側方位置まで移送され、パレッ
ト保有部3の素材パレット保有手段8によって保有され
る。同様に、製品パレット7は、パレットエレベータ5
によりパレットストッカ4から取り出され、パレット保
有部3の側方位置まで移送され、パレット保有部3の製
品パレット保有手段9によって保有される。
エレベータ5によりパレットストッカ4から取り出さ
れ、パレット保有部3の側方位置まで移送され、パレッ
ト保有部3の素材パレット保有手段8によって保有され
る。同様に、製品パレット7は、パレットエレベータ5
によりパレットストッカ4から取り出され、パレット保
有部3の側方位置まで移送され、パレット保有部3の製
品パレット保有手段9によって保有される。
【0027】素材パレット保有手段8により保有された
素材パレット6の上方位置には、素材パレット6から加
工前板材を取り出し、加工機連絡部2内に移送するワー
ク供給手段である吸着ローダ11が設けられている。吸
着ローダ11は、パレット保有部3と加工機連絡部2と
の間を水平方向に移動する。
素材パレット6の上方位置には、素材パレット6から加
工前板材を取り出し、加工機連絡部2内に移送するワー
ク供給手段である吸着ローダ11が設けられている。吸
着ローダ11は、パレット保有部3と加工機連絡部2と
の間を水平方向に移動する。
【0028】そして、吸着ローダ11は、その下部に下
方に向かう複数個の吸着パットを備えた上下方向に移動
可能な吸着部11aを有し、吸着部11aの降下により
吸着パットを加工前板材の上面にその板材を吊り下げ可
能な力で吸着させることができる。これにより、吸着ロ
ーダ11は、加工前板材を吸着部11aの吸着パットに
より吸着し吊り下げた状態で加工機連絡部2内に移送す
ることができる。
方に向かう複数個の吸着パットを備えた上下方向に移動
可能な吸着部11aを有し、吸着部11aの降下により
吸着パットを加工前板材の上面にその板材を吊り下げ可
能な力で吸着させることができる。これにより、吸着ロ
ーダ11は、加工前板材を吸着部11aの吸着パットに
より吸着し吊り下げた状態で加工機連絡部2内に移送す
ることができる。
【0029】加工機連絡部2では、吸着ローダ11によ
り移送された加工前板材を加工パレット13に載せる加
工前板材積載動作と、加工パレット13から加工後板材
を取り上げる加工後板材取り上げ動作が行われる。
り移送された加工前板材を加工パレット13に載せる加
工前板材積載動作と、加工パレット13から加工後板材
を取り上げる加工後板材取り上げ動作が行われる。
【0030】加工機連絡部2は、レーザ加工機との間を
往復移動する加工パレット13を保有する加工パレット
保有手段14と、原点位置合わせを行うフリーベアリフ
タ15、加工パレット保有手段14を上下移動させるメ
インリフタ16を有する。
往復移動する加工パレット13を保有する加工パレット
保有手段14と、原点位置合わせを行うフリーベアリフ
タ15、加工パレット保有手段14を上下移動させるメ
インリフタ16を有する。
【0031】加工パレット13は、加工前板材若しくは
加工後板材を載置するパレットであり、レーザ加工機内
にて上面部に加工前板材を載せた状態でレーザ加工が行
われるものである。加工パレット13の上面は、所定高
さを有する棒状部材が所定間隔毎に立設する略剣山状に
形成されている。加工パレット保有手段14は、レーザ
加工機から受け取った加工パレット13を上下2段に保
有する構造を有する。
加工後板材を載置するパレットであり、レーザ加工機内
にて上面部に加工前板材を載せた状態でレーザ加工が行
われるものである。加工パレット13の上面は、所定高
さを有する棒状部材が所定間隔毎に立設する略剣山状に
形成されている。加工パレット保有手段14は、レーザ
加工機から受け取った加工パレット13を上下2段に保
有する構造を有する。
【0032】加工前板材積載動作は、吸着ローダ11の
吸着部11aを加工機連絡部2内にて降下させ、加工パ
レット保有手段14の上段に保有された加工パレットの
上方位置にて加工前板材の吸着を解除することにより行
われる。そして、その際に加工前板材は、加工パレット
の原点位置に位置合わせされた状態で積載される。
吸着部11aを加工機連絡部2内にて降下させ、加工パ
レット保有手段14の上段に保有された加工パレットの
上方位置にて加工前板材の吸着を解除することにより行
われる。そして、その際に加工前板材は、加工パレット
の原点位置に位置合わせされた状態で積載される。
【0033】加工前板材の原点位置合わせは、フリーベ
アリフタ15を用いて行われる。フリーベアリフタ15
は、加工パレット保有手段14の下方位置に設けられて
おり、上下移動可能な機能を有している。
アリフタ15を用いて行われる。フリーベアリフタ15
は、加工パレット保有手段14の下方位置に設けられて
おり、上下移動可能な機能を有している。
【0034】そして、その上部には上昇した際に加工パ
レット13の上方位置にて加工前板材及びこれを吸着し
ている吸着ローダ11を水平方向に移動させることが可
能なフリーベアテーブル部15aを備えている。
レット13の上方位置にて加工前板材及びこれを吸着し
ている吸着ローダ11を水平方向に移動させることが可
能なフリーベアテーブル部15aを備えている。
【0035】フリーベアテーブル15aは、上昇した際
に加工パレット13の下側から加工パレット13を貫通
して突出する複数本の突起部を備え、突起部の上端には
回転自在なボールベアを有している。
に加工パレット13の下側から加工パレット13を貫通
して突出する複数本の突起部を備え、突起部の上端には
回転自在なボールベアを有している。
【0036】フリーベアテーブル15a上に載置された
加工前板材及びこれを吸着している吸着ローダ11は、
図示していない押動手段により水平移動され、予め設定
されている加工パレット13上の原点位置の上方位置に
位置合わせされる。そして、吸着ローダ11による吸着
が解除された後、フリーベアリフタ15が下降する。こ
れにより、加工前板材は加工パレット上に原点位置合わ
せされた状態で積載される。
加工前板材及びこれを吸着している吸着ローダ11は、
図示していない押動手段により水平移動され、予め設定
されている加工パレット13上の原点位置の上方位置に
位置合わせされる。そして、吸着ローダ11による吸着
が解除された後、フリーベアリフタ15が下降する。こ
れにより、加工前板材は加工パレット上に原点位置合わ
せされた状態で積載される。
【0037】加工パレット13上に加工前板材が積載さ
れた後、加工パレット13は、レーザ加工機へと搬入さ
れ、加工パレット13上の加工前板材に対してレーザ加
工が施される。メインリフタ16は、加工パレット保有
手段14の高さを上下方向に移動させるものであり、上
段加工パレットフォーク積載高さ位置、加工パレット上
段保有高さ位置、加工パレット下段保有高さ位置に停止
することができる。
れた後、加工パレット13は、レーザ加工機へと搬入さ
れ、加工パレット13上の加工前板材に対してレーザ加
工が施される。メインリフタ16は、加工パレット保有
手段14の高さを上下方向に移動させるものであり、上
段加工パレットフォーク積載高さ位置、加工パレット上
段保有高さ位置、加工パレット下段保有高さ位置に停止
することができる。
【0038】上段加工パレットフォーク積載高さ位置と
は、加工パレット保有手段14の上段に保有された加工
パレット13とその上に載せられた加工後板材との間に
後述するフォークの腕部を挿入することができる高さ位
置であり、加工パレット13から加工後板材を取り上げ
る加工後板材取り上げ動作の際に位置する高さ位置であ
る。
は、加工パレット保有手段14の上段に保有された加工
パレット13とその上に載せられた加工後板材との間に
後述するフォークの腕部を挿入することができる高さ位
置であり、加工パレット13から加工後板材を取り上げ
る加工後板材取り上げ動作の際に位置する高さ位置であ
る。
【0039】また、加工パレット上段保有高さ位置と
は、レーザ加工機から搬出される加工パレット13を加
工パレット保有手段14の上段に収容する高さ位置であ
り、加工パレット下段保有高さ位置とは、レーザ加工機
から搬出される加工パレット13を加工パレット保有手
段14の下段に収容する高さ位置である。
は、レーザ加工機から搬出される加工パレット13を加
工パレット保有手段14の上段に収容する高さ位置であ
り、加工パレット下段保有高さ位置とは、レーザ加工機
から搬出される加工パレット13を加工パレット保有手
段14の下段に収容する高さ位置である。
【0040】そして、加工機連絡部2の吸着ローダ11
と加工パレット保有手段14の間の高さ位置には、加工
機連絡部2とパレット保有部3との間を水平方向に往復
移動し、加工後板材を加工機連絡部2からパレット保有
部3まで移送するフォーク18が設けられている。
と加工パレット保有手段14の間の高さ位置には、加工
機連絡部2とパレット保有部3との間を水平方向に往復
移動し、加工後板材を加工機連絡部2からパレット保有
部3まで移送するフォーク18が設けられている。
【0041】フォーク18は、パレット保有部3側が片
持ち支持された移動方向に伸長する複数本の腕部18a
を備えており、その上に加工前板材若しくは加工後板材
を載せて移動することが可能な構造を有している。腕部
18aの横幅は、加工パレット13の上面を形成する棒
上部材間に挿通可能な大きさを有している。
持ち支持された移動方向に伸長する複数本の腕部18a
を備えており、その上に加工前板材若しくは加工後板材
を載せて移動することが可能な構造を有している。腕部
18aの横幅は、加工パレット13の上面を形成する棒
上部材間に挿通可能な大きさを有している。
【0042】したがって、加工パレット13を載せたメ
インリフタ16が上段加工パレットフォーク積載高さ位
置に位置している状態でフォーク18をパレット保有部
3から加工機連絡部2へ移動させた場合に、腕部18a
を加工パレット13と加工パレット13上の加工後板材
との間、すなわち、加工後板材の下側に位置させること
ができ、メインリフタ16を降下させることにより、加
工後板材をフォーク18上に載せることができる。
インリフタ16が上段加工パレットフォーク積載高さ位
置に位置している状態でフォーク18をパレット保有部
3から加工機連絡部2へ移動させた場合に、腕部18a
を加工パレット13と加工パレット13上の加工後板材
との間、すなわち、加工後板材の下側に位置させること
ができ、メインリフタ16を降下させることにより、加
工後板材をフォーク18上に載せることができる。
【0043】そして、フォーク18は、加工後板材を腕
部18aに載せた状態で加工機連絡部2からパレット保
有部3内に移動し、加工後板材を製品パレット保有手段
9に保有させた製品パレット7の上方位置まで移送する
ことができる。
部18aに載せた状態で加工機連絡部2からパレット保
有部3内に移動し、加工後板材を製品パレット保有手段
9に保有させた製品パレット7の上方位置まで移送する
ことができる。
【0044】一方、パレット保有部3内における製品パ
レット保有手段9の下方位置には、製品パレット7を製
品パレット保有部9に保有させた状態で上下移動させる
製品リフタ19が設けられており、製品パレット9を製
品パレット保有高さ位置から製品積載高さ位置まで上昇
させることができる。
レット保有手段9の下方位置には、製品パレット7を製
品パレット保有部9に保有させた状態で上下移動させる
製品リフタ19が設けられており、製品パレット9を製
品パレット保有高さ位置から製品積載高さ位置まで上昇
させることができる。
【0045】製品積載高さ位置とは、腕部18aに載る
加工後板材を製品パレット保有手段9に保有された製品
パレット7に載せる加工後板材積載動作を行うための高
さ位置である。
加工後板材を製品パレット保有手段9に保有された製品
パレット7に載せる加工後板材積載動作を行うための高
さ位置である。
【0046】製品パレット7は、製品パレット保有手段
9により保有された際にパレットエレベータ5側の側端
部に所定高さで突出する抑制板20(抑制手段)を有し
ている。抑制板20は、製品パレット7が製品リフタ1
9により製品積載高さ位置まで上昇された際に、腕部1
8a上に載せられた加工後板材よりもパレットエレベー
タ5側の位置から加工後板材の上方位置まで突出する高
さを有しかつ腕部18aとの接触干渉を避ける位置に設
けられている。
9により保有された際にパレットエレベータ5側の側端
部に所定高さで突出する抑制板20(抑制手段)を有し
ている。抑制板20は、製品パレット7が製品リフタ1
9により製品積載高さ位置まで上昇された際に、腕部1
8a上に載せられた加工後板材よりもパレットエレベー
タ5側の位置から加工後板材の上方位置まで突出する高
さを有しかつ腕部18aとの接触干渉を避ける位置に設
けられている。
【0047】したがって、腕部18aに加工後板材を載
せたフォーク18をパレット保有部3内に移動させ、製
品パレット7を製品積載高さ位置まで上昇させた場合、
腕部18aに載せられた加工後板材のパレットエレベー
タ5側近傍位置に製品パレット7の抑制板20を突出さ
せることができる。
せたフォーク18をパレット保有部3内に移動させ、製
品パレット7を製品積載高さ位置まで上昇させた場合、
腕部18aに載せられた加工後板材のパレットエレベー
タ5側近傍位置に製品パレット7の抑制板20を突出さ
せることができる。
【0048】パレットエレベータ5は、フォーク受け入
れ高さ位置にてフォーク18をパレット保有部3から受
け入れ可能な構造を有している。したがって、フォーク
18は、パレットエレベータ5がフォーク受け入れ高さ
位置にあるときにパレットエレベータ5側に水平に移動
することによりパレットエレベータ5内に乗り入れるこ
とができる。
れ高さ位置にてフォーク18をパレット保有部3から受
け入れ可能な構造を有している。したがって、フォーク
18は、パレットエレベータ5がフォーク受け入れ高さ
位置にあるときにパレットエレベータ5側に水平に移動
することによりパレットエレベータ5内に乗り入れるこ
とができる。
【0049】ここで、腕部18aに載せられている加工
後板材は、フォーク18と共にパレットエレベータ5側
に移動しようとするが、製品パレット7から突出した抑
制板20と接触してそのパレットエレベータ5側への移
動を抑制される。
後板材は、フォーク18と共にパレットエレベータ5側
に移動しようとするが、製品パレット7から突出した抑
制板20と接触してそのパレットエレベータ5側への移
動を抑制される。
【0050】したがって、フォーク18のみがパレット
エレベータ5内に乗り入れることとなり、加工後板材
は、加工後板材が載っていたフォーク18が抜かれた状
態となり、下方に落下する。そして、下方には製品パレ
ット保有手段により保有され製品リフタ19により製品
積載高さ位置まで上昇された製品パレット7があるた
め、加工後板材は、製品パレット7に載せられることと
なる。
エレベータ5内に乗り入れることとなり、加工後板材
は、加工後板材が載っていたフォーク18が抜かれた状
態となり、下方に落下する。そして、下方には製品パレ
ット保有手段により保有され製品リフタ19により製品
積載高さ位置まで上昇された製品パレット7があるた
め、加工後板材は、製品パレット7に載せられることと
なる。
【0051】これにより、腕部18a上の加工後板材を
製品パレット保有手段9に保有された製品パレット7に
載せる加工後板材積載動作が行われる。尚、図2は、加
工後板材積載動作の途中の状態を概略的に示した説明図
である。
製品パレット保有手段9に保有された製品パレット7に
載せる加工後板材積載動作が行われる。尚、図2は、加
工後板材積載動作の途中の状態を概略的に示した説明図
である。
【0052】加工後板材を載せた製品パレット7は、製
品リフタ19の降下により製品積載高さ位置から製品パ
レット保有位置に戻され、その後、フォーク18がパレ
ットエレベータ5からパレット保有部3内に戻される。
品リフタ19の降下により製品積載高さ位置から製品パ
レット保有位置に戻され、その後、フォーク18がパレ
ットエレベータ5からパレット保有部3内に戻される。
【0053】このように、パレットエレベータ5がフォ
ーク受け入れ高さ位置にある場合に、フォーク18をパ
レットエレベータ5内に乗り入れることができる構造と
することにより、加工後板材積載動作時におけるフォー
ク18が横方向に移動する空間をパレットエレベータ5
が上下方向に移動する空間内に確保することができる。
ーク受け入れ高さ位置にある場合に、フォーク18をパ
レットエレベータ5内に乗り入れることができる構造と
することにより、加工後板材積載動作時におけるフォー
ク18が横方向に移動する空間をパレットエレベータ5
が上下方向に移動する空間内に確保することができる。
【0054】したがって、装置の横方向の大きさは、加
工機連絡部2、パレット保持部3、パレットエレベータ
5の大きさとなり、装置を小型化することができる。ま
た、フォーク18の乗り入れ空間を装置内に別途に確保
する必要がない。この結果、従来よりも設置スペースを
小さくでき、省スペース化を図ることができる。
工機連絡部2、パレット保持部3、パレットエレベータ
5の大きさとなり、装置を小型化することができる。ま
た、フォーク18の乗り入れ空間を装置内に別途に確保
する必要がない。この結果、従来よりも設置スペースを
小さくでき、省スペース化を図ることができる。
【0055】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲にて
種々の変更が可能である。例えば、上述のパレットエレ
ベータは、素材パレット若しくは製品パレットのいずれ
か一方しか保持できないが、これに限定されるものでは
なく、フォーク受け入れ高さ位置にてフォークを受け入
れることができる構造を有していればよく、素材パレッ
ト及び製品パレットを同時に収容可能な構造としても良
い。
れるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲にて
種々の変更が可能である。例えば、上述のパレットエレ
ベータは、素材パレット若しくは製品パレットのいずれ
か一方しか保持できないが、これに限定されるものでは
なく、フォーク受け入れ高さ位置にてフォークを受け入
れることができる構造を有していればよく、素材パレッ
ト及び製品パレットを同時に収容可能な構造としても良
い。
【0056】また、上述の実施の形態では、パレットス
トッカ内には素材パレットと製品パレットとがパレット
支持棚により上下段に収容されているが、これに限定さ
れるものではなく、異なる位置に2つのパレットストッ
カを設け、素材パレットと製品パレットを別々に収容す
るものでも良い。
トッカ内には素材パレットと製品パレットとがパレット
支持棚により上下段に収容されているが、これに限定さ
れるものではなく、異なる位置に2つのパレットストッ
カを設け、素材パレットと製品パレットを別々に収容す
るものでも良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
ク搬送装置によれば、パレットエレベータがフォーク受
け入れ高さ位置にある場合にフォークをパレットエレベ
ータ内に乗り入れることができるため、加工後板材積載
動作時にフォークが水平方向に移動する空間をパレット
エレベータが上下方向に移動する空間に確保することが
できる。したがって、装置の大きさを小さくすることが
でき、装置全体を小型化することができ、省スペース化
を図ることができる。
ク搬送装置によれば、パレットエレベータがフォーク受
け入れ高さ位置にある場合にフォークをパレットエレベ
ータ内に乗り入れることができるため、加工後板材積載
動作時にフォークが水平方向に移動する空間をパレット
エレベータが上下方向に移動する空間に確保することが
できる。したがって、装置の大きさを小さくすることが
でき、装置全体を小型化することができ、省スペース化
を図ることができる。
【図1】ワーク搬送装置を側方から概略的に示す説明図
である。
である。
【図2】加工後板材積載動作の途中の状態を概略的に示
した説明図である。
した説明図である。
【図3】従来のワーク搬送装置を概略的に示した説明図
である。
である。
【図4】図3の要部拡大説明図である。
1 ワーク搬送装置 2 加工機連絡部 3 パレット保有部 4 パレットストッカ 5 パレットエレベータ 6 素材パレット 7 製品パレット 8 素材パレット保有手段 9 製品パレット保有手段 11 吸着ローダ(ワーク供給手段) 18 フォーク 20 抑制板(抑制手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 板材加工機により加工される前の板材が
積載される素材パレットと、前記板材加工機により加工
された後の板材が積載される製品パレットと、を出し入
れ可能に支持するパレット支持棚を上下段に有し板材加
工機の側方位置に設けられるパレットストッカと、 該パレットストッカから取り出した素材パレットを保有
できる素材パレット保有手段と、前記パレットストッカ
から取り出した製品パレットを保有できる製品パレット
保有手段と、を前記パレットストッカの下方位置にて上
下段に有するパレット保有部と、 前記パレットストッカ及びパレット保有部の側方位置に
て上下方向に移動して前記素材パレットを前記パレット
ストッカと前記素材パレット保有手段との間にて受け渡
しし、前記製品パレットを前記パレットストッカと前記
製品パレット保有手段との間にて受け渡しするパレット
エレベータと、 前記素材パレット保有手段に保有した前記素材パレット
から加工前板材を取り出し、前記板材加工機に供給する
ワーク供給手段と、 前記板材加工機から加工後板材を取り上げ、前記製品パ
レット保有手段に保有した製品パレットの上方位置まで
移送するフォークと、 前記製品パレットの上方位置まで移送された加工後板材
の前記パレットエレベータ側への移動を抑制する抑制手
段と、を備え、 前記パレットエレベータは、 予め設定されたフォーク受け入れ高さ位置に停止した状
態にて前記移送動作を行ったフォークが前記パレット保
有部から乗り入れ可能な構造を有することを特徴とする
ワーク搬送装置。 - 【請求項2】 板材加工機により加工された後の板材が
積載される製品パレットを出し入れ可能に支持するパレ
ット支持棚を有し板材加工機の側方位置に設けられるパ
レットストッカと、 該パレットストッカから取り出した製品パレットを保有
できる製品パレット保有手段を前記パレットストッカの
下方位置に有するパレット保有部と、 前記パレットストッカ及びパレット保有部の側方位置に
て上下方向に移動して前記製品パレットを前記パレット
ストッカと前記製品パレット保有手段との間にて受け渡
しするパレットエレベータと、 前記板材加工機から加工後板材を取り上げ、前記前記製
品パレット保有手段に保有した製品パレットの上方位置
まで移送するフォークと、 前記製品パレットの上方位置まで移送された加工後板材
の前記パレットエレベータ側への移動を抑制する抑制手
段と、を備え、 前記パレットエレベータは、 予め設定されたフォーク受け入れ高さ位置に停止した状
態にて前記移送動作を行ったフォークが前記パレット保
有部から乗り入れ可能な構造を有することを特徴とする
ワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11052485A JP2000246552A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11052485A JP2000246552A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | ワーク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000246552A true JP2000246552A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12916030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11052485A Pending JP2000246552A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000246552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107363497A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-11-21 | 东莞东舜自动化有限公司 | 一种多盘翻转供料机 |
CN115215108A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-10-21 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种空气弹簧检修线物料装卸方法及物料装卸装置 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP11052485A patent/JP2000246552A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107363497A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-11-21 | 东莞东舜自动化有限公司 | 一种多盘翻转供料机 |
CN107363497B (zh) * | 2017-07-20 | 2023-12-22 | 东莞东舜自动化有限公司 | 一种多盘翻转供料机 |
CN115215108A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-10-21 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种空气弹簧检修线物料装卸方法及物料装卸装置 |
CN115215108B (zh) * | 2022-08-30 | 2024-03-12 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种空气弹簧检修线物料装卸方法及物料装卸装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |