JP2000241215A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2000241215A
JP2000241215A JP11042681A JP4268199A JP2000241215A JP 2000241215 A JP2000241215 A JP 2000241215A JP 11042681 A JP11042681 A JP 11042681A JP 4268199 A JP4268199 A JP 4268199A JP 2000241215 A JP2000241215 A JP 2000241215A
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豊一 内田
Kanji Isomichi
完次 礒道
Yasushi Ito
靖史 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】渦電流雑音を抑制し得ると共に、計測の応答性
を高めることができる電磁流量計を提供することを目的
とする。 【解決手段】検出管1に一対の電極3a、3bを対向す
るように設けると共に、電極3a、3bの直角方向に対
向するように電磁コイル4a、4bを設けて励磁回路5
により励磁する。この励磁回路5は、電磁コイル4a、
4bを励磁する電圧の極性を切替えるスイッチング回路
6と、励磁電流を安定化する定電流回路7と、定電流回
路7の基準抵抗13に生じる電圧を監視する電圧監視回
路33により構成される。そして、励磁極性の切替え毎
に電圧監視回路33により励磁電圧を高電圧側に切替え
て励磁電流を増加させ、上記基準抵抗13に生じる電圧
が設定値に達したときに励磁用電圧を通常値に切替え
る。その後、定電流回路7の作用により励磁電流が一定
に保持された状態で計測処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料充填機械等で
充填する流体の流量を検出する電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料充填機械では、例えばガラスビン、
PETボトル等の容器に飲料を充填する際、充填する飲
料の流量を流量計により計測し、その計測結果に基づい
て適量の飲料が容器に充填されるように流量制御を行な
っている。上記流量計としては、電磁的に流量を計測す
る電磁流量計がある。この従来の電磁流量計は、図5に
示すように構成されている。
【0003】図5において、1は流体流量を検出するた
めの検出管で、少なくとも内側が絶縁体で形成されてお
り、その流路中を例えば飲料等の流体2が流れる。上記
検出管1には、直径方向に流路に対して対称に、つま
り、対向するように一対の電極3a、3bが取り付けら
れている。また、検出管1の外側には、電極3a、3b
から90°シフトした位置で対向するように一対の電磁
コイル4a、4bが取り付けられる。この電磁コイル4
a、4bは、励磁回路5から励磁電流が供給される。
【0004】上記励磁回路5は、スイッチング回路6及
び定電流回路7により構成されている。スイッチング回
路6は、例えば半導体素子により構成される4つのスイ
ッチ素子6a〜6dがブリッジ接続されてなり、一端に
電源ライン8から直流電圧Vccが供給され、他端が定
電流回路7を介して接地される。そして、上記スイッチ
素子6a、6bの接続点とスイッチ素子6c、6dの接
続点との間に、上記電磁コイル4a、4bが直列に接続
される。上記スイッチング回路6は、スイッチ素子6a
と6d、スイッチ素子6bと6cがそれぞれ対をなして
動作するように、後述するCPU(マイクロコンピュー
タ)27から励磁パルスが与えられる。すなわち、スイ
ッチ素子6a、6bの制御端子には上記CPU27から
の励磁パルスがインバータ28を介して与えられ、スイ
ッチ素子6b、6cの制御端子には上記励磁パルスが直
接与えられる。
【0005】また、上記定電流回路7は、演算増幅回路
9と例えばNPN型のトランジスタ10を主体として構
成され、演算増幅回路9の+端子に電流値を設定する設
定電圧が与えられる。すなわち、電源ライン11に与え
られる直流電圧が抵抗12a、12bにより分圧され、
その分圧電圧が演算増幅回路9の+端子に入力される。
そして、演算増幅回路9の出力信号がトランジスタ10
のエミッタに入力される。このトランジスタ10は、コ
レクタがスイッチング回路6に接続され、エミッタが基
準抵抗13を介して接地されると共に演算増幅回路9の
−端子に接続される。上記定電流回路7は、トランジス
タ10のエミッタ電圧を演算増幅回路9に負帰還してス
イッチング回路6に一定の電流が流れるように制御して
いる。
【0006】そして、上記励磁回路5により電磁コイル
4a、4bが励磁されると、検出管1の電極3a、3b
に流体速度、磁場強度等に応じた電圧が誘起する。上記
電極3a、3bに誘起した電圧は、それぞれ抵抗及びコ
ンデンサからなるローパスフィルタ14a、14bを介
して演算増幅回路15a、15bに入力され、その出力
がそれぞれ抵抗16a、16bを介して差動増幅回路1
7に入力される。この差動増幅回路17は、+端子が抵
抗18aを介して接地され、出力端子と−端子との間に
抵抗18bが接続される。
【0007】上記差動増幅回路17の出力信号は、コン
デンサ及び抵抗からなるハイパスフィルタ19を介して
同期検出回路(サンプル/ホールド回路)20a、20
bに入力される。上記同期検出回路20a、20bは、
CPU27からアンド回路29、30を介して与えられ
るサンプリングパルスに同期して上記電極3a、3bへ
の誘起電圧を検出する。この場合、アンド回路29に
は、CPU27から出力される励磁パルスがインバータ
28を介して入力され、アンド回路30には直接入力さ
れる。すなわち、CPU27から出力される励磁パルス
が“H”レベルのときはアンド回路30のゲートが開い
てサンプリングパルスが同期検出回路20bへ送られ、
励磁パルスが“L”レベルのときはインバータ28の出
力が“H”レベルとなってアンド回路29のゲートが開
き、サンプリングパルスが同期検出回路20aへ送られ
るようになっている。
【0008】上記同期検出回路20a、20bの出力信
号は、それぞれ抵抗21a、21bを介して流量変換回
路22へ送られる。この流量変換回路22は、差動増幅
回路23を用いて構成され、+端子と接地間に可変抵抗
24が接続され、出力端子と−端子との間に可変抵抗2
5が接続される。上記可変抵抗24、25により、流量
変換回路22における変換量が調整される。
【0009】上記流量変換回路22の出力信号は、A/
D変換回路26によりA/D変換されてCPU27へ送
られる。このCPU27は、上記したように励磁パルス
及びサンプリングパルスを出力すると共に、A/D変換
回路26からの流量信号に応じて飲料充填機械(図示せ
ず)へ制御信号を出力する。すなわち、CPU27は、
A/D変換回路26からサンプリングパルスに同期して
出力される流量を積算し、その積算した流量データを飲
料充填機械へ出力すると共に、上記積算流量が所定の流
量に達した時、つまり、容器に充填した飲料が適量に達
した時に接点出力を飲料充填機械へ出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように検出管1
に磁界を印加して流体2の流量を計測する電磁流量計で
は、例えば検出管1の直径をd(m)、電磁コイル4
a、4bにより与えられる磁束密度をB(T)、導電性
のある流体2の流速をv(m/s)とし、かつ、磁界が
均一で検出管1内が軸対称流速分布の場合、流体2中に
発生する電圧e(v)は、次式で求められる。
【0011】 e=B・d・v ・・・(1) 従って、検出管1の電極3a、3bに誘起した電圧eを
計測すれば、一意的に流速vを求めることができ、この
流速vから流体2の流量を算出できる。
【0012】上記電極3a、3bに生じる電位は、流体
2との間に生じる電圧を示している。この場合、上記流
体2の移動により発生する信号電圧が数mVであるのに
対し、ノイズが数mVから数V程度発生するため、直流
では計測できず、通常交番磁界を電磁コイル4a、4b
に印加して計測する。しかし、交番磁界を用いると、電
磁誘導により En=−dφ/dt=−dBA/dt=−A(dB/dt) ・・・(2) 但し、A:検出管1の断面積 なる起電力が電磁コイル4a、4bに発生する。つま
り、電磁コイル4a、4bに正弦波交流電流を印加した
場合、発生する磁束密度を B=B0 sin ωt ・・・(3) とすると、起電力Enは、 En=−AB0 cos ωt ・・・(4) となる。
【0013】これから分かるように電磁コイル4a、4
bの起電力Enは、信号成分とは90°の位相差があ
る。また、この電磁誘導電圧が、検出信号線−流体−電
極−検出信号線で構成される1ターンコイル側に印加さ
れると、この経路に渦電流が、液抵抗と電極の界面電気
2重層容量(インピーダンス:Rc)とで構成される1
次遅れ回路によって生じる。これは次式(5)に示すよ
うに電磁誘導電圧Enの一次微分された形で印加され
る。
【0014】
【数1】
【0015】このため電磁流量計では、正弦波励磁方法
を用いて90°成分を除去しているが、渦電流により生
じる電圧Ecが同相ノイズとなり、除去しにくい。特に
電磁誘導により発生したノイズは短時間で零になるが、
渦電流により発生したノイズは充分に時間が経過しない
と零にならない。
【0016】このため最近では、周波数成分を無くし直
流とみなせるように、CPU27から図6(a)に示す
例えば30Hz程度の方形波を励磁パルスとして出力
し、この励磁パルスにより電磁コイル4a、4bを励磁
して磁束密度が変化しない区間を作り、渦電流により発
生する電圧Ecを無視できるようにし、且つ、この方形
波励磁による一定の電圧印加部分に同期して電圧を計測
し、流量換算を行なっている。すなわち、電磁コイル4
a、4bで一定強度の磁界を発生させるために、励磁回
路5に設けたスイッチング回路6により周期的に極性を
切替えている。また、磁界を安定させるために電磁コイ
ル4a、4bに流れる電流を一定にする様、定電流回路
7にて電流フィードバックを行ない、この電流フィード
バックが正常に動作している区間で流体2中に発生した
電圧を計測している。
【0017】上記のように方形波励磁方式を用いること
により、電極及び検出信号線等で構成される1ターンコ
イルにより誘起される渦電流雑音を抑制することができ
るが、電磁コイル4a、4bに供給する電流の方向を切
替える時、図6(b)に示すように電磁コイル4a、4
bの時定数によって立上がりに遅れを伴うため、計測の
応答性が悪いという問題がある。計測の応答性を高める
には、方形波励磁を高周波化することが考えられるが、
高周波化すると方形波励磁の一定のある値で設定した電
流値になる前に励磁方向の切替えが始まるので、正確な
計測ができない。
【0018】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、渦電流雑音を抑制し得ると共に、計測の応
答性を高めることができる電磁流量計を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も内側が絶縁体で形成された検出管に一対の電極を対向
するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向す
るように電磁コイルを設けて該電磁コイルを方形波励磁
方式で励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する
電圧を前記電極を介して計測する電磁流量計において、
前記電磁コイルへの励磁極性を切替える毎に励磁電流を
一時的に増大させる励磁手段を備えたことを特徴とす
る。
【0020】第2の発明は、第1の発明における励磁手
段として、電磁コイルへの励磁極性を切替える毎に励磁
電圧を所定時間高電圧に切替えて励磁電流を一時的に増
大させる手段を設けたことを特徴とする。
【0021】第3の発明は、第1の発明における励磁手
段として、電磁コイルへの励磁極性を切替えるスイッチ
ング回路と、励磁電流を安定化する定電流回路と、この
定電流回路の電流制御用基準抵抗に生じる電圧を監視す
る電圧監視回路と、励磁極性の切替え毎に前記励磁用電
圧を前記電圧監視回路の出力信号により高電圧側に切替
えて励磁電流を増加させ、前記基準抵抗に生じる電圧が
設定値に達したときに前記励磁用電圧を通常値に切替え
る切替手段とを設けたことを特徴とする。
【0022】第4の発明は、第1の発明における励磁手
段として、電磁コイルへの励磁極性を切替えるスイッチ
ング回路と、励磁電流を安定化する定電流回路と、この
定電流回路の電流制御用基準抵抗に生じる電圧を監視す
る電圧監視回路と、励磁極性の切替え毎に前記定電流回
路の電流値設定用電圧を前記電圧監視回路の出力信号に
より高電圧側に切替えて励磁電流を増加させ、前記基準
抵抗に生じる電圧が設定値に達したときに前記電流値設
定用電圧を通常値に切替える切替手段とを設けたことを
特徴とする。
【0023】第5の発明は、第1の発明における励磁手
段として、電磁コイルへの励磁極性を切替えるスイッチ
ング回路と、励磁電流を安定化する定電流回路と、この
定電流回路の電流制御用基準抵抗に生じる電圧を監視す
る電圧監視回路と、励磁極性の切替え毎に前記基準抵抗
を前記電圧監視回路の出力信号により通常値より小さい
値に切替えて励磁電流を増加させ、前記基準抵抗に生じ
る電圧が設定値に達したときに前記基準抵抗を通常値に
切替える切替手段とを設けたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る電磁流量計の構成図である。この第1実施
形態に係る電磁流量計は、図5に示した従来の電磁流量
計に対し、励磁回路5の構成が異なるもので、他の部分
は同様の構成であるので図5と同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0026】この第1実施形態では、励磁回路5のスイ
ッチング回路6に供給する電源ラインとして、励磁切替
え時の電圧Vcc1例えば24Vの電圧を供給する電源
ライン8Aと、定常時の電圧Vcc2例えば12Vの電
圧を供給する電源ライン8Bを備えている。上記電源ラ
イン8A、8Bの電圧は、例えば半導体素子等によって
構成されるスイッチ31、32により選択されてスイッ
チング回路6に供給される。一方、定電流回路7側に
は、基準抵抗13に生じる電圧を監視する電圧監視回路
33を設けている。この電圧監視回路33は、CPU2
7から出力される励磁パルスの前縁及び後縁によってリ
セットされる。電圧監視回路33は、リセットされる
と、例えば“H”レベルの信号を出力し、基準抵抗13
に生じる電圧が所定の設定電圧Vtに達するまでは上記
“H”レベルの信号を保持し、設定電圧Vtに達すると
“L”レベルの信号を出力する。この電圧監視回路33
の出力信号は、スイッチ31の制御端子に供給されると
共に、インバータ34を介してスイッチ32の制御端子
に供給される。すなわち、CPU27から出力される励
磁パルスにより励磁回路5のスイッチング回路6が動作
し、電磁コイル4a、4bに供給する励磁電流の極性を
切替えるが、この極性切替え時の初期状態では電圧監視
回路33の出力によりスイッチ31側をオンし、その
後、基準抵抗13に生じる電圧が設定レベルに達する
と、スイッチ32側をオンするようにしている。
【0027】上記第1実施形態は、励磁電流の極性を切
替えた際に通常より高い電圧を励磁回路5に供給し、そ
の後、通常の電圧値に切替えることにより、励磁電流の
立上がり特性を改善するようにしたもので、以下、その
動作原理について説明する。なお、定常状態において基
準抵抗13で計測される電圧は、電磁コイル4a、4b
内の抵抗値と基準抵抗値との分圧になるだけであるの
で、説明を簡単にするためにコイル内の抵抗値を無視し
て説明する。
【0028】定電流回路7の基準抵抗13と接地間の電
圧VR は、基準抵抗13の値Rと印加している電流iか
ら、 VR =R・i+dL・di/dt ・・・(6) 但し、Lはコイルのインダクタンスとなる。この(6)
式を解くと、電流iは、 i=Vr {1−exp(−Rt/L)}/R ・・・(7) となり、電流の立上がり特性を表わす時定数は、L/R
となる。つまり、電流の立上がり特性は、コイルのイン
ダクタンスLに依存することが判る。従って、電流の立
上がり特性を改善するためには、設定電圧値を大きくす
るか、基準抵抗13の抵抗値Rを小さくすれば良い。
【0029】上記第1実施形態では、励磁回路5への供
給電圧を大きくすることにより、回路内に流れる電流量
を多くして電流立上がり特性を改善しており、以下、そ
の動作を図2に示す各部の信号波形図を参照して説明す
る。図2(a)はCPU27から出力される励磁パルス
の波形、同図(b)は励磁回路5への供給電圧波形、同
図(c)は定電流回路7の基準抵抗13に生じる電圧波
形である。まず、CPU27から図2(a)に示す例え
ば100Hzの方形波が励磁パルスとして励磁回路5の
スイッチング回路6に供給される。上記励磁パルスが
“H”レベルの時はスイッチング回路6のスイッチ素子
6a、6dがオン、スイッチ素子6b、6cがオフとな
り、また、励磁パルスが“L”レベルの時はスイッチ素
子6a、6dがオフ、スイッチ素子6b、6cがオンと
なる。上記のように励磁パルスによってスイッチ素子6
a、6dと、スイッチ素子6b、6cが交互にオン/オ
フすることにより、電磁コイル4a、4bに供給される
励磁電流の極性が切替えられる。
【0030】電圧監視回路33は、上記励磁電流により
基準抵抗13に生じる電圧を監視し、上記したように励
磁パルスによってリセットされた後、基準抵抗13に生
じる電圧が所定の設定電圧Vtに達するまでは“H”レ
ベルの信号を出力する。電圧監視回路33から“H”レ
ベルの信号が出力されると、スイッチ31がオン、スイ
ッチ32がオフとなり、電源ライン8Aより与えられる
高電圧Vcc1(24V)が選択されて励磁回路5に供
給される。従って、励磁電流の極性が切替えられた時
は、図2(b)に示すように高電圧Vcc1(24V)
により電磁コイル4a、4bが励磁され、図2(c)に
示すように励磁電流の立上がりが鋭くなる。
【0031】また、電圧監視回路33は、基準抵抗13
に生じる電圧が図2(c)に示すように所定の電圧Vt
に達すると、出力電圧を“L”レベルに立下げる。この
電圧監視回路33の出力電圧が“L”レベルに立下がる
と、スイッチ31がオフすると共に、インバータ34の
出力が“H”レベルとなってスイッチ32がオンし、電
源ライン8Bより与えられる通常電圧Vcc2が選択さ
れて励磁回路5に供給される。その後、定電流回路7の
作用により、励磁電流が一定に保たれ、基準抵抗13に
生じる電圧も一定となる。そして、この基準抵抗13に
生じる電圧が安定した状態で計測処理が行なわれる。以
下、同様の処理が繰り返される。
【0032】上記第1実施形態によれば、方形波励磁方
式により電磁コイル4a、4bを励磁すると共に、励磁
電流の極性を切替えた際に、励磁回路5への供給電圧を
大きくし、その後、定電流回路7の基準抵抗13に生じ
る電圧が所定の設定レベルに達した時に供給電圧を通常
の値に切替えるようにしているので、渦電流雑音を抑制
できると共に、励磁電流の立上がり特性を改善して応答
性を高めることができる。また、CPU27から出力さ
れる励磁パルスの周波数を高くしても、安定した励磁状
態に移行させて計測処理を正確に行なうことができる。
【0033】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に
係る励磁回路5部分のみの構成を示したもので、その他
の構成は第1実施形態と同じであるので省略している。
【0034】この第2実施形態では、定電流回路7の演
算増幅回路9に供給する設定電圧を切替えて励磁電流を
制御することにより、励磁電流の立上がり特性を改善し
ている。すなわち、定電流回路7において、電源ライン
11の供給電圧を直列接続の抵抗12a、12b、12
cにより分圧し、抵抗12cの両端に生じた電圧を演算
増幅回路9の+端子に供給している。そして、上記抵抗
12bに並列にバイパススイッチ41を設け、このバイ
パススイッチ41を電圧監視回路33の出力電圧により
切替え制御し、励磁電流の極性切替え時に励磁電流が増
加するように構成している。
【0035】上記の構成において、電圧監視回路33
は、上記励磁電流により基準抵抗13に生じる電圧を監
視し、上記したように励磁パルスによってリセットされ
た後、基準抵抗13に生じる電圧が所定の設定電圧Vt
に達するまでは“H”レベルの信号を出力する。この電
圧監視回路33の出力電圧が“H”レベルになると、バ
イパススイッチ41がオンし、抵抗12bを短絡する。
この結果、電源ライン11の供給電圧は、抵抗12aと
抵抗12cにより分圧されることになり、抵抗12cに
生じる電圧、つまり、演算増幅回路9に対する設定電圧
が上昇する。従って、演算増幅回路9の出力電圧が上昇
し、トランジスタ10に流れる電流、すなわち、電磁コ
イル4a、4bに対する励磁電流が増加する。そして、
基準抵抗13に生じる電圧が図2(c)に示すように所
定の設定電圧Vtに達すると、電圧監視回路33から出
力される信号が“L”レベルとなり、バイパススイッチ
41がオフする。これにより電源ライン11の供給電圧
は、3つの抵抗12a、12b、12cにより分圧さ
れ、抵抗12cに生じる電圧が低下し、通常の設定電圧
となる。その後、定電流回路7の作用により、励磁電流
が一定に保たれ、基準抵抗13に生じる電圧も一定とな
る。そして、この基準抵抗13に生じる電圧が安定した
状態で計測処理が行なわれる。
【0036】上記第2実施形態においても、第1実施形
態と同様に渦電流雑音を抑制できると共に、励磁電流の
立上がり特性を改善して応答性を高めることができる。
【0037】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態について説明する。図4は、本発明の第3実施形態に
係る励磁回路5部分のみの構成を示したもので、その他
の構成は第1実施形態と同じであるので省略している。
【0038】この第3実施形態では、定電流回路7にお
ける基準抵抗13の値を切替えて励磁電流を制御するこ
とにより、励磁電流の立上がり特性を改善している。す
なわち、定電流回路7における基準抵抗13を2つの抵
抗13a、13bに2分岐し、抵抗13bに並列に微少
抵抗13cとバイパススイッチ43の直列回路を設け、
このバイパススイッチ43を電圧監視回路33の出力電
圧により切替え制御して、励磁電流の極性切替え時に励
磁電流が増加するようにしている。
【0039】上記の構成において、電圧監視回路33
は、基準抵抗13に生じる電圧を監視し、励磁パルスに
よってリセットされた後、基準抵抗13に生じる電圧が
所定の設定電圧Vtに達するまでは“H”レベルの信号
を出力する。この電圧監視回路33の出力電圧が“H”
レベルになると、バイパススイッチ43がオンし、抵抗
13bに対し微少抵抗13cを並列に接続する。この結
果、抵抗13b、13cの並列合成値は非常に小さいも
のとなり、基準抵抗13は略抵抗13aのみの値とな
る。従って、バイパススイッチ43がオンすると、基準
抵抗13の値が小さくなり、トランジスタ10に流れる
電流、つまり、電磁コイル4a、4bの励磁電流が増加
する。そして、基準抵抗13に生じる電圧が図2(c)
に示すように所定の電圧Vtに達すると、電圧監視回路
33から出力される信号が“L”レベルとなり、バイパ
ススイッチ43がオフし、基準抵抗13は通常時の値に
戻る。その後、定電流回路7の作用によって励磁電流が
一定に保たれ、基準抵抗13に生じる電圧も一定とな
る。そして、この基準抵抗13に生じる電圧が安定した
状態で計測処理が行なわれる。
【0040】上記第3実施形態においても、第1実施形
態と同様に渦電流雑音を抑制できると共に、励磁電流の
立上がり特性を改善して応答性を高めることができる。
【0041】なお、上記各実施形態では、定電流回路7
内にトランジスタ10を設けたが、このトランジスタ1
0に代えてFET(電界効果トランジスタ)を用いても
良いことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、少
なくとも内側が絶縁体で形成された検出管に一対の電極
を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に
対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを方形
波励磁方式で励磁し、上記検出管内を流れる流体中で発
生する電圧を前記電極を介して計測する電磁流量計にお
いて、前記電磁コイルへの励磁極性を切替える毎に励磁
電流を一時的に増大させる励磁手段を設けているので、
渦電流雑音を抑制できると共に、励磁電流の立上がり特
性を改善して応答性を高めることができる。また、電磁
コイルを励磁する励磁信号の周波数を高くしても、安定
した励磁状態に移行させることが可能であり、応答性を
高めながら計測処理を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電磁流量計の構成
図。
【図2】同実施形態の動作を説明するための各部の信号
波形図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る電磁流量計の要部
構成図。
【図4】本発明の第3実施形態に係る電磁流量計の要部
構成図。
【図5】従来の電磁流量計の構成図。
【図6】従来の電磁流量計の動作を説明するための各部
の信号波形図。
【符号の説明】
1 検出管 2 流体 3a.3b 電極 4a.4b 電磁コイル 5 励磁回路 6 スイッチング回路 7 定電流回路 8、8A、8B、11 電源ライン 9、15a.15b 演算増幅回路 10 トランジスタ 13 基準抵抗 17 差動増幅回路 20a、20b 同期検出回路 22 流量変換回路 23 差動増幅回路 26 A/D変換回路 27 CPU 31.32 スイッチ 33 電圧監視回路 41、43 バイパススイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 靖史 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所内 Fターム(参考) 2F035 CA02 CB01 CB10 3E079 CD21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内側が絶縁体で形成された検
    出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記
    電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該
    電磁コイルを方形波励磁方式で励磁し、前記検出管内を
    流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測す
    る電磁流量計において、前記電磁コイルへの励磁極性を
    切替える毎に励磁電流を一時的に増大させる励磁手段を
    備えたことを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】 前記励磁手段は、電磁コイルへの励磁極
    性を切替える毎に励磁電圧を所定時間高電圧に切替えて
    励磁電流を一時的に増大させることを特徴とする請求項
    1記載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】 前記励磁手段は、電磁コイルへの励磁極
    性を切替えるスイッチング回路と、励磁電流を安定化す
    る定電流回路と、この定電流回路の電流制御用基準抵抗
    に生じる電圧を監視する電圧監視回路と、励磁極性の切
    替え毎に前記励磁用電圧を前記電圧監視回路の出力信号
    により高電圧側に切替えて励磁電流を増加させ、前記基
    準抵抗に生じる電圧が設定値に達したときに前記励磁用
    電圧を通常値に切替える切替手段とを具備したことを特
    徴とする請求項1記載の電磁流量計。
  4. 【請求項4】 前記励磁手段は、電磁コイルへの励磁極
    性を切替えるスイッチング回路と、励磁電流を安定化す
    る定電流回路と、この定電流回路の電流制御用基準抵抗
    に生じる電圧を監視する電圧監視回路と、励磁極性の切
    替え毎に前記定電流回路の電流値設定用電圧を前記電圧
    監視回路の出力信号により高電圧側に切替えて励磁電流
    を増加させ、前記基準抵抗に生じる電圧が設定値に達し
    たときに前記電流値設定用電圧を通常値に切替える切替
    手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の電磁
    流量計。
  5. 【請求項5】 前記励磁手段は、電磁コイルへの励磁極
    性を切替えるスイッチング回路と、励磁電流を安定化す
    る定電流回路と、この定電流回路の電流制御用基準抵抗
    に生じる電圧を監視する電圧監視回路と、励磁極性の切
    替え毎に前記基準抵抗を前記電圧監視回路の出力信号に
    より通常値より小さい値に切替えて励磁電流を増加さ
    せ、前記基準抵抗に生じる電圧が設定値に達したときに
    前記基準抵抗を通常値に切替える切替手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁流量計。
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