JP2000244533A - ネットワークデバイス制御装置、ネットワークデバイス制御方法及びネットワークデバイス制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

ネットワークデバイス制御装置、ネットワークデバイス制御方法及びネットワークデバイス制御プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000244533A
JP2000244533A JP4647599A JP4647599A JP2000244533A JP 2000244533 A JP2000244533 A JP 2000244533A JP 4647599 A JP4647599 A JP 4647599A JP 4647599 A JP4647599 A JP 4647599A JP 2000244533 A JP2000244533 A JP 2000244533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、汎用的なプログラムによるIPアド
レスの誤設定を回避しつつ、本来設定されるべきIPアド
レスを汎用的なプログラムを用いて設定できるようなネ
ットワークデバイス制御装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るネットワークデバイス制御
装置は、ネットワークから標準的なプロトコルを用いて
データを受信する受信手段と、前記データについて、前
記標準的なプロトコルにおいて特殊な属性値を検出する
検出手段と、前記データの宛先物理アドレスが自物理ア
ドレスと同一である場合、前記属性値に応じて各種パラ
メータの設定を行う設定手段とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されているネットワークデバイス制御装置に関するも
ので、特にネットワークデバイス制御装置の設定方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルネットワーク(LAN)が普及しており、様々な場
所で、例えば、ビルの1フロアやビル全体、地域、或い
はさらに大きなエリアで構築されている。更に、LANが
相互に接続され、世界規模のネットワークが構築されて
いる。このように相互接続された各LANでは、多様なハ
ードウェア相互接続技術と、いくつものネットワークプ
ロトコルが用いられている。
【0003】特に、LANにおける代表的なネットワーク
プロトコルとしてTCP/IPがある。TCP/IPは階層化された
ネットワークプロトコル群で、ネットワーク層にIP(Int
ernetProtocol)、ICMP(Internet Control Message Prot
ocol)、ARP(Address Resolution Protocol)など、トラ
ンスポート層にTCP(Transamission Control Protoco
l)、UDP(User Datagram Protocol)などといった標準化
されたプロトコルから成り立っている(各プロトコルの
詳細やIPアドレス体系については、「詳解 TCP/IP」
W.RichardStevens=著/井上尚司=監訳・橘康雄=訳
ソフトバンク(株)発行1997年3月31日初版 を参照
のこと)。
【0004】TCP/IPプロトコルでは、ネットワーク通信
を行う場合、IPアドレスというネットワークにおける論
理アドレスをネットワークデバイス装置ごとに一意に決
める必要がある。IPアドレスは32ビット(4バイト)で
構成されており、一般には32ビットを8ビットずつに区
切って150.61.146.100(0x963d9264)というように表記さ
れる。
【0005】このIPアドレスをネットワークデバイス装
置に設定するために、現在、様々な方法がある。一般
に、コンピュータ端末の場合は、コンピュータ端末に付
属のキーボードからIPアドレスを入力して、そのコンピ
ュータ端末にIPアドレスを設定することが可能である。
【0006】しかし、キーボードが付属されていないネ
ットワークデバイス装置では、例えば、DHCP(Dynamic
Host Configration Protocol)やBOOTP、RARPなどのプ
ロトコルを用いて、ネットワークデバイス装置が電源投
入された時に、ネットワークデバイス装置がネットワー
クのサーバからIPアドレスを獲得し、設定する方法、
ネットワークのコンピュータ端末から、独自プロトコル
で、ネットワークデバイス装置にIPアドレスを設定する
方法などが用いられている。
【0007】しかしながら、の方法では、ネットワー
クに必ずサーバが必要であり、また、そのサーバでの設
定も行わなければならずユーザにとって負担が大きい。
の方法では、独自プロトコルを用いて通信するための
コンピュータ端末やそのコンピュータ端末で動作するプ
ログラムが必要であり、これもまたユーザにとって負担
が大きい。
【0008】こうしたことから、ネットワークデバイス
装置にIPアドレスを設定する方法として、ネットワーク
にそれ専用のサーバを設置する必要がなく、かつ、標準
的なプロトコルや標準的なプログラムを用いて、IPアド
レスを設定する方法が求められている。
【0009】そこで、近年では、標準的なプロトコルと
してICMPプロトコルを用い、標準的なプログラムとして
pingプログラムを用いて、そのIPアドレスを設定する方
法が考えられている。pingプログラムはICMPプロトコル
のエコー要求メッセージをネットワークデバイス装置に
送信し、そのエコー応答メッセージが返ってくるのを待
つプログラムである。TCP/IPプロトコルが実装されてい
るコンピュータには、おおよそpingプログラムが実装さ
れている。
【0010】pingプログラムから送信されるICMPエコー
要求メッセージを受信したネットワークデバイス装置
は、その宛先アドレスであるIPアドレスを自IPアドレス
として認識し、ICMPエコー応答メッセージを返信する。
【0011】具体的には、pingプログラムを実行する前
に、arpというプログラムを用いて、ネットワークデバ
イス装置の物理アドレスと、そのネットワークデバイス
装置に設定したいIPアドレスを関連付ける。すると、pi
ngプログラムで当該IPアドレスを指定して、ICMPエコー
要求メッセージを送信した場合、そのICMPエコー要求メ
ッセージの宛先物理アドレスには当該ネットワークデバ
イス装置の物理アドレスが設定される。
【0012】一方、ネットワークデバイス装置は、自物
理アドレスが指定された当該ICMPエコー要求メッセージ
を受信する。ここで、普通ならば、ネットワークデバイ
ス装置は、そのICMPエコー要求メッセージの宛先IPアド
レスが自IPアドレスと異なると判断する。しかし、ネッ
トワークデバイス装置の設定として、自物理アドレス宛
てのICMPエコー要求メッセージを受信した場合には、そ
のメッセージの宛先IPアドレスを自IPアドレスとして認
識するように設定しておく。
【0013】そして、ネットワークデバイス装置は、自
IPアドレスとして認識したIPアドレスを仮のIPアドレス
として、以後、そのIPアドレスでネットワーク通信を行
う。
【0014】なお、このarpプログラムは、pingプログ
ラムと同様にTCP/IPプロトコルが実装されているコンピ
ュータではおおよそ実装されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、pingプログラムがあまりにも汎用的であるた
め、pingプログラムを利用した他のネットワークアプリ
ケーションによっても、容易にネットワークデバイス装
置のIPアドレスを設定することができてしまう。その結
果、誤ったIPアドレスを設定してしまうという問題点が
ある。
【0016】例えば、定期的にpingプログラムを実行し
て、ネットワーク上のそれぞれのネットワークデバイス
装置が応答を返してくるかを監視しているネットワーク
管理プログラムにおいて、従来のネットワークデバイス
装置では、本来設定されるべきIPアドレスと異なるIPア
ドレスが設定されてしまう。
【0017】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、汎用的なプログラムによるIPアド
レスの誤設定を回避しつつ、本来設定されるべきIPアド
レスを汎用的なプログラムを用いて設定できるようなネ
ットワークデバイス装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ネットワークから標準的なプロトコルを
用いてデータを受信する受信手段と、前記データについ
て、前記標準的なプロトコルにおいて特殊な属性値を検
出する検出手段と、前記データの宛先物理アドレスが自
物理アドレスと同一である場合、前記属性値に応じて各
種パラメータの設定を行う設定手段とを備えることを特
徴とする。
【0019】更に、本発明では、前記設定手段は、前記
データの宛先論理アドレスと自論理アドレスが異なり、
かつ、前記宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一で
ある場合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定を
行うことを特徴とする。
【0020】更に、本発明では、前記設定手段は、前記
データの宛先論理アドレスを自論理アドレスに設定する
ことを特徴とする。
【0021】更に、本発明では、前記標準的なプロトコ
ルはインターネットプロトコルであり、前記論理アドレ
スはIPアドレスであることを特徴とする。
【0022】更に、本発明では、前記物理アドレスはMA
Cアドレスであることを特徴とする。
【0023】更に、本発明では、前記データは、ICM
PプロトコルによるICMPエコーメッセージであるこ
とを特徴とする。
【0024】更に、本発明では、前記属性値は、前記デ
ータの全データ長であることを特徴とする。
【0025】更に、本発明では、前記属性値は、前記デ
ータのTTL値であることを特徴とする。
【0026】また、本発明は、ICMPエコーメッセージを
受信する受信手段と、前記ICMPエコーメッセージのデー
タ長を検出するデータ長検出手段と、前記MACアドレ
スが自MACアドレスと同一である場合、前記データ長
の値に応じて各種設定パラメータの設定を行う設定手段
とを備えることを特徴とする。
【0027】更に、本発明では、前記設定手段は、前記
ICMPエコーメッセージの宛先IPアドレスと自IP
アドレスが異なり、かつ、前記宛先MACアドレスと前
記自MACアドレスとが同一である場合、前記データ長
の値に応じて各種設定パラメータの設定を行うことを特
徴とする。
【0028】更に、本発明では、前記設定手段は、前記
ICMPエコーメッセージの宛先IPアドレスを自IP
アドレスに設定することを特徴とする。
【0029】また、本発明は、上記手段を実現するため
のネットワークデバイス制御方法及び上記手段を実現す
るためのネットワークデバイス制御プログラムを格納し
た記憶媒体である。
【0030】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、添付
の図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0031】図1は、ネットワークボードをプリンタに
接続した場合のネットワークの構成を示す概略図であ
る。ネットワークボード101は、LAN100に接続されてい
るネットワークデバイス装置の一例である。LANへは、R
F-45を持つ10Base-Tなどのインターフェースを介して接
続されている。
【0032】パーソナルコンピュータ(PC)103もLAN10
0に接続されており、PC103はLAN100を介してネットワー
クボード101と通信することができる。
【0033】通常、LAN100は、幾分ローカルなグルー
プ、例えば、1つの建物内の1つの階や連続した複数の
階のユーザグループに対してサービスを提供する。ま
た、ユーザ同士が異なる建物にいる場合には、ユーザ同
士の距離に応じて、ワイドエリアネットワーク(WAN)
を構築してもよい。WANは基本的には、複数のLANが高速
度サービス総合デジタルネットワーク(ISDN)電話など
の高速度デジタルラインで接続されて形成されたLANの
集合体である。
【0034】図2は、本実施例におけるネットワークボ
ード101の内部の制御構成を示すブロック図である。ネ
ットワークボード101は、CPU201、ROM202、RAM203、拡
張I/F制御部204、NVRAM205、ネットワークI/F制
御部206、バス207を備えている。
【0035】CPU201は、ROM202に格納されている本実施
例のプログラムを実行する。NVRAM205は各種設定パラメ
ータを保存しておく。
【0036】ネットワークボード101は、ネットワークI
/F制御部206を介してネットワークと接続しており、ま
た、拡張I/F制御部204を介してプリンタ102と接続して
いる。拡張I/F制御部204が制御可能な機器であれば、プ
リンタのみならず、ファクシミリやコピア(登録商標)
などにも接続可能であり、ネットワークボード101によ
り様々な機器がネットワークに接続可能となる。
【0037】次に、ネットワークボード101のプログラ
ム構成を説明する。図3は、本実施例におけるネットワ
ークボード101のプログラム構成を示すブロック図であ
る。
【0038】プリンタI/Fドライバモジュール301は拡張
I/F制御部204を制御して、プリンタとデータの送受信を
行う。印刷プロトコルモジュール302は、ネットワーク
における汎用印刷プロトコルをサポートする。ネットワ
ークプロトコル通信モジュール303は、ネットワークの
通信制御を行う。ネットワークドライバモジュール304
は、ネットワークI/F制御部206を制御し、実際にLAN100
との間でパケットの送受信を行う。
【0039】印刷プロトコルモジュール302は、プロト
コルで決められた印刷通信手順に従って、ネットワーク
プロトコル通信モジュール303を介してネットワークか
ら印刷データを受信する。受信された印刷データは、プ
リンタI/Fドライバモジュール301を介してプリンタ102
に送出される。
【0040】デバイス管理モジュール305は、PC103によ
るネットワークボード101に関する情報の設定や参照、
プリンタ情報の設定や参照を処理する。
【0041】更に詳しく、図3のネットワークプロトコ
ル通信モジュール303について説明する。図4は、ネッ
トワークプロトコル通信モジュール303におけるTCP/IP
プロトコルに関するプログラム構成図である。
【0042】ソケットインターフェース管理モジュール
401は、印刷プロトコルモジュール302やデバイス管理モ
ジュール305に、TCP/IPにおけるソケットと言われるイ
ンターフェースを提供する。ソケットインターフェース
管理モジュール401により、PC103から送られてきたデー
タが、印刷データであるか、ネットワークボード情報や
プリンタ情報の設定・参照の要求であるかが判定され、
印刷データは印刷プロトコルモジュール302に送出さ
れ、ネットワークボード情報やプリンタ情報の設定・参
照の要求はデバイス管理モジュール305に送出される。
【0043】TCP管理モジュール402ではTCPプロトコル
が実装されており、UDP管理モジュール403ではUDPプロ
トコルが実装されている。また、IPモジュール406ではI
Pプロトコルが実装されている。TCP管理モジュール402
やUDP管理モジュール403がIPモジュール406と組み合わ
さることにより、LAN100に接続されているコンピュータ
とのTCP/IPによる通信が可能となる。
【0044】ICMP管理モジュール404ではICMPプロトコ
ルが実装されており、疑似ICMP管理モジュール404は、I
CMP管理モジュール404を利用して本発明を実現するため
のモジュールである。なお、ICMPプロトコルを用いた疑
似ICMPモジュール405の処理内容については、後に詳説
する。ARPモジュール407ではARP(Address Resolution
Protocol)プロトコルが実装されており、ARPプロトコ
ルとはIPアドレスからハードウェアアドレスを知るため
のプロトコルである。
【0045】図5はICMPメッセージのフレーム概要を示
す概念図である。ICMPメッセージは、Ethernet Header
501、IP Header 502、ICMP Header 503、Data504、CRC
505から構成されている。CRC505はフレームの終端に付
加されている。以後、それぞれについて説明する。
【0046】まず、Ethernet Header 501について説明
する。図6は本実施例におけるEthernet Headerの概略図
である。本実施例では、TCP/IPプロトコルによるパケッ
トをEthernetIIフォーマットで送受信する。よって、
図6はEthernetIIフォーマットによるEthernet Header
の概略図となっている。
【0047】EthernetIIHeaderは、宛先アドレス60
1、発信元アドレス602、フレームタイプ603とから構成
されている。宛先アドレス601と発信元アドレス602に
は、それぞれ宛先と発信元のMAC(Media Access Contro
l)アドレスが格納されている。MACアドレスとは、ネッ
トワークにおける機器固有の物理アドレスで、Ethernet
の場合、6バイト長のコードになっている。
【0048】6バイトのうち、先頭の3バイトはベンダー
コードになっており、IEEE(Institute of Electrical
and Electronic Enginerrs、米国電気電子学会)がこの
ベンダコードの管理・割当を行っている。残りの3バイ
トは、各ベンダにより独自に管理されているコードであ
る。その結果、世界中で、同じMACアドレスを持つネッ
トワーク機器は存在せず、全てのネットワーク機器に異
なるMACアドレスが割り当てられている。
【0049】フレームタイプ603は、上位プロトコルの
タイプを示しており、IPの場合は“0x0800”、ARPの場
合は“0x0806”と決められている。
【0050】次に、IP Header 502について説明する。
図7は、IP Header 502を示す概略図である。IP Header
502はIPバージョン701、IPヘッダレングス702、サービ
スタイプ(Type Of Service)703、全データ長704、識別
子705、フラグフィールド706、生存時間フィールド70
7、プロトコル識別708、チェックサム709、発信元IPア
ドレス710、宛先IPアドレス711から構成されている。
【0051】IPバージョン701はIP Header502のバージ
ョン番号を表している。IPヘッダレングス702はIP Head
er 502自体の大きさを表している。サービスタイプ703
は送信しているIPのサービス品質を表している。全デー
タ長704はIP HeaderとIPデータを加えたパケット全体の
大きさを表している。識別子705は上位プロトコルへデ
ータを渡す際の参考情報として使用される。フラグフィ
ールド706はパケットの分割に関する制御を指示するの
に使用される。生存時間フィールド707はパケットがネ
ットワークに存在してよい時間を秒単位で表している。
【0052】プロトコル識別708は上位プロトコルがな
んであるかを示しています。例えば、以下のように、上
位プロトコルに対して番号が割り当てられている。
【0053】 1 ICMP 6 TCP 17 UDP
【0054】次に、ICMP Header 503について説明す
る。図8は、ICMP Header 503を示す概略図である。ICMP
Header 503は、ICMPタイプ801、ICMPコード802、チェ
ックサム803、識別子804、シーケンス番号805から構成
されている。
【0055】ICMPタイプ801にはICMPエコー要求メッセ
ージの場合は8、ICMPエコー応答メッセージの場合は0が
セットされる。ICMPコード802には、ICMPエコーメッセ
ージの場合は常に0がセットされる。
【0056】識別子804は、PC103で実行されたpingプロ
グラムが、要求したエコーコマンドが正しく応答されて
いるかを確認するのに用いられる。また、シーケンス番
号805は、pingプログラムがパケットの消失、順序違
い、重複などを確認するのに用いられる。
【0057】以後、図11、12を用いて、通常のICMPエコ
ーメッセージの処理の流れについて説明する。図11は、
ネットワークドライバモジュール304が、ネットワークI
/F制御部206を介して、図5に示したようなフレームを受
信した後の動作を示すフローチャートである。
【0058】ネットワークドライバモジュール304がフ
レームを受信すると、まず、ステップS1101において、
図6に示すEthernet Headerを解析する。そして、ステ
ップS1102において、受信したフレームの宛先MACアドレ
スが自MACアドレスであるか否かを判定する。フレーム
が自MACアドレス向けのものでなければ、ステップS1103
において、宛先MACアドレスが、ブロードキャストアド
レスか、登録されたマルチキャストアドレスのいずれか
であるかを判定する。
【0059】ステップS1102とステップS1103の判定の結
果、宛先MACアドレスが、自MACアドレス、ブロードキャ
ストアドレス、登録されたマルチキャストアドレスのい
ずれでもない場合には、ステップS1104において、受信
したフレームは破棄される。
【0060】ステップS1102とステップS1103の判定の結
果、宛先MACアドレスが、自MACアドレス、ブロードキャ
ストアドレス、登録されたマルチキャストアドレスのい
ずれかである場合には、ステップS1105において、Ether
net Header内のフレームタイプ603を調べて、その値が
“0x0800”であるか否かを判定する。
【0061】“0x0800”であれば、上位プロトコルはIP
プロトコルである、つまり、フレームのEthernet Heade
r以外のバイトストリームはIPプロトコルによるパケッ
トであると判断して、そのパケットをIPモジュール406
に渡す。ステップS1105において、“0x0800”でなけれ
ば、上位プロトコルはARPプロトコルである、つまり、
フレームのEthernet Header以外のバイトストリームはA
RPプロトコルによるパケットであると判断して、そのパ
ケットをARPモジュール407に渡す。
【0062】図11のステップS1106の続きとして、次
に、IPモジュール406がIPプロトコルによるパケットを
受け取った後の処理の流れについて説明する。図12は、
IPモジュール406がパケットを受け取った後の動作を示
すフローチャートである。
【0063】まず、ステップS1201において、図7に示し
たIP Headerを解析する。そして、ステップS1202におい
て、宛先IPアドレス711が自IPアドレスになっているか
を判定する。宛先IPアドレスが自IPアドレスでない場合
には、更に、ステップS1203において、宛先IPアドレス
がブロードキャストアドレスか、登録されたマルチキャ
ストアドレスのいずれかであるか否かを判定する。
【0064】ステップS1202とステップS1203の判定の結
果、宛先IPアドレスが、自IPアドレス、ブロードキャス
トアドレス、登録されたマルチキャストアドレスのいず
れでもない場合には、ステップS1204において、受け取
ったパケットは破棄される。
【0065】ステップS1202とステップS1203の判定にお
いて、宛先IPアドレスが、自IPアドレス、ブロードキャ
ストアドレス、登録されたマルチキャストアドレスのい
ずれかである場合には、次に、IP Headerのプロトコル
識別708を調べて、プロトコル識別708がTCPプロトコル
を示しているか、つまり、上位プロトコルがTCPプロト
コルであるか否かを判定する。プロトコル識別708がTCP
プロトコルを示している場合には、受け取ったパケット
のIP Header以外のビットストリームはTCPプロトコルに
よるパケットであると判断して、そのパケットをTCP管
理モジュール402に渡す。
【0066】ステップS1205において、プロトコル識別7
08がTCPプロトコルを示していなければ、更に、UDPプロ
トコルを示しているか否かを判定する。プロトコル識別
708がUDPプロトコルを示していれば、受け取ったパケッ
トのIP Header以外のビットストリームはUDPプロトコル
によるパケットであると判断して、ステップS1209にお
いて、そのパケットをUDP管理モジュール403に渡す。
【0067】なお、プロトコル識別708がTCPプロトコ
ル、UDPプロトコルのいずれも示していない場合には、I
CMPプロトコルを示していると判断して、ステップS1209
において、パケットをICMP管理モジュール404に渡す。
【0068】更に、図12のステップS1209の続きとし
て、ICMP管理モジュール404がICMPプロトコルによるパ
ケットを受け取った後の処理の流れについて説明する。
図13は、ICMP管理モジュール404がパケットを受け取っ
た後の動作を示すフローチャートである。
【0069】ICMP管理モジュール404は、IPモジュール4
06からパケットを受け取ると、ステップS1301におい
て、図8に示したICMP Headerの解析を行う。そして、IC
MP管理モジュール404は、ステップS1302において、チェ
ックサム803をチェックし、これが不正な値である場合
にはこのパケットを破棄する。
【0070】そして、ICMPタイプ801を調べて、このパ
ケットがエコー要求メッセージであるかを判定する。エ
コー要求メッセージでなければ、ステップS1304におい
て、その他の処理を行う。
【0071】受け取ったパケットがエコー要求メッセー
ジであれば、ステップS1305において、エコー応答メッ
セージを返す準備をする。ICMP管理モジュール404はエ
コー応答メッセージを返す場合には、図8に示したよう
なICMP Headerを作成する。ICMPタイプ801にはICMP応答
を示すコードが、ICMPコード802には0がセットされる。
また、識別子804には上記受け取ったICMPエコー要求メ
ッセージの識別子が、シーケンス番号805には上記受け
取ったICMPエコー要求メッセージのシーケンス番号がセ
ットされる。
【0072】最後に、チェックサムが計算されてセット
され、ステップS1306において、作成されたエコー応答
パケットはIPモジュール406に渡される。
【0073】IPモジュール406では、ICMP管理モジュー
ル404が作成したパケットに、図7に示したようなIP Hea
derを付ける。IP Headerの発信元IPアドレス710には自I
Pアドレスが、宛先アドレスには上記受信したIPパケッ
トの発信元IPアドレスがセットされる。作成されたIPパ
ケットはネットワークドライバモジュール304に渡され
る。
【0074】ネットワークドライバモジュール304で
は、IPモジュール406が作成したパケットに、図6に示し
たようなEthernet Headerを付ける。Ethernet Headerの
プロトコルタイプにはIPプロトコルであることを示す
“0x0800”がセットされる。また、発信元アドレス602
には自MACアドレスが、宛先アドレス602には上記受信し
たフレームの発信元MACアドレスがセットされる。
【0075】作成されたエコー応答メッセージは、ネッ
トワークI/F制御部206を介してLAN100に発信される。こ
のとき、CRC505がエコー応答メッセージの最後に付加さ
れる。
【0076】以上が、通常のICMPエコーメッセージの処
理の流れである。本発明では、このような一般のICMPエ
コーメッセージの処理にICMP疑似管理モジュール405に
よる処理を加え、更に、IPモジュール406の処理に一部
変更を加える。それにより、ICMPエコー要求メッセージ
による、より安全なIPアドレス設定処理が実現されてい
る。
【0077】以下、本発明におけるICMPエコーメッセー
ジの処理の流れについて説明する。
【0078】先程説明したように、PC103で実行されて
いるpingプログラムからICMPエコー要求メッセージが発
信されると、ネットワークドライバモジュール304がLAN
100からネットワークI/F制御部206を介して、当該ICMP
エコー要求メッセージを受信する。そして、ネットワー
クドライバモジュール304は、図11のフローチャートに
従って処理を行った後、パケットがIPモジュール406に
渡される。ただし、ネットワークドライバモジュール30
4からIPモジュール406にパケットを渡す際には、Ethern
et Headerを外すことなく、そのままの状態でパケット
を渡す。
【0079】図9は、IPモジュール406がパケットを受け
取った後の動作を示すフローチャートである。まず、ス
テップS901において、チェックサムの確認を行った後、
受け取ったパケット内のIP Headerを解析する。
【0080】そして、ステップS902において、パケット
の宛先IPアドレス711が自IPアドレスと一致するかを判
定する。一致すれば、ステップS907において、図12と同
様な処理を行う。
【0081】ステップS902において、宛先IPアドレスと
自IPアドレスが一致しなければ、ステップS903におい
て、宛先IPアドレスが、ブロードキャストアドレスか、
登録されたマルチキャストアドレスのいずれかであるか
否かを判定する。もし、ブロードキャストアドレスか登
録されたマルチキャストアドレスのいずれかであれば、
ステップS907において、図12と同様な処理を行う。
【0082】ステップS902とステップS903の判定の結
果、宛先IPアドレスが、自IPアドレス、ブロードキャス
トアドレス、登録されたマルチキャストアドレスのいず
れでもない場合には、ステップS904において、IP Heade
rのプロトコル識別708と、ICMPHeaderのICMPタイプ801
を調べて、パケットがICMPエコー要求メッセージである
かどうかを判定する。
【0083】ステップS904の判定の結果、ICMPエコー要
求メッセージでなければ、ステップS906において、その
パケットは破棄される。ICMPエコー要求メッセージであ
れば、ステップS905において、受け取ったパケットを疑
似ICMP管理モジュール405へ渡す。なお、この際に、IP
モジュール406はEthernet Header及びIP Headerをパケ
ットから取り除くことをしない。つまり、ネットワーク
ドライバモジュール304がLAN100から受信したパケット
のまま、パケットは疑似ICMP管理モジュール405へ渡さ
れる。
【0084】次に、疑似ICMP管理モジュール405の処理
の流れについて説明する。図10は、疑似ICMP管理モジュ
ール405がパケットを受け取った後の動作を示すフロー
チャートである。疑似ICMP管理モジュール405がIPモジ
ュール406からパケットを受け取ると、ステップS1001に
おいて、パケットのEthernet Header501を調べて、パケ
ットの宛先MACアドレス601が自MACアドレスと一致する
かどうかを判定する。自MACアドレスと一致しない場合
には、ステップS1006において、そのパケットは破棄さ
れる。
【0085】ステップS1001において、宛先MACアドレス
が自MACアドレスと一致する場合には、ステップS1002に
おいて、IP Header502の全データ長704を調べて、全デ
ータ長704が509バイトになっているかどうかを判定す
る。全データ長704が509バイトになっている場合には、
ステップS1005において、NVRAM205に格納してある設定
パラメータを全て工場出荷値に変更する。
【0086】ステップS1002において、全データ長704が
509バイトになっていなければ、更に、ステップS1003に
おいて、全データ長704が507バイトになっているかどう
かを判定する。全データ長704が509バイト、507バイト
のいずれにもなっていない場合には、ステップS1006に
おいて、パケットを破棄する。
【0087】ステップS1003において、全データ長704が
507バイトになっている場合には、ステップS1004におい
て、IP Header502の宛先IPアドレス711を自IPアドレス
として設定する。疑似ICMP管理モジュール405はIPアド
レスを設定した後は、パケットをICMP管理モジュール40
4に渡す。なお、この際には、不必要なEthernet Header
やIP Headerは取り除かれる。
【0088】ICMP管理モジュール404は、図13と同様な
処理を行い、エコー応答メッセージをPC103に返す。
【0089】これまでは、ネットワークデバイス装置で
の処理について説明したが、次に、PC103での処理につ
いて説明する。TCP/IPで通信可能なホストコンピュータ
には、一般的にpingプログラムが実装されており、ユー
ザはこのプログラムを用いてICMPエコー要求メッセージ
を送信することができる。
【0090】よって、ユーザは、PC103からネットワー
クボード101にIPアドレスを設定する場合、以下の手順
で処理を行う。
【0091】 ARPプログラムを用いて、PC103のARP
テーブルにネットワークボードのMACアドレスと設定し
たいIPアドレスを登録する。
【0092】 pingプログラムを用いて、設定したい
IPアドレス向けにICMPエコー要求メッセージを送出す
る。このとき、pingプログラムのオプションを使って
(通常は、“−l”オプションで送信するバッファサイ
ズを指定できる)、全データ長704が507バイトになるよ
うに調整する。また、設定パラメータを工場出荷値に変
更したいときには、オプションを使って、全データ長70
4が509バイトになるように調整する。
【0093】通常は、pingプログラムによるエコー要求
メッセージでは、IP Headerの全データ長704は64バイト
になる。そのため、上記設定したIPアドレスに向けて、
あらためてICMPエコー要求メッセージを通常どおりに送
出しても、本発明におけるネットワークデバイス装置で
は図10のステップS1003でパケットが破棄される。
【0094】本発明では、通常のpingプログラムの実行
によるIPアドレスの設定を排除するため、ICMPエコー要
求メッセージのIP Headerの全データ長704に着目し、全
データ長704があるデータ長になっている場合にのみ、I
Pアドレスの設定が行われるようにしている。
【0095】〔第2の実施の形態〕第1の実施の形態で
は、ICMPエコー要求メッセージのIP Headerの全データ
長704に着目したが、第2の実施の形態では、IP Header
のTTL(Time To Live)707に着目する。TTL値は8ビット
で表現され、0から255までの数値になる。ちなみに、一
般的には、32や64といった値になる。
【0096】この値は、ネットワークにおけるルータに
よって参照され、ルータがパケットを受け取るとそのパ
ケットのTTL値を1減算する。その結果、TTL値が0になる
と、ルータはそのパケットを破棄する。よって、初めTT
L値が32になっていると、そのパケットは最大32台のル
ータを通過することができる。この仕組みにより、パケ
ットが永遠にネットワーク間で転送されつづけることを
防ぐことが可能である。
【0097】なお、本実施の形態におけるネットワーク
環境では、この値が減算されることがないものと仮定す
る。
【0098】そこで、第2の実施の形態では、第1の実
施の形態における図10のフローチャートの代わりに、図
14のフローチャートを用いる。なお、その他の処理につ
いては、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省
略する。
【0099】図14は、疑似ICMP管理モジュール405がパ
ケットを受け取った後の動作を示すフローチャートであ
る。疑似ICMP管理モジュール405がIPモジュール406から
パケットを受け取ると、ステップS1401において、パケ
ットのEthernet Header501を調べて、パケットの宛先MA
Cアドレス601が自MACアドレスと一致するかどうかを判
定する。自MACアドレスと一致しない場合には、ステッ
プS1406において、そのパケットは破棄される。
【0100】ステップS1401において、宛先MACアドレス
が自MACアドレスと一致する場合には、ステップS1402に
おいて、IP Header502のTTL707を調べて、TTL707の値が
209になっているかどうかを判定する。TTL707が209にな
っている場合には、ステップS1405において、NVRAM205
に格納してある設定パラメータを全て工場出荷値に変更
する。
【0101】ステップS1402において、TTL707が209にな
っていなければ、更に、ステップS1403において、TTL70
7が207になっているかどうかを判定する。TTL707が20
9、207のいずれにもなっていない場合には、ステップS1
406において、パケットを破棄する。
【0102】ステップS1403において、TTL707が207にな
っている場合には、ステップS1404において、IP Header
502の宛先IPアドレス711を自IPアドレスとして設定す
る。疑似ICMP管理モジュール405はIPアドレスを設定し
た後は、パケットをICMP管理モジュール404に渡す。な
お、この際には、不必要なEthernet HeaderやIP Header
は取り除かれる。
【0103】ICMP管理モジュール404は、図13と同様な
処理を行い、エコー応答メッセージをPC103に返す。
【0104】これまでは、ネットワークデバイス装置で
の処理について説明したが、次に、PC103での処理につ
いて説明する。TCP/IPで通信可能なホストコンピュータ
には、一般的にpingプログラムが実装されており、ユー
ザはこのプログラムを用いてICMPエコー要求メッセージ
を送信することができる。
【0105】よって、ユーザは、PC103からネットワー
クボード101にIPアドレスを設定する場合、以下の手順
で処理を行う。
【0106】 ARPプログラムを用いて、PC103のARP
テーブルにネットワークボードのMACアドレスと設定し
たいIPアドレスを登録する。
【0107】 pingプログラムを用いて、設定したい
IPアドレス向けにICMPエコー要求メッセージを送出す
る。このとき、pingプログラムのオプションを使って
(通常は、“−i”オプションでTTLの値を設定でき
る)、TTL707の値が207になるように調整する。また、
設定パラメータを工場出荷値に変更したいときには、オ
プションを使って、TTLの値が209になるように調整す
る。
【0108】通常は、pingプログラムによるエコー要求
メッセージでは、IP HeaderのTTLの値は32か64である。
そのため、上記設定したIPアドレスに向けて、あらため
てICMPエコー要求メッセージを通常どおりに送出して
も、本発明におけるネットワークデバイス装置では図10
のステップS1003でパケットが破棄される。
【0109】本発明では、通常のpingプログラムの実行
によるIPアドレスの設定を排除するため、ICMPエコー要
求メッセージのIP HeaderのTTL707に着目し、TTL707が
ある値になっている場合にのみ、IPアドレスの設定が行
われるようにしている。
【0110】〔第3の実施の形態〕第1及び第2の実施
の形態では、本発明をネットワークボードで実現した
が、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等
のプリンタ自身で実現しても、本発明の目的は達成され
ることは言うまでもない。図15はこの場合のレーザビ
ームプリンタの内部構造を示す断面図である。このLB
Pは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に印刷す
ることができる。
【0111】図15において、1540はLBP本体で
あり、供給される文字パターン等を基に、記録媒体であ
る記録紙上に像を形成する。1500は操作のためのス
イツチ及びLED表示器などが配されている操作パネ
ル、1501はLBP1540全体の制御及び文字パタ
ーン情報等を解析するプリンタ制御ユニツトである。こ
のプリンタ制御ユニツト1501は主に文字パターン情
報をビデオ信号に変換してレーザドライバ1502に出
力する。
【0112】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切替えする。レーザ光150
4は回転多面鏡1505で左右方向に振られて静電ドラ
ム1506上を走査する。これにより、静電ドラム15
06上には文字パターンの静電潜像が形成される。この
潜像は静電ドラム1506周囲の現像ユニツト1507
により現像された後、記録紙に転写される。
【0113】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1540に装着した複数種の用
紙に対応した複数の用紙カセツト1508に収納され、
給紙ローラ1509及び搬送ローラ1510と1511
とにより装置内に取込まれて、静電ドラム1506に供
給される。
【0114】次に、上述したレーザビームプリンタの記
録制御を実行するための制御構成について、図16に示
すブロック図を参照して説明する。図16において、1
630はプリンタ制御ユニットである。ネットワークイ
ンターフェイス部1615を制御するネットワークイン
ターフェイス部1614を介して、ネットワーク161
8に接続されているホストコンピュータ1616と通信
可能に構成されている。
【0115】1602はCPUで、ROM1604に記録され
た制御プログラムに基づいて、バス203に接続された
各デバイスを制御する。なお、CPU1602が本発明に
係るプログラム(第1及び第2の実施の形態において説
明したフローチャート等)を実行することにより、本発
明は実現される。1605はRAMで、CPU1602の使用
するデータや、印字データなどを一時的に記憶する。
【0116】1610は、エンジン制御部で、エンジン
インターフェイス(I/F)部1611を介して、プリ
ンタエンジン1612を制御し、印字処理を行う。
【0117】1606はメモリ制御部で、メモリ160
7を制御する。1609は回線制御部で、パラレル回線
I/F部1608Aやシリアル回線I/F部1608B
を制御する。11613はパネル制御部で、パネル16
20を制御する。
【0118】1618は、プリンタ制御ユニット163
0とホストコンピュータ1616をつなぐネットワーク
である。
【0119】また、レーザビームプリンタを例にして説
明したが、これに限定されるものでなく、以下で説明す
るインクジェットプリンタ等にも適応可能である。図1
7は、不図示であるが複数種の用紙を印刷ジョブに対応
して給紙可能であるインクジェット記録装置の概観図で
ある。
【0120】同図において、駆動モータ5013の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介
して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジ5100は、ピン(不図
示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジ5100には、インクジェットカートリッジ5
101が搭載されている。
【0121】5002は紙押え板であり、キャリッジの
移動方向に亙って紙をプラテン5000に対して押圧す
る。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段である。
【0122】5016は記録ヘッドの前面をキャップす
るキャップ部材5022を支持する部材で、5015は
このキャップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口
5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。
【0123】5017はクリーニングブレードで、50
19はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材で
あり、本体支持板5018にこれらが支持されている。
ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレー
ドが本例に適用できることは言うまでもない。又、50
21は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達手段で移動制御される。
【0124】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0125】次に、上述したインクジェット記録装置の
記録制御を実行するための制御構成について、図18に
示すブロック図を参照して説明する。制御回路を示す同
図において、1800は記録信号を入力するインターフ
ェース、1801はMPU、1802はMPU1801
が実行する制御プログラムを格納するプログラムRO
M、1803は各種データ(上記記録信号やヘッドに供
給される記録データ等)を保存しておくダイナミック型
のROMである。MPU1801が、本発明に係るプロ
グラム(第1及び第2の実施の形態において説明したフ
ローチャート等)を実行することにより、本発明は実現
される。
【0126】1804は記録ヘッド1808に対する記
録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタ
ーフェース1800、MPU1801、RAM1803
間のデータ転送制御も行う。1810は記録ヘッド18
08を搬送するためのキャリアモータ、1809は記録
紙搬送のための搬送モータである。1805はヘッドを
駆動するヘッドドライバ、1806、1807はそれぞ
れ搬送モータ1809、キャリアモータ1810を駆動
するためのモータドライバである。
【0127】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1800に記録信号が入るとゲートアレイ1
804とMPU1801との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
806、1807が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1805に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印刷が行われる。
【0128】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことも可能であ
り、本発明はレーザビームプリンタに限らず、上記イン
クジェットプリンタ等にも適用できることは明らかであ
る。
【0129】〔第4の実施の形態〕なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス
機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0130】また、図19に示すように、本発明の目的
は、前述した第1、第2及び第3の実施の形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、図2、図16及び図18に示すシステムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。
【0131】また、図19に示すように、前述した第
1、第2及び第3の実施の形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードをネットワーク或いは公衆回
線を介してサーバコンピュータから図2、図16及び図
18に示すシステムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が供給されたプログラムコードを実行することによ
っても、達成されることは言うまでもない。
【0132】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及
びそのプログラムコードを送出したサーバ装置は本発明
を構成することになる。
【0133】本実施例では、記憶媒体から本プログラム
及び関連データを直接RAMにロードして実行させる例
を示したが、この他にFD等の外部記憶媒体から本プロ
グラム及び関連データを一旦外部メモリ内の不揮発性記
憶媒体であるハードディスクに格納(インストール)し
ておき、本データ作成・送信処理制御プログラムを動作
させる際にハードディスクからRAMにロードするよう
にしても良い。
【0134】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。また、コンピュータが読出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
OS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0135】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PCなどに標準的に搭載されている、汎用的なプログラム
を用いながら、送出するデータのネットワークプロトコ
ルにおける属性値に応じて、ネットワークデバイス装置
でのIPアドレスの設定と設定パラメータの工場出荷値へ
の設定を安全に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークボードをプリンタに接続した場合
の、ネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】ネットワークボード101の制御構成の概略を示
すブロック図である。
【図3】ネットワークボード101のプログラム構成の概
略を示すブロック図である。
【図4】ネットワークプロトコル通信モジュール内のTC
P/IPプロトコルに係るプログラム構成の概略を示すブロ
ック図である。
【図5】ICMPエコーメッセージのフレーム概要を示す概
略図である。
【図6】Ethernet Headerを示す概略図である。
【図7】IP Headerを示す概略図である。
【図8】ICMP Headerを示す概略図である。
【図9】本発明のIPモジュール406の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図10】第1の実施の形態における疑似ICMP管理モジ
ュール405の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】一般のネットワークドライバモジュール304
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】一般のIPモジュール406の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図13】一般のICMP管理モジュール404の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態における疑似ICMP管理モジ
ュール405の処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】レーザビームプリンタの内部構造を示す断面
図である。
【図16】レーザビームプリンタの記録制御を実行する
ための制御構成を示すブロック図である。
【図17】インクジェット記録装置の内部構造を示す概
観図である。
【図18】インクジェット記録装置の記録制御を実行す
るための制御構成を示すブロック図である。
【図19】発明に係るプログラムコードの供給方法の一
例を示す図である。
【符号の説明】
100 ローカルエリアネットワーク(LAN) 101 ネットワークボード 102 プリンタ 103 パーソナルコンピュータ 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 拡張インターフェイス制御部 205 NVRAM 206 ネットワークインターフェイス制御部 301 プリンタインターフェイスドライバモジュール 302 印刷プロトコルモジュール 303 ネットワークプロトコル通信モジュール 304 ネットワークドライバモジュール 305 デバイス管理モジュール 401 ソケットインターフェイス管理モジュール 402 TCP管理モジュール 403 UDP管理モジュール 404 ICMP管理モジュール 405 疑似ICMP管理モジュール 406 IPモジュール 407 ARPモジュール 2201 本発明に係るシステム或いは装置 2202 フロッピー(登録商標)ディスク 2203 フロッピーディスクドライブ 2204 サーバコンピュータ 2205 ネットワーク或いは公衆回線

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークから標準的なプロトコルを
    用いてデータを受信する受信手段と、 前記データについて、前記標準的なプロトコルにおいて
    特殊な属性値を検出する検出手段と、 前記データの宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一
    である場合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定
    を行う設定手段とを備えることを特徴とするネットワー
    クデバイス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記データの宛先論理
    アドレスと自論理アドレスが異なり、かつ、前記宛先物
    理アドレスが自物理アドレスと同一である場合、前記属
    性値に応じて各種パラメータの設定を行うことを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークデバイス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記データの宛先論理
    アドレスを自論理アドレスに設定することを特徴とする
    請求項1或いは2に記載のネットワークデバイス制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記標準的なプロトコルはインターネッ
    トプロトコルであり、 前記論理アドレスはIPアドレスであることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のネットワークデバイ
    ス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記物理アドレスはMACアドレスである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のネ
    ットワークデバイス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記データは、ICMPプロトコルによ
    るICMPエコーメッセージであることを特徴とする請
    求項4或いは5に記載のネットワークデバイス制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記属性値は、前記データの全データ長
    であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載のネットワークデバイス制御装置。
  8. 【請求項8】 前記属性値は、前記データのTTL値であ
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    ネットワークデバイス制御装置。
  9. 【請求項9】 ICMPエコーメッセージを受信する受信手
    段と、 前記ICMPエコーメッセージのデータ長を検出するデータ
    長検出手段と、 前記MACアドレスが自MACアドレスと同一である場
    合、前記データ長の値に応じて各種設定パラメータの設
    定を行う設定手段とを備えることを特徴とするネットワ
    ークデバイス制御装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、前記ICMPエコー
    メッセージの宛先IPアドレスと自IPアドレスが異な
    り、かつ、前記宛先MACアドレスと前記自MACアド
    レスとが同一である場合、前記データ長の値に応じて各
    種設定パラメータの設定を行うことを特徴とする請求項
    9に記載のネットワークデバイス制御装置。
  11. 【請求項11】 前記設定手段は、前記ICMPエコー
    メッセージの宛先IPアドレスを自IPアドレスに設定
    することを特徴とする請求項9或いは10に記載のネッ
    トワークデバイス制御装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークから標準的なプロトコル
    を用いてデータを受信する受信ステップと、 前記データについて、前記標準的なプロトコルにおいて
    特殊な属性値を検出する検出ステップと、 前記データの宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一
    である場合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定
    を行う設定ステップとを備えることを特徴とするネット
    ワークデバイス制御方法。
  13. 【請求項13】 前記設定ステップでは、前記データの
    宛先論理アドレスと自論理アドレスが異なり、かつ、前
    記宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一である場
    合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定を行うこ
    とを特徴とする請求項12に記載のネットワークデバイ
    ス制御方法。
  14. 【請求項14】 前記設定ステップでは、前記データの
    宛先論理アドレスを自論理アドレスに設定することを特
    徴とする請求項12或いは13に記載のネットワークデ
    バイス制御方法。
  15. 【請求項15】 前記標準的なプロトコルはインターネ
    ットプロトコルであり、 前記論理アドレスはIPアドレスであることを特徴とする
    請求項12乃至14のいずれかに記載のネットワークデ
    バイス制御方法。
  16. 【請求項16】 前記物理アドレスはMACアドレスであ
    ることを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記
    載のネットワークデバイス制御方法。
  17. 【請求項17】 前記データは、ICMPプロトコルに
    よるICMPエコーメッセージであることを特徴とする
    請求項15或いは16に記載のネットワークデバイス制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記属性値は、前記データの全データ
    長であることを特徴とする請求項12乃至17のいずれ
    かに記載のネットワークデバイス制御方法。
  19. 【請求項19】 前記属性値は、前記データのTTL値で
    あることを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに
    記載のネットワークデバイス制御方法。
  20. 【請求項20】 ICMPエコーメッセージを受信する受信
    ステップと、 前記ICMPエコーメッセージのデータ長を検出するデータ
    長検出ステップと、 前記MACアドレスが自MACアドレスと同一である場
    合、前記データ長の値に応じて各種設定パラメータの設
    定を行う設定ステップとを備えることを特徴とするネッ
    トワークデバイス制御方法。
  21. 【請求項21】 前記設定ステップでは、前記ICMP
    エコーメッセージの宛先IPアドレスと自IPアドレス
    が異なり、かつ、前記宛先MACアドレスと前記自MA
    Cアドレスとが同一である場合、前記データ長の値に応
    じて各種設定パラメータの設定を行うことを特徴とする
    請求項20に記載のネットワークデバイス制御方法。
  22. 【請求項22】 前記設定ステップでは、前記ICMP
    エコーメッセージの宛先IPアドレスを自IPアドレス
    に設定することを特徴とする請求項20或いは21に記
    載のネットワークデバイス制御方法。
  23. 【請求項23】 ネットワークから標準的なプロトコル
    を用いてデータを受信する受信ステップと、 前記データについて、前記標準的なプロトコルにおいて
    特殊な属性値を検出する検出ステップと、 前記データの宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一
    である場合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定
    を行う設定ステップとを有することを特徴とするコンピ
    ュータに実行させるネットワークデバイス制御プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記設定ステップでは、前記データの
    宛先論理アドレスと自論理アドレスが異なり、かつ、前
    記宛先物理アドレスが自物理アドレスと同一である場
    合、前記属性値に応じて各種パラメータの設定を行うこ
    とを特徴とする請求項23に記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記設定ステップでは、前記データの
    宛先論理アドレスを自論理アドレスに設定することを特
    徴とする請求項23或いは24に記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記標準的なプロトコルはインターネ
    ットプロトコルであり、 前記論理アドレスはIPアドレスであることを特徴とする
    請求項23乃至25のいずれかに記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記物理アドレスはMACアドレスであ
    ることを特徴とする請求項23乃至26のいずれかに記
    載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記データは、ICMPプロトコルに
    よるICMPエコーメッセージであることを特徴とする
    請求項26或いは27に記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記属性値は、前記データの全データ
    長であることを特徴とする請求項23乃至28のいずれ
    かに記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記属性値は、前記データのTTL値で
    あることを特徴とする請求項23乃至28のいずれかに
    記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 ICMPエコーメッセージを受信する受信
    ステップと、 前記ICMPエコーメッセージのデータ長を検出するデータ
    長検出ステップと、 前記MACアドレスが自MACアドレスと同一である場
    合、前記データ長の値に応じて各種設定パラメータの設
    定を行う設定ステップとを備えることを特徴とする記憶
    媒体。
  32. 【請求項32】 前記設定ステップでは、前記ICMP
    エコーメッセージの宛先IPアドレスと自IPアドレス
    が異なり、かつ、前記宛先MACアドレスと前記自MA
    Cアドレスとが同一である場合、前記データ長の値に応
    じて各種設定パラメータの設定を行うことを特徴とする
    請求項31に記載の記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記設定ステップでは、前記ICMP
    エコーメッセージの宛先IPアドレスを自IPアドレス
    に設定することを特徴とする請求項31或いは32に記
    載の記憶媒体。
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