JP2000243561A - El表示素子およびその製造方法 - Google Patents
El表示素子およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス基板の一面上に、下部電極、下部絶縁
層、発光層、上部絶縁層、上部電極が順次積層されてな
るEL表示素子において、表示素子内にクラックが生じ
ないように、絶縁層を除去できるようにする。 【解決手段】 ガラス基板1の一面上に形成された下部
電極2上に下部絶縁層3を形成し、下部電極2のうち露
出する部分である接続部2aを形成する領域において、
下部絶縁層3を除去して下部電極を露出させ、その上
に、発光層4及び上部絶縁層5を順次形成し、続いて、
接続部2aを形成する領域において発光層4及び上部絶
縁層5を除去して下部電極2を露出させることにより、
接続部2aを形成する。
層、発光層、上部絶縁層、上部電極が順次積層されてな
るEL表示素子において、表示素子内にクラックが生じ
ないように、絶縁層を除去できるようにする。 【解決手段】 ガラス基板1の一面上に形成された下部
電極2上に下部絶縁層3を形成し、下部電極2のうち露
出する部分である接続部2aを形成する領域において、
下部絶縁層3を除去して下部電極を露出させ、その上
に、発光層4及び上部絶縁層5を順次形成し、続いて、
接続部2aを形成する領域において発光層4及び上部絶
縁層5を除去して下部電極2を露出させることにより、
接続部2aを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の一面上に、
第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層、第
2の電極が順次積層された積層部を有するEL(エレク
トロルミネッセンス)表示素子およびその製造方法に関
する。
第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層、第
2の電極が順次積層された積層部を有するEL(エレク
トロルミネッセンス)表示素子およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のEL表示素子として
は、例えば、特許第2509354号公報に記載のもの
がある。これは、ガラス基板の一面上に、透明電極(第
1の電極)、下部絶縁層(第1の絶縁層)、発光層、上
部絶縁層(第2の絶縁層)、背面電極(第2の電極)が
順次積層された積層部を有する薄膜EL表示素子であ
る。
は、例えば、特許第2509354号公報に記載のもの
がある。これは、ガラス基板の一面上に、透明電極(第
1の電極)、下部絶縁層(第1の絶縁層)、発光層、上
部絶縁層(第2の絶縁層)、背面電極(第2の電極)が
順次積層された積層部を有する薄膜EL表示素子であ
る。
【0003】この薄膜EL表示素子の製造方法として
は、一面に透明電極が形成されたガラス基板の一面上
に、下部絶縁層、発光層、上部絶縁層の3層を順次形成
した後、その上に有機膜をマスクとして形成し、その周
辺における上記3層を機械的研削手法で除去し、該除去
部分の基板上に透明電極と導通する端子電極を形成する
ようにしたものである。該端子電極は外部配線部材と接
続される接続部として構成される。
は、一面に透明電極が形成されたガラス基板の一面上
に、下部絶縁層、発光層、上部絶縁層の3層を順次形成
した後、その上に有機膜をマスクとして形成し、その周
辺における上記3層を機械的研削手法で除去し、該除去
部分の基板上に透明電極と導通する端子電極を形成する
ようにしたものである。該端子電極は外部配線部材と接
続される接続部として構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法は、下部絶縁膜、発光層、上部絶縁層の3
層を一括で除去することができるため生産性に優れる手
法であるが、3層が積層された応力の大きい薄膜を機械
的に除去するため、表示素子内にクラックが生じやす
く、表示素子の信頼性を低下させるという問題が生じ
る。
来の製造方法は、下部絶縁膜、発光層、上部絶縁層の3
層を一括で除去することができるため生産性に優れる手
法であるが、3層が積層された応力の大きい薄膜を機械
的に除去するため、表示素子内にクラックが生じやす
く、表示素子の信頼性を低下させるという問題が生じ
る。
【0005】これに対して、下部絶縁層と発光層を形成
し、発光層を化学的な手法で表示部分の周辺を除去した
後、上部絶縁層を形成し、下部絶縁層と上部絶縁層の2
層を機械的に除去することにより、透明電極を露出さ
せ、外部配線部材との接続部を形成するようにした方法
がある。ここにおいても下部絶縁層と上部絶縁層との2
層膜の膜応力が大きい場合には、表示素子内にクラック
が生じやすいという問題がある。
し、発光層を化学的な手法で表示部分の周辺を除去した
後、上部絶縁層を形成し、下部絶縁層と上部絶縁層の2
層を機械的に除去することにより、透明電極を露出さ
せ、外部配線部材との接続部を形成するようにした方法
がある。ここにおいても下部絶縁層と上部絶縁層との2
層膜の膜応力が大きい場合には、表示素子内にクラック
が生じやすいという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、基板の一面上
に、第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁
層、第2の電極が順次積層されてなるEL表示素子にお
いて、表示素子内にクラックが生じないように、絶縁層
を除去できるようにすることを目的とする。
に、第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁
層、第2の電極が順次積層されてなるEL表示素子にお
いて、表示素子内にクラックが生じないように、絶縁層
を除去できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板の一面上
に第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層、
第2の電極を順次形成するとともに、該第1の電極の少
なくとも一部を外部配線部材と接続するための接続部と
して露出させるようにしたEL表示素子について、両絶
縁層を同時に除去しないようにすべく、製造方法を中心
に鋭意検討した結果に基づいてなされたものである。
に第1の電極、第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層、
第2の電極を順次形成するとともに、該第1の電極の少
なくとも一部を外部配線部材と接続するための接続部と
して露出させるようにしたEL表示素子について、両絶
縁層を同時に除去しないようにすべく、製造方法を中心
に鋭意検討した結果に基づいてなされたものである。
【0008】即ち、請求項1記載の発明においては、基
板(1)の一面上に形成された第1の電極(2)上に第
1の絶縁層(3)を形成する工程と、接続部(2a)を
形成する領域において該第1の絶縁層を除去して該第1
の電極を露出させる工程と、該第1の絶縁層及び該露出
した第1の電極の上に、発光層(4)及び第2の絶縁層
(5)を順次形成する工程と、該接続部を形成する領域
において該発光層及び該第2の絶縁層を除去して該第1
の電極を露出させることにより、該接続部を形成する工
程とを有することを特徴としている。
板(1)の一面上に形成された第1の電極(2)上に第
1の絶縁層(3)を形成する工程と、接続部(2a)を
形成する領域において該第1の絶縁層を除去して該第1
の電極を露出させる工程と、該第1の絶縁層及び該露出
した第1の電極の上に、発光層(4)及び第2の絶縁層
(5)を順次形成する工程と、該接続部を形成する領域
において該発光層及び該第2の絶縁層を除去して該第1
の電極を露出させることにより、該接続部を形成する工
程とを有することを特徴としている。
【0009】本製造方法によれば、該第1の絶縁層、該
第2の絶縁層をそれぞれ別々に除去できるから、各工程
において除去する絶縁層の膜厚は、それぞれ絶縁層一層
分の厚さである。そのため、両絶縁層が2層重なり合っ
た膜応力の大きな部分を除去するようなことが無くな
り、膜応力に起因する絶縁層のクラックを防止すること
ができる。従って、表示素子内にクラックが生じないよ
うに、絶縁層を除去することができ、表示素子の信頼性
が確保できる。
第2の絶縁層をそれぞれ別々に除去できるから、各工程
において除去する絶縁層の膜厚は、それぞれ絶縁層一層
分の厚さである。そのため、両絶縁層が2層重なり合っ
た膜応力の大きな部分を除去するようなことが無くな
り、膜応力に起因する絶縁層のクラックを防止すること
ができる。従って、表示素子内にクラックが生じないよ
うに、絶縁層を除去することができ、表示素子の信頼性
が確保できる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、第1の絶
縁層(3)及び露出した第1の電極(2)の上に発光層
(4)を形成した後、非表示領域における該発光層をパ
ターニングして除去し、続いて、第2の絶縁層(5)を
形成することを特徴としている。本製造方法によれば、
第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層をそれぞれ一層づ
つ除去することとなる。そのため、発光層および第2の
絶縁層を同時に除去する場合に比べて、第2の絶縁層の
膜厚をさらに増加させることができ、表示素子における
絶縁性を向上できる。また、カラー化表示等の場合には
数種類の発光層を(例えば2種類の異なる発光色を有す
る発光層)、各々異なる形状にパターニングするのであ
るが、このような場合に本発明は好適である。
縁層(3)及び露出した第1の電極(2)の上に発光層
(4)を形成した後、非表示領域における該発光層をパ
ターニングして除去し、続いて、第2の絶縁層(5)を
形成することを特徴としている。本製造方法によれば、
第1の絶縁層、発光層、第2の絶縁層をそれぞれ一層づ
つ除去することとなる。そのため、発光層および第2の
絶縁層を同時に除去する場合に比べて、第2の絶縁層の
膜厚をさらに増加させることができ、表示素子における
絶縁性を向上できる。また、カラー化表示等の場合には
数種類の発光層を(例えば2種類の異なる発光色を有す
る発光層)、各々異なる形状にパターニングするのであ
るが、このような場合に本発明は好適である。
【0011】また、請求項3記載の発明では、基板
(1)の一面上に形成された第1の電極(2)上に第1
の絶縁層(3)及び発光層(4)を順次形成する工程
と、接続部(2a)を形成する領域において該第1の絶
縁層及び該発光層を除去して該第1の電極を露出させる
工程と、該発光層及び該露出した第1の電極の上に第2
の絶縁層(5)を形成する工程と、該接続部を形成する
領域において該第2の絶縁層を除去して該第1の電極を
露出させることにより該接続部を形成する工程と、を有
することを特徴としている。本製造方法においても、請
求項1の製造方法と同様の作用効果を実現できる。
(1)の一面上に形成された第1の電極(2)上に第1
の絶縁層(3)及び発光層(4)を順次形成する工程
と、接続部(2a)を形成する領域において該第1の絶
縁層及び該発光層を除去して該第1の電極を露出させる
工程と、該発光層及び該露出した第1の電極の上に第2
の絶縁層(5)を形成する工程と、該接続部を形成する
領域において該第2の絶縁層を除去して該第1の電極を
露出させることにより該接続部を形成する工程と、を有
することを特徴としている。本製造方法においても、請
求項1の製造方法と同様の作用効果を実現できる。
【0012】ここで、第1及び第2の絶縁層(3、5)
の除去は、請求項4記載の発明のように、機械的な研削
方法もしくは物理化学的な除去方法にて行うことができ
る。また、請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明
によって製造されたEL表示素子の具体的構成を提供
し、請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明によっ
て製造されたEL表示素子の具体的構成を提供するもの
である。
の除去は、請求項4記載の発明のように、機械的な研削
方法もしくは物理化学的な除去方法にて行うことができ
る。また、請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明
によって製造されたEL表示素子の具体的構成を提供
し、請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明によっ
て製造されたEL表示素子の具体的構成を提供するもの
である。
【0013】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例であ
る。
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は、本発明にかかる薄膜EL表
示素子の一実施形態を示すもので、(a)は平面図、
(b)は(a)のA−A断面図である。図1(b)に示
す様に、EL表示素子100は、ガラス基板(本発明で
いう基板)1の一面上に、透明電極である下部電極(第
1の電極)2、下部絶縁層(第1の絶縁層)3、発光層
4、上部絶縁層(第2の絶縁層)5、上部電極(第2の
電極)6が順次積層された構成となっており、各層2〜
6により積層部7が構成されている。
について説明する。図1は、本発明にかかる薄膜EL表
示素子の一実施形態を示すもので、(a)は平面図、
(b)は(a)のA−A断面図である。図1(b)に示
す様に、EL表示素子100は、ガラス基板(本発明で
いう基板)1の一面上に、透明電極である下部電極(第
1の電極)2、下部絶縁層(第1の絶縁層)3、発光層
4、上部絶縁層(第2の絶縁層)5、上部電極(第2の
電極)6が順次積層された構成となっており、各層2〜
6により積層部7が構成されている。
【0015】下部電極2は、ガラス基板1の一面におい
て、複数条の平行な帯状に形成されたITO(インジウ
ムチンオキサイド)等の透明導電膜からなる。そして、
下部電極2のうちガラス基板1の外縁の下部電極取出し
部8に位置する部分(接続部を形成する領域)は、積層
部7のうちの層3〜6が除去されることにより露出して
いる。この下部電極2における露出部分は、外部配線部
材(リード端子)と接続するための接続部2aとして構
成され、該外部配線部材を通じてEL表示素子100を
駆動する外部回路と接続されている。
て、複数条の平行な帯状に形成されたITO(インジウ
ムチンオキサイド)等の透明導電膜からなる。そして、
下部電極2のうちガラス基板1の外縁の下部電極取出し
部8に位置する部分(接続部を形成する領域)は、積層
部7のうちの層3〜6が除去されることにより露出して
いる。この下部電極2における露出部分は、外部配線部
材(リード端子)と接続するための接続部2aとして構
成され、該外部配線部材を通じてEL表示素子100を
駆動する外部回路と接続されている。
【0016】下部絶縁層3は、例えばアルミナ、チタニ
アの薄膜が交互に積層された積層膜(ATO)等の絶縁
性の膜であり、下部電極2及び下部電極2間のガラス基
板1の一面上に形成されている。下部絶縁層3は、ガラ
ス基板1において下部電極取出し部8以外の表示領域
に、少なくとも形成されている。発光層4は、ZnS:
Mn(マンガンの添加された硫化亜鉛)等からなるもの
で、周知の材料を用いて形成することができ、表示領域
内に形成されている。
アの薄膜が交互に積層された積層膜(ATO)等の絶縁
性の膜であり、下部電極2及び下部電極2間のガラス基
板1の一面上に形成されている。下部絶縁層3は、ガラ
ス基板1において下部電極取出し部8以外の表示領域
に、少なくとも形成されている。発光層4は、ZnS:
Mn(マンガンの添加された硫化亜鉛)等からなるもの
で、周知の材料を用いて形成することができ、表示領域
内に形成されている。
【0017】上部絶縁層5は、下部絶縁層3と同様に、
上記ATO等の絶縁性の膜からなり、発光層4の上に略
全面に形成されている。上部電極6は、複数条の平行な
帯状に形成されたITOや金属膜からなり、下部電極2
と略直交してマトリクスを形成するように配置されてい
る。そして、図1(b)に示す様に、この下部電極取出
し部8における積層部7の端部は、ガラス基板1の一面
と直交する断面からみたとき、下部電極2のみからなる
部分(接続部2a)、下部電極2と発光層4と上部絶縁
層5とからなる部分、及び、下部電極2と第1の絶縁層
3と発光層4と上部絶縁層とからなる部分が存在する。
上記ATO等の絶縁性の膜からなり、発光層4の上に略
全面に形成されている。上部電極6は、複数条の平行な
帯状に形成されたITOや金属膜からなり、下部電極2
と略直交してマトリクスを形成するように配置されてい
る。そして、図1(b)に示す様に、この下部電極取出
し部8における積層部7の端部は、ガラス基板1の一面
と直交する断面からみたとき、下部電極2のみからなる
部分(接続部2a)、下部電極2と発光層4と上部絶縁
層5とからなる部分、及び、下部電極2と第1の絶縁層
3と発光層4と上部絶縁層とからなる部分が存在する。
【0018】かかる構成を有するEL表示素子100
は、外部回路(図示せず)から下部電極(透明電極)2
及び上部電極6に所定電圧を印加し、両電極2、6の交
差する領域において発光層4を発光させることにより、
表示動作を行うようになっている。このようなEL表示
素子100は、ガラス基板1上に、下部電極2を平行条
状に形成し、下部絶縁層3を基板絶面に形成した後、下
部電極取り出し部8に位置する下部絶縁層3を機械的に
除去し、続いて、発光層4を基板1の全面に形成し、エ
ッチングなどにより表示領域周辺を除去し、さらに上部
絶縁層5を基板全面に形成し、下部取り出し部8の内側
にある上部絶縁層5を機械的な方法により除去すること
により製造される。
は、外部回路(図示せず)から下部電極(透明電極)2
及び上部電極6に所定電圧を印加し、両電極2、6の交
差する領域において発光層4を発光させることにより、
表示動作を行うようになっている。このようなEL表示
素子100は、ガラス基板1上に、下部電極2を平行条
状に形成し、下部絶縁層3を基板絶面に形成した後、下
部電極取り出し部8に位置する下部絶縁層3を機械的に
除去し、続いて、発光層4を基板1の全面に形成し、エ
ッチングなどにより表示領域周辺を除去し、さらに上部
絶縁層5を基板全面に形成し、下部取り出し部8の内側
にある上部絶縁層5を機械的な方法により除去すること
により製造される。
【0019】この方法において、除去する絶縁層の膜厚
はそれぞれ絶縁層の一層分の厚さであるため膜応力が小
さく、膜にクラックが発生しない。従って、本EL表示
素子100は各層にクラックなどの欠陥がなく信頼性が
高いものとできる。次に、本EL表示素子100の製造
方法の一具体例を図2〜図8を用いてより詳細に説明す
る。図2〜図8は製造工程における各々の途中状態を示
す工程図であり、これら各図において、(a)は上記図
1(a)に対応した平面(成膜面からみた図)、(b)
は(a)のA−A断面即ち上記図1(b)に対応した断
面を示す。
はそれぞれ絶縁層の一層分の厚さであるため膜応力が小
さく、膜にクラックが発生しない。従って、本EL表示
素子100は各層にクラックなどの欠陥がなく信頼性が
高いものとできる。次に、本EL表示素子100の製造
方法の一具体例を図2〜図8を用いてより詳細に説明す
る。図2〜図8は製造工程における各々の途中状態を示
す工程図であり、これら各図において、(a)は上記図
1(a)に対応した平面(成膜面からみた図)、(b)
は(a)のA−A断面即ち上記図1(b)に対応した断
面を示す。
【0020】まず、図2に示す様に、ガラス基板1の表
面に、ITOからなる膜厚500〜1000nmの透明
導電膜を形成し、ホトエッチングにより平行な帯状の下
部電極(透明電極)2を形成する(第1の電極形成工
程)。次に、図3に示す様に、ガラス基板1の全面に、
AL−CVD法(原子層気相成膜法)により、ATOか
らなる膜厚200〜300nmの下部絶縁層3を形成す
る(特表平9−508890号参照)。例えば、アルミ
ナ、チタニアそれぞれ膜厚5nmの薄膜が20〜30層
交互に積層されたものにできる(第1の絶縁層形成工
程)。
面に、ITOからなる膜厚500〜1000nmの透明
導電膜を形成し、ホトエッチングにより平行な帯状の下
部電極(透明電極)2を形成する(第1の電極形成工
程)。次に、図3に示す様に、ガラス基板1の全面に、
AL−CVD法(原子層気相成膜法)により、ATOか
らなる膜厚200〜300nmの下部絶縁層3を形成す
る(特表平9−508890号参照)。例えば、アルミ
ナ、チタニアそれぞれ膜厚5nmの薄膜が20〜30層
交互に積層されたものにできる(第1の絶縁層形成工
程)。
【0021】次に、図4に示す様に、上記の全面に形成
された下部絶縁層3の表示領域周辺(つまり接続部を形
成する領域に位置する下部絶縁層3)を機械的な研削方
法もしくは物理化学的な除去方法で除去し、下部電極2
を露出させる(第1の絶縁層除去工程)。除去する範囲
は、下部電極2に外部配線部材との導通がとれ、かつ最
小であるようにガラス基板1の端部より5〜10mm程
度が適当である。
された下部絶縁層3の表示領域周辺(つまり接続部を形
成する領域に位置する下部絶縁層3)を機械的な研削方
法もしくは物理化学的な除去方法で除去し、下部電極2
を露出させる(第1の絶縁層除去工程)。除去する範囲
は、下部電極2に外部配線部材との導通がとれ、かつ最
小であるようにガラス基板1の端部より5〜10mm程
度が適当である。
【0022】下部絶縁層3の除去方法としては、表示領
域を弾性樹脂板からなるマスクで保護してから、乾式ブ
ラスト法や液体ホーニング法のように研磨剤を吹き付け
て除去する方法(特開平3−208297号公報参照)
や、アルミナ、炭化ケイ素などの砥粒を接着剤により付
着させたポリエステルフィルムなどのテープを、絶縁層
上で接触、摺動させて研磨し、絶縁層を除去する方法な
どを採用できる。
域を弾性樹脂板からなるマスクで保護してから、乾式ブ
ラスト法や液体ホーニング法のように研磨剤を吹き付け
て除去する方法(特開平3−208297号公報参照)
や、アルミナ、炭化ケイ素などの砥粒を接着剤により付
着させたポリエステルフィルムなどのテープを、絶縁層
上で接触、摺動させて研磨し、絶縁層を除去する方法な
どを採用できる。
【0023】次に、図5に示す様に、ガラス基板1の全
面(つまり下部絶縁層3及び露出した下部電極2の上)
に、スパッタ法または電子ビーム蒸着法などの手法によ
り、ZnS:Mnからなり膜厚1μm程度の発光層4を
形成する(発光層形成工程)。次に、図6に示す様に、
第2の絶縁層形成工程として、ガラス基板1の全面に、
AL−CVD法(原子層気相成膜法)により膜厚200
〜300nmのATOからなる上部絶縁層5を形成する
(特表平9−508890号参照)。
面(つまり下部絶縁層3及び露出した下部電極2の上)
に、スパッタ法または電子ビーム蒸着法などの手法によ
り、ZnS:Mnからなり膜厚1μm程度の発光層4を
形成する(発光層形成工程)。次に、図6に示す様に、
第2の絶縁層形成工程として、ガラス基板1の全面に、
AL−CVD法(原子層気相成膜法)により膜厚200
〜300nmのATOからなる上部絶縁層5を形成する
(特表平9−508890号参照)。
【0024】次に、図7に示す様に、全面に形成された
発光層5と上部絶縁層6のうち表示領域周辺、即ち接続
部を形成する領域を機械的な方法で除去し、下部電極2
を露出させる(発光層及び第2の絶縁層除去工程)。除
去方法は、下部絶縁層3と同様である。除去する範囲
を、ガラス基板1の端部より5mm以下とすることで、
下部絶縁層3が除去されている部分上の、発光層4、上
部絶縁層5の2層を除去することになり、下部絶縁層
3、発光層4、上部絶縁層5の3層が積層された膜応力
の大きい部分に、直接機械的な力を与えることがないた
め、クラックを防ぐことができる。
発光層5と上部絶縁層6のうち表示領域周辺、即ち接続
部を形成する領域を機械的な方法で除去し、下部電極2
を露出させる(発光層及び第2の絶縁層除去工程)。除
去方法は、下部絶縁層3と同様である。除去する範囲
を、ガラス基板1の端部より5mm以下とすることで、
下部絶縁層3が除去されている部分上の、発光層4、上
部絶縁層5の2層を除去することになり、下部絶縁層
3、発光層4、上部絶縁層5の3層が積層された膜応力
の大きい部分に、直接機械的な力を与えることがないた
め、クラックを防ぐことができる。
【0025】最後に、図8に示す様に、スパッタ法また
は電子ビーム蒸着法によりITOまたは金属膜を形成
し、ホトエッチングして、帯状の上部電極6を形成する
(上部電極形成工程)。こうして、図1に示すのと同様
のEL表示素子100が出来上がる。ところで、上記具
体例で用いた上部、下部絶縁層3、5であるATO膜は
薄膜EL表示素子において良好な発光特性を示すが、薄
膜の内部応力が大きくもろいため、機械的な力を加える
と薄膜内を伝播するクラックが生じやすいという特徴を
有する。この内部応力は膜厚に比例して大きくなり、膜
厚300nm以上で発生する。
は電子ビーム蒸着法によりITOまたは金属膜を形成
し、ホトエッチングして、帯状の上部電極6を形成する
(上部電極形成工程)。こうして、図1に示すのと同様
のEL表示素子100が出来上がる。ところで、上記具
体例で用いた上部、下部絶縁層3、5であるATO膜は
薄膜EL表示素子において良好な発光特性を示すが、薄
膜の内部応力が大きくもろいため、機械的な力を加える
と薄膜内を伝播するクラックが生じやすいという特徴を
有する。この内部応力は膜厚に比例して大きくなり、膜
厚300nm以上で発生する。
【0026】一方、薄膜EL表示素子の特性を保つため
には、絶縁層はある程度の膜厚が必要であり、上部、下
部絶縁層3、5を積層してクラックの生じない膜厚は一
層あたり150nm以下にはできない。例えば、膜厚2
00nmの絶縁層を単純に積層すると膜厚400nmと
なり膜応力が大きく、同時に除去する場合にクラックが
発生する。
には、絶縁層はある程度の膜厚が必要であり、上部、下
部絶縁層3、5を積層してクラックの生じない膜厚は一
層あたり150nm以下にはできない。例えば、膜厚2
00nmの絶縁層を単純に積層すると膜厚400nmと
なり膜応力が大きく、同時に除去する場合にクラックが
発生する。
【0027】本実施形態においては、絶縁層を一層ずつ
除去するため絶縁層の膜厚を厚くすることができ、薄膜
EL表示素子の特性を損なうことがない。ここにおいて
は、絶縁層3、5を、一層分除去する際の機械的な応力
によって生じない膜厚300nm以下にする必要があ
る。この他、本実施形態に係る製造方法の変形例として
は、図9に示す第1の変形例、及び図10に示す第2の
変形例が可能である。図9及び図10において、(a)
は上記図1(a)に対応した平面、(b)は(a)のA
−A断面即ち上記図1(b)に対応した断面を示す。
除去するため絶縁層の膜厚を厚くすることができ、薄膜
EL表示素子の特性を損なうことがない。ここにおいて
は、絶縁層3、5を、一層分除去する際の機械的な応力
によって生じない膜厚300nm以下にする必要があ
る。この他、本実施形態に係る製造方法の変形例として
は、図9に示す第1の変形例、及び図10に示す第2の
変形例が可能である。図9及び図10において、(a)
は上記図1(a)に対応した平面、(b)は(a)のA
−A断面即ち上記図1(b)に対応した断面を示す。
【0028】図9に示す第1の変形例は、上記具体例の
第1の絶縁層形成工程において下部絶縁層3を形成した
後に、続いて、第1の絶縁層除去工程を行わずに、発光
層4を成膜し、下部絶縁層3及び発光層4を、同時に機
械的な方法により除去するものである。これにより下部
電極取出し部8における発光層4の露出が無くなり、E
L表示素子の信頼性をより向上させることができる。
第1の絶縁層形成工程において下部絶縁層3を形成した
後に、続いて、第1の絶縁層除去工程を行わずに、発光
層4を成膜し、下部絶縁層3及び発光層4を、同時に機
械的な方法により除去するものである。これにより下部
電極取出し部8における発光層4の露出が無くなり、E
L表示素子の信頼性をより向上させることができる。
【0029】この第1の変形例によって得られるEL表
示素子100においては、この下部電極取出し部8にお
ける積層部7の端部は、ガラス基板1の一面と直交する
断面からみたとき、第1の電極2のみからなる部分(接
続部2a)、第1の電極2と第2の絶縁層5とからなる
部分、及び、第1の電極2と第1の絶縁層3と発光層4
と第2の絶縁層5とからなる部分、をそれぞれ有する。
示素子100においては、この下部電極取出し部8にお
ける積層部7の端部は、ガラス基板1の一面と直交する
断面からみたとき、第1の電極2のみからなる部分(接
続部2a)、第1の電極2と第2の絶縁層5とからなる
部分、及び、第1の電極2と第1の絶縁層3と発光層4
と第2の絶縁層5とからなる部分、をそれぞれ有する。
【0030】また、図10に示す第2の変形例は、上記
具体例の発光層形成工程において発光層4を形成した後
に、表示領域周辺をホットエッチングもしくは機械的な
方法により除去するものである。除去領域はガラス基板
1の端部より5〜10mmとする。これにより下部絶縁
層2、発光層4、上部絶縁層5のそれぞれ一層づつを除
去することとなり、下部絶縁層2、上部絶縁層5の各膜
厚を320nm程度まで増加させてクラックを防止する
ことができる。
具体例の発光層形成工程において発光層4を形成した後
に、表示領域周辺をホットエッチングもしくは機械的な
方法により除去するものである。除去領域はガラス基板
1の端部より5〜10mmとする。これにより下部絶縁
層2、発光層4、上部絶縁層5のそれぞれ一層づつを除
去することとなり、下部絶縁層2、上部絶縁層5の各膜
厚を320nm程度まで増加させてクラックを防止する
ことができる。
【0031】また、カラー化表示等の場合には数種類の
発光層を(例えば2種類の異なる発光色を有する発光
層)、各々異なる形状にパターニングするのであるが、
このような場合に本第2の変形例は好適である。この第
2の変形例によって得られるEL表示素子100におい
ては、この下部電極取出し部8における積層部7の端部
は、ガラス基板1の一面と直交する断面からみたとき、
第1の電極2のみからなる部分(接続部2a)、第1の
電極2と第2の絶縁層5とからなる部分、第1の電極2
と第1の絶縁層3と第2の絶縁層5とからなる部分、及
び、第1の電極2と第1の絶縁層3と発光層4と第2の
絶縁層5とからなる部分、をそれぞれ有する。
発光層を(例えば2種類の異なる発光色を有する発光
層)、各々異なる形状にパターニングするのであるが、
このような場合に本第2の変形例は好適である。この第
2の変形例によって得られるEL表示素子100におい
ては、この下部電極取出し部8における積層部7の端部
は、ガラス基板1の一面と直交する断面からみたとき、
第1の電極2のみからなる部分(接続部2a)、第1の
電極2と第2の絶縁層5とからなる部分、第1の電極2
と第1の絶縁層3と第2の絶縁層5とからなる部分、及
び、第1の電極2と第1の絶縁層3と発光層4と第2の
絶縁層5とからなる部分、をそれぞれ有する。
【0032】以上述べてきたように、本実施形態によれ
ば、下部絶縁層3、上部絶縁層5をそれぞれ別々に除去
できるから、各工程において除去する絶縁層の膜厚はそ
れぞれ絶縁層一層分の厚さであり、膜応力に起因する絶
縁層のクラックを防止することができ、表示素子の信頼
性が確保できる。
ば、下部絶縁層3、上部絶縁層5をそれぞれ別々に除去
できるから、各工程において除去する絶縁層の膜厚はそ
れぞれ絶縁層一層分の厚さであり、膜応力に起因する絶
縁層のクラックを防止することができ、表示素子の信頼
性が確保できる。
【図1】本発明にかかる薄膜EL表示素子の一実施形態
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A断面図である。
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A断面図である。
【図2】上記実施形態におけるEL表示素子の製造方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図3】図2に続く製造方法を示す工程図である。
【図4】図3に続く製造方法を示す工程図である。
【図5】図4に続く製造方法を示す工程図である。
【図6】図5に続く製造方法を示す工程図である。
【図7】図6に続く製造方法を示す工程図である。
【図8】図7に続く製造方法を示す工程図である。
【図9】上記実施形態の第1の変形例を示す図である。
【図10】上記実施形態の第2の変形例を示す図であ
る。
る。
1…ガラス基板、2…下部電極、2a…接続部、3…下
部絶縁層、4…発光層、5…上部絶縁層、6…上部電
極、7…積層部。
部絶縁層、4…発光層、5…上部絶縁層、6…上部電
極、7…積層部。
Claims (6)
- 【請求項1】 基板(1)の一面上に第1の電極
(2)、第1の絶縁層(3)、発光層(4)、第2の絶
縁層(5)、第2の電極(6)を順次形成するととも
に、前記第1の電極の少なくとも一部を外部配線部材と
接続するための接続部(2a)として露出させるように
したEL表示素子を製造する方法であって、 前記第1の電極上に前記第1の絶縁層を形成する工程
と、 前記接続部を形成する領域において前記第1の絶縁層を
除去して、前記第1の電極を露出させる工程と、 前記第1の絶縁層及び前記露出した第1の電極の上に、
前記発光層及び前記第2の絶縁層を順次形成する工程
と、 前記接続部を形成する領域において前記発光層及び前記
第2の絶縁層を除去して、前記第1の電極を露出させる
ことにより、前記接続部を形成する工程と、を有するこ
とを特徴とするEL表示素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記第1の絶縁層(3)及び前記露出し
た第1の電極(2)の上に前記発光層(4)を形成した
後、非表示領域における発光層(4)をパターニングし
て除去し、続いて、前記第2の絶縁層(5)を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載のEL表示素子の製造
方法。 - 【請求項3】 基板(1)の一面上に第1の電極
(2)、第1の絶縁層(3)、発光層(4)、第2の絶
縁層(5)、第2の電極(6)を順次形成するととも
に、前記第1の電極の少なくとも一部を外部配線部材と
接続するための接続部(2a)として露出させるように
したEL表示素子を製造する方法であって、 前記第1の電極上に前記第1の絶縁層及び前記発光層を
順次形成する工程と、 前記接続部を形成する領域において前記第1の絶縁層及
び前記発光層を除去して、前記第1の電極を露出させる
工程と、 前記発光層及び前記露出した第1の電極の上に、前記第
2の絶縁層を形成する工程と、 前記接続部を形成する領域において前記第2の絶縁層を
除去して、前記第1の電極を露出させることにより、前
記接続部を形成する工程と、を有することを特徴とする
EL表示素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の絶縁層(3、5)の
除去は、機械的な研削方法もしくは物理化学的な除去方
法にて行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1つに記載のEL表示素子の製造方法。 - 【請求項5】 基板(1)の一面上に、第1の電極
(2)、第1の絶縁層(3)、発光層(4)、第2の絶
縁層(5)、第2の電極(6)が順次積層された積層部
(7)を有するEL表示素子であって、 前記積層部は、前記基板の一面と直交する断面からみた
とき、前記第1の電極のみからなる部分、前記第1の電
極と前記第2の絶縁層とからなる部分、及び、前記第1
の電極と前記第1の絶縁層と前記発光層と前記第2の絶
縁層とからなる部分、をそれぞれ有することを特徴とす
るEL表示素子。 - 【請求項6】 基板(1)の一面上に、第1の電極
(2)、第1の絶縁層(3)、発光層(4)、第2の絶
縁層(5)、第2の電極(6)が順次積層された積層部
(7)を有するEL表示素子であって、 前記積層部は、前記基板の一面と直交する断面からみた
とき、前記第1の電極のみからなる部分、前記第1の電
極と前記第2の絶縁層とからなる部分、前記第1の電極
と前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とからなる部
分、及び、前記第1の電極と前記第1の絶縁層と前記発
光層と前記第2の絶縁層とからなる部分、をそれぞれ有
することを特徴とするEL表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037895A JP2000243561A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | El表示素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037895A JP2000243561A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | El表示素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000243561A true JP2000243561A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12510289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11037895A Pending JP2000243561A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | El表示素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000243561A (ja) |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP11037895A patent/JP2000243561A/ja active Pending
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