JP2000246530A - 回転工具及び回転工具用のスローアウェイチップ - Google Patents
回転工具及び回転工具用のスローアウェイチップInfo
- Publication number
- JP2000246530A JP2000246530A JP4983399A JP4983399A JP2000246530A JP 2000246530 A JP2000246530 A JP 2000246530A JP 4983399 A JP4983399 A JP 4983399A JP 4983399 A JP4983399 A JP 4983399A JP 2000246530 A JP2000246530 A JP 2000246530A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度の切削加工で微細で均一な切粉を得るこ
とのできる回転工具及び回転工具用スローアウェイチッ
プを提供する。 【解決手段】 回転工具用のスローアウェイチップ6の
上面8と側面10とが交差する稜線部を切れ刃7とし、
当該切れ刃7を鋸歯形状に形成するとともに、鋸歯の山
間ピッチpを0.2〜3.0mm、山の高さtを0.1
〜2.0mmに形成する。
とのできる回転工具及び回転工具用スローアウェイチッ
プを提供する。 【解決手段】 回転工具用のスローアウェイチップ6の
上面8と側面10とが交差する稜線部を切れ刃7とし、
当該切れ刃7を鋸歯形状に形成するとともに、鋸歯の山
間ピッチpを0.2〜3.0mm、山の高さtを0.1
〜2.0mmに形成する。
Description
【0001】
【0002】本発明は、切削加工により、各種材料の微
細で均一な切粉を得ることのできる回転工具及び回転工
具用のスローアウェイチップに関する。
細で均一な切粉を得ることのできる回転工具及び回転工
具用のスローアウェイチップに関する。
【0003】限りある環境資源の有効利用を図るため、
各種材料のリサイクルが行われている。特に、プラスチ
ックは、産業廃棄物の4割程度が再利用されている。リ
サイクルされたものは、代替エネルギーとしてや、原料
粉として再生利用されている。
各種材料のリサイクルが行われている。特に、プラスチ
ックは、産業廃棄物の4割程度が再利用されている。リ
サイクルされたものは、代替エネルギーとしてや、原料
粉として再生利用されている。
【0004】ところで、リサイクルは、回収・分別をし
た後、粉砕・成形等の工程を経て行われる。粉砕された
切粉の大きさは、エネルギーの燃焼効率の向上、原料粉
の品質向上に極めて重要であることが知られている。た
とえば、粉砕により、微細化された切粉が、プレス成形
用、射出成形用の原料粉として用いられる場合、切粉の
形状・寸法は、成形品の強度・品質を左右する因子の一
つとなっている。一般には、数10μm程度の微細で均
一な切粉がよいとされている。また、鉄鉱石の還元剤と
して利用する場合にも、微細化されたものほど燃焼効率
が良いとされている。
た後、粉砕・成形等の工程を経て行われる。粉砕された
切粉の大きさは、エネルギーの燃焼効率の向上、原料粉
の品質向上に極めて重要であることが知られている。た
とえば、粉砕により、微細化された切粉が、プレス成形
用、射出成形用の原料粉として用いられる場合、切粉の
形状・寸法は、成形品の強度・品質を左右する因子の一
つとなっている。一般には、数10μm程度の微細で均
一な切粉がよいとされている。また、鉄鉱石の還元剤と
して利用する場合にも、微細化されたものほど燃焼効率
が良いとされている。
【0005】そこで従来より、さまざまな工具により粉
砕が行われてきている。たとえば、互いに平行する2軸
を有する工具が向かい合って配置し、回転したときに噛
み合うことにより粉砕するものがある。
砕が行われてきている。たとえば、互いに平行する2軸
を有する工具が向かい合って配置し、回転したときに噛
み合うことにより粉砕するものがある。
【0006】ここで、以下に従来技術の問題点を記述す
る。
る。
【0007】回転したときに噛み合う工具は、適度な大
きさの切粉を得ることができない。換言すると、切粉の
寸法をコントロールすることができず、微細で均一な切
粉を得ることができない。そこで、微細な切粉を得るた
めには、加工工程を数段階に分けて行う必要があった。
そうすると、各工程毎に粉砕機械等の設備が必要となる
こと、工程毎に工具管理をする必要があることなどか
ら、加工システム全体が大がかりになるという問題が指
摘されていた。
きさの切粉を得ることができない。換言すると、切粉の
寸法をコントロールすることができず、微細で均一な切
粉を得ることができない。そこで、微細な切粉を得るた
めには、加工工程を数段階に分けて行う必要があった。
そうすると、各工程毎に粉砕機械等の設備が必要となる
こと、工程毎に工具管理をする必要があることなどか
ら、加工システム全体が大がかりになるという問題が指
摘されていた。
【0008】このようなことから、一度の切削加工で微
細で均一な切粉を得ることができる工具が要望されてい
た。
細で均一な切粉を得ることができる工具が要望されてい
た。
【0009】
【0010】この発明は、上記の如き課題に鑑みなされ
たもので、円板状の工具本体の外周側面に着脱自在に装
着される多角形平板状を呈する回転工具用のスローアウ
ェイチップにおいて、前記スローアウェイチップは、超
硬合金又はその他の超硬質合金からなり、その上面と側
面とが交差する稜線部を切れ刃とし、当該切れ刃は鋸歯
形状に形成され、鋸歯の山間ピッチpが0.2〜3.0
mm、山の高さtが0.1〜2.0mmに形成されてい
ることを特徴とする。
たもので、円板状の工具本体の外周側面に着脱自在に装
着される多角形平板状を呈する回転工具用のスローアウ
ェイチップにおいて、前記スローアウェイチップは、超
硬合金又はその他の超硬質合金からなり、その上面と側
面とが交差する稜線部を切れ刃とし、当該切れ刃は鋸歯
形状に形成され、鋸歯の山間ピッチpが0.2〜3.0
mm、山の高さtが0.1〜2.0mmに形成されてい
ることを特徴とする。
【0011】また、円板状の工具本体の外周側面には、
切りくずポケットが凹設されており、当該切りくずポケ
ット内には、くさび部品、ロケータ、調整シートからな
るクランプ部材が収納され、当該クランプ部材の少なく
ともいずれか一つはステンレス鋼をその構成材料とし、
回転工具用のスローアウェイチップが装着されているこ
とを特徴とする。
切りくずポケットが凹設されており、当該切りくずポケ
ット内には、くさび部品、ロケータ、調整シートからな
るクランプ部材が収納され、当該クランプ部材の少なく
ともいずれか一つはステンレス鋼をその構成材料とし、
回転工具用のスローアウェイチップが装着されているこ
とを特徴とする。
【0012】
【0013】以下、本発明の一実施形態について図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】図1及び図2は、本発明品である回転工具
及び回転工具用のスローアウェイチップ4が配設された
状態を示したものである。工具本体1の端面3中心部に
は、端面より外方に突出した主軸2が備わっている。工
具本体1は、この主軸2が水平になるようにして、粉砕
機の主軸受けに装着され、粉砕機の駆動力により、所定
の回転速度で回転できるようになっている。
及び回転工具用のスローアウェイチップ4が配設された
状態を示したものである。工具本体1の端面3中心部に
は、端面より外方に突出した主軸2が備わっている。工
具本体1は、この主軸2が水平になるようにして、粉砕
機の主軸受けに装着され、粉砕機の駆動力により、所定
の回転速度で回転できるようになっている。
【0015】工具本体1の外周側面4には、5列×8枚
=40枚のスローアウェイチップ6が、配設されてい
る。ここで、5枚1組のスローアウェイチップ6からな
るチップ列を、送り方向Xに対して傾斜して形成したの
は、回転軌跡上連続した切れ刃7を形成するようにする
ためと、同時切削を回避して切削抵抗を低減させるため
の配慮からである。これにより、円滑に安定した切削を
行うことができ、言い換えると、粉砕機の機械動力を抑
制することができる。なお、スローアウェイチップ6の
刃数、配置などについては、加工事情に応じて適宜最適
な仕様に変更され得るものであり、必ずしも本仕様に拘
泥するものではない。
=40枚のスローアウェイチップ6が、配設されてい
る。ここで、5枚1組のスローアウェイチップ6からな
るチップ列を、送り方向Xに対して傾斜して形成したの
は、回転軌跡上連続した切れ刃7を形成するようにする
ためと、同時切削を回避して切削抵抗を低減させるため
の配慮からである。これにより、円滑に安定した切削を
行うことができ、言い換えると、粉砕機の機械動力を抑
制することができる。なお、スローアウェイチップ6の
刃数、配置などについては、加工事情に応じて適宜最適
な仕様に変更され得るものであり、必ずしも本仕様に拘
泥するものではない。
【0016】図3及び図4は、本発明のスローアウェイ
チップ6を示したものである。チップ本体は、超硬合
金、サーメット、セラミックス又はその他の超硬質合金
から構成されている。外観上は、長方形平板状を呈して
おり、その上面8と長辺側側面10とが交差する稜線部
を切れ刃7とする。なお、下面9と長辺側側面10との
交差稜線部にも切れ刃7を形成することができ、この場
合は上・下面8、9を入れ替えて使用可能とすることが
できる。当該切れ刃7は鋸歯形状に形成されている。ま
た、スローアウェイチップ6の上面8には、スローアウ
ェイチップ6の厚さ方向内側に凹む曲面からなるすくい
面12が切れ刃7に沿って形成されている。
チップ6を示したものである。チップ本体は、超硬合
金、サーメット、セラミックス又はその他の超硬質合金
から構成されている。外観上は、長方形平板状を呈して
おり、その上面8と長辺側側面10とが交差する稜線部
を切れ刃7とする。なお、下面9と長辺側側面10との
交差稜線部にも切れ刃7を形成することができ、この場
合は上・下面8、9を入れ替えて使用可能とすることが
できる。当該切れ刃7は鋸歯形状に形成されている。ま
た、スローアウェイチップ6の上面8には、スローアウ
ェイチップ6の厚さ方向内側に凹む曲面からなるすくい
面12が切れ刃7に沿って形成されている。
【0017】スローアウェイチップ6の山間ピッチp
は、0.2〜3.0mm、山の高さtは0.1〜2.0
mmから適宜選択される。山の角度θは、切れ味と欠損
との均衡を考慮して、60°としている。山間ピッチp
を0.2mm以上とし、山の高さtを0.1mm以上と
したのは、溶着が生じることを避けるためである。山間
ピッチpを3.0mm以下とし、山の高さtを2.0m
m以下としたのは、微細で均一な切粉を得るためであ
り、また、この数値を超えるものは、原料粉としての利
用価値がないからである。後述するが、マグネシウムの
粉砕には、山間ピッチp=0.4mm、山の高さt=
0.2mmのスローアウェイチップが使用されている。
は、0.2〜3.0mm、山の高さtは0.1〜2.0
mmから適宜選択される。山の角度θは、切れ味と欠損
との均衡を考慮して、60°としている。山間ピッチp
を0.2mm以上とし、山の高さtを0.1mm以上と
したのは、溶着が生じることを避けるためである。山間
ピッチpを3.0mm以下とし、山の高さtを2.0m
m以下としたのは、微細で均一な切粉を得るためであ
り、また、この数値を超えるものは、原料粉としての利
用価値がないからである。後述するが、マグネシウムの
粉砕には、山間ピッチp=0.4mm、山の高さt=
0.2mmのスローアウェイチップが使用されている。
【0018】図5は、切れ刃7の回転軌跡の一部を示し
たものである。回転軌跡には、工具本体の主軸方向Yに
対する回転当たりの横段差h1、隣接する山間の横段差
h2、工具本体1の送り方向Xに対しての回転当たりの
縦段差vが形成されている。回転当たりの横段差h1
は、山間ピッチpに対応し、隣接する山間の横段差h2
と、回転当たりの縦段差vは、切粉の断面寸法を決定す
る。マグネシウムを粉砕するために使用されるスローア
ウェイチップ6は、回転当たりの縦段差vは、0.1m
m、回転当たりの横段差h1は、0.4mm、隣接する
山間の横段差h2は、0.056mmである。これによ
り、略平行四辺形断面Cの微細で均一な切粉を得ること
ができる。プレス成形用・射出成形用の原料粉は、非常
に厳しい切粉寸法の管理の下で、微細かつ均一な切粉が
要求されているからである。
たものである。回転軌跡には、工具本体の主軸方向Yに
対する回転当たりの横段差h1、隣接する山間の横段差
h2、工具本体1の送り方向Xに対しての回転当たりの
縦段差vが形成されている。回転当たりの横段差h1
は、山間ピッチpに対応し、隣接する山間の横段差h2
と、回転当たりの縦段差vは、切粉の断面寸法を決定す
る。マグネシウムを粉砕するために使用されるスローア
ウェイチップ6は、回転当たりの縦段差vは、0.1m
m、回転当たりの横段差h1は、0.4mm、隣接する
山間の横段差h2は、0.056mmである。これによ
り、略平行四辺形断面Cの微細で均一な切粉を得ること
ができる。プレス成形用・射出成形用の原料粉は、非常
に厳しい切粉寸法の管理の下で、微細かつ均一な切粉が
要求されているからである。
【0019】図6、図7は、スローアウェイチップ6を
着脱自在に固定するためのクランプ部材を示したもので
ある。クランプ部材は、くさび部品15、ロケータ1
7、及び調整シート18からなり、そのうち少なくとも
一つはステンレス鋼をその構成材料としている。上述し
たマグネシウムの粉砕においては、微細な切粉を生成す
る際に発火する場合があり、切粉と接触する部品に耐酸
化性のある材料を適用して、火災などの危険を未然に防
止するためである。また、構造用合金鋼を構成材料とす
る円筒状の工具本体1には、TiNなどの窒化物を被覆
している。
着脱自在に固定するためのクランプ部材を示したもので
ある。クランプ部材は、くさび部品15、ロケータ1
7、及び調整シート18からなり、そのうち少なくとも
一つはステンレス鋼をその構成材料としている。上述し
たマグネシウムの粉砕においては、微細な切粉を生成す
る際に発火する場合があり、切粉と接触する部品に耐酸
化性のある材料を適用して、火災などの危険を未然に防
止するためである。また、構造用合金鋼を構成材料とす
る円筒状の工具本体1には、TiNなどの窒化物を被覆
している。
【0020】スローアウェイチップ6は、ロケータ17
に載置された状態で、工具本体1の外周側面4に凹設さ
れる切りくずポケット5内に組込まれ、くさび部品15
に螺合する左右ねじ16を操作することによって挟着固
定される。
に載置された状態で、工具本体1の外周側面4に凹設さ
れる切りくずポケット5内に組込まれ、くさび部品15
に螺合する左右ねじ16を操作することによって挟着固
定される。
【0021】ロケータ17は、スローアウェイチップ6
を3面拘束するものが一般的なものであるが、本発明の
ロケータ17は、スローアウェイチップ6の下面9と、
長辺側側面10の2面を拘束するものであり、L字形状
に切欠きして形成されている。したがって、工具本体1
の回転方向Z及び直径方向に対しては、スローアウェイ
チップ6を定位置に固定できるようになっている。しか
し、工具本体1の主軸方向Yに対しては、自由になって
いる。これは、後述する調整シート18により主軸方向
Yの切れ刃位置精度を向上させるためである。これによ
り、隣接するスローアウェイチップ6の鋸歯状の山が重
ならないように精度よく位置決めでき、ピッチの細かい
均一で微細な切粉を生成することができる。
を3面拘束するものが一般的なものであるが、本発明の
ロケータ17は、スローアウェイチップ6の下面9と、
長辺側側面10の2面を拘束するものであり、L字形状
に切欠きして形成されている。したがって、工具本体1
の回転方向Z及び直径方向に対しては、スローアウェイ
チップ6を定位置に固定できるようになっている。しか
し、工具本体1の主軸方向Yに対しては、自由になって
いる。これは、後述する調整シート18により主軸方向
Yの切れ刃位置精度を向上させるためである。これによ
り、隣接するスローアウェイチップ6の鋸歯状の山が重
ならないように精度よく位置決めでき、ピッチの細かい
均一で微細な切粉を生成することができる。
【0022】調整シート18は、スローアウェイチップ
6の短辺側側面11に当接して配置される。調整シート
18には、ねじ穴が穿設され、そのねじ穴と工具本体1
に穿設されたねじ穴の両方に螺合する締付ねじ19を操
作することによって、調整シート18の位置決めがされ
ると同時に、切れ刃7位置が決まるようになっている。
6の短辺側側面11に当接して配置される。調整シート
18には、ねじ穴が穿設され、そのねじ穴と工具本体1
に穿設されたねじ穴の両方に螺合する締付ねじ19を操
作することによって、調整シート18の位置決めがされ
ると同時に、切れ刃7位置が決まるようになっている。
【0023】スローアウェイチップ6の固定には、前述
したように、回転方向Z前方に位置して配設されるくさ
び部品15により行われる、いわゆるフロントタイプ方
式が採用される。すなわち、くさび部品15のねじ穴に
螺合する左右ねじ16を操作することによって、スロー
アウェイチップ6の上面8に押圧力が作用し、固定され
る。なお、くさび部品15の上面は、切りくずの流出が
円滑になるように、下側凹曲面に形成されている。
したように、回転方向Z前方に位置して配設されるくさ
び部品15により行われる、いわゆるフロントタイプ方
式が採用される。すなわち、くさび部品15のねじ穴に
螺合する左右ねじ16を操作することによって、スロー
アウェイチップ6の上面8に押圧力が作用し、固定され
る。なお、くさび部品15の上面は、切りくずの流出が
円滑になるように、下側凹曲面に形成されている。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一度の切削加工で微細
で均一な切粉を得ることができ、加工工程数を減らすこ
とができる。また、切粉の燃焼や火災にも配慮されてお
り、安全に作業を行うことができる。
で均一な切粉を得ることができ、加工工程数を減らすこ
とができる。また、切粉の燃焼や火災にも配慮されてお
り、安全に作業を行うことができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1に示す工具本体の外周側面に組み込まれて
使用されるスローアウェイチップを示したものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
使用されるスローアウェイチップを示したものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】図3(a)の切れ刃の一部拡大図である。
【図5】切れ刃の回転軌跡の一部を示す図である。
【図6】くさび部品、ロケータ、調整シートからなるク
ランプ部材の斜視図である。
ランプ部材の斜視図である。
【図7】図6に示すクランプ部材の、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
1 工具本体 5 切りくずポケット 6 スローアウェイチップ 7 切れ刃 15 くさび部品 17 ロケータ 18 調整シート p 山間ピッチ t 山の高さ
Claims (4)
- 【請求項1】 円板状の工具本体の外周側面に着脱自在
に装着される多角形平板状を呈する回転工具用のスロー
アウェイチップにおいて、前記スローアウェイチップ
は、超硬合金又はその他の超硬質合金からなり、その上
面と側面とが交差する稜線部を切れ刃とし、当該切れ刃
は鋸歯形状に形成され、鋸歯の山間ピッチpが0.2〜
3.0mm、山の高さtが0.1〜2.0mmに形成さ
れていることを特徴とする回転工具用のスローアウェイ
チップ。 - 【請求項2】 前記スローアウェイチップの上面には、
スローアウェイチップの厚さ方向内側に凹む曲面からな
るすくい面が切れ刃に沿って形成されていることを特徴
とする請求項1記載の回転工具用のスローアウェイチッ
プ - 【請求項3】 円板状の工具本体の外周側面には、切り
くずポケットが凹設されており、当該切りくずポケット
内には、くさび部品、ロケータ、調整シートからなるク
ランプ部材が収納され、当該クランプ部材の少なくとも
いずれか一つはステンレス鋼をその構成材料とし、請求
項1又は請求項2に記載のスローアウェイチップが装着
されていることを特徴とする回転工具。 - 【請求項4】 前記工具本体は、構造用合金鋼を構成材
料とし、工具本体の表面にTiNその他の窒化物が被覆
されていることを特徴とする請求項3記載の回転工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4983399A JP2000246530A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 回転工具及び回転工具用のスローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4983399A JP2000246530A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 回転工具及び回転工具用のスローアウェイチップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000246530A true JP2000246530A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12842096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4983399A Withdrawn JP2000246530A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 回転工具及び回転工具用のスローアウェイチップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000246530A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007530305A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | シユテフアン リート, | 面取り部のフライス削り用フライスヘッド |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP4983399A patent/JP2000246530A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007530305A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | シユテフアン リート, | 面取り部のフライス削り用フライスヘッド |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |