JP2000241562A - 液体検知装置 - Google Patents

液体検知装置

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JP2000241562A
JP2000241562A JP4036799A JP4036799A JP2000241562A JP 2000241562 A JP2000241562 A JP 2000241562A JP 4036799 A JP4036799 A JP 4036799A JP 4036799 A JP4036799 A JP 4036799A JP 2000241562 A JP2000241562 A JP 2000241562A
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JP
Japan
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liquid
electrodes
tube
electrode
wall surface
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JP4036799A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Takagi
英俊 高木
Takeshi Natsui
健 夏井
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Nippon Automation Co Ltd
Original Assignee
Nippon Automation Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業の簡略化を図れると共に、汚れが付
着し難く、永年使用によって検知性能の劣化を生じ難い
等を始めとして種々の利点を奏する液体検知装置を提供
すること。 【解決手段】 複数の電極2,3が液体中に浸されるこ
とにより、電極2,3間が液体を介して導通することで
液体を検知する液体検知装置1を、電極2,3が内部に
導かれた液体に接触可能となるように予め設けられた円
形のチューブ4から構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体検知装置に関
し、例えば、給茶器、コップ式飲料自動販売機、分析
器、風呂等において、ポンプ等による液体供給制御に係
る液体検知等に有効な液体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の電極を用い、電極間の通電
の有無により液体を検知する電極式の液体検知装置の他
に、静電容量式、光学式、超音波式等の液体検知装置が
知られている。このような液体検知装置は、従来、例え
ば電極式の場合は、液体の有無を検知したい箇所に直接
的に取り付けられ、静電容量式、光学式、超音波式の場
合は、検知したい箇所の外側に取り付けられるのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、電極式の場合
は、上述した給茶器、コップ式飲料自動販売機、分析
器、風呂等において、液体を供給する供給管としてのチ
ューブを配管した後、このチューブの内側に電極を取り
付けるようにしている。このような電極の後付け作業は
手間がかかり、作業性に劣る。
【0004】また、従来、上記のチューブ内に取り付け
られる電極は、チューブ内面から突出して取り付けられ
ることになり、流通する液体に触れ易いため、汚れが付
着し易く、永年使用によって検知性能の劣化を生じ易い
と言う欠点もある。
【0005】本発明は上記した課題を解消するためにな
されたものであり、取付作業の簡略化を図れると共に、
汚れが付着し難く、永年使用によって検知性能の劣化を
生じ難い等を始めとして種々の利点を奏する液体検知装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明の液体検知装置は、複数の電極が液体中に浸
され、電極間が液体を介して導通することで液体を検知
する液体検知装置であって、前記電極を内部及び外部の
うち少なくとも一方に導かれた液体に接触可能となるよ
うに予め設けた筒状部材から構成するようにした。
【0007】この場合、前記電極は、筒状部材内壁面若
しくは外壁面、内壁面と外壁面の両方に装着することが
できる。また、前記電極は、筒状部材の軸方向に沿って
線状に装着するのが好ましい。
【0008】さらに、前記電極は、筒状部材の内壁面若
しくは外壁面にその一方の面を露呈させた状態で埋設す
るのが好ましい。また、前記電極を3つ以上設け、その
うちの1つを共通電極とし、残りを検知電極とし、共通
電極と残りの検知電極の両方とが導通したときに、液体
を検知する構成とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づき本発明をさらに詳細に説明する。先ず、図1に基
づいて、本発明の一の実施の形態にかかる液体検知装置
の構造を説明する。
【0010】この図において、液体検知装置1は、複数
の電極2,3が液体中に浸されることにより、電極2,
3間が液体を介して導通することで液体を検知するもの
であり、電極2,3が内部に導かれた液体に接触可能と
なるように予め設けられた筒状部材としての円形のチュ
ーブ4から構成されている。電極2,3は2本設けら
れ、チューブ4内壁面の中心線を介して対称位置に、そ
れぞれチューブ4の軸方向に沿って線状に装着される。
【0011】この場合、電極2,3は、チューブ4の内
壁面にその一方の面を露呈させた状態で埋設され、チュ
ーブ4の一方の端面において電線5,6が接続される。
前記電線5,6は、電極2,3間の導通の有無から液体
の有無を判定する図示しない判定部に接続されている。
【0012】かかる構成の液体検知装置1において、チ
ューブ4内を液体が流通せず、電極2,3間の導通がな
い場合は、液体無が検知され、チューブ4内を液体が流
通して、電極2,3間の導通がある場合は、液体有が検
知される。このように、液体検知装置1を、電極2,3
が内部に予め設けられたチューブ4から構成したことに
より、例えばこのチューブ4を、給茶器、コップ式飲料
自動販売機、分析器、風呂等において液体を供給する供
給管として配管すれば、配管と同時に液体検知装置も取
り付けられることになり、液体検知装置の後付けが不要
となり、作業の簡略化が図れる。なお、電極2,3は、
このように供給管として必要な長さの全範囲にわたり設
けられていてもよいが、長さ方向の一部のみに予め埋設
された形で設けられていてもよい。その場合の電極2,
3を設ける位置は供給管中の任意部位でよく、例えば、
供給管の他の部分との間に適宜のジョイント部材(図示
せず)を介して配設することができる。このようにすれ
ば、必要に応じて電極2,3が設けられる位置を適宜に
変更することが可能である。また、供給管を製造する際
に、長さ方向の適宜部位のみに電極2,3を埋設して設
けることもできる。
【0013】また、電極2,3を線状に装着することに
よって、電極2,3のチューブ4内面からの突出をでき
るだけ抑えることができ、流通する液体に触れ難くなる
ため、汚れが付着し難く、永年使用によっても検知性能
の劣化を生じ難い。さらに、上記の実施形態のように、
電極2,3をチューブ4の内壁面にその一方の面を露呈
させた状態で埋設させるようにすれば、電極2,3がチ
ューブ4内面から全く突出することがなく、上記の効果
がより発揮される。
【0014】また、電極2,3を線状に装着することに
よって、次のような効果も得られる。すなわち、線状の
電極2,3は、液体の接触する部分の範囲の大きさによ
って、その抵抗が変化するため、チューブ4内に導かれ
た液体が溜まるような場合には、溜まった液体の量によ
って抵抗が変化し、この抵抗変化を検出することで、液
体の量の測定も可能となり、線状に延びる電極2,3の
長さを長くすれば、検出する液体の量を信号出力として
とらえる場合、検出すべき液量の設定が行い易くなる。
【0015】さらに、上記の実施形態においては、2本
の電極2,3を設けるようにしたが、3本、4本・・・
と3本以上設けるようにしても良い。例えば、3本の電
極を設けた場合、そのうちの1本を共通電極とし、残り
の2本を検知電極とし、共通電極と2本の検知電極の両
方とが導通したときに、液体有を検知する構成とすれ
ば、単にチューブに液体が流れただけではなく、ある量
以上の液体の流通の有無を検知する場合に有効である。
【0016】次に、図2に基づいて、本発明の他の実施
の形態にかかる液体検知装置の構造を説明する。この図
において、この実施形態の液体検知装置11では、チュ
ーブ4の内壁面の2本の電極(内側電極)2,3に加
え、チューブ4外壁面の内側電極2,3の対向する方向
と直交する方向の対称位置に、それぞれチューブ4の軸
方向に沿って線状に装着される2本の外側電極7,8を
備えている。
【0017】この場合、外側電極7,8は、チューブ4
の外壁面にその一方の面を露呈させた状態で埋設され、
チューブ4の一方の端面において電線9,10が接続さ
れる。外側電極7,8の電線9,10も、電極7,8間
の導通の有無から液体の有無を判定する図示しない判定
部に接続されている。
【0018】かかる構成の液体検知装置11において
は、例えば、チューブ4を液体供給部に配設して、外側
電極7,8がチューブ4の外部に導かれた液体に接触可
能となるようにする。したがって、例えば、ポンプ等の
液体供給手段からチューブ4を介して液体を液体供給部
に注ぐときに、内側電極2,3でチューブ4内で液体の
流通の有無を検知しながら、外側電極7,8に液体が触
れて電極7,8間が導通したならば、液体供給部に液体
が供給されたことを検知して、ポンプ等の駆動を停止す
るといった装置を簡単に構成することができる。
【0019】なお、上記の実施形態においては、筒状部
材として円形のチューブ4を例として挙げたが、その
他、多角形等の形状の筒状部材としても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明の液体検知装置によれば、複数の
電極が液体中に浸され、電極間が液体を介して導通する
ことで液体を検知する液体検知装置であって、前記電極
を内部及び外部のうち少なくとも一方に導かれた液体に
接触可能となるように予め設けた筒状部材から構成する
ようにしたから、例えばこの筒状部材を、液体を供給す
る供給管として配管すれば、配管と同時に液体検知装置
も取り付けられることになり、液体検知装置の後付けが
不要となり、取付作業の簡略化が図れ、取付作業性の向
上を図ることができる。
【0021】この場合、前記電極は、筒状部材内壁面若
しくは外壁面、内壁面と外壁面の両方に装着することが
でき、特に、外壁面に装着した場合には、例えば、ポン
プ等の液体供給手段から筒状部材を介して液体を液体供
給部に注ぐときに、外側の電極に液体が触れて電極間が
導通したならば、液体供給部に液体が供給されたことを
検知して、ポンプ等の駆動を停止するといった装置を簡
単に構成することができる。
【0022】あるいは、内壁面と外壁面の両方に装着し
た場合には、例えば、内側電極で筒状部材内で液体の流
通の有無を検知しながら、上述した外側の電極による液
体検知を行うことができる。また、前記電極は、筒状部
材の軸方向に沿って線状に装着するのが好ましく、これ
により、電極の筒状部材内面からの突出をできるだけ抑
えることができ、汚れが付着し難くなり、永年にわたり
検知性能を維持することができると共に、液体の量の測
定も可能となり有効である。
【0023】さらに、前記電極は、筒状部材の内壁面若
しくは外壁面にその一方の面を露呈させた状態で埋設す
るのが好ましく、これにより、電極が筒状部材内面若し
くは外面から全く突出することがなく、汚れが付着し難
くなるの効果がより発揮される。また、前記電極を3つ
以上設け、そのうちの1つを共通電極とし、残りを検知
電極とし、共通電極と残りの検知電極の両方とが導通し
たときに、液体を検知する構成とすることができ、例え
ば単に筒状部材に液体が流れただけではなく、ある量以
上の液体の流通の有無を検知する場合に有効的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の液体検知装置の一の実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の液体検知装置の他の実施の形
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 液体検知装置 2,3 電極(内側電極) 4 チューブ 7,8 電極(外側電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F014 AB04 DA01 2G060 AA05 AC01 AE11 AF06 AF07 AG03 AG05 EB02 FA01 FA09 KA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極が液体中に浸され、電極間が
    液体を介して導通することで液体を検知する液体検知装
    置であって、 前記電極が内部及び外部のうち少なくとも一方に導かれ
    た液体に接触可能となるように予め設けられた筒状部材
    から構成されたことを特徴とする液体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記電極は、筒状部材内壁面に装着され
    たことを特徴とする請求項1記載の液体検知装置。
  3. 【請求項3】 前記電極は、筒状部材外壁面に装着され
    たことを特徴とする請求項1または2記載の液体検知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電極は、筒状部材の軸方向に沿って
    線状に装着されたことを特徴とする請求項2または3記
    載の液体検知装置。
  5. 【請求項5】 前記電極は、筒状部材の内壁面若しくは
    外壁面にその一方の面を露呈させた状態で埋設されたこ
    とを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1つに記載
    の液体検知装置。
  6. 【請求項6】 前記電極を3つ以上設け、そのうちの1
    つを共通電極とし、残りを検知電極とし、共通電極と残
    りの検知電極の両方とが導通したときに、液体を検知す
    る構成としたことを特徴とする請求項1〜5のうちいず
    れか1つに記載の液体検知装置。
JP4036799A 1999-02-18 1999-02-18 液体検知装置 Pending JP2000241562A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145178A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Maruyama Mfg Co Ltd 液体検知装置
JP2020083473A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 富士山の銘水株式会社 飲料水ディスペンサー、飲料水ボトル自動発注システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145178A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Maruyama Mfg Co Ltd 液体検知装置
JP2020083473A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 富士山の銘水株式会社 飲料水ディスペンサー、飲料水ボトル自動発注システム
JP7339647B2 (ja) 2018-11-28 2023-09-06 富士山の銘水株式会社 飲料水ディスペンサー、飲料水ボトル自動発注システム

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