JP2000244348A - デジタル音声放送受信装置 - Google Patents

デジタル音声放送受信装置

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JP2000244348A
JP2000244348A JP11042528A JP4252899A JP2000244348A JP 2000244348 A JP2000244348 A JP 2000244348A JP 11042528 A JP11042528 A JP 11042528A JP 4252899 A JP4252899 A JP 4252899A JP 2000244348 A JP2000244348 A JP 2000244348A
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frequency
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agc
voltage
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JP11042528A
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Mamoru Shimoda
衛 霜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波回路の構成を簡略化した複数のバンド
の信号を受信するデジタル音声放送受信装置を提供す
る。 【解決手段】 周波数の高い第1のバンドの入力信号を
増幅するRF増幅器9を設け、このRF増幅器9の出力
を周波数の低い第2のバンドの信号に変換するミキサー
10および局部発振PLL11より成る第1の周波数変
換回路を設け、第2のバンドの信号を増幅するRF増幅
器4と、このRF増幅器4の出力をミキサー10および
局部発振PLL6で周波数変換して第1の中間周波数信
号を導出し、上記RF増幅器4の出力をAM検波してA
GC電圧を出力するAGC回路7を設け、上記AGC電
圧で上記RF増幅器4の利得を調整し、上記AGC電圧
の電圧を変換して上記RF増幅器9の利得を制御する変
換AGC電圧を発生する電圧変換部8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル音声放送
受信装置に関し、特に2つ以上の異なるバンドの放送を
受信することが可能なデジタル音声放送受信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地上波または衛星によるデジタル
音声放送DAB(Digital Audio Broadcasting)が各国
で開始されている。EACEM(EUROPEAN ASSOCIATION
of CONSUMER ELECTRONICS MANUFACTURERS)のテクニカ
ル・レポートNO.09によれば、DABにはBand
III(174MHz-240MHz)とL−Band(1452MHz-1492MH
z)の2つの周波数帯域が割り当てられている。
【0003】図7にBandIIIとL−BandでのD
AB放送を受信できる従来のデジタル音声放送受信装置
の一例を示す。図7において、BandIIIの放送を受
信する場合、まずアンテナ1より受信したBandIII
のRF信号を、切り替えスイッチ2をa側に、切り替え
スイッチ3をa側にすることでRF増幅器4に送る。R
F増幅器4に送られたRF信号は増幅され、ミキサー5
に送られる。ミキサー5に送られたRF信号は、局部発
振PLL6から発生させるローカル信号とミキサー5に
おいて周波数混合され、第1中間周波数信号に変換され
出力される。
【0004】AGC回路7は、RF増幅器4の出力をA
M検波し、検波出力に応じたAGC電圧を発生させる。
AGC電圧は、RF増幅器4に印加される。RF増幅器
4は、AGC電圧に応じて利得を変化させ、ミキサー5
への信号入力レベルを調整する。これにより、強電界入
力時の高周波増幅器やミキサーによる信号歪みを抑え、
入力信号レベルが高い時でも良好な受信特性が得られる
ことになる。
【0005】次に、L−Bandの放送を受信する場
合、まずアンテナ1より受信したL−Bandの信号
を、切り替えスイッチ2をb側にすることでRF増幅器
9に送る。RF増幅器9に送られたRF信号は増幅さ
れ、ミキサー10に送られる。ミキサー10に送られた
RF信号は、局部発振PLL11から発生させるローカ
ル信号とミキサー10において周波数混合され、Ban
dIIIのRF信号に変換される。AGC回路23は、ミ
キサー10の出力をAM検波し、検波出力に応じたAG
C電圧を発生させる。AGC電圧は、RF増幅器9に印
加される。RF増幅器9はAGC電圧に応じて利得を変
化させ、ミキサー10への入力信号レベルを調整する。
【0006】次に、ミキサー10より出力されたBan
dIIIのRF信号は、切り替えスイッチ3をb側にする
ことで、RF増幅器4に送られる。RF増幅器4に送ら
れたBandIIIのRF信号は、上記BandIIIの放送
受信手順と同様に処理され、第1中間周波数に変換され
出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデジタル音声放送受信装置では、図7に示すよ
うに、入力信号レベルが高い時の信号歪み等を低減させ
るためのAGC回路を、BandIII受信部とL−Ba
nd受信用周波数変換部の2箇所に設けている。このA
GC回路は、信号検波用ダイオード、コンパレータ、可
変抵抗器、コンデンサー等で構成されており、AGC回
路を2つ設けることは、部品点数の増加につながり、コ
スト高になるという問題があった。
【0008】さらに、L−Band受信用周波数変換手
段は、L−BandのRF信号をBandIIIのRF信
号に周波数変換し、その信号をBandIIIの信号受信
手段に入力するため、実装上アンテナ入力部近くに配置
しなければならない。そのため、AGC回路のような部
品点数が多い回路をアンテナ入力部の近くに配置させる
のは困難であり、また無理にスペースを割いて配置した
場合、高周波特性を劣化させる危険がある。本発明は上
記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、簡単
な回路構成で2つ以上の異なるバンドの放送を受信する
ことが可能なデジタル音声放送受信装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、請求項1のデジタル音声放送受信装置は、
音声信号をデジタル変調した周波数の異なる複数のバン
ドの放送信号を受信するデジタル音声放送受信装置にお
いて、周波数の高い第1のバンドの受信信号を第1の高
周波増幅回路で増幅して上記第1のバンドの周波数より
低い第2のバンドの周波数の信号に変換する第1の周波
数変換手段と、該第1の周波数変換手段より導出した信
号またはアンテナで受信した第2のバンドの周波数の信
号を第2の高周波増幅回路で増幅して、第1の中間周波
数信号に変換する第2の周波数変換手段と、上記第2の
高周波増幅回路の出力をAM検波して検波出力に応じた
AGC出力を導出し、該AGC出力により上記第2の高
周波増幅回路の利得を調整するAGC手段と、該AGC
手段より導出されるAGC出力を所定のレベルの信号に
変換した変換AGC電圧を発生し、この変換AGC電圧
により上記第1の高周波増幅回路の利得を調整する電圧
変換手段と、受信信号が周波数の高い第1のバンドの信
号であるとき選択的に上記第1の周波数変換手段を介在
させるように受信信号を切り替える切り替え手段を設け
たことを特徴とする。
【0010】従って、受信信号が周波数の低い第2のバ
ンドの信号である場合は、切り替え手段を介して第2の
高周波増幅回路で増幅され、第2の周波数変換手段で第
1の中間周波数信号に変換されて出力される。この場
合、AGC手段は上記第2の高周波増幅回路の出力をA
M検波してAGC電圧を出力し、上記第2の高周波増幅
回路の利得を自動調整する。
【0011】受信信号が周波数の高い第1のバンドの信
号である場合は、切り替え手段で第1の高周波増幅回路
に導き、ここで増幅した後、第1の周波数変換回路で、
周波数の低い上記第2のバンドの信号に変換する。そし
て、変換された第2のバンドの信号は上記第2の高周波
増幅回路に導き、上述した第2の帯域の信号の周波数変
換と同様にして第1の中間周波数信号に変換し出力す
る。この場合、AGC手段からのAGC電圧は電圧変換
手段で所定のレベルの変換AGC電圧に変換され、この
変換AGC電圧により第1の高周波増幅回路の利得が調
整される。
【0012】請求項2のデジタル音声放送受信装置は、
請求項1記載のデジタル音声放送受信装置において、上
記第2の高周波増幅回路の前段に、上記電圧変換手段の
出力で上記第2の高周波増幅回路へ入力される入力信号
の利得を調整する第2の高周波可変減衰手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0013】従って、第2の高周波増幅回路への入力信
号は電圧変換手段より導出される変換AGC電圧に基づ
き第2の高周波可変減衰手段で利得が調整された信号と
なるので周波数の低い第2のバンドの信号レベルが高い
場合でも、第2の高周波増幅器および第2の周波数変換
手段での歪みを低減することができる。
【0014】請求項3のデジタル音声放送受信装置は、
請求項1記載のデジタル音声放送受信装置において、上
記第1の高周波増幅回路の前段に、上記電圧変換手段の
出力で上記第1の高周波増幅回路へ入力される入力信号
の利得を調整する第1の高周波可変減衰手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0015】従って、第1の高周波増幅回路への入力信
号は、電圧変換手段より導出される変換AGC電圧に基
づき第1の高周波可変減衰手段で利得が調整された信号
となるので、周波数の高い第1の帯域の信号レベルが高
い場合でも歪みを低減することができる。
【0016】請求項4のデジタル音声放送受信装置は、
請求項1記載のデジタル音声放送受信装置において、上
記第1および第2の高周波増幅回路の前段に、上記電圧
変換手段の出力で上記第1および第2の高周波増幅回路
へ入力される入力信号の利得を調整する第1および第2
の高周波可変減衰手段を設けたことを特徴とする。
【0017】従って、第1および第2の高周波増幅回路
への入力信号は電圧変換手段より導出される変換AGC
電圧に基づき第1および第2の高周波可変減衰手段で利
得が調整された信号となるので第1および第2の帯域の
信号レベルが高い場合でも第1および第2の高周波増幅
回路への入力信号レベルを適正な値にして第1および第
2の高周波増幅回路と周波数変換手段での歪みを低減す
ることができる。
【0018】請求項5のデジタル音声放送受信装置は、
請求項4記載のデジタル音声放送受信装置において、上
記電圧変換手段の出力を上記第1の高周波可変減衰手段
に選択的に供給するスイッチ手段を設けたことを特徴と
する。
【0019】従って、受信信号が周波数の低い第2のバ
ンドの信号である場合はスイッチ手段を開閉して、電圧
変換手段から高周波可変減衰手段への変換AGC電圧の
供給を遮断でき、消費電力の低減を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明の
デジタル音声放送受信装置の第1の実施形態のブロック
図である。このデジタル音声放送受信装置は、アンテナ
1、切り替えスイッチ2、3、RF増幅器4、9、ミキ
サー5、10、局部発振PLL6、11、AGC回路
7、電圧変換部8から構成される。
【0021】BandIIIの放送を受信する場合、まず
アンテナ1より受信したBandIIIのRF信号は、切
り替えスイッチ2をa側に、切り替えスイッチ3をa側
にすることでRF増幅器4に送られる。RF増幅器4に
送られたRF信号は増幅され、ミキサー5に送られる。
ミキサー5に送られたRF信号は、局部発振PLL6か
ら発生させるローカル信号とミキサー5において周波数
混合され第1中間周波数信号に変換され出力される。A
GC回路7はRF増幅器4の出力をAM検波し、検波出
力に応じたAGC電圧を発生させる。AGC電圧は、R
F増幅器4に印加される。RF増幅器4はAGC電圧に
応じて利得を変化させ、ミキサー5への入力信号レベル
を調整する。
【0022】次に、L−Bandの放送を受信する場
合、まずアンテナ1より受信したL−Bandの信号
は、切り替えスイッチ2をb側にすることでRF増幅器
9に送られる。RF増幅器9に送られたRF信号は増幅
され、ミキサー10に送られる。ミキサー10に送られ
たRF信号は、局部発振PLL11から発生させるロー
カル信号とミキサー10において周波数混合されBan
dIIIのRF信号に変換される。ミキサー10より出力
されたBandIIIのRF信号は、切り替えスイッチ3
をb側にすることで、RF増幅器4に送られる。RF増
幅器4に送られたRF信号は増幅され、ミキサー5に送
られる。ミキサー5に送られたRF信号は、局部発振P
LL6から発生させるローカル信号とミキサー5におい
て周波数混合され第1中間周波数信号に変換され出力さ
れる。
【0023】AGC回路7はRF増幅器4の出力をAM
検波し、検波出力に応じたAGC電圧を発生させる。A
GC回路7より発生したAGC電圧は、RF増幅器4と
電圧変換部8に印加される。RF増幅器4はAGC電圧
に応じて利得を変化させ、ミキサー5への信号入力レベ
ルを調整する。他方、電圧変換部8に印加されたAGC
電圧は、電圧変換部8により変換AGC電圧として出力
される。変換AGC電圧は、RF増幅器9に印加され
る。変換AGC電圧を印加されたRF増幅器9は、変換
AGC電圧に応じて利得を変化させ、ミキサー10への
入力信号レベルを調整する。変換AGC電圧を電圧変換
部8により制御することで、RF増幅器9の動作開始点
等の動作特性を変えることができるので、図7に示した
ような従来技術によるデジタル音声放送受信装置と同等
なAGC動作を行わせることが可能になる。
【0024】(実施形態2)図2は、本発明のデジタル
音声放送受信装置の第2の実施形態のブロック図であ
る。図2において、このデジタル音声放送受信装置は、
アンテナ1、切り替えスイッチ2、3、RF増幅器4、
9、ミキサー5、10、局部発振PLL6、11、AG
C回路7、電圧変換部8、PIN ATT12、13か
ら構成される。BandIIIの放送を受信する場合、ま
ずアンテナ1より受信したBandIIIのRF信号は、
切り替えスイッチ2をa側に、切り替えスイッチ3をa
側にすることでPIN ATT12に送られ減衰量が調
整される。PIN ATT12を通過したRF信号は、
RF増幅器4に送られる。RF増幅器4に送られたRF
信号は増幅され、ミキサー5に送られる。ミキサー5に
送られたRF信号は、局部発振PLL6から発生させる
ローカル信号とミキサー5において周波数混合され第1
中間周波数信号に変換され出力される。
【0025】AGC回路7はRF増幅器4の出力をAM
検波し、検波出力に応じたAGC電圧を発生させる。A
GC電圧は、RF増幅器4と電圧変換部8に印加され
る。RF増幅器4はAGC電圧に応じて利得を変化さ
せ、ミキサー5への入力信号レベルを調整する。他方、
電圧変換部8に印加されたAGC電圧は、電圧変換部8
により変換AGC電圧として出力される。変換AGC電
圧はPIN ATT12に印加される。変換AGC電圧
を印加されたPIN ATT12は、変換AGC電圧に
応じて信号減衰量を変化させ、RF増幅器4への入力信
号レベルを調整する。
【0026】次に、L−Bandの放送を受信する場
合、まずアンテナ1より受信したL−Bandの信号
は、切り替えスイッチ2をb側にすることでPIN A
TT13に送られ減衰量が調整される。PIN ATT
13を通過したRF信号は、RF増幅器9に送られる。
RF増幅器9に送られたRF信号は増幅され、ミキサー
10に送られる。ミキサー10に送られたRF信号は、
局部発振PLL11から発生させるローカル信号とミキ
サー10において周波数混合されBandIIIのRF信
号に変換される。ミキサー10より出力されたBand
IIIのRF信号は、切り替えスイッチ3をb側にするこ
とで、PIN ATT12に送られ減衰量が調整され
る。PIN ATT12を通過したRF信号は、RF増
幅器4に送られる。RF増幅器4に送られたRF信号は
増幅され、ミキサー5に送られる。ミキサー5に送られ
たRF信号は、局部発振PLL6から発生させるローカ
ル信号とミキサー5において周波数混合され第1中間周
波数信号に変換され出力される。
【0027】AGC回路7はRF増幅器4の出力をAM
検波し、検波出力に応じたAGC電圧を発生させる。A
GC回路7より発生したAGC電圧は、RF増幅器4と
電圧変換部8に印加される。RF増幅器4はAGC電圧
に応じて利得を変化させ、ミキサー5への入力信号レベ
ルを調整する。他方、電圧変換部8に印加されたAGC
電圧は、電圧変換部8により変換AGC電圧として出力
される。変換AGC電圧は、PIN ATT12とPI
N ATT13に印加される。変換AGC電圧を印加さ
れたPIN ATT12は、変換AGC電圧に応じて信
号減衰量を変化させ、RF増幅器4への入力信号レベル
を調整する。また、変換AGC電圧を印加されたPIN
ATT13は、変換AGC電圧に応じて信号減衰量を
変化させ、RF増幅器9への入力信号レベルを調整す
る。この実施形態のデジタル音声放送受信装置は、Ba
ndIII、L−Band共に、入力信号レベルが非常に
高く、RF増幅器の線形領域を超えてしまうような場合
に、有効な回路構成となる。
【0028】図3は、図2に示す本発明の第2の実施形
態の電圧変換部8を具体的な構成で示したものである。
図3に示すように、上記電圧変換部8は、トランジスタ
18と、抵抗16、17、19、20で構成されてい
る。トランジスタ18のコレクタは所定の電源(+B)
に接続されている。
【0029】AGC回路7より発生したAGC電圧は、
AGC電圧入力端子15に印加される。AGC電圧入力
端子15に印加されたAGC電圧は、ベース分割抵抗1
6、17により分圧され、トランジスタ18のベースに
印加される。ベースに印加された電圧に応じてトランジ
スタのエミッタ電圧(電流)も変化し、エミッタ抵抗1
9、20を通じて、変換AGC電圧出力端子21、22
よりそれぞれ変換AGC電圧がPIN ATT12、1
3に印加される。ベース分割抵抗16、17の抵抗値と
エミッタ抵抗19、20の抵抗値を変えることで、PI
N ATT12、13の動作特性を制御することができ
る。上記回路を用いれば、1個のAGC回路でAGC回
路をバンド毎に個別に設けた従来の構成と同等な特性を
得ることができ、部品点数を大幅に減らすことが可能に
なる。
【0030】(実施形態3)図4は、本発明のデジタル
音声放送受信装置の第3の実施形態のブロック図であ
り、図2に示す本発明の第2の実施形態に対応する部分
には同一符号を付し、説明を省略する。この図4に示す
本発明の第3の実施形態が図2に示す第2の実施形態と
相違する点は、図2に示す第2の実施形態におけるPI
N ATT13を省いたことである。このような構成に
よりアンテナ1から切り替えスイッチ2、3の接点aを
介してPIN ATT12に入力されるBandIIIの
受信信号はPIN ATT12で適当な信号レベルにな
るように減衰量が調整されてRF増幅器4に供給され
る。従って、この回路は、BandIIIの入力信号レベ
ルが非常に高く、RF増幅器4の線形領域を超えてしま
うような場合に、有効なものとなる。
【0031】(実施形態4)図5は、本発明のデジタル
音声放送受信装置の第4の実施形態のブロック図であ
り、図2に示す本発明の第2の実施形態に対応する部分
には同一符号を付し、説明を省略する。この図5に示す
本発明の第4の実施形態が図2に示す第2の実施形態と
相違する点は、図2に示す第2の実施形態におけるPI
N ATT12を省いたことである。このような構成に
より、アンテナ1から切り替えスイッチ2の接点bを介
してPIN ATT13に入力されるL−Bandの受
信信号はPIN ATT13で適当な信号レベルになる
よう減衰量が調整されてRF増幅器9に供給される。従
って、この回路は、L−Bandの入力信号レベルが非
常に高く、RF増幅器の線形領域を超えてしまうような
場合に有効なものとなる。
【0032】(実施形態5)図6は、本発明のデジタル
音声放送受信装置の第5の実施形態のブロック図であ
り、図2に示す本発明の第2の実施形態に対応する部分
には同一符号を付し、説明を省略する。この図6に示す
本発明の第5の実施形態が図2に示す第2の実施形態と
相違する点は、図2に示す実施形態における電圧変換部
8からPINATT13に変換AGC電圧を供給する回
路にスイッチ14を設けたことである。このような構成
により、アンテナ1から切り替えスイッチ2の接点bを
介してPIN ATT13に入力されるL−Bandの
受信信号はPIN ATT13で適当な受信レベルにな
るように減衰量が調整されるが、受信信号が周波数の低
い第2のバンドの信号である場合は、スイッチ14を開
閉して電圧変換部8からPIN ATT13に供給する
変換AGC電圧の供給を遮断することができるので、低
消費電力化に有効な回路を提供することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、AGC回路からのAGC出力を電圧変換する電圧
変換手段を設けることで、1つのAGC回路により2つ
以上の異なるバンドの放送を受信することが可能にな
る。そのため、AGC回路をバンドごとに個別に設ける
必要がなく、部品点数も減り、実装上の配置面積も低減
することが可能になる。
【0034】また、2つ以上の異なるバンドの各高周波
増幅回路の前段に高周波可変減衰手段を選択的に設け、
この高周波可変減衰手段を上記電圧変換手段からの変換
AGC電圧で制御するようにしているので入力信号レベ
ルが高い場合も高周波可変減衰手段で信号レベルが調整
され、高周波増幅回路での歪みが生じないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のブロック図であ
る。
【図2】 本発明の第2の実施形態のブロック図であ
る。
【図3】 本発明の第2の実施形態の要部を具体的に示
したブロック図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態のブロック図であ
る。
【図5】 本発明の第4の実施形態のブロック図であ
る。
【図6】 本発明の第5の実施形態のブロック図であ
る。
【図7】 従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ 2、3…切り替えスイッチ 4、9…RF増幅器 5、10…ミキサー 6、11…局部発振PLL 7…AGC回路 8…電圧変換部 12、13…PIN ATT 14…スイッチ 15…AGC電圧入力端子 16、17…ベース分割抵抗 18…トランジスタ 19、20…エミッタ抵抗 21、22…変換AGC電圧出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をデジタル変調した周波数の異
    なる複数のバンドの放送信号を受信するデジタル音声放
    送受信装置において、周波数の高い第1のバンドの受信
    信号を第1の高周波増幅回路で増幅して上記第1のバン
    ドの周波数より低い第2のバンドの周波数の信号に変換
    する第1の周波数変換手段と、該第1の周波数変換手段
    より導出した信号またはアンテナで受信した第2のバン
    ドの周波数の信号を第2の高周波増幅回路で増幅して第
    1の中間周波数信号に変換する第2の周波数変換手段
    と、上記第2の高周波増幅回路の出力をAM検波して検
    波出力に応じたAGC出力を導出し、該AGC出力によ
    り上記第2の高周波増幅回路の利得を調整するAGC手
    段と、該AGC手段より導出されるAGC出力を所定の
    レベルの信号に変換した変換AGC電圧を発生し、この
    変換AGC電圧により上記第1の高周波増幅回路の利得
    を調整する電圧変換手段と、受信信号が周波数の高い第
    1のバンドの信号であるとき選択的に上記第1の周波数
    変換手段を介在させるように受信信号を切り替える切換
    手段を設けたことを特徴とするデジタル音声放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第2の高周波増幅回路の前段に、上
    記電圧変換手段の出力で上記第2の高周波増幅回路へ入
    力される入力信号の利得を調整する第2の高周波可変減
    衰手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル音声放送受信装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の高周波増幅回路の前段に、上
    記電圧変換手段の出力で上記第1の高周波増幅回路へ入
    力される入力信号の利得を調整する第1の高周波可変減
    衰手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル音声放送受信装置。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2の高周波増幅回路の
    前段に、上記電圧変換手段の出力で上記第1および第2
    の高周波増幅回路へ入力される入力信号の利得を調整す
    る第1および第2の高周波可変減衰手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のデジタル音声放送受信装置。
  5. 【請求項5】 上記電圧変換手段の出力を上記第1の高
    周波可変減衰手段に選択的に供給するスイッチ手段を設
    けたことを特徴とする請求項4記載のデジタル音声放送
    受信装置。
JP11042528A 1999-02-22 1999-02-22 デジタル音声放送受信装置 Pending JP2000244348A (ja)

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WO2004051877A1 (ja) * 2002-12-04 2004-06-17 Renesas Technology Corp. ディジタル放送受信装置
KR100837115B1 (ko) 2007-02-28 2008-06-11 지씨티 세미컨덕터 인코포레이티드 이중 무선 주파수 수신 회로 및 그 제어 방법

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