JP2000243217A - 半導体ダイヤモンド電子放出素子 - Google Patents

半導体ダイヤモンド電子放出素子

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JP2000243217A
JP2000243217A JP4405199A JP4405199A JP2000243217A JP 2000243217 A JP2000243217 A JP 2000243217A JP 4405199 A JP4405199 A JP 4405199A JP 4405199 A JP4405199 A JP 4405199A JP 2000243217 A JP2000243217 A JP 2000243217A
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semiconductor diamond
electron
ferroelectric
electrode
type semiconductor
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Hiroyuki Yagyu
博之 柳生
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低いしきい電圧で電子を注入および放出す
る。 【解決手段】 p形半導体ダイヤモンド薄膜11と、こ
のp形半導体ダイヤモンド薄膜11の下面側に設けら
れ、電圧源DCの負極性出力端子と電気的に接続される
電極12と、p形半導体ダイヤモンド薄膜11の上面と
真空領域VRを挟んで対向配置され、電圧源DCの正極
性出力端子と電気的に接続される電極13と、p形半導
体ダイヤモンド薄膜11の下面と電極12との間に介設
される強誘電体物質により成る強誘電体部14とによ
り、半導体ダイヤモンド電子放出素子を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超微細真空エレク
トロニクス分野に属し、様々な微少電子源、例えば平面
ディスプレイおよび微細真空管などに応用が期待される
半導体ダイヤモンド電子放出素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体微細加工技術の水平展開の
一つとして、微細真空エレクトロニクスが注目を浴びて
いるが、今後、産業上の市場規模が最も大きくなるであ
ろうと期待される平面ディスプレイなどへの応用が考え
られることから、特に電子放出素子(エレクトロン・エ
ミッタ)がその中心的役割を担っている。
【0003】この電子放出素子には金属から半導体に至
るまで実に様々な材料が用いられているが、その中で特
にダイヤモンドを有力候補に挙げることができる。とい
うのも、ダイヤモンドは、硼素を不純物として含むと半
導体としての特性を持ち、また表面が水素終端されると
その表面が安定な負の電子親和力を持つことになるから
である。さらに近年、ダイヤモンドの薄膜合成が可能に
なって、ディスプレイなどの基板部分にその薄膜をコー
ティングによって形成可能となるなど、従来の半導体技
術を用いたデバイスへの適用が可能となるからである。
【0004】図6はこのような従来の半導体ダイヤモン
ド電子放出素子の断面構造図で、この半導体ダイヤモン
ド電子放出素子は、p形半導体ダイヤモンド薄膜11
と、このp形半導体ダイヤモンド薄膜11の下面に設け
られる電極12と、p形半導体ダイヤモンド薄膜11の
上面と真空領域VRを挟んで対向配置される電極13と
を備え、電圧源DCにより電極12,13間に高電圧を
印加すると、自由電子Cが、電極12からp形半導体ダ
イヤモンド薄膜11に注入され、電極13側にドリフト
して真空領域VR中に放射する構成になっている。
【0005】なお、特開平4−67528号公報には、
p型半導体層とn型半導体層との間に順バイアス電圧を
印加してp型半導体層側から電子放出を行う、負の電子
親和力状態の表面を有する半導体電子放出素子におい
て、p型半導体層にダイヤモンド層を用いて成る半導体
電子放出素子が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来の半導体ダイヤモンド電子放出素子では、電極
12からp形半導体ダイヤモンド薄膜11中への電子の
注入がトンネル効果に依存するので、電圧源DCによっ
て電極12,13間に高電圧を印加すべく、電子源駆動
電圧を高める必要があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、低いしきい電圧で電子を注入および放出するこ
とが可能な半導体ダイヤモンド電子放出素子を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の半導体ダイヤモンド電子放出素
子は、p形半導体ダイヤモンド薄膜と、前記p形半導体
ダイヤモンド薄膜の一方の面に設けられる第1電極と、
前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の他方の面と空間を挟
んで対向配置される第2電極と、前記一方の面と前記第
1電極との間に介設される強誘電体物質により成る強誘
電体部とを備えるものである。
【0009】この構造では、強誘電体部が介在すること
で、p形半導体ダイヤモンド薄膜における強誘電体部の
界面側に、伝導帯準位がわずかに低い方にベンディング
する反転層が形成される。これにより、第1および第2
電極間にバイアス電圧を印加した際、その反転層によっ
て新たに注入される電子が伝導帯準位へと励起されやす
くなる。すなわち、上記反転層を利用して自由電子を伝
導帯準位へと押し上げることが可能になり、この結果、
低いしきい電圧で電子を注入および放出することが可能
になる。
【0010】なお、前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の
他方の面は負の電子親和力を示すのが望ましい(請求項
2)。これにより、空間への自由電子の放出効率を高め
ることができる。
【0011】また、前記強誘電体部の厚みは数百〜千Å
であるのが望ましい(請求項3)。これにより、空間へ
の自由電子の放出効率と、ピンホールや結晶欠陥・粒界
の影響に対する信頼性とを最適な状態にバランスさせる
ことが可能になる。
【0012】また、前記強誘電体部は、PLZT、L
T、LNまたはPVDF系の強誘電体物質により成るも
のでもよい(請求項4)。これにより、強誘電体部が大
きな自発分極を有するようになる。
【0013】また、前記強誘電体部はパターニングによ
って前記一方の面と前記第1電極との間に選択的に介設
されて成るものでもよい(請求項5)。これにより、任
意の領域だけに電子放出領域を形成することが可能とな
る。
【0014】さらに、前記強誘電体部は前記一方の面と
前記第1電極との間に2次元配列されて成るものでもよ
い(請求項6)。これにより、例えば平面ディスプレイ
用の電子放出素子アレイを形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る半導体ダイヤモンド電子放出素子の断面構造図、図2
は図1に示す半導体ダイヤモンド電子放出素子のエネル
ギー帯構造を示す模式図で、これらの図を用いて以下に
第1実施形態の説明を行う。
【0016】本半導体ダイヤモンド電子放出素子は、図
1に示すように、p形半導体ダイヤモンド薄膜11と、
このp形半導体ダイヤモンド薄膜11の下面側に設けら
れ、電圧源DCの負極性出力端子と電気的に接続される
電極(第1電極)12と、p形半導体ダイヤモンド薄膜
11の上面と真空領域(空間)VRを挟んで対向配置さ
れ、電圧源DCの正極性出力端子と電気的に接続される
電極(第2電極)13と、p形半導体ダイヤモンド薄膜
11の下面と電極12との間に介設される強誘電体物質
により成る強誘電体部14とにより構成されている。
【0017】ただし、p形半導体ダイヤモンド薄膜11
の上面(表面)は水素終端処理が施され、その上面の電
子親和力は負になっている。また、強誘電体部14は、
例えば、PLZT、LT、LNまたはPVDF系などの
強誘電体物質により成り、大きな自発分極を有してい
る。
【0018】次に、上記構造の半導体ダイヤモンド電子
放出素子の動作について、強誘電体部14の作用および
効果とともに説明する。
【0019】まず、電極12,13間に電圧が印加して
いない場合には、半導体ダイヤモンド電子放出素子のエ
ネルギー帯構造は図2(a)に示すようになる。この場
合、強誘電体部14が介在することで、p形半導体ダイ
ヤモンド薄膜11における強誘電体部14の界面側に、
伝導帯準位εC がわずかに低い方にベンディングする反
転層Aが形成される。このとき、フェルミ準位εF(D)
伝導帯側に接近するために伝導帯に自由電子が集まる。
なお、図2のBはp形半導体ダイヤモンド薄膜11の上
面における真空準位を示す。
【0020】この状態で、電圧源DCから電極12,1
3間にバイアス電圧が印加すると、上記エネルギー帯構
造は図2(b)に示すように変化する。この状態で、反
転層A中の自由電子Cが真空領域VR側にドリフトする
と、p形半導体ダイヤモンド薄膜11における真空領域
VRの界面側では、伝導体の準位εC が真空準位Bより
も低い(電子親和力が負である)ために、自由電子Cは
真空領域VR中に放出されることになる。このように、
p形半導体ダイヤモンド薄膜11の上面の電子親和力が
負であることは、真空領域VRへの自由電子Cの放出効
率を高める上で半導体ダイヤモンド電子放出素子の重要
な設計要件となる。
【0021】電子放出によってp形半導体ダイヤモンド
薄膜11側の電子が不足すると、新たな電子が電極12
側から強誘電体部14によるポテンシャル障壁をトンネ
リングして荷電子帯εV に流れ込む。このとき、新たな
電子は、反転層Aにより、伝導帯準位εC へと励起され
やすくなっている。すなわち、図2(b)から明らかな
ように、反転層Aにより強誘電体部14によるポテンシ
ャル障壁をトンネリングする電子の割合(確率)が増大
する。また、トンネリングする電子の割合をさらに増大
させるため、強誘電体部14の厚みは、より薄くされる
べきであるが、ピンホールや結晶欠陥・粒界の影響など
を考慮すると、数百〜千Å程度が好ましい。
【0022】以上、第1実施形態によれば、反転層Aを
利用して自由電子を伝導帯準位へと押し上げることが可
能になり、この結果、低いしきい電圧で電子を注入およ
び放出することが可能になる。また、本半導体ダイヤモ
ンド電子放出素子の駆動が容易になり、長寿命化に大き
く貢献する。
【0023】図3は本発明の第2実施形態に係る半導体
ダイヤモンド電子放出素子の断面構造図で、この図を用
いて以下に第2実施形態の説明を行う。
【0024】本半導体ダイヤモンド電子放出素子は、電
極12,13を第1実施形態と同様に備えているほか、
第1実施形態との相違点として、パターニングによって
電極12上面に選択的に形成される強誘電体部24と、
この強誘電体部24が形成された電極12上面全体に形
成されるp形半導体ダイヤモンド薄膜21とを備えてい
る。
【0025】ただし、p形半導体ダイヤモンド薄膜21
の上面は水素終端処理が施され、その上面の電子親和力
は負になっている。また、強誘電体部24は、例えば、
PLZT、LT、LNまたはPVDF系などの強誘電体
物質により成り、大きな自発分極を有している。
【0026】次に、本半導体ダイヤモンド電子放出素子
の動作について概説すると、強誘電体部24が形成され
ている領域部分で第1実施形態と同様の回路動作が実行
されることになる。すなわち、強誘電体部24の上方に
位置する突状のp形半導体ダイヤモンド薄膜21の上面
のみから、低いしきい電圧でも真空領域VR側に電子が
放出されるのである。
【0027】以上、第2実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能になるほか、強誘電
体部24を選択的に形成することによって、任意の領域
だけに電子放出領域を形成することが可能となる。これ
により、デバイス製造の自由度が拡大する。また、ダイ
ヤモンド薄膜の選択形成は一般的に困難であるので、本
第2実施形態によれば、製造プロセスを容易にする点で
も非常に効果がある。
【0028】図4は本発明の第3実施形態に係る半導体
ダイヤモンド電子放出素子の断面構造図で、この図を用
いて以下に第3実施形態の説明を行う。
【0029】本半導体ダイヤモンド電子放出素子は、電
極12,13を第1実施形態と同様に備えているほか、
第1実施形態との相違点として、パターニングによって
電極12上面に選択的に形成される強誘電体部34と、
この強誘電体部34が形成された電極12上面全体に形
成されるp形半導体ダイヤモンド薄膜31とを備えてい
る。
【0030】ただし、p形半導体ダイヤモンド薄膜31
の上面は水素終端処理が施され、その上面の電子親和力
は負になっている。また、強誘電体部34は、例えば、
PLZT、LT、LNまたはPVDF系などの強誘電体
物質により成り、大きな自発分極を有している。
【0031】次に、本半導体ダイヤモンド電子放出素子
の動作について概説すると、強誘電体部34が形成され
ている領域部分で第1実施形態と同様の回路動作が実行
されることになる。すなわち、強誘電体部34の上方に
位置する第2実施形態よりも形状が複雑な突状のp形半
導体ダイヤモンド薄膜31の上面のみから、低いしきい
電圧でも真空領域VR側に電子が放出されるのである。
【0032】以上、第3実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能になるほか、強誘電
体部34を選択的に形成することによって、任意の領域
だけに電子放出領域を形成することが可能となる。これ
により、デバイス製造の自由度が拡大する。また、ダイ
ヤモンド薄膜の選択形成は一般的に困難であるので、本
第3実施形態によれば、製造プロセスを容易にする点で
も非常に効果がある。
【0033】図5は本発明の第4実施形態に係る半導体
ダイヤモンド電子放出素子の断面構造図で、この図を用
いて以下に第4実施形態の説明を行う。
【0034】本半導体ダイヤモンド電子放出素子は、対
向配置される一対の基板1,2と、これら一対の基板
1,2の両対向面上にそれぞれストライプ状に形成され
る電極42,43と、これら電極42,43が互いに交
差する電極42上面に2次元配列される複数の強誘電体
部44と、電極42および強誘電体部44が形成された
基板1上面全体に形成されるp形半導体ダイヤモンド薄
膜41とを備えている。
【0035】ただし、p形半導体ダイヤモンド薄膜41
の上面は水素終端処理が施され、その上面の電子親和力
は負になっている。また、各強誘電体部44は、例え
ば、PLZT、LT、LNまたはPVDF系などの強誘
電体物質により成り、大きな自発分極を有している。
【0036】次に、本半導体ダイヤモンド電子放出素子
の動作について概説すると、強誘電体部44が形成され
ている領域部分で第1実施形態と同様の回路動作が実行
されることになる。すなわち、各強誘電体部44の上方
に位置する突状のp形半導体ダイヤモンド薄膜41の上
面のみから、低いしきい電圧でも真空領域VR側に電子
が放出されるのである。
【0037】以上、第4実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を奏することが可能になるほか、強誘電
体部44を2次元配列により形成することによって、例
えば平面ディスプレイ用の電子放出素子アレイを形成す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、p形半導体ダイヤモンド薄膜
と、前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の一方の面に設け
られる第1電極と、前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の
他方の面と空間を挟んで対向配置される第2電極と、前
記一方の面と前記第1電極との間に介設される強誘電体
物質により成る強誘電体部とを備えるので、低いしきい
電圧で電子を注入および放出することが可能になる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、前記p形半
導体ダイヤモンド薄膜の他方の面は負の電子親和力を示
すので、空間への自由電子の放出効率を高めることが可
能になる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、前記強誘電
体部の厚みは数百〜千Åであるので、空間への自由電子
の放出効率と、ピンホールや結晶欠陥・粒界の影響に対
する信頼性とを最適な状態にバランスさせることが可能
になる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、前記強誘電
体部は、PLZT、LT、LNまたはPVDF系の強誘
電体物質により成るので、大きな自発分極を強誘電体部
に持たせることができる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、前記強誘電
体部はパターニングによって前記一方の面と前記第1電
極との間に選択的に介設されて成るので、任意の領域だ
けに電子放出領域を形成することが可能となる。
【0043】請求項6記載の発明によれば、前記強誘電
体部は前記一方の面と前記第1電極との間に2次元配列
されて成るので、例えば平面ディスプレイ用の電子放出
素子アレイを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体ダイヤモン
ド電子放出素子の断面構造図である。
【図2】図1に示す半導体ダイヤモンド電子放出素子の
エネルギー帯構造を示す模式図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る半導体ダイヤモン
ド電子放出素子の断面構造図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る半導体ダイヤモン
ド電子放出素子の断面構造図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る半導体ダイヤモン
ド電子放出素子の断面構造図である。
【図6】従来の半導体ダイヤモンド電子放出素子の断面
構造図である。
【符号の説明】
11,21,31,41 p形半導体ダイヤモンド薄膜 12,42 電極 13,43 電極 14,24,34,44 強誘電体部 VR 真空領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p形半導体ダイヤモンド薄膜と、 前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の一方の面に設けられ
    る第1電極と、 前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の他方の面と空間を挟
    んで対向配置される第2電極と、 前記一方の面と前記第1電極との間に介設される強誘電
    体物質により成る強誘電体部とを備える半導体ダイヤモ
    ンド電子放出素子。
  2. 【請求項2】 前記p形半導体ダイヤモンド薄膜の他方
    の面は負の電子親和力を示す請求項1記載の半導体ダイ
    ヤモンド電子放出素子。
  3. 【請求項3】 前記強誘電体部の厚みは数百〜千Åであ
    る請求項1記載の半導体ダイヤモンド電子放出素子。
  4. 【請求項4】 前記強誘電体部は、PLZT、LT、L
    NまたはPVDF系の強誘電体物質により成る請求項1
    または3記載の半導体ダイヤモンド電子放出素子。
  5. 【請求項5】 前記強誘電体部はパターニングによって
    前記一方の面と前記第1電極との間に選択的に介設され
    て成る請求項1記載の半導体ダイヤモンド電子放出素
    子。
  6. 【請求項6】 前記強誘電体部は前記一方の面と前記第
    1電極との間に2次元配列されて成る請求項5記載の半
    導体ダイヤモンド電子放出素子。
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