JP2000242052A - 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法

Info

Publication number
JP2000242052A
JP2000242052A JP4503899A JP4503899A JP2000242052A JP 2000242052 A JP2000242052 A JP 2000242052A JP 4503899 A JP4503899 A JP 4503899A JP 4503899 A JP4503899 A JP 4503899A JP 2000242052 A JP2000242052 A JP 2000242052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
carrier
color
image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4503899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okada
康之 岡田
Atsushi Takaura
淳 高浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4503899A priority Critical patent/JP2000242052A/ja
Publication of JP2000242052A publication Critical patent/JP2000242052A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリアとトナーを混合してなる複数色の現像
剤を用いて潜像担持体上の潜像を可視像化する画像形成
装置において各色現像剤別にリサイクルを可能にするこ
と。 【解決手段】潜像担持体1から回収した複数色の各色の
現像剤をトナーとキャリアに分離したのち、少なくとも
トナーについては、前記複数色にそれぞれ対応して区分
けされた室を有し、かつカートリッジ化された容器52
を介してリサイクルに供することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現像剤をリサイ
クル使用することができるレーザープリンタなどの画像
形成装置、リサイクル後の現像剤を収容するカートリッ
ジおよび現像剤をリサイクル使用する画像形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】キャリアとトナーを混合してなる現像剤
を用いて潜像担持体上の潜像を可視像化する画像形成装
置として、カラー複写機またはカラープリンターなどが
ある。従来、この種の画像形成装置として次の、の
各技術知られている。
【0003】.特開平9−96939号公報に開示さ
れた技術。この開示技術では、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各色用の現像器が使用されており、こ
られの各色の現像剤であって使用後のものは全て、ブラ
ック用の現像器に回収されるようになっている。
【0004】.特開平7−191538号公報に開示
された技術。この開示技術では、複写機またはプリンタ
ーでトナーをリサイクルして用いていて現像手段等を本
体に対して着脱可能にカートリッジ化し、装置を小型化
したものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術では
シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーが黒現像器
に回収されるのであって、シアン、マゼンタ、イエロー
の各色それぞれについてのリサイクルの概念がない。前
記の従来技術でも一色のみのリサイクルであって、複
数色のそれぞれについてのリサイクルの概念がない。従
って、従来技術では、いずれも現像剤に他の色が混色す
るおそれがある。
【0006】請求項1記載の発明は、複数色の現像剤を
使用する画像形成装置について、トナーに起因する混色
をなくすることを目的とする。請求項2記載の発明は、
複数色の現像剤を使用する画像形成装置について、各色
トナー及びキャリアのそれぞれについて起因する混色を
なくることを目的とする。請求項3記載の発明は、リサ
イクル現像剤(トナー及びキャリア)の劣化に伴う画質
の低下を防止することを目的とする。請求項4、5記載
の発明はさらなる画質の向上を図ることを目的とする。
請求項6記載の発明は、リサイクル後のトナーの処理を
簡単に行うことを目的とする。請求項7記載の発明は、
カートリッジの交換サイクルを長くすることを目的とす
る。請求項8記載の発明は、現像性能を良好な一定の状
態に保持しつつ現像を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。 (1).キャリアとトナーを混合してなる複数色の現像
剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現像装置により
可視像化し、前記像担持体から回収した廃トナーおよび
前記現像装置から回収したキャリアとトナーをさらにカ
ートリッジ化された容器を経てリサイクルする画像形成
装置であって、前記像担持体上の各色の残トナーを各色
毎に異なるクリーニング手段により回収し、リサイクル
することとした(請求項1)。
【0008】(2).キャリアとトナーを混合してなる
複数色の現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現
像装置により可視像化し、前記像担持体から回収した廃
トナーおよび前記現像装置から回収したキャリアとトナ
ーを、カートリッジ化された容器を経てリサイクルする
画像形成装置であって、各色について、前記現像装置か
ら回収したキャリアとトナーとを分離した上で、別々に
前記現像装置に向けて送り出すこととした(請求項
2)。
【0009】(3).(2)記載の画像形成装置におい
て、前記現像装置に向けて分離された状態で送り出され
るトナーとキャリアにそれぞれ新品のトナーと新品のキ
ャリアを混ぜて現像に供することとした(請求項3)。
【0010】(4).(3)記載の画像形成装置におい
て、前記リサイクルされたトナーとリサイクルされたキ
ャリアを新品のトナーと新品のキャリアに混ぜるとき
に、リサイクルされたトナーとリサイクルされたキャリ
アの供給の位置を異ならせた(請求項4)。
【0011】(5).キャリアとトナーを混合してなる
複数色の現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現
像装置により可視像化し、前記像担持体から回収した廃
トナーおよび前記現像装置から回収したキャリアとトナ
ーを、カートリッジ化された容器を経てリサイクルする
画像形成方法であって、キャリアとトナーを前記各色毎
に分離しリサイクルする過程で、前記リサイクルされた
トナーとリサイクルされたキャリアを新品のトナーと新
品のキャリアに混ぜるときにリサイクルされたトナーと
リサイクルされたキャリアの供給のタイミングを変える
こととした(請求項5)。
【0012】(6).キャリアとトナーを混合してなる
複数色の現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現
像装置により可視像化し、前記像担持体から回収した廃
トナーおよび前記現像装置から回収したキャリアとトナ
ーを、カートリッジ化された容器を経てリサイクルする
画像形成方法であって、キャリアとトナーを前記各色毎
に分離しリサイクルする過程で、前記リサイクルされた
トナーとリサイクルされたキャリアを新品のトナーと新
品のキャリアに混ぜるときにリサイクルされたトナーと
リサイクルされたキャリアの供給のタイミングを変える
こととした(請求項6)。
【0013】(7).(6)記載の画像形成装置に用い
られる前記カートリッジは、前記複数色の1つが黒であ
るとき、この黒のトナーを収納するための前記室が、他
の色用の前記室よりも大きいこととした(請求項7)。
【0014】(8).キャリアとトナーを混合してなる
複数色の現像剤を用いて各色毎に潜像担持体の潜像を可
視像化する画像形成装置であって、現像に供されたのち
回収した廃トナーおよびキャリアをカートリッジ化され
た容器を経てリサクルする過程で、回収したトナーとキ
ャリアをキャリアと逆のバイアスをかけることによって
トナー持体上の潜像を現像装置により可視像化し、前記
像担持体から回収した廃トナーおよび前記現像装置から
回収したキャリアとトナーをさらにカートリッジ化され
た容器を経てリサイクルする画像形成装置であって、前
記像担持体上の各色の残トナーを各色毎に異なるクリー
ニング手段により回収し、リサイクルすることとした
(請求項8)。
【0015】
【発明の実施の形態】
[1] 第1の例 本発明が適用される画像形成装置の例を説明する。図1
4、図15、図16において、符号1は潜像担持体の一
例としてのドラム状の感光体を示す。この感光体1は画
像形成に際して矢印の向きに回転される。この感光体1
のまわりには、よく知られるカラー画像形成装置で採用
されているものと同じように、帯電手段100、露光走
査手段102、現像装置200、中間転写ベルト20、
クリーニング手段300などが配置されている。
【0016】中間転写ベルト20は感光体1に対向近接
して同一速度で同一方向に移動するようにプーリ10
3、104に支持されていて、中間転写部24で感光体
1と近接した位置で対向していて、感光体1上のトナー
像が転写される時には転写バイアス印加用の転写ローラ
21が移動することにより、中間転写ベルト20は感光
体1に接触した状態となる。この接触状態において、転
写ローラ21には転写バイアスが印加されて感光体1上
のトナー像が中間転写ベルト20上に転写されるように
なっている。
【0017】フルカラー画像の形成に際しては、一般的
なカラー電子写真プロセスに従う。つまり、帯電手段1
00により感光体1が帯電され、感光体1上に例えばイ
エロー用の潜像が形成されると、この潜像は現像装置2
00を構成している現像装置であるイエローのトナーに
よる現像器で可視像化され、次いで中間転写体20に転
写される。転写後の感光体1上に残留するイエロートナ
ーは、クリーニング手段300のイエロー用のクリーニ
ング装置30Yでクリーニングされる。
【0018】次いで、感光体1にはマゼンタ用の潜像が
同様に形成されてこの潜像が現像装置200を構成して
いる現像装置としてのマゼンタのトナーによる現像器で
可視像化され、このマゼンタのトナー像が既に中間転写
ベルト20上に形成されているイエローのトナー像に重
ね転写される。
【0019】このように、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のトナー像を順次感光体1上に形成
するごとに中間転写ベルト20上に転写していくこと
で、該中間転写ベルト20上にフルカラーによる重ねト
ナー像をつくる。このフルカラートナー像は、転写紙に
一括転写される。
【0020】中間転写ベルト20は感光体1に対向近接
して同一速度で同一方向に移動するようにプーリ10
3、104に支持され中間転写部24で感光体1と近接
した位置で対向している。中間転写ベルト20は、感光
体1上のトナー像が転写される時には転写バイアス印加
用の転写ローラ21が移動することにより感光体1に接
触した状態となる。この接触状態において、転写ローラ
21には転写バイアスが印加されて感光体1上のトナー
像が中間転写ベルト20上に転写されるようになってい
る。
【0021】中間転写ベルト20上に転写されたトナー
像は、中間転写ベルト20を支持しているプーリ103
と該中間転写ベルト20を介して対向圧接して回転する
2次転写ローラ22が設けられた2次転写部25におい
て、破線に沿ってレジストローラ26を介して送られて
くる図示しない転写紙に転写される。該転写紙に転写さ
れたトナー像は定着装置24を通過する間に定着され
て、排紙トレイ上に排出される。
【0022】現像装置200は所謂リボルバータイプの
ものが用いられていて、図15に示すように、その主要
部はドラム状をした現像ドラム2からなり、感光体1と
ほぼ同じ軸方向の長さを有している。この現像ドラム2
は感光体1のまわりであって、前記露光装置からの露光
光Lbが入射される所定の書き込み位置よりも矢印で示
す回転方向上の下流の所定位置にて感光体1に近接させ
て設けられていて、軸4を中心にして矢印の向きに間欠
的に回転制御されるようになっている。現像ドラム2の
軸4の延長上であって該現像ドラム2の端部には、現像
ドラム2に対して着脱可能にドラム状をした現像剤の回
収容器3が設けられている。
【0023】図15における現像ドラム2のA−A矢視
断面を示した図16において現像ドラム2の内側には、
軸線部より放射状に外周方向延びていて該ドラムの内側
を円周方向に4つに等分に仕切る壁部5、6、7、8が
あり、これらの壁部により現像ドラム2内は4つの現像
器2Y、2M、2C、2BKに仕切られている。
【0024】現像器2Y、2M、2C、2BKはそれぞ
れ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの潜像をそ
の色で可視像化する現像装置である。これらの各現像器
2Y、2M、2C、2BK内の構造は全部共通である。
これらの各現像器2Y、2M、2C、2BKに設けられ
た主たる部材は現像ローラ9であり、その他、該現像ロ
ーラ9に現像剤を撹拌しつつ供給するためのいくつかの
図示しない回転体が設けられている。各現像ローラ9は
現像ドラム2に軸支されていて図示しない駆動系により
回転駆動されるようになっている。
【0025】各現像器には現像ドラム2の外周面部に軸
方向にわたってスリット10が形成されていて、現像ド
ラム2はこのスリット10に対向近接させて設けられて
いる。現像器2Y内にはキャリアとイエローのトナー、
現像器2M内にはキャリアとマゼンタのトナー、現像器
2C内にはキャリアとシアンのトナー、現像器2BKに
はキャリアとブラックのトナーがそれぞれ収容されてい
て、カラー画像形成のプロセスに従い、各現像器のスリ
ット10が順次感光体1に対向するように回動位置決め
されて暫時停止し、この停止している間に現像ローラ9
が回転して感光体1上の潜像に対応した色のトナーで可
視像化する。
【0026】ここで、現像ローラ9のスリーブ内には軸
方向について該ローラ略対応する長さのマグネットが円
周方向に複数個、所定の配分で分布して固定配置されて
いる。これにより、スリーブの周面上にはマグネットの
配置に応じて複数の磁気ブラシが形成されスリーブの回
転に応じてこの磁気ブラシがスリーブの周面を移動す
る。
【0027】したがって、スリーブの回転に応じて複数
の磁気ブラシの穂が順次入れ替わりスリット10から外
側に突出して感光体1の面に摺擦されることとなる。こ
うして常に新しい磁気ブラシが感光体1の周面を摺擦
し、潜像に対し十分にトナーの供給が行なわれる。
【0028】図15における回収容器3のB−B矢視断
面を示すと図17のようになる。回収容器3は現像ドラ
ム2とほぼ同径であり、その内側は現像ドラム2におけ
る現像器2Y、2M、2C、2BKと対応して連通され
る現像剤室2Y'、2M'、2C'、2BK'が形成される
ように放射状の壁部5'、6'、7'、8'により仕切られ
ている。
【0029】回収容器3は図18に示すように軸方向の
左側の部分が右側の部分よりも小径のインロー部11を
構成していて、このインロー部11が現像ドラム2の端
部内側に着脱可能に嵌合することができるようになって
いる。さらに、このインロー部11の外周面の一部には
軸方向に長い凸部11aが形成されている。この凸部1
1aが現像ドラム2に形成された凹部と合致するような
回転方向の位置で、インロー部11を現像ドラム2に嵌
合させたとき、現像ドラム2の現像器2Yと回収容器の
現像剤室2Y'、現像ドラム2の現像器2Mと回収容器
3の現像剤室2M'、現像ドラム2の現像器2Cと回収
容器の現像剤室2C'、現像ドラム2の室2BKと回収
容器の室2BK'とがそれぞれ完全に合致し連通した状
態になる。なお、現像ドラム2と回収容器3とは、図示
を省略した適宜の締結手段、例えば現像ドラム2と回収
容器3との接合面部に形成したフランジ部をねじ止めす
るなどの手段により分解可能に一体化されている。
【0030】現像ドラム3の現像器2Yに設けた現像ロ
ーラ9により可視像化が行なわれたとき該現像器2から
こぼれたキャリアとイエロートナーによる現像剤は、現
像剤受け40により捕集される。現像剤受け40は、図
15に示すように感光体1と現像ドラム2とが対向して
いる部位の下方の位置に定置されていて、感光体1の軸
方向長さを十分にカバーし得る長さを有した樋状の形状
をしている。
【0031】この現像剤受け40の上方は開放されてい
て、現像に際して現像器から落下した現像剤がここに捕
集される。現像剤受け40の底部は長手方向の中央部に
向かう程低くなるように傾斜していて、中央部には下方
に向かう現像剤回収管41に連通している。フルカラー
画像の形成に際しては、現像器2Y、2M、2C、2B
Kが順次切り替わるので、現像剤受け40には、異なる
色の現像剤が順次捕集されることになる。
【0032】一方、現像工程後に感光体1上に残留して
いるトナーは、感光体1の回動と共にクリーニング手段
300の部位に至ると、その色に対応して設けられたク
リーニング装置によって感光体1上から除去される。た
とえば、イエローの現像器2Yによって現像が行われた
ときには、前記したようにイエローのクリーニング装置
30Yによって感光体1上の残留トナーがクリーニング
される。クリーニング装置30Yはブレード30Yを備
えていて、このブレード30Yはイエローの残留トナー
が到来するタイミングでそれまで感光体1から離間状態
だったのが接触状態になり、残留トナーのクリーニング
を行う。
【0033】同様に、マゼンタの現像器2Mに対応して
クリーニング装置30M、シアンの現像器2Cに対応し
てクリーニング装置30C、ブラックの現像器30BK
に対応してクリーニング装置30BKがそれぞれ設けら
れていて、これらのクリーニング装置30M、30C、
30BKがそれぞれ備えるブレード42M、42C、4
2BKは、それぞれのクリーニングに必要な所定の時間
だけ感光体1に接触して感光体上の残留トナーをクリー
ニングする。
【0034】これらのブレード42M、42C、42B
Kはそれぞれ、図15に示すように感光体1の軸方向長
さと略同じ長さを有していて、その下方部には該ブレー
ドにより掻き落とされたトナーを受け取るためのU字状
の容器が設けられ、該容器の中には図示省略のモーター
により駆動されるスクリューコンベア43がそれぞれ設
けられている。これらのスクリューコンベア43により
トナーは各クリーニング装置の一方側に集められるよう
になっている。
【0035】これらスクリューコンベア43によって一
方側に寄せられたトナーはクリーニング装置30Y、3
0M、30C、30BKの各一端側に接続されたトナー
回収管31Y、31M、31C、31BKを経て回収さ
れ、一定の処理を施された上でリサイクルされ、再使用
に供される。図15、図18において、再使用に供され
るトナーはトナー供給管32を介して回収容器3に戻さ
れ、また、再使用に供されるキャリアはキャリア供給管
33を介して回収容器3に戻される。
【0036】これらのトナー供給管32、キャリア供給
管33は、内部には図示しない搬送スクリューを有する
パイプからなる。これらのパイプは回収容器3に対向し
た端側が回収箱12の長手方向端面部に摺動可能に圧接
されるようになっている。たとえば、トナー供給管32
については、図19に示すようにトナー供給管32の端
部内径部に摺動可能に嵌合接続された摺動管32aがあ
り、図19に拡大して示すようにトナー供給管32と摺
動管32aとの間には、伸張性のばね16が管の円周ま
わりに等分に複数設けられていて、トナー供給管32が
摺動管32aを矢印17で示す向き、つまり、摺動管3
2aを回収容器3に圧接させる向きに付勢している。
【0037】ばね16の外側は蛇腹状のカバー19で覆
われている。尤も、図18においては、図19に示した
カバー19の図示を省略して示している。トナー供給管
32は図示しない不動部材に固定されているので、摺動
管32aは回収容器3に圧接されている。
【0038】前記したように、カラー画像形成プロセス
において、現像ドラム2は回収容器3とともに間欠的に
回動する。つまり、現像器2Yのスリット10が感光体
1に対向した位置で現像ドラム2および回収ドラム3は
一時停止し、この停止の間に感光体1が回動して現像が
行なわれるとともに、回収管31Yからは感光体1上の
残留トナー、現像剤回収管41からは現像器2Yからの
現像剤の回収がそれぞれ行なわれ、後述する一定の処理
を経たのち、トナーについてはトナー供給管32を経
て、また、キャリアについてはキャリア供給管33を経
て回収容器3に供給され、再使用に供されるようになっ
ている。キャリア供給管33についてもトナー供給管3
2と全く同じ構造により、摺動管33aが接続されてい
て該摺動管33aの端部が回収容器3の端面に摺動可能
に圧接されている。
【0039】フルカラー画像の現像に際して、現像ドラ
ム2と共に回収容器3が間欠的に回動するとき、これら
摺動管32a、33aの各端面は回収容器3の端面に圧
接されていて回収容器3の回動に伴い前記端面にまるい
軌跡を描く。このまるい軌跡上であって、各現像剤室2
Y'、2M'、2C'、2BK'に対応した回収容器3の端
面にはそれぞれ摺動管32aと連通し得る丸い穴32
Y、32M、32C、32BKと、摺動管33aと連通
し得る丸い穴33Y、33M、33C、33BKとが形
成されている。
【0040】したがって、フルカラー現像に際しては現
像ドラム2が間欠的に回動し、回動が停止する毎に摺動
管32aは穴32Y、32M、32C、32BKの順
に、摺動管33aは穴33Y、33M、33C、33B
Kの順にそれぞれ順次対向し、対向した穴と連通状態と
なる。
【0041】例えば、イエローのトナーで現像が行われ
るとき図18に示すように、摺動管32aの端面は回収
容器3の端面部に形成された穴32Yに合致して該穴3
2Yと連通した状態となり、同時に摺動管33aの端面
は回収容器3の端面部に形成された穴33Yに合致して
該穴33Yと連通した状態となる。
【0042】摺動管32a、33aは、ばね16の弾性
により回収容器3の端面に押圧されて常時密封状態が保
持される。また、イエローのトナーによる現像の次にマ
ゼンタというように順に異なる色で現像が行なわれる
が、これらの現像に際して回収容器3は現像ドラム2と
共に回動し、摺動管32a、33aが回収容器3の端面
を摺動してこれらの摺動管と対向する穴に合致した位置
で停止する。このようにして摺動管32aと穴32Y、
32M、32C、32BK及び摺動管33aと穴33
Y、33M、33C、33BKとの連通状態が得られ、
感光体1上の残トナーや現像器からこぼれた現像剤が一
定の処理を経たのち、その色に対応した回収容器3の現
像剤室に戻されるようになっている。
【0043】なお、穴32Y、32M、32C、32B
Kや穴33Y、33M、33C、33BKにはそれぞれ
図示省略のシャッタが付帯されていて、図示しない機構
により摺動管32aや摺動管32bと合致したときだけ
シャッタが開き、これ以外の状態ではシャッタが閉じて
回収したトナー、キャリアが外部にこぼれないようにし
てある。また、図18に示すように回収容器3の端面部
と摺接する摺動管32a、33aの各端部には摺動の円
滑さと密着性を得ることのできる材料からなる接触リン
グP2a1が設けられている。
【0044】現像ドラム2と回収容器との間は、壁で仕
切られている。現像ドラム2の各現像器2Y、2M、2
C、2BKからはそれぞれ、前記壁を貫通して回収容器
3に至るスクリューコンベア18Y、18M、18C、
18BKが設けられている。
【0045】トナー供給管32や、キャリア供給管33
を介して回収容器3に供給されたトナーやキャリアは、
これらのスクリューコンベア18Y、18M、18C、
18BKを介して各現像器2Y、2M、2C、2BKに
搬送される。スクリューコンベア18Y、18M、18
C、18Bはそれぞれ、回収容器3の区切られた各現像
剤室2Y'、2M'、2C'、2BK'におよんでいるが、
該スクリューコンベアのまわりにトナーやキャリアなど
が溜まっていないと搬送性が損なわれる。そこで、図1
7に符号50で示すようにスクリューコンベアのまわり
を包囲する部剤を設けて、搬送性を確保している。
【0046】[2]第1の例 図1、図15により説明する。図15において既に説明
した回収管31Y、31M、31C、31BK、トナー
供給管32、キャリア供給管33、現像剤回収切り換え
る管41などは、図1においてこれらと同一の符号を付
しているラインが相当する。
【0047】現像剤回収管41は途中で四方切換弁56
を介して4つに分岐して、トナーとキャリアとを分離す
る分離器51Y、51M、51C、51BKの入り口側
にそれぞれ管35Y、35M、35C、35BKにより
接続されている。この四方切換弁56は、画像形成プロ
セスを制御する制御部からの指令により制御され、例え
ばイエロー画像の現像およびクリーニングに際しては現
像剤回収管41を管35Yにのみ連通状態にする。同様
にマゼンタ画像の現像およびクリーニングに際しては現
像剤回収管41を管35Mにのみ、シアン画像の現像お
よびクリーニングに際しては現像剤回収管41を管35
Cにのみ、ブラック画像の現像およびクリーニングに際
しては現像剤回収管41を管35BKにのみ、それぞれ
連通状態にする。
【0048】また、回収管31Yは分離器51Y、回収
管31Mは分離器51M、回収管31Cは分離器51B
Kの入り口側にそれぞれ接続されている。分離器51
Y、51M、51C、51BKはトナーとキャリアとを
分離する機能を有しており、これら各分離器は共通の技
術思想に基づく分離のための構成を有していて、分離器
51Yはイエローのトナーとキャリアとを分離し、分離
器51Mはマゼンタのトナーとキャリアとを分離し、分
離器51Cはシアンのトナーとキャリアとを分離し、分
離器51BKはブラックのトナーとキャリアとを分離す
る機能をそれぞれ有している。
【0049】符号52で示したものは、トナーの循環系
における中間バッファ的機能を有する容器であり、内部
はイエロー用のストレージ部52Y、マゼンタトナーの
循環系における中間バッファ的機能を有する容器用のス
トレージ部52M、シアン用のストレージ部52C、ブ
ラック用のストレージ部52BKにそれぞれ仕切られて
いる。
【0050】分離器51Yにおける分離後のトナー専用
出口部はトナー管330Yの一端側と接続され、該トナ
ー管330Yの他端部はコネクタ34を介してストレー
ジ部52Yの入り口部に接続されている。同様に、分離
器51Yにおける分離後のキャリア専用出口部は1つに
集合された上でコネクタ34を介してキャリアの循環系
における中間バッファ的機能を有する容器54の入り口
側に接続されている。この容器54内は仕切られておら
ず、出口側はコネクタ34を介してキャリア供給管34
に接続されている。容器54は当該画像形成装置内に設
けられていて、コネクタ34を解除することにより、必
要に応じて着脱可能である。
【0051】分離器51M、51C、51BKの各分離
後のトナー専用出口部はそれぞれトナー管330M、3
30C、330BKの各一端側に接続され、各他端側は
コネクタ34を介してストレージ部52M、52C、5
2BKの各入り口部に接続されている。これらストレー
ジ部52Y、52M、52C、52BKの各出口部は1
つに集合された上で、コネクタ34を介してトナー供給
管32に接続されている。容器52は当該画像形成装置
内に設けられていて、コネクタ34を解除することによ
り、必要に応じて着脱可能である。
【0052】かかる構成では、イエローの現像に際して
は現像器2Yからこぼれた現像剤(イエロートナーとキ
ャリア)は、現像剤回収管41、四方切換弁56、管3
5Yを経て分離器51Yに至り、イエロートナーとキャ
リアとに分離されて、イエロートナーはトナー管330
Y、ストレージ部52Y、トナー供給管32を経て現像
剤室2Y'に至る。さらにキャリアと攪拌されて現像器
2Yに供給される。また、クリーニング装置30Yによ
り感光体1から回収されたイエローの残留トナーは、回
収管31Yを経て分離器51Yに至り、ここで、不純物
と分離される。不純物と分離されたイエロートナーはト
ナー管330Y、ストレージ部52Y、トナー供給管3
2を経て現像剤室2Y'に至る。さらにキャリアと攪拌
されて現像器2Yに至る。一方、分離器51Yでイエロ
ートナーと分離されたキャリアは、容器54、キャリア
供給管33を経て現像剤室2Y'に至る。さらにトナー
と攪拌されて現像器2Yに供給される。
【0053】マゼンタの現像に際しては現像器2Mから
こぼれた現像剤(マゼンタトナーとキャリア)は、現像
剤回収管41、四方切換弁56、管35Mを経て分離器
51Mに至り、マゼンタトナーとキャリアとに分離され
て、マゼンタトナーはトナー管33M、ストレージ部5
2M、トナー供給管32を経て現像剤室2M'に至る。
【0054】さらに、キャリアと攪拌されて現像器2M
に至る。また、クリーニング装置30Mにより感光体1
から回収されたマゼンタの残留トナーは、回収管31M
を経て分離器51Mに至り、ここで、不純物と分離され
る。不純物と分離されたマゼンタトナーはトナー管33
0M、ストレージ部52M、トナー供給管32を経て現
像剤室2M'に至る。さらに、キャリアと攪拌されて現
像器2Mに供給される。一方、分離器51Mでマゼンタ
トナーと分離されたキャリアは、容器54、キャリア供
給管33を経て現像剤室2M'に至る。さらにキャリア
と攪拌されつつ現像剤室2M'から現像器2Mに供給さ
れる。
【0055】シアンの現像に際しては現像器2Cからこ
ぼれた現像剤(シアントナーとキャリア)は、現像剤回
収管41、四方切換弁56、管35Cを経て分離器51
Cに至り、シアントナーとキャリアとに分離されて、シ
アントナーはトナー管330C、ストレージ部52C、
トナー供給管32を経て現像剤室2C'に至る。更に、
キャリアと攪拌されて現像器2Cに至る。また、クリー
ニング装置30Cにより感光体1から回収されたシアン
の残留トナーは、回収管31Cを経て分離器51Cに至
り、ここで、不純物と分離される。不純物と分離された
シアントナーはトナー管330C、ストレージ部52
C、トナー供給管32を経て現像剤室2C'に回収され
る。さらにトナーと攪拌されて現像器2Cに供給され
る。一方、分離器51Cでシアントナーと分離されたキ
ャリアは、容器54、キャリア供給管33を経て現像剤
室2C'に至る。さらにトナーと攪拌されつつ現像器2
Mに供給される。
【0056】ブラックの現像に際しては現像器2BKか
らこぼれた現像剤(ブラックトナーとキャリア)は、現
像剤回収管41、四方切換弁56、管35BKを経て分
離器51BKに至り、ブラックトナーとキャリアとに分
離されて、ブラックトナーはトナー管330BK、スト
レージ部52BK、トナー供給管32を経て現像剤室2
BK'に至る。さらに、キャリアと攪拌されて現像器2
BKに供給される。また、クリーニング装置30BKに
より感光体1から回収されたブラックの残留トナーは、
回収管31BKを経て分離器51BKに至り、ここで、
不純物と分離される。不純物と分離されたブラックトナ
ーはトナー管330BK、ストレージ部52BK、トナ
ー供給管32を経て現像剤室2BK'に回収される。さ
らにトナーと攪拌されて現像器2BKに供給される。一
方、分離器51BKでブラックトナーと分離されたキャ
リアは、容器54、キャリア供給管33を経て現像剤室
2BK'に至る。さらにトナーと攪拌されつつ現像器2
BKに供給される。
【0057】このように、本例ではトナーに関しては4
色に分けて各現像剤室2Y、2M、2C、2BKに戻さ
れて再度の現像に供されるし、キャリアに関しては1つ
にまとめられた上で、各現像剤室2Y、2M、2C、2
BKに戻されて再度の現像に供される。このように、画
像形成装置内で各色ごとにトナーをリサイクルさせるこ
とができる。また、容器52、容器54は内部に貯溜さ
れているトナーやキャリアが劣化した場合にはコネクタ
54を外すことにより容器ごと交換することができる。
【0058】[3]第2の例 図2により説明する。本例において、クリーニング装置
30Y、30M、30C、30BKおよび現像剤受け4
0から分離器51Y、51M、51C、51BKに至る
経路は前記[2]で述べた例と同じである。異なる点
は、前記[2]の例ではトナーの回収経路に関して図1
に示されたように色別に4分割された1つの容器54を
設けていたのに対し、本例では、これに代えて各色毎に
独立した4つの容器52Y'、52M'、52C'、52
BK'を設けたこと、および、キャリアの回収経路に関
して図1に示されたように内部が仕切られていない1つ
の共通の容器54を設けていたのに対してこれに代えて
内部が4つのストレージ部54Y、54M、54C、5
4BKに仕切られた1つの容器54'を設けた点であ
る。
【0059】図2において、分離器51Yの出口部と容
器52Y'の入り口部とがトナー管330Y'、分離器5
1Mの出口部と容器52M'の入り口部とがトナー管3
30M'、分離器51Cの出口部と容器52C'の入り口
部とがトナー管330C'、分離器51BKの出口部と
容器52BK'の入り口部とがトナー管33BK'により
それぞれコネクタ34を介して接続されている。また、
各容器52Y'、52M'、52C'、52BK'の各出口
部はトナー供給管32に接続されている。
【0060】かかる構成では、イエローの現像に際して
は現像器2Yからこぼれた現像剤(イエロートナーとキ
ャリア)は、現像剤回収管41、四方切換弁56、管3
5Yを経て分離器51Yに至り、イエロートナーとキャ
リアとに分離されて、イエロートナーはトナー管330
Y'、容器52Y'、トナー供給管32を経て現像剤室2
Y'に至る。さらにキャリアと攪拌されて現像器2Yに
供給される。また、クリーニング装置30Yにより感光
体1から回収されたイエローの残留トナーは、回収管3
1Yを経て分離器51Yに至り、ここで、不純物と分離
される。不純物と分離されたイエロートナーはトナー管
330Y'、容器52Y'、トナー供給管32を経て現像
剤室2Y'に至る。さらにキャリアと攪拌されて現像器
2Yに至る。一方、分離器51Yでイエロートナーと分
離されたキャリアは、容器54'、キャリア供給管33
を経て現像剤室2Y'に至る。さらにトナーと攪拌され
て現像器2Yに供給される。他の色についてもこれに準
ずるので説明は省略する。
【0061】本例では、各色について、現像装置から回
収したキャリアとトナーとを分離した上で、キャリアに
ついても、トナーについても色別に前記現像装置に送り
出すようにしている。よって、キャリアにほんの僅かに
着いているトナーもそれぞれの色毎にリサイクルされる
こととなり、混色の影響がより少なくなり、画質が向上
する。本例においても、容器52Y'、52M'、52
C'、52BK'や、容器54'は内部に貯溜されている
トナーやキャリアが劣化した場合にはコネクタ54を外
すことにより容器ごと交換することができる。
【0062】[4]第3の例 図3により説明する。本例では、各色について、現像装
置から回収したキャリアとトナーとを分離した上で、キ
ャリアについても、トナーについても色別に前記現像装
置に送り出すようにしている点では前記[3]において
図2により説明したのと同じである。
【0063】つまり、本例において、クリーニング装置
30Y、30M、30C、30BKおよび現像剤受け4
0から分離器51Y、51M、51C、51BKに至る
経路の構成は前記[2]において図1、前記[3]にお
いて図2で説明した構成と同じである。キャリアの回収
系について容器54'を設けている点でも同じである。
また、トナーの回収系について容器52を設けている点
は前記[2]において図1で説明した構成と同じであ
る。
【0064】異なる点は、現像装置に向けて分離された
状態で送り出されるトナーとキャリアにそれぞれ新品の
トナーと新品のキャリアを混ぜて現像に供することがで
きるようにしている点である。このため、図3に示すよ
うに、キャリア供給管33には新しいキャリアを収容し
た新品キャリア容器58をコネクタ34を介して接続し
ている。キャリアは、各色のトナーに対して共通に使用
されるので、新品キャリア容器58は1つでよい。
【0065】また、トナー供給管32には新しいトナー
を収容した新品トナー容器59を接続している。詳しく
は、この新品トナー容器59は、内部がイエロートナー
を収容しているストレージ部59Y、シアントナーを収
容しているストレージ部59C、マゼンタトナーを収容
しているストレージ部59M、ブラックトナーを収容し
ているストレージ部59BKの4つ室に仕切られてい
て、それぞれのストレージ部に新しいトナーが収容され
ていて、各ストレージ部はコネクタ34および弁60を
介して、トナー供給管32にそれぞれ接続している。
【0066】各色共通のトナー供給管32に対して現像
のタイミングに合わせて4色のトナーを切り換えて送る
必要から、各弁60は、現像のタイミングに合わせて自
動的に切り換えられる。
【0067】本例では、リサイクルされるトナーとキャ
リアにそれぞれ新品のトナーと新品のキャリアを混ぜる
ことになるので、性能劣化の度合いの少ない現像剤が使
用されることとなり、画質の向上を図ることができる。
【0068】[5]第4の例 図4により説明する。本例では、各色について、現像装
置から回収したキャリアとトナーとを分離した上で、キ
ャリアについても、トナーについても色別に前記現像装
置に送り出すようにしている点では前記[3]において
図2により説明したのと同じである。
【0069】つまり、本例において、クリーニング装置
30Y、30M、30C、30BKおよび現像剤受け4
0から分離器51Y、51M、51C、51BKに至る
経路の構成は前記[2]において図1、前記[3]にお
いて図2で説明した構成と同じである。
【0070】そして、キャリアの回収系についても、各
分離器51Y、51M、51C、51BKにおけるキャ
リアの出口側とキャリア供給管33とを各色別にキャリ
ア用の容器54Y、54M54C、54BKを、コネク
タ34を介して接続している。このようにトナーの回収
系についても、又、キャリアの回収系についても、各色
別にバッファ用の容器を接続したことで各現像器におけ
るトナーとキャリアとの比を一定にしてリサイクルする
ことができる。
【0071】[6]第5の例 前記[4]の例において図3により説明したように、ト
ナー供給管32からは新品のトナーが現像剤室2Y'、
2M'、2C'、2BK'に供給され、また、トナー供給
管33からは新品のキャリアが同じ現像剤室に適宜供給
されるようになっている。しかし、リサイクルされたト
ナーとリサイクルされたキャリアにそれぞれ新品のトナ
ーと新品のキャリアを混ぜるときに、仮にリサイクルさ
れたトナーとリサイクルされたキャリアを入れる位置が
略同じだと、リサイクルされたトナーとリサイクルされ
たキャリアとが再び結合する可能性が大きい。
【0072】そこで本例では、リサイクルトナーとリサ
イクルキャリアを現像剤室に入れる位置を異ならせてい
る。図5(a)では、現像剤室2Y'について例示して
おり、穴32Yの位置と穴33Yの位置を異ならせてい
る。穴32Mと穴33Mの位置、穴32Cと穴33Cの
位置、穴32BKと穴33BKの位置関係についても同
様である。したがって、これらの穴の位置に合わせてト
ナー供給管32の位置、キャリア供給管33の各位置も
定めることになる。
【0073】図5(b)は他の形式の現像器について例
示したものであり、現像ローラ10が設けられた現像器
2Yにおいて、右側からトナーが、左側からキャリアが
それぞれ矢印で示すように供給されるようになってい
る。これらの例のように構成することにより、リサイク
ルトナーとリサイクルキャリアとが結合する可能性が低
くなり、現像性能が低下するのを防止して画質を高める
ことができる。
【0074】[7]第6の例 本例は前記[6]の例に代替して用いることができる内
容をなす。前記[6]の例では、リサイクルされたトナ
ーとリサイクルされたキャリアにそれぞれ新品のトナー
と新品のキャリアを混ぜるときに、仮にリサイクルされ
たトナーとリサイクルされたキャリアを入れる位置が略
同じだと、リサイクルされたトナーとリサイクルされた
キャリアとが再び結合する可能性が大きいので、トナー
の入り口とキャリアの入り口とについて場所を異ならせ
たものであった。
【0075】しかし、場所的な制約がある場合には採用
できない。その場合には、図6(a)に示すように、キ
ャリアとトナーとを各色毎に分離しリサイクルする過程
でリサイクルされたトナーとリサイクルされたキャリア
を新品のトナーと新品のキャリアに混ぜるときに、穴3
2Yと穴33Yの位置が接近していても、リサイクルさ
れたトナーとリサイクルされたキャリアの供給のタイミ
ングを変えることにより、リサイクルトナーとリサイク
ルキャリアとが結合する可能性が低くなり、現像性能が
低下するのを防止して画質を高めることができる。
【0076】図6(b)は他の形式の現像器について例
示したものであり、現像ローラ10が設けられた現像器
2Yにおいて、同じ右側からトナーとキャリアがそれぞ
れ矢印で示すように供給されるようになっている。しか
し、これらの供給のタイミングをずらすことで、リサイ
クルトナーとリサイクルキャリアとが結合する可能性が
低くなり、現像性能が低下するのを防止して画質を高め
ることができる。
【0077】[8]第7の例 前記図1から図4における各例において、分離器51
Y、51M、51C、51BKはそれぞれ、トナーとキ
ャリアとを分離する機能を有するものであることを述べ
た。本例では、その分離の手段や方法について例示す
る。
【0078】分離器51Y、51M、51C、51BK
では、感光体1から回収した廃トナーおよび現像器から
回収したキャリアとトナーを、キャリアと逆のバイアス
をかけることによってトナーとキャリアとが分離可能な
状態にする方法を少なくとも採用し、さらに、各種の手
段により実際の分離を行っている。
【0079】たとえば、この分離可能な状態のトナーと
キャリアを気流により浮遊させたときの落下速度の差を
利用してトナーとキャリアに分離したり、さらに、こう
して分離されたトナーをさらにメッシュにより該メッシ
ュを通過できる細かいトナーと通過できないトナーとに
分離するなどの手法が採られる。
【0080】先ず、キャリアと逆のバイアスをかけるこ
とによってトナーとキャリアとが分離可能な状態にする
方法について説明する。分離器51Y、51M、51
C、51BKに回収された状態では、図7に示すように
キャリア70が(+)、トナー71が(−)にそれぞれ
帯電している。なお、この逆の帯電状態となるカラー画
像形成装置もある。いずれにしても、このままの帯電状
態では、静電力によりキャリア70とトナー71とを離
すことができない。そこで、このように結合状態にある
キャリア70に対してキャリア70の帯電極性(+)と
逆極性(−)のバイアス電圧を印加する。するとキャリ
ア70とトナー71との間に作用していた引き合う静電
力が反発する静電力になるので、キャリア70とトナー
71との結合状態を解くことができる。
【0081】但し、キャリア70にだけ(−)の電圧を
印加することは困難であるので、結合状態にあるキャリ
ア、トナーを含めて、回収したトナー、キャリアを導電
性の容器内に収納しこの容器に(−)極性のバイアス電
圧を印加する。すると、結合状態にあるトナー、キャリ
アの全体が(−)極性に帯電されて、結合状態を解くこ
とができる。上記容器およびバイアス電圧の印加手段は
トナーとキャリアとの結合状態を解く手段の一例であ
る。このような手段を分離器51Y、51M、51C、
51BKに設ければ、搬送の過程でトナーとキャリアと
を別々に分けることが容易となる。
【0082】こうして、分離可能な状態になったトナー
とキャリアを気流により浮遊させたときの落下速度の差
を利用してトナーとキャリアに分離する手法について以
下に説明する。本例によれば、トナーとキャリアとを別
々回収することができる。図8において、パイプ62内
に矢印で示す向きの気流を生じさせる。この気流の中に
分離後のトナーとキャリアとをおくと、気流により浮遊
した気流の下流側に飛ばされるが、両者間には格段に体
積、重量の差があるので落下位置が異なり、トナーとキ
ャリアとを分離することができる。他の例として、マグ
ネットを用いてキャリアだけを吸着させて分離すること
もできる。
【0083】いずれにしても、これらの方法により、ト
ナーとキャリアとを分離することができる。分離したト
ナーとキャリアとは送り量をそれぞれ制御することによ
って所望の比率で分離器51Y、51M、51C、51
BK内にて分け、さらに現像剤容器に向けて送り出すこ
とができる。
【0084】図9に具体例を示す。パイプ63にはバイ
アス電圧の印加手段によりトナーとキャリアとの結合を
解かれた後のトナー70とキャリア71とがスクリュー
コンベア65により運ばれてくる。パイプ63は途中で
パイプ63aとパイプ63bとに分かれている。この分
岐部の上流側に気流の導入管64が設けられていて、矢
印で示すように気流が生じるようになっている。
【0085】この気流によりトナー71は上方のパイプ
63aに着地し、キャリア70は下方のパイプ63aに
着地する。これらのパイプ63a、63b内にはそれぞ
れスクリューコンベアを設ける。このような、導入口6
4や分岐管を具備した構成を分離器51Y、51M、5
1C、51BKの適宜の個所に設ける。なお、気流を抜
くためにフィルターを介して適宜の逃げ穴をパイプに設
けるようにする。
【0086】こうしてトナーとキャリアとをひととおり
分けることができるが、このように分離されたトナーは
使用後の回収トナーであるため、割れたりして適正なト
ナーと比べて小粒径のトナーになっているものが含まれ
ており、このような性能の劣化してトナーを分離して廃
棄する必要がある。
【0087】そこで、分離されたトナーをさらにメッシ
ュにより該メッシュを通過できる細かいトナーと通過で
きないトナーとに分離する。つまり、図10に示すよう
にパイプ63aの内部を途中から仕切り板66によりさ
らに2つに仕切り、上の通路68uにはスクリューコン
ベア80、下の通路68dにはスクリューコンベア81
をそれぞれ設け、仕切り板66にはメッシュ82を設け
るとともに、パイプ63aから送られてくる全部のトナ
ーを上の通路68uに導くようにする。
【0088】すると、小粒径のトナー71aはメッシュ
82を通過して下の通路68dに移動するし、メッシュ
82を通過できない大粒径のトナー71bは上の通路6
8uを送られる。下の通路68dを送られる一定値以下
の小粒径のトナー71aは各分離器51Y、51M、5
1C、51BKに設けられた廃棄口88を介して廃棄用
のカートリッジに収容して再利用を図るなり、処分する
なりする。上の通路68uを送られる大粒径のトナー7
1bはトナー供給管32を経てリサイクルされる。
【0089】上記例において、キャリアから分離したト
ナーについて、該トナーには正常な径のトナー同士が凝
集して大粒径のトナーとなり、適正な現像の障害になる
ものが含まれている。そこで、かかる凝集を解除するた
め、加振機を通す。これにより、異常な大粒径のトナー
は存在しなくなり、適正な現像が行なわれる。
【0090】また、前記例において、メッシュ82を通
過できなかった大粒径のトナー71bの中にも、適正な
径のトナーと、凝集作用により異常に大粒径になってい
るトナーとが含まれている。そこで、この異常に大粒径
になっているトナーについては、加振手段により振動を
加えて凝集を解く。そこで、図11に示すように上の通
路68uを送られるトナーについては、加振機を介して
からトナー供給管32に搬送してリサイクルに供するこ
ととする。加振機は市販の加振機などを使用する。
【0091】[9]第8の例 上記[8]の例で述べたように、分離器51Y、51
M、51C、51BKの廃棄口88より送り出された再
生不能もしくは再生不能の可能性の高いトナーは、本例
では、それぞれ色毎に4つの廃棄用のカートリッジに廃
棄するのではなくて、一つのカートリッジにまとめて廃
棄するようにする。このようにすれば、交換が容易にな
る。この廃棄用カートリッジの中は、壁でそれぞれの色
毎に仕切られている。
【0092】図12(a)に廃棄用カートリッジの一例
を示す。この廃棄用カートリッジ120はドラム状をし
ていて、軸線部より放射状に延びる破線で示す仕切り板
により等分に各色用の4つの室に仕切られている。符号
120aは各室の入り口部を示す。図12(b)に示す
廃棄用カートリッジ121では、矩形の箱を4つ並べた
ごとき形態となっている。符号121aは各室の入り口
部を示す。図12(c)に示す廃棄用カートリッジ12
2は、図12(a)における廃棄用カートリッジの変形
ともいうべきもので、ブラック用の室122BKだけ
が、他の室122Y、122M、122Cよりも大きく
なっている。通常のカラー画像形成においてはブラック
のトナーが一番多く使われるので、廃棄されるトナーの
量もブラックが一番量的に大きくなると考えられる。そ
こで、ブラック用の廃棄トナー室の容積を大きくしてお
けば、廃棄用カートリッジ122の交換サイクルを長く
することができる。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各色毎に
異なるクリーニング手段により、各色毎にトナーを回収
し、リサイクルするので、複数色の現像剤を使用する画
像形成装置について、トナーに起因する混色をなくする
ことができる。請求項2記載の発明によれば、複数色の
現像剤を使用する画像形成装置について、各色トナー及
びキャリアのそれぞれについて分離してリサイクルする
ので、トナーおよびキャリアに起因する混色をなくする
ことができる。
【0094】請求項3記載の発明によれば、新品のトナ
ーと、新品のキャリアを加えるのであるから、リサイク
ル現像剤(トナー及びキャリア)の劣化に伴う画質の低
下を防止することができる。
【0095】請求項4、5記載の発明によれば、リサイ
クルされたトナーとキャリアの再結合が防止されるの
で、さらなる画質の向上を図ることができる。請求項6
記載の発明によれば、リサイクル後のトナーの処理を簡
単に行うことができる。
【0096】請求項7記載の発明によれば、カートリッ
ジの交換サイクルを長くすることができる。請求項8記
載の発明によれば、キャリアとトナーをそれぞれ別々の
カートリッジに回収してリサイクルするので、トナーと
キャリアの比を一定にしてリサイクルでき、現像性能を
良好な一定の状態に保持しつつ現像を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置におけるトナー、キャリアのリサ
イクル系を説明した図である。
【図2】画像形成装置におけるトナー、キャリアのリサ
イクル系を説明した図である。
【図3】画像形成装置におけるトナー、キャリアのリサ
イクル系を説明した図である。
【図4】画像形成装置におけるトナー、キャリアのリサ
イクル系を説明した図である。
【図5】図5(a)は現像剤室の一部を示した断面図、
図5(b)は他の構成による現像剤室の一部を示した図
である。
【図6】図6(a)は現像剤室の一部を示した断面図、
図6(b)は他の構成による現像剤室の一部を示した図
である。
【図7】キャリアとトナーとが静電的に結合していると
きの帯電状態を例示した図である。
【図8】トナーとキャリアとを気流を用いて分離する原
理を説明した図である。
【図9】トナーとキャリアとを気流を用いて分離する手
段を例示した図である。
【図10】回収現像剤についてメッシュを用いて所定サ
イズ以下の粒径のトナーを分離する手段を例示した断面
図である。
【図11】大粒径のトナーについて加振機を通す例を説
明した図である。
【図12】図12(a)は廃棄用カートリッジの斜視
図、図12(b)は廃棄用カートリッジの斜視図であ
る。
【図13】廃棄用カートリッジの斜視図である。
【図14】画像形成装置の概略構成を説明した図であ
る。
【図15】リサイクル系の要部を説明した斜視図であ
る。
【図16】図15におけるA−A矢視断面図である。
【図17】図15におけるB−B矢視断面図である。
【図18】回収容器と管の関係を説明した斜視図であ
る。
【図19】回収容器に対して管を弾性的に当てる手段を
例示した図である。
【符号の説明】
1 感光体 51Y、51M、51C、51BK 分離器 52Y、52M、52C、52BK 容器 54 容器 200 現像装置 300 クリーニング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AD03 BB24 BB33 BB38 2H034 AA06 BF01 BF08 CA01 CA04 CB01 2H077 AA03 AA37 AA39 BA10 CA19 DB14 EA03 EA24 GA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリアとトナーを混合してなる複数色の
    現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現像装置に
    より可視像化し、前記像担持体から回収した廃トナーお
    よび前記現像装置から回収したキャリアとトナーをさら
    にカートリッジ化された容器を経てリサイクルする画像
    形成装置であって、 前記像担持体上の各色の残トナーを各色毎に異なるクリ
    ーニング手段により回収し、リサイクルすることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】キャリアとトナーを混合してなる複数色の
    現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現像装置に
    より可視像化し、前記像担持体から回収した廃トナーお
    よび前記現像装置から回収したキャリアとトナーを、カ
    ートリッジ化された容器を経てリサイクルする画像形成
    装置であって、 各色について、前記現像装置から回収したキャリアとト
    ナーとを分離した上で、別々に前記現像装置に向けて送
    り出すことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、 前記現像装置に向けて分離された状態で送り出されるト
    ナーとキャリアにそれぞれ新品のトナーと新品のキャリ
    アを混ぜて現像に供することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像形成装置において、 前記リサイクルされたトナーとリサイクルされたキャリ
    アを新品のトナーと新品のキャリアに混ぜるときに、リ
    サイクルされたトナーとリサイクルされたキャリアの供
    給の位置を異ならせていることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】キャリアとトナーを混合してなる複数色の
    現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現像装置に
    より可視像化し、前記像担持体から回収した廃トナーお
    よび前記現像装置から回収したキャリアとトナーを、カ
    ートリッジ化された容器を経てリサイクルする画像形成
    方法であって、 キャリアとトナーを前記各色毎に分離しリサイクルする
    過程で、前記リサイクルされたトナーとリサイクルされ
    たキャリアを新品のトナーと新品のキャリアに混ぜると
    きにリサイクルされたトナーとリサイクルされたキャリ
    アの供給のタイミングを変えることを特徴とする画像形
    成方法。
  6. 【請求項6】キャリアとトナーを混合してなる複数色の
    現像剤を用いて各色毎に像担持体上の潜像を現像装置に
    より可視像化し、前記像担持体から回収した廃トナーお
    よび前記現像装置から回収したキャリアとトナーを、カ
    ートリッジ化された容器を経てリサイクルする過程で、
    回収したトナーとキャリアをキャリアと逆のバイアスを
    かけることによってトナーとキャリアとが分離可能な状
    態にし、次に、この分離可能な状態のトナーとキャリア
    を気流により浮遊させたときの落下速度の差を利用して
    トナーとキャリアに分離し、こうして分離されたトナー
    をさらにメッシュにより該メッシュを通過できる細かい
    トナーと通過できないトナーとに分離した上で、前記細
    かいトナーについては前記各色毎に対応した数の室を持
    ち当該画像形成装置に対して着脱可能な1つのカートリ
    ッジの前記各室毎に色別に収納し、前記通過できないト
    ナーはリサイクルさせるようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の画像形成装置に用いられる
    前記カートリッジは、前記複数色の1つが黒であると
    き、この黒のトナーを収納するための前記室が、他の色
    用の前記室よりも大きいことを特徴とするカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】キャリアとトナーを混合してなる複数色の
    現像剤を用いて各色毎に潜像担持体の潜像を可視像化す
    る画像形成装置であって、現像に供されたのち回収した
    廃トナーおよびキャリアをカートリッジ化された容器を
    経てリサクルする過程で、回収したトナーとキャリアを
    キャリアと逆のバイアスをかけることによってトナー持
    体上の潜像を現像装置により可視像化し、前記像担持体
    から回収した廃トナーおよび前記現像装置から回収した
    キャリアとトナーをさらにカートリッジ化された容器を
    経てリサイクルする画像形成装置であって、前記像担持
    体上の各色の残トナーを各色毎に異なるクリーニング手
    段により回収し、リサイクルすることを特徴とする画像
    形成装置。
JP4503899A 1999-02-23 1999-02-23 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法 Pending JP2000242052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4503899A JP2000242052A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4503899A JP2000242052A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000242052A true JP2000242052A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12708197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4503899A Pending JP2000242052A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000242052A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337514A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いる現像剤回収容器
JP2007003611A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337514A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いる現像剤回収容器
JP2007003611A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4670499B2 (ja) * 2005-06-21 2011-04-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4646679A (en) Developing apparatus
JP6320082B2 (ja) 画像形成装置
US5442430A (en) Color image forming apparatus and cleaning device therefor
US20110262174A1 (en) Image forming apparatus for preventing scatter of toner from developing device
JP5870772B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
US10747171B2 (en) Image forming apparatus with a waste container positioned on a side opposite electrical contacts and rotational drive receiving portions
JP2000242052A (ja) 画像形成装置、カートリッジ、画像形成方法
JP2017138500A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3324388B2 (ja) 画像形成装置
JPH04131861A (ja) カラー画像形成装置
JP2013190632A (ja) 現像装置および画像形成装置
EP0397465B1 (en) Color image forming apparatus
JP2006235290A (ja) 画像形成装置
JP2000206847A (ja) 画像形成装置
JP7284937B2 (ja) 廃トナー回収装置、及び、画像形成装置
JPH08286511A (ja) トナー回収装置
JP2001005243A (ja) カラー画像形成装置
JP4092056B2 (ja) 画像形成装置
JP7101343B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5382254B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JPH02308182A (ja) カラー画像形成装置
JP2022141548A (ja) 画像形成装置
JPH09311611A (ja) 画像形成装置
JPH04110871A (ja) 画像形成装置
JPH0478874A (ja) 画像形成装置