JP2000241217A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2000241217A
JP2000241217A JP11042683A JP4268399A JP2000241217A JP 2000241217 A JP2000241217 A JP 2000241217A JP 11042683 A JP11042683 A JP 11042683A JP 4268399 A JP4268399 A JP 4268399A JP 2000241217 A JP2000241217 A JP 2000241217A
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JP
Japan
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pass filter
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low
circuit
electrodes
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JP11042683A
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English (en)
Inventor
Toyoichi Uchida
豊一 内田
Yasushi Ito
靖史 伊藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドリフト等の影響を除去して高い安定性を得る
と共に計測精度を向上し得る電磁流量計を提供すること
を目的とする。 【解決手段】検出管1に一対の電極3a、3bを対向す
るように設けると共に、前記電極3a、3bの直角方向
に対向するように電磁コイルコイル4a、4bを設けて
該電磁コイルを励磁し、前記検出管1内を流れる流体中
で発生する電圧を前記電極3a、3bを介して計測す
る。この計測信号を差動増幅回路17で増幅し、ハイパ
スフィルタ19を介して零点補正回路31に入力する。
零点補正回路31は、ローパスフィルタ33で励磁回路
5の励磁周波数より低い周波数成分を取り出と共にロー
パスフィルタ通過時に遅れる時間だけ主信号を位相シフ
タ32で遅らせて位相補償する。そして、位相シフタ3
2の出力信号からローパスフィルタ33の出力信号を減
算器34で減算し、検出信号の直流変動を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば飲料等の流
体充填機械で充填する流体の流量を検出する電磁流量計
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体充填機械では、例えばガラスビン、
PETボトル等の容器に飲料等の流体を充填する際、充
填する流体の流量を流量計により計測し、その計測結果
に基づいて適量の流体が容器に充填されるように流量制
御を行なっている。上記流量計としては、電磁的に流量
を計測する電磁流量計がある。この従来の電磁流量計
は、図3に示すように構成されている。
【0003】図3において、1は流体流量を検出するた
めの検出管で、少なくとも内側が絶縁体で形成されてお
り、その流路中を例えば飲料等の流体2が流れる。上記
検出管1には、直径方向に流路に対して対称に、つま
り、対向するように一対の電極3a、3bが取り付けら
れている。また、検出管1の外側には、電極3a、3b
から90°シフトした位置で対向するように一対の電磁
コイル4a、4bが取り付けられる。この電磁コイル4
a、4bは、励磁回路5から励磁電流が供給される。
【0004】上記励磁回路5は、スイッチング回路6及
び定電流回路7により構成されている。スイッチング回
路6は、例えば半導体素子により構成される4つのスイ
ッチ素子6a〜6dがブリッジ接続されてなり、一端に
電源ライン8から直流電圧Vccが供給され、他端が定
電流回路7を介して接地される。そして、上記スイッチ
素子6a、6bの接続点とスイッチ素子6c、6dの接
続点との間に、上記電磁コイル4a、4bが直列に接続
される。上記スイッチング回路6は、スイッチ素子6a
と6d、スイッチ素子6bと6cがそれぞれ対をなして
動作するように、後述するCPU(マイクロコンピュー
タ)27から励磁パルスが与えられる。すなわち、スイ
ッチ素子6a、6bの制御端子には上記CPU27から
の励磁パルスがインバータ28を介して与えられ、スイ
ッチ素子6b、6cの制御端子には上記励磁パルスが直
接与えられる。
【0005】また、上記定電流回路7は、演算増幅回路
9と例えばNPN型のトランジスタ10を主体として構
成され、演算増幅回路9の+端子に電流値を設定する設
定電圧が与えられる。すなわち、電源ライン11に与え
られる直流電圧が抵抗12a、12bにより分圧され、
その分圧電圧が演算増幅回路9の+端子に入力される。
そして、演算増幅回路9の出力信号がトランジスタ10
のエミッタに入力される。このトランジスタ10は、コ
レクタがスイッチング回路6に接続され、エミッタが基
準抵抗13を介して接地されると共に演算増幅回路9の
−端子に接続される。上記定電流回路7は、トランジス
タ10のエミッタ電圧を演算増幅回路9に負帰還してス
イッチング回路6に一定の電流が流れるように制御して
いる。
【0006】そして、上記励磁回路5により電磁コイル
4a、4bが励磁されると、検出管1の電極3a、3b
に流体速度、磁場強度等に応じた電圧が誘起する。上記
電極3a、3bに誘起した電圧は、それぞれ抵抗及びコ
ンデンサからなるローパスフィルタ14a、14bを介
して演算増幅回路15a、15bに入力され、その出力
がそれぞれ抵抗16a、16bを介して差動増幅回路1
7に入力される。この差動増幅回路17は、+端子が抵
抗18aを介して接地され、出力端子と−端子との間に
抵抗18bが接続される。
【0007】上記差動増幅回路17の出力信号は、コン
デンサ及び抵抗からなるハイパスフィルタ19を介して
同期検出回路(サンプル/ホールド回路)20a、20
bに入力される。上記同期検出回路20a、20bは、
CPU27からアンド回路29、30を介して与えられ
るサンプリングパルスに同期して上記電極3a、3bへ
の誘起電圧を検出する。この場合、アンド回路29に
は、CPU27から出力される励磁パルスがインバータ
28を介して入力され、アンド回路30には直接入力さ
れる。すなわち、CPU27から出力される励磁パルス
が“H”レベルのときはアンド回路30のゲートが開い
てサンプリングパルスが同期検出回路20bへ送られ、
励磁パルスが“L”レベルのときはインバータ28の出
力が“H”レベルとなってアンド回路29のゲートが開
き、サンプリングパルスが同期検出回路20aへ送られ
るようになっている。
【0008】上記同期検出回路20a、20bの出力信
号は、それぞれ抵抗21a、21bを介して流量変換回
路22へ送られる。この流量変換回路22は、差動増幅
回路23を用いて構成され、+端子と接地間に可変抵抗
24が接続され、出力端子と−端子との間に可変抵抗2
5が接続される。上記可変抵抗24、25により、流量
変換回路22における変換量が調整される。
【0009】上記流量変換回路22の出力信号は、A/
D変換回路26によりA/D変換されてCPU27へ送
られる。このCPU27は、上記したように励磁パルス
及びサンプリングパルスを出力すると共に、A/D変換
回路26からの流量信号に応じて流体充填機械(図示せ
ず)へ制御信号を出力する。すなわち、CPU27は、
A/D変換回路26からサンプリングパルスに同期して
出力される流量を積算し、その積算した流量データを流
体充填機械へ出力すると共に、上記積算流量が所定の流
量に達した時、つまり、容器に充填した流量が適量に達
した時にバルブ閉信号を流体充填機械へ出力する。流体
充填機械は、上記バルブ閉信号が送られてくると、容器
に流体を供給している管のバルブを閉じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように検出管1
に磁界を印加して流体2の流量を計測する電磁流量計で
は、例えば検出管1の直径をd(m)、電磁コイル4
a、4bにより与えられる磁束密度をB(T)、導電性
のある流体2の流速をv(m/s)とし、かつ、磁界が
均一で検出管1内が軸対称流速分布の場合、流体2中に
発生する電圧e(v)は、次式で求められる。
【0011】 e=B・d・v ・・・(1) 従って、検出管1の電極3a、3bに誘起した電圧eを
計測すれば、一意的に流速vを求めることができ、この
流速vから流体2の流量を算出できる。
【0012】上記電極3a、3bに生じる電位は、流体
2との間に生じる電圧を示している。この場合、上記流
体2の移動により発生する信号電圧が数mVであるのに
対し、ノイズが数mVから数V程度発生するため、直流
では計測できず、通常交番磁界を電磁コイル4a、4b
に印加して計測する。しかし、交番磁界を用いると、電
磁誘導により En=−dφ/dt=−dBA/dt・・・(2) 但し、A:検出管1の断面積 なる起電力が電磁コイル4a、4bに発生する。つま
り、電磁コイル4a、4bに正弦波交流電流を印加した
場合、発生する磁束密度を B=B0 sin ωt ・・・(3) とすると、起電力Enは、 En=−AB0 cos ωt ・・・(4) となる。
【0013】これから分かるように電磁コイル4a、4
bの起電力Enは、信号成分とは90°の位相差があ
る。また、この電磁誘導電圧が、検出信号線−流体−電
極−検出信号線で構成される1ターンコイル側に印加さ
れると、この経路に渦電流が、液抵抗と電極の界面電気
2重層容量(インピーダンス:Rc)とで構成される1
次遅れ回路によって生じる。これは次の(5)式に示す
ように電磁誘導電圧Enの一次微分された形で印加され
る。
【0014】
【数1】
【0015】このため電磁流量計では、正弦波励磁方法
を用いて90°成分を除去しているが、渦電流により生
じる電圧Ecが同相ノイズとなり、除去しにくい。特に
電磁誘導により発生したノイズは短時間で零になるが、
渦電流により発生したノイズは充分に時間が経過しない
と零にならない。
【0016】このため最近では、周波数成分を無くし直
流とみなせるように、CPU27から周波数が数百Hz
以下の方形波を励磁パルスとして出力し、この励磁パル
スにより電磁コイル4a、4bを励磁して磁束密度が変
化しない区間を作り、渦電流により発生する電圧Ecを
無視できるようにし、且つ、この方形波励磁による一定
の電圧印加部分に同期して電圧を計測し、流量換算を行
なっている。すなわち、電磁コイル4a、4bで一定強
度の磁界を発生させるために、励磁回路5に設けたスイ
ッチング回路6により周期的に極性を切替えている。ま
た、磁界を安定させるために電磁コイル4a、4bに流
れる電流を一定にする様、定電流回路7にて電流フィー
ドバックを行ない、この電流フィードバックが正常に動
作している区間で流体2中に発生した電圧を計測してい
る。
【0017】上記のように方形波励磁方式を用いること
により、電極及び検出信号線等で構成される1ターンコ
イルにより誘起される直角位相雑音の影響を抑制できる
点で優れている。しかし、上記従来の電磁流量計では、
ハイパスフィルタ19の挿入により交流結合して大きな
直流成分を除去するようにしているので、安定性が悪
く、高い計測精度が得られないという問題があった。す
なわち、電磁流量計で使用している励磁周波数は数百H
z以下と比較的低周波であり、また、この方形波励磁に
伴う発生起電力信号成分も同じ周波数であるので、交流
結合だけでは中心値が安定するまで時間が掛かり、安定
性に欠けるという問題があった。また、電磁流量計で
は、絶縁性付着物によるノイズやスラリが電極に接触す
ることにより発生するノイズ、電気化学ノイズ等の影響
を受ける。更に、配管中には電荷が偏積したり、分極状
態が変化したりして、ドリフトやノイズ量を変化させる
要因にもなる。特に定量充填装置においては、洗浄工程
や液体の種類によって電極が汚染し易く、ノイズ発生の
原因となっている。
【0018】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、ドリフト等の影響を除去して高い安定性を
得ると共に計測精度を向上し得る電磁流量計を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も内側が絶縁体で形成された検出管に一対の電極を対向
するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向す
るように電磁コイルを設けて該電磁コイルを方形波励磁
方式で励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する
電圧を前記電極を介して計測する電磁流量計において、
前記電極の出力電圧を増幅する増幅手段と、この増幅手
段により増幅された信号から前記電磁コイルへの励磁周
波数より低い周波数成分を抽出するローパスフィルタ
と、前記増幅手段の出力信号を前記ローパスフィルタの
出力信号の位相に一致するように位相補償する位相シフ
タと、この位相シフタの出力信号から前記ローパスフィ
ルタの出力信号を減算して直流変動を補正する減算手段
と、この減算手段の出力信号に基づいて前記検出管内を
流れる流体の流量を算出する手段とを具備したことを特
徴とする。
【0020】第2の発明は、少なくとも内側が絶縁体で
形成された検出管に一対の電極を対向するように設ける
と共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイ
ルを設けて該電磁コイルを方形波励磁方式で励磁し、前
記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を
介して計測する電磁流量計において、前記電極の出力電
圧を増幅する増幅手段と、この増幅手段に交流結合して
信号を取り出す結合手段と、この結合手段の出力信号か
ら前記電磁コイルへの励磁周波数より低い周波数成分を
抽出するローパスフィルタと、前記増幅手段の出力信号
を前記ローパスフィルタの出力信号の位相に一致するよ
うに位相補償する位相シフタと、この位相シフタの出力
信号から前記ローパスフィルタの出力信号を減算して直
流変動を補正する減算手段と、この減算手段の出力信号
に基づいて前記検出管内を流れる流体の流量を算出する
手段とを具備したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る電磁流
量計の構成図である。この実施形態に係る電磁流量計
は、図3に示した電磁流量計において、ハイパスフィル
タ19と同期検出回路20a、20bとの間に零点補正
回路31を設けた構成となっている。その他は図3と同
様の構成であるので、同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0023】上記零点補正回路31は、図2に示すよう
に位相シフタ32と、ローパスフィルタ33及び減算器
34からなり、ハイパスフィルタ19の出力信号が位相
シフタ32及びローパスフィルタ33に入力される。こ
のローパスフィルタ33は、励磁回路5の励磁周波数よ
り低い周波数成分を取り出すためのもので、例えば励磁
回路5の励磁周波数が100Hzであった場合、カット
オフ周波数が10Hzの2次のローパスフィルタを使用
している。この場合、信号がローパスフィルタ33を通
過すると位相遅れが生じるので、このローパスフィルタ
通過時に遅れる時間だけ主信号を位相シフタ32により
遅らせて位相補償する。そして、位相シフタ32の出力
信号からローパスフィルタ33の出力信号を減算器34
にて減算して10Hz以下の周波数成分を除去し、直流
変動を補正する。その後、上記減算器34の出力信号を
同期検出回路20a、20bへ出力する。すなわち、零
点補正回路31は、差動増幅回路17の出力信号から1
0Hz以下の周波数成分を抽出し、この抽出した信号に
基づいて検出信号の直流変動を補正することにより、ド
リフトの影響を除いて零点補正を行なっている。
【0024】実験結果によれば、検出信号の直流変動は
数Hz以下の周波数成分を持っていることが確認され
た。従って、ローパスフィルタ33のカットオフ周波数
を10Hz程度に設定することにより、上記直流変動の
周波数成分を確実に抽出して補正することができる。ま
た、ローパスフィルタ33として2次のローパスフィル
タを使用した場合、励磁周波数の信号成分である100
Hzを40dB低減させることができる。このため位相
シフタ32とローパスフィルタ33の出力信号を減算器
34で減算処理した場合、励磁周波数である100Hz
の信号による影響を1%以下にすることができる。
【0025】上記のように零点補正回路31を設けて、
差動増幅回路17の出力信号から励磁周波数より低い周
波数成分例えば10Hz以下の周波数成分を抽出し、こ
の抽出信号に基づいて検出信号の直流変動を補正するこ
とにより、種々のドリフト要因に対して高速に追従させ
ることができ、ドリフトやノイズの影響を除いて零点補
正を確実に行なうことができる。
【0026】なお、上記実施形態では、差動増幅回路1
7の出力に対し、ハイパスフィルタ19を介して零点補
正回路31を接続し、交流結合後に零点補正を行なうよ
うにしたが、差動増幅回路17の出力信号を零点補正回
路31に直接入力して零点補正を行なうようにしても良
い。なお、上記実施形態で示したように交流結合後に零
点補正を行なうと、直流成分の補正量を小さくすること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、少
なくとも内側が絶縁体で形成された検出管に一対の電極
を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に
対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを方形
波励磁方式で励磁し、上記検出管内を流れる流体中で発
生する電圧を前記電極を介して計測する電磁流量計にお
いて、検出信号から励磁周波数より低い周波数成分を抽
出し、この抽出信号に基づいて検出信号の直流変動を補
正するようにしているので、種々のドリフト要因に対し
て高速に追従させることができ、ドリフトやノイズの影
響を除いて零点補正を確実に行ない、計測精度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電磁流量計の構成
図。
【図2】同実施形態における零点補正回路の構成を示す
図。
【図3】従来の電磁流量計の構成図。
【符号の説明】
1 検出管 2 流体 3a.3b 電極 4a.4b 電磁コイル 5 励磁回路 6 スイッチング回路 7 定電流回路 8、11 電源ライン 9、15a.15b 演算増幅回路 10 トランジスタ 13 基準抵抗 17 差動増幅回路 20a、20b 同期検出回路 22 流量変換回路 23 差動増幅回路 26 A/D変換回路 27 CPU 31 零点補正回路 32 位相シフタ 33 ローパスフィルタ 34 減算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内側が絶縁体で形成された検
    出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記
    電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該
    電磁コイルを方形波励磁方式で励磁し、前記検出管内を
    流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測す
    る電磁流量計において、 前記電極の出力電圧を増幅する増幅手段と、この増幅手
    段により増幅された信号から前記電磁コイルへの励磁周
    波数より低い周波数成分を抽出するローパスフィルタ
    と、前記増幅手段の出力信号を前記ローパスフィルタの
    出力信号の位相に一致するように位相補償する位相シフ
    タと、この位相シフタの出力信号から前記ローパスフィ
    ルタの出力信号を減算して直流変動を補正する減算手段
    と、この減算手段の出力信号に基づいて前記検出管内を
    流れる流体の流量を算出する手段とを具備したことを特
    徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】 少なくとも内側が絶縁体で形成された検
    出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記
    電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該
    電磁コイルを方形波励磁方式で励磁し、前記検出管内を
    流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測す
    る電磁流量計において、 前記電極の出力電圧を増幅する増幅手段と、この増幅手
    段に交流結合して信号を取り出す結合手段と、この結合
    手段の出力信号から前記電磁コイルへの励磁周波数より
    低い周波数成分を抽出するローパスフィルタと、前記増
    幅手段の出力信号を前記ローパスフィルタの出力信号の
    位相に一致するように位相補償する位相シフタと、この
    位相シフタの出力信号から前記ローパスフィルタの出力
    信号を減算して直流変動を補正する減算手段と、この減
    算手段の出力信号に基づいて前記検出管内を流れる流体
    の流量を算出する手段とを具備したことを特徴とする電
    磁流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9551602B2 (en) 2015-02-03 2017-01-24 Azbil Corporation Electromagnetic flow meter and magnetic excitation control method

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US9551602B2 (en) 2015-02-03 2017-01-24 Azbil Corporation Electromagnetic flow meter and magnetic excitation control method

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