JP2000241803A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

液晶表示素子の製造方法

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JP2000241803A
JP2000241803A JP11039865A JP3986599A JP2000241803A JP 2000241803 A JP2000241803 A JP 2000241803A JP 11039865 A JP11039865 A JP 11039865A JP 3986599 A JP3986599 A JP 3986599A JP 2000241803 A JP2000241803 A JP 2000241803A
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crystal display
polishing
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Takeshi Takase
剛 高瀬
Kazuhiko Yokota
一彦 横田
Hiroaki Furuya
裕明 降矢
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板を均一且つ高い製造歩留まりで薄
板化し、薄型軽量で表示品位の高い液晶表示素子を高い
生産性で得る。 【解決手段】 製品シール剤40及び外周シール剤41
を介して対向配置されるマザーガラス70、71を、加
圧装置43a、43bにより加圧し且つ平行に保持した
状態で、空気抜き口41aを封止して、空気だまりが原
因のマザーガラス70、71のうねりを防止し、マザー
ガラス70、71を均一な厚さに研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子の製
造方法に係り、特に一対の基板を貼り合わせた後に薄型
化するための液晶表示素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス等透明の絶縁性基板上にそれぞれ
に画素電極及び対向電極を有する一対の電極基板を対向
配置しその間隙に液晶を封入して成る液晶表示素子にお
いて、薄型軽量化を図るため、近年ガラス基板を、例え
ば1.1mmの厚さの基板から0.7mmの薄い基板に
変更して、この薄いガラス基板上にスイッチング素子や
画素電極、あるいは対向電極等を形成してなる薄型軽量
の液晶表示素子の開発が成されている。しかしながらこ
の薄いガラス基板を用いて液晶表示素子を製造する場合
には、各製造設備のステージの高さをガラス基板の厚み
に対して調整しなければならず、製造設備の改造を必要
とすることから製造コストアップを招いていた。
【0003】しかも最初から薄いガラス基板を用いて電
極基板を形成しようとすると、特にサイズの大きいガラ
ス基板にあっては、製造工程において各製造設備間を搬
送する間のたわみが大きくなり、製造設備と接触する等
してガラス基板にクラックや傷等を生じ、製造歩留りを
著しく低下させる事から、ガラス基板の薄板化に限界を
生じていた。
【0004】このため、電極基板を形成してなるガラス
基板を対向配置して液晶セルを形成した後に、両ガラス
基板の外面を機械的あるいは化学的に研磨してガラス基
板を薄板化する薄型の液晶表示素子が開発されている。
このようにガラス基板外面を研磨して薄板化する液晶表
示素子の製造方法としては、例えばマルチ製法による場
合は、従来図10に示すように、マザーガラス1上の電
極パターン4周縁に、液晶注入口2aを有する製品シー
ル剤2を夫々塗布し、更に複数の製品シール剤2の外周
に、空気抜き口3aを有する外周シール剤3を塗布した
後、もう一方のマザーガラス(図示せず)と貼り合わ
せ、空気抜き口3aから空気を抜いて両ガラス基板を平
行に保持した状態で製品シール剤2及び外周シール剤3
を硬化し、更に空気抜き口3aを封止した状態で、両マ
ザーガラスの外面を研磨していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の製
造方法にあっては、外周シール剤の空気抜き口を封止す
る際に両マザーガラス間に余分な空気が残っていて、個
々の電極パターンの液晶封入領域等に空気だまりを生
じ、これによりマザーガラスにうねりを発生するおそれ
があり、うねりを発生した場合にそのままマザーガラス
の外面を研磨すると、均一な研磨を行えず、マザーガラ
スの厚みむらによる液晶表示素子の表示むらを生じ、表
示品位を低下するという問題を有していた。
【0006】更に前述したマルチ製法にてマザーガラス
を研磨した場合、従来、製品シール剤の注入口と外周シ
ール剤の空気抜き口がマザーガラスの同一辺に設けられ
ているため、空気抜き口の封止が完全でなかったりする
と、空気抜き口から研磨剤やエッチング液等が浸入し、
更にこれらが電極パターン形成領域まで侵入すると液晶
表示素子の表示品位に著しい悪影響を及ぼすおそれを有
していた。尚外周シール剤にあっては、その接着強度が
弱いと、液晶セル組立時の加圧の際にパンクを生じ、研
磨剤が侵入するというおそれも有していた。
【0007】一方、マザーガラスの研磨時、マザーガラ
スに熱履歴がかかっていると、マザーガラス表面に欠陥
を生じ易くなり、欠陥を生じている場合にこの欠陥に気
づかずに研磨すると、例えば化学研磨にあっては、基板
の熱的物理応力差によってエッチングムラを生じ、化学
研磨した基板表面にクラックが生じ、表示品位を著しく
低下させていた。更に化学研磨にあっては、機械研磨に
比べて研磨速度が速いものの、マザーガラス表面の形状
に応じて均等に研磨がなされることから、マザーガラス
表面に歪みや傷あるいは汚れがあった場合、その部分も
含めてほぼ均等に研磨され、最後まで傷や汚れの個所が
ビット(点状の欠点)や白濁(すりガラス状)として残
り、液晶表示素子の表示品位の低下を招くという問題も
生じていた。
【0008】他方機械研磨は、マザーガラスの歪みや傷
や汚れを吸収しながら研磨するため、表面に傷等があっ
てもその平坦化を得られるものの、研磨速度が遅く時間
を要すると共に、研磨時にマザーガラス表面に加わる圧
力が高いと、対向配置されるマザーガラス間のギャップ
むらを生じさせる原因となり、液晶表示素子の表示品位
を低下させるという問題を有していた。
【0009】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、液晶セル形成後にマザーガラスを研磨してその厚さ
を薄くする際に、厚さむらやクラックを生じたり、ある
いは表示領域を汚損し、更には液晶セルのギャップむら
を生じたりする事無く、全面にわたり均一に研磨するこ
とにより、表示むらを防止して良好な表示品位を得る事
が出来る液晶表示素子の製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、液晶表示素子形成領域を有する一対の基板
を、注入口を設けて液晶封入領域を囲繞する製品シール
剤及び空気抜き口を設けて前記製品シール剤の周囲を囲
繞する外周シール剤を介して貼り合わせる貼り合わせ工
程と、この貼り合わせ工程終了後前記一対の基板を加圧
し且つ平行に保持した状態で前記空気抜き口を封止する
封止工程と、この封止工程終了後前記一対の基板の少な
くともいずれか一方の外面を研磨して前記基板の厚さを
薄くする研磨工程とを実施するものである。
【0011】このような構成により本発明は、空気抜き
口封止後に、基板間に空気だまりを生じるのを防止する
事により基板のうねりを防止して基板を水平に保持し、
均等な研磨により、基板を均一に薄板化出来、液晶表示
素子の表示むらを防止し表示品位の向上を図ることが出
来る。
【0012】又本発明は上記課題を解決するために、液
晶表示素子形成領域を有する一対の基板を、この基板の
所定の辺に注入口を設けて液晶封入領域を囲繞する製品
シール剤と、前記基板の前記注入口が設けられる前記所
定の辺と異なる辺に空気抜き口を設けて前記製品シール
剤の周囲を囲繞する外周シール剤とを介して貼り合わせ
る貼り合わせ工程と、この貼り合わせ工程終了後前記空
気抜き口を封止する封止工程と、この封止工程終了後前
記一対の基板の少なくともいずれか一方の外面を研磨し
て前記基板の厚さを薄くする研磨工程とを実施するもの
である。
【0013】このような構成により本発明は、空気抜き
口からの研磨剤等の侵入にかかわらず、注入口から液晶
表示素子内に侵入するのを防止して、液晶表示素子の表
示品位が劣化するのを防止することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図1乃至図4に示
す第1の実施の形態を参照して説明する。図1は、正ス
タガ型で半導体層としてポリシリコンを用いてなる液晶
表示素子10を示す構成図であり、柱状スペーサ13を
介し対向配置されるアレイ基板12及び対向基板11の
間隙に液晶14を封入してなっている。
【0015】対向基板11は、厚さ0.5mmのガラス
基板16上に対向電極17、配向膜18を配置してなっ
ている。一方、アレイ基板12は対向基板11と同じ厚
さ0.5mmのガラス基板20上に酸化シリコン(Si
)膜及び窒化シリコン(SiN)の二層構造からな
るアンダーコーティング層21を設け、その上にポリシ
リコン(p−Si)からなり、チャネル領域22aを挟
んでソース領域22b、ドレイン領域22cを形成して
なる半導体層22をパターン形成し、半導体層22を被
覆する酸化シリコン(SiO)膜等からなるゲート絶
縁膜23上のチャネル領域22aに対応する領域には走
査線(図示せず)と一体のゲート電極24をパターン形
成し、正スタガ型のポリシリコンTFT26を構成して
いる。ゲート電極24を覆う酸化シリコン(SiO
膜からなる層間絶縁膜27上にはモリブデン(Mo)と
アルミニウム(Al)の二層構造からなる信号線(図示
せず)と一体のドレイン電極28、及びソース電極30
がパターン形成され、ゲート絶縁膜23、層間絶縁膜2
7に形成されるスルーホールを介して半導体層22のド
レイン領域22cあるいはソース領域22bに夫々接続
されている。
【0016】これ等の上には酸化シリコン(SiO
膜及び窒化シリコン(SiN)の二層構造からなる無機
絶縁膜31が成膜され、更に有機樹脂絶縁膜からなる赤
(R)色の着色層32、緑(G)色の着色層33、青
(B)色の着色層(図示せず)の3原色の着色層32、
33がストライプ状にパターン形成されている。着色層
32、33上のTFT26上方には、赤(R)、緑
(G)、青(B)の顔料が混入されてなる黒色樹脂から
なり、アレイ基板12及び対向基板11間の間隙を一定
に保持する間隙保持手段である柱状スペーサ13が形成
されている。着色層材料には、有機樹脂に赤、緑、青の
顔料が含有された紫外線硬化型アクリル樹脂CK−20
00(富士フィルムオウリン(株)社製)を用いた。こ
の柱状スペーサ13を形成する際に、表示領域の周縁に
沿って額縁状に額縁遮光層(図示せず)も同時形成しカ
ラーフィルタ36を形成する。このようにしてなるカラ
ーフィルタ36上にインジウム錫酸化物(以下ITOと
称する。)からなる画素電極37をマトリクス状にパタ
ーン形成する。この画素電極37は、着色層32、33
に形成されるスルーホールを介しソース電極30に接続
されている。更にアレイ基板12にあっては画素電極3
7上に配向膜38が塗布されている。
【0017】次に液晶表示素子10の製造方法について
述べる。先ず液晶表示素子10の対向基板11あるいは
アレイ基板12を4個形成可能な面積370×470m
m厚さ0.62mmのマザーガラス70、71上に成膜
技術及びフォトリソグラフィ技術により、4面の対向基
板パターン11a〜11d、ITOが320×240ド
ットのマトリクス状のアレイ基板パターン12a〜12
dを夫々形成する。更に対向基板パターン11a〜11
d、アレイ基板パターン12a〜12d上にポリイミド
溶液を塗布した後、約250℃で30分間の熱処理を行
って膜厚が1000オングストロームのポリイミド薄膜
を焼成して配向膜18、38を形成し、冷却後、ラビン
グ処理により配向処理する。
【0018】次いでアレイ基板パターン12a〜12d
を有するマザーガラス71上のアレイ基板パターン12
a〜12d周縁を、夫々液晶14を注入するための注入
口40aを設けて囲繞する様に、ディスペンサ又は印刷
等によりエポキシ樹脂系接着剤からなる製品シール剤4
0を出来上がりの接着幅が1mmとなるよう塗布する。
更に、4面のアレイ基板パターン12a〜12dの外周
を空気抜き口41aを設けて囲繞するようにディスペン
サ又は印刷等によりエポキシ樹脂系接着剤からなる外周
シール剤41を出来上がりの接着幅が3mmとなるよう
塗布する。但しこの時注入口40aと空気抜き口41a
とは、マザーガラス71の対向する辺側に向くように配
置する。
【0019】この後2枚のマザーガラス70、71を対
向配置して両マザーガラス70、71間を所定の間隙と
なるよう機械的に加圧して空気抜き口41aからマザー
ガラス70、71間の余分な空気を抜いて加熱し、製品
シール剤40及び外周シール剤41を硬化して2枚のマ
ザーガラス70、71を貼り合わせる。次いで張り合わ
された1対のマザーガラス70、71を複数組重ね合わ
せ、加圧装置43a、43bにより0.8kgf/cm
の圧力を掛け、複数組のマザーガラス対70、71を
平行な加圧状態にし、空気抜き口41aから余分な空気
だまりを押し出し個々のマザーガラス対70、71を平
行に保持した状態で封止剤(図示せず)を用いて空気抜
き口41aの封止を行う。
【0020】この様にして外周シール剤41にて封止し
たマザーガラス対70、71を組み立てた後、図示しな
いエッチング槽内の弗酸をベースとするエッチング液に
浸漬して、両マザーガラス70、71が夫々0.5mm
になるまで均等に薄くする。この時、両マザーガラス7
0、71間の空気だまりは加圧装置43a、43bによ
る加圧により押し出されており、マザーガラス70、7
1はうねりを生じておらず、全面にわたり均等にエッチ
ングによる研磨が成される。又、外周シール剤41及び
封止剤(図示せず)は、マザーガラス70、71とのエ
ッチング選択比が高いエポキシ樹脂系接着剤から成って
おり、両マザーガラス70、71間へのエッチング液の
侵入は外周シール剤41及び封止剤により阻止される。
尚、封止剤によるシールが不完全であったりして、空気
抜き口41aから、エッチング液が侵入したとしても、
個々の製品シール剤40の注入口40aが空気抜き口4
1aとマザーガラス70、71逆側に開口しているの
で、侵入したエッチング液は注入口40aに達し難く、
エッチング液の侵入にかかわらず液晶セルの汚損を防止
される。
【0021】エッチング終了後は、速やかにマザーガラ
ス対70、71を洗浄して付着エッチング液を完全に除
去し、この後各液晶表示素子10毎に切り離すため製品
シール剤40の周囲を切り出す。次いで各液晶表示素子
10毎に注入口40aから、製品シール剤40で囲繞さ
れた表示領域に真空注入法により液晶14を注入した後
注入口40aを封止して液晶表示素子10を完成する。
【0022】このような製造方法によれば、液晶セルを
形成するマザーガラス対70、71を加圧し余分な空気
を抜いた状態で空気抜き口41aの封止を行うので、封
止後、マザーガラス70、71間に空気だまりを生じる
事が無く、マザーガラス70、71は、撓みのない、平
板な状態を保持できる。従って、エッチングによりマザ
ーガラス70、71を均一に研磨でき、形成された液晶
表示素子10のガラス基板16、20の厚みむらによる
表示むらを防止し、表示品位向上を図れる。又、注入口
40aと空気抜き口41aが夫々マザーガラス70、7
1の対向する辺側に形成されている事から、エッチング
時に空気抜き口41aからエッチング液が多少侵入した
としても注入口40aに達し難く、注入口40aからの
エッチング液の侵入による表示不良を低減でき、製造歩
留まりの向上を得られる。
【0023】又本実施の形態にあっては、製品シール剤
40の出来上がりの接着幅が1mmであるのに対して、
外周シール剤41の出来上がりの接着幅が3mmと幅広
に接着されていて、その接着強度が高められている事か
ら、液晶セル組立時あるいは空気抜き口41a封止時の
マザーガラス70、71への加圧にかかわらず、外周シ
ール剤41はパンクするおそれを解消される。これとと
もに、エッチング時においても、外周シール剤40周縁
に多少エッチングを生じたとしても、その接着幅が広
く、エッチングが内周にまで達するおそれが無く、エッ
チング液の侵入を確実に防止出来る事からも製造歩留ま
りの向上を得られる。
【0024】次に本発明を図5乃至図7に示す第2の実
施の形態を参照して説明する。本実施の形態は、第1の
実施の形態において、対向配置されるマザーガラスの片
面のみを機械研磨するものであり、他は第1の実施の形
態と同一であることから、第1の実施の形態と同一部分
については同一符号を付しその説明を省略する。
【0025】本実施の形態における液晶表示素子50の
対向基板51は、厚さ0.5mmのガラス基板52上に
対向電極17、配向膜18を配置してなっている。一
方、アレイ基板53は厚さ0.62mmのガラス基板5
4上に第1の実施の形態と同じ、正スタガ型のポリシリ
コンTFT26、カラーフィルタ36、画素電極37更
に配向膜38を配置してなっている。
【0026】このようにしてなる液晶表示素子50の製
造方法について述べる。先ず液晶表示素子50の対向基
板51あるいはアレイ基板53を4個形成可能な面積3
70×470mm厚さ0.62mmのマザーガラス7
2、73上に成膜技術及びフォトリソグラフィ技術によ
り、第1の実施の形態と同様にして4面の対向基板パタ
ーン51a〜51d、ITOが320×240ドットの
マトリクス状のアレイ基板パターン53a〜53dを夫
々形成後、配向膜18、38を形成し、ラビング処理に
より配向処理する。
【0027】次いでマザーガラス73のアレイ基板パタ
ーン53a〜53dの夫々の周縁に、注入口40aを有
する製品シール剤40を出来上がりの接着幅が1mmと
なるよう塗布し、4面のアレイ基板パターン53a〜5
3dの外周を空気抜き口41aを有する外周シール剤4
1を出来上がりの接着幅が3mmとなるよう塗布する。
【0028】この後両マザーガラス72、73間を所定
の間隙となるよう機械的に加圧して余分な空気を抜いて
加熱し、2枚のマザーガラス72、73を貼り合わせ
る。次いで張り合わされた1対のマザーガラス72、7
3を複数組重ね合わせ、加圧装置(図示せず)により
0.8kgf/cmの圧力を掛けた状態で封止剤(図
示せず)を用いて空気抜き口41aの封止を行う。
【0029】この様にして外周シール剤41にて封止し
たマザーガラス対72、73を組み立てた後、対向基板
51側のマザーガラス72のみを、図示しない研磨装置
にて、研磨剤を用いて、圧力150gf/mmで、3
時間機械的に研磨して、厚さ0.5mmになるまで均等
に薄くする。この研磨時、対向基板51側のマザーガラ
ス72は、対向電極17及び配向膜18の形成時に熱履
歴をうけるのみであり、ポリシリコンTFT26、カラ
ーフィルタ36、画素電極37更に配向膜38等が順次
形成されるアレイ基板53側のマザーガラス73に比
し、熱履歴により表面欠点を生じる機会が極めて少な
く、クラックのない均等な研磨が成される。又、研磨時
に生じる圧力が、ガラス基板52が撓みを生じない圧力
150gf/mmとされるので、ギャップむらを生じ
る事が無く、マザーガラス72は全面にわたり均等に研
磨される。
【0030】研磨終了後は、マザーガラス対72、73
を洗浄して各液晶表示素子50を切り離す。次いで各液
晶表示素子50毎に注入口40aから液晶14を注入し
た後、注入口40aを封止して液晶表示素子50を完成
する。
【0031】このような片側の基板のみ研磨する製造方
法によれば、液晶セルを形成するマザーガラス対72、
73の熱履歴の少ない対向基板51側のマザーガラス7
2のみを研磨し、熱履歴が多いことから、研磨時に表面
欠点によりクラックを生じ易いアレイ基板53側のマザ
ーガラス73の研磨を行わないことから、表面欠点を原
因とするクラックを発生する機会を低減出来、製造歩留
まりの向上を図れる。しかも機械研磨時のマザーガラス
72にかかる圧力を150gf/mmとする事から、
形成された液晶表示素子50のガラス基板52、54間
にギャップむらを生じる事が無く、ギャップむらによる
表示むらを防止し、表示品位向上を図れる。
【0032】次に本発明を図8及び図9に示す第3の実
施の形態を参照して説明する。本実施の形態は、第1の
実施の形態において、対向配置される両マザーガラス
を、先ず機械研磨しその後に化学研磨するものであり、
他は第1の実施の形態と同一であることから、第1の実
施の形態と同一部分については同一符号を付しその説明
を省略する。
【0033】本実施の形態における液晶表示素子56の
対向基板57は、厚さ0.5mmのガラス基板58上に
対向電極17、配向膜18を配置してなっている。一
方、アレイ基板60は対向基板57と同じ厚さ0.5m
mのガラス基板61上に第1の実施の形態と同じ、正ス
タガ型のポリシリコンTFT26、カラーフィルタ3
6、画素電極37更に配向膜38を配置してなってい
る。
【0034】このようにしてなる液晶表示素子56の製
造方法について述べる。第1の実施の形態と同様に、各
マザーガラス76、77に夫々4面の対向基板パターン
(図示せず)、アレイ基板パターン(図示せず)を形成
後、配向膜18、38を形成し、ラビング処理により配
向処理する。次いでマザーガラス77に製品シール剤4
0及び外周シール剤41を塗布後、2枚のマザーガラス
76、77を貼り合わせ更に両マザーガラス76、77
に圧力を掛けた状態で空気抜き口41aの封止を行う。
【0035】この様にして外周シール剤41にて封止し
たマザーガラス対76、77を組み立てた後、先ず、両
マザーガラス76、77の外面を、図示しない研磨装置
にて、研磨剤を用いて、圧力150gf/mmで、2
時間機械的に研磨して、図9(b)に示すように両マザ
ーガラス76、77の表面部分を研磨して、傷80や汚
れ81を除去する。この後、両マザーガラス76、77
を弗酸をベースとするエッチング液に浸漬して、図9
(c)に示す様に両マザーガラス76、77が夫々0.
62mmから0.5mmになるまで均等に薄くする。こ
れにより両マザーガラス76、77は、機械研磨によ
り、先ず表面の歪みや、傷あるいは汚れを除去し、表面
を平坦化した状態でエッチングされるので、エッチング
後、表面にビットや白濁を生じる事無く、全面にわたり
厚さが均一且つ表面が平坦に研磨される。
【0036】このような製造方法によれば、先ず機械研
磨によりマザーガラス76、77表面の傷等を除去して
平坦化した後、研磨速度の速い化学研磨を行うことか
ら、優れた表面平坦性を有し、厚さの均一なマザーガラ
ス76、77を短時間で得ることが出来、大量生産の実
現を図れる。
【0037】尚本発明は上記実施の形態に限られるもの
でなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えば液晶表示素子の構造等任意であり、スイッチ
ング素子の構造やマトリクス状の画素電極のドット数等
限定されないし、カラーフィルタを対向基板側に配置す
る等しても良い。但し、第2の実施の形態の様に研磨時
の歩留まり向上のため、ガラス板の片面のみを研磨する
場合には、研磨する側の熱履歴を極力低減するよう、カ
ラーフィルタもアレイ基板側に設置する事がより好まし
い。又、ガラス基板上に形成される電極基板の面数も任
意であり、単面であっても良い。更にシール剤の材質や
化学研磨のエッチング液の種類も限定されないし、機械
研磨もサンドペーパにより研磨する等しても良い。
【0038】又第1の実施の形態において、空気抜き口
41aを封止する際の加圧装置43a、43bによる加
圧力は、両マザーガラス70、71間の空気だまりを押
し出す程度であれば任意であるし、加圧装置43a、4
3bにより加圧される基板数は、複数対でなく一対のみ
であっても良い。又封止剤による空気抜き口41aの封
止時、封止剤が完全に乾燥する前に加圧装置43a、4
3bによる加圧力を弱めることによって、封止剤を空気
抜き口41aに吸い込ませて、剥がれを確実に防止する
ようその封止力をより高めても良い。更に製品シール剤
40の注入口40aと外周シール剤41の空気抜き口4
1aの配置位置も、空気抜き口41aから侵入したエッ
チング剤等が注入口40aに容易に達しない様、ガラス
板の同じ辺に位置しなければ良く、隣り合った辺に設け
る等任意である。更に外周シール剤の接着幅も任意であ
るが、2枚のマザーガラス70、71の対向配置時に生
じるパンクを確実に防止するには、外周シール剤の幅を
製品シール剤の幅より広くする事が好ましい。
【0039】次に第2の実施の形態のように機械研磨を
行う際にガラス基板に掛かる圧力も、ギャップむらを発
生しない範囲で任意であるが、より好ましくは、スペー
サが200個/mm以下の場合、150gf/mm
以下であれば、加圧によるギャップむらを確実に防止出
来る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶セル組立後の研磨によりガラス板を厚みむらを生じる
事無く均一に薄く出来ると共に、研磨時の研磨液や研磨
剤の侵入による液晶セルの汚損を生じたり、ガラス板表
面に傷を残したり、ガラス板間のギャップむらを生じる
事が無く、表示品位の高い液晶表示素子を高い製造歩留
まりで得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の液晶表示素子を示
す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のアレイ基板パター
ンを有するマザーガラスを示す概略平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の対向基板パターン
を有するマザーガラスを示す概略平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の空気抜き口の封止
時を示す概略説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の液晶表示素子を示
す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のアレイ基板パター
ンを有するマザーガラスを示す概略平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の対向基板パターン
を有するマザーガラスを示す概略平面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の液晶表示素子を示
す構成図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態のマザーガラスの研
磨を示し、(a)はその研磨前、(b)はその機械研磨
終了時、(c)はその化学研磨終了時を示す概略説明図
である。
【図10】従来の装置のアレイ基板パターンを有するマ
ザーガラスを示す概略平面図である。
【符号の説明】
10…液晶表示素子 11…対向基板 12…アレイ基板 13…柱状スペーサ 14…液晶 16…ガラス基板 17…対向電極 20…ガラス基板 26…ポリシリコンTFT 36…カラーフィルタ 37…画素電極 40…製品シール剤 40a…注入口 41…外周シール剤 41a…空気抜き口 43a、43b…加圧装置 70、71…マザーガラス
フロントページの続き (72)発明者 横田 一彦 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 降矢 裕明 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2H088 FA02 FA03 FA05 FA10 FA19 FA26 HA01 HA02 HA03 HA04 HA08 HA12 MA20 2H089 KA01 KA10 LA09 MA04Y NA40 NA42 QA11 TA01 TA02 TA04 TA05 TA06 TA09 TA12 2H090 HB03X HB04X HB08Y HC05 HC15 LA01 LA02 LA03 LA04 LA15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子形成領域を有する一対の基
    板を、注入口を設けて液晶封入領域を囲繞する製品シー
    ル剤及び空気抜き口を設けて前記製品シール剤の周囲を
    囲繞する外周シール剤を介して貼り合わせる貼り合わせ
    工程と、 この貼り合わせ工程終了後前記一対の基板を加圧し且つ
    平行に保持した状態で前記空気抜き口を封止する封止工
    程と、 この封止工程終了後前記一対の基板の少なくともいずれ
    か一方の外面を研磨して前記基板の厚さを薄くする研磨
    工程とを具備する事を特徴とする液晶表示素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 液晶表示素子形成領域を有する一対の基
    板を、この基板の所定の辺に注入口を設けて液晶封入領
    域を囲繞する製品シール剤と、前記基板の前記注入口が
    設けられる前記所定の辺と異なる辺に空気抜き口を設け
    て前記製品シール剤の周囲を囲繞する外周シール剤とを
    介して貼り合わせる貼り合わせ工程と、 この貼り合わせ工程終了後前記空気抜き口を封止する封
    止工程と、 この封止工程終了後前記一対の基板の少なくともいずれ
    か一方の外面を研磨して前記基板の厚さを薄くする研磨
    工程とを具備する事を特徴とする液晶表示素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 基板が液晶表示素子形成領域複数個分の
    面積を有し、製品シール剤が前記複数個分の液晶表示素
    子形成領域の夫々の液晶封入領域を囲繞する様複数パタ
    ーン設けられ、外周シール剤が前記複数パターンの製品
    シール剤の周囲を囲繞すると共に、研磨工程終了後に前
    記液晶表示素子形成領域を個々に切り離すことを特徴と
    する請求項1または請求項2のいずれかに記載の液晶表
    示素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 一対の基板間を200個/mm以下の
    スペーサで保持した場合に、研磨工程時に基板表面に加
    わる圧力が150gf/mm以下であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示
    素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 一対の基板の一方の基板のみを研磨する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の液晶表示素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 一対の基板が、液晶表示素子の画素電極
    及びこの画素電極を駆動するスイッチング素子を形成す
    るアレイ基板領域を有する基板と対向電極を形成する対
    向基板領域を有する基板とからなり、前記対向基板領域
    を有する基板のみを研磨することを特徴とする請求項5
    に記載の液晶表示素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 アレイ基板領域を有する基板にカラーフ
    ィルタを配置することを特徴とする請求項6に記載の液
    晶表示素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 研磨工程が機械研磨であることを特徴と
    する請求項5に記載の液晶表示素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 研磨工程が機械研磨を行った後に化学研
    磨を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の液晶表示素子の製造方法。
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