JP2000244266A - 低ノイズ増幅回路 - Google Patents
低ノイズ増幅回路Info
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- H03G1/0017—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
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- H03F2203/72—Indexing scheme relating to gated amplifiers, i.e. amplifiers which are rendered operative or inoperative by means of a control signal
- H03F2203/7221—Indexing scheme relating to gated amplifiers, i.e. amplifiers which are rendered operative or inoperative by means of a control signal the gated amplifier being switched on or off by a switch at the output of the amplifier
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低ゲイン又は減衰モードにおいて高周波応答
にピークが現れないようにする。 【解決手段】 低ノイズ増幅回路は複数のゲインパスを
備えており、高ゲイン(およそ15dB)と低ゲイン又
は減衰(およそ−5dB)の2つのゲインモードで動作
可能である。低ゲイン又は減衰パスにおいては、ダイオ
ード接続されたトランジスタと、このトランジスタに直
列的に接続されたフィルターとして動作するキャパシタ
とを追加することにより、周波数応答が改善される。こ
れは、高周波応答のピークにおけるポール(特性点)
(p=−1/RLCT)を効果的に抑える。
にピークが現れないようにする。 【解決手段】 低ノイズ増幅回路は複数のゲインパスを
備えており、高ゲイン(およそ15dB)と低ゲイン又
は減衰(およそ−5dB)の2つのゲインモードで動作
可能である。低ゲイン又は減衰パスにおいては、ダイオ
ード接続されたトランジスタと、このトランジスタに直
列的に接続されたフィルターとして動作するキャパシタ
とを追加することにより、周波数応答が改善される。こ
れは、高周波応答のピークにおけるポール(特性点)
(p=−1/RLCT)を効果的に抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高ゲイン(およそ
15dB)と低ゲイン(又は減衰モード)(およそ−5
dB)の2つのゲインモードで動作可能な低ノイズ増幅
器(LNA:lownoise amplifier)に関する。低ノイズ
増幅器LNAは、ゲイン切替信号が1の論理レベルにセ
ットされたときに高ゲインモードで動作し、ゲイン切替
信号がもう1つの論理レベルにセットされたときに低ゲ
インモード又は減衰モードで動作する。
15dB)と低ゲイン(又は減衰モード)(およそ−5
dB)の2つのゲインモードで動作可能な低ノイズ増幅
器(LNA:lownoise amplifier)に関する。低ノイズ
増幅器LNAは、ゲイン切替信号が1の論理レベルにセ
ットされたときに高ゲインモードで動作し、ゲイン切替
信号がもう1つの論理レベルにセットされたときに低ゲ
インモード又は減衰モードで動作する。
【0002】
【従来の技術】高周波回路は、通信や放送及び無線周波
数研究測定の分野で広く用いられている。高速の切替回
路は、コンピュータや他のデジタルアプリケーションで
用いられる高速デジタル機器に使用されている。
数研究測定の分野で広く用いられている。高速の切替回
路は、コンピュータや他のデジタルアプリケーションで
用いられる高速デジタル機器に使用されている。
【0003】高周波及び高速の回路は、一般的にリニア
の拡張性を有し、相互電極キャパシタンス、配線インダ
クタンス、蓄積電荷、及び、短い波長の影響が、回路動
作を支配する分野におけるデジタル回路である。その結
果、このような回路は、低周波におけるそれらの使用か
らずれ始めてしまう。
の拡張性を有し、相互電極キャパシタンス、配線インダ
クタンス、蓄積電荷、及び、短い波長の影響が、回路動
作を支配する分野におけるデジタル回路である。その結
果、このような回路は、低周波におけるそれらの使用か
らずれ始めてしまう。
【0004】低ノイズ増幅器は、この分野で知られてい
る。しかし今日においても、このように低ゲイン又は減
衰モード(およそ−5dB)で動作する増幅器は、高周
波において実際のアプリケーションで受け入れ難いピー
クであるピークゲイン特性を有している。
る。しかし今日においても、このように低ゲイン又は減
衰モード(およそ−5dB)で動作する増幅器は、高周
波において実際のアプリケーションで受け入れ難いピー
クであるピークゲイン特性を有している。
【0005】増幅回路の出力に切替回路を接続すること
も知られている。これにより、増幅回路の出力信号をオ
ン/オフに切り替える追加機能が提供される。
も知られている。これにより、増幅回路の出力信号をオ
ン/オフに切り替える追加機能が提供される。
【0006】そのような増幅器は、従来の増幅回路に従
来の切替回路を接続することにより構成することができ
る。従来の切替回路としては、例えば、特開昭54−1
48358号公報に開示されているようなダイオードブ
リッジを用いたものがある。
来の切替回路を接続することにより構成することができ
る。従来の切替回路としては、例えば、特開昭54−1
48358号公報に開示されているようなダイオードブ
リッジを用いたものがある。
【0007】高ゲインと低ゲイン(又は減衰)との間の
パスを選択的に切り替える別の動作手法も、この分野で
知られている。例えば、そのような1つのアプローチ
は、米国特許第5、530、404号公報に記述されて
いるように、カスケード接続された増幅ステージを使用
する。異なるパワーの出力レベルを得るために、カスケ
ード接続された1又は複数のステージは、ダイオードス
イッチを使用するように、不使用状態に切り替えられ
る。
パスを選択的に切り替える別の動作手法も、この分野で
知られている。例えば、そのような1つのアプローチ
は、米国特許第5、530、404号公報に記述されて
いるように、カスケード接続された増幅ステージを使用
する。異なるパワーの出力レベルを得るために、カスケ
ード接続された1又は複数のステージは、ダイオードス
イッチを使用するように、不使用状態に切り替えられ
る。
【0008】さらに別のアプローチは、全体的な出力信
号レベルを変化させるために、増幅器の出力に選択的に
設けられた複数のインピーダンスネットワークの間を選
択する。この一例として、米国特許第5、202、55
3号公報がある。これは、スイッチを介して互いに結合
された2つの別々の増幅器によって特徴づけられるトラ
ンスインピーダンス増幅器を開示する。そこでは、1つ
の増幅器は高ゲインモードで動作し、もう1つの増幅器
は低ゲイン又は減衰モードで動作する。それぞれの増幅
器は、検知された増幅される電流レベルに基づいて選択
的に切り替えられる。
号レベルを変化させるために、増幅器の出力に選択的に
設けられた複数のインピーダンスネットワークの間を選
択する。この一例として、米国特許第5、202、55
3号公報がある。これは、スイッチを介して互いに結合
された2つの別々の増幅器によって特徴づけられるトラ
ンスインピーダンス増幅器を開示する。そこでは、1つ
の増幅器は高ゲインモードで動作し、もう1つの増幅器
は低ゲイン又は減衰モードで動作する。それぞれの増幅
器は、検知された増幅される電流レベルに基づいて選択
的に切り替えられる。
【0009】さらに別の例は、米国特許第4、227、
256号公報に見られる。これは、感度を維持したとき
の飽和の問題を解決するため、段階的な切替回路を組み
込んだ別々の高ゲイン増幅器と低ゲイン又は減衰増幅器
とを使用することを開示する。米国特許第5、541、
553号公報は、その出力信号をオン/オフに切り替え
る機能を実現する増幅器を開示する。これは、第1トラ
ンジスタと第2トランジスタから構成される反転させた
ダーリントン回路を有しており、切替回路は第2トラン
ジスタのベースとエミッタを横切って接続され、比較的
小さい電流がこれを通って流れる。また、切替回路は第
1トランジスタのエミッタと第2トランジスタのコレク
タの間に接続される。
256号公報に見られる。これは、感度を維持したとき
の飽和の問題を解決するため、段階的な切替回路を組み
込んだ別々の高ゲイン増幅器と低ゲイン又は減衰増幅器
とを使用することを開示する。米国特許第5、541、
553号公報は、その出力信号をオン/オフに切り替え
る機能を実現する増幅器を開示する。これは、第1トラ
ンジスタと第2トランジスタから構成される反転させた
ダーリントン回路を有しており、切替回路は第2トラン
ジスタのベースとエミッタを横切って接続され、比較的
小さい電流がこれを通って流れる。また、切替回路は第
1トランジスタのエミッタと第2トランジスタのコレク
タの間に接続される。
【0010】一般的に、これらの増幅器には、高ゲイン
パスと低ゲイン又は減衰パスとのスイッチを有すること
によるピークゲインに「ひねり」が現れる。さらに、こ
の「ひねり」は後段のステージや低ノイズ増幅器の出力
で現れるが、主として自動ゲインコントロール部で現れ
る。
パスと低ゲイン又は減衰パスとのスイッチを有すること
によるピークゲインに「ひねり」が現れる。さらに、こ
の「ひねり」は後段のステージや低ノイズ増幅器の出力
で現れるが、主として自動ゲインコントロール部で現れ
る。
【0011】図1は従来の低ノイズ増幅器10の概略的
回路図である。この図1の回路10は、2つの別々のゲ
インパスAとゲインパスBを有しており、これらはとも
に入力源12とトランジスタスイッチ14に結合され、
ゲインパスA又はゲインパスBを選択して使用する。ゲ
インパスAを通る電流は、トランジスタ18を流れる。
このトランジスタ18はトランジスタ24のM倍のサイ
ズを有する。ゲインパスBの電流はこのトランジスタ2
4を通って流れる。Mは一般的に10から20の間であ
る。
回路図である。この図1の回路10は、2つの別々のゲ
インパスAとゲインパスBを有しており、これらはとも
に入力源12とトランジスタスイッチ14に結合され、
ゲインパスA又はゲインパスBを選択して使用する。ゲ
インパスAを通る電流は、トランジスタ18を流れる。
このトランジスタ18はトランジスタ24のM倍のサイ
ズを有する。ゲインパスBの電流はこのトランジスタ2
4を通って流れる。Mは一般的に10から20の間であ
る。
【0012】このような増幅器は、エミッタ共通型増幅
器と呼ばれ、電圧増幅結果AVは以下の関係で示され
る。
器と呼ばれ、電圧増幅結果AVは以下の関係で示され
る。
【0013】Av=−gm(r0‖Rc) ここで、gm=qIc/kTであり、r0はトランジスタ
28とトランジスタ22の結合インピーダンスであり、
Rcは抵抗16であり、qは電荷(又は1.6×10-19
クーロン)であり、Icはトランジスタ18又はトラン
ジスタ24を流れる電流である(トランジスタ18を通
った方が多くの電流が流れる。なぜなら、トランジスタ
18、24は同等の電位にバイアスされており、トラン
ジスタ18のサイズはトランジスタ24のサイズよりM
倍大きい)。kはボルツマン定数であり、Tはケルビン
温度である。
28とトランジスタ22の結合インピーダンスであり、
Rcは抵抗16であり、qは電荷(又は1.6×10-19
クーロン)であり、Icはトランジスタ18又はトラン
ジスタ24を流れる電流である(トランジスタ18を通
った方が多くの電流が流れる。なぜなら、トランジスタ
18、24は同等の電位にバイアスされており、トラン
ジスタ18のサイズはトランジスタ24のサイズよりM
倍大きい)。kはボルツマン定数であり、Tはケルビン
温度である。
【0014】動作中においては、トランジスタスイッチ
14に論理的ローレベルが入力されたとき、増幅器10
は高ゲインモードで動作するようセットされる(高ゲイ
ンモードにおいては、電流はパスAを通って流れ、ま
た、パスBも通って流れる)。一方、トランジスタスイ
ッチ14に論理的ハイレベルが入力されたとき、増幅器
10は低ゲイン又は減衰モードで動作するようセットさ
れる(低ゲイン又は減衰モードにおいては、電流はパス
Bだけを通って流れる)。
14に論理的ローレベルが入力されたとき、増幅器10
は高ゲインモードで動作するようセットされる(高ゲイ
ンモードにおいては、電流はパスAを通って流れ、ま
た、パスBも通って流れる)。一方、トランジスタスイ
ッチ14に論理的ハイレベルが入力されたとき、増幅器
10は低ゲイン又は減衰モードで動作するようセットさ
れる(低ゲイン又は減衰モードにおいては、電流はパス
Bだけを通って流れる)。
【0015】電流パスAをたどると、抵抗16はゲイン
ブースタとして動作し、高ゲインと大きなコレクタ抵抗
との間の関係により特徴づけられる。
ブースタとして動作し、高ゲインと大きなコレクタ抵抗
との間の関係により特徴づけられる。
【0016】電流パスBを通って流れる電流は、出力2
0からトランジスタ22を通り、トランジスタ24を通
って流れる。高ゲインモードで動作している場合、電流
パスBを通って流れる電流は、ほとんど無視することが
できる。なぜなら、トランジスタ18はトランジスタ2
4のM倍のサイズであり、かつ、トランジスタ18、2
4の双方のベースは同等電位にバイアスされているから
である。このため、トランジスタ18を通って電流パス
Aを流れる電流は、トランジスタ24を通って電流パス
Bを流れる電流のM倍の大きさである。
0からトランジスタ22を通り、トランジスタ24を通
って流れる。高ゲインモードで動作している場合、電流
パスBを通って流れる電流は、ほとんど無視することが
できる。なぜなら、トランジスタ18はトランジスタ2
4のM倍のサイズであり、かつ、トランジスタ18、2
4の双方のベースは同等電位にバイアスされているから
である。このため、トランジスタ18を通って電流パス
Aを流れる電流は、トランジスタ24を通って電流パス
Bを流れる電流のM倍の大きさである。
【0017】ゲインスイッチ14に論理的なハイレベル
が入力されたとき、高ゲインパスAは無視することがで
きる。なぜなら、トランジスタ18を流れる電流は、ト
ランジスタ28を通らないように迂回してトランジスタ
14を通り、抵抗16とトランジスタ28の接続点にお
ける電圧増幅は生じない。それゆえ、回路10は低ゲイ
ン又は減衰パスBから実質的に構成される。
が入力されたとき、高ゲインパスAは無視することがで
きる。なぜなら、トランジスタ18を流れる電流は、ト
ランジスタ28を通らないように迂回してトランジスタ
14を通り、抵抗16とトランジスタ28の接続点にお
ける電圧増幅は生じない。それゆえ、回路10は低ゲイ
ン又は減衰パスBから実質的に構成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】いずれの場合でも、回
路10はエミッタ共通型増幅器の特性を有する。低ゲイ
ン又は減衰パスBをたどると、抵抗16はゲインブース
タとして動作し、高ゲインと大きなコレクタ抵抗との間
の関係により特徴づけられ、トランジスタ18を通って
流れる電流の方がトランジスタ24を通って流れる電流
よりも多い。
路10はエミッタ共通型増幅器の特性を有する。低ゲイ
ン又は減衰パスBをたどると、抵抗16はゲインブース
タとして動作し、高ゲインと大きなコレクタ抵抗との間
の関係により特徴づけられ、トランジスタ18を通って
流れる電流の方がトランジスタ24を通って流れる電流
よりも多い。
【0019】図2は、図1に示す回路10が低ゲイン又
は減衰モードで動作したときのゲインと周波数の関係を
示す図である。図2に示されているように、ポイントP
における望まない高周波ピークが高周波で現れる。この
ピークは実際のアプリケーションで受け入れることがで
きない。
は減衰モードで動作したときのゲインと周波数の関係を
示す図である。図2に示されているように、ポイントP
における望まない高周波ピークが高周波で現れる。この
ピークは実際のアプリケーションで受け入れることがで
きない。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る低ノイズ増幅回路は、信号入力部と、
信号出力部と、ゲインコントロール入力部と、並列的に
設けられた複数のゲインパスであって、前記信号入力部
と前記信号出力部と前記ゲインコントロール入力部にそ
れぞれが接続されたゲインパスと、前記複数のゲインパ
スの1つを選択し、前記信号入力部を前記信号出力部へ
接続するための選択手段と、前記信号入力部と前記信号
出力部の間に設けられ、前記信号入力部に入力された入
力信号を増幅するための増幅手段と、前記複数のゲイン
パスの少なくとも1つを通る前記入力信号をフィルタリ
ングするためのフィルタリング手段と、を備えることを
特徴とする。
め、本発明に係る低ノイズ増幅回路は、信号入力部と、
信号出力部と、ゲインコントロール入力部と、並列的に
設けられた複数のゲインパスであって、前記信号入力部
と前記信号出力部と前記ゲインコントロール入力部にそ
れぞれが接続されたゲインパスと、前記複数のゲインパ
スの1つを選択し、前記信号入力部を前記信号出力部へ
接続するための選択手段と、前記信号入力部と前記信号
出力部の間に設けられ、前記信号入力部に入力された入
力信号を増幅するための増幅手段と、前記複数のゲイン
パスの少なくとも1つを通る前記入力信号をフィルタリ
ングするためのフィルタリング手段と、を備えることを
特徴とする。
【0021】ここで、信号入力部は例えば各実施形態に
おける信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部は
例えば各実施形態における出力20の出力部に相当し、
ゲインコントロール入力部は例えば各実施形態における
ゲイン切替信号60の入力部に相当し、複数のゲインパ
スは例えば各実施形態におけるゲインパスA、B、C、
Dに相当し、選択手段は例えば各実施形態におけるトラ
ンジスタ14、32に相当し、増幅手段は例えば各実施
形態における18、24に相当し、フィルタリング手段
は例えば各実施形態におけるダイオード接続されたトラ
ンジスタ30とキャパシタ34に相当する。
おける信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部は
例えば各実施形態における出力20の出力部に相当し、
ゲインコントロール入力部は例えば各実施形態における
ゲイン切替信号60の入力部に相当し、複数のゲインパ
スは例えば各実施形態におけるゲインパスA、B、C、
Dに相当し、選択手段は例えば各実施形態におけるトラ
ンジスタ14、32に相当し、増幅手段は例えば各実施
形態における18、24に相当し、フィルタリング手段
は例えば各実施形態におけるダイオード接続されたトラ
ンジスタ30とキャパシタ34に相当する。
【0022】この場合、前記複数のゲインパスは、第1
ゲインパスと第2ゲインパスを備えるようにしてもよ
い。また、前記増幅手段は、npn型のバイポーラトラ
ンジスタを備えるようにしてもよい。さらに、前記選択
手段は、npn型のバイポーラトランジスタを備えるよ
うにしてもよい。
ゲインパスと第2ゲインパスを備えるようにしてもよ
い。また、前記増幅手段は、npn型のバイポーラトラ
ンジスタを備えるようにしてもよい。さらに、前記選択
手段は、npn型のバイポーラトランジスタを備えるよ
うにしてもよい。
【0023】一方、前記フィルタリング手段は、ダイオ
ード接続されたトランジスタと、前記ダイオード接続さ
れたトランジスタに直列的に接続されたキャパシタと
を、備えるようにしてもよい。
ード接続されたトランジスタと、前記ダイオード接続さ
れたトランジスタに直列的に接続されたキャパシタと
を、備えるようにしてもよい。
【0024】また、前記ダイオード接続されたトランジ
スタは、npn型のバイポーラトランジスタにしてもよ
い。
スタは、npn型のバイポーラトランジスタにしてもよ
い。
【0025】また、本発明に係る低ノイズ増幅回路は、
信号入力部と、信号出力部と、ゲインコントロール入力
部と、前記信号入力部と前記信号出力部と前記ゲインコ
ントロール入力部とに接続された第1ゲインパスであっ
て、カスケード接続された増幅トランジスタを有する第
1ゲインパスと、前記信号入力部と前記信号出力部と前
記ゲインコントロール入力部とに接続された第2ゲイン
パスであって、カスケード接続された増幅トランジスタ
を有する第2ゲインパスと、を備えるとともに、前記第
1ゲインパスのカスケード接続された増幅トランジスタ
は、前記第2ゲインパスのカスケード接続された増幅ト
ランジスタよりも、大きいサイズであり、前記第1ゲイ
ンパスと前記第2ゲインパスとは並列的に接続されてい
る、低ノイズ増幅回路であって、第1端子と第2端子を
有するダイオード接続されたトランジスタであって、前
記第1端子は前記第2ゲインパスの間における所定のノ
ードに接続され、前記第2端子は前記信号出力部に接続
された、トランジスタと、第1端子と第2端子を有する
キャパシタであって、前記第1端子は前記所定のノード
に接続され、前記第2端子は前記信号入力部に接続され
た、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
信号入力部と、信号出力部と、ゲインコントロール入力
部と、前記信号入力部と前記信号出力部と前記ゲインコ
ントロール入力部とに接続された第1ゲインパスであっ
て、カスケード接続された増幅トランジスタを有する第
1ゲインパスと、前記信号入力部と前記信号出力部と前
記ゲインコントロール入力部とに接続された第2ゲイン
パスであって、カスケード接続された増幅トランジスタ
を有する第2ゲインパスと、を備えるとともに、前記第
1ゲインパスのカスケード接続された増幅トランジスタ
は、前記第2ゲインパスのカスケード接続された増幅ト
ランジスタよりも、大きいサイズであり、前記第1ゲイ
ンパスと前記第2ゲインパスとは並列的に接続されてい
る、低ノイズ増幅回路であって、第1端子と第2端子を
有するダイオード接続されたトランジスタであって、前
記第1端子は前記第2ゲインパスの間における所定のノ
ードに接続され、前記第2端子は前記信号出力部に接続
された、トランジスタと、第1端子と第2端子を有する
キャパシタであって、前記第1端子は前記所定のノード
に接続され、前記第2端子は前記信号入力部に接続され
た、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
【0026】ここで、信号入力部は例えば第2実施形態
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第2実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1ゲインパスのカスケード接
続された増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ18に相当し、第2ゲインパスのカスケ
ード接続された増幅トランジスタは例えば第2実施形態
におけつトランジスタ24に相当し、ダイオード接続さ
れたトランジスタは例えば第2実施形態におけるトラン
ジスタ30に相当し、所定のノードは例えば第2実施形
態におけるノードNに相当し、キャパシタは例えば第2
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第2実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1ゲインパスのカスケード接
続された増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ18に相当し、第2ゲインパスのカスケ
ード接続された増幅トランジスタは例えば第2実施形態
におけつトランジスタ24に相当し、ダイオード接続さ
れたトランジスタは例えば第2実施形態におけるトラン
ジスタ30に相当し、所定のノードは例えば第2実施形
態におけるノードNに相当し、キャパシタは例えば第2
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
【0027】また、本発明に係る低ノイズ増幅回路は、
信号入力部と、信号出力部と、ゲインコントロール入力
部と、前記信号入力部を前記信号出力部と前記ゲインコ
ントロール入力部に接続する複数のゲインパスとを有す
る低ノイズ増幅回路であって、第1端子と第2端子を有
するダイオード接続されたトランジスタであって、前記
第1端子は前記複数のゲインパスの1つの間の所定のノ
ードに接続され、前記第2端子は前記信号出力部に接続
された、トランジスタと、第1端子と第2端子を有する
キャパシタであって、前記第1端子は前記所定のノード
に接続され、前記第2端子は前記信号入力部に接続され
た、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
信号入力部と、信号出力部と、ゲインコントロール入力
部と、前記信号入力部を前記信号出力部と前記ゲインコ
ントロール入力部に接続する複数のゲインパスとを有す
る低ノイズ増幅回路であって、第1端子と第2端子を有
するダイオード接続されたトランジスタであって、前記
第1端子は前記複数のゲインパスの1つの間の所定のノ
ードに接続され、前記第2端子は前記信号出力部に接続
された、トランジスタと、第1端子と第2端子を有する
キャパシタであって、前記第1端子は前記所定のノード
に接続され、前記第2端子は前記信号入力部に接続され
た、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
【0028】ここで、信号入力部は例えば第2実施形態
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、複数のゲ
インパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAと
ゲインパスBDに相当し、ダイオード接続されたトラン
ジスタは例えば第2実施形態におけるトランジスタ30
に相当し、所定のノードは例えば第2実施形態における
ノードNに相当し、キャパシタは例えば第2実施形態に
おけるキャパシタ34に相当する。
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、複数のゲ
インパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAと
ゲインパスBDに相当し、ダイオード接続されたトラン
ジスタは例えば第2実施形態におけるトランジスタ30
に相当し、所定のノードは例えば第2実施形態における
ノードNに相当し、キャパシタは例えば第2実施形態に
おけるキャパシタ34に相当する。
【0029】また、本発明に係る低ノイズ増幅回路は、
信号入力部と、信号出力部と、第1電圧入力部と、第2
電圧入力部と、ゲインコントロール入力部と、前記信号
出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第1ゲ
インパスであって、第1バイアストランジスタと、前記
第1バイアストランジスタに直列的に接続された第1増
幅トランジスタとを有する、第1ゲインパスと、前記信
号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第2
ゲインパスであって、第2バイアストランジスタと、前
記第2バイアストランジスタに直列的に接続されるとと
もに前記第1増幅トランジスタよりもトランジスタサイ
ズの小さい第2増幅トランジスタとを有する、第2ゲイ
ンパスと、前記第1電圧入力部に接続された入力端子
と、前記ゲインコントロール入力部に接続された制御端
子と、前記第1バイアストランジスタと前記第1増幅ト
ランジスタとの間に接続された出力端子とを有する、第
1スイッチングトランジスタと、入力端子と制御端子が
前記信号出力部に共通接続されたダイオード接続トラン
ジスタと、前記ダイオード接続トランジスタの出力端子
に接続された入力端子と、前記ゲインコントロール入力
部に接続された制御端子と、前記第2バイアストランジ
スタと前記第2増幅トランジスタの間に接続された出力
端子を有する、第2スイッチングトランジスタと、前記
ダイオード接続トランジスタの前記出力端子に接続され
た入力端子と、前記第2電圧入力部に接続された出力端
子とを有する、キャパシタと、を備えることを特徴とす
る。
信号入力部と、信号出力部と、第1電圧入力部と、第2
電圧入力部と、ゲインコントロール入力部と、前記信号
出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第1ゲ
インパスであって、第1バイアストランジスタと、前記
第1バイアストランジスタに直列的に接続された第1増
幅トランジスタとを有する、第1ゲインパスと、前記信
号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第2
ゲインパスであって、第2バイアストランジスタと、前
記第2バイアストランジスタに直列的に接続されるとと
もに前記第1増幅トランジスタよりもトランジスタサイ
ズの小さい第2増幅トランジスタとを有する、第2ゲイ
ンパスと、前記第1電圧入力部に接続された入力端子
と、前記ゲインコントロール入力部に接続された制御端
子と、前記第1バイアストランジスタと前記第1増幅ト
ランジスタとの間に接続された出力端子とを有する、第
1スイッチングトランジスタと、入力端子と制御端子が
前記信号出力部に共通接続されたダイオード接続トラン
ジスタと、前記ダイオード接続トランジスタの出力端子
に接続された入力端子と、前記ゲインコントロール入力
部に接続された制御端子と、前記第2バイアストランジ
スタと前記第2増幅トランジスタの間に接続された出力
端子を有する、第2スイッチングトランジスタと、前記
ダイオード接続トランジスタの前記出力端子に接続され
た入力端子と、前記第2電圧入力部に接続された出力端
子とを有する、キャパシタと、を備えることを特徴とす
る。
【0030】ここで、信号入力部は例えば第1実施形態
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第1実施形態における出力20の出力部に相当
し、第1電圧入力部は例えば第1実施形態における外部
電圧源40の入力部に相当し、第2電圧入力部は例えば
第1実施形態におけるグランドGNDの入力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第1実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第1実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第1実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1バイアストランジスタは例
えば第1実施形態におけるトランジスタ28に相当し、
第1増幅トランジスタは例えば第1実施形態におけるト
ランジスタ18に相当し、第2バイアストランジスタは
例えば第1実施形態におけるトランジスタ22に相当
し、第2増幅トランジスタは例えば第1実施形態におけ
るトランジスタ24に相当し、第1スイッチングトラン
ジスタは例えば第1実施形態におけるトランジスタ14
に相当し、ダイオード接続されたトランジスタは例えば
第1実施形態におけるトランジスタ30に相当し、第2
スイッチングトランジスタは例えば第1実施形態におけ
るトランジスタ32に相当し、キャパシタは例えば第1
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第1実施形態における出力20の出力部に相当
し、第1電圧入力部は例えば第1実施形態における外部
電圧源40の入力部に相当し、第2電圧入力部は例えば
第1実施形態におけるグランドGNDの入力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第1実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第1実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第1実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1バイアストランジスタは例
えば第1実施形態におけるトランジスタ28に相当し、
第1増幅トランジスタは例えば第1実施形態におけるト
ランジスタ18に相当し、第2バイアストランジスタは
例えば第1実施形態におけるトランジスタ22に相当
し、第2増幅トランジスタは例えば第1実施形態におけ
るトランジスタ24に相当し、第1スイッチングトラン
ジスタは例えば第1実施形態におけるトランジスタ14
に相当し、ダイオード接続されたトランジスタは例えば
第1実施形態におけるトランジスタ30に相当し、第2
スイッチングトランジスタは例えば第1実施形態におけ
るトランジスタ32に相当し、キャパシタは例えば第1
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
【0031】本発明に係る低ノイズ増幅回路は、信号入
力部と、信号出力部と、第1電圧入力部と、第2電圧入
力部と、ゲインコントロール入力部と、前記信号出力部
と前記第2電圧入力部との間に設けられた第1ゲインパ
スであって、第1バイアストランジスタと、前記第1バ
イアストランジスタに直列的に接続された第1増幅トラ
ンジスタとを有する、第1ゲインパスと、前記信号出力
部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第2ゲイン
パスであって、第2バイアストランジスタと、前記第2
バイアストランジスタに直列的に接続されるとともに前
記第1増幅トランジスタよりもトランジスタサイズの小
さい第2増幅トランジスタとを有する、第2ゲインパス
と、前記第1電圧入力部に接続された入力端子と、前記
ゲインコントロール入力部に接続された制御端子と、前
記第1バイアストランジスタと前記第1増幅トランジス
タとの間に接続された出力端子とを有する、第1スイッ
チングトランジスタと、入力端子と制御端子が前記信号
出力部に共通接続されたダイオード接続トランジスタ
と、前記ダイオード接続トランジスタの出力端子に接続
された入力端子と、前記ゲインコントロール入力部に接
続された制御端子と、前記第2バイアストランジスタと
前記第2増幅トランジスタの間に接続された出力端子を
有する、第2スイッチングトランジスタと、前記ダイオ
ード接続トランジスタの前記出力端子に接続された入力
端子と、前記信号入力部に接続された出力端子とを有す
る、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
力部と、信号出力部と、第1電圧入力部と、第2電圧入
力部と、ゲインコントロール入力部と、前記信号出力部
と前記第2電圧入力部との間に設けられた第1ゲインパ
スであって、第1バイアストランジスタと、前記第1バ
イアストランジスタに直列的に接続された第1増幅トラ
ンジスタとを有する、第1ゲインパスと、前記信号出力
部と前記第2電圧入力部との間に設けられた第2ゲイン
パスであって、第2バイアストランジスタと、前記第2
バイアストランジスタに直列的に接続されるとともに前
記第1増幅トランジスタよりもトランジスタサイズの小
さい第2増幅トランジスタとを有する、第2ゲインパス
と、前記第1電圧入力部に接続された入力端子と、前記
ゲインコントロール入力部に接続された制御端子と、前
記第1バイアストランジスタと前記第1増幅トランジス
タとの間に接続された出力端子とを有する、第1スイッ
チングトランジスタと、入力端子と制御端子が前記信号
出力部に共通接続されたダイオード接続トランジスタ
と、前記ダイオード接続トランジスタの出力端子に接続
された入力端子と、前記ゲインコントロール入力部に接
続された制御端子と、前記第2バイアストランジスタと
前記第2増幅トランジスタの間に接続された出力端子を
有する、第2スイッチングトランジスタと、前記ダイオ
ード接続トランジスタの前記出力端子に接続された入力
端子と、前記信号入力部に接続された出力端子とを有す
る、キャパシタと、を備えることを特徴とする。
【0032】ここで、信号入力部は例えば第2実施形態
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、第1電圧入力部は例えば第2実施形態における外部
電圧源40の入力部に相当し、第2電圧入力部は例えば
第2実施形態におけるグランドGNDの入力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第2実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1バイアストランジスタは例
えば第2実施形態におけるトランジスタ28に相当し、
第1増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけるト
ランジスタ18に相当し、第2バイアストランジスタは
例えば第2実施形態におけるトランジスタ22に相当
し、第2増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ24に相当し、第1スイッチングトラン
ジスタは例えば第2実施形態におけるトランジスタ14
に相当し、ダイオード接続されたトランジスタは例えば
第2実施形態におけるトランジスタ30に相当し、第2
スイッチングトランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ32に相当し、キャパシタは例えば第2
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
における信号入力源12の入力部に相当し、信号出力部
は例えば第2実施形態における出力20の出力部に相当
し、第1電圧入力部は例えば第2実施形態における外部
電圧源40の入力部に相当し、第2電圧入力部は例えば
第2実施形態におけるグランドGNDの入力部に相当
し、ゲインコントロール入力部は例えば第2実施形態に
おけるゲイン切替信号60の入力部に相当し、第1ゲイ
ンパスは例えば第2実施形態におけるゲインパスAに相
当し、第2ゲインパスは例えば第2実施形態におけるゲ
インパスBDに相当し、第1バイアストランジスタは例
えば第2実施形態におけるトランジスタ28に相当し、
第1増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけるト
ランジスタ18に相当し、第2バイアストランジスタは
例えば第2実施形態におけるトランジスタ22に相当
し、第2増幅トランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ24に相当し、第1スイッチングトラン
ジスタは例えば第2実施形態におけるトランジスタ14
に相当し、ダイオード接続されたトランジスタは例えば
第2実施形態におけるトランジスタ30に相当し、第2
スイッチングトランジスタは例えば第2実施形態におけ
るトランジスタ32に相当し、キャパシタは例えば第2
実施形態におけるキャパシタ34に相当する。
【0033】
【発明の実施の形態】図3は、本発明に係る改良型増幅
器110の1つの実施形態を示している。この改良型増
幅器110は回路10に近似した多くの部分を有してい
る。このため、同様の符号は同等部分を示すものとして
使用する。
器110の1つの実施形態を示している。この改良型増
幅器110は回路10に近似した多くの部分を有してい
る。このため、同様の符号は同等部分を示すものとして
使用する。
【0034】回路10と同様に、改良型増幅器110は
複数のゲインパスA、BD、CDを備えている。これら
すべてのゲインパスA、BD、CDは、入力源12とト
ランジスタスイッチ14とに結合されている。トランジ
スタスイッチ14はゲインパスA、BD又はゲインパス
CDのいずれかを選択するために用いられる。
複数のゲインパスA、BD、CDを備えている。これら
すべてのゲインパスA、BD、CDは、入力源12とト
ランジスタスイッチ14とに結合されている。トランジ
スタスイッチ14はゲインパスA、BD又はゲインパス
CDのいずれかを選択するために用いられる。
【0035】動作中においては、トランジスタスイッチ
14に論理的ローレベルが入力された場合、増幅器11
0は高ゲインモードで動作するようにセットされる(こ
の高ゲインモードにおいては、電流はパスAとパスBD
を通って流れる)。一方、トランジスタスイッチ14に
論理的ハイレベルが入力された場合、増幅器110は低
ゲイン又は減衰モードで動作するようにセットされる
(この低ゲイン又は減衰モードにおいては、電流はパス
CDだけを通って流れる)。
14に論理的ローレベルが入力された場合、増幅器11
0は高ゲインモードで動作するようにセットされる(こ
の高ゲインモードにおいては、電流はパスAとパスBD
を通って流れる)。一方、トランジスタスイッチ14に
論理的ハイレベルが入力された場合、増幅器110は低
ゲイン又は減衰モードで動作するようにセットされる
(この低ゲイン又は減衰モードにおいては、電流はパス
CDだけを通って流れる)。
【0036】増幅器110のゲインパスAはトランジス
タ28を備えている。このトランジスタ28は、抵抗1
6を介して外部電圧源40に接続されるコレクタを備え
ている。トランジスタ28のベースは、バイアス電圧源
VREF50に接続されている。トランジスタ18はト
ランジスタ28とカスケード関係で接続されている。す
なわち、トランジスタ18のコレクタはトランジスタ2
8のエミッタに直接的に接続されており、トランジスタ
18のエミッタはグランドに直接的に接続されている。
トランジスタ18のベースには入力源12から入力信号
が入力される。さらに、スイッチングトランジスタ14
はトランジスタ28と並列的に接続されている。このス
イッチングトランジスタ14のコレクタは、外部電圧源
40に直接的に接続されており、スイッチングトランジ
スタ14のエミッタは、トランジスタ28のエミッタに
直接的に接続されている。トランジスタ14のベースに
は、ゲイン切替信号60が入力される。
タ28を備えている。このトランジスタ28は、抵抗1
6を介して外部電圧源40に接続されるコレクタを備え
ている。トランジスタ28のベースは、バイアス電圧源
VREF50に接続されている。トランジスタ18はト
ランジスタ28とカスケード関係で接続されている。す
なわち、トランジスタ18のコレクタはトランジスタ2
8のエミッタに直接的に接続されており、トランジスタ
18のエミッタはグランドに直接的に接続されている。
トランジスタ18のベースには入力源12から入力信号
が入力される。さらに、スイッチングトランジスタ14
はトランジスタ28と並列的に接続されている。このス
イッチングトランジスタ14のコレクタは、外部電圧源
40に直接的に接続されており、スイッチングトランジ
スタ14のエミッタは、トランジスタ28のエミッタに
直接的に接続されている。トランジスタ14のベースに
は、ゲイン切替信号60が入力される。
【0037】第2ゲインパスBDは、トランジスタ22
を備えている。このトランジスタ22のコレクタは、抵
抗16を介して外部電圧源40に接続されている。トラ
ンジスタ22のベースは、バイアス電圧源VREF50
に接続されている。トランジスタ24はトランジスタ2
2とカスケード関係に接続されている。すなわち、トラ
ンジスタ24のコレクタは直接的にトランジスタ22の
エミッタに接続され、トランジスタ24のエミッタはグ
ランドに接続されている。トランジスタ24のベースは
入力信号の入力源12に接続されている。
を備えている。このトランジスタ22のコレクタは、抵
抗16を介して外部電圧源40に接続されている。トラ
ンジスタ22のベースは、バイアス電圧源VREF50
に接続されている。トランジスタ24はトランジスタ2
2とカスケード関係に接続されている。すなわち、トラ
ンジスタ24のコレクタは直接的にトランジスタ22の
エミッタに接続され、トランジスタ24のエミッタはグ
ランドに接続されている。トランジスタ24のベースは
入力信号の入力源12に接続されている。
【0038】第3ゲインパスCDはスイッチングトラン
ジスタ32を備えている。このスイッチングトランジス
タ32は、ノードNにおいてトランジスタ30に直列的
に接続されている。これらスイッチングトランジスタ3
2とトランジスタ30は、トランジスタ22と並列的に
接続されている。トランジスタ30は互いに接続された
ベース端子とコレクタ端子とを備えており、これらベー
ス端子とコレクタ端子とは抵抗16を介して外部電圧源
40に接続されている。トランジスタ30のエミッタは
トランジスタ32のコレクタに直接的に接続されてい
る。トランジスタ32のエミッタはトランジスタ22の
エミッタに接続されている。トランジスタ32のベース
はゲイン切替信号60の入力部に接続されている。最後
にキャパシタ34は、グランドに接続される一方の端子
と、ノードNに接続される他方の端子とを備えており、
トランジスタ30と直列的に接続される。
ジスタ32を備えている。このスイッチングトランジス
タ32は、ノードNにおいてトランジスタ30に直列的
に接続されている。これらスイッチングトランジスタ3
2とトランジスタ30は、トランジスタ22と並列的に
接続されている。トランジスタ30は互いに接続された
ベース端子とコレクタ端子とを備えており、これらベー
ス端子とコレクタ端子とは抵抗16を介して外部電圧源
40に接続されている。トランジスタ30のエミッタは
トランジスタ32のコレクタに直接的に接続されてい
る。トランジスタ32のエミッタはトランジスタ22の
エミッタに接続されている。トランジスタ32のベース
はゲイン切替信号60の入力部に接続されている。最後
にキャパシタ34は、グランドに接続される一方の端子
と、ノードNに接続される他方の端子とを備えており、
トランジスタ30と直列的に接続される。
【0039】効果においては、ダイオード接続されたト
ランジスタ30がダイオードスイッチとして動作し、低
ゲイン又は減衰パスを高ゲインパスから分離する。そし
て、2つのパスはトランジスタ24のコレクタで結合さ
れる。
ランジスタ30がダイオードスイッチとして動作し、低
ゲイン又は減衰パスを高ゲインパスから分離する。そし
て、2つのパスはトランジスタ24のコレクタで結合さ
れる。
【0040】動作中においては、ゲインスイッチ14に
論理的ローレベルが入力された場合、電流はゲインパス
AとゲインパスBDを流れる。高ゲインモードにおいて
は、抵抗16がゲインを上昇させ、高ゲインと大きなコ
レクタ抵抗との間の関係で特徴づけられる。しかしなが
ら、ゲインパスCDを流れる電流の寄与は、実質的に無
視することができる。なぜなら、トランジスタ32がス
イッチオンになっていないからである。さらに、キャパ
シタ34を通ってゲインパスCを流れる電流は、ほとん
どないか、若しくは、ない。なぜなら、キャパシタ34
は電流の流れをブロックするからである。
論理的ローレベルが入力された場合、電流はゲインパス
AとゲインパスBDを流れる。高ゲインモードにおいて
は、抵抗16がゲインを上昇させ、高ゲインと大きなコ
レクタ抵抗との間の関係で特徴づけられる。しかしなが
ら、ゲインパスCDを流れる電流の寄与は、実質的に無
視することができる。なぜなら、トランジスタ32がス
イッチオンになっていないからである。さらに、キャパ
シタ34を通ってゲインパスCを流れる電流は、ほとん
どないか、若しくは、ない。なぜなら、キャパシタ34
は電流の流れをブロックするからである。
【0041】スイッチングトランジスタ34に論理的ハ
イレベルが入力された場合、高ゲインパスAは無視する
ことができ、電流はゲインパスCDを流れる。このよう
な場合、ダイオード接続されたトランジスタ30とノー
ドNで直列的に接続されたキャパシタ34は、フィルタ
ーとして動作する。このフィルターは、高周波応答のピ
ークにおけるポール(特性点)(p=−1/RLCT:R
L及びCTについては後に定義する)を効果的に抑える。
イレベルが入力された場合、高ゲインパスAは無視する
ことができ、電流はゲインパスCDを流れる。このよう
な場合、ダイオード接続されたトランジスタ30とノー
ドNで直列的に接続されたキャパシタ34は、フィルタ
ーとして動作する。このフィルターは、高周波応答のピ
ークにおけるポール(特性点)(p=−1/RLCT:R
L及びCTについては後に定義する)を効果的に抑える。
【0042】図5は、図3に示す回路110が低ゲイン
又は減衰モードで動作した場合におけるゲインと周波数
応答の結果を示している。この図5に示すように、増幅
器のゲインは広い周波数範囲にわたってほとんど一定で
ある。この周波数範囲において、すべてのキャパシタン
ス(結合キャパシタンス、バイパスキャパシタンス、及
び、トランジスタ内部キャパシタンス)は実質的に無視
可能であり、また、ゲインの計算において無視すること
ができる。高周波側においては、ゲインは装置の内部キ
ャパシタンスの影響により低下する。
又は減衰モードで動作した場合におけるゲインと周波数
応答の結果を示している。この図5に示すように、増幅
器のゲインは広い周波数範囲にわたってほとんど一定で
ある。この周波数範囲において、すべてのキャパシタン
ス(結合キャパシタンス、バイパスキャパシタンス、及
び、トランジスタ内部キャパシタンス)は実質的に無視
可能であり、また、ゲインの計算において無視すること
ができる。高周波側においては、ゲインは装置の内部キ
ャパシタンスの影響により低下する。
【0043】一般に、高周波解析を行う場合、増幅器1
10は高周波ハイブリッドパイモデルで表現することが
できる。これは、(1)動作中の動作領域のコレクタ電
流によるコレクタ電圧のわずかな効果、(2)ベース電
流によるコレクタ電圧の影響、及び、(3)ベース端子
と仮想的な内部又は固有のベース端子との間のベース領
域におけるシリコン材の抵抗を、説明する。この後者の
端子は、エミッタ・ベース結合のベース側を表現してい
る。同様に、エミッタ・ベースのキャパシタンスとコレ
クタ・ベースのキャパシタンスを考える。エミッタ・ベ
ースのキャパシタンスは、拡散キャパシタンスと空乏拡
散キャパシタンスという2つの部分から構成される。拡
散キャパシタンスは直流バイアス電流に比例する。空乏
拡散キャパシタンスはベース・エミッタ間電圧VBEの値
に依存する。コレクタ・ベースのキャパシタンスは空乏
拡散キャパシタンスであり、その値はコレクタ・ベース
間電圧VCBに依存する。
10は高周波ハイブリッドパイモデルで表現することが
できる。これは、(1)動作中の動作領域のコレクタ電
流によるコレクタ電圧のわずかな効果、(2)ベース電
流によるコレクタ電圧の影響、及び、(3)ベース端子
と仮想的な内部又は固有のベース端子との間のベース領
域におけるシリコン材の抵抗を、説明する。この後者の
端子は、エミッタ・ベース結合のベース側を表現してい
る。同様に、エミッタ・ベースのキャパシタンスとコレ
クタ・ベースのキャパシタンスを考える。エミッタ・ベ
ースのキャパシタンスは、拡散キャパシタンスと空乏拡
散キャパシタンスという2つの部分から構成される。拡
散キャパシタンスは直流バイアス電流に比例する。空乏
拡散キャパシタンスはベース・エミッタ間電圧VBEの値
に依存する。コレクタ・ベースのキャパシタンスは空乏
拡散キャパシタンスであり、その値はコレクタ・ベース
間電圧VCBに依存する。
【0044】増幅器の周波数応答の測定法は、この技術
分野で知られている。図3に示す増幅器110の周波数
応答を測定すると、増幅器の全体のゲインは次の式で表
される。
分野で知られている。図3に示す増幅器110の周波数
応答を測定すると、増幅器の全体のゲインは次の式で表
される。
【数1】
【0045】ここで、CT=CO‖Cであり、Cはキャパ
シタ34であり、COはノードNにおけるキャパシタ出
力である。RL=RC‖rOであり、RCは抵抗16であ
り、r Oはトランジスタ28とトランジスタ22の結合
インピーダンスである。
シタ34であり、COはノードNにおけるキャパシタ出
力である。RL=RC‖rOであり、RCは抵抗16であ
り、r Oはトランジスタ28とトランジスタ22の結合
インピーダンスである。
【0046】分子のルートは伝達関数ゼロ又は伝達ゼロ
であり、一方、伝達関数のルートはポール伝達関数又は
回路網のナチュラルモードである。
であり、一方、伝達関数のルートはポール伝達関数又は
回路網のナチュラルモードである。
【0047】したがって、キャパシタ34はノードNで
ダイオード接続されたトランジスタ30に直列的に接続
されており、この結果、キャパシタ34はポールp=−
1/RLCTを伝達関数に組み入れる。これは、効果的に
高周波応答のピークを下げる。その結果、図5に示すよ
うに、高周波範囲におけるピークを図2に示したグラフ
と比較して大幅に低減する。これはもはや望まない高周
波の過程ではない。
ダイオード接続されたトランジスタ30に直列的に接続
されており、この結果、キャパシタ34はポールp=−
1/RLCTを伝達関数に組み入れる。これは、効果的に
高周波応答のピークを下げる。その結果、図5に示すよ
うに、高周波範囲におけるピークを図2に示したグラフ
と比較して大幅に低減する。これはもはや望まない高周
波の過程ではない。
【0048】図4に本発明の第2実施形態に係る改良型
増幅器210を示す。改良型増幅器210は図3に示し
た改良型増幅器110と近似している。したがって、同
様の符号は同等部分を示すものとして使用する。改良型
増幅器210は、キャパシタ34の一方の端子がノード
Nに接続され他方の端子がトランジスタ24のベースに
接続されている点を除いては、改良型増幅器110と同
等である。この改良型増幅器210のパフォーマンス
は、改良型増幅器110のパフォーマンスと実質的に同
等である。
増幅器210を示す。改良型増幅器210は図3に示し
た改良型増幅器110と近似している。したがって、同
様の符号は同等部分を示すものとして使用する。改良型
増幅器210は、キャパシタ34の一方の端子がノード
Nに接続され他方の端子がトランジスタ24のベースに
接続されている点を除いては、改良型増幅器110と同
等である。この改良型増幅器210のパフォーマンス
は、改良型増幅器110のパフォーマンスと実質的に同
等である。
【図1】従来における低ノイズ増幅回路の概略的回路
図。
図。
【図2】図1に示す低ノイズ増幅回路を低ゲイン又は減
衰モードで動作した場合におけるゲインと周波数の関係
を示すグラフ。
衰モードで動作した場合におけるゲインと周波数の関係
を示すグラフ。
【図3】本発明の一実施形態に係る改良型低ノイズ増幅
回路の概略的回路図。
回路の概略的回路図。
【図4】本発明の別の実施形態に係る改良型低ノイズ増
幅回路の概略的回路図。
幅回路の概略的回路図。
【図5】本発明に係る改良型低ノイズ増幅器(図3及び
図4に示す)を低ゲイン又は減衰モードで動作した場合
におけるゲインと周波数の関係を示すグラフ。
図4に示す)を低ゲイン又は減衰モードで動作した場合
におけるゲインと周波数の関係を示すグラフ。
12 入力源(信号入力部) 14 トランジスタスイッチ 16 抵抗 20 出力(信号出力部) 30 ダイオード接続されたトランジスタ 32 スイッチングトランジスタ 34 キャパシタ 40 外部電圧源(第1電圧入力部) 60 ゲイン切替信号(ゲインコントロール入力部) 110 改良型増幅器(低ノイズ増幅回路) GND グランド(第2電圧入力部)
Claims (10)
- 【請求項1】信号入力部と、 信号出力部と、 ゲインコントロール入力部と、 並列的に設けられた複数のゲインパスであって、前記信
号入力部と前記信号出力部と前記ゲインコントロール入
力部にそれぞれが接続されたゲインパスと、 前記複数のゲインパスの1つを選択し、前記信号入力部
を前記信号出力部へ接続するための選択手段と、 前記信号入力部と前記信号出力部の間に設けられ、前記
信号入力部に入力された入力信号を増幅するための増幅
手段と、 前記複数のゲインパスの少なくとも1つを通る前記入力
信号をフィルタリングするためのフィルタリング手段
と、 を備えることを特徴とする低ノイズ増幅回路。 - 【請求項2】前記複数のゲインパスは、第1ゲインパス
と第2ゲインパスを備えることを特徴とする請求項1に
記載の低ノイズ増幅回路。 - 【請求項3】前記増幅手段は、npn型のバイポーラト
ランジスタを備えることを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載の低ノイズ増幅回路。 - 【請求項4】前記選択手段は、npn型のバイポーラト
ランジスタを備えることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の低ノイズ増幅回路。 - 【請求項5】前記フィルタリング手段は、ダイオード接
続されたトランジスタと、前記ダイオード接続されたト
ランジスタに直列的に接続されたキャパシタとを、備え
ることを特徴とする請求項1に記載の低ノイズ増幅回
路。 - 【請求項6】前記ダイオード接続されたトランジスタ
は、npn型のバイポーラトランジスタであることを特
徴とする請求項5に記載の低ノイズ増幅回路。 - 【請求項7】信号入力部と、 信号出力部と、 ゲインコントロール入力部と、 前記信号入力部と前記信号出力部と前記ゲインコントロ
ール入力部とに接続された第1ゲインパスであって、カ
スケード接続された増幅トランジスタを有する第1ゲイ
ンパスと、 前記信号入力部と前記信号出力部と前記ゲインコントロ
ール入力部とに接続された第2ゲインパスであって、カ
スケード接続された増幅トランジスタを有する第2ゲイ
ンパスと、 を備えるとともに、 前記第1ゲインパスのカスケード接続された増幅トラン
ジスタは、前記第2ゲインパスのカスケード接続された
増幅トランジスタよりも、大きいサイズであり、 前記第1ゲインパスと前記第2ゲインパスとは並列的に
接続されている、低ノイズ増幅回路であって、 第1端子と第2端子を有するダイオード接続されたトラ
ンジスタであって、前記第1端子は前記第2ゲインパス
の間における所定のノードに接続され、前記第2端子は
前記信号出力部に接続された、トランジスタと、 第1端子と第2端子を有するキャパシタであって、前記
第1端子は前記所定のノードに接続され、前記第2端子
は前記信号入力部に接続された、キャパシタと、 を備えることを特徴とする低ノイズ増幅回路。 - 【請求項8】信号入力部と、信号出力部と、ゲインコン
トロール入力部と、前記信号入力部を前記信号出力部と
前記ゲインコントロール入力部に接続する複数のゲイン
パスとを有する低ノイズ増幅回路であって、 第1端子と第2端子を有するダイオード接続されたトラ
ンジスタであって、前記第1端子は前記複数のゲインパ
スの1つの間の所定のノードに接続され、前記第2端子
は前記信号出力部に接続された、トランジスタと、 第1端子と第2端子を有するキャパシタであって、前記
第1端子は前記所定のノードに接続され、前記第2端子
は前記信号入力部に接続された、キャパシタと、 を備えることを特徴とする低ノイズ増幅回路。 - 【請求項9】信号入力部と、 信号出力部と、 第1電圧入力部と、 第2電圧入力部と、 ゲインコントロール入力部と、 前記信号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられ
た第1ゲインパスであって、第1バイアストランジスタ
と、前記第1バイアストランジスタに直列的に接続され
た第1増幅トランジスタとを有する、第1ゲインパス
と、 前記信号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられ
た第2ゲインパスであって、第2バイアストランジスタ
と、前記第2バイアストランジスタに直列的に接続され
るとともに前記第1増幅トランジスタよりもトランジス
タサイズの小さい第2増幅トランジスタとを有する、第
2ゲインパスと、 前記第1電圧入力部に接続された入力端子と、前記ゲイ
ンコントロール入力部に接続された制御端子と、前記第
1バイアストランジスタと前記第1増幅トランジスタと
の間に接続された出力端子とを有する、第1スイッチン
グトランジスタと、 入力端子と制御端子が前記信号出力部に共通接続された
ダイオード接続トランジスタと、 前記ダイオード接続トランジスタの出力端子に接続され
た入力端子と、前記ゲインコントロール入力部に接続さ
れた制御端子と、前記第2バイアストランジスタと前記
第2増幅トランジスタの間に接続された出力端子を有す
る、第2スイッチングトランジスタと、 前記ダイオード接続トランジスタの前記出力端子に接続
された入力端子と、前記第2電圧入力部に接続された出
力端子とを有する、キャパシタと、 を備えることを特徴とする低ノイズ増幅回路。 - 【請求項10】信号入力部と、 信号出力部と、 第1電圧入力部と、 第2電圧入力部と、 ゲインコントロール入力部と、 前記信号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられ
た第1ゲインパスであって、第1バイアストランジスタ
と、前記第1バイアストランジスタに直列的に接続され
た第1増幅トランジスタとを有する、第1ゲインパス
と、 前記信号出力部と前記第2電圧入力部との間に設けられ
た第2ゲインパスであって、第2バイアストランジスタ
と、前記第2バイアストランジスタに直列的に接続され
るとともに前記第1増幅トランジスタよりもトランジス
タサイズの小さい第2増幅トランジスタとを有する、第
2ゲインパスと、 前記第1電圧入力部に接続された入力端子と、前記ゲイ
ンコントロール入力部に接続された制御端子と、前記第
1バイアストランジスタと前記第1増幅トランジスタと
の間に接続された出力端子とを有する、第1スイッチン
グトランジスタと、 入力端子と制御端子が前記信号出力部に共通接続された
ダイオード接続トランジスタと、 前記ダイオード接続トランジスタの出力端子に接続され
た入力端子と、前記ゲインコントロール入力部に接続さ
れた制御端子と、前記第2バイアストランジスタと前記
第2増幅トランジスタの間に接続された出力端子を有す
る、第2スイッチングトランジスタと、 前記ダイオード接続トランジスタの前記出力端子に接続
された入力端子と、前記信号入力部に接続された出力端
子とを有する、キャパシタと、 を備えることを特徴とする低ノイズ増幅回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US251698 | 1999-02-17 | ||
US09/251,698 US6172566B1 (en) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | Low noise amplifier |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000244266A true JP2000244266A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=22953043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11140783A Withdrawn JP2000244266A (ja) | 1999-02-17 | 1999-05-20 | 低ノイズ増幅回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6172566B1 (ja) |
JP (1) | JP2000244266A (ja) |
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US6864746B2 (en) * | 2002-01-18 | 2005-03-08 | Microtune (Texas), L.P. | Dual gain amplification low noise amplifier |
US6930546B2 (en) * | 2003-09-26 | 2005-08-16 | International Business Machines Corporation | Bypass switch topology for low-noise amplifiers |
US7119618B2 (en) * | 2004-12-13 | 2006-10-10 | Semiconductor Components Industries, L.L.C. | Method of forming a wide bandwidth differential amplifier and structure therefor |
JP4354465B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2009-10-28 | シャープ株式会社 | 可変利得増幅器及びこの可変利得増幅器を備えた通信装置 |
US8228112B2 (en) * | 2007-07-13 | 2012-07-24 | International Business Machines Corporation | Switch with reduced insertion loss |
US7541876B2 (en) * | 2007-08-13 | 2009-06-02 | Infineon Technologies Ag | Amplifier and method for operating the same |
US7944290B2 (en) * | 2009-01-26 | 2011-05-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Trans-impedance amplifier |
US8442465B2 (en) * | 2011-09-27 | 2013-05-14 | Rf Micro Devices, Inc. | Switched capacitor detuner for low noise amplification circuit having bypass path |
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---|---|---|---|---|
US4227256A (en) | 1978-01-06 | 1980-10-07 | Quadracast Systems, Inc. | AM Broadcast tuner with automatic gain control |
JPS6251813U (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-31 | ||
JPH0417405A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-22 | Alps Electric Co Ltd | ミキサ回路 |
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US5157350A (en) * | 1991-10-31 | 1992-10-20 | Harvey Rubens | Analog multipliers |
US5202553A (en) | 1992-03-24 | 1993-04-13 | Raynet Corporation | Enhanced performance optical receiver having means for switching between high and low amplifier configurations |
US5365279A (en) * | 1992-09-08 | 1994-11-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Using D-C feedback with on-chip filtering to balance I-F drive to second detector in monolithic IC |
FR2714237B1 (fr) | 1993-12-17 | 1996-01-26 | Thomson Csf Semiconducteurs | Amplificateur à gain variable. |
JP3129077B2 (ja) | 1994-03-07 | 2001-01-29 | 株式会社日立製作所 | 半導体試験装置 |
JP3444653B2 (ja) | 1994-06-09 | 2003-09-08 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅器 |
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US5867778A (en) * | 1997-12-24 | 1999-02-02 | Northern Telecom Limited | Switched gain element |
-
1999
- 1999-02-17 US US09/251,698 patent/US6172566B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-20 JP JP11140783A patent/JP2000244266A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
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---|---|
US6172566B1 (en) | 2001-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |