JP2000240353A - 窓開閉制御装置 - Google Patents

窓開閉制御装置

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JP2000240353A
JP2000240353A JP11048026A JP4802699A JP2000240353A JP 2000240353 A JP2000240353 A JP 2000240353A JP 11048026 A JP11048026 A JP 11048026A JP 4802699 A JP4802699 A JP 4802699A JP 2000240353 A JP2000240353 A JP 2000240353A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓開口内の全域において窓枠と窓ガラスとの
間に存在する異物をいち早く検出しかつ小さな異物であ
っても確実に検出して挟み込みを防止できる窓開閉制御
装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 位置判定回路13により窓ガラス4の位
置が第1所定位置P1より窓開口3を閉じる側に位置す
ると判断された場合であって、かつ感圧センサ7から圧
力検出信号7aが出力されたときには、異物が挟み込ま
れたものと判断してモータ反転指令回路17に向けて第
1ANDゲート14から挟み込み検出信号14aが出力
される。一方、位置判定回路13により窓ガラス4の位
置が第1所定位置P1より窓開口3を開く側に位置する
と判断された場合であって、かつ速度変化率検出回路1
1から負荷検出信号11aが出力されるか、或いは感圧
センサ7から圧力検出信号7aが出力されるかのいずれ
か一方のときに、異物が挟み込まれたものと判断してモ
ータ反転指令回路17に向けて第2ANDゲート15か
ら挟み込み検出信号15aが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓開閉制御装置に
係り、特に車両のパワーウインドウやサンルールーフ
等、窓開口内における異物挟み込みを防止できる窓開閉
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の窓開閉制御装置(パワ
ーウインドウ装置)には、窓開口を形成する窓枠と窓ガ
ラスとの間に異物が挟み込まれたことを検出し、挟み込
み検出信号に基づいてモータ(パワーウインドモータ)
の回転を中断させる、所謂挟み込み防止機能を備えるも
のが知られている。挟み込み防止手段としては、車両の
窓枠に沿って感圧センサを配設し、例えば、この感圧セ
ンサに加わる負荷に応じて変化する抵抗値が所定値より
も大きくなったときに挟み込みが発生したとみなす直接
検出方式や、窓ガラスを開閉駆動させるパワーウインド
ウモータの駆動電流或いは回転数を検出し、モータ駆動
電流が所定値よりも大きくなったとき或いはモータの回
転数が所定値より小さくなったときに挟み込みが発生し
たとみなす間接検出方式が知られている。そして、上記
直接検出方式、間接検出方式によって発生する挟み込み
検出信号に基づきパワーウインドモータに対して窓ガラ
スの閉方向への移動を中断(反転或いは停止)させるよ
う制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、感圧センサを
用いた直接検出方式においては、窓ガラスが閉方向に移
動中、異物が窓ガラス上端(窓ガラスの閉方向側周縁)
に接触しているにもかかわらず、窓ガラスが上昇移動し
続けて異物が感圧センサを押圧するまでの間、挟み込み
を検出することは不可能である。即ち、挟み込みを未然
に防止することができないという欠点がある。
【0004】一方、パワーウインドウモータの駆動電流
或いは回転数から検出する間接検出方式においては、閉
方向へ移動中の窓ガラスの摺動摩擦抵抗により安定した
挟み込み検出ができない場合がある。詳しくは、車両に
おいては窓枠と窓ガラスとの隙間をシールするためのウ
エザストリップ(窓枠の一部を構成)が配設されている
ため、窓ガラスが閉じる際、窓ガラスがウエザストリッ
プに接触し始めてから完全に閉じ切るまでの間(窓ガラ
ス全閉直前)に窓ガラスとウエザストリップとの間に摺
動摩擦力が発生し、該摺動摩擦力によりモータ駆動電流
が増大したり、モータ回転数が減少したりして異物が挟
み込まれていないにもかかわらず挟み込みが発生したも
のと誤判断してしまうという欠点がある。
【0005】そこで、従来から窓ガラス閉じ切り直前で
は異物挟み込みと判断しないようマスク処理を施し、窓
ガラス全閉直前を不感帯領域としている。なお、車両の
パワーウインドウ装置においては、窓ガラスとウエザス
トリップとの間に摺動摩擦力が発生する領域は、窓ガラ
ス全閉位置から例えば約30mm手前からであり、この
領域を不感帯領域としている。このため、薄手の異物や
外形の小さな異物を挟み込んでもこの検出が困難であ
る。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、窓開口内の全
域において窓枠と窓ガラスとの間に存在する異物をいち
早く検出しかつ小さな異物であっても確実に検出して挟
み込みを防止できる窓開閉制御装置を得ることが目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、車両の窓開口内を移動する窓体
と、前記窓体を移動させて前記窓開口を開閉する駆動手
段と、前記駆動手段に加わる駆動負荷を検出する負荷検
出手段と、窓開口を構成する窓枠に沿って配設され、前
記窓枠に作用する外力を感知する感知手段と、前記窓体
の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段に
より検出された前記窓体の検出位置が第1所定位置より
前記窓開口を閉じる側に位置すると判断された場合であ
って、前記感知手段により感知された感知外力が所定値
を越えたときに前記窓体の閉方向への移動を中断するよ
うに前記駆動手段を制御する第1制御手段と、前記位置
検出手段により検出された前記窓体の検出位置が前記第
1所定位置より前記窓開口を開く側に位置すると判断さ
れた場合であって、前記負荷検出手段により検出された
駆動負荷が所定値を越えるか、或いは前記感知手段によ
り感知された感知外力が所定値を越えるかのいずれか一
方のときに前記窓体の閉方向への移動を中断するように
前記駆動手段を制御する第2制御手段と、を備えること
を特徴としている。
【0008】請求項1によれば、位置検出手段により検
出された窓体の検出位置が第1所定位置より窓開口を閉
じる側に位置すると判断された場合であって、感知手段
により感知された感知外力が所定値を越えた時に窓体の
閉方向への移動を中断する。また、位置検出手段により
検出された窓体の検出位置が第1所定位置より窓開口を
開く側に位置すると判断された場合であって、負荷検出
手段により検出された駆動負荷が所定値を越えるか、或
いは感知手段により感知された感知外力が所定値を越え
るかのいずれか一方のときに窓体の閉方向への移動を中
断する。
【0009】これにより、第1所定位置を前述した窓体
の閉じ切り直前、即ち、窓体が窓枠(ウエザストリッ
プ)に接触し始める位置に設定することによって、第1
所定位置から窓体全閉位置までの間に窓ガラスとウエザ
ストリップとの間に摺動摩擦力が発生し、該摺動摩擦力
によりモータ駆動電流が増大したり、モータ回転数が減
少したりしても、感知手段が窓枠に加わる外力を感知す
るため、小さな異物であっても確実に検出して挟み込み
を防止できる。
【0010】一方、第1所定位置より開く側に窓体が位
置している場合、負荷検出手段により検出された駆動負
荷が所定値を越えるか、或いは感知手段により感知され
た感知外力が所定値を越えるかのいずれか一方で窓体の
閉方向への移動が中断される。即ち、窓枠及び窓体のい
ずれかに加わる外力のうち、先に検出された検出結果に
基づいて窓体の移動を中断するため、窓開口内に存在す
る異物をいち早く検出することができる。なお、本請求
項1における窓体の移動の中断とは、窓体の移動を停止
或いは開方向への移動に切り替わる反転移動を意味す
る。
【0011】本発明の請求項2は、前記駆動手段は、前
記第1制御手段又は前記第2制御手段に応じて前記窓体
を開方向へ移動させ、前記位置検出手段により検出され
た前記窓体の検出位置が第2所定位置に達したと判断さ
れたときに前記窓体の開方向への移動を停止するように
前記駆動手段を制御する第3制御手段を備えることを特
徴としている。
【0012】請求項2によれば、挟み込みが検出され駆
動手段により窓体が開方向へ移動(反転)される。そし
て、開方向に移動された窓体が第2所定位置に達すると
窓体の移動が停止される。即ち、第2所定位置を窓開口
の移動範囲内に設定することで、反転移動する窓体は全
開位置まで移動することなく窓開口の途中位置で停止す
る。そのため、挟み込み検出後、窓体が反転しても車両
外部への乗員の飛び出しを防止することができる。
【0013】なお、上記第2所定位置は、請求項3に記
載の発明の如く第1所定値よりも窓開口を開く側に位置
するよう設定するのが好ましい。さらに、第2所定位置
を予め固定された位置としてもよい。逆に、窓体の閉移
動開始位置を記憶する開始位置記憶手段を設け、第2所
定位置を前記閉移動開始位置に逐次変更できるようにし
てもよい。
【0014】一方、請求項4に記載の発明の如く、窓体
の閉方向への移動をマニュアル閉作動及びオート閉作動
のいずれかに選択可能な選択手段を設け、選択手段によ
りオート閉作動が選択された場合には、前記第1制御手
段或いは前記第2制御手段からの指令信号に基づいて駆
動手段を制御し、選択手段によりマニュアル閉作動が選
択された場合には、窓開口内全域において負荷検出手段
により検出された駆動負荷が所定値を越えたときのみ窓
体の閉方向への移動を中断するように駆動手段を制御し
てもよい。
【0015】また、請求項5に記載の発明の如く、選択
手段によりオート閉作動が選択された場合には、前記第
1制御手段或いは前記第2制御手段からの指令信号に基
づいて駆動手段を制御し、選択手段によりマニュアル閉
作動が選択された場合には、窓開口内全域において駆動
負荷を検出する負荷検出手段からの駆動負荷検出信号及
び感知手段からの感知信号を無視して窓体の閉方向への
移動を行うように駆動手段を制御してもよい。
【0016】なお、上記請求項1から請求項5に係る発
明において、請求項6に記載の発明の如く駆動手段をモ
ータとし、位置検出手段によってモータの回転数をカウ
ントし、該回転数に応じた窓体の位置を検出するように
してもよい。これにより、挟み込みの検出が容易となる
と共に、窓体の位置(上記第1所定位置乃び第2所定位
置)を容易に設定及び検出可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、第1実施形態に係るパワーウ
インドウシステムの概略構成を示し、1は車両ドアであ
り、2は窓開口3を構成するウエザストリップを含む窓
枠である。また、4は窓開口3内で移動して窓開口3を
開閉する窓ガラス(窓体)であり、窓ガラス4は図示し
ないバッテリーから電力を得て回転するパワーウインド
ウモータ5(駆動手段)によって窓開口3内を開閉移動
する。
【0018】また、6はパワーウインドウモータ5(以
下、モータ5と称す)の回転数を検出する回転センサで
あり、7は窓枠2のうち窓ガラス4の移動方向に対して
傾斜した前辺部(Aピラー部)2a、窓ガラス4の移動
方向に対して略直交する上辺部2b、上辺部2bから略
垂直方向に延ばされた後辺部(Bピラー部)2cに渡っ
て配設され窓枠2に作用する外力を感知する感圧センサ
(感知手段)である。そして、回転センサ6の検出信号
及び感圧センサ7の検出信号は、モータ5の作動を制御
する制御回路10に入力される。
【0019】ここで、図3に示すように、上記感圧セン
サ7は、ゴムや軟質の合成樹脂材料等、絶縁性を有する
弾性材によって長尺状に形成されたセンサ本体を構成す
る外皮部72を備えている。この外皮部72の内部には
断面十字形状の十字孔74が外皮部72の長手方向に沿
って形成されている。この十字孔74は外皮部72の長
手方向に沿って外皮部72の中心周りに漸次変位してい
る。また、外皮部72の内部には銅線等の導電性細線を
寄り合わせることにより可撓性を有し、外皮部72と共
にセンサ本体を構成する電極76,78,80,82が
設けられている。
【0020】これら電極76,78,80,82は十字
孔74に沿って螺旋状に配設され、十字孔74の内周部
へ一体に固着されている。したがって、外皮部74が弾
性変形することで電極76,78,80,82が撓み、
特に、十字孔74が潰れる程度に外皮部72が弾性変形
すれば、電極76,78,80,82のうちの任意の何
れか、或いは全てが接触して導通する。また、外皮部6
4が復元すれば電極76,78,80,82もまた復元
する。
【0021】また、図4の回路図に示されるように、電
極76と電極80は長手方向一端部で導通しており、電
極78と電極82もまた長手方向一端部で導通してい
る。また、電極70と電極78は長手方向他端部で抵抗
84を介して導通している。さらに、電極76,82の
各々の長手方向他端部はリード線を介して図示しないバ
ッテリーへ接続されている。但し、電極82だけは、所
定値以上の電流が流れると信号を出力する判定手段とし
ての電流検出素子88が接続されている。
【0022】すなわち、電極76から電極78,80を
介して電極82へ流れる電流は、通常、抵抗を介して流
れるが、仮に、外皮部72が押し潰されて電極76又は
電極80が電極78又は電極82と接触して短絡する
と、電流は抵抗84を介さずに流れるため、例えば一定
の電圧でこの回路に電流を流していれば電流値が変化し
て回路中に流れる電流が増加する。このように、電流が
増加して電流検出素子88から圧力検出信号7aが出力
されることで外皮部72が押し潰されたか否か、つまり
感圧センサ7に外力が作用したか否かを検知できる。
【0023】一方、上記回転センサ6は位置検出手段を
構成する。回転センサは、例えばモータ5の減速ギヤの
側面等に配設され、詳しくは、図5に示すように、絶縁
性を有する円盤状のベース61と、ベース61上に固定
され導電性のシート部材から成るパルスプレート62と
を備えている。パルスプレート62には略円盤形状の円
盤部64が形成されている。この円盤部64はモータ5
の出力軸5aに同軸的に連結され出力軸5aと共に回転
する。また、円盤部64にはコンタクトプレート102
が摺接している。
【0024】さらに、円盤部64の外周部からは所定角
度毎に間隔をおいて複数の突起部68が放射状に突出形
成されている。これら突起部68の回転軌跡上にはコン
タクトプレート100の先端部が位置しており、パルス
プレート62がモータ出力軸5aと共に回転して突起部
68の何れか1つがコンタクトプレート100の先端部
と対向すると、その突起部68とコンタクトプレート1
00が接触して導通し、これによりコンタクトプレート
100がパルスプレート62を介してコンタクトプレー
ト102と導通する。
【0025】コンタクトプレート100,102の基端
部は電源に電気的に接続されており、上述した導通状態
の場合のみに電流が流れる。したがって、出力軸5aが
回転すると断続的に電流が流れ、このときの電圧がパル
ス電圧となる。このパルス電圧のパルス数(導通回数)
はコンタクトプレート100と電源との間に設けられた
パルスカウンタ106によって計数される。図5に示さ
れるように、パルスカウンタ106は位置検出回路12
(位置検出手段)へ接続されている。位置検出回路12
ではパルスカウンタ106で計数されたパルス数に相当
するパルス信号6aを基に窓ガラス4の位置を算出す
る。即ち、窓ガラス4の移動量は、モータ5の回転数に
比例する。この回転数を知ることで窓ガラス4の位置を
知ることができる。
【0026】ここで、本実施形態のパワーウインドシス
テムにおける駆動制御を論理回路を用いて説明する。
【0027】図2は、制御回路10の制御作動を示す論
理回路図である。回転センサ6から出力されたパルス信
号6aは、このパルス信号6aに基づいてモータ5の回
転速度の変化率を求める速度変化率検出回路11(負荷
検出手段)及びパルス信号6aに基づいて窓ガラス4の
位置(窓ガラス4の閉方向側先端の位置)を求める位置
検出回路12に入力される。また、位置検出回路82で
求められた窓ガラス4の位置に相当する位置検出信号1
2aは、窓ガラス4が所定位置に達しているか否かを判
定する位置判定回路13に入力される。
【0028】位置判定回路13は、窓ガラス4の位置
が、予め設定された第1所定位置P1より窓開口3を閉
じる側、つまり上領域に位置すると判定した場合には、
第1ANDゲート14に向けて上領域信号13aを出力
する。一方、窓ガラス4の位置が、上記第1所定位置P
1より窓開口3を開く側、つまり下領域に位置すると判
断した場合には第2ANDゲート15に向けて下領域信
号13bを出力する。
【0029】上記速度変化率検出回路11は、モータ5
の回転速度の変化率、即ち、窓ガラス4の移動速度の変
化率が所定値を越えたときに、モータ5の駆動負荷が所
定値を越えたものとみなしてORゲート16に向けて負
荷検出信号11aを出力する。そして、ORゲート16
から出力される結果は第2ANDゲート15に入力され
るようになっている。
【0030】また、窓枠2に配設された感圧センサ7か
らの圧力検出信号7aは、上記第1ANDゲート14及
び上記ORゲート16に入力される。つまり、負荷検出
信号11a及び圧力検出信号7aのいずれか一方の信号
が上記ORゲート16から第2ANDゲート15へ向け
て出力される。
【0031】さらに、本実施形態に係るパワーウインド
システムは、車室内に設けられた窓開閉スイッチ20を
備えている。窓開閉スイッチ20は、既知のマニュアル
アップ作動機構(スイッチをアップ側に1段操作すると
モータ5が窓ガラス4を閉移動させ、スイッチから手を
離せばモータ5の回転は停止する)及びオートアップ作
動機構(スイッチをアップ側に2段階操作するとモータ
5が窓ガラス4を閉移動させ、スイッチから手を離して
も全閉位置までオートアップする)の何れかを選択可能
とされており、作動判定回路22はマニュアルアップ動
作及びオートアップ動作の何れかが選択されたかを判定
する。そして、動作判定回路22は、オートアップ動作
が選択された場合、第1ANDゲート14と第2AND
ゲート15に向けてオート動作信号22aを出力する。
一方、マニュアルアップ動作が選択された場合、第3A
NDゲート24に向けてマニュアル動作信号22bを出
力する。また、第3ANDゲート24には速度変化率検
出回路11から負荷検出信号11aが入力される。
【0032】以上、説明した論理回路に基づき第1AN
Dゲート14、第2ANDゲート15及び第3ANDゲ
ート24からの各出力結果が、場合に応じてモータ反転
指令回路17に入力される。モータ反転指令回路17は
モータ駆動回路18に接続されている。
【0033】次に、上記論理回路に基づいて本実施形態
の作用をパワーウインドウのオートアップ動作時、マニ
ュアルアップ動作時の各場合に分けて説明する。
【0034】(オートアップ動作時)回転センサ6から
のパルス信号6aに基づき位置検出回路12により窓ガ
ラス4の位置が検出される。そして、位置判定回路13
により窓ガラス4の位置が第1所定位置P1より窓開口
3を閉じる側(上領域)に位置すると判断された場合で
あって、かつ感圧センサ7から圧力検出信号7aが出力
されたときには、異物が挟み込まれたものと判断してモ
ータ反転指令回路17に向けて第1ANDゲート14か
ら挟み込み検出信号14aが出力される。そして、モー
タ反転指令回路17から出力されるモータ反転信号17
aに基づきモータ駆動回路18がモータ5の回転を反転
或いは停止させ、窓ガラス4の閉方向への移動を中断さ
せる。
【0035】これにより、第1所定位置P1を窓ガラス
4の閉じ切り直前、即ち、窓ガラス4が窓枠2を構成す
るウエザストリップに接触し始める位置に設定しておく
ことによって、第1所定位置P1から窓ガラス全閉位置
までの間に窓ガラス4とウエザストリップとの間に摺動
摩擦力が発生し、該摺動摩擦力によりモータ5の駆動電
流が増大したり、モータ5の回転数が減少したりして
も、感知センサ7が窓枠2に加わる外力を感知するた
め、小さな異物であっても確実に検出して挟み込みを防
止できる。ここで、車両のパワーウインドシステムの場
合、第1所定位置P1を窓ガラス全閉位置から約20〜
30mm手前(開方向側)に設定するのが好ましい。
【0036】一方、位置判定回路13により窓ガラス4
の位置が第1所定位置P1より窓開口3を開く側(下領
域)に位置すると判断された場合であって、かつ速度変
化率検出回路11から負荷検出信号11aが出力される
か、或いは感圧センサ7から圧力検出信号7aが出力さ
れるかのいずれか一方のときに、異物が挟み込まれたも
のと判断してモータ反転指令回路17に向けて第2AN
Dゲート15から挟み込み検出信号15aが出力され
る。そして、モータ反転指令回路17から出力されたモ
ータ反転信号17aに基づきモータ駆動回路18がモー
タ5の回転を反転或いは停止させ、窓ガラス4の閉方向
への移動を中断させる。
【0037】これにより、窓枠2及び窓ガラス4のいず
れかに加わる外力のうち、先に検出された検出結果(圧
力検出信号7a及び負荷検出信号11aのいずれか一
方)に基づいて窓ガラス4の移動が中断されるため、窓
開口3内に存在する異物をいち早く検出することができ
る。
【0038】(マニュアルアップ動作時)窓開口3の全
域において、回転センサ6からのパルス信号6aに基づ
き速度変化率検出回路11から負荷検出信号11aが出
力されたときのみ、異物が挟み込まれたものと判断して
モータ反転指令回路17に向けて第3ANDゲート24
から挟み込み検出信号24aが出力される。そして、モ
ータ反転指令回路17から出力されたモータ反転信号1
7aに基づきモータ駆動回路18がモータ5の回転を反
転或いは停止させ、窓ガラス4の閉方向への移動を中断
させる。
【0039】以上説明したように、本発明の第1実施形
態は、窓開口3の全域において窓枠2と窓ガラス4との
間に存在する異物をいち早く検出しかつ小さな異物であ
っても確実に検出して挟み込みを防止できる。しかも、
オートアップ動作時は勿論のことマニュアルアップ動作
時にも確実に異物挟み込みを防止できるといった優れた
効果を有する。また、従来から不感帯領域としてマスク
処理が行われていた窓枠2の後辺部2c(Bピラー部)
にも感圧センサ7が配設されているため、窓枠2の全周
に渡って異物挟み込みを防止できる。
【0040】次に、本発明に係る第2実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、上記第1実施形態と同一の部
材には同じ符号を付しその説明を省略する。 〔第2実施形態〕図6に示すように、本第2実施形態
は、マニュアルアップ動作時に、窓開口3全域において
速度変化率検出回路11からの負荷検出信号11a及び
感圧センサ7からの圧力検知信号7aの両者を無視して
窓体4の閉方向への移動を継続して行うようにモータ5
を制御したことを特徴としている。つまり、オートアッ
プ動作時には上記第1実施形態と同じ制御が行われるも
のの、マニュアルアップ動作時には、負荷検出信号11
a及び圧力検知信号7aをキャンセルしてマニュアルア
ップ動作を窓開口3全域に渡って優先操作させている。
これにより暴漢対策に貢献できる。
【0041】次に、本発明に係る第3実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、上記実施形態と同一の部材に
は同じ符号を付しその説明を省略する。 〔第3実施形態〕本発明の第3実施形態は、異物挟み込
みを検出してモータ5が反転移動した後の窓ガラス4の
駆動制御に関する。詳しくは、図7に示すように、窓開
口3内の上記第1所定位置P1より窓開方向側に、第2
所定位置P2が予め設定されている。そして、上記第1
実施形態及び第2実施形態に記載の如く、異物挟み込み
が検出され、モータ5が窓ガラス4を開方向側に移動
(反転)し、窓ガラス4(窓ガラス4の閉方向側周縁)
が第2所定位置P2に達したと判断されたときに、窓ガ
ラス4の開方向への移動を停止するように制御するもの
である。
【0042】図8に示すように、異物挟み込みが検出さ
れると第4ANDゲート26にモータ反転信号17bが
入力される。一方、反転移動する窓ガラス4が所定位置
P2に達すると位置検出信号13cが第4ANDゲート
26に入力される。そして、第4ANDゲート26から
の出力信号はモータ停止回路28に入力され、該モータ
停止回路28からの出力信号に応じてモータ駆動回路1
8はモータ5を停止させる。よって、反転した窓ガラス
4は所定位置P2に停止する。ここで、所定位置P2
は、例えば全閉位置から約15〜20cm開方向側(人
の首や頭よりも大きいとされる間隔)に設定され、上述
した所定位置P1よりも十分に開方向側に位置するよう
設定するのが好ましい。これにより、異物挟み込みを検
出し窓ガラス4が反転しても、窓ガラス4は窓開口3の
途中位置にて停止するため、反転後、車両外部への乗員
の飛び出しを防止できる。
【0043】また、本第3実施形態の他の例として、窓
ガラス4の閉移動開始位置を記憶しておく記憶手段を設
け、異物挟み込みにより反転移動する窓ガラス4が、上
記閉移動開始位置に達すると自動的にモータ5を停止す
るようにしてもよい。
【0044】上記第1〜第3実施形態において、回転セ
ンサ6からのパルス信号6aに応じた窓ガラス4の位置
を検出するようにしているため、挟み込みの検出が容易
となると共に、窓ガラス4の位置(上記第1所定位置乃
び第2所定位置)を容易に設定及び検出できる。また、
窓ガラス4の位置検出手段、モータ5の負荷検出手段と
して摺動接点式の回転センサ6を用いたが、これに限ら
ず、ホールICや光センサ等によりモータ5の回転数を
検出してもよい。さらに、第1〜第3実施形態におい
て、パワーウインドウシステムを例にとって説明した
が、これに限らず本発明の窓開閉制御装置は、車両のサ
ンルーフシステム等、スライド移動する開閉体を備える
システムに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパワーウインドウ
システムの模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る制御回路の制御作
動を示す論理回路図である。
【図3】感圧センサの構成を示す斜視図である。
【図4】感圧センサの構成を示す回路図である。
【図5】位置検出手段の構成を示す模式図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る制御回路の制御作
動を示す論理回路図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るパワーウインドウ
システムの模式図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る制御回路の制御作
動を示す論理回路図である。
【符号の説明】 2…窓枠、3…窓開口、4…窓ガラス(窓体)、5…モ
ータ(駆動手段) 6…回転センサ(位置検出手段、負荷検出手段)、7…
感圧センサ(感知手段)、10…制御回路、11…速度
変化率検出回路(負荷検出手段)、12…位置検出回路
(位置検出手段)、20…窓開閉スイッチ(選択手段) P1…第1所定位置、P2…第2所定位置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の窓開口内を移動する窓体と、前記
    窓体を移動させて前記窓開口を開閉する駆動手段と、前
    記駆動手段に加わる駆動負荷を検出する負荷検出手段
    と、窓開口を構成する窓枠に沿って配設され、前記窓枠
    に作用する外力を感知する感知手段と、前記窓体の位置
    を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検
    出された前記窓体の検出位置が第1所定位置より前記窓
    開口を閉じる側に位置すると判断された場合であって、
    前記感知手段により感知された感知外力が所定値を越え
    たときに前記窓体の閉方向への移動を中断するように前
    記駆動手段を制御する第1制御手段と、前記位置検出手
    段により検出された前記窓体の検出位置が前記第1所定
    位置より前記窓開口を開く側に位置すると判断された場
    合であって、前記負荷検出手段により検出された駆動負
    荷が所定値を越えるか、或いは前記感知手段により感知
    された感知外力が所定値を越えるかのいずれか一方のと
    きに前記窓体の閉方向への移動を中断するように前記駆
    動手段を制御する第2制御手段と、を備えることを特徴
    とする窓開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記第1制御手段又は
    前記第2制御手段に応じて前記窓体を開方向へ移動さ
    せ、前記位置検出手段により検出された前記窓体の検出
    位置が第2所定位置に達したと判断されたときに前記窓
    体の開方向への移動を停止するように前記駆動手段を制
    御する第3制御手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の窓開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第2所定位置は、前記第1所定位置
    よりも前記窓開口を開く側に位置することを特徴とする
    請求項2に記載の窓開閉制御装置。
  4. 【請求項4】 前記窓体の閉方向への移動をマニュアル
    閉作動及びオート閉作動のいずれかに選択可能な選択手
    段を備え、前記選択手段によりオート閉作動が選択され
    た場合には、前記第1制御手段或いは前記第2制御手段
    からの指令信号に基づいて前記駆動手段を制御し、前記
    選択手段によりマニュアル閉作動が選択された場合に
    は、前記窓開口内全域において前記負荷検出手段により
    検出された駆動負荷が所定値を越えたときのみ前記窓体
    の閉方向への移動を中断するように前記駆動手段を制御
    すること特徴とする請求項1記載の窓開閉制御装置。
  5. 【請求項5】 前記窓体の閉方向への移動をマニュアル
    閉作動及びオート閉作動のいずれかに選択可能な選択手
    段を備え、前記選択手段によりオート閉作動が選択され
    た場合には、前記第1制御手段或いは前記第2制御手段
    からの指令信号に基づいて前記駆動手段を制御し、前記
    選択手段によりマニュアル閉作動が選択された場合に
    は、前記窓開口内全域において駆動負荷を検出する負荷
    検出手段からの駆動負荷検出信号及び前記感知手段から
    の感知信号を無視して前記窓体の閉方向への移動を行う
    ように前記駆動手段を制御すること特徴とする請求項1
    記載の窓開閉制御装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段はモータを成し、前記位置
    検出手段は前記モータの回転数をカウントし、該回転数
    に応じた前記窓体の位置を検出することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の窓開閉制御
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168049A (ja) * 2000-09-25 2002-06-11 Tokai Rika Co Ltd ウインドウガラスの挟み込み有無検出装置
JP2006316564A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Shiroki Corp 安全装置
JP2016148151A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 アスモ株式会社 車両窓開閉装置

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